JP3864659B2 - ヘッド押圧機構及びこれを備えたプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、感熱方式により印字を行うプリンタに関し、特に、サーマルヘッドをプラテンローラに押圧するためのヘッド押圧機構を備えたプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図8に示すようなヘッド押圧機構100が知られている。この種のヘッド押圧機構100は、サーマルヘッド101と、プラテンローラ102とを有し、サーマルヘッド101がプラテンローラ102を押圧するように構成されている。
【0003】
サーマルヘッド101は、長方形状のヘッド支持体103内に設けられ、このヘッド支持体103には、支軸部104、105が、長手方向に同一軸上になるように設けられている。ヘッド支持体の両支軸部104、105は、プリンタ本体106に回転可能に支持されている。
【0004】
一方、プラテンローラ102は、長手方向に延びる回転支軸108を有し、この回転支軸108は、ヘッド支持体103の支軸部104、105の軸方向直線と平行となるようにプリンタ本体106に回転可能に支持されている。
【0005】
そして、ヘッド支持体103のサーマルヘッド101が設けられた側と反対側の側面には、複数の圧縮コイルばね109が、サーマルヘッド101とプラテンローラ102との接線上に均一な押圧力が生じるように配設されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のヘッド押圧機構100においては、各部品精度のばらつき等の原因により、ヘッド支持体103の軸方向直線とプラテンローラ102の軸方向直線との間において本来あるべき相対的な位置関係がずれてしまい、サーマルヘッド101とプラテンローラ102との間に均一な押圧力が生じず、その結果、印字濃度が均一にならないという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来の技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、部品精度のばらつき等に影響されず、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に均一な押圧力を確保し、ひいては均一な印字濃度で印字しうるヘッド押圧機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた本発明のヘッド押圧機構は、複数の発熱体を有するラインサーマルヘッドと、当該ヘッドに対向して位置し得るプラテンと、前記ヘッドを前記プラテンに対して押圧付勢する付勢手段とを有するヘッド押圧機構において、前記ヘッドのライン方向の両側部に設けられた第1及び第2の支軸部と、前記ヘッドを支持するフレームであって、前記第1及び第2の支軸部を前記ヘッドのライン方向に略直行する方向にそれぞれ案内する第1及び第2の案内部と、前記第1及び第2の案内部に形成され、前記第1及び第2の支軸部にそれぞれ当接する第1及び第2の当接部とを有するフレームと、前記発熱体を備える面の裏面側から前記ヘッドを前記プラテンに対して押圧付勢する付勢手段とを有し、前記プラテンが前記ヘッドから離間している状態において、前記付勢手段の押圧付勢力により、前記第1及び第2の支軸部と前記第1及び第2の当接部はそれぞれ当接し、前記プラテンの軸と前記ヘッドのライン方向とが交叉し、前記プラテンが前記ヘッドの前記発熱体と接している状態において、前記第1の支軸部と前記第1の当接部は当接し、前記第2の支軸部と前記第2の当接部は離間し、前記プラテンの軸と前記ヘッドのライン方向とが略平行に位置するよう構成されたことを特徴とする。
【0009】
本発明の場合、ヘッドのライン方向の両側部に支軸部を設け、一方側の支軸部を支点とし他方側の支軸部をプラテンローラに沿わせるようにしたため、プラテンローラが配置された位置精度によらず、サーマルヘッドをプラテンローラに均一に接触させることができる。
