JP2010114894A - 多段リセット可能シグマデルタアナログ/デジタル変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】リセット可能多段シグマデルタA/D変換器を提供する。
【解決手段】リセット可能多段シグマデルタA/D変換器は、総数の積分器及び遅延の割当てを有する少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードと、デジタルデシメーションフィルタであって、該デジタルデシメーションフィルタは少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループに結合され、複数の積分器から成るカスケードであって、カスケード内の積分器の数は、少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケード内の積分器の総数に等しく、低い分解能を有する複数のA/D変換器と、複数のD/A変換器は少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードをデジタルデシメーションフィルタに結合し、複数の積分器から成るカスケード内の積分器に結合されるリセットラインとを備える。
【選択図】図1

Description

本開示は、包括的には低電力アナログ/デジタル変換器に関し、より詳細には、シグマデルタ変換器を用いて実施される低電力アナログ/デジタル変換器に関する。
インクリメンタルアナログ/デジタル変換器と呼ばれることもあるリセット可能シグマデルタアナログ/デジタル(A/D)変換器が既知である。このタイプのA/D変換器は通常、DC測定のような低周波数測定又はセンサ用途に使用される。この設計の変換器は通常、特定数のサンプルに関して入力信号をサンプリングして、所定のビット数を有するデジタル出力を生成する。アナログサンプル数とデジタル出力におけるビット数との比はオーバーサンプリング率として知られている。このような変換器に対する達成可能な分解能は、オーバーサンプリング率の関数であるが、この比率のみに依存するわけではない。概して、オーバーサンプリング率が低くなると変換時間が短くなる。変換時間はほとんどの低電力用途にとって重要なパラメータである。
リセット可能シグマデルタA/D変換器の一例を図7に示す。この変換器構成は一次リセット可能シグマデルタA/D変換器700と呼ばれる。A/D変換器708及びデジタル/アナログ(D/A)変換器710がこの変換器構成を2つの領域に分割している。該変換器の左のエリアはアナログ領域であり、該変換器の右のエリアはデジタル領域である。これらの2つの変換器は、回路700の出力714よりも低い分解能を有し、たった1ビットの分解能を有することすらできる。A/D変換器708の出力はD/A変換器710によって加算ノード718にフィードバックされて、フィードバック関数が提供される。変換器回路700の次数レベルは、変換器のアナログ側の積分器の総数を指す。図7に示す変換器の場合、単一の積分器704が設けられている。単一の積分器の場合、Nビットを分解するのに2個のサンプルが必要とされる。リセット信号が双方の領域における積分器を再初期化する。
回路700の動作において、アナログ信号がサンプリングされて積分器720に提供される。積分器720の出力は変換器708によってデジタル値に変換される。この変換器はサンプルを量子化する。変換器708の出力はデジタル積分器724に提供され、該デジタル積分器724はデシメーションフィルタとして動作して、変換器700に関する出力を生成する。変換器708の出力は変換器710によってアナログ信号にも変換される。アナログ信号は加算ノード718において入力信号に加算される。積分器720によるこの復号信号に対する積分によって、変換器708の出力におけるノイズが積分器の出力の高周波成分に変わる。変換器708による積分器の出力の変換の後、デシメーションフィルタがローパスフィルタとして動作し、ノイズを含む高周波成分を除去する。適切な整定時間によって、出力714がサンプリングされたアナログ信号に対するデジタル値に安定化することが可能となる。リセット信号によって、回路内の能動部品がオフに切り替わることが可能となり、電気エネルギーが節約される。
