JPH0786951A - 3つのシグマ−デルタ変調器をカスケード接続するための方法およびシグマ−デルタ変調器システム - Google Patents

3つのシグマ−デルタ変調器をカスケード接続するための方法およびシグマ−デルタ変調器システム

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JPH0786951A
JPH0786951A JP6200727A JP20072794A JPH0786951A JP H0786951 A JPH0786951 A JP H0786951A JP 6200727 A JP6200727 A JP 6200727A JP 20072794 A JP20072794 A JP 20072794A JP H0786951 A JPH0786951 A JP H0786951A
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JP6200727A
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Carlin D Cabler
カーリン・ドゥルー・ケイブラー
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/30Delta-sigma modulation
    • H03M3/39Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators
    • H03M3/412Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution
    • H03M3/414Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having multiple quantisers arranged in cascaded loops, each of the second and further loops processing the quantisation error of the loop preceding it, i.e. multiple stage noise shaping [MASH] type
    • H03M3/418Structural details of delta-sigma modulators, e.g. incremental delta-sigma modulators characterised by the number of quantisers and their type and resolution having multiple quantisers arranged in cascaded loops, each of the second and further loops processing the quantisation error of the loop preceding it, i.e. multiple stage noise shaping [MASH] type all these quantisers being single bit quantisers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3つのシグマ−デルタ変調器をカスケード接
続するためのシステムおよび方法を提供する。 【構成】 先の変調器の量子化エラーを表わすエラー信
号が後続する変調器に与えられる。エラー信号は後続す
る変調器に与えられる前にファクタによってスケーリン
グされる。後続する変調器における量子化されたエラー
信号はその後元のスケールファクタの逆数によってスケ
ーリングされてから先の変調器の量子化された出力と結
合される。3つの変調器の量子化された出力を結合する
ことは、前の段における量子化エラーを消去し、その一
方で最終段においてノイズを成形し、それによりノイズ
のほとんどが高い周波数におかれるようにするために行
なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】この発明は、一般にシグマ−デルタ変調
器に関する。より特定的には、この発明はシグマ−デル
タ変調器をカスケード接続する方法に関する。
【0002】
【関連技術の説明】オーバサンプリングされた補間(ま
たはシグマ−デルタ)変調器は、少なくとも1つの積分
段またはフィルタ、それに続く量子化段(最も典型的に
はコンパレータ)、および量子化段の出力から積分段の
入力へのフィードバックを含む。積分段の数に応じて、