【0010】
そして、付勢手段を、サーマルヘッドとプラテンローラとの接触部分に均一な押圧力が生じるように配置すれば、記録紙をサーマルヘッドに均一に密着させることができるため、部品精度のばらつきによらず、均一な印字濃度で記録紙に印字することができる。
【0012】
また、フレームの案内部によりヘッドを所定の軌跡に沿って確実にプラテンローラに導くことができる。
【0013】
さらに、本発明は、前記付勢手段は、少なくとも1つの弾性体からなり、当該弾性体の合力の作用点は、前記第1の支軸部と前記第1の当接部との接点と、前記ヘッドと前記プラテンとの接線分の中点とを結ぶ線分上付近に位置されていることも効果的である。
【0014】
本発明によれば、サーマルヘッドとプラテンローラの接線上に均一な押圧力を生じさせることができる。
【0015】
さらにまた、本発明は、前記作用点が、前記線分よりも前記第1の当接部側に偏位していることも効果的である。
【0016】
本発明の場合、例えば印字の際に押圧部材の作用点がずれる量を、コンピュータ解析により、作用点のずれに起因する種々の外的要因をパラメータにして求める。そして、押圧部材の配置する位置を、上記発明で定めたいわゆる静的なバランス位置から、上述のコンピュータ解析により求めた値分だけずらすようにすれば、印字中のいわゆる動的なバランスを得ることができる。
【0017】
本発明のプリンタは、前記ヘッド押圧機構を備えたことを特徴とする。
この場合において、前記プラテンを回転駆動する駆動手段を有し、前記駆動手段は、前記第1の当接部側に配設されていることを特徴とする。
【0018】
また、前記フレームに開閉自在に配設されたカバーフレームを有し、前記プラテンは前記カバーフレームに配設され、前記カバーフレームの開閉に応じて、前記プラテンは、前記サーマルヘッドの前記発熱体と接する位置と、前記サーマルヘッドから離間する位置に移動可能に構成されていることを特徴とする。
【0019】
これらの発明によれば、部品精度によらず、均一な印字濃度で記録紙に印字できるプリンタを得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るヘッド押圧機構を備えたプリンタの好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
図1は、本実施の形態のプリンタの概略構成を示す斜視図である。図2は、同プリンタを駆動側から示す側面図であり、図3は、同プリンタの駆動側と反対側から示す側面図である。図4は、同プリンタを駆動側から示す断面図である。
【0022】
図5(a)は、本実施の形態の本体フレームを駆動側から示す側面図であり、図5(b)は、同本体フレームを駆動側と反対側から示す側面図である。
【0023】
図6(a)は、同ヘッド押圧機構を図5(a)の矢印A方向から視た矢視図であり、図6(b)は、同ヘッド押圧機構を図5(a)の矢印B方向から視た矢視図である。図7(a)〜図7(c)は、同ヘッド押圧機構における圧縮コイルばねの位置を説明するための概略図であり、図7(a)は、同ヘッド押圧機構の図5(a)の矢印Aから示す図及びその駆動側の側面図、図7(b)は、同ヘッド押圧機構の駆動側の側面図、図7(c)は、同ヘッド押圧機構における仮想的な領域を図7(b)の矢印Cから示す図である。
【0024】
図4に示すように、本実施の形態のプリンタ1は、ヘッド押圧機構20を有している。このヘッド押圧機構20は、サーマルヘッド40を有するヘッド支持体30と、プラテンローラ50と、ばねユニット60とから構成されている。
【0025】
また、図1に示すように、プリンタ1は、例えば金属を用いて略長方形板状に形成された一対の本体フレーム2(2a、2b)を有し、これらの本体フレーム2は、平行に配置されている。ここで、本実施の形態において特に必要な場合には、本体フレーム2のうち、プラテンローラ50を駆動する駆動装置(詳細後述)90が設けられた側の本体フレーム2を駆動側の本体フレーム2aとし、他方側の本体フレーム2bと区別する。
