JP3482811B2 - 画像プリンタ - Google Patents

画像プリンタ

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JP3482811B2
JP3482811B2 JP11218897A JP11218897A JP3482811B2 JP 3482811 B2 JP3482811 B2 JP 3482811B2 JP 11218897 A JP11218897 A JP 11218897A JP 11218897 A JP11218897 A JP 11218897A JP 3482811 B2 JP3482811 B2 JP 3482811B2
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哲也 外村
昌己 中川
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貴之 小池
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、映像等を記録紙に
記録する熱転写型の画像プリンタに関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、画像プリンタは、様々な映像信号
を記録紙にフルカラーで記録するものが普及し始めてい
る。 【0003】以下に、従来の画像プリンタについて図3
および図4を参照しながら説明する。 【0004】図3(a)および(b)は、従来の画像プ
リンタの断面図を示すものである。図3において、1は
印刷の3原色であるイエロー色、マゼンダ色、シアン色
のそれぞれのインクを、シートに巻き取り側より見てイ
エロー色、マゼンダ色、シアン色の順に各色毎に矩形に
かつ各矩形の間に非塗布部を設けてインクを塗布したイ
ンクシート、2は使用前のインクシート1が巻回された
供給リール、3はインクシート1を巻回する巻取リー
ル、4は供給リール2と巻取リール3を内装保持するイ
ンクカセット、5は記録紙6に熱転写記録を行うサーマ
ルヘッド、6は記録紙、7はインクシート1と記録紙6
をサーマルヘッド5と共に挟持するプラテンローラ、8
はキャプスタンローラ、9は記録紙6をキャプスタンロ
ーラ8に圧接して記録紙6を搬送するするピンチロー
ラ、10および11はインクシート1の各色の位置を検
出する発光素子および受光素子である。 【0005】また図4は、従来の画像プリンタの背面図
を示すものである。図4において、12はキャプスタン
ローラ8の回転軸上に固定されたキャプスタン駆動プー
リ、13は紙送りモータ、14は紙送りモータ13の回
転軸に固定された紙送りモータプーリ、15は紙送りモ
ータプーリ14の駆動力をキャプスタン駆動プーリ12
に伝達する伝達ベルト、16は巻取リール3と同軸上に
保持され巻取リール3を駆動するリール駆動ギヤ、17
はシート送りモータ、18はシート送りモータ17の回
転軸に固定されシート送りモータ17の駆動力をリール
駆動ギヤに伝達するシート送りモータギヤである。 【0006】以上のように構成された従来の画像プリン
タについて、以下その動作について説明する。 【0007】まず、図3(a)に示すように、サーマル
ヘッド5が退避した状態において、紙送りモータ13が
回転すると紙送りモータプーリ14、伝達ベルト15、
およびキャプスタン駆動プーリ12を介してキャプスタ
ンローラ8が回転する。それにより、記録紙6は所定の
位置まで搬送される。また、シート送りモータ17が回
転するとシート送りモータギヤ18およびリール駆動ギ
ヤ16を介して巻取リール3が回転する。それにより、
インクシート1は供給リール2より供給され所定の位置
まで搬送される。 【0008】次に、図3(b)に示すようにサーマルヘ
ッド5が下方向へ移動して、インクシート1と記録紙6
を挟持してプラテンローラ7に押圧する。その状態で紙
送りモータ13とシート送りモータ17が同時に回転す
る。それにより、キャプスタンローラ8と巻取リール3
が回転し、インクシート1と記録紙6とを搬送しながら
サーマルヘッド5に電圧を印加する。 【0009】以上の動作を3色分(3回)繰り返すこと
により、記録紙6に所定のフルカラー画像が印画され
る。 【0010】最後に、サーマルヘッド5が上方向へ移動
してインクシート1から離間し、キャプスタンローラ8
が回転して記録紙6は右方向へ移動し、装置外へ排出さ
れる。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、インクシート1と記録紙6を搬送するた
めに、それぞれ、シート送りモータ17と紙送りモータ
13の2つの駆動源が必要である。モータはメカニズム
構成部品の中で高額部品であり、2個のモータを使用す
ることによるコスト高が生じると共に2個のモータを配
置するためのスペースが必要となり、装置が大型化して
しまうという問題点を有していた。 【0012】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、低コスト化、小型化を容易に実現する画像プリンタ
