JP3881145B2 - 画像形成装置管理システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、中央管理装置により通信回線を介して画像形成装置(例えば複写機)を遠隔管理する画像形成装置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような画像形成装置管理システムとしては、公衆通信回線網を利用し、更に通信アダプタ等を使用して、遠隔地の顧客先に設置された複数の画像形成装置(OA機器)をサービスセンタに設置された中央管理装置(以下「センタシステム」ともいう)と接続可能にしたものが知られている。
【0003】
ところで、従来、顧客要請もしくは画像形成装置の改良等の理由により、例えば顧客先の画像形成装置のオプション構成(自動原稿給送装置,ソータ,フィニッシャ等のオプション機器)およびファームウェア(オプション機器を制御する機器プログラムあるいはオプション機器を含む画像形成装置全体を制御する機器プログラム)を更新(追加又は変更等)する必要が生じる場合があるが、その必要が生じた場合、サービスセンタ側が以下の(1)〜(4)に示すような作業又は処理を行なう必要がある。
【0004】
(1)サービスマン(CE)が、顧客先に赴き、その画像形成装置のオプション構成およびファームウェアを更新するための作業を完了した後、その作業結果を顧客先等の電話又はFAXでサービスセンタのオペレータ(センタオペレータ)に通知し、センタオペレータが、サービスマンからの通知内容に基づいてセンタシステムのコンピュータ(オペレータ端末)のキーボードを使用して該当するデータベース(ファームウェアバーションを管理するためのデータベース等)を更新するための作業を行なう。
【0005】
(2)顧客先の画像形成装置のオプション構成およびファームウェアを更新する場合、サービスマンが、そのための作業を行なう前に、その対象となる画像形成装置あるいはその対象と思われる画像形成装置について、顧客先に赴き、オプション構成やファームウェアの更新が必要であるかないかを調査する。
【0006】
(3)サービスセンタのセンタシステムが、オンラインで顧客先の画像形成装置のファームウェアを更新するための処理を行なうことも可能であるが、その処理はその対象となる画像形成装置にバッファメモリを装備するか、もしくはイメージメモリを共用する等の方法を用いて行なう。
【0007】
(4)サービスセンタのセンタシステムが、オンラインで顧客先の画像形成装置のファームウェアを更新するための処理を行なう場合、その対象となる画像形成装置が使用中か否かをチェックする処理を行なう。そして、その画像形成装置が使用中の場合は、その画像形成装置が使用されなくなるのを待つか、あるいはその使用を一時中断して、上述した処理を行なう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、(1)に示したようなサービスマンおよびセンタオペレータによる作業は、その双方の担当者にとって大きな手間となる。
また、サービスマンからセンタオペレータへの通知内容の誤り(伝達ミス)やセンタオペレータによるキーボード上での入力ミスの誘発等を招く恐れもある。さらに、サービスマンがセンタオペレータへの通知を忘れる等により、画像形成装置とセンタシステムの該当するデータベースとの間で情報(データ)の不一致が生じ、その後の保守作業に大きな混乱を生む原因となる恐れもある。
【0009】
(2)に示したようなサービスマンによる作業は、非常に大きな手間と時間を必要とする。
(3)に示すようなセンタシステムによる処理を実現するのに必要となる画像形成装置側のバッファメモリの装備やイメージメモリの共用等は、コストアップの要素となり、処理(制御)も複雑となる。
【0010】
(4)に示すようなセンタシステムによるファームウェアの更新処理の対象となる画像形成装置が使用中か否かをチェックする処理は、その画像形成装置が使用中のために使用されなくなるのを待つ場合、定期的に行なう必要があるため、トラフィック量を増大させ、その結果としてその他の実効通信速度を低下させる要因となる。
【0011】
また、ファームウェアの更新処理の対象となる画像形成装置が使用中の場合における上述した対応は、無駄な時間の発生、もしくは顧客の生産性を低下させる要因となる。
さらに、画像形成装置のファームウェアの更新(書き換え)処理を実施した後、それが原因で何らかの障害(異常)が発生した場合には、その画像形成装置が使用できない状態の時間が増大することになる。
【0012】
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、画像形成装置管理システムにおいて、顧客先の画像形成装置のファームウェアを更新する場合における各種課題を経済的且つ効率的に解決することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明は、中央管理装置により、通信回線を介して画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理システムにおいて、上記の目的を達成するため、次のようにしたことを特徴とする。
【0014】
すなわち、画像形成装置が接続されるネットワークと通信回線とを接続するネットワーク管理装置を設け、そのネットワーク管理装置に、中央管理装置から通信回線を介してファームウェア更新情報を受信した場合に、そのファームウェア更新情報をメモリに記憶する手段と、そのファームウェア更新情報に含まれる画像形成装置識別情報に基づきファームウェア更新対象となる画像形成装置へ電源投入状態送信要求情報を送信する手段と、上記ファームウェア更新対象となる画像形成装置から電源投入状態情報を受信した場合に、その電源投入状態情報の送信元の画像形成装置に対するファームウェア更新情報を上記メモリから読み出してその画像形成装置へ送信するファームウェア更新情報送信手段とを設け、上記画像形成装置に、上記電源投入状態送信要求情報を受信した場合に、その受信を示す送信要求受信情報を不揮発性メモリに記憶する手段と、電源投入時に上記不揮発性メモリをチェックし、その不揮発性メモリに上記送信要求受信情報があった場合に、電源投入状態情報をネットワーク管理装置へ送信する手段とを設けたものである。
【0022】
さらに、ネットワーク管理装置のファームウェア更新情報送信手段を、上記ファームウェア更新対象となる画像形成装置から電源投入状態情報を受信した場合に、その電源投入状態情報の送信元の画像形成装置から現在のファームウェアとそのバージョン情報を取得してリカバリ情報として上記メモリに記憶した後、上記電源投入状態情報の送信元の画像形成装置に対するファームウェア更新情報を上記メモリから読み出してその画像形成装置へ送信する手段とし、ネットワーク管理装置に、ファームウェア更新情報送信手段によるファームウェア更新情報の送信が終了した時点からの時間を計数する時間計数手段と、そのファームウェア更新情報の送信先の画像形成装置から時間計数手段による計数時間が所定時間に達するまでにファームウェア更新完了情報を受信できなかった場合あるいはアラーム情報を受信した場合に、その画像形成装置から取得して上記メモリに記憶しておいたリカバリ情報をその画像形成装置へ送信する手段とを設けるとよい。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1はこの発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図、図2はそのセンタシステムの構成例を示すブロック図である。
【0026】
この画像形成装置管理システムは、サービスセンタSに設置されている中央管理装置であるセンタシステム1と、各顧客先A,B,…にそれぞれ設置されている電子機器類とによって構成されている。
なお、各顧客先A,B,…における交換機、ネットワーク16,24上のコンピュータ(サーバ,クライアント)等の図示は省略している。
【0027】
センタシステム1は、図2に示すように、複数のクライアントコンピュータ(以下単に「クライアント」という)2a,2b,……と、サーバ3と、それらを相互に接続するLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のネットワーク4とによって構成されている。
各クライアント2a,2b,……にはそれぞれ、公衆通信回線網5が接続されている。
【0028】