シグマ−デルタ変調器はたとえば二次、三次、または四
次などの次数のタイプに分けることができる。
【0003】シグマ−デルタ変調器は、いくつかの応用
においてアナログ−デジタル(A/D)およびデジタル
−アナログ(D/A)の変換を行なうのに普通に用いら
れるようになってきている。これらの応用は、コーダ−
デコーダ(codecs)、総合サービスデジタル網
(ISDN)設備、およびオーディオ設備を含む。
【0004】いくつかの理由によって、多くの応用にお
いてより高次のシグマ−デルタ変調器を用いることが望
ましくなってきている。1つの理由は、より高次の変調
器を導入することで、行なわれるべき積分の数が増大
し、その結果量子化ノイズが周波数のより高いレベルに
シフトされるにつれ、通過域のノイズレベルが低くなる
ということである。もう1つの理由は、より高次の変調
器を用いることで、オーバサンプリング比(すなわち変
調器のクロックとナイキストレートとの比率)が低く保
たれるということである。これはある一定の条件下では
望ましいことである。
【0005】より高次のシグマ−デルタ変調器を開発す
るため、いくつかの努力がこれまでなされてきた。以下
に、マツヤ(Matsuya)ら、リブナー(Ribn
er)、チャオ(Chao)ら、およびカレマ(Kar
ema)らにより着手されたそのような4つの試みを論
じる。
【0006】マツヤらは、『IEEE固体回路ジャーナ
ル(IEEEE Journal of Solid StateCircuits )』19
87年12月、Vol.SC-22, No.67, pp.921-929「三重積
分ノイズ成形を用いた16ビットオーバサンプリングA
−D変換技術(A 16-bit Oversampling A-D Conversion
Technology Using Triple-Integration Noise Shapin
g)」において、より高次のノイズ成形を提供するため
に3つまたはそれ以上の一次変調器をカスケード接続す
る方法を提示している。この回路のブロック図を図1に
示す。当業者には「MASH」技術としてよく知られて
いるこの回路において使用される技術は、カレマへの米
国特許第5,061,928号で詳細に説明されてい
る。その論議はここではそれに対するこの引用によって
援用される。図1の回路を詳細に論じることもできる
が、当業者の技術水準を考えると、図1の回路は3つの
カスケード接続された一次変調器(その各々が包括的に
参照番号2で示される)を表わしていると言えば十分で
ある。各一次変調器2は、積分器4と量子化器6とを含
む。図1では、上方の2つの変調器の積分器4および量
子化器6の出力信号間の差が後続する変調器2に送られ
るということが見てとれるだろう。そうすることによっ
て、量子化されたノイズは上昇させられて帯域の外へ出
され、続いてそこで、容易にフィルタリングで取除かれ
得る。MASH技術にはしかしながら、いくつかの短所
がある。第1に、良好な分解能を達成するためには、M
ASH技術は変調器の特性が厳密に一致していることを
要求する。MASH技術はまた、同じ結果を達成するた
め、演算増幅器の利得が高いことをも要求する。さら
に、この技術はA/Dコンバータとして用いられた場合
アナログ構成要素の不適当な組合わせに対し極めて敏感
であることが明らかになっている。アナログ回路におけ
る不適当な組合わせの結果、消去されない量子化ノイズ
が通過域内に漏れるということが起きる。しかしながら
理論的には、図1の回路に関しては、コンバータの入力
がxとして与えられ、最後の変調器の量子化エラーがE
3 として与えられた場合、出力yを以下のように表わす
ことができる。
【0007】y=xz-3+E3 (1−z-13 前述のように、リブナーもまたより高次のシグマ−デル
タ変調器の開発に取組んでいる。『IEEE固体回路ジ
ャーナル』Vol.26, No.12. PP.1764-1774 、1991年
12月の「理想的でない性質に対する感度が低減された
三次多段シグマ−デルタ変調器(A Third-Order Multis
tage Sigma-Delta Modulator with Reduced Sensivity
to Nonidealities)」、ならびに米国特許第5,14
8,167号、第5,148,166号、および第5,
065,157号において、リブナーは二次変調器を一
次変調器とカスケード接続する方法を提示している。こ
の回路のブロック図を図2に示す。ここにおいて二次変
調器は包括的に参照番号8で示され、一次変調器は包括
的に参照番号10で示される。図2の一番下の部分を参
照して、リブナーは変調器8および10の量子化された
