JPH04212881A - リボンカセットの摩擦巻取り装置 - Google Patents

リボンカセットの摩擦巻取り装置

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Publication number
JPH04212881A
JPH04212881A JP40031590A JP40031590A JPH04212881A JP H04212881 A JPH04212881 A JP H04212881A JP 40031590 A JP40031590 A JP 40031590A JP 40031590 A JP40031590 A JP 40031590A JP H04212881 A JPH04212881 A JP H04212881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
winding
felt
ribbon
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40031590A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Tajiri
田尻 勝身
Nobuhiro Senno
仙野 暢宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP40031590A priority Critical patent/JPH04212881A/ja
Publication of JPH04212881A publication Critical patent/JPH04212881A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
                         
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンターに用いられる
熱転写フィルムやインクリボンを収納したリボンカセッ
トの摩擦巻取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にリボンカセットを用いるプリンタ
ーのキャリッジ部は図2に示すように構成されている。 以下説明すると、図中の21はキャリッジであり、1対
のキャリッジシャフト19,20の上で摺動自在に案内
され矢印Aの方向に駆動される。キャリッジ21にはサ
ーマルヘッド17が取り付けられており、印字時はプラ
テン18との間に紙を挟んでプラテン18を押圧してお
り、非印字時はプラテン18から離れている。前記キャ
リッジ21上にはリボンカセット1が組み合わされてお
り、このリボンカセット1は供給コア15と巻取りコア
16を有しており、供給コア15の上に巻かれた熱転写
フィルムあるいはインクリボン(以下リボン)2はサー
マルヘッド17を経由して巻取りコア16で巻取られる
。一方、回転軸3に圧入された回転プーリ4により巻取
りコア16に回転力が伝達される。キャリッジ21は印
字速度で矢印Aの方向に動くので、リボン2は上記印字
速度と同じか、やや大きい線速度で巻取る必要がある。 しかし、巻取りコア16上のリボンの直径は巻取りと共
に変化するので、巻取りコア16の回転速度が一定とす
るとリボン2の巻取り速度が変化してしまう。この不具
合を避けるため、通常回転軸3を所要の速度よりやや大
きな速度で回転させ、回転軸と巻取りコア16との間に
摩擦による動力伝達機構を設け、この摩擦機構部で適当
な滑りを発生させてリボン2の巻取り速度を一定に保つ
ようにしている。
【0003】図3は従来の摩擦動力伝達機構の第1の例
である。回転軸3に回転ハブ27と回転プーリ4とが固
定されて一体に回転可能になっており、回転ハブ27の
ボス部に巻取りギヤ24が遊合回転している。巻取りギ
ヤ24と回転ハブ27との間にフェルト8が、また巻取
りギヤ24と回転プーリ4との間には押圧ばね7があり
、フェルト8と巻取りギヤ24,回転ハブ27との摩擦
により巻取りギヤ24の回転力が巻取りハブ27に伝え
られ回転軸3を介して回転プーリ4に伝達される。回転
プーリ4の羽根4aと巻取りコア16の羽根16aとが
係合して巻取りコア16が回転される。巻取りギヤ24
はリボン2の線送り速度に必要な回転速度より少し大き
い回転速度で回転しており、巻取りコア16上のリボン
2の径が小さいときはフェルト8の滑りは小さいが、巻
取りコア16上のリボン2の径が大きいときはフェルト
8の滑りは大きくなる。以上に説明した第1の従来例で
は摩擦動力伝達機構がキャリッジ21に設けられている
ので、リボンカセット1を交換したとき、摩擦を受け持
つフェルト8はそのまま残るので、長時間の使用の間に
フェルト8が摩耗したり、摩擦係数が変化して安定な動
力伝達が期待できない。
【0004】そこで、図4に示す第2の従来例は、リボ
ンカセット1の内部に摩擦動力伝達機構を設けたもので
ある。この例では巻取りコア16は外部コア14と内部
コア13とから構成され、内部コア13が回転軸3に固
定された回転プーリと係合して回転が伝えられ、外部コ
ア14の外周にはリボン2が巻かれている。内部コア1
3と外部コア14との間には図示のようにフェルト8が
挟まれており、押圧ばね7の押圧力による摩擦力により
内部コア13の回転力が外部コア14に伝えられる。ま
たリボンカセット1は上ハーフ9と下ハーフ10とで構
成されていて、ボス部9aの凸部とボス部10aの凹部
とが圧入嵌合して接合されている。この第2の従来例で
はリボンカセット1の交換と共にフェルト8も交換され
るので第1の従来例のようなフェルトの摩耗,摩擦係数
の変化による問題はない。しかし、この場合押圧ばね7
の押圧力は上ハーフ9と下ハーフ10とを広げる力とし
ても作用するので寸法Lが大きくなることがあり、その
ためフェルト8の押圧力が不足して回転力の伝達が不安
定になる欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べるように従
来のリボンカセットの摩擦動力伝達装置では、第1の従
来例でフェルト8の摩耗,摩擦係数の変化により伝達さ
