JPH072212Y2 - 回動角度設定機構 - Google Patents

回動角度設定機構

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JPH072212Y2
JPH072212Y2 JP8481589U JP8481589U JPH072212Y2 JP H072212 Y2 JPH072212 Y2 JP H072212Y2 JP 8481589 U JP8481589 U JP 8481589U JP 8481589 U JP8481589 U JP 8481589U JP H072212 Y2 JPH072212 Y2 JP H072212Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 インパクト式プリンタ印字部の印字ギャップ調整機構に
関し、 印字ヘッドのドットピンとプラテン間の所謂印字ギャッ
プの調整を更に微細化することを目的とし、 円弧の内側に波状の連続した凹部及び凸部を形成したホ
イールと、凹部に係合する楔状先端の中央部に凸部が係
合する凹部を有した係止片と、係止片を摺動自在に保持
すると共に係止片の楔状先端を凹凸部に係止するべく付
勢するコイルばねを保持し、ホイールの凹凸部が成す円
弧の中心を支点に回動するレバーとを備えて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、インパクト式プリンタ印字部の印字ギャツプ
調整機構の構造に関する。
高速印字が行えるラインプリンタとして、ドットピンを
所定の範囲内で往復移動させて印字を行うインパクト式
のシャトルプリンタが用いられている。
これらプリンタには、多種多様の印字用紙が使用されて
おり、印字ヘッドとプラテン間のギャツプの微細なる調
整を要望されている。
〔従来の技術〕
本考案の回動角度設定機構が適用されるシャトルプリン
タは、第2図の斜視図に示す如く、送紙ユニット4と、
印字ユニット7と、インクリボン供給機構8とから構成
されている。
送紙ユニット4は、第3図の分解斜視図に示す如く、回
転自在なるプラテン1と、連続帳票2を上方に移送する
トラクタ3とを備えている。
印字ユニット7は、図示の如く複数の印字ヘッド6を固
定した取付枠10を、左右方向に所定の範囲内で往復移動
するシャトル5に搭載して成る。
又、インクリボン給送機構8は、図示省略したインクリ
ボンカセットから送紙ユニット4と印字ユニット7の間
隙にインクリボンを給送するものである。
印字ヘッド6は、第4図の正面斜視図に示す如く、複数
個のドットピン9を備え、各ドットピン9の位置は左右
方向(矢印A−B方向)に傾斜を成すように配されてい
て、左右方向に往復移動し乍ら印字をするようになって
いる。
印字は、第3図に示す送紙ユニット4のトラクタ3の回
転で連続帳票2を改行し、インクリボン給送機構8でイ
ンクリボンを所定方向に送行させ、且つシャトル5に依
り上記機能を備えた印字ヘッド6を所定の印字範囲内で
往復移動させて行う。
シャトル5の往復移動は、図示省略したリニヤモータに
依って行われる。
斯かるインパクト式のプリンタは同時に複数枚の複写印
字が可能である為に、使用される印字用紙の種類は多種
多様であり、印字用紙の厚さや枚数に応じて、印字ヘッ
ドのドットピンとプラテン間のギャツプ(以下印字ギャ
ツプと称す)を調整する必要がある。
その調整量は、0.3〜0.6mm程度であり、第3図及び第5
図の分解斜視図に示す如き印字ギャツプ微調機構11を備
えている。
第5図に於いて、12は第6図で詳述する回動角度設定機
構であり、ホイール13とレバー14を主たる部品として構
成されている。
15は連結レバーであってレバー14と連結している。
16はストッパー軸であって、連結レバー15の他端部を固
定し、両端の偏心ブッシユ17を介してベースユニット18
に係合している。
従って、レバー14を矢印C方向に回動すると、同レバー
14の他端部も同様に矢印C′方向に回動する。
この回動に依って、連結レバー15は矢印D方向に回動
し、同時にストッパー軸16を回動する。
すると、偏心ブッシユ17の偏心運動でベースユニット18
を矢印E方向に移動し、ベースユニット18に搭載された
印字ヘッド(図示省略)のドットピンとプラテンとのギ
ャツプは狭くなる。
又、レバー14を逆方向に回動すると上記ギャツプは広く
なる。
回動角度設定機構12は、レバー14を所望の角度に設定す
るもので、第6図(a)の側面図及び同図(b)に示す
同図(a)のF矢視図の如く構成されている。
即ち、ホイール13は内側に波状の連続した凹部19a及び
凸部19bを円弧状に形成している。
一方レバー14は、凹部19aに係合する楔状先端20を有す
る係止片21を摺動自在に保持すると共に、係止片21の楔
状先端20を凹部19aに係止するべく付勢するコイルばね2
2を保持し、ホイール13の凹凸が成す円弧の中心軸13′
を支点に回動するように構成されている。
従って、レバー14を回動することで係止片21は、凸部19
bの部分でコイルばね22の付勢に抗して引っ込み、凹部1
9aの部分でコイルばね22の付勢に依り突出し、所望の角
