JPH07195796A - 記録ヘッド支持装置 - Google Patents
記録ヘッド支持装置Info
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- JPH07195796A JPH07195796A JP34926593A JP34926593A JPH07195796A JP H07195796 A JPH07195796 A JP H07195796A JP 34926593 A JP34926593 A JP 34926593A JP 34926593 A JP34926593 A JP 34926593A JP H07195796 A JPH07195796 A JP H07195796A
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 10
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字ずれを防止し、印字品質の向上を図る。
【構成】 1は昇降機構に連結されたフレーム、4、5
はフレーム1に突出形成された支持突片、6はフレーム
1に固定された上板である。8はヘッド支持ブラケッ
ト、9はブラケット8に折曲形成されたばね受部、1
0、11はブラケット8に折曲形成された取付部であ
る。12はブラケット8に固定された記録ヘッド、17
はプラテンローラ、22は押圧用ブラケットである。そ
して、ヘッド支持ブラケット8の取付部11、10とフ
レーム1の支持突片4、5とが、水平方向に延在する板
ばね19、20により連結されている。またヘッド支持
ブラケット8はピボット25により押圧用ブラケット2
2に揺動自在に枢支されている。枢支軸に沿って、スプ
リング30が上板6とブラケット22との間に、枢支軸
を挟んで一対のスプリング18が上板6とブラケット8
との間に介装されている。
はフレーム1に突出形成された支持突片、6はフレーム
1に固定された上板である。8はヘッド支持ブラケッ
ト、9はブラケット8に折曲形成されたばね受部、1
0、11はブラケット8に折曲形成された取付部であ
る。12はブラケット8に固定された記録ヘッド、17
はプラテンローラ、22は押圧用ブラケットである。そ
して、ヘッド支持ブラケット8の取付部11、10とフ
レーム1の支持突片4、5とが、水平方向に延在する板
ばね19、20により連結されている。またヘッド支持
ブラケット8はピボット25により押圧用ブラケット2
2に揺動自在に枢支されている。枢支軸に沿って、スプ
リング30が上板6とブラケット22との間に、枢支軸
を挟んで一対のスプリング18が上板6とブラケット8
との間に介装されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録素子が配設された
記録ヘッドをプラテンローラあるいは記録テーブル等の
記録媒体保持機構に対して昇降させて記録媒体上に記録
を行う記録装置の記録ヘッド支持装置に関する。
記録ヘッドをプラテンローラあるいは記録テーブル等の
記録媒体保持機構に対して昇降させて記録媒体上に記録
を行う記録装置の記録ヘッド支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の記録ヘッドの支持装置
は、図5に示すように、プラテンローラ(記録媒体保持
機構)17に対して、図示しない昇降機構により上下に
昇降自在に支持されたフレーム40と、フレーム40に
押圧用ばね43を介して弾持されたヘッド固定ブラケッ
ト45と、ヘッド固定ブラケット45にスペーサ15を
介して、プリント基板14とともに固定された記録ヘッ
ド12とから概略構成されている。ここで、41はフレ
ーム40の上端部を折り曲げ形成した折曲部、42は折
曲部41に植設され押圧用ばね43が嵌挿されたシャフ
ト、46はヘッド固定ブラケット45の上端部を折り曲
げ形成し、折曲部41との間に押圧用ばね43が介装さ
れた折曲部である。そして、固定ブラケット45は、フ
レーム40に固定されたブロック47のガイド溝48に
より上下方向に移動自在にガイドされ、記録ヘッド12
の先端の発熱部13が、記録媒体である記録紙34を介
してプラテンローラ17に接したときに、押圧用ばね4
3により所定の押圧力が得られるようになっている。な
お、35はインクリボンであって、インクリボンが必要
な場合には、発熱部13とプラテンローラ17との間
で、記録紙34にインクリボン35を重ね合わせる。
は、図5に示すように、プラテンローラ(記録媒体保持
機構)17に対して、図示しない昇降機構により上下に
昇降自在に支持されたフレーム40と、フレーム40に
押圧用ばね43を介して弾持されたヘッド固定ブラケッ
ト45と、ヘッド固定ブラケット45にスペーサ15を
介して、プリント基板14とともに固定された記録ヘッ
ド12とから概略構成されている。ここで、41はフレ
ーム40の上端部を折り曲げ形成した折曲部、42は折