出力y1 およびy2 を、二次セクションの量子化による
ノイズが消去される一方で一次セクションの量子化によ
るノイズが三次の態様に成形されるように結合すること
を教示していることが示される。ここでも数学的には、
コンバータの入力がxとして与えられ、一次変調器の量
子化エラーがE2 として与えられた場合、出力yは次式
のように表わすことができる。
【0008】y=z-3x+C(1−z-13 2 この場合、第2の変調器10がオーバフローしてしまう
ことを防ぐために、変調器8と変調器10との間で1/
Cの利得が加算される。1/Cのファクタを補償するた
めに、Cの利得が訂正論理において加算される。これ
は、図2において要素12(利得加算部分)および要素
14(補償部分)の形で見ることができる。
【0009】チャオらは、『IEEE回路およびシステ
ムに関する紀要(IEEE Transactions on Circuits and
Systems )』、1990年5月 Vol.37, No.3, pp.309-
318の「A/Dコンバータをオーバサンプリングするた
めの補間変調器のためのより高次のトポロジ(A Higher
Order Topology for Interpolative Modulators forOv
ersampling A/D Converters)」で、より高次のシグマ
−デルタ変調器のためのシングルループ構造を提案して
いる。これらの変調器は、所望されるノイズ成形を合成
するために、多数の積分器、フィードフォワード経路、
フィードバック経路、および単一の量子化器からなる。
これらの変調器には、ある一定の入力値については自立
した発振のモードに入ってしまう可能性があるという、
不都合がある。この現象に対するこれらのコンバータの
感度を抑制するために様々な方法が提案されているが、
それらはすべて構造を複雑にするものである。しかしな
がら、このタイプの単一段の一次および二次変調器は、
この現象による不都合を被らないということが注目され
ている。
【0010】オーディオの応用には、信号対ノイズを含
む全体的な歪みが、標準的な16ビットの線形コンバー
タのものと等価であることが所望される。シミュレーシ
ョンは、64のオーバサンプリング比について、および
実用的な回路技術を用いて、上述の方法のいずれに基づ
いて作上げられた三次変調器も、標準的な16ビット線
形コンバータの性能を上回るということを示している。
しかしながら、16ビットを超えてのマージンの量はそ
れほど多くはない。したがって、シグマ−デルタコンバ
ータを四次ノイズ成形で作ることが所望される。
【0011】カレマらは、米国特許第5,061,92
4号で2つの二次変調器のカスケードを含む四次トポロ
ジを導入している。これは図3で示されており、ここに
おいて2つの二次変調器は、包括的に参照符号16で示
される。この図で示したように、第2の変調器のオーバ
フローを回避するために、2つの変調器の間には(利得
要素18の形で)1/Cの利得が加算されている。図2
で示したリブナーの変調器と同様に、カレマらのカスケ
ードにもデジタル回路が加えられる。包括的に参照番号
20で示されるこの回路は、図3の下部に示される。こ
の回路は、第1の変調器の量子化エラーが消去されかつ
第2の変調器の量子化エラーが四次成形を受けるような
態様で、2つの二次セクションの量子化された出力y1
およびy 2 を結合する。代数学的には、コンバータへの
入力がxとして与えられ、第2の変調器の量子化エラー
がE2 として与えられた場合、出力yを次式のように表
わすことができる。
【0012】y=z-4x+C(1−z-14 2 以上のことから、四次シグマ−デルタ変調器には、ある
一定の応用においてはより次数の低い変調器に勝る重要
な利点があるということが理解かつ認識されるはずであ
る。さらにこの点について、理想的なシグマ−デルタ変
調器の信号対ノイズ比(SNR)は、次の方程式によっ
て求められる。
【0013】 SNR=(2L+1)10 log(OSR)−10 log(π2L/2L+1) 上の式において、OSRはオーバサンプリング比であ
り、Lは変調器の次数である。たとえば、L=3であ
り、かつOSR=64であれば、SNRは105dBに
等しい。L=4でありOSR=64であれば、SNRは
132.3dBに等しい。したがって、四次ループは、
同じオーバサンプリング比の三次ループよりも、16ビ
ットの性能についての固有のマージンを多く有する。カ
レマらにより教示されるもののような四次シグマ−デル
タ変調器がこれまで提案されてきたが、先行技術におけ
る短所および欠点は、使用すべき付加的なタイプのその