【0026】
図4に示すように、本体フレーム2の後方側(図の左側)には、ロール紙ホルダ3が配設されている。このロール紙ホルダ3は、例えば樹脂を用い、ロール紙を収容可能な略箱形状に形成されている。
【0027】
そして、本実施の形態の場合は、これら本体フレーム2とロール紙ホルダ3とからプリンタ1の骨格としてのプリンタ本体7が形成されている。
【0028】
ロール紙ホルダ3の後方側の端部には、本体カバー4が開閉自在に設けられている。この本体カバー4は、ロール紙ホルダ3及び本体フレーム2の一部を覆うことが可能な大きさに形成されている。
【0029】
図4に示すように、ヘッド押圧機構20のうち、ヘッド支持体30は、本体フレーム2に配設されている。図6(a)(b)に示すように、ヘッド支持体30は、例えば、アルミニウムを用いて薄い略直方体状に形成されている。ヘッド支持体の一方の端部分には、支軸部31a、31bが長手方向に同一直線上なるように設けられている。
【0030】
一方、図6(b)に示すように、サーマルヘッド40は、感熱方式により印字を行うヘッド面41を有し、このヘッド面41には、ライン状の発熱体が複数設けられている。
【0031】
そして、サーマルヘッド40は、ヘッド支持体30の支軸部31a、31bと反対側の端部分に設けられ、サーマルヘッド40の各発熱体ラインL1が、ヘッド支持体30の両支軸部31a、31bを結ぶ支軸ラインL2と平行になるように配設されている。
【0032】
ここで、図2又は図3に示すように、本体フレーム2a、2bには、それぞれ、ヘッド支持体30の支軸部31aを支持するための位置決め溝(位置決め部材)5と案内溝(案内部材)6とが設けられている。
【0033】
位置決め溝5は、図5(a)に示すように、駆動側の本体フレーム2aの上方端部からほぼ中央部分に延びるように形成された略L字状の溝のうち、水平方向に形成されている。この位置決め溝5は、ヘッド支持体30の支軸部31aの外径より若干広い間隔をもち、上記支軸部31aを挟んだ状態で後方側に案内するための案内縁5a、5bと、案内縁5a、5bの後方奥側で上記支軸部31aと当接可能な当接縁5cとからなっている。この当接縁5cは、サーマルヘッド40のヘッド面41をプラテンローラ50に位置決めすべき位置に形成されている。
【0034】
一方、案内溝6は、図5(b)に示すように、他方側の本体フレーム2bに、位置決め溝5に対してほぼ対称形状に形成されている。この案内溝6は、位置決め溝5の案内縁5a、5bと同一形状に形成された案内縁6a、6bと、位置決め溝5の当接縁5cより後方側に形成された底部縁6cとからなっている。
【0035】
そして、上述したヘッド支持体30は、両支軸部31a、31bが、本体フレーム2a、2bのそれぞれの位置決め溝5及び案内溝6にはめられることにより、本体フレーム2に支持されている。
【0036】
これにより、ヘッド支持体30は、両支軸部31a、31bの支軸ラインL2を中心とした回転方向に移動可能であるとともに、両支軸部31a、31bが、それぞれ位置決め溝5、案内溝6内を移動可能に構成されている。
【0037】
図4に示すように、ヘッド押圧機構20のうち、プラテンローラ50は、本体カバー4の先端側に、プラテン軸51を中心に回動自在に設けられている。このプラテン軸51は、本体フレーム2と直交する直線と平行になるように配置されている。そして、プラテンローラ50は、本体カバー4が閉じられた場合、ヘッド支持体30の移動を伴い、サーマルヘッド40のヘッド面41と接触するようになっている。
【0038】
図2又は図4に示すように、ヘッド押圧機構20のうち、ばねユニット60は、本体フレーム2の位置決め溝5及び案内溝6の前方側の部位に配設されている。
【0039】
図4に示すように、ばねユニット60は、圧縮コイルばね(押圧部材)61と、ばね支持板62と、ばね取付体63とから構成されている。
【0040】