曲部41に植設され押圧用ばね43が嵌挿されたシャフ
ト、46はヘッド固定ブラケット45の上端部を折り曲
げ形成し、折曲部41との間に押圧用ばね43が介装さ
れた折曲部である。そして、固定ブラケット45は、フ
レーム40に固定されたブロック47のガイド溝48に
より上下方向に移動自在にガイドされ、記録ヘッド12
の先端の発熱部13が、記録媒体である記録紙34を介
してプラテンローラ17に接したときに、押圧用ばね4
3により所定の押圧力が得られるようになっている。な
お、35はインクリボンであって、インクリボンが必要
な場合には、発熱部13とプラテンローラ17との間
で、記録紙34にインクリボン35を重ね合わせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の装置においては、固定ブラケット45を上下に
円滑に移動させるために、ブロック47の溝48の幅を
固定ブラケット45の厚みよりも大きく設定する必要が
ある。このため、溝48と固定ブラケット45との間に
間隙が生じ、したがって、プラテンローラ17をA方向
に回転させて記録紙34をG方向に移送した際、記録ヘ
ッド12がG方向にずれて、印字ずれが発生するといっ
た問題があった。
た従来の装置においては、固定ブラケット45を上下に
円滑に移動させるために、ブロック47の溝48の幅を
固定ブラケット45の厚みよりも大きく設定する必要が
ある。このため、溝48と固定ブラケット45との間に
間隙が生じ、したがって、プラテンローラ17をA方向
に回転させて記録紙34をG方向に移送した際、記録ヘ
ッド12がG方向にずれて、印字ずれが発生するといっ
た問題があった。
【0004】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、印字ずれを防止し、印字品質の向上を図った記録ヘ
ッドの支持装置を提供することにある。
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、印字ずれを防止し、印字品質の向上を図った記録ヘ
ッドの支持装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る記録ヘッド支持装置は、複数の記録素
子が配列された記録ヘッドと、この記録ヘッドの前記記
録素子群を記録媒体に接触させた状態で、この記録ヘッ
ドまたは記録媒体のいずれか一方または両方を相対的に
移動させて所望の画像を記録する記録ヘッド支持装置で
あって、前記記録素子群が配列形成された素子部分を他
の部分より突出させて形成した記録ヘッドと、フレーム
に取付けられ、かつ前記記録ヘッドの他の部分に結合し
てこの記録ヘッドを、前記素子部分が前記記録媒体に接
触または離間する方向に変位可能に支持するヘッド支持
部材と、このヘッド支持部材に取付けられた記録ヘッド
をヘッドの接離方向に付勢して記録ヘッドに必要な記録
圧を付与する弾性部材と、このヘッド支持部材に支持さ
れた記録ヘッドと前記記録媒体が相対的に移動して記録
が行われている際に、相対的な移動にともなう前記記録
ヘッドの相対的移動方向への変位を規制する第1の規制
手段とを設けたものである。また、本発明に係る記録ヘ
ッド支持装置は、記録ヘッドの複数の記録素子が直線状
に配列形成され、この記録ヘッドにより記録が行われて
いる際に、前記記録素子の配列方向の変位を規制する第
2の規制手段を設けたものである。
に、本発明に係る記録ヘッド支持装置は、複数の記録素
子が配列された記録ヘッドと、この記録ヘッドの前記記
録素子群を記録媒体に接触させた状態で、この記録ヘッ
ドまたは記録媒体のいずれか一方または両方を相対的に
移動させて所望の画像を記録する記録ヘッド支持装置で
あって、前記記録素子群が配列形成された素子部分を他
の部分より突出させて形成した記録ヘッドと、フレーム
に取付けられ、かつ前記記録ヘッドの他の部分に結合し
てこの記録ヘッドを、前記素子部分が前記記録媒体に接
触または離間する方向に変位可能に支持するヘッド支持
部材と、このヘッド支持部材に取付けられた記録ヘッド
をヘッドの接離方向に付勢して記録ヘッドに必要な記録
圧を付与する弾性部材と、このヘッド支持部材に支持さ
れた記録ヘッドと前記記録媒体が相対的に移動して記録
が行われている際に、相対的な移動にともなう前記記録
ヘッドの相対的移動方向への変位を規制する第1の規制
手段とを設けたものである。また、本発明に係る記録ヘ
ッド支持装置は、記録ヘッドの複数の記録素子が直線状
に配列形成され、この記録ヘッドにより記録が行われて
いる際に、前記記録素子の配列方向の変位を規制する第
2の規制手段を設けたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、印字の際、弾性部材により記
録ヘッドに必要な記録圧が付与されるとともに、第1の
規制手段によりヘッドの相対的移動方向への変位が規制
される。また、本発明によれば、第2の規制手段により