顧客先Aでは、電子機器類として、図1に示すように、ファクシミリ装置11,プリンタ12,13,複写機14,印刷機15を含む複数の画像形成装置を設け、それらをLAN等のネットワーク16によって相互に接続している。
また、ネットワーク16と公衆通信回線網5とを接続するネットワーク管理装置17を設けている。
【0029】
顧客先Bでは、電子機器類として、図1に示すように、ファクシミリ装置21,プリンタ22,複写機23を含む複数の画像形成装置を設け、それらをLAN等のネットワーク24によって相互に接続している。
また、ネットワーク24と公衆通信回線網5とを接続するネットワーク管理装置25を設けている。
【0030】
さらに、ネットワーク24上のファクシミリ装置21が公衆通信回線網5に直接接続可能であり、その公衆通信回線網5とネットワーク管理装置25との間に通信アダプタ26を介挿し、その通信アダプタ26に公衆通信回線網5に直接接続可能なファクシミリ装置21を接続している。
なお、他の画像形成装置も公衆通信回線網5に直接接続可能であった場合、その画像形成装置を通信アダプタ26に接続することができる。
【0031】
図3は、クライアント2a,2b,……,サーバ3の構成例を示すブロック図である。
クライアント(オペレータ端末)2aは、CPU31,リアルタイムクロック回路32,ROM33,RAM34,通信制御ユニット35a,35b,……,外部メモリ制御ユニット36,表示制御ユニット37,キーボードI/F回路部38,ネットワークI/F(インタフェース)ユニット39,ハードディスク装置40,CRTディスプレイ(LCDディスプレイ等の他の表示装置でもよい)41,キーボード42等によって構成されている。
【0032】
なお、クライアント2bもクライアント2aと同様の構成なので、ネットワークI/Fユニット39以外の各部の図示および説明は省略する。さらに、センタシステム1内の他のクライアントもクライアント2aと同様の構成なので、図示および説明は省略する。
【0033】
CPU31は、ROM33内の制御プログラムによってクライアント2a全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路32は、時刻情報を発生するものであり、CPU31がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM33は、CPU31が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0034】
RAM34は、CPU31がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
通信制御ユニット35a,35bは、それぞれ公衆通信回線網5を介して外部機器との通信を制御する。
外部メモリ制御ユニット36は、ハードディスク装置(以下「HDD」と略称する)40とのインタフェース制御を行なう。
【0035】
表示制御ユニット37は、CRTディスプレイ41とのインタフェース制御を行なう。
キーボードI/F回路部38は、キーボード42とのインタフェース制御を行なう。
ネットワークI/Fユニット39は、ネットワーク4に接続されているクライアント2b等の他のクライアントやサーバ3とのインタフェース制御を行なう。
【0036】
サーバ3は、CPU51,リアルタイムクロック回路52,ROM53,RAM54,外部メモリ制御ユニット55,表示制御ユニット56,キーボードI/F回路部57,ネットワークI/Fユニット58,HDD59,CRTディスプレイ(LCDディスプレイ等の他の表示装置でもよい)60,キーボード61等によって構成されている。
【0037】
CPU51は、ROM53内の制御プログラムによってサーバ3全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路52は、時刻情報を発生するものであり、CPU51がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM53は、CPU51が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0038】
RAM54は、CPU51がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
外部メモリ制御ユニット55は、HDD59とのインタフェース制御を行なう。
HDD59は、データベース格納手段としての機能を有しており、例えば図2に示すような顧客データベース(以下「データベース」を「DB」と略称する)59aおよび機器プログラム管理DB59bを格納する。
【0039】
顧客DB59aは、ネットワーク16,24上の画像形成装置を含む各画像形成装置を購入した顧客の名前や住所等のその顧客を特定するための顧客情報を格納する。
機器プログラム管理DB59bは、ネットワーク16,24上の画像形成装置を含む各画像形成装置のファームウェアバーションを管理するための機器プログラム情報を格納する。
【0040】
表示制御ユニット56は、CRTディスプレイ60とのインタフェース制御を行なう。
キーボードI/F回路部57は、キーボード61とのインタフェース制御を行なう。
ネットワークI/Fユニット58は、ネットワーク4に接続されているクライアント2a,2b,……とのインタフェース制御を行なう。
【0041】
図4は、ネットワーク管理装置17,25の構成例を示すブロック図である。このネットワーク管理装置17,25はそれぞれ、CPU71,リアルタイムクロック回路72,ROM73,RAM74,通信I/F75,外部メモリ制御ユニット76,表示制御ユニット77,キーボードI/F回路部78,HDD79,CRTディスプレイ(LCDディスプレイ等の他の表示装置でもよい)80,キーボード81等によって構成されている。
【0042】
CPU71は、ROM73内の制御プログラムによってネットワーク管理装置17,25全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路72は、時刻情報を発生するものであり、CPU71がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM73は、CPU71が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0043】
RAM74は、CPU71がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
通信I/F75は、外部機器との通信を制御する。
外部メモリ制御ユニット76は、HDD79とのインタフェース制御を行なう。
【0044】
表示制御ユニット77は、CRTディスプレイ80とのインタフェース制御を行なう。
キーボードI/F回路部78は、キーボード81とのインタフェース制御を行なう。
【0045】
このように構成されたネットワーク管理装置17,25はいずれも、CPU71がROM73およびHDD79内の制御プログラムに従って動作することにより、ネットワーク16,24上の各画像形成装置や図示しないサーバ,クライアント等のコンピュータの稼動状況(動作状態)を監視する一般的な機能の他に、この発明に係わる各機能を実現することができるが、その各機能については追って詳細に説明する。
【0046】
図5は、図1の通信アダプタ26の構成例を示すブロック図である。
公衆通信回線網5からのデータは、まず回線切替回路101に入力される。ここでは、公衆回線通信網5側からの通信が通信アダプタ26に接続されているファクシミリ装置(FAX)21宛のものであれば、公衆回線通信網5側をファクシミリ装置21に接続し、センタシステム1からの通信であれば、公衆回線通信網5側をモデム102に接続する。
【0047】
また、RS−485用のトランシーバ等を用いた通信インタフェース(SI/O)103によって図示しない画像形成装置側との通信を行なうことができる。さらに、通信インタフェース104によって、ネットワーク管理装置25との通信を行なうことができる。これらの制御・処理は、ROM106内の制御プログラムに従ってCPU105を中心に行なわれる。
【0048】
RAM107は、各種のデータを一時的に格納しておくためにも用いる。このRAM107には、バックアップ用の電池(バッテリ)108が接続されている。
スイッチ109は、各種モードを選択的に設定するためのものである。
【0049】