ような変調器がないということである。
【0014】また、単一ループの変調器は二次変調器に
勝るある一定のコスト面での有利さを提供するというこ
とを理解することも重要である。その一方、一次変調器
を用いることには、二次変調器を用いる場合よりも複雑
な組合わせの要求が伴う。先行技術のもう1つの短所お
よび欠点は、純粋に一次ループを使用することと純粋に
二次変調器を使用することとの間でバランスを取る四次
シグマ−デルタ変調器が未だ開発されていないというこ
とである。
【0015】
【発明の概要】この発明は、先の変調器の量子化エラー
を表わすエラー信号を後続する変調器に与えることによ
って、3つのシグマ−デルタ変調器をカスケード接続す
る方法を提供することで、上述の短所および欠点を克服
する。変調器のカスケードの性能を向上させるために
は、エラー信号は後続する変調器に与えられる前に、典
型的には1未満であるファクタによってスケーリングさ
れる。後続する変調器の量子化されたエラー信号はその
後、先行する変調器の量子化された出力と結合される前
に、元のスケールファクタの逆数によってスケーリング
される。3つの変調器の量子化された出力を結合する技
術は、前の段の量子化エラーを消去する一方で最終段の
ノイズを成形し、それによりノイズのほとんどが高い周
波数におかれるようにするというやり方で行なわれる。
【0016】したがって、この発明の目的は高分解能A
−D変換を成し遂げるためのシステムおよび方法を提供
することである。
【0017】この発明の他の目的は、新しいタイプの四
次シグマ−デルタ変調器を提供することである。
【0018】この発明のさらに他の目的は、純粋に一次
ループを使用することと純粋に二次変調器を使用するこ
ととの間でバランスを取る高次シグマ−デルタ変調器を
提供することである。
【0019】この発明の他の目的、利点および新規な特
徴は、この後に記載する詳細な説明を、添付の図面と関
連させながら参照することによって最もよく理解される
であろう。
【0020】
【発明の詳しい説明】ここで図4を参照して、参照番号
22によって包括的に示されるこの発明の実施例の、概
略図が示される。実施例22は、出力y1 を有する従来
の二次変調器(参照番号24によって包括的に示され
る)を含む。二次セクション24の出力y1 は次の方程
式によって求められる。
【0021】y1 =z-2x+(1−z-12 1 実施例22では、出力は単に2つのサンプル周期分だけ
遅延された入力と、ハイパスフィルタ関数(1−z-1
2 でフィルタリングされた量子化エラーとの和である。
従来のすべてのシグマ−デルタ変調器と同様に、そのよ
うな動作は量子化器によって加えられたノイズを高い周
波数に押上げ、そこにおいてノイズは標準的な技術によ
って容易にフィルタリングすることができる。
【0022】量子化され再構成された(ライン26上
の)出力は、その後(ライン28上の)量子化器への入
力から減算される。その結果得られる量は、単に量子化
によるエラー−E1 であって、これはライン30に表わ
れる。−E1 はその後、ファクタ1/C1 によって(要
素32によって)スケーリングされてから、一次変調器
34が過負荷になってしまうことを回避するために(参
照番号34で包括的に示される)一次変調器の入力に与
えられる。
【0023】一次変調器34は、次の方程式によって求
められる転送関数を有する。 y=z-1x+(1−z-1)E この場合、出力は単に1サンプル周期分遅延された入力
と、ハイパスフィルタ関数(1−z-1)でフィルタリン
グされた量子化エラーとの和である。ここでも、結果と
して量子化器によって加えられたノイズはより高い周波
数に押上げられ、標準的な技術によって容易にフィルタ
リングすることができる。
【0024】前述のように、図4のライン36上のスケ
ーリングされたエラー信号E1 /C 1 は、一次変調器3
4に与えられる。上の方程式を用いて、変調器34の出
力y 2 は次の方程式によって求められる。
【0025】 y2 =−z-11 /C1 +(1−z-1)E2 この場合、E2 は一次変調器34によって加えられた量
子化エラーである。ここでも、この変調器の(ライン3
8上における)量子化され再構成された出力は、次に
(ライン40上の)その量子化器への入力から減算され
る。その結果得られた量は、量子化エラー−E2 であっ
て、これはライン42に表われる。−E2 はその後ファ
クタ1/C2 によって(要素44によって)スケーリン
グされてから、一次変調器46が過負荷になってしまう
ことを防ぐために別の一次変調器(参照番号46によっ
て包括的に示される)に与えられる。上で与えられた一