図7のシグマデルタA/D変換器設計を、単一ループ内に第2の積分器を含めることによって増強することができる。このような変換器を図8に示す。この回路800では、一対の積分器804及び808がアナログ領域内に設けられ、一対のデジタル積分器812及び816がデジタル領域内に設けられる。ここでも、積分されたアナログサンプリング信号を量子化すると共に、アナログフィードバックを加算ノード828及び830を通じて双方の積分器に提供するA/D変換器820及びD/A変換器が設けられる。この回路の動作は図7を参照して上述した回路の動作と類似であるが、アナログ積分器が追加されることによって、アナログ信号をNビットに対して2N/2個のサンプルを用いて分解することが可能となっている。さらなる積分器をアナログ側及びデジタル側に追加して、Nビット分解能に必要なサンプル数を低減することができる。残念ながら、サンプル積分の回数が増大するにつれて信号も増大し、最終的には信号レベルが許容可能なレベルを超えてしまう。特に、フィードバック構成によって過負荷が生じ、所望のノイズ転送機能を実施するのに複雑な回路が必要とされる場合がある。
2つ以上のアナログ積分器を有する単一ループのシグマデルタ変換器の限界に対処するために、リセット可能多段シグマデルタA/D変換器が開発された。このリセット可能多段シグマデルタA/D変換器は、総数の積分器及び遅延の割当てを有する少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードと、デジタルデシメーションフィルタであって、該デジタルデシメーションフィルタは少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループに結合され、該デジタルデシメーションフィルタは、複数の積分器から成るカスケードであって、該デジタルデシメーションフィルタのための、該複数の積分器から成るカスケード内の積分器の数は、少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケード内の積分器の総数に等しく、該複数の積分器から成るカスケード内の遅延の割当ては、少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケード内の遅延の割当てに等しい、複数の積分器から成るカスケードを備える、デジタルデシメーションフィルタと、該リセット可能多段シグマデルタA/D変換器の分解能よりも低い分解能を有する複数のA/D変換器と、複数のデジタル/アナログ(D/A)変換器であって、複数のA/D変換器及び該複数のD/A変換器は少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードをデジタルデシメーションフィルタに結合する、複数のD/A変換器と、少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループのための、複数の積分器から成るカスケード内の積分器に結合されると共に、デジタルデシメーションフィルタのための、複数の積分器から成るカスケード内の積分器に結合されるリセットラインとを備える。
リセット可能多段シグマデルタA/D変換器の上記の態様及び他の特徴を、添付図面と併せて解釈される以下の記載において説明する。
2つの一次ループを有する、量子化誤差を直接計算するリセット可能多段シグマデルタA/D変換器の概略図である。 1つの二次ループ及び2つの一次ループを有する、量子化誤差を直接計算するリセット可能多段シグマデルタA/D変換器の概略図である。 1つの二次ループ及び2つの一次ループを有する、量子化誤差を直接計算すると共に量子化ビットを自身の出力に加算するリセット可能多段シグマデルタA/D変換器の概略図である。 1つの二次ループ及び2つの一次ループを有する、量子化誤差を直接計算すると共に自身の最後のループ内にフィードフォワードループを有するリセット可能多段シグマデルタA/D変換器の概略図である。 1つの二次ループ及び2つの一次ループを有する、フィードフォワードループを用いて量子化誤差を暗黙的に計算するリセット可能多段シグマデルタA/D変換器の概略図である。 1つの二次ループ及び2つの一次ループを有する、フィードフォワードループを用いて量子化誤差を暗黙的に計算すると共に、量子化ビットを自身の出力に加算するリセット可能多段シグマデルタA/D変換器の概略図である。 リセット可能単段一次シグマデルタA/D変換器の概略図である。 リセット可能単段二次シグマデルタA/D変換器の概略図である。
量子化誤差を直接計算する多段シグマデルタA/D変換器のリセット可能な動作を可能にする回路10を図1に示す。回路10は、第1の段14と、第2の段18と、デシメーションフィルタ20と、複数のA/D変換器24と、複数のD/A変換器28と、リセットライン30とを含む。第1の段は、ただ1つの積分器34を有するため一次段である。第2の段も、同じくただ1つの積分器38を有するため一次段である。これらの2つの段はD/A変換器40によって互いに結合され、それによって、A/D変換器44によって生成される第1の段14の出力が第2の段18の入力に提供される。複数の段から成るこの構成は1−1構成として既知である。同様に、他の段を多段シグマデルタ変換器に結合することができる。その結果、多段シグマデルタ変換器は、先行する段の出力が次の段の入力に結合される、少なくとも2つの段を含む。この構成では、A/D変換器はその段の量子化誤差を直接計算し、D/A変換器はこの誤差を入力として次の段に提供する。
