JP3895325B2 - デルタ−シグマ変調器 - Google Patents

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Description

本発明は、デルタ−シグマ変調器に係り、特にデジタル領域でエラーを訂正することによって量子化雑音を減少させることのできるデルタ−シグマ変調器に関する。
一般的に、低い周波数で動作し、高精密度の解像度が要求される特定応用分野の入出力段や送受信段では、デルタ−シグマ変調器(delta−sigma modulator)と、デジタルフィルタで構成されているデルタ−シグマA/Dコンバータまたは、デルタ−シグマD/Aコンバータとを利用して信号変換が行われる。デルタ−シグマ変調器には、オーバーサンプリング技術と雑音定形化(noise shaping)技術とが使用される。図1には雑音定形化技術を使用して信号帯域の雑音を減少させる方法が示されており、図2にはオーバーサンプリング技術と雑音定形化技術とを使用して信号帯域の雑音を減少させる方法が示されている。雑音定形化技術は、信号変換時に発生する量子化雑音を使用しない信号帯域に押し出す役割をし、その量はデルタ−シグマ変調器の次数によって異なる。オーバーサンプリング技術は、すべての帯域で一定な量子化雑音を、信号帯域を高め実際に使用する信号帯域では量子化雑音を減らす技術である。また、デルタ−シグマ変調器は、高域通過フィルタの役割を実行し、オーバーサンプリングを通じて信号帯域を高く維持する。この結果、小さい次数でも変換しようとする信号帯域の雑音比は相対的に小さくなり信号帯域内での信号対雑音比を向上させることができる。つまり、デルタ−シグマ変調方法は、雑音定形化技術とオーバーサンプリング技術とを利用して、使用する信号帯域での雑音を減らし高解像度を得ることができる方法である。
図3は、デルタ−シグマ変調器を使用して実現した従来のA/Dコンバータのブロック図である。図3のA/Dコンバータの特性は、オーバーサンプリング比(oversampling ratio;OSR)が一定な場合には、アナログループフィルタの次数(L)と量子化器(quantizer)のビット数(N)とによって決定される。一般的に、デルタ−シグマ変調器を使用して実現したA/Dコンバータでは量子化器の非線形特性を避けるために1ビット量子化器を使用する。それで、デルタ−シグマ変調器を使用して実現されたA/Dコンバータは、1ビットA/Dコンバータとも呼ばれる。一般的に、応用分野別に要求される適切な雑音比の特性を得るために、変調器の次数(L)とOSRとの間には反比例関係が成立する。例えば、音声周波数帯(voice band)(4kHz、Fs=8kHz)への応用では、L=2、OSR=256、N=1が適切であり、可聴周波数帯(audio band)(20kHz、Fs=44.1kHz)への応用では、L=4、OSR=64、N=1が適切である。ここで、Fsはサンプリング周波数である。L値が小さいため発生する特性の劣化は、OSRを高めることで互いに相殺することができる。
しかし、オーバーサンプリング技術は、ナイキスト(Nyquist)周波数よりもOSRだけ高い周波数で動作するため、信号帯域が高い応用では回路で実現するのに問題がある。仮に、ナイキスト周波数が2kHzである応用で、OSRが256である場合には動作周波数は512kHzになって問題となる。OSRを低くするためには変調器の次数(L)を増加させる必要があり、回路で実現した場合、雑音、電力消耗、及び製品単価(cost)面で種々の問題が生じる。特に、アナログ変調器の場合には、ほとんどの回路が雑音に敏感なアナログ回路で構成されるため雑音の影響を受け、実現することが難しい。
このような問題点を解決しようと最近では、低いOSRと次数の低い変調器でも、応用に適した適切な特性を示す種々の方式が提案されてきた。このような提案のうち重要な方式として、量子化雑音を各段階(stage)別に合算し、これをフィルターリングして除去する多段雑音整形(multi−stage noise shaping;MASH)方式や、1ビットとNビットのデュアル量子化器を使用し、1ビット量子化器で生じる量子化雑音をアナログ方式で除去し、その出力をデジタル雑音定形を通じて実現する方式が例として挙げられる。1ビットとNビットのデュアル量子化器を使用した後、デジタル訂正を使用して量子化雑音を除去する方式は、特許文献1のFIG.3に開示されている同図にされた従来のデルタ−シグマ変調器は、1ビット量子化器を含むフィールドバックループによってアナログ入力信号を量子化することができ、Nビット量子化器を含むループを使用して量子化雑音訂正を実施することによって量子化雑音を減らすことを特徴とする。のデルタ−シグマ変調器では、量子化エラーを計算するために最終段(final stage)積分器のアナログ出力信号で1ビットD/Aコンバータの量子化されたアナログ出力信号を減算して1ビットD/Aコンバータで生じる量子化雑音を除去することになる。しかし、減算器で減算する信号がアナログ信号であり、量子化雑音を除去する信号のループがアナログ回路であるため雑音の影響を多く受けることもある。
