JP2547113Y2 - ヘッド支持機構 - Google Patents

ヘッド支持機構

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JP2547113Y2
JP2547113Y2 JP1416492U JP1416492U JP2547113Y2 JP 2547113 Y2 JP2547113 Y2 JP 2547113Y2 JP 1416492 U JP1416492 U JP 1416492U JP 1416492 U JP1416492 U JP 1416492U JP 2547113 Y2 JP2547113 Y2 JP 2547113Y2
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JP
Japan
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head
head support
stepped
fixing plate
support mechanism
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JP1416492U
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JPH0528654U (ja
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比佐志 中村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば印字装置のヘ
ッド支持機構、特にその取り替え時の作業性の向上を図
ったヘッド支持機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7、図8は例えば実開平1−1581
50号公報に示された従来の印字装置のヘッド支持機構
の部分断面図、部分斜視図である。図において、7はプ
ラテン、11は印字時に記録紙とインクシートを介在して
プラテン7に当接し電気信号によりインクシートのイン
クを記録紙へ熱転写するサーマルヘッド、12はサーマル
ヘッド11の熱を放熱するヒートシンクであり、サーマル
ヘッド11とヒートシンク12とはプラテン7への当接直線
性を得るため各個に現物合わせが行われたものを使用し
ている。22はサーマルヘッド11およびヒートシンク12を
保持しているヘッドアームであり、ヒートシンク12とは
一体に形成されている。21はヘッドシャフトであり、ヘ
ッドアーム22を摺動可能に支持し、ヘッドシャフト21自
身はブッシュ23を介してメインシャフト29に一定角度回
転可能に軸支されている。25はヘッドシャフト21の一端
に設けられた取付穴、24はこの取付穴25へ挿入された着
脱可能な止めピン、27はヘッドアーム22を常時止めピン
24方向押し付けるバネ、28はブッシュ23にヘッドシャフ
ト21を保持している押し入れ式のリングである。
【0003】ヘッドシャフト21はメインシャフト29を中
心に図中A方向に可動であり、ヘッドアーム22は図中B
方向に回転可能であるので、サーマルヘッド11の印字面
はプラテン7に傾きなく当接できる。また、図中サーマ
ルヘッド11の右端が図示されていない位置決め部に当接
され、ヘッドアーム22はバネ27に抗してヘッドシャフト
21を図中C方向に摺動しサーマルヘッド11の印字ライン
をプラテン7の接線に合致される。
【0004】上記のようなヘッド支持機構において、サ
ーマルヘッド11の取り外し、取り替えはヘッドアーム22
ごと着脱する必要があり、ヘッドアーム22の取り外し、
取り替えは止めピン24の着脱により可能となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】一般にサーマルヘッド
11は発熱体の寿命等により取り替えが必要であるが、従
来のヘッド支持機構は上記のように構成されているの
で、サーマルヘッド11の取り替えをおこなう場合、ヘッ
ドアーム22ごと取り替えなければならず、取り替え部分
が高価であり、また止めピン24の取り外しを必要とし、
止めピン24の紛失、止めピン24が印字装置内に落ちて装
置内部を破損させる等の課題があった。
【0006】この考案は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、サーマルヘッド11の取り替え部分
を安価にし、取り外す部品を必要とせず、容易にサーマ
ルヘッド部分の取り外し、取り替えが行なえるヘッド支
持機構を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の請求項1に係
るヘッド支持機構は、ヘッドユニット10を構成するサー
マルヘッド11の印字ラインに垂直な一対のヘッド位置決
板13に設けられた段付ピン14、15と、ヘッド支持板3の
先端部に設けられた上記段付ピン15が掛止される凹部3
cと、ヘッド支持板3に設けられた軸3aに長穴4aを
介して軸支されかつこの長穴4aの長手方向に付勢され
たヘッド固定板4と、固定板4の一端に設けられ段付ピ
