JP2879966B2 - 熱転写式記録装置 - Google Patents

熱転写式記録装置

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JP2879966B2 JP30180890A JP30180890A JP2879966B2 JP 2879966 B2 JP2879966 B2 JP 2879966B2 JP 30180890 A JP30180890 A JP 30180890A JP 30180890 A JP30180890 A JP 30180890A JP 2879966 B2 JP2879966 B2 JP 2879966B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば熱転写式記録装置に関し、より詳細に
は、インクシートに担持された熱昇華型或いは熱溶融型
のインクを画像情報に応じて選択的に加熱して所定の画
像情報を受像シートに転写するサーマルプリンタ等の熱
転写式記録装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種の熱転写式記録装置は、周知のように、
インクシート供給ロールにより所定速度で一定方向に搬
送されるインクシートと、プラテンローラに巻き回され
所定速度で同方向に搬送される受像シートとを重ね合わ
せ、これらインクシート及び受像シートをプラテンロー
ラと画像記録情報に応じて熱パターンを発生するサーマ
ルヘッドとの間に挟み込み、インクシートのインクを選
択的に転写することにより画像情報を受像紙に転写する
構成となっている ところで、インクシートの搬送速度と受像シートの搬
送速度とを速度比1:n(n>1)とすることにより、イ
ンクシートを高密度に利用してその消費を節約し交換頻
度を低減してランニングコストを抑えるよう構成された
熱転写式記録装置が開発されている(例えば特公昭62−
58917号公報参照)。このような記録装置は、受像シー
トを搬送する第1のキャプスタンとインクシートを各別
に搬送する第2のキャプスタンとを備えるのが一般的で
あり、第1のキャプスタンによる受像シートの搬送速度
より第2のキャプスタンによるインクシートの搬送速度
が小さくなるよう設定されている(例えば特開昭63−16
5169号公報参照)。また、インクシートと受像シートと
の間に滑性剤又は離型剤を介することにより両者間の摩
擦力を低下し、融着を抑えてインクシートと受像シート
とが相対摺動しやすいよう構成されたものもある(例え
ば特開昭62−23793号公報参照)。
また、第4図には、インクシートと受像シートとの搬
送速度比を1:n(n≧1)として記録可能なインクシー
トの画像濃度特性が示されている。受像シートの搬送速
度vpのインクシートの搬送速度viに対する速度比vp/vi
を1からnまで変化させても画像濃度の差Δは非常に小
さいことが分かる。
しかしながら、このような従来の熱転写式記録装置に
あっては、インクシート供給ロールとプラテンローラと
を駆動する駆動源がそれぞれについて設けられているも
のが一般的であるため、前記二つのキャプスタンと併せ
ると部品点数が多くて構成が複雑となるばかりか装置本
体が大型化したり高価になるという問題がある。
また、インクシート供給ロール及びインクシート巻取
ロールの巻き径は漸次変化するため、インクシートの搬
送速度を安定化し、画像濃度のむらやインクシートに生
じるしわを抑えるには、インクシートの巻き径を検出す
る巻き径検出手段を設ける必要があって構成が複雑且つ
高価になるという問題もある。
(発明の目的) 本発明は、上記課題に着目してなされたもので、簡単
な構成でありながら、インクシートの巻き径に拘らず安
定したインクシートの搬送を行なうことができる熱転写
式記録装置の提供を目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明は、熱昇華型或いは
熱溶融型のインクを担持したインクシートと、このイン
クシートが巻き回されたインクシート供給ロートと、こ
のインクシート供給ロールより所定速度で送り出された
インクシートを所定の張力を付与しつつ巻取るインクシ
ート巻取ロールと、これらインクシート供給ロールとイ
ンクシート巻取ロールとの間に配設され且つ受像シート
