JP2000288799A - スライドガイド装置とそれを用いたプレス機械 - Google Patents
スライドガイド装置とそれを用いたプレス機械Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/02—Sliding-contact bearings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/04—Frames; Guides
- B30B15/041—Guides
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C29/00—Bearings for parts moving only linearly
- F16C29/001—Bearings for parts moving only linearly adjustable for alignment or positioning
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、スライドに偏心荷重が作用しても自
動調心が可能で移動をスムーズに行えるスライドガイド
装置と、耐偏心荷重特性に優れ、加工精度の高いプレス
機械を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の１つは、周囲の四隅に固定配置さ
れた固定ギブと、該固定ギブとスライドギブ間に配置さ
れスライドの可動に寄与する中間ライナーとを備えたプ
レス機械であって、前記中間ライナーは、一方をスライ
ドギブに球面接触し、他方を前記固定ギブに直交して2
面接触していることを特徴としたプレス機械により達成
される。
動調心が可能で移動をスムーズに行えるスライドガイド
装置と、耐偏心荷重特性に優れ、加工精度の高いプレス
機械を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明の１つは、周囲の四隅に固定配置さ
れた固定ギブと、該固定ギブとスライドギブ間に配置さ
れスライドの可動に寄与する中間ライナーとを備えたプ
レス機械であって、前記中間ライナーは、一方をスライ
ドギブに球面接触し、他方を前記固定ギブに直交して2
面接触していることを特徴としたプレス機械により達成
される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドに偏心荷
重が作用しても自動調心機構が働きスムーズな移動が可
能なスライドガイド装置と、特に冷間押し出し部品、打
ち抜き部品、絞り加工部品等を高精度で成形するに好適
なスライドガイド装置を備えたプレス機械に関する。
重が作用しても自動調心機構が働きスムーズな移動が可
能なスライドガイド装置と、特に冷間押し出し部品、打
ち抜き部品、絞り加工部品等を高精度で成形するに好適
なスライドガイド装置を備えたプレス機械に関する。
【０００２】
【従来の技術】プレス機械等でスライドとガイドポスト
との摺動を円滑にし、プレス製品の製品精度を確保し、
或いはスライドにかかる偏荷重を吸収して動的精度を高
める工夫は常に行われていることであるが未だに満足で
きる機構が得られていないのが現状である。
との摺動を円滑にし、プレス製品の製品精度を確保し、
或いはスライドにかかる偏荷重を吸収して動的精度を高
める工夫は常に行われていることであるが未だに満足で
きる機構が得られていないのが現状である。
【０００３】特開平8−２０６８９５号公報には、スラ
イドの所要個所に、上下方向に向けた基軸部を回転自在
に支持し、この基軸部に対し一定の偏心量で偏心させた
偏心軸部を下方に伸長させた複数のガイドポストを設
け、それぞれのガイドポストに対応させて別途に据え付
けられ、偏心部を上下方向に摺動自在に案内する複数の
案内ガイドブロックを設け、それぞれのガイドポストの
偏心軸部の基軸部に対する偏心方向を、スライドの熱膨
張方向に対して、スライドの中心を一定の位置に維持し
ながら上下方向に運動自在に案内される角度関係に成る
ように、ガイドブロックを配置して、複数のガイドポス
トで上下方向に運動自在に案内されるスライドを有する
プレス機械のスライドガイド装置が開示されている。
イドの所要個所に、上下方向に向けた基軸部を回転自在
に支持し、この基軸部に対し一定の偏心量で偏心させた
偏心軸部を下方に伸長させた複数のガイドポストを設