圧縮コイルばね61(61a、61b)は、同一の圧縮力をもつような形状に形成されたものを所定の数(本実施の形態の場合2個)用いられる。一方、ばね支持板62は、これら圧縮コイルばね61a、61bを、直立した状態で所定の位置に支持するように構成されている。また一方、ばね取付体63は、本体フレーム2に固定され、ばね支持板62を着脱自在に構成されている。そして、ばねユニット60は、各圧縮コイルばね61a、61bの座が、ヘッド支持体30のサーマルヘッド40のヘッド面41と反対側の裏面において、以下に述べる所定の位置に当接するようになっている。
【0041】
図7(a)〜(c)に示すように、本実施の形態において、各圧縮コイルばね61a、61bがヘッド支持体30の裏面に当接する位置について説明する。なお、図7(a)〜図7(c)において、線分自体を示す場合には、大文字の符号を使用し、線分の長さを示す場合には、小文字の符号を使用する。
【0042】
まず、各圧縮コイルばね61a、61bの当接位置を求めるにあたって、以下の事項を定義する。ヘッド支持体30の駆動側の支軸部31aと本体フレーム2aの位置決め溝5の当接縁5cとの接点を基準支点P1とし、サーマルヘッド40のヘッド面41とプラテンローラ50の接する線分を印字ラインL3とする。
【0043】
また、基準支点P1と、印字ラインL3の基準支点P1側の端点P2と、印字ラインL3の他方側の端点P3とをそれぞれ結ぶ仮想的な不等辺三角形を、作用三角形Tとする。印字ラインL3に対し、基準支点P1側にオフセット量d1をもって平行な線分を作用線L4とする。さらに、作用三角形Tの重心Gと基準支点P1とを結ぶ直線L01と作用線L4との交点を、基準点P4とする。
【0044】
そして、駆動側の第1の圧縮コイルばね61aと他方側の第2の圧縮コイルばね61bの当接位置は、それぞれの作用点F1、F2が、作用三角形T内の作用線L4上にのるように定める。
【0045】
第1の圧縮コイルばね61aの作用点F1の作用線L4上における位置は、線分P1P2と作用線L4との交点P5と、基準点P4との間になるようにする。すなわち、基準支点P1から作用線L4の延長線上に下ろした垂線の足P6から作用点F1までの長さx1が、線分P6P5より大きく、線分P6P4より小さくなるように定める。
【0046】
一方、第2の圧縮コイルばね61bの作用点F2の作用線L4上における位置は、垂線の足P6から作用点F2までの長さx2が、長さx1に作用点F1と基準点P4との間隔d2を足した長さに等しくなる(x2=x1+2*d2)ように定める。
【0047】
かかる位置設定により、各圧縮コイルばね61a、61bの圧縮荷重を押圧力fとすると、垂線の足P6回りのモーメントMは、下記に示す関係式を満たすため、各圧縮コイルばね61a、61bの合力(2*f)が基準点P4に作用するモーメントと等しくなる。
【0048】
記 M=f*x1+f*x2=2*f*(x1+d2)
以上の説明により、各圧縮コイルばね61a、61bは、作用三角形T内の作用線L4上において均一に荷重を生じさせるとともに、印字ラインL3上においても均一に荷重を生じさせる位置に設定される。この場合、作用線L4は、印字ラインL3に対して基準支点P1側にオフセットされているため、基準支点P1において、ヘッド支持体30の駆動側の支軸部31aが本体フレーム2aの位置決め溝5の当接縁5cから浮くことはない。また、オフセット量d1は、部品精度のばらつき等に応じて適宜変更することができる。
【0049】
図1又は図2に示すように、駆動側の本体フレーム2aの前方側下部には、上述した駆動装置90のうち、駆動モータ91が配設され、その駆動軸91aに固定された駆動歯車92が本体フレーム2aの外側に配置されている。また、駆動側の本体フレーム2aには、駆動モータ91の駆動歯車92と噛み合うように第1の中間歯車93が設けられ、この第1の中間歯車93と噛み合うように第2の中間歯車94が設けられている。
【0050】
一方、プラテンローラ50のプラテン軸51の駆動側の端部には、プラテン歯車52が固定されている。そして、プラテンローラ50は、本体カバー4が閉じられた場合にプラテン歯車52が第2の中間歯車94と噛み合い、駆動モータ91の動力が伝達されることにより回転するようになっている。