を前記インクシートと重ね合わせた状態で同方向に所定
速度で相対搬送するためのプラテンローラと、このプラ
テンローラとの間で前記インクシート及び受像シートを
挟持すると共に画像情報に応じた熱パターンを発生して
インクシートのインクを選択的に受像シートに転写する
サーマルヘッドとを備えた熱転写式記録装置であって、
前記インクシートと受像シートとの搬送速度比が1:n
(n≧1)となるようそれぞれを各別に搬送するインク
シート供給ロール用駆動機構とプラテンローラ用駆動機
構とを備え、且つ前記インクシート供給ロールの外径と
内径との比をm:1(m>1)としたとき、m≦nである
ものにおいて、前記インクシート供給ロール及びインク
シート巻取ロールを回転駆動する駆動源を共通化したこ
とを特徴とする。
この場合において、前記駆動源の角速度に対するイン
クシート供給ロール又はインクシート巻取ロールの角速
度比をそれぞれ1/iR、1/iFとし、インクシート供給ロー
ルの外径をrR0、インクシート巻取ロールの内径をrF0
したとき、 iR/iF>rR0/rF0 であることを特徴とする。
また、前記駆動源は、前記インクシートの弛みを除去
するため記録開始前に通常のインクシートの搬送方向と
は同方向又は逆方向に予備回転することを特徴とする。
さらに、前記インクシートが弛んだ状態では、前記イ
ンクシート供給ロールよりインクシート巻取ロールを速
く回転することを特徴とする。
以下、図面に示した好適な実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。
第1図は本発明に係る熱転写式記録装置の一実施例を
示し、熱転写式記録装置は、熱昇華型或いは熱溶融型の
インクを担持したインクシート1と、このインクシート
1がロール状に巻き回されたインクシート供給ロール3
と、このインクシート供給ロール3より所定速度で送り
出されたインクシート1を所定の張力を付与しつつ巻取
るインクシート巻取ロール5と、これらインクシート供
給ロール3とインクシート巻取ロール5との間に配設さ
れ且つ受像シート7を前記インクシート1と重ね合わせ
た状態で同方向に所定速度で相対搬送するためのドラム
状のプラテンローラ9と、このプラテンローラ9との間
で前記インクシート1及び受像シート7を挟持すると共
に画像情報に応じた熱パターンを発生してインクシート
1のインクを選択的に受像シート7にドット転写し且つ
図示しない昇降機構により昇降移動可能となっているサ
ーマルヘッド11と、サーマルヘッド11をインクシート1
及び受像シート7を介してプラテンローラ9に押圧する
ばね13等の加圧機構とを備えている。受像シート7は、
その先端がプラテンローラ9に設けられたクランパ15に
より保持され且つプラテンローラ9の外周に巻き回され
ている。
インクシート供給ロール3にはステッピングモータ17
等の駆動源が第1の減速機構19を介して連結され、ステ
ッピングモータ17を駆動することによりインクシート供
給ロール3が所定の角速度ωで回転しインクシート1を
所定の速度viで送り出すよう構成されている。
また、インクシート巻取ロール5には、電磁パウダク
ラッチ或いは摩擦クラッチ等より構成されるトルクリミ
ッタ21(張力付与機構)が連結されていると共に、イン
クシート供給ロール3の駆動源と共通の駆動源たる前記
ステッピングモータ17に第2の減速機構23を介して連結
されており、ステッピングモータ17を駆動することによ
りインクシート1が巻取られるよう構成されている。そ
して、インクシート巻取ロール5は、無負荷状態ではイ
ンクシート1の搬送速度より速い周速で回転するよう設
定されており、インクシート1に所定の張力が加えられ
るとトルクリミッタ21が滑ることによりインクシート1
を所定の張力を付与しながら巻取るよう構成されてい
る。
さらに、プラテンローラ9には、前記ステッピングモ
ータ17とは別途設けられたステッピングモータ及び減速
器等より構成される駆動機構25が連結されており、プラ
テンローラ9を所定速度で回転することにより受像シー
ト7のみを所定の記録開始位置に搬送するよう構成され
ている。
これは、インクシート1と受像シート7とが、その表
層が滑性及び熱離型性を有して相対摺動自在となってい
ると共に、その最大静摩擦係数が受像シート7とプラテ
