JPH05246106A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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Publication number
JPH05246106A
JPH05246106A JP4824292A JP4824292A JPH05246106A JP H05246106 A JPH05246106 A JP H05246106A JP 4824292 A JP4824292 A JP 4824292A JP 4824292 A JP4824292 A JP 4824292A JP H05246106 A JPH05246106 A JP H05246106A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gap
print head
printing plate
print
gap adjusting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4824292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Suzuki
久雄 鈴木
Kazumichi Kosaka
千宙 小坂
Yasunobu Terao
康伸 寺尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP4824292A priority Critical patent/JPH05246106A/ja
Publication of JPH05246106A publication Critical patent/JPH05246106A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型化を図りつつ薄手の用紙から厚手の用紙ま
でを円滑に印字できるようにする。 【構成】ギャップ調整補助手段(30)によって印台
(2)を印字ヘッド(5)より遠ざかる方向に移動させ
ることにより、ギャップ調整手段(10)のギャップ調
整範囲を拡大させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来のプリンタの一般構成を示
す。図において、1はプリンタのフレームである。この
フレーム1には、印台2およびキャリアシャフト3が図
中紙面と直交方向に平行配設されている。このキャリア
シャフト3には、キャリア4が往復移動自在に支持され
ており,当該キャリア4には印字ヘッド5が印台2と対
向するように配設されている。
【0003】ここで、印台2と印字ヘッド5とのギャッ
プGは、使用する用紙の厚さに応じて調整する必要があ
るので、通常、プリンタには、図3および図4に示す如
く、ギャップ調整手段10が備えられている。ギャップ
調整手段10は、フレーム1に回転支持されかつキャリ
アシャフト3を偏心して被嵌した偏心部材11を有して
おり、この偏心部材11を適宜回動させることによりキ
ャリアシャフト3の印台2に対する位置を変化させて印
台2と印字ヘッド5とのギャップGを調整する構成とさ
れている。より具体的には、偏心部材11は、フレーム
1の穴1hに軸線C1を中心として回動可能に嵌挿され
ており、当該偏心部材11の軸受部11bには軸線C2
のキャリアシャフト3が軸線C1と偏心した状態(偏心
量e=C1C2)で嵌挿されている。なお、通常、偏心
部材11は、当該部材11と一体化されたレバー12で
回動操作されネジ(図示省略)等を用いて所定位置(P
1,P2,P3,P4)にロックされる構成とされてい
る。
【0004】したがって、レバー12により偏心部材1
1を回動させてキャリアシャフト3を偏心運動させるこ
とにより、当該キャリアシャフト3の印台2に対する位
置を変化させることができるから、印台2と印字ヘッド
5とのギャップGを調整することができる(通常のギャ
ップ調整範囲0.07〜0.6mm)。このギャップG
はネジ等を用いてロックされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したプ
リンタにおいては、現今の用紙種類の多様化を考慮して
薄手の用紙から厚手のノート状の用紙まで印字できるよ
うに、偏心部材11とキャリアシャフト3との偏心量e
を大にしてギャップ調整範囲を拡大することがなされる
ことがある。しかし、上記偏心量eが大きくなると、偏
心部材11とキャリアシャフト3との間に発生するガタ
等によって調整したギャップGが変動しやすくなり、品
質よく印字できない事態が生じることがある。
【0006】そこで、従来、上記不都合が発生しないよ
うに、印字ヘッド5を印台2に対して移動可能なるよう
にキャリア4に保持し、当該ヘッド5自体を用紙厚に応
じて移動させてギャップGを調整するプリンタが提案さ
れている。しかし、かかる構成では、キャリア4に印字
ヘッド5を移動可能に保持する機構等を設けなければな
らず、当該キャリア4の重量が増大する。その結果、キ
ャリア4を往復移動させるための駆動力が大となるため
キャリア駆動機構(図示省略)が大型化する傾向にあ
り、現今のプリンタの小型化要請に応じるのが困難とな
ってしまう。
【0007】本発明の目的は、上記事情に鑑み、薄手の
用紙から厚手のノート状の用紙までを円滑に印字するこ
とができるプリンタを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプリンタ
は、フレームに平行配設された印台およびキャリアシャ
フトと、このキャリアシャフトに移動自在に支持されか
つ前記印台と対向するように印字ヘッドが装着されたキ
ャリアと、前記フレームに回転支持されかつ前記キャリ
アシャフトを偏心して被嵌した偏心部材を有しこの偏心
部材を回動させることにより前記キャリアシャフトの前
記印台に対する位置を変化させて前記印台と印字ヘッド
とのギャップを調整するギャップ調整手段とを備えたプ