デシメーションフィルタ20は、同様に複数の積分器を含む。デシメーションフィルタ20内の積分器50及び54はカスケードに構成されている。デシメーションフィルタ20内の積分器の数は多段シグマデルタ変換器内の積分器の数と同じである。回路10内の積分器のすべてがリセットライン30に接続される。シグマデルタ変換器及びデシメーションフィルタの中の積分器のすべては単位遅延積分器である。多段シグマデルタ変換器内にある遅延積分器と同数の遅延積分器をデシメーションフィルタ内で使用することによって、該変換器及び該フィルタによってサンプリング信号を同期して処理することが可能となる。リセット信号によって、回路10の能動部品がオフに切り替わることが可能となり、電気エネルギーが節約される。回路10のような回路のこの態様は、電池式の用途において特に有用である。
第1の段14の出力はA/D変換器44によって生成され、量子化誤差を含む。この出力はデシメーションフィルタ20の第1の積分器50及びD/A変換器40に提供される。D/A変換器40はアナログ信号を生成し、該アナログ信号はフィードバックとして加算ノード60において第1の段に提供される。ここで、該アナログ信号はサンプリングされている入力信号と組み合わされる。D/A変換器40からのアナログ信号は、加算ノード62において積分器34の積分出力にも組み合され、入力として第2の段18の積分器38に提供される。積分器38の出力は、A/D変換器70によって量子化誤差を含むデジタルデータに変換される。A/D変換器70のデジタル出力は、加算ノード64によってデシメーションフィルタ内の第1の積分器50の出力と組み合わされ、入力としてデシメーションフィルタの第2の積分器54に提供される。A/D変換器70の出力はD/A変換器74にも提供され、該D/A変換器74はアナログフィードバック信号を生成し、該アナログフィードバック信号は加算ノード68によって加算ノード62の出力と組み合わされる。したがって、A/D変換器44及び70並びにD/A変換器40及び74は、回路10をアナログ領域80とデジタル領域84とに分割する。回路10は積分器54の出力においてデジタル出力を生成するが、該デジタル出力は該回路の量子化誤差を含む。積分器54によって生成されるビット数はA/D変換器44及び70によって生成されるビット数よりも大きい。回路10は、デジタル出力を生成するのに適切なクロックサイクル数にわたって動作することが可能となる。一実施形態では、回路10は4MHzのクロックレートにおいて最小の4096クロックサイクルにわたって動作する。
量子化誤差を直接計算することによって多段シグマデルタA/D変換器のリセット可能な動作を可能にする別の回路200を図2に示す。回路200は、第1の段214と、第2の段218と、第3の段222と、デシメーションフィルタ220と、複数のA/D変換器224と、複数のD/A変換器228と、リセットライン230とを含む。第1の段は、2つの積分器234及び236を有するため二次段である。第2の段は、ただ1つの積分器238を有するため一次段であり、第3の段も、同じくただ1つの積分器242を有するため一次段である。これらの3つの段はD/A変換器240、248、及び278によって互いに結合される。D/A変換器240は、A/D変換器244によって生成される第1の段214の出力を第2の段218の入力に提供する。D/A変換器248は、A/D変換器252によって生成される第2の段218の出力を第3の段222の入力に提供する。複数の段から成るこの構成は2−1−1構成として既知である。同様に、異なる次数の他の段を多段シグマデルタ変換器に結合することができる。その結果、多段シグマデルタ変換器は、先行する段の出力が次の段の入力に結合される、少なくとも2つの段を含み、これらの段の次数は異なることができる。ここでも、A/D変換器は段の量子化誤差を直接計算し、D/A変換器はこの誤差を入力として次の段に提供する。
デシメーションフィルタ220は、同様に複数の積分器を含む。デシメーションフィルタ220内の積分器250、254、256、及び258はカスケードに構成されている。デシメーションフィルタ220内の積分器の数は多段シグマデルタ変換器内の積分器の数と同じである。回路200内の積分器のすべてがリセットライン230に結合される。シグマデルタ変換器及びデシメーションフィルタの中の積分器のすべては単位遅延積分器である。多段シグマデルタ変換器内にある遅延積分器と同数の遅延積分器をデシメーションフィルタ内で使用することによって、該変換器及び該フィルタによってサンプリング信号を同期して処理することが可能となる。リセット信号によって、回路200の能動部品がオフに切り替わることが可能となり、電気エネルギーが節約される。回路200のような回路のこの態様は、電池式の用途において特に有用である。
