JPH0712016Y2 - プリンタのインクリボン巻き取り機構 - Google Patents

プリンタのインクリボン巻き取り機構

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JPH0712016Y2
JPH0712016Y2 JP16693186U JP16693186U JPH0712016Y2 JP H0712016 Y2 JPH0712016 Y2 JP H0712016Y2 JP 16693186 U JP16693186 U JP 16693186U JP 16693186 U JP16693186 U JP 16693186U JP H0712016 Y2 JPH0712016 Y2 JP H0712016Y2
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Japan
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gear
ink ribbon
carriage
head
winding
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JP16693186U
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JPS6372068U (ja
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整 古幡
和彦 佐藤
彰雄 伊藤
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Seiko Epson Corp
Jeco Corp
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Seiko Epson Corp
Jeco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案はプリンタのインクリボン巻き取り機構に関す
る。
【従来の技術】
従来は特公昭57−21471に記載されているように、巻き
取り部材に摩擦係合されたキャリッジ駆動手段と駆動源
を共にするところの駆動部材により、巻き取り部材と駆
動部材との間の摩擦係合によりインクリボンを巻き取る
リボン取り機構が知られている。
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、従来のリボン巻き取り機構に於ては、巻き取り
部材と駆動部材との間の摩擦係合によりリボン巻き取り
を行うため、摩擦係合部は、巻き取り部材と駆動部材の
間に設けなければならないという制約があった。 一方、リボンの巻き始めと巻き終わりとでは、巻き終わ
りの方がリボン巻き取り量が多くなる。巻き始めから巻
き終わりまでにリボンの巻き取り量が大きく変動し、リ
ボンにたるみが生じたり、巻き取り量が大きい場合には
リボンが切れてしまう問題があった。 本考案は、かかる欠点を除去し、高品質な印刷のプリン
タを提供するものである。
【問題点を解決する為の手段】
本考案によるインクリボン巻き取り機構は、インクリボ
ンカートリッジから引き出されたインクリボンをヘッド
により記録用紙に押圧し印刷を行うプリンタのインクリ
ボン巻き取り機構において、キャリッジモータ10の動力
を伝達するベルト9を設け、該ベルト9と噛み合い歯車
22をキャリッジ8に設け、該ベルト9の一部をキャリッ
ジ8に保持させ該ベルト9の移動で前記歯車22より駆動
力を得る駆動部と、該駆動部の歯車22と一体の歯車23と
噛み合い、歯車23の回転を一方の太陽歯車としての歯車
部20aを介してインクリボン巻き取り部材としてのコア2
0に伝達する遊星歯車30を備えた遊星歯車機構と、該遊
星歯車機構の遊星歯車30を介して、スリップ歯車の歯車
部27bに伝達し、キャリッジに形成された凹部を支点と
するスリップレバーを圧接したリボン巻き取り力調整手
段とを備え、前記キャリッジ8の移動によって駆動力を
得る駆動部と、前記リボン巻き取り力調整手段は、前記
遊星歯車機構を介してコア20に駆動伝達することを特徴
とする。
【実施例】
以下、本考案を実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は、本考案になるインクリボン巻き取り機構を適
用したプリンタの平面図、第2図は本考案になるインク
リボン巻き取り機構の分解斜視図、第3図は本考案にな
るインクリボン巻き取り機構印刷ヘッド圧接(ヘッドダ
ウン)状態の平面図、第4図は第3図の歯車輪列のAA′
断面図、第5図は本考案になるインクリボン巻き取り機
構の印刷ヘッド圧接解除(ヘッドアップ)状態の平面図
を示す。 フレーム1に設けられた右ガイド軸受2及び左ガイド軸
受3によりフレーム1に固定されているガイド軸4に、