米国特許第6,300,890号公報
前述したような問題点を解決するために、本発明によるデルタ−シグマ変調器は、1ビット量子化器とNビット量子化器とエラー補正回路とを備え、Nビット量子化器のデジタル出力信号と1ビット量子化器のデジタル出力信号とを使用してデジタル領域でエラーを訂正することによって量子化雑音を減少させる。本発明では、訂正回路のループがデジタル領域で成り立つため、雑音に対する影響を最小化することができる。
本発明の目的は、量子化雑音を減少させ雑音の影響を最小化するデルタ−シグマ変調器を提供することにある。
本発明の他の目的は、Nビット量子化器によって発生しうるDCオフセットを除去できるデルタ−シグマ変調器を提供することにある。
本発明によるデルタ−シグマ変調器の第形態は、入力端子より入力されるアナログ入力信号から1ビットD/Aコンバータによって出力される量子化されたアナログ出力信号を減算する第1減算器及び前記第1減算器の出力を積分する積分器を有する一つ以上の段(stage)を含む積分部と、前記積分部から出力される積分信号を量子化し、第1量子化デジタル信号を出力する1ビット量子化器と、前記第1量子化デジタル信号を量子化されたアナログ信号に変換する1ビットD/Aコンバータと、前記積分部によって出力される前記積分信号を量子化し、第2量子化デジタル信号を出力するNビット量子化器と、前記1ビット量子化器から前記第1量子化デジタル信号を、前記Nビット量子化器から前記第2量子化デジタル信号を受信し、前記第1量子化デジタル信号及び前記第2量子化デジタル信号の量子化エラーを補正したデジタルエラー信号を出力するエラー補正回路と、前記Nビット量子化器の出力を制限し、前記Nビット量子化器と前記エラー補正回路との間のDCオフセットを除去するリミッタと、前記1ビット量子化器から出力される前記第1量子化デジタル信号を遅延して出力する遅延素子と、前記遅延された第1量子化デジタル信号から記デジタルエラー信号を減算し、減算された結果をデジタル出力信号として出力する第2減算器とを備えることを特徴とする
前記エラー補正回路は、前記1ビット量子化器のデジタル信号から前記Nビット量子化器のデジタル信号を減算して1ビット量子化器で生じる量子化雑音とNビット量子化器の雑音の相関関係を求めるための第3減算器と前記第3減算器の出力信号を微分してビット量子化器で生じる雑音量に対して高域通過フィルタの機能を実現することにより、必要とする信号帯域での雑音量を最小化する雑音定型のための微分器とを含むことを特徴とする
本発明によるデルタ−シグマ変調器によると、1ビット量子化器とNビット量子化器とエラー補正回路とを備え、Nビット量子化器のデジタル出力信号と1ビット量子化器のデジタル出力信号とを使用してデジタル領域でエラーを訂正することによって量子化雑音を減少させる。この結果、Nビット量子化器によって発生することもあるDCオフセットを除去することができる。また、本発明によるデルタ−シグマ変調器は、信号対雑音比の向上を計ることができ、信号の帯域幅が広くなり、高いOSRを実現することができない場合や高速動作に対する負担で高次の実現が難しい場合への応用として使用され、優れた特性を得ることができる。
以下、添付した図面を参照して本発明によるデルタ−シグマ変調器を説明する。
図5は、1ビット量子化器とNビット量子化器とを使用して構成した本発明の第1実施例によるデルタ−シグマ変調器を示す図である。
図5のデルタ−シグマ変調器は、アナログ入力信号Xが入力される入力端子、デジタル出力信号Yが出力される出力端子、入力端子と出力端子との間に位置し、印加されるアナログ信号を量子化し、量子化されたデジタル信号を出力するための1ビット量子化器420、量子化されたデジタル信号を量子化されたアナログ信号に変換する1ビットD/Aコンバータ430、減算器と積分器とを含む一つ以上の段(stage)を含み、アナログ入力信号Xから1ビットD/Aコンバータ430の量子化されたアナログ出力信号を減算し、積分してその出力を1ビット量子化器420に出力する入力積分回路シリーズ410、入力積分回路シリーズ410の出力信号を量子化し、量子化されたデジタル信号を出力するためのNビット量子化器440、Nビット量子化器440のデジタル出力信号と1ビット量子化器420のデジタル出力信号とを受信してエラーを補正するエラー補正回路450、1ビット量子化器420の量子化されたデジタル信号を遅延するための遅延素子460、及び遅延素子460の出力信号からエラー補正回路450の出力信号を減算し、減算結果を出力するための減算器470を備える。
