JPH0541890Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0541890Y2
JPH0541890Y2 JP1986175605U JP17560586U JPH0541890Y2 JP H0541890 Y2 JPH0541890 Y2 JP H0541890Y2 JP 1986175605 U JP1986175605 U JP 1986175605U JP 17560586 U JP17560586 U JP 17560586U JP H0541890 Y2 JPH0541890 Y2 JP H0541890Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
platen
support member
head
printing
head support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986175605U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6380149U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986175605U priority Critical patent/JPH0541890Y2/ja
Publication of JPS6380149U publication Critical patent/JPS6380149U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0541890Y2 publication Critical patent/JPH0541890Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Common Mechanisms (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は印字装置、特にその印字ヘツド位置
調節機構の改良に関するものである。
[従来の技術] 第6図に例えば、実開昭61−8149号公報に示さ
れた従来のサーマルプリンターの印字ヘツド部分
の詳細を示す。サーマルヘツド1には横一列に並
んだ発熱体1aが設けられている。サーマルヘツ
ド1はヘツド支持部材3の一端に固定されてお
り、ヘツド支持部材3の他端は固定軸4によつて
固定されている。すなわち、サーマルヘツド1は
固定軸4を中心として回転可能に固定されてい
る。発熱体1aに対向してプラテン2が設けられ
ており、発熱体1aはスプリング6によつてプラ
テン2に押圧されている。印字動作を行う際に
は、一点鎖線に示すように感熱紙10をプラテン
2に巻きつけ、発熱体1aを発熱することにより
行う。
このような従来の印字装置において良好な印字
品質を得るためには、発熱体1aがプラテン2の
中心軸上に位置している必要がある。もし、発熱
体1aが上記の適正な位置にない場合、適正な印
字圧が得られず印字がかすれてしまう恐れがあつ
た。このため、従来装置においてはプラテン2を
フレーム9に取付けるための穴を長穴9aにして
いる。組み立ての際にこの長穴9aによつてプラ
テン2を前後に移動させ、プラテン2と発熱体1
aとの位置関係を適正に調整する。
[考案が解決しようとする問題点] 一般に、プラテン2には用紙を搬送するための
大きな駆動力が加えられるので調整後はしつかり
と固定しなければならない。また、プラテンの近
傍には用紙搬送のためのガイドローラやガイド板
が設けられており、プラテンを調整することによ
りプラテンの平行がずれたり、ガイドローラ等と
の位置関係が狂い、紙詰りの原因となるという問
題点もあつた。
この考案は上記のような問題点を解決して、プ
ラテンを移動させることなく、印字ヘツドの調整
が可能な印字装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る印字装置は、 印字部を有し、プラテン上の印字媒体に対して
印字動作を行なう印字ヘツド、 一端に印字ヘツドが固定され、他端の両側部に
印字ヘツドの印字部とプラテン横断面の中心を結
ぶ直径にほぼ平行な一対の長穴を有するヘツド支
持部材、 印字ヘツドをプラテンに向かつて押圧する弾力
手段、 ヘツド支持部材の長穴に係合し、ヘツド支持部
材を可動状態に保持するガイドピン、 ヘツド支持部材の他端の中央部に接触し、ヘツ
ド支持部材の他端をガイドピンにそつて移動させ
る1つの調整手段、 を備え、 前記1つの調整手段の調整により前記支持部材
を前記プラテンの外周面に沿つて転動させること
により前記支持部材と前記プラテンの外周面との
接触位置を微調整するように構成されている。
[作用] 調整手段によつてヘツド支持部材の他端が上下
されると、ガイドピンを中心として印字ヘツドが
回転し印字部、例えば発熱体とプラテンとの位置
関係が変化する。
[実施例] 第1図にこの考案の一実施例によるサーマルプ
リンタを示す。印字ヘツドであるサーマルヘツド
1には横一列に並んだ印字部である発熱体1aが
設けられている。サーマルヘツド1はヘツド支持
部材3の一端に固定されており、ヘツド支持部材
3の他端には長穴3aが設けられてガイドピン4
によつて固定されている。すなわち、サーマルヘ
ツド1はガイドピン4を中心として回転可能かつ
上下可動に固定されている。発熱体1aに対向し
てプラテン2が設けられており、発熱体1aは弾
力手段であるスプリング6によつてプラテン2に
押圧されている。また、ヘツド支持部材3の他端
下部には調整手段であるネジ5が接している。こ
の考案では、ネジ5は中央部に1個設けられてい
る。
第1図においては、発熱体1aの位置とプラテ
ン2の中心軸がずれている。組み立ての際にこれ
を調整するには、ネジ5を回転させネジ5を下方
向に下げるとよい。これによりヘツド支持部材3
の他端が下がるとともに、サーマルヘツド1がガ
イドピン4を中心として回転し、第2図に示すよ
うに発熱体1aがプラテン2上の適正な位置にお
かれる。すなわち、ネジ5を回転させるだけで発
熱体1aの位置を調整することができる。また、
ヘツド支持部材3の両端は長穴3aによつて固定
されているので、特別な調整をしなくとも一列に
並んでいる発熱体1aの全てがプラテン2に接す
る。
第3図に示すように発熱体1aがプラテン2の
中心軸より前にずれている場合には、ネジ5を回
転し上に向けて突出させればよい。これにより第
4図に示すように発熱体1aがプラテン2に対し
て適正な位置に調整される。
上記実施例では取付け金具20にネジ5を固定
したが、第5図に示すようにヘツド支持部材3に
ネジ5を固定してもよい。
また上記実施例ではサーマルプリンタについて
説明したが、ワイヤドツトプリンタにも適用でき
る。
[考案の効果] この考案に係る印字装置では、ヘツド支持部材
の他端に長穴を設け、この長穴にガイドピンを係
合させてヘツド支持部材を保持するとともに、ヘ
ツド支持部材の他端を長穴にそつて移動させる調
整手段を設けている。したがつて、プラテンを移
動させることなく、調整手段によりヘツドとプラ
テンの位置関係を調整でき、組み立てが容易であ
る。また、調整の際プラテンがフレーム等に固定
されているため、ガイドローラ等との位置関係が
狂わず、印字ヘツドの調整によつて紙詰りが生じ
ることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるサーマルプ
リンタの発熱体が後ろにずれている場合を示す
図、第2図は調整を行つたのちの状態を示す図、
第3図はサーマルプリンタの発熱体が前にずれて
いる場合を示す図、第4図は調整を行つたのちの
状態を示す図、第5図は他の実施例を示す図、第
6図は従来のサーマルプリンタを示す図である。 1はサーマルヘツド、2はプラテン、3はヘツ
ド支持部材、3aは長穴、4はガイドピン、5は
ネジ、6はスプリングである。なお、各図中同一
符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 印字部を有し、プラテン上の印字媒体に対し
    て印字動作を行なう印字ヘツド、 一端に印字ヘツドが固定され、他端の両側部
    に印字ヘツドの印字部とプラテン横断面の中心
    を結ぶ直径にほぼ平行な一対の長穴を有するヘ
    ツド支持部材、 印字ヘツドをプラテンに向かつて押圧する弾
    力手段、 ヘツド支持部材の長穴に係合し、ヘツド支持
    部材を可動状態に保持するガイドピン、 ヘツド支持部材の他端の中央部に接触し、ヘ
    ツド支持部材の他端をガイドピンにそつて移動
    させる1つの調整手段、 を備え、 前記1つの調整手段の調整により前記支持部
    材を前記プラテンの外周面に沿つて転動させる
    ことにより前記支持部材と前記プラテンの外周
    面との接触位置を微調整するように構成したこ
    とを特徴とする印字装置。 (2) 調整手段は、ヘツド支持部材又は取り付け部
    材に設けられたネジであることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の印字装置。
JP1986175605U 1986-11-14 1986-11-14 Expired - Lifetime JPH0541890Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986175605U JPH0541890Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986175605U JPH0541890Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6380149U JPS6380149U (ja) 1988-05-27
JPH0541890Y2 true JPH0541890Y2 (ja) 1993-10-22

