JP3913598B2 - プレス機械のスライドガイド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、プレス機械のスライドガイド装置に関するものである。スライドガイド装置は、プレス機械のスライドを案内する装置を意味する。即ち、スライドはスライドガイド装置によって案内されることによって高精度に昇降運動する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、プレス機械のスライドに銅合金製のライナを貼り、他方プレス機械のフレームに鉄製のギブを設け、上記ライナとギブとを摺動させることによって、フレームに対してスライドを案内させる構造になっていた。
【0003】
上記ライナとギブとの摺動面には潤滑油が供給され、前記摺動面には5/100mm程度のクリアランスが設けられていた。偏心荷重等に起因して、ライナとギブが線接触になり、当該クリアランスが確保されなくなると油膜が切れ、摺動面が焼き付き、プレス機械のメーンモータが焼損することも考えられる。
【0004】
高精度のプレス加工が要求される場合には、前記クリアランスが災いして所望のプレス加工が出来ないと言う問題もあった。特にスライドが大きくなると偏心荷重に対しては加圧ポイントを増やし、所謂2ポイント、4ポイントプレス機械とすることによって対応していた。この場合、スライド下面とボルスタ上面との平行度を確保するためには、クラウン、コラム、ベッド、クランク軸、コンロッド等の寸法の管理が必要となり、これら構成部品の製造は容易ではなかった。更に、偏心荷重が大になれば、ライナとギブが線接触になると言う問題も考えられる。
【0005】
これらの問題を解決するために、出願人は先に特願 2000−193782を出願した。この出願の場合、球面ブロックとギブはV字形に形成された摺動面によってライナを介して摺動自在になっている。球面ブロックのV字面とギブのV字面を合わせることは製作上容易でなく、高荷重が掛かった場合に球面ブロック側のV字面が開き、両V字面の当たり状態が悪くなるという心配がある。
【0006】
その後出願人は上記心配のない発明について特許出願を行った。(特願2000‐355350)本願は、前記特願2000‐193782と特願2000‐355350の改良に関するものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本願発明は上記の問題を解決するためになされたもので、本願発明の目的は、摺動面の当たりを良好にすること、換言すれば摺動面の片当たりを防止して、面全体が一様に当たるようにすることに加えて、局部的に部材の構成を工夫して、球面体を組込みやすい構造にすることである。即ち、より実用的にすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明においては、球面体を用いたギブ構造とし、且つ球面体のホルダを設け、又は球面体にかぶせるキャップを設けた。更に詳しく言えば、請求項1の発明は、プレス機械のフレームに設けられたギブと、当該ギブと摺動自在の平面部と、凸状に形成された球面部とを有する球面体と、プレス機械のスライドの上部と下部に固定され、前記球面体の球面部と係合する凹形の球面部を有するホルダと、互いに対向するギブのうち、少なくともひとつのギブの位置を調整可能にする調整機構を設け、前記調整機構によるギブの位置の調整により、球面体の前記平面部とギブとの摺動面のクリアランスを調整し、球面体の前記球面部と、ホルダの凹形の球面部との作用により、球面体 の前記平面部とギブとが常時面接触して、スライドの昇降をガイドする構成にした。請求項2の発明は、請求項1の構成に加えて、前記球面体を、対にして設け、対である前記球面体の平面部と、対である前記球面体の平面部に夫々対応するフレームに設けられたギブとの対の摺動面を設け、前記ギブの、対の摺動面同士は適宜の角度をつける構成にした。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2の構成に加えて、前記ギブの対の摺動面を凸形とした。請求項4の発明は、請求項2の構成に加えて、前記ギブの対の摺動面を凹形とした。請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれか1つの構成に加えて、前記ホルダは、前記スライドに設けられた窪みに嵌め込まれている構造とした。
