JPH04229286A - テーププリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は印刷装置に係わり、特に
テープカセットに収納されたテープに印字することを専
用に行なうテーププリンタに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、特にサーマルインクリボン並びに
テープ類を収納して成るテープカセットを用いて印字を
行なうテーププリンタに於いて、サーマルインクリボン
を巻取る役目をするリボン巻取手段の駆動源と、テープ
送り手段の駆動源は同一のモータであり、しかもモータ
歯車はリボン巻取手段とテープ送り手段を連結する輪列
に噛合した状態で位置決めされていた。したがってモー
タ歯車を駆動すると、リボン巻取手段とテープ送り手段
が同時に駆動される。

【０００３】さらに従来のテーププリンタは、使用して
ない時に於ても印字ヘッドはプラテンローラに押え付け
られた状態であり、またテープ送りローラはテープ押え
ローラに押え付けられた状態であった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記のような構造のテ
ーププリンタにおいて、使用者がテープカセットを交換
した時に、サーマルインクリボンのたるみを除去せずに
印字動作を行なった場合には、サーマルインクリボンは
たるんだ状態のまま印字が行われることになる。すると
印字ヘッド付近に於てはサーマルインクリボンが適正な
引き剥し角度を形成せずに印字が行われることになる為
良好な印字品質を得ることができないという欠点があっ
た。さらにサーマルインクリボンのたるみが多い場合に
はサーマルインクリボンがテープカセット内でロックし
てしまいテープカセットが使用不可能状態になってしま
うという欠点があった。さらに従来のこのようなテープ
プリンタに於いては、長時間使用しないで放置しておく
と、プラテンローラに凹みが生じ印字品質を悪くしたり
、またテープ送りローラに凹みが生じテープ送り不良が
発生してしまうという欠点があった。

【０００５】そこで本発明はこのような問題を解決する
もので、その目的とするところは、使用者がテープカセ
ットを交換した後サーマルインクリボンのたるみの除去
を行なわなくても、印字品質に悪影響を及ぼさないテー
ププリンタを提供するところにある。さらにサーマルイ
ンクリボンのテープカセット内でのロック状態の発生を
阻止できるテーププリンタを提供するところにある。さ
らに長時間放置後のプラテンローラの凹み、ならびにテ
ープ送りローラの凹みを防止するテーププリンタを提供
するところにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明のテーププリンタは、テープ及びインク
リボンを移送する移送手段と、前記インクリボンのイン
クを前記テープに転写する印字ヘッドと、該印字ヘッド
を待機状態ならびに印字可能状態に選択的に位置決めす
ることができるできる印字ヘッド位置決め手段と、前記
移送手段ならびに前記印字ヘッド位置決め手段の動力源
となるモータと、該モータの一方向の回転時には前記モ
ータの回転を前記移送手段に伝達し他方向の回転時には
前記伝達を前記印字ヘッド位置決め手段に伝達するごと
く作用する動力切り換え手段とから構成されたことを特
徴とする。

【０００７】

【作用】上記の構造のテーププリンタは、インクリボン
にたるみの無い状態で印字が行なわれ印字に使用された
インクリボンは直ちにリボン巻取コアに巻取られる。

【０００８】さらに、上記の構造のテーププリンタは印
字を行なわない時には、印字ヘッドはプラテンローラか
ら離れ、テープ送りローラはテープ押えローラから離れ
ている。

【０００９】

【実施例】以下本発明の実施例を図面に従って説明する
。図１は本発明のテーププリンタの一種のサーマル転写
方式のテーププリンタであり、テープカセット無し時の
構造を示す上面図であり、図２は図１の左側面図である
。これより図１、図２を用いて構造の説明を行う。