次変調器のための基本的な方程式を用いて、第3の変調
器46の出力y3 が、次の方程式によって説明される。
【0026】 y3 =−z-12 /C2 +(1−z-1)E3 ここでy1 、y2 、およびy3 を結合して、量子化エラ
ーE1 と量子化エラーE2 とが消去されるようにし、そ
の結果得られる最終一次段すなわち段46における量子
化エラーが四次ノイズ成形を有するようにしなければな
らない。この目標に向かって、出力y2 がサンプル周期
1つ分遅延された場合には(すなわちz -1で乗算された
場合には)、結果として得られる出力y2 ′は次式のよ
うなものであるということが認識されるはずである。
【0027】 y2 ′=−z-21 /C1 +z-1(1−z-1)E2 同様に、出力y3 が微分され(すなわち関数(1−
-1)を通され)、その後C2 のファクタでスケーリン
グされた場合、結果として得られる出力y3 ′は次式の
ようになる。
【0028】 y3 ′=C2 (1−z-12 3 −z-1(1−z-1)E2 この場合、y2 ′とy3 ′とが合計されると、次式のよ
うになる。
【0029】 y2 ′+y3 ′=−z-21 /C1 +C2 (1−z-12 3 この量において、量子化ノイズE2 は消去される。
【0030】その後y2 ′+y3 ′が一連の2つの微分
器を通され(すなわち関数(1−z -12 を通され)、
その後ファクタC1 によってスケーリングされる場合、
その結果得られる出力y4 は次式のようになる。
【0031】 y4 =−z-2(1−z-12 1 +(C1 )(C2 )(1−z-14 3 その後、y1 がサンプル周期2つ分遅延される(すなわ
ちz-1で2回乗算される)と、その結果得られる量
1 ′は次式のようになる。
【0032】y1 ′=z-2(1−z-12 1 +z-4x 量y1 ′と量y4 とが合計されると、その結果得られる
出力yout は、次式のようになる。
【0033】 yout =z-4x+(C1 )(C2 )(1−z-14 3 二次変調器24の量子化エラーE1 と、第1の一次変調
器34の量子化エラーE 2 とは消去されている。最後の
一次変調器46の量子化エラーE3 はこの時点で関数
(1−z-14 によってハイパスフィルタにかけられ、
ファクタ(C1 )(C2 )によってスケーリングされて
いる。これが、四次ノイズ成形を伴うシグマ−デルタ変
調器のための望ましい基本的な形式である。上で展開さ
れた方程式を用いて3つの出力を1つの出力に結合する
回路のブロック図が図5に示されており、この図の中で
参照番号48によって包括的に示される。
【0034】実用的なシステム、特にA/Dコンバータ
では、よく用いられる量子化器は、単なるアナログコン
パレータとそれに続く1ビットDACとであって、この
1ビットDACの出力はコンパレータのデジタル出力に
応じて正の電圧でも負の電圧でもあり得る。これらのシ
ステムにおいて、スケーリングはしばしば個々の一次ま
たは二次シグマ−デルタ変調器の内部で行なわれる。ス
ケーリングされた、1ビット量子化器を備える一次シグ
マ−デルタ変調器のブロック図が図6に示され、この図
においては参照番号50によって包括的に表わされる。
量子化器は1ビットしかないので、この変調器50の出
力yは、量子化器への入力T1 の符号によって決定され
る。スケールファクタK1 は、積分器の出力がその積分
器内でクリッピングを生じるほどに大きくなってしまう
ことを阻止するために加えられる。したがって、理に叶
った大きさの入力信号範囲については、出力yはスケー
ルファクタK1 の影響を受けない。この変調器50の出
力yは以下の方程式によって求められる。ここでEは量
子化ノイズである。
【0035】y=z-1x+(1−z-1)E 量子化器への入力はしかしながら、スケールファクタK
1 の影響を受ける。スケーリングされた一次シグマ−デ
ルタ変調器が図4に示されたもののようなカスケード接
続されたシグマ−デルタ変調器の1セクションとして用
いられた場合、段の間での利得1/C1 を実現するため
に付加的なスケーリングが適用されなければならない。
そのような変調器(参照番号52によって包括的に表わ
される)は、図7に示される。出力yは1/C1 によっ
てスケーリングされる。量子化器への入力T1 は、1/
(K1 1 )のファクタによってスケーリングされる。
たとえば、K1 が1/2に等しく、かつ1/C1 が1/
4であることが所望される場合、出力yは1/4によっ
てスケーリングされなければならず、量子化器への入力
1 は1/2によってスケーリングされなければならな
い。T1 のスケーリングされた値と出力yのスケーリン