【0010】
請求項6の発明は、プレス機械のフレームに設けられたギブと、当該ギブと摺動自在の平面部と凹状に形成された球面部とを有するキャップと、プレス機械のスライドの上部と下部に固定され、前記キャップの球面部と係合する凸形の球面部を有する球面体と、互いに対向するギブのうち、少なくともひとつのギブの位置を調整可能にする調整機構を設け、前記調整機構によるギブの位置の調整により、前記キャップの平面部とギブとの摺動面のクリアランスを調整し、前記キャップの凹状に形成された球面部と、球面体の凸形の球面部との作用により、前記キャップの平面部とギブとが常時面接触して、スライドの昇降をガイドする構成にした。
【0011】
請求項7の発明は、請求項6の構成に加えて、前記球面体を、対にして設け、対である前記球面体の凸形の球面部に係合する凹状に形成された球面部を有するキャップの平面部と、対である前記キャップの平面部に夫々対応するフレームに設けられたギブとの対の摺動面を設け、前記ギブの、対の摺動面同士には適宜の角度をつける構成にした。請求項8の発明は、請求項7構成に加えて、前記ギブの対の摺動面を凸形とした。
【0012】
請求項9の発明は、請求項7の構成に加えて、前記ギブの対の摺動面を凹形とした。請求項10の発明は、請求項6から請求項9のいずれか1つの構成に加えて、前記球面体は、前記スライドに設けられた窪みに嵌め込まれている構造とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
本願発明の第1実施例を図1、図2を用いて説明する。図1はプレス機械の正面図である。フレーム1のベッド部にボルスタ3が固定され、これに対向してスライド2が昇降自在に設けられている。スライド2は、コンロッド4に連結され、クランク軸(図示せず)と当該コンロッド4で構成されるクランク機構によって昇降運動をする。
【0014】
フレーム1の左右のコラム部には、ステー19が架設されている。ステーは、左右のコラムの変位を抑えるための部材で、スライド2が昇降運動する高さのほぼ中央に来るような位置に配備される。ステー19によって、フレーム1の変形や捩じりが防止される。本願実施例においては、ステー19が設けられているが、ステー19は無くても良い。
【0015】
フレーム1には、ギブ5、6が設けられ、スライド2に球面体7、8、9、10が設けられ、ギブ5、6、球面体7、8、9、10等によってスライド2は案内されて昇降する。
【0016】
図2は図1のギブ部を切った横断面図で、紙面の都合で90°左回りに回転させて表示した図である。換言すれば、図2を右に90°回転させたものが正規の断面図になる。図2の上部の部分を用いて本願装置を説明する。フレーム1にギブホルダ13、14が固定されている。ギブホルダ13、14に形成された係合部13a、14aがフレーム1に設けられた溝に嵌め込められ、ギブホルダ13、14は図示しないボルトでフレームに固定されている。
【0017】
ギブホルダ14のねじ穴には、外周部にねじが形成されている中空ねじ15がねじ込まれ、中空ねじ15に差し込まれたボルト16の端部がウエッジ12の端部に設けられたねじ穴にねじ込まれている。中空ねじ15はその先端部でウエッジ12を押して、ウエッジ12の位置を決める。ボルト16は、ギブホルダ14に中空ねじ15を固定させる。中空ねじ15とボルト16でギブホルダ14に対してウエッジ12の位置を決める。
【0018】
同様にして、ギブホルダ13に対してギブ5の位置が決められる。ウエッジ12がテーパ状に形成されているのでギブ5をスライド2に対して進退させることができる。ウエッジ12及びギブ5の位置調整が終了した時点でギブ5とウエッジ12はボルト17でフレーム1に固定される。
【0019】
ギブ5には、ライナ11がビスで固定されている。板状のライナ11は、ギブ5に沿って上下方向に長く貼られている。本願実施例においては、ライナ11が設けられているが、ライナ11は無くてもよい。この場合、後述の球面体7、9とギブ5、6が直接摺動する。