入力積分回路シリーズ410は、アナログ入力信号Xから1ビットD/Aコンバータ430のアナログ出力信号を減算する減算器411、減算器411の出力信号を積分する積分器412、積分器412の出力信号から1ビットD/Aコンバータ430のアナログ出力信号を減算する減算器413、及び減算器413の出力信号を積分する積分器414を含む。
エラー補正回路450は、1ビット量子化器420のデジタル出力信号からNビット量子化器440のデジタル出力信号を減算して1ビット量子化器で生じる量子化雑音とNビット量子化器の雑音との相関関係を求めるための減算器451、及び減算器451の出力信号を微分してビット量子化器で生じる雑音量に対して高域通過フィルタの機能を実現することによって必要とする信号帯域での雑音量を最小化する微分器452を含む。
以下、図5を参照して本発明の第1実施例によるデルタ−シグマ変調器の動作を説明する。
図5で入力積分回路シリーズ410は、減算器と積分器とで構成された一つ以上の段で構成され、図5には2段で構成された2次の場合を示した。アナログ入力信号Xは、1ビット量子化器420によって量子化され、デジタル信号に変換される。1ビット量子化器420と1ビットD/Aコンバータ430と減算器411、413と積分器412、414とからなるフィードバックループによって雑音が必要とする信号帯域の外に整形され、必要とする信号内では相対的に雑音が少なくなり、アナログ入力信号は続けて量子化が実行される。量子化する過程で量子化雑音Eが混ざることもあるので1ビット量子化器420の出力信号は量子化雑音Eを含む信号となる。
Nビット量子化器440は、入力積分回路シリーズ410の出力信号、つまり1ビット量子化器420の入力信号Vmを受信し、量子化されたデジタル信号を出力する。1ビット量子化器420と同様にNビット量子化器40での量子化する過程で量子化雑音Eが混ざることがあるのでNビット量子化器40の出力信号は量子化雑音Eを含む信号となる。
エラー補正回路450の減算器451は、1ビット量子化器420の出力信号からNビット量子化器440の出力信号を減算し、微分器452はその結果を微分する。遅延素子460は、1ビット量子化器420の出力信号を受信して一定時間遅延させる機能をする。減算器470は、遅延素子460の出力信号からエラー補正回路450の出力信号を減算して出力端子に出力信号Yを発生させる。
このような過程で減算器451は、各ビット量子化器で生じる量子化雑音の相関関係を求め、微分器452は各ビット量子化器で生じる雑音量に対して高域通過フィルタの機能を実現することにより、必要とする信号帯域での雑音量を最小化する雑音整形の機能をする。結局、最終出力段では相対的に大きな1ビット量子化器雑音は除去され、相対的に少ないNビット量子化器の雑音は微分器による雑音整形(noise shaping)を通じてその大きさがかなり小さくなるため、信号対雑音比の特性が向上する。
図6は、1ビット量子化器とNビット量子化器とを使用して構成した本発明の第2実施例によるデルタ−シグマ変調器を示した図であり、図5に示された本発明の第1実施例によるデルタ−シグマ変調器に各段の利得の差を補正するための所定の利得要素とリミッタとをさらに備える。
図6のデルタ−シグマ変調器は、アナログ入力信号Xが入力される入力端子、デジタル出力信号Yが出力される出力端子、入力端子と出力端子との間に位置し、印加されるアナログ信号を量子化し、量子化されたデジタル信号を出力するための1ビット量子化器420、量子化されたデジタル信号を量子化されたアナログ信号に変換させる1ビットD/Aコンバータ430、減算器と積分器とで構成された一つ以上の段(stage)を含みアナログ入力信号Xから1ビットD/Aコンバータ430の量子化されたアナログ出力信号を減算し、積分してその出力を1ビット量子化器420に出力する入力積分回路シリーズ410、1ビット量子化器420のデジタル出力信号に所定の利得を与えるための利得要素480、入力積分回路シリーズ410の出力信号を量子化し、量子化されたデジタル信号を出力するためのNビット量子化器440、Nビット量子化器440のデジタル出力信号に所定の利得を与えるための利得要素500、利得要素500の出力信号を安定化させるリミッタ510、リミッタ510の出力信号と利得要素480の出力信号とを受信してエラーを補正するエラー補正回路450、利得要素480の出力信号に所定の利得を与えるための利得要素490、利得要素490の出力信号を遅延するための遅延素子460、及び遅延素子460の出力信号からエラー補正回路450の出力信号を減算し、減算結果を出力するための減算器470を備える。