記録素子の配列方向の変位が規制され、記録ヘッドの記
録素子の配列方向の押圧力の偏りが是正される。
録ヘッドに必要な記録圧が付与されるとともに、第1の
規制手段によりヘッドの相対的移動方向への変位が規制
される。また、本発明によれば、第2の規制手段により
記録素子の配列方向の変位が規制され、記録ヘッドの記
録素子の配列方向の押圧力の偏りが是正される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る記録ヘッド支持装置の斜視
図、図2は同じく側面図、図3は同じく背面図、図4は
動作を説明するための主要部のみの構成を示す側面図で
ある。これらの図において、符号1で示すものは、フレ
ームで、一対の対向する側板2と上板6とで構成され、
図示を省略した従来周知の昇降機構に連結されて、印字
動作時に上下動する。側板2は上端に外側に折り曲げら
れた折曲部3が形成され、下部後端側に内側に対向して
直角に折り曲げられた一対の下部支持突片4が、また、
上部前端側に内側に対向して直角に折り曲げられた一対
の上部支持突片5が、それぞれ水平方向に突出形成され
ている。上板6は折曲部3に溶接あるいはねじ等の固定
手段により固定されている。
する。図1は本発明に係る記録ヘッド支持装置の斜視
図、図2は同じく側面図、図3は同じく背面図、図4は
動作を説明するための主要部のみの構成を示す側面図で
ある。これらの図において、符号1で示すものは、フレ
ームで、一対の対向する側板2と上板6とで構成され、
図示を省略した従来周知の昇降機構に連結されて、印字
動作時に上下動する。側板2は上端に外側に折り曲げら
れた折曲部3が形成され、下部後端側に内側に対向して
直角に折り曲げられた一対の下部支持突片4が、また、
上部前端側に内側に対向して直角に折り曲げられた一対
の上部支持突片5が、それぞれ水平方向に突出形成され
ている。上板6は折曲部3に溶接あるいはねじ等の固定
手段により固定されている。
【0008】8は側面視逆コ字状のヘッド支持ブラケッ
トで、上端中央部には、後方側に折り曲げられたばね受
部9が、また、上端および下端には、それぞれ前方側
に、前記上部、下部支持突片5、4に対応して直角に折
り曲げられた一対の取付部10、11が、それぞれ設け
られている。12は下端に発熱部13が設けられた記録
ヘッドで、セラミック基板14に搭載され、放熱板15
を介してヘッド支持ブラケット8に固定されている。1
8は一対のコイルスプリングで、比較的弱いばね圧、本
実施例では100gfに設定されており、前記上板6と
ヘッド支持ブラケット8のばね受部9との間に、後述す
る枢支軸中心線29を挟んで介装されている。
トで、上端中央部には、後方側に折り曲げられたばね受
部9が、また、上端および下端には、それぞれ前方側
に、前記上部、下部支持突片5、4に対応して直角に折
り曲げられた一対の取付部10、11が、それぞれ設け
られている。12は下端に発熱部13が設けられた記録
ヘッドで、セラミック基板14に搭載され、放熱板15
を介してヘッド支持ブラケット8に固定されている。1
8は一対のコイルスプリングで、比較的弱いばね圧、本
実施例では100gfに設定されており、前記上板6と
ヘッド支持ブラケット8のばね受部9との間に、後述す
る枢支軸中心線29を挟んで介装されている。
【0009】19は一対の板ばねで、前記上部支持突片
5と取付部10とに両端がそれぞれねじ止め固定されて
いる。20は一対の板ばねで、前記下部支持突片4と取
付部11とに両端がそれぞれねじ止め固定されている。
したがって、これら板ばね19、20は、記録紙34の
移送方向Gに沿って水平方向に延在している。22は押
圧用ブラケットで、上部が折り曲げられてばね受部23
を形成し、幅方向のほぼ中央部において、前記ヘッド支
持ブラケット8に植設されたピボット24がブッシュ2
5を介して嵌挿され、このピボット24により押圧ブラ
ケット22は、前記ヘッド支持ブラケット8を揺動自在
に枢支している。26はワッシャー、27はスペーサで
ある。29はピボット24の中心を通り上下垂直方向に
延在する枢支軸中心線である。
5と取付部10とに両端がそれぞれねじ止め固定されて
いる。20は一対の板ばねで、前記下部支持突片4と取
付部11とに両端がそれぞれねじ止め固定されている。
したがって、これら板ばね19、20は、記録紙34の
移送方向Gに沿って水平方向に延在している。22は押
圧用ブラケットで、上部が折り曲げられてばね受部23
を形成し、幅方向のほぼ中央部において、前記ヘッド支
持ブラケット8に植設されたピボット24がブッシュ2
5を介して嵌挿され、このピボット24により押圧ブラ
ケット22は、前記ヘッド支持ブラケット8を揺動自在
に枢支している。26はワッシャー、27はスペーサで
ある。29はピボット24の中心を通り上下垂直方向に
延在する枢支軸中心線である。
【0010】30は枢支軸中心線29に沿って、折曲部
6とばね受部23との間に介装されたコイルスプリング