【0020】
スライド2には球面体7が設けられている。球面体7は、球の一部分を成し、高さは球のほぼ30%である。球面体7は球面部と平面部を有し、平面部は前記ライナ11と摺動自在である。スライド2と球面体7との間にホルダ27が介在している。ホルダ27はボルト26によってスライド2に固定されている。ホルダは凹形の球面部を有し、当該球面部と球面体7の球面部が係合する。球面体7は、ホルダ27に係合した状態では、首振り自在である。本実施例に於いては、ホルダ27は、スライド2に設けられた窪みに嵌め込まれている。
【0021】
図2の下部の構造を説明する。前述のギブ5は位置調整可能であったが、ギブ6は固定である。ギブ5が位置調整可能であるから、ギブ6を位置調整可能にする必要はない。
【0022】
ギブ6の係合部6bは、フレーム1に形成された溝に嵌め込まれ、ギブ6はボルト17でフレーム1に固定される。当該部分においても、スライド2に球面体9が設けられている。球面体9は、前記球面体7と同じで、スライド2への組付け構造も変わりはない。
【0023】
ギブ等の組付けは、以下のようになる。スライド2の窪みにホルダ27を嵌め込み、ボルト26でスライドに固定する。ホルダ27に球面体7を係合させた状態にする。まず、ギブ6がフレーム1に固定される。次にウエッジ12、ギブ5が組み込まれ、ライナ11と前記球面体の平面部との当たりを見ながら中空ねじ15、ボルト16でウエッジ12、ギブ5の位置調整を行う。最終的にはボルト17でウエッジ12、ギブ5をフレーム1に固定させる。
【0024】
シュー23はスライド2に貼られ、ギブホルダ13、14及びギブ6のガイド面に接触し摺動する。実施例1においては、スライド2の左右方向は球面体7、9で規制され、前後方向はシュー23で規制される。
【0025】
本願発明の第2実施例を図1、図3及び図4を用いて説明する。図3は図1のギブ部を切った横断面図で、紙面の都合で90°左回りに回転させて表示した図である。図4は、ギブ部を拡大して示した図で、図3の上部を紙面の都合で右回りに90°回転させて示している。
【0026】
図3の上部の部分と図4を用いて本願装置を説明する。フレーム1にギブホルダ13、14が固定されている。ギブホルダ13、14に形成された係合部13a、14aがフレーム1に設けられた溝に嵌め込められ、ギブホルダ13、14は図示しないボルトでフレーム1に固定されている。
【0027】
ギブホルダ13のねじ穴には、外周部にねじが形成されている中空ねじ15がねじ込まれ、中空ねじ15に差し込まれたボルト16の端部がウエッジ12の端部に設けられたねじ穴にねじ込まれている。中空ねじ15はその先端部でウエッジ12を押して、ウエッジ12の位置を決める。ボルト16は、ギブホルダ13に中空ねじ15を固定させる。中空ねじ15とボルト16でギブホルダ13に対してウエッジ12の位置が決められる。
【0028】
同様にして、ギブホルダ14に対してギブ5の位置が固定される。ウエッジ12がテーパ状に形成されているのでギブ5をスライド2に対して進退させることができる。ウエッジ12及びギブ5の位置調整ができた時点でギブ5とウエッジ12はボルト17でフレーム1に固定される。
【0029】
ギブ5には、ライナ11がビスで固定されている。板状のライナ11は、ギブ5に沿って上下方向に長く貼られている。本願実施例においては、ライナ11が設けられているが、ライナ11は無くてもよい。この場合、後述の球面体7、9とギブ5、6が直接摺動する。
【0030】
スライド2には球面体7が設けられている。球面体7は、球の一部分を成し、高さは球のほぼ30%である。球面体7は球面部と平面部を有し、平面部は前記ライナ11と摺動自在である。スライド2と球面体7との間にホルダ27が介在している。ホルダ27はボルト26によってスライド2に固定されている。ホルダは凹形の球面部を有し、当該球面部と球面体7の球面部が係合する。球面体7は、ホルダ27に係合した状態では、首振り自在である。本実施例に於いては、ホルダ27は、スライド2に設けられた窪みに嵌め込まれている。
【0031】