れる回転力が変動する欠点があり、第2の従来例では上
ハーフ9と下ハーフ10との寸法Lが変動することから
生ずる回転力の変動が避けられなかった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、回転
力の伝達が確実なリボンカセットを提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のリボンカセットの摩擦巻取り装置は、巻取
りコアを、回転力を伝達する回転プーリと係合しかつフ
ランジを有する第1巻取りコアと、上記第1巻取りコア
と同軸の巻取り円筒面と上記フランジと対向する平面部
と上記フランジと係合する爪を有する第2巻取りコアと
、上記フランジの上に載置された円環状のフェルトと、
上記フェルトと上記平面部との間の空間に設けた押圧ば
ねとで構成したものである。
【0008】
【作用】上記構成において押圧ばねによるフェルトとフ
ランジとの摩擦力により回転プーリから第1巻取りコア
に伝達された巻取り力を第2巻取りコアに伝達すること
により巻取り円筒面上にリボンを巻取ることになる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示すものであり、
前述従来例と同一構成部材には同一符号を用いて説明す
る。リボンカセット1の内部にある巻取りコア16は内
側コア5と外側コア6とより構成されている。また図示
のように、内側コア5の下部に設けられたフランジ部5
aと、外側コア6も上部に形成される平面部6aとの間
にフェルト8と押圧ばね7がある。フェルト8およびフ
ランジ部5aは押圧ばね7により押圧され、前記フラン
ジ部5aは外側コア6の下部の爪部6cにより支えられ
ている。回転プーリ4が内側コア5と係合して、内側コ
ア5を回転させると、フェルト8との摩擦力によりフェ
ルト8,押圧ばね7、および外側コア6が回転してリボ
ン2を巻取る。
【0010】このように本発明の実施例のリボンカセッ
トの摩擦巻取り装置によれば、フェルト8はリボンカセ
ット1の内部に装着されているので、リボンカセット1
の交換とともに交換されるから、フェルト8が摩耗した
り、あるいは摩擦係数が変化してリボン2の巻取り量が
変化することはない。また、図4の従来例ように、摩擦
力を生じさせるための押圧ばね7により、リボンカセッ
ト1の上ハーフ9と下ハーフ10の間隔が広がり、摩擦
力が変動することもなくなる。なお、図1の内側コア5
,外側コア6,フェルト8,押圧ばね7は1ブロックに
組み立てられるので、リボンカセット1の組み立て作業
も容易になるという特長もある。
【0011】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、内側コアと外側コアとの間に摩擦部材のフ
ェルトと押圧ばねを組込んでいるので、リボンカセット
の交換時にフェルトが交換されるので、フェルトの摩耗
,摩擦係数の変動によりリボンの巻取り量が変動するこ
とがなく、フェルトを押圧する押圧ばねは内側コアと外
側コアの間に納められているので外部のリボンカセット
の寸法に影響を与えてその結果、リボンの巻取り量に変
化を与えることもなく、リボン巻取り確実なリボンカセ
ットの摩擦巻取り装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例のリボンカセットの摩擦巻取
り装置の断面図 【図2】リボンカセットを装着したプリンターのキャリ
ッジ部の平面図 【図3】従来のリボンカセットの摩擦巻取り装置の第1
の例の断面図     【図4】従来のリボンカセットの摩擦巻取り装置の第2
の例の断面図 【符号の説明】 1  リボンカセット 4  回転プーリ 5  内側コア(第1巻取りコア) 6  外側コア(第2巻取りコア) 7  押圧ばね 8  フェルト 15  供給コア 16  巻取りコア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リボンの供給コアと巻取りコアを有したリ
    ボンカセットにおいて、上記巻取りコアは、回転力を伝
    達する回転プーリと係合しかつフランジを有する第1巻
    取りコアと、上記第1巻取りコアと同軸の巻取り円筒面
    と上記フランジと対向する平面部と上記フランジと係合
    する爪を有する第2巻取りコアと、上記フランジの上に
    載置された円環状のフェルトと、上記フェルトと上記平
    面部との間の空間に設けた押圧ばねとで構成され、上記
    押圧ばねによる上記フェルトとフランジの摩擦力により
    上記回転プーリから第1巻取りコアに伝達された巻取り
    力を上記第2巻取りコアに伝達することにより上記巻取
    り円筒面上にリボンを巻取るように構成してなるリボン
    カセットの摩擦巻取り装置。
JP40031590A 1990-12-04 1990-12-04 リボンカセットの摩擦巻取り装置 Pending JPH04212881A (ja)

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JP40031590A JPH04212881A (ja) 1990-12-04 1990-12-04 リボンカセットの摩擦巻取り装置

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JP40031590A JPH04212881A (ja) 1990-12-04 1990-12-04 リボンカセットの摩擦巻取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04212881A true JPH04212881A (ja) 1992-08-04

Family

ID=18510227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40031590A Pending JPH04212881A (ja) 1990-12-04 1990-12-04 リボンカセットの摩擦巻取り装置

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