け、それぞれのガイドポストに対応させて別途に据え付
けられ、偏心部を上下方向に摺動自在に案内する複数の
案内ガイドブロックを設け、それぞれのガイドポストの
偏心軸部の基軸部に対する偏心方向を、スライドの熱膨
張方向に対して、スライドの中心を一定の位置に維持し
ながら上下方向に運動自在に案内される角度関係に成る
ように、ガイドブロックを配置して、複数のガイドポス
トで上下方向に運動自在に案内されるスライドを有する
プレス機械のスライドガイド装置が開示されている。
【０００４】一方特開平８−１７４２９４号公報には、
スライドギブを円筒状の中心孔を有する長尺材を中心よ
り軸線方向に複数分割し、かつ上記中心孔の内周面を摺
動面とすると共に、上記ライナは円柱を中心より軸線方
向に複数分割し、かつ円柱の外周面を摺動面として、そ
れぞれアプライト及びスライドの心ずれが最小限となっ
て動的精度を向上させる点が開示されている。
スライドギブを円筒状の中心孔を有する長尺材を中心よ
り軸線方向に複数分割し、かつ上記中心孔の内周面を摺
動面とすると共に、上記ライナは円柱を中心より軸線方
向に複数分割し、かつ円柱の外周面を摺動面として、そ
れぞれアプライト及びスライドの心ずれが最小限となっ
て動的精度を向上させる点が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ものはガイドポストの基軸部の中心を、偏心軸部の中心
に対して熱膨張による変位方向に水平移動可能にするこ
とでスライドの変位を吸収できるようしたものであっ
て、スライドに偏心荷重が作用した際は四隅の偏心軸部
にかかる曲げ応力は避けられず、作用するねじりトルク
により、スムーズなスライドの上下動は期待できない
し、金型の精度を出すことは難しい。
ものはガイドポストの基軸部の中心を、偏心軸部の中心
に対して熱膨張による変位方向に水平移動可能にするこ
とでスライドの変位を吸収できるようしたものであっ
て、スライドに偏心荷重が作用した際は四隅の偏心軸部
にかかる曲げ応力は避けられず、作用するねじりトルク
により、スムーズなスライドの上下動は期待できない
し、金型の精度を出すことは難しい。
【０００６】一方後者のものは、スライドギブとライナ
は半径方向が円弧面で接するように構成されているもの
の軸方向に長い部材で線接触或いは軸方向に面接触であ
るため、回転方向にかかる偏荷重は吸収できても軸方向
にかかる偏荷重を吸収するのは難しい。
は半径方向が円弧面で接するように構成されているもの
の軸方向に長い部材で線接触或いは軸方向に面接触であ
るため、回転方向にかかる偏荷重は吸収できても軸方向
にかかる偏荷重を吸収するのは難しい。
【０００７】本発明は、スライドに偏心荷重が作用して
も自動調心が可能で移動をスムーズに行えるスライドガ
イド装置と、耐偏心荷重特性に優れ、加工精度の高いプ
レス機械を簡単な構成にて提供することを目的とする。
も自動調心が可能で移動をスムーズに行えるスライドガ
イド装置と、耐偏心荷重特性に優れ、加工精度の高いプ
レス機械を簡単な構成にて提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の１つは、一方を
球面接触とし、他方を平面接触とする中間ライナーを固
定ギブとスライドギブ間に配置することを特徴としたス
ライドガイド装置によって達成される。
球面接触とし、他方を平面接触とする中間ライナーを固
定ギブとスライドギブ間に配置することを特徴としたス
ライドガイド装置によって達成される。
【０００９】本発明の好ましくは、中間ライナーの平面
接触面が直交する２面からなり固定ギブに対接している
ことを特徴としたスライドガイド装置によって達成され
る。本発明の好ましくは、中間ライナーが貝殻状で、内
側に直交する2つの平面接触面を形成することを特徴と
したスライドガイド装置によって達成される。
接触面が直交する２面からなり固定ギブに対接している
ことを特徴としたスライドガイド装置によって達成され
る。本発明の好ましくは、中間ライナーが貝殻状で、内
側に直交する2つの平面接触面を形成することを特徴と
したスライドガイド装置によって達成される。
【００１０】本発明の好ましくは、中間ライナの直交す
る面の稜線上に逃げ部を形成することを特徴としたスラ
イドガイド装置によって達成される。
る面の稜線上に逃げ部を形成することを特徴としたスラ
イドガイド装置によって達成される。