図3の下部の構造を説明する。前述のギブ5は位置調整可能であったが、ギブ6は固定である。ギブ5が位置調整可能であるから、ギブ6を位置調整可能にする必要はない。
【0032】
ギブ6は、フレーム1に形成された突当部6aに突き当てられ、ボルト17でフレーム1に固定される。
【0033】
ギブ等の組付けは、以下のようになる。スライド2の窪みにホルダ27を嵌め込み、ボルト26でスライドに固定する。ホルダ27に球面体7、9を係合させる。まず、ギブ6がフレーム1に固定される。次にウエッジ12、ギブ5が組み込まれ、ライナ11と球面体7、9との当たりを見ながら中空ねじ15、ボルト16でウエッジ12、ギブ5の位置調整を行う。最終的にはボルト17でウエッジ12、ギブ5をフレーム1に固定させる。
【0034】
ギブ5、6に貼られた一対のライナ11、11の面は、図4に示されているようにαの角度を成している。スライド2からの押力はホルダ27を介して、球面体7、9の平坦部と接触するライナ11の接触面で受けられる。
【0035】
前記接触面に作用する力は、接触面の傾斜によって、スライド2を左右方向に規制する力と、前後方向に規制する力に分解して考えることができる。即ち、スライド2は、ギブ5、6によって、左右方向及び前後方向に規制される。前記角度は、約120°になっている。この角度は、プレス加工の偏心荷重の状態に合わせて決定される。本願の実施例においては、左右方向の偏心荷重が前後方向のそれより大きいとして決められている。即ち、ガイド面の左右方向の投影面積が前後方向のそれより大きくしてある。αが120°の場合は、コサイン、サインの関係で前記投影面積の比は√3:1で、数値にすれば約1.7:1となる。
【0036】
図5及び図6を用いて第3の実施例を説明する。スライド2に球面体7、9が設けられているが、この部分の構造は上記第1、第2の実施例と変わりはない。
【0037】
ギブ24がフレーム1に設けられている。ギブ24は、フレーム1に形成された突当部24aに突き当てられ、ボルト31でフレーム1に固定されている。ギブホルダ14がフレーム1に設けられている。当該ギブホルダの構造は上記第2実施例におけるギブホルダの構造と変わりはない。ギブ25は、フレーム1に位置調整可能に設けられている。ギブ25は、ギブホルダ14によって位置調整が行われ、位置調整後ギブ25はボルト32でフレーム1に固定される。
【0038】
第2実施例においては、一対のガイド面であるライナ11、11の成す角度がスライド2に向けて凸であるが、第3実施例においては凹である。換言すれば、摺動面の関係は第2実施例においてはスライド側が凹であるのに対し、第3実施例の場合にはスライド側が凸である。ギブに対してスライド2の温度が上昇し、スライド2が膨張した場合は、スライド2の変形は第2実施例のようにスライド側が凹の方が吸収されやすく温度上昇に伴う悪影響が少ないと言われている。尚、 本願実施例においても、ライナ11は無くてもよい。この場合、球面体7、9とギブ24、25が直接摺動する。
【0039】
図7によって第4実施例を説明する。第4実施例は、前述の第1実施例(図2)に対応する実施例であって、球面体7、9の組込み方が相違するだけで他の構成は変わりない。
【0040】
図7は図1のギブ部を切った横断面図で、紙面の都合で90°左回りに回転させて表示した図である。換言すれば、図2を右に90°回転させたものが正規の断面図になる。図7の上部の部分を用いて本願装置を説明する。フレーム1にギブホルダ13、14が固定されている。ギブホルダ13、14に形成された係合部13a、14aがフレーム1に設けられた溝に嵌め込められ、ギブホルダ13、14は図示しないボルトでフレームに固定されている。
【0041】
ギブホルダ14には中空ねじ15がねじ込まれ、中空ねじ15に差し込まれたボルト16の端部がウエッジ12の端部に設けられたねじ穴にねじ込まれている。中空ねじ15はその先端部でウエッジ12を押して、ウエッジ12の位置を決める。ボルト16は、ギブホルダ14に中空ねじ15を固定させる。中空ねじ15とボルト16でギブホルダ14に対してウエッジ12の位置が固定される。
【0042】