【００１０】５は等間隔に印字要素として複数の発熱体
（図示してない）を有しヘッド支持体６に保持されてい
る印字ヘッド、７はレリーズレバ軸１６との当接部７−
１を有しヘッドアーム軸９に軸支されたヘッドアーム、
８はヘッドアーム７にヘッド支持体６を軸支させる役目
を成すヘッド支持軸、１０はヘッドアーム７を矢印Ｅ方
向に付勢する役目をするヘッド押えばねである。１１は
テープ送り歯車２８の軸部２８−１に固着したテープ送
りローラ、１２は当接部１２−１を有しテープ送り歯車
２８を保持しているテープ送りローラホルダ、１３は軸
部２８−１を矢印Ｆ方向に付勢する役目を成すテープ送
りローラばね、２９はテープ送りローラホルダ１２を軸
支しているテープ送りローラホルダ軸である。１７はメ
インフレーム１に固着した解除レバ支持軸１５に軸支さ
れ両矢印Ｌ方向に回動可能な解除レバ、１６は解除レバ
１７に固着している解除レバ軸である。１８は解除歯車
２０を有し解除レバ１７の両矢印Ｌ方向の位置決めの役
目をする解除カム、３はモータ歯車２２を有したモータ
、５１はモータ軸３−１に軸支され遊星歯車軸５２を有
した遊星レバ、５３は遊星歯車軸５２に軸支されモータ
歯車２２と噛合している遊星歯車、２６は減速歯車２３
と伝達歯車Ａ２４を介してモータ歯車２２の回転を受け
るリボン巻取歯車、４は摩擦クラッチ構造を有しリボン
巻取歯車２６によって駆動されるリボン巻取軸、２７は
減速歯車２３と伝達歯車Ｂ２５を介してモータ歯車２２
の回転を受けるテープ送り伝え歯車、３０はテープ送り
伝え歯車軸、３１はプラテンローラ軸、２−１および２
−２はサブフレーム２に設けられたテープカセット位置
決め軸、１９は解除歯車２０と噛合し遊星歯車５３と噛
合可能な解除伝達歯車である。

【００１１】図１、図２に於て、解除カム１８によって
解除レバ１７は矢印Ｊ１方向に押されている。従って解
除カム１８に於いてはヘッド押えばね１０とテープ送り
ローラばね１３の力によって矢印Ｊ２方向への反力を受
けており、両矢印Ｍ方向への回転が阻止されている。ま
た遊星歯車５３に於ては減速歯車２３と噛合しておらず
、また解除伝達歯車１９とも噛合していない状態である
。以上が本発明のテーププリンタの構造を示す説明であ
る。

【００１２】つづいて本発明のテーププリンタのテープ
カセットの構造を説明する。図３、図４は本発明のテー
ププリンタのテープカセットの構造を示す図で、図３は
上面図、図４は図３の上断面である。これより図３、図
４を用いてテープカセットの構造について説明を行う。

【００１３】３５はプラテンローラ軸３１に軸支される
穴３５−１を有したプラテンローラ、３６はテープ送り
伝え歯車軸３０に軸支される穴３６−１を有したテープ
押えローラ、３４はサーマルインクリボン、３２はリボ
ン巻取軸４に係合する異形穴３２−１を有しサーマルイ
ンクリボン３４を巻取る役目をするリボン巻取コア、３
３は透明フィルム、３７は剥離材を有した両面粘着テー
プ、３８はテープカセット位置決め軸２−１と２−２に
係合する位置決め穴３８−１および３８−２を有したカ
セットケース（下）、３９はカセットケース（上）であ
る。透明フィルム３３はテープ押えローラ３６の地点で
両面粘着テープ３７と接着するのである。以上が本発明
のテーププリンタのテープカセットの構造の説明である
。

【００１４】つづいてテープカセットをテーププリンタ
に装着する動作について説明する。図５、図６は、本発
明のテーププリンタの図１、図２の状態にテープカセッ
トを装着した様子を示す図で、図５は上面図、図６は図
５の左側面図である。カセットケース（下）の穴３８−
１および３８−２は、サブフレーム２に設けられたテー
プカセット位置決め軸２−１および２−２に係合してい
る為、テープカセットは所望の位置に位置決めされてい
る。またプラテンローラ３５はプラテンローラ軸３１に
軸支されさらにテープ押えローラ３６はテープ送り伝え
歯車軸３０に軸支されている。図５から判るように、テ
ープカセットをテーププリンタに装着する際、印字ヘッ
ド５ならびにテープ送りローラ１１は障害とならずに装
着できる。以上により使用者の操作の説明は終了である
。

【００１５】図７は本発明の全体構成を示すブロック図
であり、６０は上記に説明した本発明のテーププリンタ
の機構部であり、５は印字ヘッド５を示す概略図、３は
モータ３を示す概略図である。７２はＣＰＵであり、印
字ヘッド制御回路７５ならびにモータ制御回路７６に接
続されている。７１はインターフェイス、７３はＲＯＭ
、７４はＲＡＭである。７７は印字ヘッド制御回路７５
への印字ヘッド制御信号、８０はモータ制御信号７６の
を基本となるステップ駆動基本信号、７８はモータ３を
矢印Ｐ１方向に回転させる為の信号をモータ制御回路７
６に送るモータ正回転信号、７９はモータ３を矢印Ｐ２
方向に回転させる為の信号をモータ制御回路７６に送る
モータ逆回転信号、８１は印字ヘッド５を駆動させる為
の印字ヘッド駆動信号、８２はモータ３を駆動させる為
のモータ駆動信号である。