第1の段214の出力はA/D変換器244によって生成され、量子化誤差を含む。この出力はデシメーションフィルタ220の第1の積分器250、D/A変換器240、及び、フィードフォワードの様態で加算ノード262に提供される。D/A変換器240はアナログ信号を生成し、該アナログ信号はフィードバックとして加算ノード260及び266において第1の段に提供される。加算ノード260において、アナログフィードバック信号はサンプリングされている入力信号と組み合わされ、一方で積分器234の出力は、積分器236に対する入力のために加算ノード266においてアナログフィードバック信号と組み合わされる。D/A変換器240からのアナログ信号は、加算ノード264において積分器236の積分出力にも組み合わされ、入力として第2の段218の積分器238に提供される。
積分器238の出力は、A/D変換器252によって量子化誤差を含むデジタルデータに変換され、スケーラ272によってスケーリングされた後、加算ノード268においてデシメーションフィルタ内の第2の積分器254の出力と合計され、入力としてデシメーションフィルタの第3の積分器256に提供される。A/D変換器252の出力はD/A変換器248にも提供され、該D/A変換器248はアナログフィードバック信号を生成し、該アナログフィードバック信号は、加算ノード282によって積分器238の出力と組み合わされる。該アナログフィードバック信号は、加算ノード280によって加算ノード264の出力とも組み合わされ、入力として多段シグマデルタ変換器の第3の積分器238に提供される。
同様に、積分器242の出力は、A/D変換器270によって量子化誤差を含むデジタルデータに変換され、スケーラ274によってスケーリングされた後、加算ノード284においてデシメーションフィルタ内の第3の積分器256の出力と合計され、入力としてデシメーションフィルタ220の第4の積分器258に提供される。A/D変換器270の出力はD/A変換器278にも提供され、該D/A変換器278はアナログフィードバック信号を生成し、該アナログフィードバック信号は、加算ノード288によって加算ノード282の出力と組み合わされ、入力として多段シグマデルタ変換器の第4の積分器242に提供される。したがって、A/D変換器244、252、及び270並びにD/A変換器240、248、及び278は、回路200をアナログ領域290とデジタル領域294とに分割する。回路200は積分器258の出力においてデジタル出力を生成するが、該デジタル出力は該回路に関する量子化誤差の計算値を含む。積分器258によって生成されるビット数はA/D変換器244、252、及び270によって生成されるビット数よりも大きい。上記のように、リセット可能シグマデルタA/D変換器は、デジタル出力を生成するのに適切なクロックサイクル数にわたって動作することが可能となる。
量子化誤差を直接計算することによって多段シグマデルタA/D変換器のリセット可能な動作を可能にする別の回路300を図3に示す。回路300は、第1の段314と、第2の段318と、第3の段322と、デシメーションフィルタ320と、複数のA/D変換器324と、複数のD/A変換器328と、リセットライン330とを含む。第1の段は、2つの積分器334及び336を有するため二次段である。第2の段は、ただ1つの積分器338を有するため一次段であり、第3の段も、同じくただ1つの積分器342を有するため一次段である。これらの3つの段はD/A変換器340及び348によって互いに結合される。D/A変換器340は、A/D変換器344によって生成される第1の段314の出力を第2の段318の入力に提供する。D/A変換器348は、A/D変換器352によって生成される第2の段318の出力を第3の段322の入力に提供する。複数の段から成るこの構成は、図2を参照して上記に記載したように2−1−1構成である。
デシメーションフィルタ320は、同様に複数の積分器を含む。デシメーションフィルタ320内の積分器350、354、356、及び358はカスケードに構成されている。デシメーションフィルタ320内の積分器の数は多段シグマデルタ変換器内の積分器の数と同じである。回路300内の積分器のすべてがリセットライン330に結合される。シグマデルタ変換器及びデシメーションフィルタの中の積分器のすべては単位遅延積分器である。多段シグマデルタ変換器内にある遅延積分器と同数の遅延積分器をデシメーションフィルタ内で使用することによって、該変換器及び該フィルタによってサンプリング信号を同期して処理することが可能となる。リセット信号によって、回路300の能動部品がオフに切り替わることが可能となり、電気エネルギーが節約される。回路300のような回路のこの態様は、電池式の用途において特に有用である。
