JPH1086494A - テープ巻取装置 - Google Patents

テープ巻取装置

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JPH1086494A
JPH1086494A JP24153596A JP24153596A JPH1086494A JP H1086494 A JPH1086494 A JP H1086494A JP 24153596 A JP24153596 A JP 24153596A JP 24153596 A JP24153596 A JP 24153596A JP H1086494 A JPH1086494 A JP H1086494A
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Yoshiteru Mochizuki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長尺部材の引っ張り強さに応じたトルクで巻
き取りを行うテープ巻取装置を提供する。 【解決手段】 テープ巻取装置10に多段式の巻取トッ
プ15及び17を形成する。巻取トップ15及び17は
巻取駆動ギア21により環状フェルト18及び19を介
して摩擦力により個別に回転駆動される。厚いリボンカ
セット32を装着するとリール32−1に巻取トップ1
5及び17が係合する。これらを合わせた駆動力は幅の
広いテープ31の強い引っ張り強度に見合っている。一
方、薄いリボンカセット36を装着するとリール32−
1に巻取トップ17のみが係合する。この駆動力は幅の
狭いテープ35の弱い引っ張り強度に見合っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ状の長尺部
材を巻き取る部材収容カセットのリールに係合して長尺
部材の強度に応じて巻き取り力を異ならせて巻き取るテ
ープ巻取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば熱転写式のプリンタの
インクリボン巻取装置がある。プリンタには、未使用の
インクリボンとこのインクリボンが使用されるに応じて
その使用済みのインクリボンを巻き取るリールとを内蔵
したリボンカセット(或はテープ状の印刷用紙とインク
リボンと使用済みとなったインクリボンを巻き取るリー
ルとを内蔵したリボンカセット)が装着される。上記の
インクリボン巻取装置は、使用済みのインクリボンを巻
き取るリールに係合して、この巻取リールに駆動源から
の動力をクラッチ機構を介して伝達する。
【0003】図4は、そのようなクラッチ機構の例を示
す図である。同図に示すクラッチ機構は、スプリング1
の押圧荷重によって駆動伝達ギア2と被駆動盤3との間
に摩擦部材4を介して発生する摩擦力により、駆動伝達
ギア2から巻き取り軸5に回転駆動を伝達する構造にな
っている。この機構は、巻き取り抵抗が一定の限度を越
えると駆動伝達ギア2が空転するようになっている。こ
の構造によって、クラッチ機構は、インクリボンが巻き
取られるに従って径が大きくなることによる回転差を吸
収し、かつ、インクの溶融・転写によって印刷用紙に密
着しているインクリボンを印刷用紙から引き剥がすこと
ができる巻き取り力を維持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、熱転写方式
のプリンタにおける使用済みインクリボンの巻き取りに
おいて、印刷用紙からのインクリボンの剥離抵抗は、印
刷濃度及びインクリボンの幅等に対応して夫々異なる。
したがって、例えば、インクリボンの幅に対して必要な
空転トルク(摩擦力に抗して滑りが発生する限界トル
ク)は、インクリボンの幅が狭ければその幅の狭いこと
に応じて低く、幅が広ければその幅の広いことに応じて
高くしなければならない。
【0005】しかしながら、上述したようにクラッチ機
構の空転トルクがインクリボンの幅の大小に拘らず一定
であるために幅の広いインクリボンでは回転トルク(巻
き取りトルク)が不足し、巻き取れなかった使用済みイ
ンクリボンが印刷済みの用紙と一緒に外部に排出される