図6は、複写機14の制御部の構成例を示すブロック図である。
複写機14の制御部は、CPU111,リアルタイムクロック回路112,ROM113,RAM114,不揮発性RAM115,入出力ポート116,およびシリアル通信制御ユニット117a,117b,117cからなるPPC(複写機)コントローラと、ネットワークI/Fユニット118と、システムバス119とを備えている。
【0050】
CPU111は、ROM113および不揮発性RAM115内の制御プログラムによってこの制御部全体を統括的に制御する中央処理装置である。
リアルタイムクロック回路112は、時刻情報を発生するものであり、CPU111がそれを読み込むことによって現在の時刻を知ることができる。
ROM113は、CPU111が使用する制御プログラムを含む各種固定データを格納している読み出し専用メモリである。
【0051】
RAM114は、CPU111がデータ処理を行なう際に使用するワークメモリ等として使用する読み書き可能なメモリである。
不揮発性RAM115は、図示しない操作表示部等からのモード指示の内容やCPU111が使用する制御プログラム(ファームウェア)などを記憶するメモリであり、電池によってバックアップされている。
【0052】
入出力ポート116は、機内のモータ,ソレノイド,クラッチ等の出力負荷やセンサ・スイッチ類を接続している。
シリアル通信制御ユニット117aは、図示しない操作表示部との信号のやりとりを行なっている。
【0053】
シリアル通信制御ユニット117bは、図示しない原稿送り部との信号のやりとりを行なっている。
シリアル通信制御ユニット117cは、図示しない転写紙後処理部との信号のやりとりを行なっている。
【0054】
ネットワークI/Fユニット118は、ネットワーク16上のネットワーク管理装置17等との間のインタフェース制御を行なう。
なお、ネットワーク16,24上の他の各画像形成装置も、複写機14と同様なCPU,ROM,RAM,不揮発性RAM等からなる制御部を備えているが、その図示および説明は省略する。
【0055】
ここで、以下の(A1)〜(A17)にそれぞれ示す各機能は、ネットワーク管理装置17,25のCPU71がROM73およびHDD79内の制御プログラムに従って動作することにより実現することができる。
【0056】
(A1)ネットワーク16,24上の各画像形成装置の識別情報および現在のファームウェアバージョンをモニタ情報として定期的に読み取る手段としての機能
(A2)その機能によって読み取られたモニタ情報を蓄積するモニタ情報蓄積手段としての機能
【0057】
なお、このモニタ情報蓄積手段としての機能は、メモリ(RAM74又はHDD79)も用いて実現しているため、モニタ情報は実際にはそのメモリに蓄積される。
(A3)その機能によってメモリに蓄積されたモニタ情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム(中央管理装置)1へ送信するモニタ情報送信手段としての機能
【0058】
なお、(A3)に示した機能は、具体的には、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して画像形成装置のモニタ情報の送信要求を示すモニタ情報送信要求情報を受信したとき、メモリに蓄積されたモニタ情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信したり、あるいはセンタシステム1から公衆通信回線網5を介してモニタ情報送信要求情報として画像形成装置の識別情報を含む情報を受信したとき、メモリに蓄積されたモニタ情報のうち、その識別情報に対応するモニタ情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信するものである。
【0059】
(A4)センタシステム1から公衆通信回線網5を介して画像形成装置の識別情報,更新用のファームウェア,そのファームウェアバージョン,およびその画像形成装置の現在のファームウェアバージョンを含むファームウェア更新情報を受信したとき、そのファームウェア更新情報を一時蓄積するファームウェア更新情報蓄積手段としての機能
【0060】
なお、このファームウェア更新情報蓄積手段としての機能は、メモリ(RAM74又はHDD79)も用いて実現しているため、ファームウェア更新情報は実際にはそのメモリに蓄積される。
【0061】
(A5)センタシステム1から公衆通信回線網5を介して受信したファームウェア更新情報に含まれている画像形成装置の識別情報およびその画像形成装置の現在のファームウェアバージョンに対応するモニタ情報をメモリ(モニタ情報蓄積手段)から検索する処理を行なう検索処理手段としての機能
(A6)その機能による処理結果(上記モニタ情報の有無)を示す情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信する手段としての機能
【0062】
(A7)上記検索処理手段としての機能によって上記モニタ情報をメモリから検索できた場合に、そのモニタ情報に含まれている識別情報の画像形成装置へ電源投入時の状態を示す電源投入状態情報の送信要求を示す電源投入状態送信要求情報を送信する手段としての機能
【0063】
(A8)ネットワーク16,24上の各画像形成装置のいずれかからウォームアップ状態情報を受信したとき、その画像形成装置の識別情報,現在のファームウェア,およびそのファームウェアバージョンを含む情報を読み取る手段としての機能
(A9)その機能によって読み取られた情報をリカバリ情報として一時蓄積するリカバリ情報蓄積手段
【0064】
なお、このリカバリ情報蓄積手段としての機能は、メモリ(RAM74又はHDD79)も用いて実現しているため、リカバリ情報は実際にはそのメモリに蓄積される。
【0065】
(A10)その機能によるリカバリ情報の蓄積が終了した後、メモリ(ファームウェア更新情報蓄積手段)に蓄積されているファームウェア更新情報のうち、ウォームアップ状態情報を送信した画像形成装置の識別情報に対応するファームウェア更新情報をその画像形成装置へ送信するファームウェア更新情報送信手段としての機能
【0066】
(A11)ネットワーク16,24上の各画像形成装置のいずれかからファームウェア更新完了情報を受信したとき、メモリ(リカバリ情報蓄積手段)に蓄積されているリカバリ情報のうち、その画像形成装置から受信したリカバリ情報を消去する手段としての機能
【0067】
(A12)ネットワーク16,24上の各画像形成装置のいずれかからファームウェア更新完了情報を受信したとき、その画像形成装置のメモリ(送信要求受信情報蓄積手段)に蓄積されている送信要求受信情報の消去要求を示す消去要求情報をその画像形成装置へ送信する手段としての機能
(A13)ファームウェア更新情報送信手段としての機能によるファームウェア更新情報の送信が終了した時点からの時間を計数する時間計数手段としての機能
【0068】
(A14)そのファームウェア更新情報の送信先の画像形成装置から時間計数手段としての機能による計数時間が所定のウォームアップ時間に達するまでにファームウェア更新完了情報を受信できなかった場合に、そのウォームアップ時間を予め設定された最大規定時間まで延長する時間延長手段
【0069】
(A15)ファームウェア更新情報送信手段としての機能によるファームウェア更新情報の送信先の画像形成装置から時間計数手段による計数時間が上記最大規定時間に達するまでにファームウェア更新完了情報を受信できなかった場合あるいはアラームの発生を示すアラーム情報を受信した場合に、メモリ(リカバリ情報蓄積手段)に蓄積されているリカバリ情報のうち、その画像形成装置から受信したリカバリ情報をその画像形成装置にダウンロードする手段としての機能
【0070】
(A16)その機能によるリカバリ情報のダウンロードが終了した後、サービスマン手配要請を示すサービスマン手配要請情報を公衆通信回線網5を介して中央管理装置へ送信する手段ととしての機能
(A17)ネットワーク16,24上の各画像形成装置のいずれかからファームウェア更新完了情報を受信したとき、そのファームウェア更新完了情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信する手段としての機能
【0071】
また、以下の(B1)〜(B5)にそれぞれ示す各機能は、ネットワーク16上の複写機14のCPU111がROM113内の制御プログラムに、ネットワーク16,24上の他の各画像形成装置のCPUがROM内の制御プログラムに、それぞれ従って動作することにより実現することができる。