ンローラ9の動摩擦係数より小さく設定されているから
である。従って、受像シート7は、ばね13及びサーマル
ヘッド11の加圧力によってインクシート1と共にプラテ
ンローラ9に圧接され、且つプラテンローラ9と受像シ
ート7との間に発生する摩擦力によりプラテンローラ9
が所定の周速で回転すると受像シート7のみがその周速
で搬送される。
そして、ステッピングモータ17に連結された第1及び
第2の減速機構19、23は、画像記録時にはインクシート
供給ロール3がプラテンローラ9の周速より小さい周速
で回転するよう、即ちインクシート1及び受像シート7
の速度比が1:n(n≧1)となるよう予め設定されてお
り、インクシート1を高密度に利用してその消費を節約
し交換頻度を低減してランニングコストが抑えられてい
る。
また、インクシート供給ロール3の外径と内径との比
をm:1(m>1)としたとき、m≦nとなるよう構成さ
れている。
さらに、ステッピングモータ17の角速度に対するイン
クシート供給ロール3又はインクシート巻取ロール5の
角速度比は、それぞれの角速度比を1/iR、1/iFとし、イ
ンクシート供給ロール3の外径をrR0、インクシート巻
取ロール5の内径をrF0としたとき、 iR/iF>rR0/rF0 となるよう設定されている。
以下、この式を導く過程を詳細に説明する。
インクシート供給ロール3より送り出されるインクシ
ート1は、例えば第2図に示すように、インクシート供
給ロール3の外径(使用開始時の半径)をrR0、内径
(使用終了時の半径)をrR1とし、角速度をωとする
と、使用開始時における搬送速度はrR0ω、使用終了
時における搬送速度はrR1ωとなる。
このとき、インクシート供給ロール3の外径rR0、内
径rR1及び角速度ωは、 rR0ω=vp/n0≦vp 及び rR1ω=vp/n1≧vp/n であるから、 1≦n0<n1≦n 及び 1<rR0/rR1=n1/n0≦n 式を満足するように設定されている。
ここで、ステッピングモータ17の角速度をω、ステ
ッピングモータ17の角速度とインクシート供給ロール3
の角速度との角速度比を1/iR(=ωR)とすると、
インクシート1の使用開始時における搬送速度vp0及び
使用終了時における搬送速度vp1は、 vp0=rR0ω=rR0ω0/iR 及び vp1=rR1ω=rR1ω0/iR である。
また、インクシート巻取ロール5の内径(使用開始時
の半径)をrF0、外径(使用終了時の半径)をrF1とする
と、インクシート巻取ロール5の使用開始時におけるの
角速度ωF0及び使用終了時における角速度ωF1は、 ωF0=vp0/rF0=rR0ω0/rF0iR ωF1=vp1/rF1=rR1ω0/rF1iR 及び ωF0>ωF1 となる。
従って、インクシート巻取ロール5の無負荷状態にお
ける角速度をω、ステッピングモータ17に対するイン
クシート巻取ロール5の角速度比を1/iF(=ωF
とすると、 ω>ωF0 でなければならないから、 ω0/iF>rR0ω0/rF0iR となる。よって、 iR/iF>rR0/rF0 式を満足するように、インクシート供給ロール3及びイ
ンクシート巻取ロール5の角速度比iR及びiFが設定され
ている。
また、ステッピングモータ17は、インクシート1の弛
みを抑えるため記録開始前にインクシート1の搬送方向
と逆方向に通常より高速で予備回転するよう構成されて
いると共に、インクシート1の張力が一定となったとき
に予備回転が停止されるよう構成されている。ステッピ
ングモータ17の予備回転によりインクシート1の弛みが
抑えられるようにするため、第2の減速機構23には以下
のように構成された第1及び第2のワンウェイクラッチ
27、29が設けられている(第3図(a)、(b)参
照)。
即ち、第1のワンウェイクラッチ27は、ステッピング
モータ17の駆動軸31と第1のタイミングプーリ33との間
に設けられ、駆動軸31がインクシート1を巻取る方向
(図中F方向)に回転した場合にはロックされてその回
転が第1のタイミングベルト35を介して第2のタイミン
グプーリ37に伝達される一方、駆動軸31が逆方向(図中
R方向)に回転した場合には空転するよう構成されてい
る。
また、第2のワンウェイクラッチ29は、第2のタイミ
ングプーリ37に固定された回転軸39と匡体41との間に設
けられ、駆動軸31及び第1のタイミングプーリ33がイン
