JPH0726096U - プレスのスライドガイド構造 - Google Patents

プレスのスライドガイド構造

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Publication number
JPH0726096U
JPH0726096U JP060564U JP6056493U JPH0726096U JP H0726096 U JPH0726096 U JP H0726096U JP 060564 U JP060564 U JP 060564U JP 6056493 U JP6056493 U JP 6056493U JP H0726096 U JPH0726096 U JP H0726096U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
press
right direction
guide structure
liner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP060564U
Other languages
English (en)
Inventor
荒井敏彦
今西詔三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP060564U priority Critical patent/JPH0726096U/ja
Publication of JPH0726096U publication Critical patent/JPH0726096U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/041Guides

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポイント間隔の広い左右に長いスライドを有
する2ポイントプレスにおいて、スライドの左右方向に
対向する案内面の案内を安定させるスライドガイド構造
をうる。 【構成】 プレス(6)のスライド(7)は左右方向に長
く、間隔の広い2ポイント(8)、(8)で昇降駆動され
る。スライド(7)とコラム(9)、(9)との左右方向の案
内を、スライド(7)の下端部に設けたライナ(10)、
(10)とコラム(9)、(9)との間で行い、スライド(7)
の上端部にライナを設けないスライドガイド構造とし
た。スライド(7)の偏心荷重時の傾きは、左右のポイン
トにて負担し、スライドガイドは単にスライドの位置を
出すことのみを期待する構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプレスのスライドガイド構造に関し、2ポイント プレスのように比較的左右方向に長いスライドを有するプレスにおいて、スライ ドを左右方向から案内するスライドガイドとして用いることができる。
【0002】
【従来の技術】従来、プレスのスライドガイド構造は、横断面形状のガイド面数 から図3に示すB図のような6面ガイド、C図のような8面ガイドのガイド構造 が多く採用されているが、各ガイド面に設けるライナ(5')の上下方向の長さは 、スライドの全高と等長に設けるか、又はスライドの上下両端部近傍に設けるか の何れかであった。図3のA図右側はライナ(5)をスライドの全高に、左側はス ライドの上、下両端部に設けた例を示す。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述の従来のスライドガイド構造は、スライド の左右方向の長さが長く、かつ2ポイントのポイント間隔が広い場合には、図3 のA図に示すようにプレス(1)のスライド(2)下面中央部に矢印Wのプレス成形 荷重が作用すると、2点鎖線で示すようにスライド(2)、ベッド(3)及びコラム (4)が変形し、スライド(2)の上部とコラム(4)との左右方向の隙間、すなわち ギブ隙間を縮める。ギブ隙間はスライド(2)の上下方向のストロークの全長にわ たり一定となるように調節する必要があるが、成形荷重を考慮して調節すると必 要 以上に大きな隙間となり、スライド(2)のストローク中の左右方向の案内が不安 定となる上に、成形時にスライド(2)の上部を適度のギブ隙間で左右方向に案内 すれば、スライド(2)の下部の左右方向のギブ隙間は過大となり案内が不安定で 、プレスの精度を大きく低下させるという欠点があった。 本考案の目的はこの欠点を除き、2ポイントプレスのポイント間隔が広く左右 に長いスライドを有するプレスにおいて、スライドの左右方向の案内をスライド のストローク中も、成形加工時も安定させることのできるプレスのスライドガイ ド構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本考案の構成は、2ポイン トプレスのポイント間隔が左右方向に広く、スライドの左右方向寸法が長いプレ スのスライドガイド構造において、前後方向は従来どおり、スライドの上下端近 傍にライナを設けるが、スライドの左右方向を上下に案内するライナはスライド の下端近傍だけに固設したことを特徴とする。
【0005】
【作用】スライドの上下動を左右方向に案内するライナがスライドの下端近傍だ けに設けてあるので、成形荷重を受けて各部が変形した時、スライドの上端近傍 とコラム間の左右方向の隙間が過少となるおそれがなく、スライドの下端近傍と コラム間の左右方向の隙間を最適としておけば、スライドの昇降時も、成形荷重 を受けたときも安定して案内ができる。 また、前後方向偏心荷重は、上下に固設されるスライドライナとコラム側ギブと で負担せざるを得ないが、左右方向偏心荷重は、ポイントにて負担する為、スラ イドライナとギブとは、スライドの左右方向位置機能のみでよい。
【0006】
【実施例】図1において、プレス(6)は機体上部に設けたクランク軸(図示せず) とスライド(7)とを2個のポイント(8)、(8)で連結し、スライド(7)を昇降駆 動している。ポイント(8)、(8)は間隔が広く、スライド(7)の左右両端部に設 けられている。スライド(7)のコラム(9)との左右方向の対向面には、スライド (7)の下端部近傍だけにライナ(10)、(10)を設け、上端部近傍には設けてい な い。スライド(7)の下面に上型(図示せず)、プレスのベッド(11)上に設けたボ ルスタ(12)上面に下型(図示せず)を左右方向に所要数列設しプレス加工が行な われる。