【0072】
(B1)ネットワーク管理装置17,25から電源投入状態送信要求情報を受信したとき、その受信を示す送信要求受信情報を蓄積する送信要求受信情報蓄積手段としての機能
なお、この送信要求受信情報蓄積手段としての機能は、不揮発性RAM115も用いて実現しているため、送信要求受信情報は実際にはそのメモリに蓄積される。
【0073】
(B2)メモリ(送信要求受信情報蓄積手段)に送信要求受信情報が蓄積されている場合に、電源投入時にウォームアップ状態を示すウォームアップ状態情報をネットワーク管理装置へ送信する手段としての機能
(B3)ネットワーク管理装置17,25からファームウェア更新情報を受信したとき、そのファームウェア更新情報に基づいて不揮発性メモリ115内のファームウェアの更新処理(ファームウェアの追加又は変更等の処理)を行なうファームウェア更新処理手段としての機能
【0074】
(B4)ファームウェア更新処理手段としての機能によるファームウェアの更新処理が完了した後、その旨を示すファームウェア更新完了情報をネットワーク管理装置へ送信する手段としての機能
(B5)ネットワーク管理装置17,25からメモリ(送信要求受信情報蓄積手段)に蓄積されている送信要求受信情報の消去要求を示す消去要求情報を受信したとき、その送信要求受信情報を消去する手段としての機能
【0075】
さらに、以下の(C1)(C2)にそれぞれ示す各機能は、センタシステム(中央管理装置)1における各クライアント2a,2b,……のCPU31がROM33及びHDD40内の制御プログラムに、サーバ3のCPU51がROM53及びHDD59内の制御プログラムに、それぞれ従って動作することにより実現することができる。
【0076】
(C1)公衆通信回線網5を介して複数の画像形成装置を遠隔管理する遠隔管理手段としての機能
(C2)ネットワーク管理装置から公衆通信回線網5を介してファームウェア更新完了情報を受信したとき、そのファームウェア更新完了情報に基づいて顧客DB59aおよび機器プログラム管理DB59bを更新する手段としての機能
【0077】
以下、この画像形成装置管理システムにおけるこの発明に係わる処理動作について、図7以降の各図面も参照して具体的に説明する。
図7は、この画像形成装置管理システムにおけるこの発明に係わる処理動作の概要例を示す説明図である。
【0078】
まず、この画像形成装置管理システムにおける画像形成装置のモニタ情報の取得時の処理動作について説明する。
センタシステム1では、管理対象となる顧客情報および機器プログラム情報がそれぞれサーバ3のHDD59に顧客DB59a,機器プログラム管理DB59bとして予めHDD59に格納(設定)されている。
【0079】
ここで、顧客情報は、例えば図8に示すように、ネットワーク16,24上の画像形成装置を含む各画像形成装置を購入した顧客の名前(顧客名),住所,担当部署名(部門名),顧客担当者名,連絡先(TEL番号,FAX番号),上記画像形成装置の担当営業区,担当サービス区の各々の部門名,担当者名,連絡先などの上記顧客を特定するための情報である。
【0080】
機器プログラム情報は、例えば図9に示すように、ネットワーク16,24上の画像形成装置を含む各画像形成装置の機種・機番(ロット情報),標準構成(画像形成装置本体)を示すコード,オプション構成(オプション機構)を示すコード,ファームウェアバージョン(標準構成およびオプション構成の制御を行なうファームウェアのバージョン番号)等で構成され、管理対象となる画像形成装置の現状を把握して管理するものである。
【0081】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、ネットワーク16上の各画像形成装置のアドレス(他の識別情報でもよい),標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェアバージョンをモニタ情報として予め設定された所定時間毎に(定期的に)順次読み取る。
【0082】
このとき、ネットワーク16上の各画像形成装置のアドレス(画像形成装置アドレス)をそれぞれ含む各読み取り指令を図10の(1)に示すようなデータフォーマットでネットワーク16上に順次送信する。
【0083】
ここで、図10の(1)(2)において、管理装置(ネットワーク管理装置17)アドレスおよび画像形成装置アドレスは、ネットワーク16上の論理アドレスである。また、図10〜図17にそれぞれ示す各データフォーマットでは、通信制御コードおよびデータセキュリティを省略している。
ネットワーク管理装置17は、その管理対象となる画像形成装置の機種・機番およびそれに対応する上記論理アドレスのテーブルをメモリ内部に装備している。
【0084】
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、ネットワーク管理装置17から上記読み取り指令を受信し、それに含まれている画像形成装置アドレスと自機のアドレスが一致した場合に、その画像形成装置アドレス,標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェアバージョンを含む応答情報(応答データ)を図10の(2)に示すようなデータフォーマットでモニタ情報(モニタデータ)としてネットワーク管理装置17へ返送する。
【0085】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、ネットワーク16上のいずれかの画像形成装置からモニタ情報(画像形成装置アドレス,標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェアバージョンを含む応答情報)を受信すると、そのモニタ情報を図9に示したような形式でメモリに蓄積する。但し、画像形成装置の機種・機番の代わりに画像形成装置アドレスを蓄積する。もちろん、画像形成装置アドレスを該当する画像形成装置の機種・機番に変換して蓄積することもできる。
【0086】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、管理対象となるネットワーク16上の全ての画像形成装置に対して上述の動作を順次行ない、その後予め定められた所定時間が経過すると、上述の動作を再開し、以後同様に繰り返す。
したがって、メモリ内のモニタ情報は、上述の動作を行なう毎に更新される(書き換えられる)。
なお、上記読み取りの開始および停止をセンタシステム1からの指令に従って行なうこともできる。
【0087】
一方、ネットワーク管理装置17のCPU71は、所定のタイミングで、例えばキーボード81上でモニタ情報の送信を要求する操作が行なわれた時、又は予め設定された所定時間毎に(定期的に)、メモリに蓄積されているモニタ情報を読み出し、図11の(2)に示すようなデータフォーマットで公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ自動的に送信する。
【0088】
あるいは、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して画像形成装置のモニタ情報の送信要求を示すモニタ情報送信要求情報を受信することにより、メモリに蓄積されたモニタ情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信することもできる。
【0089】
この場合、サービスセンタSでは、ネットワーク16上の各画像形成装置のモニタ情報を取得する必要がある場合に、担当センタオペレータがセンタシステム1のクライアント(2a,2b……のいずれか)のキーボード42上で各画像形成装置のモニタ情報の送信を要求する操作を行なう。
【0090】
センタシステム1のクライアントのCPU31は、上記操作が行なわれると、モニタ情報送信要求情報(送信要求データ)を図11の(1)に示すようなデータフォーマットで公衆通信回線網5を介してネットワーク管理装置17へ送信する。
【0091】
ここで、図11の(1)(2)において、管理装置Cアドレスは、ネットワーク16上のネットワーク管理装置17の論理アドレスとは異なり、センタシステム1から見た複数のネットワーク管理装置のネツトワークアドレスである。
【0092】