クシート1を巻取る方向に回転した場合には空転する一
方、駆動軸31及び第1のタイミングプーリ33が逆方向に
回転した場合にはロックされて回転不能となるよう構成
されている。
従って、インクシート1の弛みを除去するためにステ
ッピングモータ17がR方向に回転した場合には、第1の
減速機構19を介してインクシート供給ロール3が逆回転
し、インクシート巻取ロール5は回転しないのでインク
シート1の弛みは速やかに除去される。
第2のタイミングプーリ37には第2のタイミングベル
ト43を介して第3のタイミングプーリ45が連動連結さ
れ、第3のタイミングプーリ45と前記インクシート巻取
ロール5の回転軸47との間には前記トルクリミッタ21が
設けられている。インクシート1の弛みが除去される
と、インクシート1にインクシート巻取ロール5を逆回
転させる方向の力が加わるが、第2のタイミングプーリ
37が第2のワンウェイクラッチ29によって逆回転できな
いようロックされているので、インクシート1には張力
が作用する結果、トルクリミッタ21では滑りが発生す
る。
次に作用を説明する。
上記構成において、記録待機時には昇降機構によりサ
ーマルヘッド11が上昇されていると共に、サーマルヘッ
ド11が励磁されておらずインクシート1は弛んだ状態と
なっている。
記録開始前には、ステッピングモータ17をインクシー
ト1の搬送方向と逆方向に通常より速い速度で駆動する
ことによりインクシート供給ロール3及びインクシート
巻取ロール5が高速で逆回転することによってインクシ
ート1の弛みが速やかに除去されてインクシート1に所
定の張力が付与される。インクシート供給ロール3及び
インクシート巻取ロール5を回転駆動するステッピング
モータ17は共通されているため、部品点数が削減されて
構成が簡単になるばかりか、装置全体が小型化されると
共にコストダウンを図ることができる。
その後、受像シート7がプラテンローラ9の外周に巻
き回され、プラテンローラ9を回転することにより受像
シート7が所定の記録開始位置まで搬送された後、サー
マルヘッド11がプラテンローラ9に圧接されて記録が開
始される。このとき、ステッピングモータ17の角速度に
対するインクシート供給ロール3又はインクシート巻取
ロール5の角速度比をそれぞれ1/iR、1/iFとし、インク
シート供給ロール3の外径をrR0、インクシート巻取ロ
ール5の内径をrF0としたとき、 iR/iF>rR0/rF0 となるよう構成されているため、インクシート1の巻き
径を検出する巻き径検出手段を設けることなく、インク
シート供給ロール3及びインクシート巻取ロール5の巻
き径が漸次変化しても、インクシート1の搬送速度を安
定化することができ、画像濃度のむらやインクシート1
に生じるしわを抑えることができる。
なお、記録開始前には、インクシート1の弛み量が予
め予想されるものであれば、所定の回転数だけステッピ
ングモータ17を逆回転して停止させればよい。また、イ
ンクシート1の弛み量が不定であれば、トルクリミッタ
21に滑りセンサを設け、この滑りセンサの検知によるト
ルクリミッタ21の滑り量に応じてステッピングモータ17
を停止すればよい。
さらに、第1ないし第3のタイミングプーリ33、37、
45は、ステッピングモータ17とインクシート巻取ロール
5との間に設けられた第2の減速機構23に含まれてお
り、第2の減速機構23がギヤ等を用いることにより構成
されているものにおいても同様の機構が成立することは
いうまでもない。
また、本実施例では第2のワンウェイクラッチ29が匡
体41と第2のタイミングプーリ37に固定された回転軸39
との間に設けられているが、該回転軸39を匡体41に固定
された固定軸に代えると共に第2のワンウェイクラッチ
29を匡体41と第2のタイミングプーリ37との間に設けて
も同様な効果を得ることができる。
さらに、前述の実施例では記録開始前にステッピング
モータ17をインクシート1の搬送方向とは逆方向に回転
するよう構成したが、同方向に回転するよう構成しても
よい。この場合、インクシート1が緩んでいる状態で
は、インクシート巻取ロール5が無負荷状態の角速度で
回転する。即ち、インクシート供給ロール3の周速より
インクシート巻取ロール5の周速の方が速いため、イン
クシート1の緩みは速やかに除去される。インクシート