同様にして、ギブホルダ13に対してギブ5の位置が決められる。ウエッジ12がテーパ状に形成されているのでギブ5をスライド2に対して進退させることができる。ウエッジ12及びギブ5の位置調整が終了した時点で ギブ5とウエッジ12はボルト17でフレーム1に固定される。
【0043】
ギブ5には、ライナ11がビスで固定されている。板状のライナ11は、ギブ5に沿って上下方向に長く貼られている。本願実施例においては、ライナ11が設けられているが、ライナ11は無くてもよい。この場合、後述のキャップ18とギブ5、6が直接摺動する。
【0044】
球面体7は、ボルト26でスライド2に固定されている。本実施例においては、スライド2に窪みが形成され、この窪みに球面体7が嵌め込まれている。球面体7と前記ライナ11との間にキャップ18が介在する。キャップ18は、凹形の球面部を有している。この球面部が前記球面体7の球面部に係合する。キャップ18は、球面体7の球面にならって首振り自在である。キャップ18は、平面部を有し、この平面部と前記ライナ11は摺動自在である。
【0045】
図7の下部の構造を説明する。前述のギブ5は位置調整可能であったが、ギブ6は固定である。ギブ5が位置調整可能であるから、ギブ6を位置調整可能にする必要はない。
【0046】
ギブ6の係合部6bは、フレーム1に形成された溝に嵌め込まれ、ギブ6はボルト17でフレーム1に固定される。
【0047】
ギブ等の組付けは、以下のようになる。スライド2の窪みに球面体7、9が嵌め込まれ、球面体7、9はボルト26でスライド2に固定される。球面体7、9に キャップ18を係合させる。まず、ギブ6がフレーム1に固定される。次にウエッジ12、ギブ5が組み込まれ、ライナ11とキャップ18との当たりを見ながら中空ねじ15、ボルト16でウエッジ12、ギブ5の位置調整を行う。最終的にはボルト17でウエッジ12、ギブ5をフレーム1に固定させる。
【0048】
シュー23はスライド2に貼られ、ギブホルダ13、14及びギブ6のガイド面に接触し摺動する。実施例4においては、スライド2の左右方向はキャップ18で規制され、前後方向はシュー23で規制される。
【0049】
図8及び図9によって第5実施例を説明する。第5実施例は、前述の第2実施例に相当する実施例であって、球面体7、9の組込み方が相違するだけで他の構成は変わりない。
【0050】
図8は図1のギブ部を切った横断面図で、紙面の都合で90°左回りに回転させて表示した図である。図9は、ギブ部を拡大して示した図で、図8の上部を紙面の都合で右回りに90°回転させて示している。
【0051】
図8の上部の部分と図9を用いて本願装置を説明する。フレーム1にギブホルダ13、14が固定されている。ギブホルダ13、14に形成された係合部13a、14aがフレーム1に設けられた溝に嵌め込められ、ギブホルダ13、14は図示しないボルトでフレームに固定されている。
【0052】
ギブホルダ13には中空ねじ15がねじ込まれ、中空ねじ15に差し込まれたボルト16の端部がウエッジ12の端部にねじ込まれている。中空ねじ15はその先端部でウエッジ12を押して、ウエッジ12の位置を決める。ボルト16は、ギブホルダ13に中空ねじ15を固定させる。中空ねじ15とボルト16でギブホルダ13に対してウエッジ12の位置が決められる。
【0053】
同様にして、ギブホルダ14に対してギブ5の位置が固定される。ウエッジ12がテーパ状に形成されているのでギブ5をスライド2に対して進退させることができる。ウエッジ12及びギブ5の位置調整が終了した時点でギブ5とウエッジ12はボルト17でフレーム1に固定される。
【0054】
ギブ5には、ライナ11がビスで固定されている。板状のライナ11は、ギブ5に沿って上下方向に長く貼られている。本願実施例においては、ライナ11が設けられているが、ライナ11は無くてもよい。この場合、後述のキャップ18とギブ5、6が直接摺動する。
【0055】
球面体7は、ボルト26でスライド2に固定されている。本実施例においては、スライド2に窪みが形成され、この窪みに球面体7が嵌め込まれている。球面体7と前記ライナ11との間にキャップ18が介在する。キャップ18は、凹形の球面部を有している。この球面部が前記球面体7の球面部に係合する。キャップ18は、球面体7の球面にならって首振り自在である。キャップ18は、平面部を有し、この平面部と前記ライナ11は摺動自在である。