ネットワーク管理装置17は、センタシステム1から公衆通信回線網5を介してモニタ情報送信要求情報を受信すると、メモリに蓄積されているモニタ情報を読み出し、図11の(2)に示すようなデータフォーマットで公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ自動的に返送する。
このとき、画像形成装置アドレスは、ネットワーク管理装置17のCPU71により、これに対応する画像形成装置の機種・機番に変換される。
【0093】
なお、複数の画像形成装置あるいは特定の画像形成装置を指定してそのモニタ情報を取得する場合は、担当センタオペレータがクライアントのキーボード42上で画像形成装置の指定する操作とモニタ情報の送信を要求する操作を行なうことにより、クライアントのCPU31が、モニタ情報送信要求情報として指定された複数あるいは特定の画像形成装置の機種・機番(識別情報)を含む情報を公衆通信回線網5を介してネットワーク管理装置17へ送信するとよい。
【0094】
この場合、図11の(1)に示したデータフォーマットにおいて、管理装置Cアドレスに続いて、指定された複数あるいは特定の画像形成装置の機種・機番のフィールドを追加する。
【0095】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して指定された複数あるいは特定の画像形成装置の機種・機番を含むモニタ情報送信要求情報を受信すると、メモリに蓄積されているモニタ情報のうち、その受信した機種・機番に対応するモニタ情報(その受信した機種・機番と画像形成装置アドレスから変換された機種・機番が一致するモニタ情報)のみを読み出し、図11の(2)に示すようなデータフォーマットで公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ自動的に返送する。
【0096】
このように、ネットワーク管理装置17が、ネットワーク16上の各画像形成装置のアドレス(識別情報),標準構成を示すコード,その標準構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,そのオプション構成の現在のファームウェアバージョンをモニタ情報として定期的に読み取り、そのモニタ情報をメモリに蓄積し、所定のタイミングで公衆通信回線網5を介してサービスセンタSのセンタシステム1へ送信するので、次のような効果を得ることができる。
【0097】
すなわち、センタシステム1では、クライアントのCPU31がネットワーク管理装置17からのモニタ情報をCRTディスプレイ(表示装置)41に表示することにより、センタオペレータは顧客先Aにおけるネットワーク16上の各画像形成装置の標準構成,オプション構成,それらのファームウェアの更新状況を容易に把握することができる。
【0098】
したがって、センタオペレータ,担当サービスマンの連絡の手間,伝達ミス等も皆無となる。
また、センタシステム1の該当するDB(機器プログラム管理DB59b)と画像形成装置との間で情報の不一致も発生することがなく、保守作業における混乱を生じさせることもなくなる。
【0099】
さらに、ネットワーク管理装置17が、センタシステム1から公衆通信回線網5を介してモニタ情報送信要求情報を受信することにより、メモリに蓄積されたモニタ情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信するようにすれば、センタシステム1では、モニタ情報を取得したい時にのみ、モニタ情報送信要求情報をネットワーク管理装置17に送信することにより、モニタ情報を取得することができるため、ネットワーク管理装置17とセンタシステム1との間の通信回数が減り、通信効率が向上する。
【0100】
さらに、ネットワーク管理装置17が、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して指定された複数あるいは特定の画像形成装置の機種・機番(識別情報)を含むモニタ情報送信要求情報を受信することにより、メモリに蓄積されているモニタ情報のうち、その受信した機種・機番に対応するモニタ情報のみを公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信するようにすれば、担当サービスマンの顧客先への訪問,調査等の手間や時間の削減が可能となる。
【0101】
次に、この画像形成装置管理システムにおける画像形成装置のファームウェア更新情報の取得時の処理動作について説明する。
サービスセンタSでは、ネットワーク16上の各画像形成装置のいずれか(該当する画像形成装置)のファームウェアの更新を行なう必要がある場合、担当センタオペレータはセンタシステム1のクライアントのキーボード42上で該当する画像形成装置のファームウェア更新情報の送信を要求する操作を行なう。
【0102】
センタシステム1のクライアントは、上記操作が行なわれると、該当する画像形成装置のファームウェア更新情報(例えば画像形成装置の機種・機番,標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェアバージョン,標準構成の更新(変更)用のファームウェア,そのファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成の更新用のファームウェア(制御プログラム),そのファームウェアバージョンを含む)をHDD59から読み込み、それを図12の(1)に示すデータフォーマツトで公衆通信回線網5を介してネットワーク管理装置17へ送信する。
【0103】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、センタシステム1のクライアントから公衆通信回線網5を介してファームウェア更新情報を受信すると、それをメモリに一時蓄積する。
【0104】
このように、ネットワーク管理装置17が、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して該当する画像形成装置のファームウェア更新、例えば情報機種・機番(識別情報),標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェアバージョン,標準構成の更新用のファームウェア,そのファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成の更新用のファームウェア(制御プログラム),そのファームウェアバージョンを含むファームウェア更新情報を受信したとき、それをメモリに一時蓄積するので、次のような効果を得ることができる。
【0105】
すなわち、該当する画像形成装置に更新用バッファメモリを装備するとか、他のメモリ(イメージメモリ等)を共用するといったコストアップの要素や、複雑な制御も一切不要となる。
【0106】
次に、この画像形成装置管理システムにおけるファームウェア更新対象の画像形成装置を監視する処理動作について説明する。
ネットワーク管理装置17のCPU71は、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して受信したファームウェア更新情報(例えば画像形成装置の機種・機番,標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェアバージョン,標準構成の更新用のファームウェア,そのファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成の更新用のファームウェア(制御プログラム),そのファームウェアバージョンを含む)をメモリに蓄積した後、次の処理を行なう。
【0107】
すなわち、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して受信した(メモリに蓄積した)ファームウェア更新情報に含まれている画像形成装置の機種・機番,標準構成の現在のファームウェアバージョン(標準構成の現バージョン番号),オプション構成の現在のファームウェアバージョン(オプション構成の現バージョン番号)に対応するモニタ情報(それらの情報と一致するモニタ情報)をメモリから検索(抽出)する処理を行なう。
【0108】
そして、そのモニタ情報がメモリに存在しないため、そのモニタ情報をメモリから検索できなかった場合には、そのモニタ情報が存在しない旨を示す情報(該当無応答情報)を図12の(2)に示すようなデータフォーマットで公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ自動的に返送する。