【0051】
かかる構成を有する本実施の形態において、本体カバー4が開かれている場合には、ヘッド支持体30が、各圧縮コイルばね61a、61bから受ける押圧力により、駆動側の支軸部31aが位置決め溝5の当接縁5cと当接するとともに、他方側の支軸部31bが案内溝6の底部縁6cと当接している。この状態においては、ヘッド支持体30の両支軸部31a、31bの支軸ラインL2が水平面上におかれ、他方側の支軸部61bが、駆動側の支軸部61aよりプリンタ1の後方側(ロール紙ホルダ3側)に片寄っている。
【0052】
本体カバー4が閉じられると、その移動に伴ってプラテンローラ50が本体フレーム2側のサーマルヘッド40に向かう方向に移動し、まず、プラテンローラ50が、サーマルヘッド40のヘッド面41における他方側の部分と接触する。その後、プラテンローラ50は、ヘッド支持体30の他方側の部分を前方側に移動させながら、サーマルヘッド40のヘッド面41との接触部分を徐々に駆動側に拡げていく。
【0053】
これにより、ヘッド支持体30は、両支軸部31a、31bが支軸ラインL2を中心に回転するとともに、他方側の支軸部31bが、水平面上において駆動側の支軸部31aの基準支点P1を中心に回転する。この場合、ヘッド支持体30は、駆動側の支軸部31aが、各圧縮コイルばね61a、61bの押圧力により本体フレーム2aの位置決め溝5の当接縁5aと当接した状態を保ちながら、他方側の支軸部31bが案内溝6の底部縁6cから離れて案内縁6a、6bに沿って移動する。
【0054】
一方、このようなヘッド支持体30の移動とともに、サーマルヘッド40は、ヘッド面41がプラテンローラ50にならっていくことにより、ヘッド面41の各発熱体ラインL1がプラテンローラ50のプラテン軸51と平行になる位置に近づいていく。
【0055】
その後、本体カバー4に伴ったプラテンローラ50の移動が停止すると、ヘッド支持体30は、ヘッド面41の一の発熱ラインL1を、プラテンローラ50の一の母線に一致させた状態で停止する。これにより、サーマルヘッド40がプラテンローラ50と均一に接触して上述した作用三角形Tにおける印字ラインL3を形成する。
【0056】
一方、各圧縮コイルばね61a、61bを、上述したように作用三角形Tを用いて配置したため、印字ラインL3上には均一な押圧力が生じる。
【0057】
そして、サーマルヘッド40とプラテンローラ50との間に記録紙を挟んでプラテンローラ50を回転し、記録紙を印字ラインL3上に通過させる。これにより、記録紙が、印字ラインL3上で均一な押圧力を受けるため、印字ラインL3と同一直線上のサーマルヘッド40の発熱体ラインL1と均一に密着する。
【0058】
以上述べたように本実施の形態によれば、ヘッド支持体30の駆動側の支軸部31aを、プラテンローラ50に対して位置決めした状態で、他方側の支軸部31bをプラテンローラ50に沿わせるようにしたため、ヘッド支持体30の支軸ラインL2と本体フレーム2との相対的な位置関係及びプラテンローラ50とサーマルヘッド40の発熱体ラインL1との相対的な位置関係によらず、ヘッド支持体30のサーマルヘッド40のヘッド面41をプラテンローラ50に均一に接触させることができる。
【0059】
そして、各圧縮コイルばね61a、61bの配置により、記録紙をサーマルヘッド40の発熱ラインL1に均一に密着させるようにしたため、部品精度のばらつきによらず、均一な印字濃度で記録紙に印字することができる。
【0060】
また、本実施の形態によれば、圧縮コイルばね61を2個用いたため、例えばプラテンローラ50とサーマルヘッド40との間に記録紙を挟む際に印字ラインL3上に荷重の変化が生じても、もとの均一な状態に復元しやすいという利点がある。
【0061】
さらに、本実施の形態によれば、位置決め溝5を、プラテンローラ50用の駆動装置90と同じ側にしたため、同一の本体フレーム2a内において、プラテン歯車52と噛み合う第2の中間歯車94と、位置決め溝5との相対的な位置精度を出しやすく、その結果、プラテンローラ50に対するヘッド支持体30の基準支点P1の位置を正確なものにすることができる。