【００１１】本発明の好ましくは、中間ライナの回転中
心はスライド平面の中央に位置するように構成すること
を特徴としたスライドガイド装置により達成される。
心はスライド平面の中央に位置するように構成すること
を特徴としたスライドガイド装置により達成される。
【００１２】本発明の１つは、周囲の四隅に固定配置さ
れた固定ギブと、該固定ギブとスライドギブ間に配置さ
れスライドの可動に寄与する中間ライナーとを備えたプ
レス機械であって、前記中間ライナーは、一方をスライ
ドギブに球面接触し、他方を前記固定ギブに直交して2
面接触していることを特徴としたプレス機械により達成
される。
れた固定ギブと、該固定ギブとスライドギブ間に配置さ
れスライドの可動に寄与する中間ライナーとを備えたプ
レス機械であって、前記中間ライナーは、一方をスライ
ドギブに球面接触し、他方を前記固定ギブに直交して2
面接触していることを特徴としたプレス機械により達成
される。
【００１３】本発明の好ましくは、スライドは回転ネジ
シャフトのネジ作用に応じて上下動する上部スライド
と、該上部スライドと結合され前記ネジシャフトを遊嵌
する下部スライドから構成され、かつそれぞれのスライ
ドは上下四隅に中間ライナーが配置されていることを特
徴としたプレス機械により達成される。
シャフトのネジ作用に応じて上下動する上部スライド
と、該上部スライドと結合され前記ネジシャフトを遊嵌
する下部スライドから構成され、かつそれぞれのスライ
ドは上下四隅に中間ライナーが配置されていることを特
徴としたプレス機械により達成される。
【００１４】本発明の好ましくは、上部スライドと結合
し、ネジシャフトと螺合するナットを設け、該ナットは
球面をもって下部スライドと対接し、上下スライド間は
ネジ結合されていることを特徴としたプレス機械プレス
により達成される。
し、ネジシャフトと螺合するナットを設け、該ナットは
球面をもって下部スライドと対接し、上下スライド間は
ネジ結合されていることを特徴としたプレス機械プレス
により達成される。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施例を図1乃至図
４に示すネジ式機械プレスにしたがって説明する。 図
１乃至図４において、プレス機械本体１はフレーム２の
上部クラウン部３にポンプモータ４を配置固定し、その
出力軸５に結合部材を介して雄ネジを形成したネジシャ
フト６を結合固定している。該ネジシャフト６はプレス
機械本体のほぼ中程まで延びていて、下方端を半球状に
した球面ナット７を螺合し、該ナットは上部スライド８
にキー等を介して結合固定されている。
４に示すネジ式機械プレスにしたがって説明する。 図
１乃至図４において、プレス機械本体１はフレーム２の
上部クラウン部３にポンプモータ４を配置固定し、その
出力軸５に結合部材を介して雄ネジを形成したネジシャ
フト６を結合固定している。該ネジシャフト６はプレス
機械本体のほぼ中程まで延びていて、下方端を半球状に
した球面ナット７を螺合し、該ナットは上部スライド８
にキー等を介して結合固定されている。
【００１６】下部スライド９は中心部に前記ネジシャフ
ト６を受け入れる遊び穴９１を有し、上端部を前記ナッ
ト７に球面接触させてボルトにより前記上部スライド８
に吊り下げ固定されている。
ト６を受け入れる遊び穴９１を有し、上端部を前記ナッ
ト７に球面接触させてボルトにより前記上部スライド８
に吊り下げ固定されている。
【００１７】次に本発明の要旨となるスライドガイド装
置について具体例を説明する。スライドガイド装置は図
４に示すようにフレーム２の内側に固定されレールの役
目をする４本の固定ギブ１０と、前記スライド８（９）
のそれぞれの四隅に固定される８個のスライドギブ１１
と、該スライドギブ８（９）と固定ギブ１０間に位置す
る中間ライナー１２とから構成される。この中間ライナ
ー１２は図５に詳細があるように外周を球面12a状と
し、反対面である内側を直角面となる平面接触面12b、1
2cとし、直交する面の稜線上には固定ギブ10の逃げ部12
dを形成している。
置について具体例を説明する。スライドガイド装置は図
４に示すようにフレーム２の内側に固定されレールの役
目をする４本の固定ギブ１０と、前記スライド８（９）
のそれぞれの四隅に固定される８個のスライドギブ１１
と、該スライドギブ８（９）と固定ギブ１０間に位置す