ン14と掛合可能な掛止溝4bとを備えたものである。
【0008】この考案の請求項2に係るヘッド支持機構
は、上記請求項1のヘッド支持機構にヘッド固定板4の
掛止溝4bとヘッド支持板3の凹部3cに各々当接する
分割ローラ16、17を段付ピン14の段部へ設けたものであ
る。
【0009】
【作用】この考案の請求項1に係るヘッド支持機構は、
ヘッド固定板4を回動することでヘッドユニット10をヘ
ッド支持板3へ保持している段付ピン14、15と凹部3c
および掛止溝4bの掛合を解除しヘッドユニットの取り
外しを可能にし、またヘッドユニット10の交換を容易に
する。
【0010】この考案の請求項2に係るヘッド支持構造
は、分割ローラ16、17がコロとなり段付ピン14と凹部3
cおよび掛止溝4b間の引っかかりや軋みをなくする。
【0011】
【実施例】実施例1. 図1はこの考案の実施例1を示すヘッド支持機構の部分
斜視図、図2はヘッドユニットの斜視図、図3はヘッド
固定板の側面図、図4、図5はヘッド支持機構の側面図
である。図において、7、11、12は上記従来例において
説明のものと同様である。図2、図3において、10はヘ
ッドユニット、13はヒートシンク12の両端に設けられた
ヘッド位置決板、13aはヘッド位置決め当接部、14、15
はヘッド位置決板13の所定の位置に立設された段付ピン
である。4はヘッド固定板であり、略中央に長穴4a
を、一端に掛止溝4bを、他端にバネ掛4cをそして下
部にストッパー4dが設けられている。
【0012】図1、図4、図5において、1はメインシ
ャフト、2はメインシャフト1に軸支されたヘッドアー
ムであり、ヒートシンク12とは別体に構成され、ヒート
シンク12をバネ(図上見えない位置にある)を介して下
方に付勢している。2aはフックであり、ヘッドアーム
2に吊設されヒートシンク12を掛止し、バネ(図上見え
ない位置にある)の下方への付勢力を付与させている。
3はメインシャフト1に軸支されヒートシンク12の両端
部に位置するよう設けられた一対のヘッド支持板、3a
はヘッド支持板3の所定の位置に立設され長穴4aを介
してヘッド固定板4を移動可能に保持する軸、3b、3
cはヘッド支持板3の先端部に設けられ段付ピン14、15
がはまり込むように設けられた水平方向の凹部、3dは
ヘッド支持板3に立設されたストッパーピンである。5
はヘッド支持板3の先端とバネ掛4cの間に張設された
引バネ、8はプラテン7と同心に且つヘッド位置決板13
と当接する位置のプラテン7の両端部に配設されたリン
グである。また、軸3a、凹部3b、3c、ストッパー
ピン3d、ヘッド固定板4、引バネ5は反対側のヘッド
支持板3に対称に設けられている。
【0013】次に動作について説明する。図4において
ヘッド固定板4を軸3aを支点に矢印D方向に移動させ
た状態を示している。この移動によりバネ掛4cは軸3
aより下方に来るので、引バネ5の力はヘッド固定板4
をさらに矢印D方向に移動させようとするが、ストッパ
ーピン3dとストッパー4dが当接し図4の状態にヘッ
ド固定板4を保持できる。そこでヘッドユニット10を矢
印F方向へ挿入し段付ピン14、15を凹部3b、3cへ掛
支させる。ここでヘッド固定板4を矢印E方向に回動さ
せ段付ピン14に掛止溝4bを掛合すればヘッドユニット
10をヘッド支持板3への取り付けが完了する。
【0014】この状態を図5に示す。ヘッド固定板4は
引バネ5により矢印G方向に付勢されているので段付軸
3aと長穴4a間の移動可能範囲だけヘッドユニット10
を矢印G方向に寄った位置に止まる。また、ヘッドユニ
ット10は段付ピン14と掛止溝4bが掛合されているので
ヘッド支持板3の凹部3b、3cから逸脱することはな
い。次にフック2aでヘッドアーム2とヒートシンク12
を掛止し、ヘッドアーム2を押し下げて、サーマルヘッ
ド11をプラテン7に当接させる。このとき引バネ5の張
力によりヘッド位置決め当接部13aはリング8に押し当
てられるので、プラテン7とサーマルヘッド11の印字ラ
インの位置関係は常に一定に設定され印画を実施するこ
とができる。
【0015】ヘッドユニット10の交換においては、サー
マルヘッド11のプラテン7に当接を開離し、ヘッド固定
板4を矢印D方向に回動するだけでヘッドユニット10は
容易に取り外すことができ、取付は逆の手順でよい。
【0016】実施例2. 図6はこの考案の実施例2を示すヘッド支持機構の部分
断面図であり、図5の線A−Aの断面図である。図にお
いて3、4、10、11、13は上記実施例1において説明し
たものと同様である。16、17は段付ピン14の段部に挿入
された円環状の分割ローラであり、互いに独立して回動
可能に構成されている。
【0017】上記のように構成されたヘッド支持機構で
は、段付ピン14の段部とヘッド支持板3の凹部3cが分
割ローラ16を介しているのでヘッドユニット10の取り外
し取付けにおいて、固定板4を図4のD−E方向へ移動
させるとき引バネ5の付勢力が加わっていても分割ロー
ラ16のコロ作用により軋みが無く軽く動かすことができ
る。
【0018】また、サーマルヘッド11をプラテン7に当