で、前記コイルスプリング18よりもばね力が強く設定
され、本実施例では2〜5Kgfに設定されており、折
曲部6に植設されたねじ棒31に嵌挿されている。32
は押圧調整つまみで、ねじ棒31に螺合して、コイルス
プリング30の上端面に当接している。
6とばね受部23との間に介装されたコイルスプリング
で、前記コイルスプリング18よりもばね力が強く設定
され、本実施例では2〜5Kgfに設定されており、折
曲部6に植設されたねじ棒31に嵌挿されている。32
は押圧調整つまみで、ねじ棒31に螺合して、コイルス
プリング30の上端面に当接している。
【0011】次に、このような構成の記録ヘッド支持装
置の記録動作時の状態を説明する。印字動作のために、
フレーム1が下降して記録ヘッド12の発熱部13が、
記録紙34を介してプラテンローラ17の周面に当接す
る。このとき、プラテンローラ17への発熱部13の押
圧は、専らコイルスプリング30のB方向の押圧力によ
り行われ、押圧用ブラケット22およびピボット24を
介してヘッド支持ブラケット8に伝達される。このコイ
ルスプリング30の押圧力の調整は、押圧調整つまみ3
2を回動させ、ねじ棒31上を上下させることにより行
う。
置の記録動作時の状態を説明する。印字動作のために、
フレーム1が下降して記録ヘッド12の発熱部13が、
記録紙34を介してプラテンローラ17の周面に当接す
る。このとき、プラテンローラ17への発熱部13の押
圧は、専らコイルスプリング30のB方向の押圧力によ
り行われ、押圧用ブラケット22およびピボット24を
介してヘッド支持ブラケット8に伝達される。このコイ
ルスプリング30の押圧力の調整は、押圧調整つまみ3
2を回動させ、ねじ棒31上を上下させることにより行
う。
【0012】ここで、ヘッド支持ブラケット8がプラテ
ンローラ17の軸線方向に対して傾き、発熱部13のプ
ラテンローラ17の軸線方向周面に対する押圧力に偏り
があった場合には、枢支軸中心線29を挟んで配置され
た一対のコイルスプリング18のC、D方向の押圧力に
より、ピボット24を中心として押圧用ブラケット22
に支持されたヘッド支持ブラケット8が、ピボット24
を中心としてC、D方向に揺動し、押圧力の偏りを是正
するので、発熱部13はプラテンローラ17の軸線方向
周面に沿って、均一の押圧力で当接することとなる。し
たがって、プラテンローラ17の軸線方向に沿っての印
字かすれの発生が防止される。なお、このとき、記録ヘ
ッド12の幅が短く、前記板ばね19および20により
前記記録ヘッド12が前記プラテンローラ17に対して
平行に位置付けられる場合には、前記コイルスプリング
18を省略することが可能である。
ンローラ17の軸線方向に対して傾き、発熱部13のプ
ラテンローラ17の軸線方向周面に対する押圧力に偏り
があった場合には、枢支軸中心線29を挟んで配置され
た一対のコイルスプリング18のC、D方向の押圧力に
より、ピボット24を中心として押圧用ブラケット22
に支持されたヘッド支持ブラケット8が、ピボット24
を中心としてC、D方向に揺動し、押圧力の偏りを是正
するので、発熱部13はプラテンローラ17の軸線方向
周面に沿って、均一の押圧力で当接することとなる。し
たがって、プラテンローラ17の軸線方向に沿っての印
字かすれの発生が防止される。なお、このとき、記録ヘ
ッド12の幅が短く、前記板ばね19および20により
前記記録ヘッド12が前記プラテンローラ17に対して
平行に位置付けられる場合には、前記コイルスプリング
18を省略することが可能である。
【0013】さらに、プラテンローラ17がA方向の回
転に随伴して、記録ヘッド12の発熱部13が、A方向
に移動して位置ずれが発生しようとするが、ヘッド支持
ブラケット8が、プラテンローラ17のA方向の回転に
沿った水平方向Eに延在する板ばね19、20によりフ
レーム1の下部、上部支持突片4、5に連結されてお
り、板ばね19、20が、その長手方向、すなわち、E
方向の剛性が高いことから、ヘッド支持ブラケット8の
A方向への移動が防止される。また、板ばね19、20
は、厚み方向Fに対しては弾性を有するものであるか
ら、コイルスプリング30によるB方向の押圧力に対し
ては、これを妨げることがなく、したがって、印字に必
要な記録ヘッド12のプラテンローラ17への押圧力が
低減することがない。
転に随伴して、記録ヘッド12の発熱部13が、A方向
に移動して位置ずれが発生しようとするが、ヘッド支持
ブラケット8が、プラテンローラ17のA方向の回転に
沿った水平方向Eに延在する板ばね19、20によりフ
レーム1の下部、上部支持突片4、5に連結されてお
り、板ばね19、20が、その長手方向、すなわち、E
方向の剛性が高いことから、ヘッド支持ブラケット8の
A方向への移動が防止される。また、板ばね19、20
は、厚み方向Fに対しては弾性を有するものであるか
ら、コイルスプリング30によるB方向の押圧力に対し
ては、これを妨げることがなく、したがって、印字に必