【0007】 図2において、プレス(6)にてプレス加工が行なわれる時、各金型(図示せず)か ら成形荷重Wが矢印のように作用すると、スライド(7)、ベッド(11)及びコラ ム(9)、(9)は2点鎖線で示すように変形する。この図では変形を誇張して表現 したので、部分的に衝突しているが実際には衝突することなく、このような傾向 で変形し隙間が拡縮することを表現したものである。スライド(7)は上下の中心 から上方は左右に引張られて伸び、下方は左右に圧縮されて縮む。これとコラム (9)、(9)が内側へ弓形に変形するのとが相俟って、スライド(7)の上部とコラ ム(9)間の左右方向の隙間は小さくなるが、スライド(7)の上端部にライナ(1 0)がないので、この隙間はギブ隙間と関係がない。スライド(7)のライナ(10 )、(10)とコラム(9)、(9)間の左右方向の隙間、すなわちギブ隙間は若干大 きくなる傾向はあるが、適度の大きさに保持される。スライド(7)に成形荷重W が作用していない時にライナ(10)、(10)とコラム(9)、(9)間のギブ隙間を 昇降に適した最小に調整しておけば成形荷重W作用時のギブ隙間も案内に最適の 範囲に保持でき、各部の変形によるギブ隙間の変化の悪影響を除くことができる 。
【0008】 図1に戻って、ポイント(8)、(8)はクランク軸から受ける横荷重の作用しない 構造、すなわち一例としてスライド(7)に立設したプランジャ(13)、(13)を クラウン(14)部で上下に案内し、プランジャ(13)、(13)の上端とクランク 軸とを連結することにより、スライド(7)にはクランク軸からの横荷重が作用し ないようにでき、かつスライド(7)はクラウン(14)部で上下に案内される。こ の構造と前述のライナ(10)、(10)とコラム(9)、(9)による案内により、ス ライド(7)の上下動は昇降時も、成形荷重を受ける下死点近傍でもポイント(8) 、(8)で偏心荷重時の傾きを負担し、ライナ(10)、(10)でスライドの左右方 向の位置決めがなされることで安定し、従ってプレス(6)の動的精度は良好に維 持される。
【0009】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように本考案によれば次の効果がある。 1) スライドの左右方向を案内するライナをスライドの下端部だけに設けたの で、成形荷重による各部の変形の影響が少なく、良好なギブ隙間を保持すること ができ、下死点近傍におけるスライドの位置決め精度を向上することができる。 2) スライドの上端部の左右方向を案内するライナを削除したので、部品点数 が減少し、ギブ隙間調整工数が節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるプレスの要部正面図、
【図2】同成形荷重による変形説明図、
【図3】従来例を示し、Aはプレス正面図、B、Cはス
ライドガイドの説明図、
【符号の説明】
6プレス、7スライド、8ポイント、9コラム、10ラ
イナ、11ベッド、12ボルスタ、13プランジャ、1
4クラウン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのポイントが左右に配列される2ポイ
    ントのプレスのスライドガイド構造において、スライド
    の左右方向ガイド構造が、スライドの変形とコラムの変
    形とが互いに相殺し、左右方向の押し付け荷重が小さく
    なる位置すなわちスライドの高さの下端部近傍だけに案
    内用のライナを設けたことを特徴とするプレスのスライ
    ドガイド構造。
JP060564U 1993-10-15 1993-10-15 プレスのスライドガイド構造 Pending JPH0726096U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP060564U JPH0726096U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 プレスのスライドガイド構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP060564U JPH0726096U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 プレスのスライドガイド構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0726096U true JPH0726096U (ja) 1995-05-16

Family

ID=13145895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP060564U Pending JPH0726096U (ja) 1993-10-15 1993-10-15 プレスのスライドガイド構造

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JP (1) JPH0726096U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6276361B1 (ja) * 2016-10-12 2018-02-07 株式会社栗本鐵工所 クランクプレス機
CN107756862A (zh) * 2017-07-08 2018-03-06 嘉兴大道锻造技术咨询有限公司 可避开热膨胀的压力机导轨结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6276361B1 (ja) * 2016-10-12 2018-02-07 株式会社栗本鐵工所 クランクプレス機
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