を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の画像プリンタは、画像プリンタの記録媒体と
染料材を搬送する搬送機構であり以下よりなる。染料を
記録媒体に印画する印画手段、前記染料が塗布された染
料材を巻き取る染料材巻取手段、前記染料材巻取手段に
動力を伝達する染料材巻取駆動手段、記録媒体を搬送す
る記録媒体搬送手段、前記染料材巻取手段と前記記録媒
体搬送手段を駆動させるための単一の駆動手段で、この
駆動手段は正方向および逆方向に駆動可能である。前記
記録媒体搬送手段の回動と連動して回転可能な回動手
段、前記回動手段に保持され、前記記録媒体搬送手段よ
り動力を伝達される伝達手段、前記記録媒体搬送手段の
駆動力を前記回動手段に伝達するため前記記録媒体搬送
手段を前記回動手段に当接させる付勢手段、前記伝達手
段の前記染料材巻取手段に対する当接を選択的に阻止可
能な阻止手段そこで、前記駆動手段が第1の方向に駆動
した時、その駆動力は前記記録媒体搬送手段に伝達され
前記記録媒体を第1の方向に搬送するとともに前記記録
媒体搬送手段の駆動力は前記回動手段を前記染料材巻取
駆動手段の方向へ回動させる。これにより前記伝達手段
は前記染料材巻取手段に当接して前記駆動手段の動力に
より前記染料材巻取手段が駆動され染料材を巻き取る。
一方、前記駆動手段が第2の方向に駆動した時、その駆
動力は前記記録媒体搬送手段に伝達され前記記録媒体を
第2の方向に搬送するとともに前記記録媒体搬送手段の
駆動力によって前記回動手段を前記染料材巻取駆動手段
から離れる方向へ回動することにより前記伝達手段は前
記染料材巻取手段より離間し前記駆動手段は駆動しない
構成としたことにより、低コスト化、小型化を容易に実
現する画像プリンタを提供することを目的とする。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は
画像プリンタの記録媒体と染料材を搬送する搬送機構で
あり以下よりなる。染料を記録媒体に印画する印画手
段、前記染料が塗布された染料材を巻き取る染料材巻取
手段、前記染料材巻取手段に動力を伝達する染料材巻取
駆動手段、記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段、前記
染料材巻取手段と前記記録媒体搬送手段を駆動させるた
めの単一の駆動手段で、この駆動手段は正方向および逆
方向に駆動可能である。前記記録媒体搬送手段の回動と
連動して回転可能な回動手段、前記回動手段に保持さ
れ、前記記録媒体搬送手段からの動力を伝達する伝達手
段前記記録媒体搬送手段の駆動力を前記回動手段に伝達
するため前記記録媒体搬送手段を前記回動手段に当接さ
せる付勢手段、前記伝達手段の前記染料材巻取手段に対
する当接を選択的に阻止可能な阻止手段そこで、前記駆
動手段が第1の方向に駆動した時、その駆動力は前記記
録媒体搬送手段に伝達され前記記録媒体を第1の方向に
搬送するとともに前記記録媒体搬送手段の駆動力は前記
回動手段を前記染料材巻取駆動手段の方向へ回動させ
る。これにより前記伝達手段は前記染料材巻取手段に当
接して前記駆動手段の動力により前記染料材巻取手段が
駆動され染料材を巻き取る。一方、前記駆動手段が第2
の方向に駆動した時、その駆動力は前記記録媒体搬送手
段に伝達され前記記録媒体を第2の方向に搬送するとと
もに前記記録媒体搬送手段の駆動力によって前記回動手
段を前記染料材巻取駆動手段から離れる方向へ回動する
ことにより前記伝達手段は前記染料材巻取手段より離間
し前記駆動手段は駆動しないという構成をとるものであ
る。 【0015】この構成によって、まず、サーマルヘッド
が退避状態において、記録紙を給排紙部側から記録部側
に搬送する方向にキャプスタンローラが回転するとアイ
ドラレバーが回転しアイドラギヤがリール駆動ギヤから
離脱する。これにより、インクシートが停止状態で記録
紙のみ所定の位置に搬送する。次に、記録紙を記録部側
から給排紙部に搬送する方向にキャプスタンローラが回
転するとアイドラレバーが回転しアイドラギヤがリール
駆動ギヤと噛み合う。これにより、記録紙が搬送される
のと同時にインクシートが所定の位置に搬送される。次
に再度、インクシートが停止状態で記録紙のみ所定の位
置に搬送される。次に、サーマルヘッドをプラテンロー
ラに押圧し記録紙およびインクシートを挟持し、記録紙
を記録部側から給排紙部に搬送する方向にキャプスタン
ローラが回転するとアイドラレバーが回転しアイドラギ
ヤがリール駆動ギヤと噛み合う。これにより、記録紙と
インクシートが同時に搬送され、サーマルヘッドに電圧
が印加されることにより、所定の画像が印画される。あ
と同様にインクシートの搬送動作、記録紙の搬送動作お
よび印画動作を繰り返すことにより、フルカラーの画像
が印画される。最後の印画動作を終了するとサーマルヘ
ッドを退避させ、アイドラレバーの回転を阻止する手段