といった不具合が発生する。
【0006】それであるからといって、回転トルクを強
くすると(空転トルクを高くすると)、幅の狭いインク
リボンの場合にトルクが大き過ぎ、巻き取りの途中でイ
ンクリボンが切断してしまうという問題が発生する。
【0007】この問題の解決にあたっては、工場から出
荷する前に、幅の広いインクリボンと幅の狭いインクリ
ボンとを夫々実際に巻き取り試験を行って、丁度よい空
転トルクを有するものだけを出荷するという試行錯誤的
な選抜方法をとっていた。そして、結果の思わしくなか
ったものについては、クラッチ機構の摩擦力発生部分の
各部材を適宜に交換するなどして再び実地試験を繰り返
すという極めて手数のかかる手法を採用せざるを得なか
った。
【0008】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
テープ状の長尺部材の引っ張りの強弱に応じた空転トル
クで常に安定した巻き取りを行うテープ巻取装置を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
テープ巻取装置の構成を述べる。本発明は、テープ状の
長尺部材を巻き取るリールを備えた部材収容カセットが
装置本体に装着されたとき上記リールに係合し上記装置
本体の駆動源からの駆動力を上記リールに伝達すべく該
装置本体に配設されるテープ巻取装置に適用される。
【0010】本発明のテープ巻取装置は、上記装置本体
の駆動源からの駆動力が伝達される中継部材と、上記リ
ールに係合し該リールを巻き取り方向に駆動すべく回転
する第1及び第2の回転体と、該第1の回転体を支持す
る第1の支持部を有すると共に第1のフランジ部を有す
る第1の回転軸と、該第1の回転軸に外嵌し、上記第2
の回転体を支持する第2の支持部を有すると共に第1の
フランジ部よりも長さの短い第2のフランジ部を有する
第2の回転軸と、上記第1のフランジ部と上記中継部材
との間に摺動自在に設けられ該中継部材の回転力を上記
第1の回転軸に伝える第1の摩擦部材と、上記第2のフ
ランジ部と上記中継部材との間に摺動自在に設けられ該
中継部材の回転力を上記第2の回転軸に伝える第2の摩
擦部材と、上記中継部材と上記第2の回転体との間に介
在して該第2の回転体と上記中継部材を互いに離隔する
方向へ付勢する付勢部材とを備えて構成される。
【0011】上記第1の回転体は、例えば請求項2記載
のように、引っ張り強度の強い長尺部材を巻き取るリー
ルにのみ係合し、引っ張り強度の弱い長尺部材を巻き取
るリールには非係合となるように構成される。そして、
上記第2の回転体は、例えば請求項3記載のように、引
っ張り強度の強い長尺部材を巻き取るリールには上記第
1の回転体と共に係合し、引っ張り強度の弱い長尺部材
を巻き取るリールには単独で係合するように構成され
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、一実施の形態におけ
るテープ巻取装置の構成を示す分解斜視図である。図2
(a),(b) は、その組み立てが完成したテープ巻取装置の
動作状態を示す図であり、長尺部材を巻き取る部材収容
カセットを装置本体のテープ巻取装置に装着した状態を
示している。
【0013】尚、以下に示す実施の形態においては、上
述のテープ状の長尺部材は例えばテープ状のインクリボ
ン31であり、部材収容カセットはインクリボン31と
巻き取りリール32−1とを内蔵するリボンカセット3
2であり、第1の回転体は例えば丈長の巻取トップ15
であり、第1の支持部は例えば先端部14−2であり、
第1のフランジ部は例えば被駆動輪14−1であり、第
1の回転軸は例えば長い回転軸14であり、第2の回転
体は例えば丈短の巻取トップ17であり、第2の支持部
は例えば先端部16−2であり、第2のフランジ部は例
えば被駆動輪16−1であり、第2の回転軸は例えば短
い回転軸16であり、第1の摩擦部材は例えば大輪の環
状フェルト18であり、第2の摩擦部材は例えば小輪の
環状フェルト19であり、中継部材は例えば巻取駆動ギ
ア21であり、そして、付勢部材は例えば螺旋バネ23
である。
【0014】先ず、構成を説明する。図1及び図2(a)