回転及び左右移動可能に嵌挿されたヘッドホルダ6に
は、ベッド5が搭載されている。ガイド軸4に軸支さ
れ、ガイドレール7によりガイドされ、左右にのみ移動
可能なキャリッジ8はヘッドホルダ6を挟持し、インク
リボン巻き取り機構を内蔵している。キャリッジ8に一
部を保持されたベル9が、キャリッジモータ10によって
駆動されるとヘッドホルダ6は、キャリッジ8とともに
プラテン11に対し左右に移動する。 ヘッドアップレバー12はガイド軸4により軸支されて回
転可能であり、一端にピン14によって回転可能な状態に
ローラ15を取り付けられている。ローラ15はヘッドアッ
プレバー12の両側それぞれとフレーム1との間に配設さ
れたヘッドばね13により、フレーム1側に付勢されてい
て、ヘッドアップモータ16により回転駆動されるカム17
に当接している。キャリッジ8はインクリボン巻き取り
機構が内臓されたキャリッジA8aと、蓋となるキャリッ
ジB8bとで構成される。キャリッジ8には、インクリボ
ン18を内臓したリボンカセット19が、コア20及びキャリ
ッジB8bに設けた爪(図示せず)によって装着され、コ
ア20の回転によってインクリボン18が巻き取られる。レ
バー21の軸受け部A21aを挟んで伝導2番ギヤ23が、ベル
ト伝導ギヤ22のピン部22aに圧入固定され、レバー21の
軸受け部A21aにより回転可能に軸支されている。 ヘッドホルダ6はヘッドアップばね24を介してレバー21
と係合し、レバー21はキャリッジA8aの有する軸部下段8
cに回転可能に係合されている。軸部上段8eにはスリッ
プギヤ27が嵌挿されており、キャリッジA8aの凹状の受
け部8dを支点として回転可能なシーソー状のスリップレ
バー26は、キャリッジA8aの側壁とスリップレバー26と
に挟持されたスリップばね25により、スリップギヤ27の
圧接部27aに圧接されている。スリップレバー26とスリ
ップギヤ27の圧接部27aとの圧接部形状はスリップレバ
ー26側が凹、圧接部27a側が凸形状を成し、安定なリボ
ン巻き取り力を発生する。 スリップギヤ27に重ねて伝導2番ギヤ23と噛み合う伝導
1番ギヤ28が、キャリッジA8aに圧入されたコアピン29
に回転可能に嵌挿されている。 伝導1番ギヤ28に設けた軸受け部28aには、遊星ギア30
が回転可能に係合され、遊星ギヤ30の歯車B部30bは、
スリップギヤ27の歯車部27bと噛み合い、遊星ギヤ30の
歯車A部30aは伝導1番ギヤ28の上に重ねてコアピン29
と回転可能に係合されたコア20の歯車部20aと噛み合っ
ている。 こうして伝導1番ギヤ28が腕、遊星ギヤ30が遊星歯車、
スリップギヤ27の歯車部20bが、一方の太陽歯車、コア2
0の歯車部20aがもう一方の太陽歯車となる遊星歯車機構
を形成している。キャリッジA8aはキャリッジB8bによっ
て蓋をされコア20の上部のみがキャリッジB8bより突出
する。 以下、本考案実施例の動作を説明する。 印刷を行う場合、まず、ヘッドアップモータ16によりカ
ム17を回転させ、ヘッドばね13の引張り力によりヘッド
アップレバー12が、第2図矢印A方向に回転することに
より、ヘッドホルダ6に設けた爪部6aがヘッドアップレ
バー12により押し上げられて、ヘッドホルダ6は矢印A
方向に回転し、コア20のラチェット車部20aと爪部6aと
の噛み合いを解き、コア20の矢印C方向への回転を可能
にするとともにヘッド5をプラテン11に圧接し、ヘッド
5とプラテン11の間にインクリボン18と記録用紙(図示
せず)を挟持するヘッドダウン状態とする。このとき、
ローラ15とカム17の間には十分な隙間ができるようにカ
ム17の面が構成されているため、ヘッドばね13の引張り
力がカム17から解放される。 前記ヘッドダウン状態に於て、第3図に示すように、レ
バー21がヘッドホルダ6の回転によりヘッドアップばね
24によって引張られて矢印C方向に回転し、ベルト伝導
ギヤ22がベルト9に圧接されベルト伝導ギヤ22とベルト
9が噛み合ってインクリボン巻き取り機構に駆動力を伝
達可能な状態となる。 ヘッドダウンの後、キャリッジモータ10の回転によりキ
ャリッジ8は矢印B方向に移動するとともに、ヘッド5
の発熱によりインクリボン18が記録用紙に熱転写されて
印刷を行うとともにベルト伝導ギヤ22と、伝導2番ギヤ
23が一体となって矢印C方向に回転し、遊星歯車機構の
アームの機能を有する伝導1番ギヤ28を矢印d方向に回
転させ、遊星ギヤ30の歯車B部30bと異なる歯数を有す
る遊星ギヤ30の歯車A部30aにより、異なる歯数分をコ
ア20が矢印C方向に回転してインクリボンを巻き取る。
このとき、汚れなく高品質な印刷を行うために、インク
リボン18はキャリッジ8の移動距離と等しい長さだけ巻
き取られなければならない。 しかし、リボンの巻き始めと巻き終わりとでは、コア20
に巻き付くリボンの巻き取り量に差が生じているため、
この差を調整するために、スリップギヤ27がリボン巻き