入力積分回路シリーズ410は、アナログ入力信号Xから1ビットD/Aコンバータ430のアナログ出力信号を減算する減算器411、減算器411の出力信号を積分する積分器412、積分器412の出力信号から1ビットD/Aコンバータ430のアナログ出力信号を減算する減算器413、及び減算器413の出力信号を積分する積分器414を含む。
エラー補正回路450は、利得要素480の出力信号からリミッタ510の出力信号を減算する減算器451、及び減算器451の出力信号を微分する微分器452を含む。
図6に示す本発明の第2実施例によるデルタ−シグマ変調器は、各段の利得の差を互いに補正するための所定の利得要素と、Nビット量子化器を使用することによって生じることのあるDCオフセットを除去するために、Nビット量子化器の出力を一定のレベルで制限するリミッタとをさらに備えているという点以外には、図5に示す本発明の第1実施例によるデルタ−シグマ変調器と同一であるため、ここではその説明を省略する。
図7は、図6に示された2次のデルタ−シグマ変調器に対して具体的に伝達関数を求めて詳しく示した図である。
図7で、参照番号410は、入力積分回路シリーズを、参照番号420は1ビット量子化器を、参照番号430は1ビットD/Aコンバータを、参照番号440はNビット量子化器を、参照番号450はエラー補正回路を、参照番号460は遅延回路を、参照番号470は減算器を、参照番号480と490と500は利得要素を、510はリミッタをそれぞれ示し、説明の便宜のためにこれらの参照番号は、図6と同一の番号を使用した。図7で利得要素の隣に記載された数値(a1=1,a2=1,a3=1,a4=0.75,a5=−1.5,a6=1,b1=1,b4=1,b5=−2,b6=1,c1=0.5,c2=0.5,g1=2 ,g2=2 10 )は本発明の実施例で使用された伝達関数の係数値を示す。
信号伝達関数と雑音伝達関数を合わせた信号であるY1(z)は数1のようになる
Figure 0003895325
減算器451の入力信号は、g1(X2+E)−g1(X2+EE)=g1(E−EE)となる。Nビット量子化器440を通過した信号は、1ビット量子化器と比べて相対的に小さい量子化雑音EEを有している。図7に示された利得を使用して減算するとX3の値は数2になる。
Figure 0003895325
図7のデルタ−シグマ変調器のフィードバックループには、雑音Eが存在するため出力Y(z)=f(X(z),E(z),EE(z))となる。この関数の中にあるEを除去すると、デルタ−シグマ変調器の出力は、Y(z)=f(X(z)、EE(z))となる。EE(z)は相対的にエラーの量が少ないNビット量子化器440のエラーである。こうすることによって雑音特性に一番多くの影響を与える雑音Eを除去してデルタ−シグマ変調器のフィードバックループにあるエラーの影響を除去できるため、図7に示すデルタ−シグマ変調器は雑音特性が優れる。
デルタ−シグマ変調器の量子化雑音Eを除去するためには出力信号Y(z)は数3のようにならなければならない。
Figure 0003895325
数1と数2とを使用して出力信号Y(z)を求めると数4のようになる。
Figure 0003895325
数4から量子化雑音Eは、相殺されて除去され、Nビット量子化器の量子化雑音EEだけが残っていることがわかる。また、数式4から必要なデルタ−シグマ変調器は、遅延時間を有する2次の高域通過フィルタを含む構造であることがわかる。高域通過フィルタは、雑音EE(z)を必要とする帯域外に押し出し、必要とする信号帯域内では少ない量の雑音を有するようにする雑音整形の特性を有し、これは、すなわち微分器と見ることができる。
図7に示すような本発明のデルタ−シグマ変調器は、元の信号の損失はなく相対的に大きい量子化雑音Eを除去し、相対的に少ない量子化雑音EEを雑音整形化(noise shaping)することにより、必要とする信号帯域内で優れた信号対雑音比特性を有する。また、本発明のデルタ−シグマ変調器は、低いOSRでもデジタル領域で雑音消去(noise cancellation)をすることによって優れた特性を有する。
