JPS6251472A - リボンマスク組立治具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はリボンマスク組立治具に関するもので、プリン
タの製造時に使用されるものである。

〔発明の技術的背ＩＩ） 第６図にワイヤドツトプリンタの印字ヘッド部の概略構
成を示す。

これによればプラテン１上の用紙２に印字を行なうため
の印字ヘッド５が設けられ、印字ヘッド５の前方に置か
れたインクリボン４を介してワイヤが衝撃的に突出する
ことで用紙２上に印字が行なわれる。この際インクリボ
ン４が印字部以外で用紙に接触しないようにリボンマス
ク３が使用される。

第３図はこのリボンマスクをプリンタ上方から見た平面
図であって、リボンマスク３は印字ヘッド前方の中央部
を除いてその左右に存在する垂直マスク部材３ａ、この
垂直マスク部材にＭ！設された水平板３ｂ、この水平板
３ｂにビン３ｄにより固着された、位置決め用の切欠３
ｅを有する位置決め板３Ｃより成っており、リボンマス
ク３のプラテンとの相対位置が定められた後、ねじ６に
よりプリンタ本体に固定される。

このリボンマスクを組立てる際には従来プリンタヘッド
５とリボンマスク３をプリンタに対して仮止めしておき
、プラテン１とプリンタヘッド５先端との距離を例えば
０．３３ｍになるように調整し、次にプリンタヘッド先
端とリボンマスク表面との距離を例えば０．２５ｍに調
整するようにしている。

（背景技術の問題点） しかしながら、このような調整はすき間ゲージ等の工具
を使用するものの、作業者の感覚にたよるものであるた
め、正確な位置決めを行なうには熟練を要する上、印字
確認後頁調整および取り付けをくり返す場合が多く取付
に多大の時間を要し能率が低い。また、前後の相対位置
関係のみに注意を注ぐ結果、リボンマスクの中心がプリ
ンタヘッドの中心と一致しないという問題もある。

〔発明の目的〕

本発明はこのような問題を解決するためなされたもので
、リボンマスクを簡単に、精度良く、高能率で取付ける
ことのできるリボンマスク組立治具を提供することを目
的とする。

（発明の概要〕 上記目的達成のため、本発明にかかるリボンマスク組立
冶具においてはプラテン表面に突き当てて基準位置を求
めるための位置基準ブロックと、この位置基準ブロック
表面位置に対するリボンマスクのプラテン側表面の相対
位置およびリボンマスクの左右位置を定める位置決め板
と−１この位置決め板との間でリボンマスクを挾持する
保持部材とを備えている。

このためこのマスク組立冶具を使用することにより正Ｔ
ｌ１１な位置決めが能率良くできる。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。

第１図は本発明にかかるリボンマスク組立冶具１０の一
実施例を示す平面図であり、第２図はその側面図であっ
て、両図において一点鎖線はこの冶具と係合するリボン
マスク、プリンタヘッド等のプリンタ部分を示している
。

このリボンマスク組立治具１０は一対のキャリッジガイ
ドシャフト７および８上に載って治具全体を支承する左
右一対のベース取付台１８間に渡されたベース１９の両
ベース取付台１８付近に貫通孔が設けられ、この貫通孔
内をガイドシャフト２０が摺動するようになっている。

この２本のガイドシャフト２０の手前側にはシャフト取
付板２２が設けられ、その中央部にはシャフト取付板を
前後に動かすためのノブ２３が設けられ、このノブに連
設されたシャフトにはこれを手前位置でロックするため
のビン２４が植設されている。

一方、ガイドシャフト１４の前方には位置決めブロック
１１が取付けられてこのブロックの治具中心側には板カ
ム１５が取付けられている。また、位置決めブロック１
１内に形成された断面矩形状の貫通孔内をスライダ１２
が摺動するようになっている。このスライダ１２と板カ
ム１５とは平行面を有して重なり合う関係となっており
、スライダ１２の表面にピン１４で一端が回動自在に取
付けられたレバー１３の一部に設けられたスタッド１７
が板カム１５に形成されたカム）ｎ１６に係合しており
、スライダ１２を左右に動かすことによりレバー１３の
先端部位δがピン１４を中心に変化する。なお、位置決
めブロック１１とベース１９間のガイドシャフトは圧縮
ばね２１の中心部を貫通しており、ロックピン２４が機
能していない限り位置決めブロック１１は前方に押圧さ
れるようになっている。また、スライダ１２の一部には
リボンマスクの前面位置を規定する位置決め而１２ａお
よびリボンマスクの左右端位置に対応する端部を有する
切欠きが設けられており、位置決め面１２ａと位置決め
ブロックの位置決め面１１ａとは所定の前後方向距離を
有するように形成されている。