【0062】
以下、本発明に係るヘッド押圧機構を備えたプリンタの第2の実施の形態を
上記実施の形態で用いた図7(a)〜図7(c)を参照して説明し、上記実施の形態と対応する記載箇所についてはその詳細な説明を省略する。
【0063】
本実施の形態の場合、各圧縮コイルばね61a、61bのヘッド支持体30の裏面に当接する位置が、上記実施の形態の場合と異なっている。
【0064】
本実施の形態の場合、各圧縮コイルばね61a、61bの当接位置は、それぞれの作用点F1、F2が、上記実施の形態において求めた位置から線分L02上において駆動側に微小の補正値(例えば1mm程度)だけずれるように定める。
【0065】
ここで、補正値とは、実際の印字の際に各圧縮コイルばね61a、61bの作用点F1、F2が他方側に若干ずれることが判明しておりこのずれる分を補正するための値である。
【0066】
そして、コンピュータ解析により、各作用点F1、F2のずれに起因する種々の外的要因のうち、例えば、印字の際に記録紙から受けるサーマルヘッド40の摩擦力、ヘッド支持体30の厚さ、サーマルヘッド40の発熱体の温度、プラテンローラ50のゴム硬度等をパラメータにして補正値が求められ、駆動側に作用点F1、F2を補正値だけずらせばよいことが明らかになった。
【0067】
以上述べたように本実施の形態によれば、各圧縮コイルばね61a、61bの当接位置を、上記実施の形態で求めた静的なバランス位置を基準として所定の補正値だけずらすようにしたため、例えば印字の際に各圧縮コイルばね61a、61bのそれぞれの作用点F1、F2がずれてもそれらの合力の作用点が基準点P4に作用する場合と等しくなる、いわゆる動的バランスを得ることができる。
【0068】
したがって、この補正値を求めるためのパラメータの設定を適宜変えることにより種々の状況下でも均一な印字濃度で印字可能なプリンタ1を得ることができる。
【0069】
特に、上記実施の形態で述べたように、ばね支持板62をばね取付体63に着脱するようにしたため、本実施の形態では、数種類の補正値に基づいて圧縮コイルばね61を配置したばね支持板を用意しておけば、種々の状況に応じて即座に対応できるという利点がある。
【0070】
その他の構成及び作用効果については、上記実施の形態と同一であるのでその詳細な説明は省略する。
【0071】
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
【0072】
例えば、上記実施の形態においては、圧縮コイルばね61を2個用いたが、本発明はこれに限られず、圧縮コイルばね61を1個又は3個以上にすることもできる。圧縮コイルばね61が1個の場合にあっては、図7に示すように、圧縮コイルばね61をその作用点が基準点P4より駆動側になるように配置する。これにより、印字ラインL3上に荷重の変化が生じても、ヘッド支持体30の駆動側の支軸部31aを位置決め溝5の当接縁5cに確実に当接した状態を保つことができる。
【0073】
一方、圧縮コイルばね61が3個以上の場合にあっては、それぞれの押圧力の垂線の足P2回りのモーメントの和が、基準点P4に作用する各押圧力の合力の垂線の足P2回りのモーメントと等しくなるように、圧縮コイルばね61を配置すればよい。
【0074】
また、上記実施の形態においては、ヘッド支持体30に両支軸部31a、31bを設け、本体フレーム2a、2bに位置決め溝5及び案内溝6を設けたが、ヘッド支持体30に位置決め溝及び案内溝を設け、本体フレーム2a、2bに支軸部を設けることもできる。
【0075】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、部品精度のばらつきに影響されず、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に均一な押圧力を確保し、ひいては均一な印字濃度で印字しうるヘッド押圧機構及びこれを備えたプリンタを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のプリンタの概略構成を示す斜視図である。