【0056】
図8の下部の構造を説明する。前述のギブ5は位置調整可能であったが、ギブ6は固定である。ギブ5が位置調整可能であるから、ギブ6を位置調整可能にする必要はない。
【0057】
ギブ6は、フレーム1に形成された突当部6aに突き当てられ、ボルト17でフレーム1に固定される。
【0058】
ギブ等の組付けは、以下のようになる。スライド2の窪みに球面体7、9が嵌め込まれ、球面体7、9はボルト26でスライド2に固定される。球面体7、9にキャップ18を係合させる。まず、ギブ6がフレーム1に固定される。次にウエッジ12、ギブ5が組み込まれ、ライナ11とキャップ18との当たりを見ながら中空ねじ15、ボルト16でウエッジ12、ギブ5の位置調整を行う。最終的にはボルト17でウエッジ12、ギブ5をフレーム1に固定させる。
【0059】
ギブ5、6に貼られた一対のライナ11、11の面は、図9に示されているようにαの角度を形成している。スライド2からの押力は球面体7、キャップ18を介して、キャップ18の平坦部と接触するライナ11の接触面で受けられる。
【0060】
前記接触面に作用する力は、接触面の傾斜によって、スライド2を左右方向に規制する力と、前後方向に規制する力に分解して考えることができる。即ち、スライド2は、ギブ5、6によって、左右方向及び前後方向に規制される。前記角度は、約120°になっている。この角度は、プレス加工の偏心荷重の状態に合わせて決定される。本願の実施例においては、左右方向の偏心荷重が前後方向のそれより大きいとして決められている。即ち、ガイド面の左右方向の投影面積が前後方向のそれより大きくしてある。αが120°の場合は、コサイン、サインの関係で前記投影面積の比は√3:1で、数値にすれば約1.7:1となる。
【0061】
図10及び図11によって第6実施例を説明する。第6実施例は、前述の第3実施例に相当する実施例であって、球面体7、9の組込み方が相違し、ギブの構造において相違する。
【0062】
図10、図11を用いて第6実施例を説明する。スライド2とギブの対向している部分の形状が、第5実施例の場合はスライド2が凹形でギブ5、6が凸形であるのに対し、第6実施例の場合は、スライド2が凸形でギブ24、25、33が凹形である。即ち、第5、第6実施例は、スライド2とギブの凹凸が逆になっている。本実施例において、一対のライナ11、11の成す角度αは第3実施例と同じく約120°になっている。
【0063】
図10は図1のギブ部を切った横断面図で、紙面の都合で90°左回りに回転させて表示した図である。図11は、ギブ部を拡大して示した図で、図10の上部を紙面の都合で右回りに90°回転させて示している。
【0064】
図10の上部の部分と図11を用いて本願装置を説明する。フレーム1にギブホルダ13、14が固定されている。ギブホルダ13、14に形成された係合部13a、14aがフレーム1に設けられた溝に嵌め込められ、ギブホルダ13、14は図示しないボルトでフレームに固定されている。
【0065】
ギブホルダ13には中空ねじ15がねじ込まれ、中空ねじ15に差し込まれたボルト16の端部がウエッジ12の端部にねじ込まれている。中空ねじ15はその先端部でウエッジ12を押して、ウエッジ12の位置を決める。ボルト16は、ギブホルダ13に中空ねじ15を固定させる。中空ねじ15とボルト16でギブホルダ13に対してウエッジ12の位置が固定される。
【0066】
同様にして、ギブホルダ14に対してギブ33の位置が決められる。ウエッジ12がテーパ状に形成されているのでギブ33をスライド2に対して進退させることができる。ウエッジ12及びギブ33の位置調整が終了した時点でギブ33とウエッジ12はボルト17でフレーム1に固定される。
【0067】
ギブ33には、ライナ11がビスで固定されている。板状のライナ11は、ギブ33に沿って上下方向に長く貼られている。本願実施例においては、ライナ11が設けられているが、ライナ11は無くてもよい。この場合、後述のキャップ18とギブ33、24、25が直接摺動する。
【0068】