7で利得g1、g2は、アナログ信号がデジタル信号に変わる時、信号をビットに算定するためのもので信号の大きさだけに影響を与える。従って、Mビット以上の信号対雑音比特性の為には、g1とg2の倍が最小2のM−1乗ができるようにする。万が一、14ビット以上の特性を望むとすれば、g1= でありg2=210ができなければならない。そして、量子化の後にエラー補正回路で演算を実行するために2の補数形態で演算を実行するようになるが、Mビットの信号を変換しうとする時、正常的な場合だと、+(2M−1−1)〜−(2M−1)の範囲で演算しなければならない。しかし、このように演算したらその合計は0にならないので、Nビット量子化器440の出力段にDC値が示される。これを防ぐためにNビット量子化器440の出力を+(2M−1−1)〜−(2M−1−1)に制限するとその合計を0にすることができる。このような機能は、Nビット量子化器の出力を一定のレベルに制限するリミッタ510によって実行される。
上述の説明では、簡単な2次シグマ−デルタ変調器を例にして説明した。一般的には、優秀な特性を得るために高次の変調器を使用してデータ変換を実行するが、この場合にもOSRと変調器の特性との間に比例関係が成立する。従って、低いOSRでは良い特性が出ないので、適切なOSRを維持しなければならない。本発明で制限されている構造を使用すると、高次の変調器でも相対的に大きい量子化雑音を除去し、量子化雑音に起因する特性の損失を改善することができる。従って、本発明によるデルタ−シグマ変調器は、一般的なA/D変換器または、D/A変換器に適用される。
図8は、本発明によるデルタ−シグマ変調器と従来のデルタ−シグマ変調器とに対してオーバーサンプリング比による信号対雑音比のシミュレーション結果を示した図である。図8で実線(solid line)は、本発明の回路構造を利用して実現した2次デルタ−シグマ変調器に対するシミュレーション結果を示し、点線(dotted line)は従来のデルタ−シグマ変調器に対するシミュレーション結果を示す。図8に示すように、変調器の次数に適切なOSR(Over−Sampling Ratio)を有する場合、即ち、図7の例でOSRが256である場合には、本発明の変調器と従来の変調器とは特性の差異があまりないので、この値以上の場合には飽和状態となる。しかし、OSRが低い場合、例えば、図8でOSRが64である場合には、本発明の変調器と従来の変調器とは15dB以上の特性の差異があることがわかる。即ち、同一の次数の変調器で同一のOSRを有する条件で、即ち、飽和状態の条件ではない充分な変調器の特性を示す状態で、本発明の変調器は従来の変調器と比べて2.5ビット以上の特性の向上を計ることができる。これは、OSRを2倍、即ち、128まで上げて得た特性と等しい特性の向上である。つまり、本発明の変調器は、前記の条件で同一次数の場合、従来の変調器と比べてOSRを2倍程度上げた効果を示す。
図9と図10は、本発明によるデルタ−シグマ変調器と従来のデルタ−シグマ変調器とに対するマットラップ(mat lab)システムシミュレーション結果を示した図である。図9と図10は変調器の次数が2次であり、OSRが64である場合に対してのシミュレーション結果を示す。
図9で、s−1は、入力信号−0.707〜+0.707を示し、s−2は従来方式による変調器の出力信号を示し、s−3は本発明の変調器でNビット量子化器を通過したリミッタの出力信号4bit、−7〜+7を示し、s−4は本発明の変調器の出力信号Y(z)を示し、s−5は本発明によるデルタ−シグマ変調器と従来のデルタ−シグマ変調器とに対してシミュレーション結果をFFTした結果を示し、s−6はs−5の結果を信号帯域幅0.5まで拡大した結果を示し、s−7は本発明によるデルタ−シグマ変調器の出力を4次のデジタルシンクフィルタ(Digital Sync Filter)に入れて出力を16ダウンサンプリング(downsampling)した結果を示し、s−8はデジタルシンクフィルタの結果をFFTした結果を示す。
s−5で、上の部分は、本発明のデルタ−シグマ変調器に対するFFT結果を示し、下の部分は従来のデルタ−シグマ変調器に対するFFT結果を示す。s−6でわかるように、s−5の結果を信号帯域幅0.5まで拡大した結果、信号対雑音比の特性が15dB(2.5ビット)良くなることがわかる。