【００１６】印字データがインターフェイス７１から入
力されるとＲＡＭ７４内にいったん取り込まれ、ＣＰＵ
はこのデータを解読し、データコードに対応した文字フ
ォントのデータをＲＯＭ７３から読み出し印字ヘッド制
御回路７５、モータ制御回路７６を介してテーププリン
タ機構部を制御して印字を実行する。

【００１７】図８は本発明のテーププリンタの一連の印
字動作を示すタイムチャートである。

【００１８】これより図８を中心に本発明のテーププリ
ンタの一連の動作について説明する。

【００１９】はじめに輪列の動きの説明を行う。（図５
の状態に於ける輪列の状態は図１と同様である為輪列の
動きは図１を基に説明する。）モータ正回転信号７８を
ＯＮ状態にするとモータ３は矢印Ｐ１方向に回転する（
図８Ｚ１時点）。モータ３が矢印Ｐ１方向に回転すると
モータ歯車２２は矢印Ｐ１方向に回転し遊星レバ５１は
矢印Ｇ１方向に回転し図９に示すように遊星歯車５３は
減速歯車２３と噛合する（図８Ｚ２時点）。さらにモー
タ３の回転を継続すると遊星歯車５３が矢印Ｂ１方向へ
の回転を開始する為、減速歯車２３は矢印Ｓ方向に回転
する。減速歯車２３の回転はリボン巻取歯車２６を矢印
Ｕ方向に回転させクラッチ機構を介してリボン巻取軸４
も矢印Ｕ方向に回転する（図８Ｚ３時点）。また減速歯
車２３の矢印Ｓ方向の回転はテープ送り伝え歯車２７を
矢印Ｔ方向に回転させる。ここでリボン巻取軸４の矢印
Ｕ方向の回転を受けたテープカセットの動きについて図
５を用いて説明する。リボン巻取軸４の駆動を受けたリ
ボン巻取コア３２は矢印Ｕ方向に回転するためサーマル
インクリボン３４がリボン巻取りコア３２に巻取られる
。使用者が装着したテープカセット内で、サーマルイン
クリボン３４にたるみがあった場合にはサーマルインク
リボン３４の経路内のたるみは除去される。またテープ
送り伝え歯車２７の矢印Ｔ方向への回転はテープカセッ
トには駆動力を与えない。以上がモータ３を矢印Ｐ１方
向に回転させた場合の輪列回りの動きである。

【００２０】リボンのたるみ除去が終了した時点でモー
タ正回転信号７８をＯＦＦ状態にしてモータ３を停止さ
せ（図８Ｚ４時点）、つづいてモータ逆回転信号７９を
ＯＮ状態にする（図８Ｚ５時点）とモータ３は矢印Ｐ２
方向に回転して遊星レバ５１は矢印Ｇ２方向に回転し遊
星歯車５３は減速歯車２３との噛合を断つ。さらにモー
タ３の回転を継続すると図１０に示すように遊星歯車５
３は解除伝達歯車１９と噛合する（図８Ｚ６時点）。さ
らにモータ３の回転を継続すると遊星歯車５３が矢印Ｂ
２方向への回転を開始する為、解除伝達歯車１９は矢印
Ａ方向に回転し、その回転を受けて解除歯車２０が矢印
Ｋ方向に回転し、解除カム１８は矢印Ｋ方向に回転する
。解除カム１８の矢印Ｋ方向の回転によって解除レバ１
７が矢印Ｊ２方向に回転しヘッドアーム７およびテープ
送りローラホルダ１２の位置決めが解除される為、印字
ヘッド５に於いてはヘッド押えばね１０の力によって矢
印Ｅ方向に付勢されてプラテンローラ３５に当接した状
態で位置決めされる。またテープ送りローラ１１に於い
てはテープ送りローラばね１３の力によって矢印Ｆ方向
に付勢されてテープ押えローラ３６に当接した状態で位
置決めされる。またテープ送り伝え歯車２７とテープ送
り歯車２８は噛合状態になる（図８Ｚ７時点）。解除カ
ム１８の回転はカム検出器２１によって検出しており、
解除レバ１７に対向するカムストロークが無くなった時
点でモータ逆回転信号７９をＯＦＦ状態にしてモータ３
の矢印Ｐ２方向の回転を止める（図８Ｚ８時点）。 この時点におけるテーププリンタの状態を示す図が図１
１・図１２であり、図１１は上面図、図１２は図１１の
左側面図である。