リンタにおいて、前記印台を前記印字ヘッドに対して移
動可能に支持する印台支持手段と、該印台を前記印字ヘ
ッドより遠ざかる方向に移動させることにより前記ギャ
ップ調整手段のギャップ調整範囲を拡大させるギャップ
調整補助手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成による本発明では、ギャップ調整手段
のギャップ調整範囲を越える厚さを有する用紙を印字す
る場合には、ギャップ調整補助手段を用いて印台を印字
ヘッドより所定量(用紙厚さに応じた量)だけ遠ざかる
方向に移動させる。これにより、上記所定量を基準とし
て、ギャップ調整手段を用いて印台と印字ヘッドとのギ
ャップを調整することができ、ギャップ調整範囲が拡大
される。
【0010】なお、印台を移動させてギャップ調整範囲
の拡大を図るので、可動部品であるキャリアに従来の如
き印字ヘッド移動機構等を設ける必要はなく重量増大し
ない。したがって、キャリアを駆動する機構が大型化せ
ず、装置全体の小型化を図ることができる。
【0011】これにより、ギャップ調整範囲を拡大して
薄手の用紙から厚手の用紙までを円滑に印字することが
できる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づき説明する。本
実施例に係るプリンタは、図1に示す如く、印台2を印
字ヘッド5に対して移動可能に支持する印台支持手段
(21,21)と、印台2を印字ヘッド5より遠ざかる
方向に移動させることにより図3および図4に示すギャ
ップ調整手段10のギャップ調整範囲を拡大させるギャ
ップ調整補助手段30とを設けて、薄手の用紙からノー
ト状の厚手の用紙までを円滑に印字することができるよ
うに形成されたものである。
【0013】なお、フレーム1,印台2,キャリアシャ
フト3,キャリア4,印字ヘッド5およびギャップ調整
手段10等の各構成要素は、従来のプリンタの対応する
各構成要素と同一構成であるので、その説明を省略もし
くは簡略化する。
【0014】ここで、本実施例では、印台支持手段は、
印台2の両端部を弾性支持する支持用スプリング21,
21より構成されている。各支持用スプリング21は、
印字時に印字ヘッド5によって叩かれても下がらないよ
うなバネ力を有する構成とされている。
【0015】また、ギャップ調整補助手段30は、昇降
手段としての操作レバー31および保持手段としてのス
トッパ35L,35Rを含み構成されている。操作レバ
ー31の図中下端部は、フレーム1の底部に支軸32a
を用いて回転支持されており、その図中中央部は支軸3
2bを用いて印台2に回転可能に連結されている。ま
た、ストッパ35L,35Rは、印台2を2段階に高さ
位置変更可能に保持する構成とされている。このストッ
パ35L(35R)には、第1係止部36L(36R)
とこの第1係止部36L(36R)よりも所定長さ(本
実施例では0.5mm)だけ下方に突出した第2係止部
37L(37R)とが形成されている。
【0016】しかして、操作レバー31を用いて印台2
を両ストッパ35L,35Rの第1係止部36L,36
Rと係止させた場合には、キャップ調整手段10によっ
て図1中に実線で示す基準調整位置に位置決めされた印
字ヘッド5との間の距離が最小値L1(本実施例ではL
1=0mm)となり、図1中2点鎖線で示す如く、印台
2を第2係止部37L,37Rと係止させた場合には距
離が最大値L2(本実施例ではL2=0.5mm)とな
るように構成されている。
【0017】ここで、ギャップ調整手段10は、印字ヘ
ッド5側を基準調整位置から印台2より遠ざかる方向に
0.07〜0.6mmまで移動させてギャップ調整を行
えるように構成されているので、ギャップ調整補助手段
30との協働により、0.07〜[0.6+L2(=
0.5mm)]、つまり0.07〜1.1mmの範囲で
ギャップ調整できることになる。
【0018】なお、印台2の図1左端部には、当該印台
2がストッパ35Lの第1係止部36Lと係止した場合
に第2係止部37Lと干渉しないように係合凹部2aが
設けられており、係合凹部2aの図1中左側の内側面に
は図中左斜め上方に傾斜した面取り部2bが形成されて
いる。また、印台2の同図中右端部上縁にも同様構成の
面取り部2cが形成されている。これら面取り部2b,
2cによって、印台2をストッパ35L(35R)の第
1係止部36L(36R)および第2係止部37L(3
7R)間の段差を円滑に乗り越えて高さ位置を変更する
ことができる。また、印台2および印字ヘッド5間に
は、リボンカセットのインクリボン(図示省略)が挿入
される。
【0019】次に作用について説明する。薄手の用紙
(すなわち、厚さがギャップ調整手段10のギャップ調
整範囲内の用紙)を印字する場合には、印台2をストッ
パ35L,35Rの第1係止部36L,36Rと係止さ
せた状態で、ギャップ調整手段10を用いて印台2と印
字ヘッド5とのギャップが用紙厚に応じた最適値となる
ように調整する。
【0020】一方、厚手のノート状の用紙(すなわち、
厚さが1mm程度のギャップ調整手段10のギャップ調
整範囲を越えた用紙)を印字する場合には、操作レバー
31を用いて、印台2を支持用スプリング21,21の
弾性力に抗して下降させて、ストッパ35L(35R)
の第2係止部37L(37R)と係止させる。この際、
印台2は、図1中左右方向にも変位するが、スプリング
21,21は左右方向に撓んで該変位を許容するので、
印台2の支持が不安定となることはなく円滑印字が確約
される。
【0021】こうして、印台2が印字ヘッド5の基準調
整位置からL2(=0.5mm)だけ下方に位置決めさ
れたところで、ギャップ調整手段10を用いて印字ヘッ
ド5側を印台2に対して0.07mm〜0.6mmの範
囲で移動させて両者(2,5)のギャップを調整するこ
とができる。したがって、ギャップ調整手段10とギャ
ップ調整補助手段30との協働により、印台2と印字ヘ
ッド5とのギャップを0.07〜1.1mmの範囲で調
