JPH049117Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH049117Y2 JPH049117Y2 JP17106683U JP17106683U JPH049117Y2 JP H049117 Y2 JPH049117 Y2 JP H049117Y2 JP 17106683 U JP17106683 U JP 17106683U JP 17106683 U JP17106683 U JP 17106683U JP H049117 Y2 JPH049117 Y2 JP H049117Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gib
- slide
- liner
- press
- sliding surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000005121 nitriding Methods 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 1
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はプレスにおいてスライドの昇降を案
内するギブとその対偶をなすライナの改良に関す
るものである。
内するギブとその対偶をなすライナの改良に関す
るものである。
プレスのスライドは正確な昇降運動を行うため
にスライドの両側面にギブを突設し、該ギブをフ
レームに固定したライナに摺動させてスライド本
体をガイドするのであるが、前記のギブはスライ
ドと１体的に製作されるのが通常である。従つて
ギブが磨滅するとスライドにブレを生じて精密な
ストロークを行うことができなくなるのでギブを
スライドごと取り換えなければならない。これは
コスト面からみてかなりの負担である。この負担
を軽減するためには給油と点検を頻繁に行わなけ
ればならないので機械の保守管理に相当の労力と
費用がかかる。本考案は従来のプレスの欠点を除
去し、給油の必要がなく、ギブが摩耗したときは
スライド本体から分離して交換することのできる
プレスのギブ機構を得ることを目的とする。
にスライドの両側面にギブを突設し、該ギブをフ
レームに固定したライナに摺動させてスライド本
体をガイドするのであるが、前記のギブはスライ
ドと１体的に製作されるのが通常である。従つて
ギブが磨滅するとスライドにブレを生じて精密な
ストロークを行うことができなくなるのでギブを
スライドごと取り換えなければならない。これは
コスト面からみてかなりの負担である。この負担
を軽減するためには給油と点検を頻繁に行わなけ
ればならないので機械の保守管理に相当の労力と
費用がかかる。本考案は従来のプレスの欠点を除
去し、給油の必要がなく、ギブが摩耗したときは
スライド本体から分離して交換することのできる
プレスのギブ機構を得ることを目的とする。
次に図面にもとづいて本考案の実施例の構成お
よび作用を説明する。従来の両側面にギブを突設
した鋳造スライドを、機枠に取り付けられた該ギ
ブの対偶をなすライナでガイドするプレスにおい
てはスライドの昇降を案内するギブはスライドの
両側面にスライドと１体的に構成されていたが、
本考案においては逆Ｖ字形等に突設した該ギブを
スライドから分離して、鋳造スライド１と別個に
製作されたギブ２をスライドの両側面に形削した
方形溝に着脱可能に取り付け、ボルト３で緊締す
る。ギブ２はスライド１とは別材質の、例えば炭
素鋼のような焼入れ可能な材料にし、該ギブの摺
動面に火炎、高周波等の表面焼入れを施して高硬
度化し、ギブと対偶をなすライナ４には焼入れの
ほか表面窒化、メツキ等の表面処理を行つて減摩
のための給油を必要としない性能を与える。ライ
ナ４は締付ボルト５によつて機枠６に取り付けら
れたライナホルダ７と合体して機枠に固定される
が、事前にライナ４を調整ボルト８により移動可
能にして、ギブ２とライナ４の間に存すべき摺動
面のクリアランスが調整される。スライド１の昇
降によりギブ２とライナ４の間には前記クリアラ
ンスの範囲内において摺動を生ずるが、ライナ４
の前記表面処理によつて給油の必要はなくなり、
ギブ２も焼入れ処理により高硬度化されているの
で寿命が長く、耐用期限を経過した後はボルト３
を外すだけで容易に交換することができて、スラ
イドの寿命を長くできる等、スライドに関するコ
スト面も、プレスの管理面も著しく改善されたも
のとなる。
よび作用を説明する。従来の両側面にギブを突設
した鋳造スライドを、機枠に取り付けられた該ギ
ブの対偶をなすライナでガイドするプレスにおい
てはスライドの昇降を案内するギブはスライドの
両側面にスライドと１体的に構成されていたが、
本考案においては逆Ｖ字形等に突設した該ギブを
スライドから分離して、鋳造スライド１と別個に
製作されたギブ２をスライドの両側面に形削した
方形溝に着脱可能に取り付け、ボルト３で緊締す
る。ギブ２はスライド１とは別材質の、例えば炭
素鋼のような焼入れ可能な材料にし、該ギブの摺
動面に火炎、高周波等の表面焼入れを施して高硬
度化し、ギブと対偶をなすライナ４には焼入れの
ほか表面窒化、メツキ等の表面処理を行つて減摩
のための給油を必要としない性能を与える。ライ
ナ４は締付ボルト５によつて機枠６に取り付けら
れたライナホルダ７と合体して機枠に固定される
が、事前にライナ４を調整ボルト８により移動可
能にして、ギブ２とライナ４の間に存すべき摺動
面のクリアランスが調整される。スライド１の昇
降によりギブ２とライナ４の間には前記クリアラ
ンスの範囲内において摺動を生ずるが、ライナ４
の前記表面処理によつて給油の必要はなくなり、
ギブ２も焼入れ処理により高硬度化されているの
で寿命が長く、耐用期限を経過した後はボルト３
を外すだけで容易に交換することができて、スラ
イドの寿命を長くできる等、スライドに関するコ
スト面も、プレスの管理面も著しく改善されたも
のとなる。
第１図は本考案の平面図、第２図は同上正面図
である。 １はプレスのスライド、２はスライドに取り付
けたギブ、３はギブをスライドに緊締するボル
ト、４はギブの対偶をなすライナ、５は締付ボル
ト、６は機枠、７はライナホルダ、８はクリアラ
ンス調整ボルトである。
である。 １はプレスのスライド、２はスライドに取り付
けたギブ、３はギブをスライドに緊締するボル
ト、４はギブの対偶をなすライナ、５は締付ボル
ト、６は機枠、７はライナホルダ、８はクリアラ
ンス調整ボルトである。
Claims (1)
- 両側面にギブを突設した鋳造スライドを、機枠
に取り付けられた該ギブの対偶をなすライナでガ
イドするプレスにおいて、該ギブを分離して鋳造
スライドの側面に着脱可能に螺着し、機枠にライ
ナホルダと合体して固定されたライナを調整ボル
トにより移動可能にして、該ギブの摺動面のクリ
アランスを調整可能とし、該ギブをスライドとは
別材質にし、該ギブの摺動面に火炎、高周波等の
表面焼入れを行つて硬度を高めた構成を特徴とす
るプレスのギブ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17106683U JPS6080097U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | プレスのギブ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17106683U JPS6080097U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | プレスのギブ機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6080097U JPS6080097U (ja) | 1985-06-04 |
| JPH049117Y2 true JPH049117Y2 (ja) | 1992-03-06 |
Family
ID=30373263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17106683U Granted JPS6080097U (ja) | 1983-11-02 | 1983-11-02 | プレスのギブ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6080097U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6132533B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2017-05-24 | 株式会社技研製作所 | 摺動部クリアランス調整機構 |
| JP6420080B2 (ja) * | 2014-07-10 | 2018-11-07 | 住友重機械工業株式会社 | プレス装置 |
-
1983
- 1983-11-02 JP JP17106683U patent/JPS6080097U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6080097U (ja) | 1985-06-04 |
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