JP3906404B2 - 部品溶接装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
ボルトのような部品をばね式のチャック手段で保持し、そのボルトを相手方の鋼板部品に溶接することがおこなわれている。本発明は、そのような部品溶接装置の分野に属している。
【0002】
【従来の技術】
軸部にフランジが一体化されたボルトを鋼板部品に溶接する手法として、スタッド溶接が知られている。これは、ボルトの供給管の先端部にばね構造のコレット式チャックが設置され、移動してきたボルトの軸部がばね構造部で保持され、フランジは先端側に露出した状態とされる。そして、フランジを鋼板部品に対して接近させ、その後、溶接電流をフランジと鋼板部品との間に流してアークを発生させ、金属溶融がなされてから圧接して溶接が完了する。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】
上述のように移動してきたボルトを、コレット式チャックで停止させてからボルト保持をおこなうものであると、ボルトの保持位置が一定に定まらないという問題がある。このようになると、フランジと鋼板部品との隙間が一定にならず、したがって溶接品質にもばらつきが発生する。さらに自動化をおこなうときには、ボルトの供給と溶接時のボルト保持が確実になされなければならないのであるが、上述のような方式では満足な作動が得られない。さらに、円筒部にフランジが一体的に形成されていて、円筒部の内面に雌ねじが切ってあるようなフランジ付きナットにおいても、フランジを相手方部品に溶接するときには、同様な問題が発生する。
【0004】
【課題を解決するための手段とその作用】
本発明は、上述のような問題を解決するために提供されたもので、基板に部品供給装置と溶接装置を取付け、基板に固定された支持軸に回動自在に支持部材を取付け、この支持部材に溶接ユニットを取付け、支持軸の先端部には部品供給装置によって供給されてきた部品の受入孔が形成され、溶接ユニットのヘッド先端部が受入孔の開口部近傍に配置されているものであって、前記支持部材には支持軸が貫通する支持片が上下に設けられ、下側の支持片に溶接ユニットが取付けられ、上側の支持片に支持軸が貫通する筒部材が溶接されているとともにこの筒部材にピニオンが形成され、このピニオンにかみ合うラックが基板に固定されているエアシリンダのピストンロッドに結合してあり、前記部品供給装置の供給ロッドは、支持軸に対して傾斜した状態で進退作動をするように構成されていると共に、供給ロッドに保持された部品の軸線と同方向に供給ロッド全体を進退させる進退手段が設置してあることを特徴としている。
【0005】
部品供給装置からの部品は、受入孔内に挿入されてそこに保持され、次いで部品が相手方部品に接触させられてから溶接ユニットで部品溶接がなされる。支持軸に部品の受入孔が開口され、支持軸に支持部材が回動可能に取付けられており、溶接ユニットを装備した支持部材が回動可能な状態で支持軸に取付けられている。したがって、受入孔への部品保持や溶接ユニットの装着、あるいはその回動等が支持軸を中心的な部材にしてコンパクトにまとまり、構成面で有利である。
【0006】
持部材が回動させられると、それに取付けられた溶接ユニットも回動させられるので、ヘッド先端部を必要な溶接箇所に自由に移動させることができる。
【0007】
品を支持軸の先端側から受入孔に挿入する供給挙動であるから、最も単純な方式である外部からの挿入という手段で部品保持がなされるので、部品の保持位置が狂ったりすることがなく、部品と相手方部品との相対位置が均一化され、良好な溶接品質が得られる。そして、受入孔には部品の保持手段が設置してあるので、受入孔と部品との相対位置は常に均一に保たれ、したがって、相手方部品に接触させるときの接触状態が正常に維持されて、溶接品質の向上に有効である。
【0008】
斜した供給ロッドの先端に保持された部品は、その軸線と受入孔の軸線とが合致した箇所で停止する。その後、供給ロッド全体が受入孔や部品の軸線方向に移動させられるので、部品の軸状部分はスムーズに受入孔内に挿入される。このように供給ロッドと支持軸との位置関係や供給ロッド全体の移動によって、上述のようなスムーズな作動がえられて、装置としての信頼性が高く保てる。
【0009】
ボット装置の作動によって基板が自由な方向に移動させられ、かつ基板の停止した向きも自由に選定できるから、相手方部品の形状や溶接箇所が複雑な所であっても、支障なく部品溶接が実現する。このような基板の自由な挙動に対して、支持軸や供給ロッドの特質が相乗された形態となるので、装置としての有用性は一層高度なものとなる。
【0010】
板は静止部材に固定され、部品が溶接される相手方部品がロボット装置に保持されるように構成すれば、部品供給装置や溶接装置は静止した状態とされ、相手方部品の方がロボットに保持されて自由に移動するのである