グされた値との間の差は、その後カスケード内で後続す
る変調器に与えられる。
【0036】同様に、実用的な二次変調器も内部におけ
るスケーリングを有していてもよい。そのような変調器
(参照番号54によって包括的に表わされる)は、図8
に示される。この場合、3つのスケールファクタが加え
られている。第1のスケールファクタ56、K1 は、第
1の積分器が大きい信号に対してクリッピングすること
を阻止するために加えられる。変調器のための正しい全
体的な転送関数を維持するために、1/K1 のファクタ
が第2の積分器より前に減算点への入力に位置づけられ
る。第2のスケールファクタ58、K2 は第2の積分器
への入力より前に加算される。1ビット量子化器を備え
た一次シグマ−デルタ変調器の場合のように、量子化器
への入力の符号のみが量子化される。したがってスケー
ルファクタK2 は出力yに見られるように全体的な転送
関数には影響を与えない。このスケールファクタK2
持つ唯一の効果は、大きい信号に対する第2の積分器に
おけるクリッピングを阻止することである。入力および
量子化エラーEに関して、変調器の出力を説明する方程
式は次のようなものである。
【0037】y=z-2x+(1−z-12 E スケーリングされた一次変調器の場合と同じく、スケー
ルファクタK2 は量子化器への入力の大きさには影響を
与えない。スケーリングされた二次シグマ−デルタ変調
器がカスケード接続されたシグマ−デルタ変調器の一セ
クションとして用いられた場合、段の間におけるスケー
リング1/C1 を実現するために付加的なスケーリング
が加えられなければならない。そのような変調器(参照
番号60によって包括的に示される)は、図9に示され
る。出力yは1/C1 によってスケーリングされる。量
子化器への入力は1/(K2 2 )のファクタによって
スケーリングされる。T1 およびy1 のスケーリングさ
れた値における差は、カスケードにおける次のシグマ−
デルタ変調器に与えられる。
【0038】ここで図10を参照して、スケーリングさ
れたシグマ−デルタ変調器を用いたこの発明の一実施例
(包括的に参照番号62によって示される)のブロック
図が示される。出力y1 、y2 、およびy3 を結合する
キャンセル回路は図5と変わっておらず、したがってこ
こでは示していない。実用的なシステムについては、積
分器は典型的にはスイッチトキャパシタ積分器で実現さ
れる。これにより図におけるすべてのスケールファク
タ、積分器、および微分ノードが、標準的なアナログ技
術を用いて実現され得る。
【0039】以上のことに基づき、当業者は、この発明
がどのように一次変調器の純粋な使用と二次変調器の純
粋な使用との間でバランスの取れるカスケード接続され
た四次シグマ−デルタ変調器を提供するかを理解かつ認
識するはずである。したがって、この発明は多くの応用
で用いるための先行技術の変調器に対するコスト効率の
よい代替物を提供するものである。この発明の実施例の
性能は図11に示した図表によって部分的に明らかにさ
れるように、卓越したものであるはずである。図11は
1 が4に等しく、C2 が2に等しい場合の、シミュレ
ートされたSNRを表わす。このレベルの性能であれ
ば、最高品質のISDNおよびオーディオ設備の要求さ
えも十分に満たすものである。
【0040】上の教示に照らして数多くの修正および変
形が可能であるということは明らかである。したがって
この発明は以上で特定的に説明されたように実施される
以外に、前掲の特許請求の範囲内において実施されても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】3つまたはそれ以上の一次変調器をカスケード
接続する、先行技術の方法を示す図である。
【図2】二次変調器を一次変調器と結合する、先行技術
の方法を示す図である。
【図3】2つの二次変調器からなるカスケードを含む、
先行技術の四次トポロジを示す図である。
【図4】この発明の一実施例の概略図である。
【図5】与えられた方程式を用いて3つの出力を1つの
出力に結合する回路のブロック図である。
【図6】スケーリングされた、1ビット量子化器を備え
る一次シグマ−デルタ変調器のブロック図である。
【図7】段の間における利得1/C1 を実現するために
適用される付加的なスケーリングを示す図である。
【図8】内部におけるスケーリングを有する二次変調器
の概略図である。
【図9】使用される付加的なスケーリングを示す図であ
る。
【図10】スケーリングされたシグマ−デルタ変調器を
用いるこの発明の一実施例の概略図である。
【図11】この発明の一実施例のための、シミュレート
されたSNRの表を示す図である。
【符号の説明】