【００２１】これより、印字が行なわれるまでの動作の
説明を行なう。はじめに輪列の動きについて説明する。 モータ正回転信号７８をＯＮ状態にしてモータ３を矢印
Ｐ１方向に回転させる（図８Ｚ９時点）。モータ３が矢
印Ｐ１方向に回転すると遊星レバ５１は矢印Ｇ１方向に
回転し遊星歯車５３は解除伝達歯車１９との噛合を断ち
減速歯車２３と噛合する（図８Ｚ１０時点）。さらにモ
ータ３の回転を継続すると遊星歯車５３が矢印Ｂ１方向
への回転を開始する為、減速歯車２３は矢印Ｓ方向に回
転を開始し、それによりテープ送り伝え歯車２７は矢印
Ｔ方向に回転し、またリボン巻取歯車２６は矢印Ｕ方向
に回転する（図８Ｚ１１時点）。

【００２２】テープ送り伝え歯車２７の矢印Ｔ方向の回
転力を受けたテープ送り歯車２８は矢印Ｗ方向（図１１
）に回転し、テープ送りローラ１１が矢印Ｗ方向に回転
する（図８Ｚ１１時点）。つづいてテープカセット回り
の動きについて説明する。テープ送り歯車２８の矢印Ｗ
方向への回転によりテープ送りローラ１１が矢印Ｗ方向
に回転する為、接着された透明フィルム３３と両面粘着
テープ３７は矢印Ｖ方向に送り出される。印字ヘッド５
付近に於ては透明フィルム３３が矢印Ｘ方向に送られる
為サーマルインクリボン３４も透明フィルム３３とほぼ
同等長さ分送り出さるサーマルインクリボン３４に於て
は印字ヘッド５とリボン巻取コア３２との間にたるみが
生じようとする。しかしリボン巻取歯車２６の矢印Ｕ方
向の回転によりリボン巻取軸４を介してリボン巻取コア
３２が矢印Ｕ方向に回転する為、印字ヘッド５からリボ
ン巻取コア３４の間で生じたサーマルインクリボン３４
のたるみは常に巻取られるのである。したがってサーマ
ルインクリボン３４と透明フィルム３３によって形成さ
れる角度θは常に一定に保たれているのである。

【００２３】透明フィルム３３の矢印Ｘ方向への搬送に
同調して印字ヘッド制御信号７７を印字ヘッド制御回路
７５に与え（図８Ｚ１２〜Ｚ１３の間）印字ヘッド５に
印字ヘッド駆動信号８１を与えることによって透明フィ
ルム３３に印字が行われ、テープ押えローラ３６とテー
プ送りローラ１１との間で透明フィルム３３は両面粘着
テープ３７と接着して矢印Ｖ方向に排出される。印字中
に於いてもサーマルインクリボン３４と透明フィルム３
３によって形成される引き剥し角度θは常に適正にかつ
一定に保たれている。所定の印字（テープ送りを含む）
が終了した時点でモータ正回転信号７８をＯＦＦ状態に
してモータ３を停止させる（図８Ｚ１３時点）。以上に
よって印字動作が終了する。

【００２４】つづいてモータ逆回転信号７９をＯＮ状態
させ（図８Ｚ１４時点）モータ３を矢印Ｐ２方向に回転
させると遊星レバ５１は矢印Ｇ２方向に回転し遊星歯車
５３は減速歯車２３との噛合を断ち解除伝達歯車１９と
噛合する（図８Ｚ１５時点）。

【００２５】さらにモータ３の回転を継続すると遊星歯
車５３が矢印Ｂ２方向への回転を開始する為、解除カム
１８は矢印Ａ方向に回転する。解除カム１８の回転はカ
ム検出器２１によって検出しており、解除レバ１７に対
向するカムストロークが図１０に示す位置となった時点
でモータ逆回転信号７９をＯＦＦしてモータ３の矢印Ｐ
２方向の回転を止める（図８Ｚ１７時点）。以上により
印字ヘッド５ならびにテープ送りローラ１１は図５の状
態（図８Ｚ１６時点）になるのである。

【００２６】その後モータ正回転信号７８をＯＮ状態に
してモータ３を矢印Ｐ１方向に回転させ、遊星歯車５３
と解除伝達歯車１９との噛合が断たれた（図８Ｚ１８時
点）後、モータ正回転信号７８をＯＦＦ状態にしてモー
タ３の回転を停止する（第１図の状態、図８Ｚ１９時点
）。テープ送り歯車２８からリボン巻取歯車２６までの
輪列に於てモータ３の負荷は除去された状態になってい
る。