【0109】
一方、ネットワーク管理装置17のCPU71は、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して受信したファームウェア更新情報に含まれている画像形成装置の機種・機番,標準構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成の現在のファームウェアバージョンに対応するモニタ情報がメモリに存在するため、そのモニタ情報をメモリから検索できた場合には、そのモニタ情報が存在する旨を示す情報(該当有応答情報)を図12の(3)に示すようなデータフォーマットで公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ自動的に返送する。
【0110】
続いて、メモリから検索できたモニタ情報に含まれている画像形成装置アドレスの画像形成装置へ電源投入時の状態を示す電源投入状態情報の送信要求を示す電源投入状態送信要求情報を図13の(1)に示すようなデータフォーマットで自動的に送信する。
【0111】
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、電源投入状態送信要求情報を受信すると(実際にはその情報に含まれている画像形成装置アドレスと自機の画像形成装置アドレスが一致した場合に)、その受信を示す送信要求受信情報を不揮発性RAM115に蓄積する(この例では送信要求受信フラグをセットするものとする)。
【0112】
また、ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、電源が投入された時に、メモリ内の送信要求受信フラグの状態をチェックし、送信要求受信フラグがセットされている場合は、電源投入時の状態を示す電源投入状態情報(ウォームアップ状態を示すウォームアップ状態情報)をネットワーク管理装置17へ返送する。
【0113】
なお、この電源投入時の処理は、後述するファームウェア更新時の処理に係わるので、追って詳細に説明する。
センタシステム1のクライアントのCPU31は、ネットワーク管理装置17から公衆通信回線網5を介してモニタ情報が存在しない旨あるいは存在する旨を示す情報(モニタ情報の有無を示す情報)を受信すると、その情報をメッセージ情報としてCRTディスプレイ41に表示し、センタオペレータに知らせる。
【0114】
このように、ネットワーク管理装置17が、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して受信したファームウェア更新情報に含まれている画像形成装置の機種・機番,標準構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成の現在のファームウェアバージョンに対応するモニタ情報をメモリから検索する処理を行ない、その処理結果(モニタ情報の有無)を示す情報を公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信するので、担当サービスマンが顧客先に出向いて画像形成装置を調査する手間が発生せず、しかもセンタオペレータが短時間で所望の画像形成装置のモニタ情報の有無を把握することができる。
【0115】
また、ネットワーク管理装置17が、センタシステム1から公衆通信回線網5を介して受信したファームウェア更新情報に含まれている画像形成装置の機種・機番,標準構成の現在のファームウェアバージョン,オプション構成の現在のファームウェアバージョンに対応するモニタ情報をメモリから検索できた場合に、そのモニタ情報に含まれている画像形成装置アドレスの画像形成装置へ電源投入状態送信要求情報を送信して送信要求受信情報を蓄積させ、その画像形成装置から電源投入時に電源投入状態情報を送ってもらうことにより、その画像形成装置の電源投入時を常時監視できるので、ネットワーク16および公衆通信回線網5上でのトラフィックは一切発生させずに済み、実効通信速度の低下に伴う問題の発生を回避することができる。
【0116】
次に、この画像形成装置管理システムにおける画像形成装置のファームウェア更新時の処理動作について説明する。
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、電源が投入された時に、ウォームアップ状態に入り、その状態を予め設定された所定時間だけ継続する。
【0117】
ここで、ウォームアップ状態とは、例えば複写機においては、一般的に定着温度(定着ローラの表面温度)が印刷(画像形成)可能な温度まで上昇するのを待つなどの状態をいい、この間複写機は使用不可となる。
また、このウォームアップ状態の間、後述するファームウェアの更新(書き換え)を行なわせることにより、ファームウェア更新用バッファメモリの装備が不要となり、更には画像形成装置を使用不可として、この間にファームウェアの更新を行なわせるといった方法を回避することができる。
【0118】
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、電源投入によりウォームアップ状態に入ると、メモリ内の送信要求受信フラグの状態をチェックし、送信要求受信フラグがセットされている場合は、ウォームアップ状態を示すウォームアップ状態情報(電源投入時の状態を示す電源投入状態情報)を図13の(2)に示すようなデータフォーマットでネットワーク管理装置17へ返送する。
【0119】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、ネットワーク16上の各画像形成装置のいずれか(該当する画像形成装置)からウォームアップ状態情報を受信すると、その画像形成装置のアドレス(画像形成装置アドレス),標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,現在設定されている各種パラメータデータを含む情報を読み取る。
【0120】
このとき、該当する画像形成装置のアドレスを含むデータ読み取り指令を図14の(1)に示すようなデータフォーマットでネットワーク16上に送信する。
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、ネットワーク管理装置17から上記データ読み取り指令を受信し、それに含まれている画像形成装置アドレスと自機のアドレスが一致した場合に、次の処理を行なう。
【0121】
すなわち、上記データ読み取り指令に含まれている画像形成装置アドレス,標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン(現バージョン番号),オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,現在設定されている各種パラメータデータを含む情報(応答情報)を不揮発性RAM115から読み出し、図14の(2)に示すようなデータフォーマットでネットワーク管理装置17へ返送する。
【0122】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、該当する画像形成装置から画像形成装置アドレス,標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,現在設定されている各種パラメータデータを含む情報を受信すると、その情報をリカバリ情報としてメモリに一時蓄積する。
【0123】
これらの処理は、該当する画像形成装置において、更新すべきファームウェアに書き換えたことにより、何らかの不具合が発生した場合に、リカバリ情報を該当する画像形成装置にダウンロードし(戻し)、その不具合を早期に復旧させるリカバリ処理として実施する必要がある。
【0124】
リカバリ情報の蓄積が終了すると、メモリに蓄積されているファームウェア更新情報のうち、ウォームアップ状態情報又は待機状態情報を送信した画像形成装置のアドレスに対応するファームウェア更新情報(その画像形成装置アドレスと機種・機番から変換される画像形成装置アドレスが一致するファームウェア更新情報)を読み出し、図15の(1)に示すようなデータフォーマットでその画像形成装置へ送信する。このとき、ファームウェア更新情報中の画像形成装置の機種・機番を画像形成装置アドレスに変換する。
【0125】
