JPH0335561Y2 - - Google Patents

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JPH0335561Y2
JPH0335561Y2 JP11400484U JP11400484U JPH0335561Y2 JP H0335561 Y2 JPH0335561 Y2 JP H0335561Y2 JP 11400484 U JP11400484 U JP 11400484U JP 11400484 U JP11400484 U JP 11400484U JP H0335561 Y2 JPH0335561 Y2 JP H0335561Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 この考案は、印字装置の用紙押え機構に関す
る。
考案の技術的背景及びその問題点 一般に、プラテンの上流側に設けたフイードロ
ーラにより用紙をプラテンに送り込んで印字する
場合は、用紙の印字した部分の下流側の部分をペ
ーパーベイルローラによりプラテンに圧接して印
字時の用紙の振動による騒音の発生を防止してい
る。従来、多く見られるペーパーベイルローラの
支持構造は、第7図に示すように左右一対のアー
ムAを支軸Bにより左右のフレーム(図示せず)
に取付け、ペーパーベイルローラCを保持するシ
ヤフトDの両端をアームAの孔Eに挿入して止め
輪Fにより抜け止めするものである。そして、ペ
ーパーベイルローラCをプラテンに弾発的に接触
させ、あるいはペーパーベイルローラCをプラテ
ンから離反させるためにアームAをトグルスプリ
ングG等により付勢しているが、このようなもの
は部品点数が増加するため組立工数が増えコスト
アツプになる。しかも、シヤフトDとアームAの
孔Eとのクリアランスにより一方のアームAをプ
ラテンから離してもこの動作が他方のアームAに
伝わらず、左右のアームAを別々のプラテンから
離さなければならない。このようなことは、シヤ
フトDの両端をネジ等の止着部材により左右のア
ームAに固定することにより防止しうるが、組立
工程をさらに増加する問題が残る。
また、このようなものにはシヤフトDに位置決
めマークHを形成して印字の行方向の始点及び終
点を示したものがある。しかしながら、上述のよ
うにシヤフトDは孔Eにクリアランスをもつて挿
通されるとともに止め輪Fにより単に抜け止めさ
れているため、このシヤフトDはプラテンの軸心
方向に移動することがある。これにより、位置決
めマークHの位置ずれ、その機能を十分発揮でき
ないものである。
考案の目的 この考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、部品点数が少なく短時間に容易に組立ること
ができ、位置決めマークの機能を十分発揮できる
印字装置の用紙押え機構を得ることを目的とする
ものである。
考案の概要 この考案は、ワイヤを屈曲して用紙押えバーを
形成し、この用紙押えバーの両端に屈曲したヒン
ジ部を固定部に装着し、用紙押えバーのプラテン
に沿う押え部を保持体により弾発的に保持し、こ
の保持位置において用紙押えバー自身の弾性によ
り用紙をプラテンに圧接し、また、選択的に用紙
押バーをプラテンから退避させるようにし、部品
点数も少なく短時間に容易に組立しうるように
し、そして、押え部にプラテンと直交するように
形成された突部を保持体の押え面と固定壁とで挟
持し、用紙押えバーのプラテンの軸心方向の移動
を防止し、これにより、押え部に形成された位置
決めマークの位置ずれをなくして印字行の位置決
めの機能を十分発揮しうるように構成したもので
ある。
考案の実施例 この考案の一実施例を第1図ないし第6図に基
いて説明する。左右一対のフレーム1に固定部で
ある支柱2が形成され、これらの支柱2には断面
が半円形のプラテン3がネジ4により固定されて
いる。また、ペーパーガイド5がその両端がフレ
ーム1に連続するように一体的に形成されてい
る。このペーパーガイド5と対向するペーパーガ
イド面6を備えた支持板7がフレーム1に組付け
られ、この支持板7にはモータ(図示せず)に連
結された角軸8とガイド軸9とが架設され、これ
らの角軸8とガイド軸9とにスライド自在及び任
意位置固定自在に保持された左右一対のトラクタ
本体10には角軸8に駆動されるスプロケツト1
1と紙押え12とが設けられている。さらに、支
持板7にはフイードローラ13がモータに連結さ
れて設けられ、ペーパーガイド5にはフイードロ
ーラ13に接離するプツシユローラ14が設けら
れている。
しかして、弾性を有するワイヤを屈曲して形成
された用紙押えバー15が設けられている。この
用紙押えバー15にはプラテン3に沿う横長の押
え部16と、左右一対のアーム部17と、支柱2
の外側面に形成した孔18に嵌合されるヒンジ部
19とが形成されている。押え部16の他端と一
端部とには印字の行方向の始点及び終点を示す位
置決めマーク20が形成され、一端にはコの字形
の引掛部21と半円形の指掛部22とが形成され
ている。この引掛部21にはプラテン3と直交し
て前方に突出する突部23とプラテン3に平行な
平行部24とを有している。そして、固定壁であ
る支持板7には保持体25が固定されている。こ
の保持体25には前記孔18を中心とする半径に
沿う可撓片26を有し、この可撓片26には平行
部24に弾発的に係合する凹部27と引掛部21
に当接するストツパ片28と突部23を支持板7
に押し付ける押え面29とが形成されている。
このような構成において、用紙押えバー15は
アーム部17を外側に開きヒンジ部19を孔18
に対向させアーム部17の弾性によりヒンジ部1
9を孔18に嵌合させることによつてワンタツチ
で取付けうる。スプロケツト11を用いずに用紙
30を送る場合は第3図のようにフイードローラ
13とプツシユローラ14とにより用紙30を挟
持してプラテン3に送り込み、ヒンジ部19を中
心としてアーム部17をプラテン3側に回動さ
せ、引掛部21の平行部24を凹部27に弾発的
に係合させる。この位置では押え部16が用紙3
0ををプラテン3に圧接し、印字時における用紙