【００２７】以上説明したように本発明のテーププリン
タは、印字ヘッド５とリボン巻取コア３２との間で生じ
たサーマルインクリボン３４のたるみを除去した後に印
字動作が開始される。さらに、上記の構造のテーププリ
ンタは印字を行なわない時には、印字ヘッド５はプラテ
ンローラ３５から離れ、テープ送りローラ１１はテープ
押えローラ３６から離れている。

【００２８】

【発明の効果】以上述べたように本発明は、使用者がテ
ープカセットを交換した時にサーマルインクリボンのた
るみの除去を怠っても、印字開始前にはそのたるみを除
去することができ、印字を開始した時には印字ヘッドか
らリボン巻取コアの間においてはサーマルインクリボン
のたるみが無い。

【００２９】したがって印字ヘッド付近に於ては常にサ
ーマルインクリボンが適正な引き剥し角度を形成した状
態で印字が行われることが可能となる為、常に良好な印
字品質を得ることができる。

【００３０】またサーマルインクリボンのテープカセッ
ト内でのロック状態を阻止できテープカセットを使用不
可能状態にする危険性を阻止できる。

【００３１】さらに本発明のこのようなテーププリンタ
に於いては、長時間使用しないで放置しておいても、プ
ラテンローラに凹みが生じない為常に良好な印字品質を
提供でき、またテープ送りローラに凹みが生じない為、
常に良好なテープ送りができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例のテーププリンタの構造を示
す上面図。

【図２】本発明の一実施例のテーププリンタの構造を示
す図１の左側面図。

【図３】本発明の一実施例のテーププリンタ用テープカ
セットの外観を示す上面図。

【図４】本発明の一実施例のテーププリンタ用テープカ
セットの内部を示す図３の上断面図。

【図５】本発明の一実施例のテーププリンタに於いて図
１の状態にテープカセットを装着した様子を示す上面図
。

【図６】本発明の一実施例のテーププリンタに於ける図
５左側面図。

【図７】本発明のテーププリンタの全体構成を示すブロ
ック図。

【図８】本発明のテーププリンタの一連の印字動作を示
すタイムチャートである。

【図９】本発明の一実施例のテーププリンタに於ける、
図８のＺ２時点の輪列の状態を示す上面図。

【図１０】本発明の一実施例のテーププリンタに於ける
、図８のＺ６時点の輪列の状態を示す上面図。

【図１１】本発明の一実施例のテーププリンタに於ける
、図８のＺ８時点での全体の状態を示す上面図。

【図１２】本発明の一実施例のテーププリンタに於ける
、図１１の左側面図。

【符号の説明】

３　　　　モータ ４　　　　リボン巻取軸 ５　　　　印字ヘッド １１　　　　テープ送りローラ ２２　　　　モータ歯車 ３２　　　　リボン巻取コア ３３　　　　透明フィルム ３４　　　　サーマルインクリボン ３５　　　　プラテンローラ ３７　　　　両面テープ ５１　　　　遊星レバ ５２　　　　遊星歯車

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　インクリボンを用いてテープに印字す
   ることを専用に行なうテープ印字装置に於いて、前記テ
   ープ及び前記インクリボンを移送する移送手段と、前記
   インクリボンのインクを前記テープに転写する印字ヘッ
   ドと、該印字ヘッドを待機状態ならびに印字可能状態に
   選択的に位置決めすることができる印字ヘッド位置決め
   手段と、前記移送手段ならびに前記印字ヘッド位置決め
   手段の動力源となるモータと、該モータの一方向の回転
   時には前記モータの回転を前記移送手段に伝達し他方向
   の回転時には前記伝達を前記印字ヘッド位置決め手段に
   伝達するごとく作用する動力切り換え手段とから構成さ
   れたことを特徴とするテーププリンタ。
2. 【請求項２】　　前記動力切り換え手段が、遊星レバと
   遊星歯車とから構成される遊星機構であることを特徴と
   する請求項１記載のテーププリンタ。
3. 【請求項３】　　前記印字ヘッドを印字可能状態にする
   以前並びに印字開始以前に前記モータの回転を前記移送
   手段に伝達するように前記モータを回転させる手段と、
   印字開始以前並びに印字終了後前記モータの回転方向を
   逆方向に所定時間動作する手段とを有することを特徴と
   する請求項１記載のテーププリンタ。