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明において対象になる部品は、軸状の形状をした部分とそれと一体のフランジ部分から構成されたようなものである。その代表的なものとして、図5の鉄製のボルト1がある。これは、雄ねじを形成した軸部2とそれと一体に形成されたフランジ3から構成されており、後述の受入孔へは軸部2が挿入され、フランジ3が相手方部品である鋼板部品に溶接される。
【0012】
また、他の部品としては、図9のようなナット4がある。これは、雌ねじを形成した円筒状の軸部5とそれと一体に形成されたフランジ6から構成されており、後述の受入孔へは軸部5が挿入され、フランジ6が相手方部品である鋼板部品に溶接される。以下の説明においては、前者のボルト1を対象にして説明する。
【0013】
図1は、装置全体の側面図である。基板7に部品供給装置8と溶接装置9が固定されている。部品供給装置8について説明する。基板7にエアシリンダ10がしっかりと固定され、このエアシリンダ10のピストンロッド11、11に連結板12が固定されている。この連結板12に支持板13が固定されている。連結板12がピストンロッド11、11のストローク方向に対して垂直に取付けられ、また支持板13は連結板12に対して垂直に結合されている。したがって、支持板13はピストンロッド11、11のストロ−ク方向に伸びている。なお、ここではピストンロッド11、11のストロ−ク方向は基板7に対して垂直とされている。
【0014】
図4を参照すると分かりやすいが、支持板13には同図の紙面に対して直交する向きにブラケット14が溶接してある。ブラケット14には部品供給管15が溶接してあり、これに接続された合成樹脂製の供給ホース16がパーツフィーダ17に接続されている。部品供給管15にはボルト1を一旦停止させるためのストッパ片18が取付けてある。これは部品供給管15に固定したエアシリンダ19のピストンロッドの進退で作動するようになっている。
【0015】
ブラケット14には斜め方向にエアシリンダ20が固定され、そのピストンロッド21が供給ロッドとされている。供給ロッド21の先端には受板22が固定され、その上に支持筒23が溶接され、内部にはボルト1の収容孔24が設置してある。収容孔24の底部には、ボルト1の位置ずれや脱落を防止するための磁石(永久磁石)25が埋めこんである。このような磁石に代えて、空気バキュームで吸引したり、板ばねで挟み付ける方法などが保持手段として採用できる。図4や図1の実線図示の位置は、供給ロッド21が最も後退して、部品供給管15からのボルト供給に備えている状態で、ストッパ片18の後退でボルト1が進出すると、磁石25で吸引されてボルト1が供給ロッド21の先端部に保持されることとなる。
【0016】
溶接装置9について説明する。ここで採用できる溶接手法としては、アーク溶接、ガス溶接(たとえばアセチレンガス使用)、レーザ溶接、プラズマ溶接等いろいろな方式が採用できる。ここではボルト1の溶接はアーク溶接を採用している。
【0017】
基板7に対してほぼ垂直方向に支持軸26がしっかりと固定されている。支持軸26に回動可能な状態で支持部材27が取付けられている。これは、支持部材27に支持軸26が貫通していることによってなされている。支持部材27が支持軸26の軸方向に動かないようにするために、支持軸26に位置決め用のフランジ28、29が固定してある。支持部材27はほぼコ字型の形状をしており、上下に支持片30、31が形成されてここを支持軸26が貫通している。
【0018】
支持片30にアーク溶接ユニット32が取付けられている。これは、支持管33の先端にヘッド34が固定され、その先端部は符号35で示されている。支持管33内には電極ワイヤ36が順次繰り出されてくるようになっている。なお、シールドガスの供給構造は図示を省略してある。
【0019】
支持軸26の先端部にはボルトの軸部2が挿入される受入孔37が支持軸26の軸線方向に形成してあり、その内部にボルト1の保持手段が設置してある。保持手段としては、板ばねで係止するもの、空気バキュームで吸引保持をするものなどいろいろなものが採用できる。ここでは、受入孔37の奥に磁石(永久磁石)38を設置してある。図5のようにフランジ3が支持軸26の端面に当たっているときに、軸部2と磁石38との間にわずかな隙間が設置されている。これによって、ボルト1と支持軸26との相対位置が正確に決まる。
【0020】
支持部材27は、支持軸26に対して回動できるように構成されている。この回動駆動手段は、支持軸26にアームを固定して、そのアームを押し引きする方式などいろいろな方法が採用できる。ここではラックピニオン機構を採用している。図3から明らかなように支持軸26が貫通している筒部材39が支持片31に溶接され、この筒部材39にピニオン40が形成されている。このピニオン40にラック41がかみ合っている。図2から明らかなように基板7にエアシリンダ42が固定され、そのピストンロッド43にラック41が結合してある。なお、図2においてはピニオンやラックの歯形は図示を省略してある。