次に、このリボンマスク組立治具を用いてリボンマスク
の組立てを行なう様子を第４図および第５図を用いて説
明する。なおこれらの図は冶具の右半分を示す。

まず、第３図における印字ヘッド５をプラテン１に対し
て正確に位置決めしておき、リボンマスク３をねじ６に
より仮止めしておく。この状態でノブを引いてロックさ
せであるリボンマスク組立治具をキャリッジガイドシャ
フト７および８上に載せてセットし、ノブ２３を操作し
てロックビン２４を解除する。これにより位置決めブロ
ック１１は圧縮ばね２１の作用でプラテン側に押しつけ
られ位置決め面１１ａはプラテン１の表面に当接する。

なお治具セット時には第５図に示ずようにスライダ１２
をその端部１２ｂを持って右側に引いておく。

次に第４図に示すようにスライダ端部１２ｂを持って左
側に押すとスライダ１２の切欠き穴がリボンマスク３と
係合し、同時にレバー１３のスタッド１７が板カム１５
のカム溝１６内を通過するにしたがってビン１４を中心
として回転し、レバー１３の先端部がスライダ１２の位
置決め面１２ａとの間にリボンマスク３を挟み込むため
リボンマスク３のプラテン１に対する相対的な前後関係
位置が定まる。なお、スライダ１２の切欠き穴の端部で
リボンマスク３の左右位置も正確に定めることができる
。ここでねじ６を締でリボンマスクを固定する。固定後
スライダ１２を右側に引けばリボンマスクはスライダ１
２から外れるのでリボンマスク組立治具を取外すことが
できる。

以上の実施例ではプラテンに対するリボンマスク表面の
位置決めを位置決めブロックと可動位置　　　　　゛決
め板を使用して行なっているが、必ずしもその必要はな
く、位置決め板がプラテン表面からの相対位置を定める
ものであればよい。

またリボンマスクを一時的に固定するのに板カムにより
作動する回転レバーを用いているが、リボンマスクの位
置決め板との間でリボンマスクを挾持できる構造であれ
ばよく、リンク機構、摺動機構、偏心カム機構等公知の
各種機構が使用できる。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によれば、プラテン表面からのリボ
ンマスク表面位置を定める位置決め部材と、この位置決
め部材との間で組立てるべきリボンマスクを挾持して位
置決めを行なうようにしているので特に熟練を要さずに
正確なリボンマスク位置決めが可能となり、作業能率の
向上を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるリボンマスク組立治具
の構成を示す平面図、第２図はその平面図、第３図は取
付けるべきリボンマスクを示す平面図、第４図および第
５図は本発明のリボンマスク組立治具の使用法を示す説
明図、第６図はプラテン、リボンマスク、印字ヘッド間
の位置関係を示す説明図である。 １・・・プラテン、３・・・リボンマスク、５・・・印
字ヘッド、６・・・ねじ、１０・・・マスク組立治具、
１１・・・位置決めブロック、１２由スライダ、１３・
・・レバー、１４・・・ビン、１５・・・板カム、１６
・・・カム溝、１７・・・スタッド、１９・・・ベース
、２０・・・ガイドシャフト、２１・・・圧縮ばね、２
３・・・ノブ。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 ６１　図 汽２　囚 ８３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プラテン表面に突き当てて基準位置を求めるための
   位置基準ブロックと、 この位置基準ブロック表面位置に対するリボンマスクの
   プラテン側表面の相対位置およびリボンマスクの左右位
   置を定める位置決め部材と、この位置決め部材との間で
   前記リボンマスクを挾持する保持部材と、 を備えたリボンマスク組立治具。 ２、位置基準ブロックがばねの押圧によりプラテン表面
   に当接されるようにしてなる特許請求の範囲第１項記載
   のリボンマスク組立治具。 ３、保持部材が回動によりリボンマスクを挟むものであ
   る特許請求の範囲第１項記載のリボンマスク組立治具。 ４、回動が板カムによつて行なわれる特許請求の範囲第
   ３項記載のリボンマスク組立治具。