る中間ライナー１２とから構成される。この中間ライナ
ー１２は図５に詳細があるように外周を球面12a状と
し、反対面である内側を直角面となる平面接触面12b、1
2cとし、直交する面の稜線上には固定ギブ10の逃げ部12
dを形成している。
【００１８】図4のように組み込まれた中間ライナー12
はスライドギブ１１と球面接触し潤滑油が補給されて軸
受け機能を維持し、その回転中心は常に平面接触面12
b、12cの中央にくるような形状となっていて、半径方向
の最大の移動はスライドギブ１１にネジ固定されるスト
ッパ13により規制される。なおフレーム2の下部にはベ
ット14を介してボルスタ15が配置されているが詳細は省
略する。
はスライドギブ１１と球面接触し潤滑油が補給されて軸
受け機能を維持し、その回転中心は常に平面接触面12
b、12cの中央にくるような形状となっていて、半径方向
の最大の移動はスライドギブ１１にネジ固定されるスト
ッパ13により規制される。なおフレーム2の下部にはベ
ット14を介してボルスタ15が配置されているが詳細は省
略する。
【００１９】このような構成において、ポンプモータ4
により回転力が得られ、ネジシャフト6が反推進方向に
回転するとネジシャフトに螺合するナット7は周囲を固
定ギブ10及びスライドギブ11、さらには中間ライナー１
２により回転拘束された上部スライド８と共にネジ作用
により下降する。もちろん上部スライドと結合されてい
る下部ライナー９も一体に下降する。ここで、中間ライ
ナー１２はスライド８（９）の四隅に固定ギブ10と2面
接触しスライドギブ11と球面接触して配置され、かつ回
転中心が平面接触面の中央にくるように成っているた
め、仮にスライドに偏荷重が働いても中間ライナーの自
動球心作用により応力を吸収し、スムーズな下降移動が
なされる。
により回転力が得られ、ネジシャフト6が反推進方向に
回転するとネジシャフトに螺合するナット7は周囲を固
定ギブ10及びスライドギブ11、さらには中間ライナー１
２により回転拘束された上部スライド８と共にネジ作用
により下降する。もちろん上部スライドと結合されてい
る下部ライナー９も一体に下降する。ここで、中間ライ
ナー１２はスライド８（９）の四隅に固定ギブ10と2面
接触しスライドギブ11と球面接触して配置され、かつ回
転中心が平面接触面の中央にくるように成っているた
め、仮にスライドに偏荷重が働いても中間ライナーの自
動球心作用により応力を吸収し、スムーズな下降移動が
なされる。
【００２０】また金型のついた下部スライド9と上部ス
ライドとを分離しているため上部スライド8に生じるネ
ジ回転力が、下部スライドに直接伝わらず製品加工時の
ねじり力を極力押さえることが可能となる。
ライドとを分離しているため上部スライド8に生じるネ
ジ回転力が、下部スライドに直接伝わらず製品加工時の
ねじり力を極力押さえることが可能となる。
【００２１】図6は他の実施例を示し、中間ライナー12
の外側に直角に平面接触面12b、１２cを形成し、これに
対応させて固定ギブ２に直角に凹面を形成したもので、
発明の本質は変わらない。
の外側に直角に平面接触面12b、１２cを形成し、これに
対応させて固定ギブ２に直角に凹面を形成したもので、
発明の本質は変わらない。
【００２２】また、上記実施例ではネジ式プレス機械に
ついてのべたが、この中間ライナーは負荷の移動の際偏
荷重のかかるスライドガイド装置すべてに関して有効で
ある。本発明の実施例によれば一方を球面接触とし、他
方を平面接触とする中間ライナーを固定ギブとスライド
ギブ間に配置することにより偏荷重に有効な自動調心可
能なスライドガイド装置が提供できる。
ついてのべたが、この中間ライナーは負荷の移動の際偏
荷重のかかるスライドガイド装置すべてに関して有効で
ある。本発明の実施例によれば一方を球面接触とし、他
方を平面接触とする中間ライナーを固定ギブとスライド
ギブ間に配置することにより偏荷重に有効な自動調心可
能なスライドガイド装置が提供できる。
【００２３】中間ライナーの平面接触面を直交する２面
とし固定ギブに対接させることで安定して強度的に強い
構成となる。中間ライナーは、貝殻状で、内側に直交す
る2つの平面接触面を形成していることで小形にして、
安定して強度的に強い構成のスライドガイド装置とな
る。中間ライナは直交する面の稜線上に逃げ部を形成し
ていることによりスムーズな移動が可能で機械的かじり