に示すように、テープ巻取装置10は、装置本体(例え
ばプリンタ)のシャーシ12に固定された支持軸13
と、この支持軸13に外嵌し、下端に被駆動輪14−1
を一体に形成した長い回転軸14と、この長い回転軸1
4に外嵌し長い回転軸14の上端に配置される丈長の巻
取トップ15と、上記長い回転軸14に外嵌し、下端に
上記被駆動輪14−1よりも小輪の被駆動輪16−1を
一体に形成した短い回転軸16と、この短い回転軸16
に外嵌し短い回転軸16の上端に配置される丈短の巻取
トップ17と、短い回転軸16に外嵌し、大輪の環状フ
ェルト18を介して被駆動輪14−1に圧接すると共に
小輪の環状フェルト19を介して被駆動輪16−1に圧
接する巻取駆動ギア21と、短い回転軸16に外嵌し、
下端では滑りワッシャ22を介して巻取駆動ギア21を
押圧し、上端では丈短の巻取トップ17の下端に圧接す
る螺旋バネ23とを備えている。
【0015】上記の支持軸13には、その先端の周囲に
穿設された溝13−1が設けられており、支持軸13
は、その溝13−1に嵌入するカットワッシャ(C座
金)24によって、長い回転軸14の逸脱を制止してい
ると共に、長い回転軸14を回転自在に支持している。
【0016】長い回転軸14は、その先端部14−2の
周囲を非円形に切り欠かれており、この先端部14−2
が、丈長の巻取トップ15の内径上端の係止部15−1
に嵌合し且つ貫通する。貫通して外部に出る先端部14
−2の上端周面には溝14−3が穿設されており、この
溝14−3にカットワッシャ25が嵌入して、丈長の巻
取トップ15の逸脱を抑止している。この丈長の巻取ト
ップ15の胴部には、リボンカセット32のリール32
−1に係合する複数の係合突起部15−2が設けられて
いる。
【0017】また、上記の短い回転軸16の先端部16
−2は、これも周囲を非円形に切り欠かれており、この
先端部16−2が丈短の巻取トップ17の内径下端の係
止部17−1に嵌合する。この丈短の巻取トップ17の
胴部にも、リボンカセットのリールの係合部に係合する
複数の係合突起部17−2が設けられている。
【0018】上述した丈長の巻取トップ15がカットワ
ッシャ25により上方への逸脱を抑止されていることに
より、丈長の巻取トップ15は、その下面と長い回転軸
14の下端との間に、上述の短い回転軸16と、この短
い回転軸16に嵌合又は外嵌する丈短の巻取トップ1
7、螺旋バネ23、及び巻取駆動ギア21を回転自在に
位置決めしている。
【0019】そして、丈短の巻取トップ17の下端と巻
取駆動ギア21との間に螺旋バネ23が圧縮されて介在
することにより、その押し付勢力にって、巻取駆動ギア
21は、大輪の環状フェルト18及び小輪の環状フェル
ト19を介して被駆動輪14−1及び被駆動輪16−1
に夫々圧接し、装置本体の不図示の駆動系からの回転駆
動をこれら被駆動輪14−1及び被駆動輪16−1に伝
達する。
【0020】図2(a) は、幅の広い長尺部材31(例え
ばインクリボン)を巻き取る厚いリボンカセット32
を、装置本体(例えばプリンタ)のカセット受部33に
より位置決めして、テープ巻取装置10に装着した状態
を示している。
【0021】同図(a) の場合、リール32−1の高さ
が、巻き取るインクリボン31の広いテープ幅に対応し
て高いから、テープ巻取装置10の丈長の巻取トップ1
5及び丈短の巻取トップ17が2つともリボンカセット
32のリール32−1の孔に嵌入して、それらの係合突
起部15−2及び係合突起部17−2が共にリール32
−1に係合している。
【0022】これにより、リボンカセット32のリール
32−1は、丈長の巻取トップ15及び丈短の巻取トッ
プ17の両方から回転駆動を受けるようになる。この回
転駆動のトルクは、丈長の巻取トップ15と丈短の巻取
トップ17の駆動力を合わせた分だけ強い。一方、この
厚いリボンカセット32のリール32−1に巻き取られ
るインクリボン31はテープ幅が広い分だけ引っ張り強
さが強い。上記の強い回転トルクによる回転駆動は、引
っ張り強さの強いインクリボン31の巻き取りに丁度見
合っている。
【0023】そして、同図(b) は、幅の狭いインクリボ