取り力に抗して回転することにより、インクリボン18の
巻き取り長さが調整される。即ちスリップギヤ27の圧接
部27aと、スリップレバー26との圧接で、スリップギヤ2
7がリボン巻き取り力に抗して回転することにより、イ
ンクリボン18をたるみなく巻き取ることができる。 インクリボンが巻き終わりであっても、スリップギヤ27
の圧接部27aと、スリップレバー26との圧接で、スリッ
プギヤ27がリボン巻き取り力に抗してコア20が回転する
ことにより、キャリッジ8の移動距離と等しい長さだけ
インクリボンを巻き取るコア20に巻き付けることができ
る。 次ぎに、印刷を終了しキャリッジ8を移動させる場合
は、ヘッドアップモータ16により更にカム17を回転さ
せ、ローラ15を押し上げるように設けられたカム17の面
により、ヘッドアップレバー12を第2図矢印E方向に回
転させる。このとき、ヘッドアップばね24の引張り力に
よりヘッドホルダ6は、同じく矢印E方向に回転し、第
5図に示すように、ヘッド5のプラテン11への圧接を解
除し、更にレバー21のピン部21bがヘッドアップレバー1
2に押されて、レバー21が矢印D方向に回転し、ベルト
伝導ギヤ22がベルト9から離れ、インクリボン巻き取り
機構への駆動力を切断し、キャリッジ8の移動によるイ
ンクリボン巻取を停止する。 同時に、ヘッドホルダ6の爪部6aがラチェット車部20b
に圧接され、コア20の矢印D方向への回転を規制するこ
とにより手動等によるインクリボン18の巻き取りの逆転
を防止する。
【考案の効果】
以上本考案によれば、遊星歯車機構の遊星歯車を介し
て、スリップ歯車の歯車部に伝達しキャリッジの凹部を
支点とするスリップレバーを圧接したリボン巻き取り力
調整手段とを備えたことにより、コアに巻き付く量が巻
き始めまたは巻き終わりであっても、常に安定したイン
クリボンの巻き取り力を得ることができる。 以上、説明したように本考案はリボン巻取力発生部を独
立させたことで必要なリボン巻取力が容易に設定でき、
高品質な印刷のプリンタを提供するために極めて有用な
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のになるインクリボン巻取機構を適用し
たプリンターの一実施例の平面図、第2図は本考案にな
るインクリボン巻取機構を適用したプリンターの一実施
例の分解斜視図、第3図は本考案になるインクリボン巻
取機構を適用したプリンターの一実施例の印刷ヘッド圧
接(ヘッドダウン)状態の平面図、第4図は第3図の歯
車輪列のAA′断面図、第5図は本考案になるインクリボ
ン巻取機構を適用したプリンターの一実施例の印刷ヘッ
ド圧接解除(ヘッドアップ)状態の平面図を示す。5は
ヘッド、8はキャリッジ、18はインクリボン、19はリボ
ンカセット、20はコア、20aは歯車部、25はスリップば
ね、26はスリップレバー、27はスリップギヤ、27aは圧
接部、27bは歯車部、28は伝導1番ギヤ、28aは軸受け
部、30は遊星ギヤ、30aは歯車A部、30bは歯車B部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクリボンカートリッジから引き出され
    たインクリボンをヘッドにより記録用紙に押圧し印刷を
    行うプリンタのインクリボン巻き取り機構において、 キャリッジモータ(10)の動力を伝達するベルト(9)
    を設け、該ベルト(9)と噛み合う歯車(22)をキャリ
    ッジ(8)に設け、該ベルト(9)の一部をキャリッジ
    (8)に保持させ該ベルト(9)の移動で前記歯車(2
    2)より駆動力を得る駆動部と、 該駆動部の歯車(22)と一体の歯車(23)と噛み合い、
    歯車(23)の回転を一方の太陽歯車としての歯車部(20
    a)を介してインクリボンを巻き取り部材としてのコア
    (20)に伝達する遊星歯車(30)を備えた遊星歯車機構
    と、 該遊星歯車機構の遊星歯車(30)を介して、スリップ歯
    車の歯車部(27b)に伝達し、キャリッジに形成された
    凹部を支点とするスリップレバーを圧接したリボン巻き
    取り力調整手段とを備え、 前記キャリッジ(8)の移動によって駆動力を得る駆動
    部と前記リボン巻き取り力調整手段は、前記遊星歯車機
    構を介してコア(20)に駆動伝達することを特徴とする
    プリンタのインクリボン巻き取り機構。
JP16693186U 1986-10-30 1986-10-30 プリンタのインクリボン巻き取り機構 Expired - Lifetime JPH0712016Y2 (ja)

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JPS6372068U JPS6372068U (ja) 1988-05-14
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