【0021】
図1の二点鎖線図示の状態は、供給ロッド21が進出してきてボルトの軸部2と受入孔37とが同軸位置になった箇所で停止している状熊である。このような同軸状態を確保するために、支持軸26の軸線、支持筒23に保持されたボルトの軸部2の軸線、エアシリンダのピストンロッド11のストローク方向が全て平行となるように設定してある。
【0022】
エアシリンダ42によってラック41が進退すると、ピニオン40が回動させられて、支持部材27が共に回動する。それによって、ヘッド34が図6のように180度回動する。
【0023】
ヘッド先端部35が受入孔37の開口部近傍に配置されている。このことは、ヘッド34が機能して図5のように溶接が行われるときに、フランジ3が相手方部品である鋼板部品44に適正に溶接される位置的な条件を意味している。ここではアーク溶接なので、ヘッド先端部35から電極ワイヤ36が適正長さだけ突出した状態における、ヘッド先端部35と受入孔37の開口部との位置関係を指している。
【0024】
鋼板部品44は両端にフランジ45、45が形成され、それを支持治具46、46に載せてクランプ機構47、47で押さえ付けてある。支持治具46、46は支持台48上に固定され、支持台48は支持脚49、49で支えられている。クランプ機構47、47は一般的なもので、押さえアーム50、50が作動シリンダ51で開閉する形式である。なお、図1の右側のクランプ機構は簡略的に図示してある。
【0025】
この実施形態では、基板7がロボット装置52に取付けられている。ロボット装置52は一般的に使用されている6軸タイプのもので、アーム53の先端に関節駆動ユニット54が取付けられ、これに基板7が結合してある。
【0026】
上記の実施形態の作動を説明する。供給ロッド21がエアシリンダ20によって進出し、その先端部に保持されたボルト1が図1の二点鎖線図示の位置で停止する。それからエアシリンダ10によって供給ロッド21全体が移動すると、軸部2が受入孔37内に進入し、磁石38の吸引力を受ける。それからエアシリンダ10が逆方向に作動してボルト1が受入孔37内に残留し、その後、供給ロッド21は図1の実線図示の位置に復帰する。それから、ロボット装置52の作動で溶接装置9全体が移動させられて、ボルトのフランジ3が図5のように鋼板部品44に押しつけられる。そして、溶接ユニット32が作動してヘッド34からの電極ワイヤ36が溶融しながらフランジ3が鋼板部品44に溶接される。
【0027】
この溶接の時に、図6のように一か所の溶接が完了すると、今度は、ラックピニオンの機構が作動して、支持部材27が回動させられて、180度移動した箇所の溶接がなされる。
【0028】
上記のボルト残留を行わせるために、磁石38の吸引力を磁石25よりも強く設定してある。また、支持軸26と部品供給装置8とは同方向に伸ばされた配置とされているので、供給ロッド21の進出でボルト1が支持軸の受入孔37に供給できるのである。
【0029】
図1の場合は、鋼板部品44が平たい形状であるが、図8は断面円形の鋼管55の場合である。図示していないが、鋼管55の両端は回転式のチャックでつかまれ、自由に回転位置を代えることができるようにしてある。鋼管55を静止させておいて、Aの箇所に溶接してから今度はBの箇所に溶接する。そのためにロボット装置52によって溶接箇所が順次移行されている。
【0030】
図7は、基板7が静止した状態とされ、鋼板部品44の方がロボット装置52に保持されている場合である。部品供給装置8と溶接装置9が基板7に取付けられ、床56から起立させた支柱57を介して基板7が静止状態とされている。鋼板部品44は、ロボット装置52によって支持軸26に保持されたボルト1に密着させられて、図5のような状態になって溶接がなされる。
【0031】
図9のフランジ付きのナット4の場合は、ガス溶接でフランジ6の端部を鋼板部品44に溶着している。ヘッド34からは燃料ガスであるアセチレンと酸素の混合ガスが流出されて、炎58が溶接箇所に吹き付けられている。
【0032】
以上の実施形態におけるエアシリンダには作動空気のホースが図示されるべきであるが、ここではその図示を省略している。また、前述の作動をさせるためのシーケンス制御は、一般に採用されている電磁式の空気制御弁や制御回路を組み合わせて簡単に実施することができる。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、部品供給装置からの部品は、受入孔内に挿入されてそこに保持され、次いで部品が相手方部品に接触させられてから溶接ユニットで部品溶接がなされる。支持軸に部品の受入孔が開口され、支持軸に支持部材が回動可能に取付けられており、溶接ユニットを装備した支持部材が回動可能な状態で支持軸に取付けられている。したがって、受入孔への部品保持や溶接ユニットの装着、あるいはその回動等が支持軸を中心的な部材にしてコンパクトにまとまり、構成面で有利である。受入孔への部品供給は、外部から部品を挿入する形式なので、円滑に支持軸に部品を保持させることが可能となる。