24 二次変調器 34 一次変調器 46 一次変調器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つのシグマ−デルタ変調器をカスケー
    ド接続するための方法であって、前記3つの変調器は第
    1、第2、および第3の変調器として規定することがで
    き、 前記3つの変調器はまた、第1の変調器から後続するも
    のを介して最後の変調器まで相互に関連しており、前記
    方法は、 その中で量子化されるべきカスケード内で、先の変調器
    の量子化エラーを表わすエラー信号を後続する変調器に
    与えるステップと、 先の変調器の前記エラー信号を、前記後続する変調器に
    与える前に第1のファクタによってスケーリングするス
    テップと、 前記後続する変調器によって量子化された前記エラー信
    号を、第1のファクタの逆数に実質的に等しい第2のフ
    ァクタによってスケーリングするステップと、 前記3つの変調器の各々における量子化された出力を結
    合して、それにより最後の変調器を除くすべての変調器
    における量子化エラーを消去するステップとを含む、方
    法。
  2. 【請求項2】 前記結合するステップは、 前記第2の変調器の出力をサンプル周期1つ分遅延させ
    るステップと、 前記第3の変調器の出力を微分するステップと、 前記第3の変調器の出力を予め定められたファクタでス
    ケーリングするステップと、 前記第2の変調器の遅延された出力と前記第3の変調器
    の前記微分されかつスケーリングされた出力とを合わせ
    るステップとを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記結合するステップはさらに、前記第
    2の変調器の前記遅延された出力と前記第3の変調器の
    前記微分されかつスケーリングされた出力とを一連の2
    つの微分器に通し、それらを予め定められたファクタで
    スケーリングするステップと、 前記第1の変調器の出力をサンプル周期2つ分遅延させ
    るステップと、 前記第1の変調器の、2回微分されかつスケーリングさ
    れた出力と前記遅延された出力とを合わせるステップと
    を含み、 それにより前記第1および第2の変調器の双方における
    量子化エラーは消去される、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の変調器は二次変調器である、
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第2の変調器は一次変調器である、
    請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第3の変調器は一次変調器である、
    請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第3の変調器の前記出力は1未満の
    予め定められたファクタでスケーリングされる、請求項
    1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 主信号を量子化するための二次シグマ−
    デルタ変調器と、 前記二次シグマ−デルタ変調器の量子化エラーを表わす
    エラー信号を生成するための手段と、 エラー信号を1よりも小さい第1のスケールファクタで
    スケーリングするための第1の手段と、 第1の手段によってスケーリングされた前記エラー信号
    を量子化するための一次シグマ−デルタ変調器と、 量子化されたエラー信号を微分するための手段と、 量子化されたエラー信号を第1のスケールファクタの逆
    数と実質的に等しい第2のスケールファクタによってス
    ケーリングするための第2の手段と、 量子化された主信号から微分され量子化されたエラー信
    号を減算するための手段とを含む、シグマ−デルタ変調
    器システム。
  9. 【請求項9】 前記第2の手段によってスケーリングさ
    れた前記エラー信号を量子化するための第2の一次シグ
    マ−デルタ変調器をさらに含む、請求項8に記載のシグ
    マ−デルタ変調器システム。
JP6200727A 1993-08-26 1994-08-25 3つのシグマ−デルタ変調器をカスケード接続するための方法およびシグマ−デルタ変調器システム Withdrawn JPH0786951A (ja)

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