の無いスライドガイド装置となる。
とし固定ギブに対接させることで安定して強度的に強い
構成となる。中間ライナーは、貝殻状で、内側に直交す
る2つの平面接触面を形成していることで小形にして、
安定して強度的に強い構成のスライドガイド装置とな
る。中間ライナは直交する面の稜線上に逃げ部を形成し
ていることによりスムーズな移動が可能で機械的かじり
の無いスライドガイド装置となる。
【００２４】中間ライナーの回転中心をスライド平面の
中央に位置するように構成することで常に安定した自動
調心機構が得られる。
中央に位置するように構成することで常に安定した自動
調心機構が得られる。
【００２５】本発明は、周囲の四隅に固定配置された固
定ギブと、該固定ギブとスライドギブ間に配置されスラ
イドの可動に寄与する中間ライナーとで構成し、前記中
間ライナーの一方をスライドギブに球面接触し、他方を
前記固定ギブに直交して2面接触させることでスライド
にかかる偏荷重が製品精度に影響せず信頼性の高いプレ
ス機械が提供される。
定ギブと、該固定ギブとスライドギブ間に配置されスラ
イドの可動に寄与する中間ライナーとで構成し、前記中
間ライナーの一方をスライドギブに球面接触し、他方を
前記固定ギブに直交して2面接触させることでスライド
にかかる偏荷重が製品精度に影響せず信頼性の高いプレ
ス機械が提供される。
【００２６】スライドは回転ネジシャフトのネジ作用に
応じて上下動する上部スライドと、該上部スライドと結
合され前記ネジシャフトを遊嵌する下部スライドから構
成され、かつそれぞれのスライドの上下四隅に中間ライ
ナーを配置することで金型を備えた下部スライドに偏荷
重による影響力を小さく出来るので加工精度の高いプレ
ス機械となる。
応じて上下動する上部スライドと、該上部スライドと結
合され前記ネジシャフトを遊嵌する下部スライドから構
成され、かつそれぞれのスライドの上下四隅に中間ライ
ナーを配置することで金型を備えた下部スライドに偏荷
重による影響力を小さく出来るので加工精度の高いプレ
ス機械となる。
【００２７】上部スライドと結合しネジシャフトと螺合
するナットを設け、該ナットを球面をもって下部スライ
ドと対接し、かつ上下スライド間をネジ結合すること
で、直接偏荷重が下部スライドに伝わらないプレス機械
が提供できる。
するナットを設け、該ナットを球面をもって下部スライ
ドと対接し、かつ上下スライド間をネジ結合すること
で、直接偏荷重が下部スライドに伝わらないプレス機械
が提供できる。
【００２８】
【発明の効果】本発明によればスライドに偏心荷重が作
用しても自動調心が可能で移動をスムーズに行えるスラ
イドガイド装置と、耐偏心荷重特性に優れ、加工精度の
高いプレス機械を簡単な構成にて提供することができ
る。
用しても自動調心が可能で移動をスムーズに行えるスラ
イドガイド装置と、耐偏心荷重特性に優れ、加工精度の
高いプレス機械を簡単な構成にて提供することができ
る。
【図1】本発明の実施例におけるネジ式プレス機械の要
部縦断正面図
部縦断正面図
【図２】図1の要部縦断側面図
【図３】図1のA−A断面図
【図４】図1におけるスライドガイド部の要部拡大断面
図
図
【図５】スライドガイド部の斜視図
【図６】他の実施例におけるスライドガイド部の要部拡
大断面図
大断面図
２はフレーム、６はネジシャフト、７はナット、８は上
部スライド、９は下部スライド、１０は固定ギブ、１１
はスライドギブ、１２は中間ライナー、１２ａは球面、
１２ｂ、１２ｃは平面接触面である。
部スライド、９は下部スライド、１０は固定ギブ、１１
はスライドギブ、１２は中間ライナー、１２ａは球面、
１２ｂ、１２ｃは平面接触面である。
Claims (8)
- 【請求項１】一方を球面接触とし、他方を平面接触とす
る中間ライナーを固定ギブとスライドギブ間に配置する
ことを特徴としたスライドガイド装置。 - 【請求項２】中間ライナーの平面接触面は、直交する２
面からなり固定ギブに対接していることを特徴とした請
求項1記載のスライドガイド装置。 - 【請求項３】中間ライナーは、貝殻状で、内側に直交す
る2つの平面接触面を形成していることを特徴とした請
求項２記載のスライドガイド装置。 - 【請求項４】中間ライナは直交する面の稜線上に逃げ部
を形成していることを特徴とした請求項1もしくは請求
項２記載のスライドガイド装置。 - 【請求項５】中間ライナーの回転中心はスライド平面の