第1の段314の出力はA/D変換器344によって生成され、量子化誤差を含む。この出力はデシメーションフィルタ320の第1の積分器350、D/A変換器340、及び、フィードフォワードの様態で加算ノード362に提供される。D/A変換器340はアナログ信号を生成し、該アナログ信号はフィードバックとして加算ノード360及び366において第1の段に提供される。加算ノード360において、アナログフィードバック信号はサンプリングされている入力信号と組み合わされ、一方で積分器334の出力は、積分器336に対する入力のために加算ノード366においてアナログフィードバック信号と組み合わされる。D/A変換器340からのアナログ信号は、加算ノード364において積分器336の積分出力にも組み合わされ、入力として第2の段318の積分器338に提供される。
積分器338の出力は、A/D変換器352によって量子化誤差を含むデジタルデータに変換され、スケーラ372によってスケーリングされた後、加算ノード368においてデシメーションフィルタ内の第2の積分器354の出力と合計され、入力としてデシメーションフィルタの第3の積分器356に提供される。A/D変換器352の出力はD/A変換器348にも提供され、該D/A変換器348はアナログフィードバック信号を生成し、該アナログフィードバック信号は、加算ノード382によって積分器338の出力と組み合わされる。該アナログフィードバック信号は、加算ノード380によって加算ノード364の出力とも組み合わされ、入力として多段シグマデルタ変換器の第3の積分器338に提供される。
同様に、積分器342の出力は、A/D変換器370によって量子化誤差を含むデジタルデータに変換され、スケーラ374によってスケーリングされた後、加算ノード384においてデシメーションフィルタ内の第3の積分器356の出力と合計され、入力としてデシメーションフィルタ320の第4の積分器358に提供される。A/D変換器370の出力はD/A変換器378にも提供され、該D/A変換器378はアナログフィードバック信号を生成し、該アナログフィードバック信号は、加算ノード388によって加算ノード382の出力と組み合わされ、入力として多段シグマデルタ変換器の第4の積分器342に提供される。したがって、A/D変換器344、352、及び370並びにD/A変換器340、348、及び378は、回路300をアナログ領域390とデジタル領域394とに分割する。
回路300は、スケーラ398及び加算ノード396も含む。スケーラ398はA/D変換器370からデジタル信号を受信し、該デジタル信号を、加算ノード396において積分器358の出力と組み合わされる前にスケーリングする。この加算によって、変換器300のデジタル出力における量子化ビット数が増大する。積分器358によって生成されるビット数はA/D変換器344、352、及び370によって生成されるビット数よりも大きい。上記のように、リセット可能シグマデルタA/D変換器は、デジタル出力を生成するのに適切なクロックサイクル数にわたって動作することが可能となる。
量子化誤差を直接計算することによって多段シグマデルタA/D変換器のリセット可能な動作を可能にする別の回路を図4に示す。同様の符号を使用して、上述した同様の要素を参照すると、回路400は図3を参照して上述したものと非常に類似した様態で動作する。しかしながら、回路400は、最後のアナログループ322内にフィードフォワードループを含む。該フィードフォワードループは、加算ノード488において加算ノード382の出力と積分器342の出力とを合計する。フィードフォワードループは、図3に示す単位遅延積分器356ではなく、非遅延積分器456を含むことを必要とする。この置き換えによって、デジタル側に対する遅延の割当てをアナログ側に対する遅延の割当てと同じにすることが可能となる。これは本明細書において説明されるリセット可能多段シグマデルタA/D変換器に対する要件である。回路400は、変換器の出力における量子化ビット数を増大させるスケーラ398及び加算ノード396を含まないが、これらの構成要素を含んでもよい。