により、アイドラギヤがリール駆動ギヤから離脱した状
態にし、記録紙を記録部側から給排紙部に搬送する方向
にキャプスタンローラが回転すると、記録紙のみ排紙側
に排出される。 【0016】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)図1(a)および(b)は、本実施の
形態の画像プリンタの正面図である。図1において、1
は印刷の3原色のインクを塗布したインクシート、2は
使用前のインクシート1が巻回された供給リール、3は
インクシート1を巻回する巻取リール、4は供給リール
2と巻取リール3を内装保持するインクカセット、5は
記録紙6に熱転写記録を行うサーマルヘッド、6は記録
紙、7はインクシート1と記録紙6をサーマルヘッド5
と共に挟持するプラテンローラ、8は記録紙6を搬送す
るキャプスタンローラ、9は記録紙5をキャプスタンロ
ーラ8に圧接するピンチローラ、10および11はイン
クシート1の各色の位置を検出する発光素子および受光
素子である。 【0017】また図2(a)〜(c)は、本実施の形態
の画像プリンタの背面図を示すものである。図2におい
て、18はキャプスタンローラ8の回転軸上に固定され
たキャプスタン駆動ギヤ、19はDCモータ、20はD
Cモータ19の回転軸に固定されたウォームギヤ、21
は巻取リール3と同軸上に保持され巻取リール3を駆動
するリール駆動ギヤ、22はキャプスタン駆動ギヤ18
の回転軸を中心に回動可能なアイドラレバー、23はア
イドラレバー22に保持されキャプスタン駆動ギヤ18
と噛み合いかつリール駆動ギヤ21と噛み合い可能なア
イドラギヤ、24はキャプスタン駆動ギヤ18をアイド
ラレバー22側に付勢するスラスト付勢バネ、25はア
イドラレバー22に当接可能に摺動しアイドラレバー2
2の回動を阻止する阻止ロッド、26はフレーム上に固
定されアイドラレバー22の回動を阻止するストッパー
である。 【0018】以上のように構成された本実施の形態の画
像プリンタについて、以下その動作について説明する。 【0019】まず、図1(a)に示すようにサーマルヘ
ッド5がインクシート1から離間した状態において、図
2(a)に示すようにDCモータ19が正方向に回転す
るとウォームギヤ20を介してキャプスタン駆動ギヤ1
8は矢印A方向に回転する。そのキャプスタン駆動ギヤ
18の回転力がスラスト付勢バネ24によりフリクショ
ンを介してアイドラレバー22に伝わる。そしてアイド
ラレバー22はストッパー26の位置まで回動し停止す
る。これにより、インクシート1が停止状態で、記録紙
6のみが所定の位置まで搬送される。 【0020】次に、図1(a)に示すようにサーマルヘ
ッド5が退避した状態において、図2(b)に示すよう
にDCモータ19が逆方向に回転するとウォームギヤ2
0を介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印B方向に回
転する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力がスラ
スト付勢バネ24によりフリクションを介してアイドラ
レバー22に伝わる。そしてアイドラレバー22はリー
ル駆動ギヤ21とアイドラギヤ23が噛み合う位置まで
回動して停止し、リール駆動ギヤ21は矢印C方向に回
転する。これにより、図1(a)に示すように記録紙6
が矢印b方向に搬送されるのと同時にインクシート1は
矢印c方向へ所定の位置(イエローのインクの先頭位
置)まで搬送される。この時、インクシート1の搬送位
置は発光素子10と受光素子11により検出される。 【0021】次に、図1(a)に示すようにサーマルヘ
ッド5が退避した状態において、図2(a)に示すよう
にDCモータ19が正方向に回転するとウォームギヤ2
0介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印A方向に回転
する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力がスラス
ト付勢バネ24によりフリクションを介してアイドラレ
バー22に伝わる。そしてアイドラレバー22はストッ
パー26の位置まで回動し停止する。これにより、イン
クシート1が停止状態で記録紙6のみ所定の位置(印画
開始位置)まで搬送される。 【0022】次に、図1(b)に示すようにサーマルヘ
ッド5をプラテンローラ7に押圧する。そして、図2
(b)に示すようにDCモータ19が逆方向に回転する
とウォームギヤ20を介してキャプスタン駆動ギヤ18
は矢印B方向に回転する。そのキャプスタン駆動ギヤ1
8の回転力がスラスト付勢バネ24によりフリクション
を介してアイドラレバー22に伝わる。そしてアイドラ
レバー22はリール駆動ギヤ21とアイドラギヤ23が
噛み合う位置まで回動して停止し、リール駆動ギヤ21
は矢印C方向に回転する。これにより、図1(a)に示
すようにインクシート1が矢印C方向に搬送されなが
ら、記録紙6は矢印b方向へ所定の位置(画像長さ)ま