【図2】同プリンタを駆動側から示す側面図である。
【図3】同プリンタの駆動側と反対側から示す側面図である。
【図4】同プリンタを駆動側から示す断面図である。
【図5】(a):同ヘッド押圧機構を図5(a)の矢印A方向から視た矢視図であり
(b):同ヘッド押圧機構を図5(a)の矢印B方向から視た矢視図である。
【図6】(a):同ヘッド押圧機構を図5(a)の矢印A方向から視た矢視図であり
(b):同ヘッド押圧機構を図5(a)の矢印B方向から視た矢視図である。
【図7】(a):同ヘッド押圧機構の図5(a)の矢印Aから示す図及びその駆動側の側面図である。
(b):同ヘッド押圧機構の駆動側の側面図である。
(c):同ヘッド押圧機構における仮想的な領域を図7(b)の矢印Cから示す図である。
【図8】従来のヘッド押圧機構の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
4 本体カバー
5 位置決め部材
6 案内部材
7 プリンタ本体
20 ヘッド押圧機構
30 ヘッド支持体
40 サーマルヘッド
50 プラテンローラ
51 プラテン軸
61(61a、61b) 押圧部材
Claims (7)
- 複数の発熱体を有するラインサーマルヘッドと、当該ヘッドに対向して位置し得るプラテンと、前記ヘッドを前記プラテンに対して押圧付勢する付勢手段とを有するヘッド押圧機構において、
前記ヘッドのライン方向の両側部に設けられた第1及び第2の支軸部と、
前記ヘッドを支持するフレームであって、前記第1及び第2の支軸部を前記ヘッドのライン方向に略直行する方向にそれぞれ案内する第1及び第2の案内部と、前記第1及び第2の案内部に形成され、前記第1及び第2の支軸部にそれぞれ当接する第1及び第2の当接部とを有するフレームと、
前記発熱体を備える面の裏面側から前記ヘッドを前記プラテンに対して押圧付勢する付勢手段とを有し、
前記プラテンが前記ヘッドから離間している状態において、前記付勢手段の押圧付勢力により、前記第1及び第2の支軸部と前記第1及び第2の当接部はそれぞれ当接し、前記プラテンの軸と前記ヘッドのライン方向とが交叉し、
前記プラテンが前記ヘッドの前記発熱体と接している状態において、前記第1の支軸部と前記第1の当接部は当接し、前記第2の支軸部と前記第2の当接部は離間し、前記プラテンの軸と前記ヘッドのライン方向とが略平行に位置するよう構成されたことを特徴とするヘッド押圧機構。 - 請求項1記載のヘッド押圧機構において、
前記付勢手段は、少なくとも1つの弾性体からなり、
当該弾性体の合力の作用点は、前記第1の支軸部と前記第1の当接部との接点と、前記ヘッドと前記プラテンとの接線分の中点とを結ぶ線分上付近に位置することを特徴とするヘッド押圧機構。 - 請求項2記載のヘッド押圧機構において、
前記作用点は、前記線分よりも前記第1の当接部側に偏位していることを特徴とするヘッド押圧機構。 - 請求項2又は3記載のヘッド押圧機構において、
前記作用点は、前記発熱体付近に位置することを特徴とするヘッド押圧機構。 - 請求項1乃至4の何れかに記載のヘッド押圧機構を備えたことを特徴とするラインサーマルプリンタ。
- 請求項5記載のプリンタにおいて、
前記プラテンを回転駆動する駆動手段を有し、
前記駆動手段は、前記第1の当接部側に配設されていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項5又は6記載のプリンタにおいて、
前記フレームに開閉自在に配設されたカバーフレームを有し、
前記プラテンは前記カバーフレームに配設され、前記カバーフレームの開閉に応じて、前記プラテンは、前記サーマルヘッドの前記発熱体と接する位置と、前記サーマルヘッドから離間する位置に移動可能に構成されていることを特徴とするプリンタ。
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