フィードフォワードループを使用して量子化誤差を暗黙的に計算することによって多段シグマデルタA/D変換器のリセット可能な動作を可能にする別の回路500を図5に示す。回路500は、第1の段514と、第2の段518と、第3の段522と、デシメーションフィルタ520と、複数のA/D変換器524と、複数のD/A変換器528と、リセットライン530とを含む。第1の段は、2つの積分器534及び536を有するため二次段である。第2の段は、ただ1つの積分器538を有するため一次段であり、第3の段も、同じくただ1つの積分器542を有するため一次段である。これらの3つの段は、上述した回路においてはそうであったようなD/A変換器540及び548ではなく、後に説明するようにフォワードループによって互いに結合される。第1の段514に対する入力信号は加算ノード560及び加算ノード504に提供される。第1の積分器534の出力も加算ノード504に提供され、ここで、サンプリングされているアナログ信号、積分器534の出力、及び積分器536の出力が合計されてA/D変換器544に提供される。D/A変換器540はA/D変換器544の出力を用いてアナログフィードバック信号を生成し、該アナログフィードバック信号は第1の段514の加算ノード560に提供される。A/D変換器544の出力はデシメーションフィルタの2つの積分器550及び554にも提供される。積分器554の出力は加算ノード568に提供される。
上述した回路内の積分器536によって計算された量子化誤差はここで、フィードフォワードループによって加算ノード564及び580に提供される。加算ノード580は、第2の段の積分器538に入力を提供する。この積分器の出力は別のフィードフォワードループによって加算ノード588及び586に提供される。加算ノード588は、積分器538の出力と、D/A変換器578からのアナログフィードバック信号とを組み合わせ、この合計を入力として積分器542に提供する。したがって、アナログ段はフィードフォワードループによってカスケード接続され、複数の段から成るこの構成は、図2を参照して上記に記載した理由と同様の理由から、依然として2−1−1構成と呼ばれる。
加算ノード564はA/D変換器552に入力を提供し、加算ノード586はA/D変換器570に入力を提供する。A/D変換器552はD/A変換器548に提供されるデジタル信号を生成し、A/D変換器570はD/A変換器578に提供されるデジタル信号を生成する。D/A変換器548は積分器538に対する入力のために加算ノードに送信されるアナログフィードバック信号を生成し、D/A変換器578は積分器542に対する入力のために加算ノードに送信されるアナログフィードバック信号を生成する。A/D変換器552の出力はスケーラ572にも提供され、A/D変換器570の出力はスケーラ574にも提供される。積分器558の出力が変換器500の出力である。
図5の回路では、デシメーションフィルタ520内の積分器550、554、556、及び558はカスケードに構成されている。デシメーションフィルタ520内の積分器の数は多段シグマデルタ変換器内の積分器の数と同じである。回路500内の積分器のすべてがリセットライン530に結合され、これらの積分器のすべてが単位遅延積分器である。多段シグマデルタ変換器内にある遅延積分器と同数の遅延積分器をデシメーションフィルタ内で使用することによって、該変換器及び該フィルタによってサンプリング信号を同期して処理することが可能となる。リセット信号によって、回路500内の能動部品がオフに切り替わることが可能となり、電気エネルギーが節約される。回路500のような回路のこの態様は、電池式の用途において特に有用である。
フィードフォワードループを使用して量子化誤差を暗黙的に計算することによって多段シグマデルタA/D変換器のリセット可能な動作を可能にする別の回路を図6に示す。同様の符号を使用して上述した同様の要素を参照すると、回路600は図5を参照して上述したものと非常に類似した様態で動作する。しかしながら、回路600は、上述したスケーラ398及びノード396と同様に動作する、A/D変換器604と、スケーラ698と、加算ノード696とを含む。A/D変換器604は、積分器542の出力を受信し、変換器600に関する量子化誤差のデジタル表現を生成する。スケーラ698は、A/D変換器604からデジタル信号を受信し、該デジタル信号を、加算ノード696において積分器558の出力に加算される前にスケーリングする。この加算によって、変換器600のデジタル出力における量子化ビット数が増大する。積分器558によって生成されるビット数はA/D変換器544、552、及び570によって生成されるビット数よりも大きい。上記のように、リセット可能シグマデルタA/D変換器は、デジタル出力を生成するのに適切なクロックサイクル数にわたって動作することが可能となる。回路600は追加の量子化ビットを提供する追加のA/D変換器を含むが、入力信号の変換が整定されており、且つ積分器542の出力がA/D変換器578に切り替えられる前に積分器がリセットされていないことを条件として、A/D変換器578を使用してもよい。