球面体7は、ボルト26でスライド2に固定されている。本実施例においては、スライド2に窪みが形成され、この窪みに球面体7が嵌め込まれている。球面体7と前記ライナ11との間にキャップ18が介在する。キャップ18は、凹形の球面部を有している。この球面部が前記球面体7の球面部に係合する。キャップ18は、球面体7の球面にならって首振り自在である。キャップ18は、平面部を有し、この平面部と前記ライナ11は摺動自在である。
【0069】
図10の下部の構造を説明する。前述のギブ33は位置調整可能であったが、ギブ24は固定で、ギブ25は位置調整可能である。
【0070】
ギブ24は、フレーム1に形成された突当部24aに突き当てられ、ボルト31でフレーム1に固定される。ギブホルダ14、中空ねじ15、ボルト16の構造は前述のものと同じである。即ち、これらの部材でギブ25を位置調整する。位置調整後ギブ25は、フレーム1にボルト32で固定される。
【0071】
ギブ等の組付けは、以下のようになる。スライド2の窪みに球面体7、9が嵌め込まれ、球面体7、9はボルト26でスライド2に固定される。球面体7、9にキャップ18を係合させる。まず、ギブ24がフレーム1に固定される。次にウエッジ12、ギブ33及びギブ25が組み込まれ、ライナ11とキャップ18との当たりを見ながら中空ねじ15、ボルト16でウエッジ12、ギブ33及びギブ25の位置調整を行う。最終的にはボルト17でウエッジ12、ギブ33を、 ボルト32でギブ25を夫々フレーム1に固定させる。
【0072】
ギブ33に貼られた一対のライナ11、11の面は、図11に示されているようにαの角度を形成している。スライド2からの押力は球面体7、キャップ18を介して、キャップ18の平坦部と接触するライナ11の接触面で受けられる。
【0073】
前記接触面に作用する力は、接触面の傾斜によって、スライド2を左右方向に規制する力と、前後方向に規制する力に分解して考えることができる。即ち、スライド2は、ギブ33によって、左右方向及び前後方向に規制される。前記角度は、約120°になっている。この角度は、プレス加工の偏心荷重の状態に合わせて決定される。本願の実施例においては、左右方向の偏心荷重が前後方向のそれより大きいとして決められている。即ち、ガイド面の左右方向の投影面積が前後方向のそれより大きくしてある。αが120°の場合は、コサイン、サインの関係で前記投影面積の比は√3:1で、数値にすれば約1.7:1となる。
【0074】
ここで、第5の実施例においては、一対のガイド面即ちライナ11、11の成す角度がスライド2に向けて凸であるが、第6実施例においては凹である。換言すれば、摺動面の関係は第5実施例においてはスライド側が凹であるのに対し、第6実施例の場合にはスライド側が凸である。ギブに対してスライド2の温度が上昇し、スライド2が膨張した場合は、スライド2の変形は第5実施例のようにスライド側が凹の方が吸収されやすく温度上昇に伴う悪影響が少ないと言われている。
【0075】
【発明の効果】
本願発明によれば、球面の効果で球面体とギブが面当たりする、又はキャップとギブが面当りするので、焼き付き、かじりの心配がない。ギブ部のクリアランスがほぼゼロのため、プレス加工の加工精度が良い、金型のガイドポストを頑強にする必要がない。更に、球面体に係合する部材を設けたので、スライドの加工が容易になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】プレス機械の正面図
【図2】第1の実施例におけるギブ部の横断面図
【図3】第2の実施例におけるギブ部の横断面図
【図4】第2の実施例におけるギブ部の詳細図
【図5】第3の実施例におけるギブ部の横断面図
【図6】第3の実施例におけるギブ部の詳細図
【図7】第4の実施例におけるギブ部の横断面図
【図8】第5の実施例におけるギブ部の横断面図
【図9】第5の実施例におけるギブ部の詳細図
【図10】第6の実施例におけるギブ部の横断面図
【図11】第6の実施例におけるギブ部の詳細図
【符号の説明】