ン35を巻き取る薄いリボンカセット36を、カセット
受部33により位置決めして、テープ巻取装置10に装
着した状態を示している。この場合は、リボンカセット
36のリール36−1の高さが、巻き取るインクリボン
35の狭いテープ幅に対応して低いから、テープ巻取装
置10の上方に位置する丈長の巻取トップ15の係合突
起部15−1はリール36−1を突き抜け、丈短の巻取
トップ17の係合突起部17−2のみがリール36−1
に係合している。
【0024】これにより、リボンカセット36のリール
36−1は、丈短の巻取トップ17のみから回転駆動を
受けることになる。この回転駆動のトルクは、丈短の巻
取トップ17の駆動力のみである分だけ弱い。一方、こ
の薄いリボンカセット36のリール36−1に巻き取ら
れるインクリボン35はテープ幅が狭い分だけ引っ張り
強さが弱い。上記の弱い回転トルクによる回転駆動は、
引っ張り強さの弱いインクリボン35の巻き取りに丁度
見合っている。
【0025】このように、テープ巻取装置10のリール
回転駆動力(回転トルク)は、巻き取る長尺部材のテー
プ幅に応じて変化する。すなわち、テープ幅が狭ければ
回転トルクは弱く、テープ幅が広ければ回転トルクは強
くなる。これによって、常に長尺部材の引っ張り強さに
対応する適切な回転トルクでリールを駆動することがで
きる。
【0026】ところで、長尺部材の引っ張り強さは、必
ずしもテープ幅に比例するわけではない。例えば一巻き
のインクリボンで出来るだけ多量の印刷を行えるように
したいという場合には、インクリボンのベースフィルム
を極力薄く形成し、この上に塗布するインクも許容され
得る限り薄く塗布する。そうすると、テープの体積が減
少するから、同じ大きさのリボンカセットに、より長い
インクリボンを収容することができる。インクリボンが
長いほど印刷できる量が増加する。ところが、このよう
にインクリボンの構成が全体として薄いと引っ張り強さ
が弱くなる。
【0027】図3は、そのようなテープ幅が広くて厚み
の薄い(つまりテープ幅は広いが引っ張り強さが弱い)
長尺部材のリボンカセットの構成と、このリボンカセッ
トとテープ巻取装置10との係合状態を示す図である。
同図に示すリボンカセット38は、テープ幅が広くて厚
さの薄い長尺部材を捲き取るリール38−1を備えてい
る。このリール38−1は、長尺部材を巻着する胴輪部
は長尺部材の広いテープ幅に対応して長いが、内径に形
成される巻取トップとの係合部が、上方が切り欠かかれ
ていて非係合部38−1aを形成し、下方のみが係合部
38−1bを形成している。
【0028】このため、巻き取る長尺部材の広いテープ
幅に対応してリール38−1の高さが高く、このリール
38−1にテープ巻取装置10の丈長の巻取トップ15
及び丈短の巻取トップ17がともに嵌入していても、丈
長の巻取トップ15の係合突起部15−2はリール32
−1に係合せず、丈短の巻取トップ17の係合突起部1
7−2のみがリール32−1に係合する。
【0029】したがって、この場合も、リボンカセット
38のリール38−1は、丈短の巻取トップ17のみか
ら回転駆動を受けることになる。そして、この回転駆動
のトルクは、丈短の巻取トップ17の駆動力のみである
分だけ弱く、リボンカセット38のテープ幅は広いが引
っ張り強さが弱い長尺部材の巻き取りに丁度見合ってい
る。
【0030】尚、リボンカセット38のリール38−1
を、丈長の巻取トップ15とだけ係合するように形成し
てもよく、したがって、リボンカセットが厚い場合は、
つまり長尺部材のテープ幅が広い場合は、図2(a) に示
したリール32−1の構成、図3に示したリール38−
1の構成、及びこれとは逆に丈長の巻取トップ15とだ
け係合する構成の3通りの回転トルクを実現することが
できる。
【0031】尚、上述の一実施の形態では、丈短の巻取
トップ17の下端と巻取駆動ギア21との間に螺旋バネ
23が圧縮されて介在しており、その押し付勢力で巻取
駆動ギア21は、大輪の環状フェルト18及び小輪の環
状フェルト19を介して被駆動輪14−1及び被駆動輪
16−1に夫々圧接するようにしているが、これに限ら
ず、螺旋バネ23に代えて、弾性力を有するゴム材など