上述した具体的な実施態様に多数の変更を行うことができることを当業者は認識しよう。したがって、以下の特許請求の範囲は上記で例示及び説明した具体的な実施形態には限定されるものではない。原出願において提示されているものとしての、及び補正されている場合があるものとしての特許請求の範囲は、本明細書において開示されている実施形態及び教示の変形形態、代替形態、変更形態、改良形態、均等物、及び実質的な均等物を包含し、これらは現時点では予期されていないか又は真価を認められていないもの、及び、たとえば出願人/特許権者等から提起され得るものを含む。

Claims (19)

  1. リセット可能多段シグマデルタアナログ/デジタル(A/D)変換器であって、
    総数の積分器及び遅延の割当てを有する少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードと、
    デジタルデシメーションフィルタであって、該デジタルデシメーションフィルタは前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループに結合され、該デジタルデシメーションフィルタは、
    複数の積分器から成るカスケードであって、該デジタルデシメーションフィルタのための、該複数の積分器から成るカスケード内の前記積分器の数は、前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケード内の前記積分器の総数に等しく、該複数の積分器から成るカスケード内の遅延の割当ては、前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケード内の前記遅延の割当てに等しい、複数の積分器から成るカスケードを備える、デジタルデシメーションフィルタと、
    該リセット可能多段シグマデルタA/D変換器の分解能よりも低い分解能を有する複数のA/D変換器と、
    複数のデジタル/アナログ(D/A)変換器であって、前記複数のA/D変換器及び該複数のD/A変換器は前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードを前記デジタルデシメーションフィルタに結合する、複数のD/A変換器と、
    前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループのための、前記複数の積分器から成るカスケード内の前記積分器に結合されると共に、前記デジタルデシメーションフィルタのための、前記複数の積分器から成るカスケード内の前記積分器に結合されるリセットラインと、
    を備える、リセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  2. 前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードは、前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループの間に複数のフィードフォワードループを含み、
    前記デジタルデシメーションフィルタのための、前記複数の積分器から成るカスケードは、前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループの間の前記フィードフォワードループの数に対応する複数の非遅延積分器を含む、請求項1に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  3. 前記フィードフォワードループは、前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループの最後のループ内にあり、前記非遅延積分器は、前記デジタルデシメーションフィルタのための、前記複数の積分器から成るカスケード内の最後から2番目の積分器である、請求項2に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  4. 前記デジタルデシメーションフィルタのための、前記複数の積分器から成るカスケード内の前記遅延の割当ては、前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケード内の前記遅延の割当てのうちの、前記遅延に対応するデジタルスケーリングを含む、請求項1に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  5. 