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、ファームウェア更新情報を受信すると(実際にはその情報に含まれている画像形成装置アドレスと自機の画像形成装置アドレスが一致した場合に)、そのファームウェア更新情報に基づいて不揮発性RAM115内のファームウェアの更新処理(ファームウェアの追加又は変更等の処理)を行なう。
【0126】
このように、ネットワーク上の各画像形成装置がそれぞれ、メモリ内の送信要求受信フラグがセットされている場合(メモリに送信要求受信情報が蓄積されている場合)、電源投入時にウォームアップ状態を示すウォームアップ状態情報をネットワーク管理装置17へ送信し、そのネットワーク管理装置17からファームウェア更新情報を受信すると、そのファームウェア更新情報に基づいてファームウェアの更新処理を行なう。
【0127】
また、ネットワーク管理装置17が、ネットワーク16上の各画像形成装置のうち、該当する画像形成装置からウォームアップ状態情報を受信すると、その画像形成装置のアドレス(識別情報),標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,現在設定されている各種パラメータデータを含む情報を読み取り、その情報をリカバリ情報としてメモリに一時蓄積した後、メモリに蓄積されているファームウェア更新情報のうち、ウォームアップ状態情報を送信した画像形成装置のアドレスに対応するファームウェア更新情報をその画像形成装置へ送信してファームウェアの更新処理を行なわせる。
【0128】
したがって、該当する画像形成装置の電源投入後のウォームアップ時間に、ファームウェアの更新処理を行なうことになるため、その画像形成装置の使用を中止することによる顧客の生産性の低下要因を解消することができる。
【0129】
次に、この画像形成装置管理システムにおける画像形成装置のファームウェア更新完了時の処理動作について説明する。
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、上述したファームウェアの更新処理が完了した後、その旨を示すファームウェア更新完了情報(自機のアドレスである画像形成装置アドレスを含む)を図15の(2)に示すようなデータフォーマットでネットワーク管理装置17へ自動的に送信する。
【0130】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、ネットワーク16上の各画像形成装置のいずれか(該当する画像形成装置)からファームウェア更新完了情報を受信すると、メモリに蓄積されているリカバリ情報のうち、該当する画像形成装置から受信したリカバリ情報を消去(クリヤ)する。
【0131】
また、該当する画像形成装置の不揮発性RAM115内の送信要求受信フラグのクリヤ(リセット)要求を示すクリヤ要求情報(メモリに蓄積されている送信要求受信情報の消去要求を示す消去要求情報)を図15の(3)に示すようなデータフォーマットで該当する画像形成装置へ送信する。
【0132】
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUはそれぞれ、ネットワーク管理装置17からクリヤ要求情報を受信すると(実際にはその情報に含まれている画像形成装置アドレスと自機の画像形成装置アドレスが一致した場合に)、不揮発性RAM115内の送信要求受信フラグをクリヤする(不揮発性RAM115に蓄積されている送信要求受信情報を消去する)。
【0133】
このように、ネットワーク16上の各画像形成装置はそれぞれ、ファームウェアの更新処理が完了した後、その旨を示すファームウェア更新完了情報をネットワーク管理装置17へ送信し、そのネットワーク管理装置17から消去要求情報を受信すると、不揮発性RAM115に蓄積されている送信要求受信情報を消去する。
【0134】
また、ネットワーク管理装置17が、ネットワーク16上の各画像形成装置のうち、該当する画像形成装置からファームウェア更新完了情報を受信すると、メモリに蓄積されているリカバリ情報のうち、該当する画像形成装置から受信したリカバリ情報を消去し、その画像形成装置の不揮発性RAM115に蓄積されている送信要求受信情報の消去要求を示す消去要求情報をその画像形成装置へ送信する。
【0135】
したがって、電話やFAX等でファームウェアの更新が完了した旨の通知を行なうといった手間や、その通知の忘れ,遅れなどが生ずることがなくなり、その後の保守作業の混乱を生ずる心配も解消できる。
【0136】
次に、この画像形成装置管理システムにおける画像形成装置のファームウェア更新中の処理動作について説明する。
ネットワーク16上の各画像形成装置のCPUは、ネットワーク管理装置17からファームウェア更新情報を受信すると、ファームウェアの更新処理を行なうが、更新用のファームウェアのサイズが大きい(データ量が多い)場合、所定のウォームアップ時間(ウォームアップに要する時間)を経過しても、ファームウェアの更新処理が継続中の場合がある。
【0137】
そこで、ネットワーク管理装置17のCPU71は、ファームウェア更新情報の送信が終了した時点でタイマを起動し、その時点からの時間を計数する。
そして、ファームウェア更新情報の送信先の画像形成装置からタイマによる計数時間(タイマ値)が所定のウォームアップ時間に達するまでにファームウェア更新完了情報を受信できなかった場合(ファームウェアの更新処理が継続中の場合)に、そのウォームアップ時間を予め設定された最大許容規定時間まで自動的に延長する処理を行なう。
【0138】
このようにすれば、更新用のファームウェアのサイズ(量)が著しく大きな場合でも、ウォームアップ時間が自動的に延長されるため、ファームウェアの更新処理を分割して行なうような複雑な処理を一切行なう必要がなく、且つ顧客不満足性を増大させることもない。
【0139】
次に、この画像形成装置管理システムにおける画像形成装置のファームウェア更新失敗時の処理動作について説明する。
ネットワーク管理装置17のCPU71は、ファームウェア更新情報の送信先の画像形成装置(該当する画像形成装置)から、タイマによる計数時間が最大規定時間に達するまでにファームウェア更新完了情報を受信できなかった(応答がなかった)場合、あるいは図16の(1)に示すようなデータフォーマットでアラーム(障害)の発生を示すアラーム情報(障害情報)を受信した場合に、次の処理を行なう。
【0140】
すなわち、メモリに蓄積(セーブ)されているリカバリ情報(該当する画像形成装置のアドレス,標準構成を示すコード,標準構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,オプション構成を示すコード,オプション構成の現在のファームウェア,そのファームウェアバージョン,現在設定されている各種パラメータデータを含む情報)のうち、該当する画像形成装置から受信したリカバリ情報をその画像形成装置に図17に示すようなデータフォーマットでダウンロードして不揮発性RAM115に書き込ませる。
【0141】
これらの処理は、ファームウェアの更新処理により、何らかの原因で障害(アラーム)が発生した該当する画像形成装置に対する自動リカバリ処理となり、該当する画像形成装置の使用不可状態を短時間にとどめるためのものである。
ネットワーク管理装置17のCPU71は、リカバリ情報のダウンロードが終了した後、CE(サービスマン)手配要請を示すCE手配要請情報を図16の(2)に示すようなデータフォーマツトで公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信する。
【0142】
このように、リカバリ処理を用意しているため、該当する画像形成装置に対する担当サービスマンによる障害復旧作業が終了するまで、その画像形成装置の使用不可状態を継続させるといった不都合を回避することができる。
次に、この画像形成装置管理システムにおける請求項11の発明に係わる処理動作について説明する。
【0143】
ネットワーク管理装置17のCPU71は、ネットワーク16上の各画像形成装置のうち、ファームウェア更新情報の送信先の画像形成装置(該当する画像形成装置)からファームウェア更新完了情報を受信したとき(該当する画像形成装置が複数台の場合はその全ての画像形成装置からのファームウェア更新完了情報の受信が完了したとき)、そのファームウェア更新完了情報を図18に示すようなデータフォーマットで公衆通信回線網5を介してセンタシステム1へ送信する。このとき、ファームウェア更新完了情報中の画像形成装置アドレスを画像形成装置の機種・機番に変換してもよい。