Family

ID=31115086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986175605U Expired - Lifetime JPH0541890Y2 (ja) 1986-11-14 1986-11-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0541890Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2546669Y2 (ja) * 1990-11-09 1997-09-03 グラフテック株式会社 サーマルヘッド印字調整装置
JP2546670Y2 (ja) * 1990-11-09 1997-09-03 グラフテック株式会社 サーマルヘッド印字調整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612938B2 (ja) * 1978-04-18 1986-01-29 Olympus Optical Co

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58123047U (ja) * 1982-02-16 1983-08-22 富士通株式会社 サ−マルプリンタのサ−マルヘツド支持機構
JPS612938U (ja) * 1984-06-13 1986-01-09 三菱電機株式会社 感熱ヘツド保持装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS612938B2 (ja) * 1978-04-18 1986-01-29 Olympus Optical Co

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6380149U (ja) 1988-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414450A (en) Head pressing mechanism of a thermal printer
JPH0541890Y2 (ja)
US6031599A (en) Photo printer with an adjustable thermal print head
JPH1055U (ja) サーマルヘッド支持機構
JPS61290072A (ja) 感熱プリンタ
JPH0335563Y2 (ja)
JP2840059B2 (ja) サーマルプリンタ
JPH0750205Y2 (ja) レコーダ構造
US4789873A (en) Thermal transfer printer
JP2591270Y2 (ja) 記録装置の記録ヘッド支持機構
JPH0518855U (ja) カード印刷装置
JP2547113Y2 (ja) ヘッド支持機構
JP2590903B2 (ja) 印字装置
JP3328861B2 (ja) 記録ヘッド支持装置
JPS6090785A (ja) 記録装置
JPH05309907A (ja) サーマルヘッドの支持機構
JPS62152773A (ja) 印字装置の印字間隙調整機構
JPH0534937Y2 (ja)
JPH0333113B2 (ja)
JPH0310858A (ja) 熱転写プリンタの平プラテン支持機構
JPS6342883A (ja) プリンタのヘツドギヤツプ調整装置
JP2556064Y2 (ja) 記録装置
JPH0436929Y2 (ja)
JPH05220989A (ja) サーマルヘッドの支持構造
JPH0546316B2 (ja)