要な記録ヘッド12のプラテンローラ17への押圧力が
低減することがない。
【0014】このように、板ばね19、20により、記
録ヘッド12の発熱部13が、プラテンローラ17の回
転にともない位置ずれを起こすことが防止され、しか
も、B方向への押圧力に対しては、これを何ら妨げるも
のではないので、印字に必要な適正な押圧力も得られ、
品質の高い印字が得られる。
録ヘッド12の発熱部13が、プラテンローラ17の回
転にともない位置ずれを起こすことが防止され、しか
も、B方向への押圧力に対しては、これを何ら妨げるも
のではないので、印字に必要な適正な押圧力も得られ、
品質の高い印字が得られる。
【0015】なお、本実施例においては、媒体保持機構
が回転するプラテンローラ17である場合を示したが、
これに限定されず、例えば、本出願人が特願平5−27
4837号にも提案しているように、X−Y方向に移動
する平板状の記録テーブルにも適用できることは勿論で
ある。
が回転するプラテンローラ17である場合を示したが、
これに限定されず、例えば、本出願人が特願平5−27
4837号にも提案しているように、X−Y方向に移動
する平板状の記録テーブルにも適用できることは勿論で
ある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録ヘッド支持装置において、記録素子群が配列形成され
た素子部分を他の部分より突出させて形成した記録ヘッ
ドと、フレームに取付けられ、かつ前記記録ヘッドの他
の部分に結合してこの記録ヘッドを、前記素子部分が前
記記録媒体に接離方向に変位可能に支持するヘッド支持
部材と、このヘッド支持部材に取付けられた記録ヘッド
をヘッドの接離方向に付勢して記録ヘッドに必要な記録
圧を付与する弾性部材と、このヘッド支持部材に支持さ
れた記録ヘッドと前記記録媒体が相対的に移動して記録
が行われている際に、相対的な移動にともなう前記記録
ヘッドの相対的移動方向への変位を規制する第1の規制
手段とを設けたので、印字の際に記録ヘッドの移動が防
止されるとともに、印字に必要な記録ヘッドの記録力
は、妨げられるものではないので、印字ずれを起こすこ
となく、かつ、品質の高い印字が得られる。
録ヘッド支持装置において、記録素子群が配列形成され
た素子部分を他の部分より突出させて形成した記録ヘッ
ドと、フレームに取付けられ、かつ前記記録ヘッドの他
の部分に結合してこの記録ヘッドを、前記素子部分が前
記記録媒体に接離方向に変位可能に支持するヘッド支持
部材と、このヘッド支持部材に取付けられた記録ヘッド
をヘッドの接離方向に付勢して記録ヘッドに必要な記録
圧を付与する弾性部材と、このヘッド支持部材に支持さ
れた記録ヘッドと前記記録媒体が相対的に移動して記録
が行われている際に、相対的な移動にともなう前記記録
ヘッドの相対的移動方向への変位を規制する第1の規制
手段とを設けたので、印字の際に記録ヘッドの移動が防
止されるとともに、印字に必要な記録ヘッドの記録力
は、妨げられるものではないので、印字ずれを起こすこ
となく、かつ、品質の高い印字が得られる。
【0017】また、本発明によれば、記録ヘッドの複数
の記録素子が直線状に配列形成され、この記録ヘッドに
より記録が行われている際に、前記記録素子の配列方向
の変位を規制する第2の規制手段を設けたので、記録ヘ
ッドの記録素子の配列方向の押圧力の偏りが是正され、
このため、記録素子の配列方向に沿っての印字かすれの
発生が防止される。
の記録素子が直線状に配列形成され、この記録ヘッドに
より記録が行われている際に、前記記録素子の配列方向
の変位を規制する第2の規制手段を設けたので、記録ヘ
ッドの記録素子の配列方向の押圧力の偏りが是正され、
このため、記録素子の配列方向に沿っての印字かすれの
発生が防止される。
【図1】本発明に係る記録ヘッド支持装置の斜視図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る記録ヘッド支持装置の側面図であ
る。
る。
【図3】本発明に係る記録ヘッド支持装置の背面図であ
る。
る。
【図4】本発明に係る記録ヘッド支持装置における動作
状態を説明するための主要部の側面図である。
状態を説明するための主要部の側面図である。
【図5】従来の記録ヘッド支持装置の側面図である。
1 フレーム 2 側板 4 下部支持突片 5 上部支持突片 6 上板 8 ヘッド支持ブラケット 9 ばね受部 12 記録ヘッド 13 発熱部 17 プラテンローラ 18、30 コイルスプリング 19、20 板ばね 22 押圧用ブラケット 25 ピボット
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の記録素子が配列された記録ヘッド
と、この記録ヘッドの前記記録素子群を記録媒体に接触
させた状態で、この記録ヘッドまたは記録媒体のいずれ
か一方または両方を相対的に移動させて所望の画像を記