整することができる。
【0022】しかして、この実施例によれば、ギャップ
調整補助手段30によって印台2を印字ヘッド5より遠
ざかる方向に移動させることによりギャップ調整手段1
0のギャップ調整範囲を拡大させる構成としたので、薄
手の用紙から厚手の用紙までを円滑に印字することがで
きる。
【0023】また、印台2を移動させてギャップ調整範
囲の拡大を図るので、可動部品であるキャリア4に従来
の如き印字ヘッド移動機構等を設ける必要はなく重量増
大しない。したがって、キャリア4を駆動する機構(図
示省略)が大型化せず、プリンタ全体の小型化を図るこ
とができる。
【0024】また、印台支持手段を支持用スプリング2
1,21より構成したので、印台2の高さ位置の変更を
容易に行うことができる。なお、用紙ジャム処理やリボ
ンカセットのリボン挿入等をする際も印台2を印字ヘッ
ド5から遠く離すことができ便宜である。
【0025】また、ギャップ調整補助手段30のストッ
パ35L,35Rによって印台2の両端部を保持する構
成としたので、キャリアシャフト3と印台2との平行度
を正確に出すことができる。また、確実に所定高さ位置
に保持することができ円滑印字が確約される。
【0026】また、操作レバー31を用いて印台2を移
動させる構成としたので、構造が簡素化され操作も簡単
となる。
【0027】また、印台2の各端部に面取り部2b,2
cを形成したので、印台2の係止相手をストッパ35L
(35R)の第1係止部36L(36R)から第2係止
部37L(37R)へ円滑に変更することができる。
【0028】さらに、ストッパ35L,35Rの起立面
38L,38Rによって、所定高さ位置に位置決めされ
た印台2の幅方向位置が規制されるので、印台2が不用
意に横ズレするのが防止される。
【0029】なお、上記実施例では、ストッパ35L,
35Rを用いて印台2の高さ位置を2段階に調整する構
成としたが、3段階以上に高さ位置を調整する構成とし
てもよい。また、無段階に高さ位置を調整することも可
能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、ギャップ調整補助手段
によって印台を印字ヘッドより遠ざかる方向に移動させ
ることによりギャップ調整手段のギャップ調整範囲を拡
大させる構成としたので、薄手の用紙から厚手の用紙ま
でを円滑に印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部を示す図である。
【図2】本発明および従来のプリンタの概略構成を説明
するため図である。
【図3】本発明および従来のプリンタに使用されるギャ
ップ調整手段を説明するための断面図である。
【図4】同じくギャップ調整手段の側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 印台 3 キャリアシャフト 4 キャリア 5 印字ヘッド 10 ギャップ調整手段 11 偏心部材 21 支持用スプリング(印台支持手段) 30 ギャップ調整補助手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに平行配設された印台およびキ
    ャリアシャフトと、このキャリアシャフトに移動自在に
    支持されかつ前記印台と対向するように印字ヘッドが装
    着されたキャリアと、前記フレームに回転支持されかつ
    前記キャリアシャフトを偏心して被嵌した偏心部材を有
    しこの偏心部材を回動させることにより前記キャリアシ
    ャフトの前記印台に対する位置を変化させて前記印台と
    印字ヘッドとのギャップを調整するギャップ調整手段と
    を備えたプリンタにおいて、 前記印台を前記印字ヘッドに対して移動可能に支持する
    印台支持手段と、 該印台を前記印字ヘッドより遠ざかる方向に移動させる
    ことにより前記ギャップ調整手段のギャップ調整範囲を
    拡大させるギャップ調整補助手段とを設けたことを特徴
    とするプリンタ。
JP4824292A 1992-03-05 1992-03-05 プリンタ Pending JPH05246106A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4824292A JPH05246106A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4824292A JPH05246106A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05246106A true JPH05246106A (ja) 1993-09-24

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ID=12797975

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4824292A Pending JPH05246106A (ja) 1992-03-05 1992-03-05 プリンタ

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JP (1) JPH05246106A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283636A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Sony Corp プリンター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283636A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Sony Corp プリンター

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