で搬送される。この時、サーマルヘッド5に所定の電圧
が印加され、記録紙6に所定の画像(イエロー色)が印
画される。 【0023】次に、図1(a)に示すようにサーマルヘ
ッド5を退避させる。そして、図2(b)に示すように
DCモータ19が逆方向に回転するとウォームギヤ20
を介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印B方向に回転
する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力がスラス
ト付勢バネ24によりフリクションを介してアイドラレ
バー22に伝わる。そしてアイドラレバー22はリール
駆動ギヤ21とアイドラギヤ23が噛み合う位置まで回
動して停止し、リール駆動ギヤ21は矢印C方向に回転
する。これにより、記録紙6が矢印b方向に搬送される
のと同時にインクシート1は矢印c方向へ所定の位置
(マゼンダのインクの先頭位置)まで搬送される。この
時、インクシート1の搬送位置は発光素子10と受光素
子11により検出される。 【0024】次に、図1(a)に示すようにサーマルヘ
ッド5が退避した状態において、図2(a)に示すよう
にDCモータ19が正方向に回転するとウォームギヤ2
0介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印A方向に回転
する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力がスラス
ト付勢バネ24によりフリクションを介してアイドラレ
バー22に伝わる。そしてアイドラレバー22はストッ
パー26の位置まで回動して停止する。これにより、イ
ンクシート1が停止状態で記録紙6のみ所定の位置(印
画開始位置)まで搬送される。 【0025】次に、図1(b)に示すようにサーマルヘ
ッド5をプラテンローラ7に押圧する。図2(b)に示
すようにDCモータ19が逆方向に回転するとウォーム
ギヤ20を介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印B方
向に回転する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力
がスラスト付勢バネ24によりフリクションを介してア
イドラレバー22に伝わる。そしてアイドラレバー22
はリール駆動ギヤ21とアイドラギヤ23が噛み合う位
置まで回動して停止し、リール駆動ギヤ21は矢印C方
向に回転する。これにより、図1(a)に示すようにイ
ンクシート1が矢印c方向に搬送されながら、記録紙6
は所定の位置(画像長さ)まで搬送される。この時、サ
ーマルヘッド5に所定の電圧が印加され、記録紙6に所
定の画像(マゼンダ色)が印画される。 【0026】次に、図1(a)に示すようにサーマルヘ
ッド5を退避させる。そして、図2(b)に示すように
DCモータ19が逆方向に回転するとウォームギヤ20
を介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印B方向に回転
する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力がスラス
ト付勢バネ24によりフリクションを介してアイドラレ
バー22に伝わる。そしてアイドラレバー22はリール
駆動ギヤ21とアイドラギヤ23が噛み合う位置まで回
動して停止し、リール駆動ギヤ21は矢印C方向に回転
する。これにより、図1(a)に示すように記録紙6が
矢印b方向に搬送されるのと同時にインクシート1は矢
印c方向へ所定の位置(シアンのインクの先頭位置)ま
で搬送される。この時、インクシート1の搬送位置は発
光素子10と受光素子11により検出される。 【0027】次に、図1(a)に示すようにサーマルヘ
ッド5が退避した状態において、図2(a)に示すよう
にDCモータ19が正方向に回転するとウォームギヤ2
0介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印A方向に回転
する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力がスラス
ト付勢バネ24によりフリクションを介してアイドラレ
バー22に伝わる。そしてアイドラレバー22はストッ
パー26の位置まで回動して停止する。これにより、図
1(a)に示すようにインクシート1が停止状態で記録
紙6のみ所定の位置(印画開始位置)まで搬送される。 【0028】次に、図1(b)に示すようにサーマルヘ
ッド5をプラテンローラ7に押圧する。図2(b)に示
すようにDCモータ19が逆方向に回転するとウォーム
ギヤ20を介してキャプスタン駆動ギヤ18は矢印B方
向に回転する。そのキャプスタン駆動ギヤ18の回転力
がスラスト付勢バネ24によりフリクションを介してア
イドラレバー22に伝わる。そしてアイドラレバー22
はリール駆動ギヤ21とアイドラギヤ23が噛み合う位
置まで回動して停止し、リール駆動ギヤ21は矢印C方