を使用するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、テープ幅に応じて又はテープの引っ張り強度に応
じてリール駆動トルクを変化させるので、テープ幅や引
っ張り強度に応じた適切な回転トルクをテープに与える
ことができ、したがって、幅の広いテープを使用してい
るときに発生しがちなトルク不足による巻き取り不良や
幅の狭いテープを使用しているときに発生しがちなトル
ク過多によるテープ切れ等の不具合を解消し、これによ
り、テープ幅に拘りなく安定した巻き取りを行うことが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態におけるテープ巻取装置の構成を
示す分解斜視図である。
【図2】(a),(b) は組み立てが完成したテープ巻取装置
に長尺部材を巻き取る部材収容カセットを装着した状態
を示す図である。
【図3】テープ幅は広いが引っ張り強さが弱い長尺部材
のリボンカセットの構成とテープ巻取装置との係合状態
を示す図である。
【図4】従来のクラッチ機構の例を示す図である。
【符号の説明】
1 スプリング 2 駆動伝達ギア 3 被駆動盤 4 摩擦部材 5 巻き取り軸 10 テープ巻取装置 12 装置本体のシャーシ 13 支持軸 13−1 溝 14 長い回転軸 14−1 被駆動輪 14−2 先端部 14−3 溝 15 丈長の巻取トップ 15−1 係止部 15−2 係合突起部 16 短い回転軸 16−1 被駆動輪 16−2 先端部 17 丈短の巻取トップ 17−1 係止部 17−2 係合突起部 18、19 環状フェルト 21 巻取駆動ギア 22 滑りワッシャ 23 螺旋バネ 24、25 カットワッシャ 31、35 インクリボン 32、36、38 リボンカセット 32−1、36−1、38−1 リール 33 カセット受部 38−1a 非係合部 38−1b 係合部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ状の長尺部材を巻き取るリールを
    備えた部材収容カセットが装置本体に装着されたとき前
    記リールに係合し前記装置本体の駆動源からの駆動力を
    前記リールに伝達すべく該装置本体に配設されるテープ
    巻取装置において、 前記装置本体の駆動源からの駆動力が伝達される中継部
    材と、 前記リールに係合し該リールを巻き取り方向に駆動すべ
    く回転する第1及び第2の回転体と、 該第1の回転体を支持する第1の支持部を有すると共に
    第1のフランジ部を有する第1の回転軸と、 該第1の回転軸に外嵌し、前記第2の回転体を支持する
    第2の支持部を有すると共に第1のフランジ部よりも長
    さの短い第2のフランジ部を有する第2の回転軸と、 前記第1のフランジ部と前記中継部材との間に摺動自在
    に設けられ該中継部材の回転力を前記第1の回転軸に伝
    える第1の摩擦部材と、 前記第2のフランジ部と前記中継部材との間に摺動自在
    に設けられ該中継部材の回転力を前記第2の回転軸に伝
    える第2の摩擦部材と、 前記中継部材と前記第2の回転体との間に介在して該第
    2の回転体と前記中継部材を互いに離隔する方向へ付勢
    する付勢部材と、 を備えたことを特徴とするテープ巻取装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の回転体は、引っ張り強度の強
    い長尺部材を巻き取るリールにのみ係合し、引っ張り強
    度の弱い長尺部材を巻き取るリールには非係合となるこ
    とを特徴とする請求項1記載のテープ巻取装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の回転体は、引っ張り強度の強
    い長尺部材を巻き取るリールには前記第1の回転体と共
    に係合し、引っ張り強度の弱い長尺部材を巻き取るリー
    ルには単独で係合することを特徴とする請求項1記載の
    テープ巻取装置。
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