録する記録ヘッド支持装置において、 前記記録素子群が配列形成された素子部分を他の部分よ
り突出させて形成した記録ヘッドと、 フレームに取付けられ、かつ前記記録ヘッドの他の部分
に結合してこの記録ヘッドを、前記素子部分が前記記録
媒体に接触または離間する方向に変位可能に支持するヘ
ッド支持部材と、 このヘッド支持部材に取付けられた記録ヘッドをヘッド
の接離方向に付勢して記録ヘッドに必要な記録圧を付与
する弾性部材と、 このヘッド支持部材に支持された記録ヘッドと前記記録
媒体が相対的に移動して記録が行われている際に、相対
的な移動にともなう前記記録ヘッドの相対的移動方向へ
の変位を規制する第1の規制手段とを設けたことを特徴
とする記録ヘッド支持装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の記録ヘッド支持装置にお
いて、前記記録ヘッドの複数の記録素子が直線状に配列
形成され、記録ヘッドにより記録が行われている際に、
前記記録素子の配列方向の変位を規制する第2の規制手
段を設けたことを特徴とする記録ヘッド支持装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の記録ヘッド支持装置にお
いて、前記記録媒体にインクリボンを重ね合わせた状態
でインクを転写して所望の画像を得ることを特徴とする
記録ヘッド支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34926593A JP3328861B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 記録ヘッド支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34926593A JP3328861B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 記録ヘッド支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195796A true JPH07195796A (ja) | 1995-08-01 |
JP3328861B2 JP3328861B2 (ja) | 2002-09-30 |
Family
ID=18402601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34926593A Expired - Fee Related JP3328861B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 記録ヘッド支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3328861B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013088958A1 (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-20 | 日本電産サンキョー株式会社 | 媒体処理装置 |
JP2019177517A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP34926593A patent/JP3328861B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013088958A1 (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-20 | 日本電産サンキョー株式会社 | 媒体処理装置 |
CN103906629A (zh) * | 2011-12-15 | 2014-07-02 | 日本电产三协株式会社 | 介质处理装置 |
US9073351B2 (en) | 2011-12-15 | 2015-07-07 | Nidec Sankyo Corporation | Medium processing apparatus |
CN103906629B (zh) * | 2011-12-15 | 2015-11-25 | 日本电产三协株式会社 | 介质处理装置 |
JP2019177517A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
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Publication number | Publication date |
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JP3328861B2 (ja) | 2002-09-30 |
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