30の振動による騒音の発生を防止する。このと
き、紙押え12はその弧状の外周面をもつて用紙
30を案内する。
用紙30をスプロケツト11により引き出して
印字するときは、第6図のように指掛部22に指
を掛けてアーム部17をプラテン3から離れる方
向に回動させる。この回動範囲は引掛部21をス
トツパ片28に当接させることによつて決定され
る。そして、第4図のようにフイードローラ13
からプツシユローラ14を離し、用紙30の両側
に形成された孔にスプロケツト11の突起を嵌合
してその上から紙押え12により押える。このと
きは押え部16はプラテン3から離れるがスプロ
ケツト11の駆動力により用紙30はテンシヨン
を付与されつつプラテン3に密着し、印字中に振
動を起こすことはない。
このように、用紙押えバー15はその両端に形
成したヒンジ部19を孔18に嵌合するだけでワ
ンタツチで取付けることができ、自らの弾性によ
り用紙30をプラテン3に弾発的に接触させるこ
とができる。これにより、ペーパーベイルロー
ラ、アーム、トグルスプリング等を省略すること
ができ、部品点数を少なくし、短時間のうちに容
易に組立作業を行なえる。
また、ヒンジ部19を孔18に嵌合する際の変
形により用紙押えバー15はプラテン3の軸心方
向に遊びを生じることがあるが、突部23が支持
板7と押え面29とにより挟持されるため、用紙
押えバー15のプラテン3の軸心方向の移動は確
実に防止される。これにより、押え部16に形成
された位置決めマーク20の位置ずれが防止され
るため、この位置決めマーク20を用いて印字始
め・終りの位置を合せてその機能を十分発揮しう
る。
考案の効果 この考案は上述のように、プラテンに沿う押え
部とアーム部と固定部に回動自在に取付けられる
ヒンジ部とを有する用紙押えバーを弾性を有する
ワイヤによりより一体的に形成し、押え部の端部
に弾発的に係合してこの押え部をプラテンに接触
する位置に係止する保持体を設けたので、回動自
在に取付けられた用紙押えバーを自らの弾性によ
つてプラテン上の用紙に圧接させることができ、
これにより、ペーパーベイルローラ、アーム、ト
グルスプリング等を省略して部品点数を少なく
し、短時間のうちに容易に組立作業を行なうこと
ができ、また、押え部に位置決めマークを形成す
るとともに押え部の端部からプラテンと直交する
突部を形成し、この突部を固定壁と保持体に形成
された押え面とで挟持したので、用紙押えバーの
プラテンの軸心方向に沿う方向の移動を防止する
ことができ、これにより、位置決めマークの位置
ずれをなくして印字行の位置決めの機能を十分発
揮させることができる等の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案の一実施例を示
すもので、第1図は分解斜視図、第2図は一部の
平面図、第3図はフイードローラによる用紙送り
状態を示す縦断側面図、第4図はスプロケツトに
よる用紙送り状態を示す縦断側面図、第5図は用
紙押えバーをプラテン側に位置させた状態を示す
一部の縦断側面図、第6図は用紙押えバーをプラ
テンから離反させた状態を示す一部の縦断側面
図、第7図は従来例を示す分解斜視図である。 2……支柱(固定部)、3……プラテン、7…
…支持板(固定壁)、15……用紙押えバー、1
6……押え部、17……アーム部、19……ヒン
ジ部、20……位置決めマーク、23……突部、
25……保持体、29……押え面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラテンに沿う横長の押え部とこの押え部の両
    端から屈曲されたアーム部とこれらのアーム部の
    先端から屈曲されたヒンジ部とを有する用紙押え
    バーを弾性を有するワイヤにより一体的に形成
    し、前記ヒンジ部を固定部に回動自在に取付け、
    前記押え部に印字の行方向の始点及び終点を示す
    位置決めマークを形成するとともに前記押え部の
    端部から前記プラテンと直交する突部を形成し、
    前記押え部の端部に弾発的に係合してこの押え部
    を前記プラテンに接触する位置に係止する保持体
    を設け、この保持体に前記突部を固定壁に押し付
    ける押え面を形成したことを特徴とする印字装置
    の用紙押え機構。
JP11400484U 1984-07-26 1984-07-26 印字装置の用紙押え機構 Granted JPS6128645U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11400484U JPS6128645U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 印字装置の用紙押え機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11400484U JPS6128645U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 印字装置の用紙押え機構

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Publication Number Publication Date
JPS6128645U JPS6128645U (ja) 1986-02-20
JPH0335561Y2 true JPH0335561Y2 (ja) 1991-07-29

Family

ID=30673031

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11400484U Granted JPS6128645U (ja) 1984-07-26 1984-07-26 印字装置の用紙押え機構

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JPS6128645U (ja) 1986-02-20

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