図10で、s−9は本発明のデルタ−シグマ変調器の1ビット量子化器の出力信号とNビット量子化器の出力信号とのエラー値の差異を求めた結果を示し、s−10は本発明のデルタ−シグマ変調器のデジタルエラー補正を実行した結果Y2(z)を示し、s−11はs−9とs−10とに対してFFTした結果を示し、s−12はデジタルシンクフィルタの結果(図8のs−8の結果)波形を示す。
s−11で一番上の波形は、s−9の波形をFFTした結果を示し、中間の波形はs−10の波形をFFTした結果を示し、一番下の波形は本発明のデルタ−シグマ変調器の最終出力信号の波形を示す。一番上の波形は、雑音整形化がされていない波形であり、中間の波形は雑音整形化がされた波形である。デルタ−シグマ変調器の特性に影響を多く与える量子化雑音Eは、エラー補正によって除去され、残りの量子化雑音EEは、微分器で高域通過フィルターリングによって除去される。
前述では、本発明の望ましい実施例を参照して説明したが、当該技術分野の熟練した当業者は前記の特許請求の範囲に記載されている本発明の思想及び領域から外れない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることが理解できるだろう。
雑音整形化技術を使用して信号帯域の雑音を減少させる方法を示した図である。 オーバーサンプリング技術と雑音整形化技術とを使用して信号帯域の雑音を減少させる方法を示した図である。 デルタ−シグマ変調器を使用して実現した従来のA/Dコンバータのブロック図である。 1ビット量子化器とNビット量子化器とを使用し、量子化雑音をアナログ方式に訂正して実現した従来のデルタ−シグマ変調器を示した図である。 1ビット量子化器とNビット量子化器とを使用して実現した本発明の第1実施例によるデルタ−シグマ変調器を示した図である。 1ビット量子化器とNビット量子化器とを使用して実現した本発明の第2実施例によるデルタ−シグマ変調器を示した図である。 図6に示されたデルタ−シグマ変調器に対して具体的な伝達関数を求めて詳細に示した図である。 本発明によるデルタ−シグマ変調器と従来の量子化雑音訂正をしてないデルタ−シグマ変調器とに対してオーバーサンプリング比による信号対雑音比のシミュレーション結果を示した図である。 本発明によるデルタ−シグマ変調器と従来の量子化雑音訂正をしてないデルタ−シグマ変調器とに対するマットラップ(matlab)システムシミュレーション結果を示した図である。 本発明によるデルタ−シグマ変調器と従来の量子化雑音訂正をしてないデルタ−シグマ変調器とに対するマットラブ(matlab)システムシミュレーション結果を示した図である。
符号の説明
410 入力積分回路シリーズ
411、413、451、470 減算器
412、414 積分器
420 1ビット量子化器
430 1ビットD/Aコンバータ
440 Nビット量子化器
450 エラー補正回路
460 遅延素子
500 利得要素
510 リミッタ

Claims (10)

  1. アナログ信号を入力してデジタル出力信号を発生するデルタ−シグマ変調器において、
    入力端子より入力されるアナログ入力信号から1ビットD/Aコンバータによって出力される量子化されたアナログ出力信号を減算する第1減算器及び前記第1減算器の出力を積分する積分器を有する一つ以上の段を含む積分部と、
    前記積分部から出力される積分信号を量子化し、第1量子化デジタル信号を出力する1ビット量子化器と、
    前記第1量子化デジタル信号を量子化されたアナログ信号に変換する1ビットD/Aコンバータと、
    前記積分部によって出力される前記積分信号を量子化し、第2量子化デジタル信号を出力するNビット量子化器と、
    前記1ビット量子化器から前記第1量子化デジタル信号を、前記Nビット量子化器から前記第2量子化デジタル信号を受信し、前記第1量子化デジタル信号及び前記第2量子化デジタル信号の量子化エラーを補正したデジタルエラー信号を出力するエラー補正回路と、
    前記Nビット量子化器の出力を制限し、前記Nビット量子化器と前記エラー補正回路との間のDCオフセットを除去するリミッタと、
    前記1ビット量子化器から出力される前記第1量子化デジタル信号を遅延して出力する遅延素子と、
    前記遅延された第1量子化デジタル信号から記デジタルエラー信号を減算し、減算された結果をデジタル出力信号として出力端子から出力する第2減算器とを具備することを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  2. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記エラー補正回路は、
    前記第1量子化デジタル信号から前記第2量子化デジタル信号を減算する第3減算器と、