接させる直前に引バネ5の付勢力に抗してヘッド位置決
め当接部13aとリング8を当接させ、サーマルヘッド11
とプラテン7の位置関係を設定にする。このとき、分割
ローラ17のコロ作用により、段付ピン14の段部とヘッド
固定板4の掛止溝4b間の引っかかりもなく移動抵抗が
小さく、サーマルヘッド11とプラテン7の位置関係を正
確に設定することができる。
【0019】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように構成さ
れているので、ヘッド固定板4を回動することでヘッド
ユニット10とヘッド支持板3を掛合または解除すること
ができるのでサーマルヘッドの寿命等によるヘッドユニ
ット10の取り替えが取り外す部品を必要とせず容易にで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1を示すヘッド支持機構の部
分斜視図である。
【図2】この考案の実施例1のヘッドユニットの斜視図
である。
【図3】この考案の実施例1のヘッド固定板の側面図で
ある。
【図4】この考案の実施例1のヘッド支持機構の側面図
である。
【図5】この考案の実施例1のヘッド支持機構の側面図
である。
【図6】この考案の実施例2を示すヘッド支持機構の部
分断面図である。
【図7】従来のヘッド支持機構の部分断面図である。
【図8】従来のヘッド支持機構の部分斜視図である。
【符号の説明】
1 メインシャフト 3 ヘッド支持板 3a 軸 3b、3c 凹部 4 ヘッド固定板 4a 長穴 4b 掛止溝 5 引バネ 7 プラテン 10 ヘッドユニット 11 サーマルヘッド 13 ヘッド位置決板 14、15 段付ピン 16、17 分割ローラ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドユニット10を掛持する一対のヘッ
    ド支持板3、上記ヘッドユニット10を構成するサーマル
    ヘッド11の両端に印字ラインと垂直に設けられた一対の
    ヘッド位置決板13、このヘッド位置決板13に立設された
    段付ピン14、15、上記ヘッド支持板3の先端部に設けら
    れ上記段付ピン14、15が掛止される水平方向の凹部3
    b、3c、上記段付ピン14、15を結ぶ延長線上に立設さ
    れた軸3a、この軸3aに長穴4aで軸支されかつ段付
    ピン15方向に付勢されたヘッド固定板4、このヘッド固
    定板4の一端に設けられ上記段付ピン14と掛合可能に上
    記凹部3cと直角方向の掛止溝4bを備えたことを特徴
    とするヘッド支持機構。
  2. 【請求項2】 ヘッド固定板4の掛止溝4bとヘッド支
    持板3の凹部3cに各々当接する分割ローラ16、17を段
    付ピン14の段部へ設けたことを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲の請求項第1項記載のヘッド支持機構。
JP1416492U 1991-08-02 1992-03-17 ヘッド支持機構 Expired - Lifetime JP2547113Y2 (ja)

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JP1416492U JP2547113Y2 (ja) 1991-08-02 1992-03-17 ヘッド支持機構

Applications Claiming Priority (3)

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JP6112891 1991-08-02
JP3-61128 1991-08-02
JP1416492U JP2547113Y2 (ja) 1991-08-02 1992-03-17 ヘッド支持機構

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Publication Number Publication Date
JPH0528654U JPH0528654U (ja) 1993-04-16
JP2547113Y2 true JP2547113Y2 (ja) 1997-09-10

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ID=26350063

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4628859B2 (ja) * 2005-05-10 2011-02-09 三菱電機株式会社 サーマルヘッド位置決め機構及びサーマルプリンタ
KR102433120B1 (ko) * 2022-03-31 2022-08-18 주식회사 키닉스 테크놀로지 프린팅 장치

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JPH0528654U (ja) 1993-04-16

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