中央に位置するように構成することを特徴とした請求項
1もしくは請求項４のいずれかに記載のスライドガイド
装置。 - 【請求項６】周囲の四隅に固定配置された固定ギブと、
該固定ギブとスライドギブ間に配置されスライドの可動
に寄与する中間ライナーとを備えたプレス機械であっ
て、前記中間ライナーは、一方をスライドギブに球面接
触し、他方を前記固定ギブに直交して2面接触している
ことを特徴としたプレス機械。 - 【請求項７】スライドは回転ネジシャフトのネジ作用に
応じて上下動する上部スライドと、該上部スライドと結
合され前記ネジシャフトを遊嵌する下部スライドから構
成され、かつそれぞれのスライドは上下四隅に中間ライ
ナーが配置されていることを特徴とした請求項６記載の
プレス機械。 - 【請求項８】上部スライドと結合しネジシャフトと螺合
するナットを設け、該ナットは球面をもって下部スライ
ドと対接し、上下スライド間はネジ結合されていること
を特徴とした請求項７記載のプレス機械。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098319A JP2000288799A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | スライドガイド装置とそれを用いたプレス機械 |
| US09/544,848 US6524092B1 (en) | 1999-04-06 | 2000-04-06 | Slide guide device, knockout device, and press machine using the same |
| CA002614672A CA2614672C (en) | 1999-04-06 | 2000-04-06 | Knockout device for a press machine having a slide guide device |
| CA002304429A CA2304429C (en) | 1999-04-06 | 2000-04-06 | Slide guide device, knockout device, and press machine using the same |
| EP00107471A EP1050401A3 (en) | 1999-04-06 | 2000-04-06 | Slide guide arrangement, knockout device and press machine using the same |
| US10/076,160 US6478566B2 (en) | 1999-04-06 | 2002-02-14 | Slide guide device, knockout device, and press machine using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11098319A JP2000288799A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | スライドガイド装置とそれを用いたプレス機械 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000288799A true JP2000288799A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14216600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11098319A Pending JP2000288799A (ja) | 1999-04-06 | 1999-04-06 | スライドガイド装置とそれを用いたプレス機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000288799A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP1354697A1 (en) * | 2002-04-16 | 2003-10-22 | Aida Engineering Co., Ltd. | Slide guide device for press |
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