度でレバー14を固定することが出来る。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上の説明のように印字ギャツプは5〜10段階に設定出
来るが、近来の印字用紙の種類の多様化には対応し切れ
ないと言う問題点があった。
本考案は、印字ギャツプの調整を更に微細化することを
目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点は、第1図(a)の要部拡大側面図に示す如
く、円弧の内側に波状の連続した凹部19a及び凸部19bを
形成したホイール13と、凹部19aに係合する楔状先端23a
の中央部に凸部19bが係合する凹部23bを有した係止片24
と、係止片24を摺動自在に保持すると共に該係止片24の
楔状先端23aを凹凸部19a、19bに係止するべく付勢する
コイルばね22を保持し、ホイールの凹凸部19a、19bが成
す円弧の中心を支点に回動するレバー14とを備えて成る
回動角度設定機構に依って解決される。
〔作用〕
係止片24の楔状先端23aの両外側は、従来技術同様にホ
イール13の凹部19aに係合する。
そしてホイール13の凸部19bが楔状先端23aの中央部に設
けられた凹部23bの位置に来た時に相互が係合する。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である。
全図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。
本考案に於ける回動角度設定機構は、第1図(a)の要
部拡大側面図に示す如く、円弧の内側に波状の連続した
凹部19a及び凸部19bを形成した従来技術のホイール13
と、凹部19aに係合する楔状先端23aの中央部に凸部19b
が係合する凹部23bを有した係止片24と、係止片24を摺
動自在に保持すると共に該係止片24の楔状先端23aを凹
凸部19a、19bに係止するべく付勢するコイルばね22を保
持し、ホイールの凹凸部19a、19bが成す円弧の中心を支
点に回動する従来技術のレバー14とを備えて成るもので
ある。
従ってレバー14を回動することで係止片21は、ホイール
13の凸部19bに依ってコイルばね22の付勢に抗して引っ
込み、凹部19aの部分でコイルばね22の付勢に依り突出
する。
この時、係止片24の楔状先端23aの両外側は、同図
(a)に示す如く従来技術同様にホイール13の凹部19a
に係合する。
そして同図(b)に示す如く、ホイール13の凸部19bが
係止片21の楔状先端23aの中央部に設けられた凹部23bの
位置に来た時に相互が係合する。
この為、従来技術に比して回動角度の設定が10〜20段階
と2倍に微細化可能となる。
尚、上記説明はシャトルプリンタに付いて行ったが、印
字ギャツプの調整を要する総てのプリンタに適用が可能
である。
〔考案の効果〕
本考案に依って、調整機構を大型化すること無く、印字
ギャツプの調整を更に微細化することが可能になる等、
経済上及び産業上に多大の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の回動角設定機構の要部拡大側面
図、 第1図(b)は同図(a)に於いて、ホイールの凸部が
係止片の凹部に係合した状態を示す要部拡大側面図、 第2図は本考案が適用されるシャトルプリンタの斜視
図、 第3図は第2図の分解斜視図、 第4図は印字ヘッドの正面斜視図、 第5図は印字ギャツプ微調機構の分解斜視図、 第6図(a)は従来の回動角度設定機構の要部拡大側面
図、 第6図(b)は同図(a)のF矢視図である。 図に於いて、 11は印字ギャツプ微調機構、12は回動角度設定機構、13
はホイール、14はレバー、15は連結レバー、16はストッ
パー軸、17は偏心ブッシユ、18はベースユニット、19
a、23bは凹部、19bは凸部、20、23aは楔状先端、21、24
は係止片、22はコイルばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円弧の内側に波状の連続した凹部(19a)
    及び凸部(19b)を形成したホイール(13)と、 前記凹部(19a)に係合する楔状先端(23a)の中央部に
    前記凸部(19b)が係合する凹部(23b)を有した係止片
    (24)と、 前記係止片(24)を摺動自在に保持すると共に該係止片
    (24)の楔状先端(23a)を前記凹凸部(19a、19b)に
    係止するべく付勢するコイルばね(22)を保持し、 前記ホイールの凹凸部(19a、19b)が成す円弧の中心を
    支点に回動するレバー(14)とを備えて成ることを特徴
    とする回動角度設定機構。
JP8481589U 1989-07-19 1989-07-19 回動角度設定機構 Expired - Fee Related JPH072212Y2 (ja)

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JPH0329360U JPH0329360U (ja) 1991-03-22
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