    前記第3減算器の出力信号を微分する微分器とを備えることを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  3. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記微分器は、前記第3減算器の前記出力信号の高域フィルターリングを実行することを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  4. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記デルタ−シグマ変調器は、2次デルタ−シグマ変調器として、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換器として適用されることを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  5. アナログ信号を量子化し、第1量子化デジタル信号を出力するための1ビット量子化器と、
    前記第1量子化デジタル信号を、量子化されたアナログ信号に変換させる1ビットD/Aコンバータと、
    第1減算器と前記第1減算器の出力を積分するための第1積分器を含む1つ以上の段を含み、前記第1減算器は前記アナログ入力信号から前記1ビットD/Aコンバータから出力される前記量子化されたアナログ出力信号を減算し、第2積分器は積分された信号を前記1ビット量子化器から出力する入力積分回路シリーズと、
    前記第1量子化デジタル信号に第1所定利得を付与する第1利得素子と、
    前記入力積分回路シリーズから出力される前記積分信号を量子化し、第2量子化デジタル信号を出力するNビット量子化器と、
    前記第2量子化デジタル信号に第2所定利得を付与する第2利得素子と、
    前記第2利得素子の出力信号と前記第1利得素子の出力信号とを受信してエラーを補正し、結果デジタルエラー信号を出力するエラー補正回路と、
    前記第1利得素子の出力信号に第3所定利得を付与する第3利得素子と、
    前記第3利得素子の出力信号を遅延するための遅延素子と、
    前記遅延素子から出力される前記第1量子化デジタル信号から前記エラー補正回路によって出力される前記デジタルエラー信号を減算し、その結果をデジタル信号として出力する第2減算器と、
    を備えることを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  6. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記エラー補正回路は、
    前記第1利得素子の出力信号から前記第2利得素子の出力信号を減算する第3減算器と、
    前記第3減算器の出力信号を微分する微分器と、
    を含むことを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  7. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記微分器は、前記第3減算器の前記出力信号の高域フィルターリングを実行することを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  8. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記デルタ−シグマ変調器は、前記第2利得素子と前記エラー補正回路との間に連結されたリミッタをさらに備えることを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  9. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記デルタ−シグマ変調器は、前記第1利得素子と前記第2利得素子とが同一な値を有することを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
  10. 請求項記載のデルタ−シグマ変調器において、
    前記デルタ−シグマ変調器は、2次デルタ−シグマ変調器であり、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/Dコンバータとして使用されることを特徴とするデルタ−シグマ変調器。
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