1の緩みが除去されると、インクシート1には張力が作
用し、トルクリミッタ21で滑りが発生して張力が一定と
なった後にステッピングモータ17の回転が停止される。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明の熱転写式記録装置によ
れば、駆動源を共通化することにより構成を簡単にして
小型化及びコストダウンが図れると共に、インクシート
の巻き径が変化しても常時安定した搬送を行なうことが
でき、さらに記録開始前には上記駆動源を回転すること
によりインクシートの緩みを除去することができるた
め、画像濃度のむらやインクシートのしわを抑えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る熱転写式記録装置の構
成図、第2図はインクシート供給ロール及びインクシー
ト巻取ロールの使用開始時と使用終了時とのインクシー
トの巻き径を示す図、第3図(a)、(b)はインクシ
ート巻取ロール側の減速機構及び張力付与機構の構成
図、第4図は受像シートの搬送速度vpのインクシートの
搬送速度viに対する速度比vp/viと画像濃度との相関図
である。 1……インクシート、3……インクシート供給ロール、
5……インクシート巻取ロール、7……受像シート、9
……プラテンローラ、11……サーマルヘッド、17……ス
テッピングモータ(駆動源)、19……第1の減速機構
(インクシート供給ロール用駆動機構)、23……第2の
減速機構(プラテンローラ用駆動機構)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱昇華型或いは熱溶融型のインクを担持し
    たインクシートと、このインクシートが巻き回されたイ
    ンクシート供給ロールと、このインクシート供給より所
    定速度で送り出されたインクシートを所定の張力を付与
    しつつ巻取るインクシート巻取ロールと、これらインク
    シート供給ロールとインクシート巻取ロールとの間に配
    設され且つ受像シートを前記インクシートと重ね合わせ
    た状態で同方向に所定速度で相対搬送するためのプラテ
    ンローラと、このプラテンローラとの間で前記インクシ
    ート及び受像シートを挟持すると共に画像情報に応じた
    熱パターンを発生してインクシートのインクを選択的に
    受像シートに転写するサーマルヘッドとを備えた熱転写
    式記録装置であって、 前記インクシートと受像シートとの搬送速度比が1:n
    (n≧1)となるようにそれぞれを各別に搬送するイン
    クシート供給ロール用駆動機構とプラテンローラ用駆動
    機構とを備え、且つ前記インクシート供給ロールの外径
    と内径との比をm:1(m>1)としたとき、m≦nであ
    るものにおいて、 前記インクシート供給ロール及びインクシート巻取ロー
    ルを回転駆動する駆動源を共通化したことを特徴とする
    熱転写式記録装置。
  2. 【請求項2】前記駆動源の角速度に対するインクシート
    供給ロールまたはインクシート巻取ロールの角速度比を
    それぞれ1/iR、1/iFとし、インクシート供給ロールの外
    径をrR0、インクシート巻取ロールの内径をrF0としたと
    き、 iR/iF>rR0/rF0 であることを特徴とする請求項1記載の熱転写式記録装
    置。
  3. 【請求項3】前記駆動源は、前記インクシートの弛みを
    除去するため記録開始前に通常のインクシートの搬送方
    向とは逆方向に予備回転することを特徴とする請求項1
    又は2記載の熱転写式記録装置。
  4. 【請求項4】前記駆動源は、前記インクシートの弛みを
    除去するため記録開始前に通常のインクシートの搬送方
    向とは同方向に予備回転することを特徴とする請求項1
    又は2記載の熱転写式記録装置。
  5. 【請求項5】前記インクシートが弛んだ状態では、前記
    インクシート供給ロールよりインクシート巻取ロールを
    早く回転することを特徴とする請求項1、2、3又は4
    記載の熱転写式記録装置。
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