【0034】
また、支持部材が回動させられると、それに取付けられた溶接ユニットも回動させられるので、ヘッド先端部を必要な溶接箇所に自由に移動させることができる。したがって、円形のフランジを鋼板部品に溶接するような場合には、局部的な溶着箇所を180度間隔や120度間隔で配置することが確実に実現できる。
【0035】
さらに、部品を支持軸の先端側から受入孔に挿入する供給挙動であるから、最も単純な方式である外部からの挿入という手段で部品保持がなされるので、部品の保持位置が狂ったりすることがなく、部品と相手方部品との相対位置が均一化され、良好な溶接品質が得られる。そして、受入孔には部品の保持手段が設置してあるので、受入孔と部品との相対位置は常に均一に保たれ、したがって、相手方部品に接触させるときの接触状態が正常に維持されて、溶接品質の向上に有効である。
【0036】
しかも、傾斜した供給ロッドの先端に保持された部品は、その軸線と受入孔の軸線とが合致した箇所で停止する。その後、供給ロッド全体が受入孔や部品の軸線方向に移動させられるので、部品の軸状部分はスムーズに受入孔内に挿入される。このように供給ロッドと支持軸との位置関係や供給ロッド全体の移動によって、上述のようなスムーズな作動がえられて、装置としての信頼性が高く保てる。このようなボルトの軸部と受入孔との同軸状態を確保するために、支持軸の軸線、支持筒に保持されたボルト軸部の軸線、エアシリンダのピストンロッドのストローク方向が全て平行となるように設定してある。よって、供給ロッド全体が移動させられると、軸部が円滑に受入孔内に挿入されるのである。
【0037】
ロボット装置に基板を結合した場合には、ロボット装置の作動によって基板が自由な方向に移動させられ、かつ基板の停止した向きも自由に選定できるから、相手方部品の形状や溶接箇所が複雑な所であっても、支障なく部品溶接が実現する。このような基板の自由な挙動に対して、支持軸や供給ロッドの特質が相乗された形態となるので、装置としての有用性は一層高度なものとなる。
【0038】
部品供給装置や溶接装置は静止した状態とされ、相手方部品の方がロボットに保持されて自由に移動する場合であっても、前述と同様な利点が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態を示す全体的な側面図である。
【図2】 ラックピニオン機構の部分を簡略的に示す平面図である。
【図3】 ピニオンの部分を示す縦断側面図である。
【図4】 供給ロッドの先端部分を示す縦断側面図である。
【図5】 ボルトが鋼板部品に溶接されるところを示す縦断側面図である。
【図6】 ヘッドの回動状態を示す簡略的な平面図である。
【図7】 他の実施形態を示す簡略的な側面図である。
【図8】 鋼管に対する溶接の場合を示す簡略的な側面図である。
【図9】 フランジ付きナットの場合の縦断側面図である。
【符号の説明】
1、4 部品
7 基板
8 部品供給装置
9 溶接装置
10 進退手段
21 供給ロッド
26 支持軸
27 支持部材
30 支持片
31 支持片
32 溶接ユニット
35 ヘッド先端部
37 受入孔
38 保持手段
39 筒部材
40 ピニオン
41 ラック
42 エアシリンダ
43 ピストンロッド
52 ロボット装置
57 静止部材

Claims (1)

  1. 基板に部品供給装置と溶接装置を取付け、基板に固定された支持軸に回動自在に支持部材を取付け、この支持部材に溶接ユニットを取付け、支持軸の先端部には部品供給装置によって供給されてきた部品の受入孔が形成され、溶接ユニットのヘッド先端部が受入孔の開口部近傍に配置されているものであって、前記支持部材には支持軸が貫通する支持片が上下に設けられ、下側の支持片に溶接ユニットが取付けられ、上側の支持片に支持軸が貫通する筒部材が溶接されているとともにこの筒部材にピニオンが形成され、このピニオンにかみ合うラックが基板に固定されているエアシリンダのピストンロッドに結合してあり、前記部品供給装置の供給ロッドは、支持軸に対して傾斜した状態で進退作動をするように構成されていると共に、供給ロッドに保持された部品の軸線と同方向に供給ロッド全体を進退させる進退手段が設置してあることを特徴とする部品溶接装置。
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