向に回転する。これにより、図1(a)に示すようにイ
ンクシート1が矢印c方向に搬送されながら、記録紙6
は所定の位置(画像長さ)まで搬送される。この時、サ
ーマルヘッド5に所定の電圧が印加され、記録紙6に所
定の画像(シアン色)が印画される。 【0029】以上の動作により、フルカラーの画像が記
録紙6に印画される。最後に、図1(a)に示すように
サーマルヘッド5を退避させる。そして、図2(c)に
示すように阻止ロッド25をアイドラレバー22に当接
可能な位置に移動する。その状態でDCモータ19が逆
方向に回転するとウォームギヤ20を介してキャプスタ
ン駆動ギヤ18は矢印B方向に回転する。そのキャプス
タン駆動ギヤ18の回転力がスラスト付勢バネ24によ
りフリクションを介してアイドラレバー22に伝わる
が、アイドラレバー22は阻止ロッド25との当接位置
まで回動して停止する。よって、リール駆動ギヤ21と
アイドラギヤ23は噛み合わない状態となる。これによ
り、図1(a)に示すようにインクシート1は停止状態
で記録紙6のみ矢印b方向に搬送される。そして、記録
紙6は装置外に排出される。 【0030】 【発明の効果】以上のように本発明は、インクシートを
搬送するための駆動源と記録紙を搬送するため駆動源を
1つのモータで賄うことが可能となり、安価で、しかも
小型な画像プリンタを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)は本発明の実施の形態におけるサーマル
ヘッドの退避状態における画像プリンタの正面断面図 (b)は本発明の実施の形態におけるサーマルヘッドの
プラテンローラーに対する押圧状態における画像プリン
タの正面断面図 【図2】本実施の形態における画像プリンタの背面図 【図3】(a)は従来のサーマルヘッドの退避状態にお
ける画像プリンタの正面断面図 (b)は従来のサーマルヘッドのプラテンローラーに対
する押圧状態における画像プリンタの正面断面図 【図4】従来の画像プリンタの背面図 【符号の説明】 1 インクシート 5 サーマルヘッド 6 記録紙 7 プラテンローラ 8 キャプスタンローラ 18 キャプスタン駆動ギヤ 21 リール駆動ギヤ 22 アイドラレバー 23 アイドラギヤ 24 スラスト付勢バネ 25 阻止ロッド 26 ストッパー
フロントページの続き (72)発明者 小池 貴之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−272880(JP,A) 特開 平6−320767(JP,A) 特開 平6−72576(JP,A) 特開 平5−116404(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/00 B41J 2/525 B41J 29/38

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 染料を記録媒体に印画する印画手段、 前記染料が塗布された染料材を巻き取る染料材巻取手
    段、 前記染料材巻取手段に動力を伝達する染料材巻取駆動手
    段、 記録媒体を搬送する記録媒体搬送手段、 前記染料材巻取手段と前記記録媒体搬送手段を駆動させ
    るための単一の駆動手段で、この駆動手段は正方向およ
    び逆方向に駆動可能であり、 前記記録媒体搬送手段の回動と連動して回転可能な回動
    手段、 前記回動手段に保持され、前記記録媒体搬送手段からの
    動力を伝達する伝達手段前記記録媒体搬送手段の駆動力
    を前記回動手段に伝達するため前記記録媒体搬送手段を
    前記回動手段に当接させる付勢手段、 前記伝達手段の前記染料材巻取手段に対する当接を選択
    的に阻止可能な阻止手段で、前記駆動手段が第1の方向
    に駆動した時、その駆動力は前記記録媒体搬送手段に伝
    達され前記記録媒体を第1の方向に搬送するとともに前
    記記録媒体搬送手段の駆動力は前記回動手段を前記染料
    材巻取駆動手段の方向へ回動させ、これにより前記伝達
    手段は前記染料材巻取手段に当接して前記駆動手段の動
    力により前記染料材巻取手段が駆動され染料材を巻き取
    り、 一方、前記駆動手段が第2の方向に駆動した時、その駆
    動力は前記記録媒体搬送手段に伝達され前記記録媒体を
    第2の方向に搬送するとともに前記記録媒体搬送手段の
    駆動力によって前記回動手段を前記染料材巻取駆動手段
    から離れる方向へ回動することにより前記伝達手段は前
    記染料材巻取手段より離間し前記駆動手段は駆動しな
    い、記録媒体と染料材を搬送する搬送機構からなること
    を特徴とする画像プリンタ。
JP11218897A 1996-10-25 1997-04-30 画像プリンタ Expired - Fee Related JP3482811B2 (ja)

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