1はフレーム、2はスライド、3はボルスタ、4はコンロッド、5はギブ、6はギブ、6aは突当部、6bは係合部、7は球面体、8は球面体、9は球面体、10は球面体、11はライナ、12はウエッジ、13はギブホルダ、13aは係合部、14はギブホルダ、14aは係合部、15は中空ねじ、16はボルト、17はボルト、18はキャップ、19はステー、20は球面体、21はブロック、22はボルト、23はシュー、24はギブ、24aは突当部、25はギブ、26はボルト、27はホルダ、28はボルト、29は球面体、30は球面体、31はボルト、32はボルト、33はギブである。
Claims (10)
- プレス機械のフレーム(1)に設けられたギブと、当該ギブと摺動自在の平面部と、凸状に形成された球面部とを有する球面体(7,8,9,10)と、プレス機械のスライド(2)の上部と下部に固定され、前記球面体(7,8,9,10)の球面部と係合する凹形の球面部を有するホルダ(27,27,27,27)と、互いに対向するギブのうち、少なくともひとつのギブの位置を調整可能にする調整機構を設け、前記調整機構によるギブの位置の調整により、球面体(7,8,9,10)の前記平面部とギブとの摺動面のクリアランスを調整し、球面体(7,8,9,10)の前記球面部と、ホルダ(27)の凹形の球面部との作用により、球面体(7,8,9,10)の前記平面部とギブとが常時面接触して、スライド(2)の昇降をガイドすることを特長とするプレス機械のスライドガイド装置。
- 前記球面体(7,8,9,10)を、対にして設け、対である前記球面体(7,7)(8,8)(9,9)(10,10)の平面部と、対である前記球面体の平面部に夫々対応するフレーム(1)に設けられたギブとの対の摺動面を設け、前記ギブの、対の摺動面同士は適宜の角度を有することを特徴とする請求項1記載のプレス機械のスライドガイド装置。
- ギブ(5,6)の対の摺動面が凸形であることを特徴とする請求項2記載のプレス機械のスライドガイド装置。
- ギブ(24,25)の対の摺動面が凹形であることを特徴とする請求項2記載のプレス機械のスライドガイド装置。
- 前記ホルダ(27)は、前記スライド(2)に設けられた窪みに嵌め込まれていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1つに記載のプレス機械のスライドガイド装置。
- プレス機械のフレーム(1)に設けられたギブと、当該ギブと摺動自在の平面部と凹状に形成された球面部とを有するキャップ(18,18,18,18)と、プレス機械のスライド(2)の上部と下部に固定され、前記キャップの球面部と係合する凸形の球面部を有する球面体(7,8,9,10)と、互いに対向するギブのうち、少なくともひとつのギブの位置を調整可能にする調整機構を設け、前記調整機構によるギブの位置の調整により、前記キャップ(18,18,18,18)の平面部とギブとの摺動面のクリアランスを調整し、前記キャップの凹状に形成された球面部と、球面体(7,8,9,10)の凸形の球面部との作用により、前記キャップ(18,18,18,18)の平面部とギブとが常時面接触して、スライド(2)の昇降をガイドすることを特長とするプレス機械のスライドガイド装置。
- 前記球面体(7,8,9,10)を、対にして設け、対である前記球面体(7,7)(8,8)(9,9)(10,10)の凸形の球面部に係合する凹状に形成された球面部を有するキャップ(18,18)(18,18)(18,18)(18,18)の平面部と、対である前記キャップの平面部に夫々対応するフレーム(1)に設けられたギブとの対の摺動面を設け、前記ギブの、対の摺動面同士は適宜の角度を有することを特徴とする請求項6記載のプレス機械のスライドガイド装置。
- ギブ(5,6)の対の摺動面が凸形であることを特徴とする請求項7記載のプレス機械のスライドガイド装置。
- ギブ(24,25)(33)の対の摺動面が凹形であることを特徴とする請求項7記載のプレス機械のスライドガイド装置。
- 前記球面体(7,8,9,10)は、前記スライド(2)に設けられた窪みに嵌め込まれていることを特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1つに記載のプレス機械のスライドガイド装置。
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