【0144】
センタシステム1のクライアント(2a,2b,……のいずれか)のCPU31は、ネットワーク管理装置17からファームウェア更新完了情報を受信すると、そのファームウェア更新完了情報に基づいて機器プログラム管理DB59bを自動的に更新する。
【0145】
このようにすれば、センタオペレータによる該当DB(機器プログラム管理DB59b)の更新のための操作や入力ミス等の発生を削減することが可能となる。
【0146】
以上、ネットワーク管理装置17およびネットワーク16上の各画像形成装置におけるこの発明に係わる処理動作について説明したが、ネットワーク管理装置25およびネットワーク24上の各画像形成装置における処理動作も略同様なので、それらの説明は省略する。
【0147】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の画像形成装置管理システムによれば、顧客先の画像形成装置のファームウェアを更新する場合における各種課題を経済的且つ効率的に解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態である画像形成装置管理システムの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のセンタシステム(中央管理装置)1の構成例を示すブロック図である。
【図3】図2のクライアント2a,2b,……,サーバ3の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1のネットワーク管理装置17,25の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1の通信アダプタ26の構成例を示すブロック図である。
【図6】図1の複写機14の制御部の構成例を示すブロック図である。
【図7】図1に示した画像形成装置管理システムにおけるこの発明に係わる処理動作の概要例を示す説明図である。
【図8】図2の顧客DB59aの構成例を示す図である。
【図9】図2の機器プログラム管理DB59bの構成例を示す図である。
【図10】図1のネットワーク管理装置17,25からネットワーク16,24上の画像形成装置へ送信される読み取り指令(モニタ情報を読み取るための指令)およびその読取指令に対してネットワーク16,24上の画像形成装置からネットワーク管理装置17,25へ送信される応答情報のデータフォーマット例を示す図である。
【図11】図1のセンタシステム1からネットワーク管理装置17,25へ送信されるモニタ情報送信要求情報およびその情報に対してネットワーク管理装置17,25からセンタシステム1へ送信される応答情報(モニタ情報)のデータフォーマット例を示す図である。
【図12】図1のセンタシステム1からネットワーク管理装置17,25へ送信されるファームウェア更新情報およびその情報に対してネットワーク管理装置17,25からセンタシステム1へ送信される応答情報(モニタ情報が存在しない旨を示す該当無応答情報,モニタ情報が存在する旨を示す該当有応答情報)のデータフォーマット例を示す図である。
【図13】図1のネットワーク管理装置17,25からネットワーク16,24上の画像形成装置へ送信される電源投入状態送信要求情報およびその情報に対してネットワーク16,24上の画像形成装置からネットワーク管理装置17,25へ送信される応答情報(電源投入状態情報)のデータフォーマット例を示す図である。
【図14】図1のネットワーク管理装置17,25からネットワーク16,24上の画像形成装置へ送信されるデータ読み取り指令(現在のファームウェア等を読み取るための指令)およびその情報に対してネットワーク16,24上の画像形成装置からネットワーク管理装置17,25へ送信される応答情報のデータフォーマット例を示す図である。
【図15】図1のネットワーク管理装置17,25からネットワーク16,24上の画像形成装置へ送信されるファームウェア更新情報およびその情報に対してネットワーク16,24上の画像形成装置からネットワーク管理装置17,25へ送信されるファームウェア更新完了情報,クリヤ要求情報のデータフォーマット例を示す図である。
【図16】図1のネットワーク16,24上の画像形成装置からネットワーク管理装置17,25へ送信される障害情報およびネットワーク管理装置17,25からセンタシステム1へ送信されるCE手配要請情報のデータフォーマット例を示す図である。
【図17】図1のネットワーク管理装置17,25からネットワーク16,24上の画像形成装置へ送信されるリカバリ情報(ダウンロードデータ)のデータフォーマット例を示す図である。
【図18】図1のネットワーク管理装置17,25からセンタシステム1へ送信されるファームウェア更新完了情報のデータフォーマット例を示す図である。
【符号の説明】
1:センタシステム(中央管理装置)
2a,2b:クライアント 3:サーバ
4,16,24:ネットワーク 5:公衆通信回線網
11,21:ファクシミリ装置
12,13,22:プリンタ 14,23:複写機
15:印刷機 17,25:ネットワーク管理装置
31,51,71,105,111:CPU(中央処理装置)
32,52,72,112:リアルタイムクロック回路
33,53,73,106,113:ROM
34,54,74,107,114:RAM
35a,35b:通信制御ユニット
36,55,76:外部メモリ制御ユニット
37,56,77:表示制御ユニット
38,57,78:キーボードI/F回路部
39,58,118:ネットワークI/Fユニット
40,59,79:HDD
41,60,80:CRTディスプレイ
42,61,81:キーボード
59a:顧客DB 59b:機器プログラム管理DB
75,103,104:通信I/F
101:回線切替回路 102:モデム
115:不揮発性RAM

Claims (2)

  1. 中央管理装置により、通信回線を介して画像形成装置を遠隔管理する画像形成装置管理システムにおいて、
    前記画像形成装置が接続されるネットワーク前記通信回線とを接続するネットワーク管理装置を設け、
    該ネットワーク管理装置に、前記中央管理装置から前記通信回線を介してファームウェア更新情報を受信した場合に、該ファームウェア更新情報をメモリに記憶する手段と、該ファームウェア更新情報に含まれる画像形成装置識別情報に基づきファームウェア更新対象となる画像形成装置へ電源投入状態送信要求情報を送信する手段と、前記ファームウェア更新対象となる画像形成装置から電源投入状態情報を受信した場合に、該電源投入状態情報の送信元の画像形成装置に対するファームウェア更新情報を前記メモリから読み出して該画像形成装置へ送信するファームウェア更新情報送信手段とを設け、
    前記画像形成装置に、前記電源投入状態送信要求情報を受信した場合に、その受信を示す送信要求受信情報を不揮発性メモリに記憶する手段と、電源投入時に前記不揮発性メモリをチェックし、該不揮発性メモリに前記送信要求受信情報があった場合に、電源投入状態情報を前記ネットワーク管理装置へ送信する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
  2. 請求項記載の画像形成装置管理システムにおいて、
    前記ネットワーク管理装置のファームウェア更新情報送信手段は、前記ファームウェア更新対象となる画像形成装置から電源投入状態情報を受信した場合に、該電源投入状態情報の送信元の画像形成装置から現在のファームウェアとそのバージョン情報を取得してリカバリ情報として前記メモリに記憶した後、前記電源投入状態情報の送信元の画像形成装置に対するファームウェア更新情報を前記メモリから読み出して該画像形成装置へ送信する手段であり、
    前記ネットワーク管理装置に、前記ファームウェア更新情報送信手段によるファームウェア更新情報の送信が終了した時点からの時間を計数する時間計数手段と、該ファームウェア更新情報の送信先の画像形成装置から前記時間計数手段による計数時間が所定時間に達するまでにファームウェア更新完了情報を受信できなかった場合あるいはアラーム情報を受信した場合に、該画像形成装置から取得して前記メモリに記憶しておいた前記リカバリ情報を該画像形成装置へ送信する手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
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