前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成るカスケードは、前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループの各リセット可能シグマデルタループ内にフィードフォワードループを含む、請求項1に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  6. 前記複数のA/D変換器のうちの最後のA/D変換器の出力を、前記デジタルデシメーションフィルタのための、前記複数の積分器から成るカスケード内の最後の積分器の出力に加算して、前記リセット可能多段シグマデルタA/D変換器によって出力されるビット数を増大させる加算器をさらに備える、請求項1に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  7. 前記最後のA/D変換器の前記出力は、前記加算器のみに提供される、請求項6に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  8. 前記最後のA/D変換器の前記出力は、前記加算器、及び前記複数のD/A変換器のうちの最後のD/A変換器に提供される、請求項6に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  9. 前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループのうちの1つはリセット可能二次シグマデルタループである、請求項1に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  10. 前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループは、リセット可能二次シグマデルタループと、リセット可能一次シグマデルタループとを含む、請求項1に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  11. 前記少なくとも2つのリセット可能シグマデルタループから成る前記カスケードにおいて、前記リセット可能一次シグマデルタループは前記リセット可能二次シグマデルタループに後続する、請求項10に記載のリセット可能多段シグマデルタA/D変換器。
  12. アナログ信号をデジタル値に変換する方法であって、
    第1の数の遅延積分器を有するカスケード多段シグマデルタ変換器にアナログ信号を結合すること、
    前記多段シグマデルタ変換器の各段の出力を、最終出力よりも少ないビットを有するデジタル値に変換すること、
    変換された各出力をデジタルフィルタリングすることであって、該デジタルフィルタリングは、第2の数の遅延積分器を用いて実施され、該遅延積分器の第2の数は前記遅延積分器の第1の数に等しい、デジタルフィルタリングすること、及び
    前記デジタルフィルタリングにおいて最後の遅延積分器に関するデジタル出力値が整定された後に、前記第1の数及び前記第2の数の前記遅延積分器のすべてをリセットすること、
    を含む、方法。
  13. 前記デジタルフィルタリングはデシメーションフィルタを用いて実施される、請求項12に記載の方法。
  14. 前記多段シグマデルタ変換器の各段は、デジタル/アナログ(D/A)変換器によって前記カスケード内の次の段に結合される、請求項12に記載の方法。
  15. 前記多段シグマデルタ変換器の各段は、フォワードループによって前記カスケード内の次の段に結合される、請求項12に記載の方法。
  16. 最後のD/A変換器の出力をスケーリングすること、及び
    前記スケーリングされた出力を、前記デジタルフィルタリングに使用される前記最後の遅延積分器の出力に加算することであって、最終デジタル出力を生成する、加算すること、
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記カスケードシグマデルタ変換器内の前記最後の遅延積分器の出力をデジタル値に変換すること、
    前記デジタル値をスケーリングすること、及び
    前記スケーリングされた出力を、前記デジタルフィルタリングに使用される前記最後の遅延積分器の出力に加算することであって、最終デジタル出力を生成する、加算すること、
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  18. 前記多段シグマデルタ変換器の前記段は1−1構成に配列される、請求項12に記載の方法。
  19. 前記多段シグマデルタ変換器の前記段は2−1−1構成に配列される、請求項12に記載の方法。
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