JP3861724B2 - 軸受け取付構造及び記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、中空部材から軸受けを簡単に分離できる構造を備えた軸受け取付構造及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、キャリッジに搭載された記録ヘッドに複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介してシートに画像を記録するドットインパクトプリンタが知られている。
【0003】
この種のものでは、キャリッジを樹脂製とし、このキャリッジに同じく樹脂製のホルダを一体形成し、このホルダ内に焼結金属製のブッシュを嵌合させ、このブッシュ内にキャリッジ軸を挿通し、このキャリッジをキャリッジ軸に案内させて往復動させる機構が知られている。
【0004】
この場合、キャリッジはキャリッジ軸に案内されて高速で移動するため、上述したブッシュは、一旦ホルダに取り付けたら簡単に抜けないように、例えば、圧入によって堅固に固定されている。
【0005】
近年では、省資源化のために、プリンタ等の部品をリサイクルすることが極めて重要になってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、キャリッジのホルダに、例えば、圧入によってブッシュを堅固に固定した場合、これらを分離する作業が困難になり、リサイクルのための作業性を低下させるという問題がある。
【0007】
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、リサイクルのための作業性を向上させることができる、軸受け取付構造及び記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、中空部材には当該中空部材の内周部に嵌合された軸受けの嵌合側の端部が位置する部分に開口が形成され、この開口には前記軸受けを保持拘束するための薄肉部が形成され、前記開口に挿入した工具で、前記薄肉部を押しつぶして前記中空部材から前記軸受けを分離可能にしたことを特徴とする。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記開口が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分よりも奧に延びていることを特徴とする。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のものにおいて、前記薄肉部が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分の近傍で終わっていることを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記載のものにおいて、前記開口が中空部材の周方向に間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、キャリッジに搭載された記録ヘッドを用いてシートに画像を記録する記録装置において、前記キャリッジがキャリッジ軸の挿通する中空部材を備え、この中空部材には当該中空部材の内周部に嵌合された軸受けの嵌合側の端部が位置する部分に開口が形成され、この開口には前記軸受けを保持拘束するための薄肉部が形成され、前記開口に挿入した工具で、前記薄肉部を押しつぶして前記中空部材から前記軸受けを分離可能にしたことを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項5記載のものにおいて、前記開口が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分よりも奧に延びていることを特徴とする。
【0014】
請求項7記載の発明は、請求項5又は6記載のものにおいて、前記薄肉部が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分の近傍で終わっていることを特徴とする。
【0015】
請求項8記載の発明は、請求項5乃至7記載のものにおいて、前記開口が記録ヘッドの取り付け部から遠い部分に形成されていることを特徴とする。
【0016】
請求項9記載の発明は、請求項5乃至7記載のものにおいて、前記開口が中空部材の周方向に間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す側断面図である。
【0019】
この図に示す記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘッド18の多数の記録ワイヤを、インクリボン(不図示)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース11A及びロアケース11Bと、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートKを案内するシート供給ガイド38と、を有して構成される。
【0020】
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートKとしては、例えば単票紙(単票複写紙を含む)又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連続紙(連続複写紙を含む)がある。
【0021】
上記プリンタ本体11は、図2に示すように、本体フレームとしてのベースフレーム14、メインフレーム15、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としての平プラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、この第1搬送ローラ21に対向する第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及びこれに対向する第4搬送ローラ24と、を有して構成される。また、42はステーショナリー形式のリボンカートリッジであり、このリボンカートリッジ42にはインクリボンが収納されている。
【0022】
図3は、リボンカートリッジ42を取り除いた状態を示し、図4は、記録ヘッド18を含む縦断面を示している。
【0023】
ベースフレーム14及びメインフレーム15の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイド板26とキャリッジ軸27とが上下前後方向に所定距離離れて架け渡される。キャリッジ軸27は左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17に回動自在に枢支される。左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に平プラテン20が架け渡されて配設されると共に、シート案内25が固定して配設される。
【0024】
上記プッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ29Aと、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設された孔(不図示)に係合可能とされる。プラテン20を含む上記シート搬送機構部は、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ(不図示)がプリンタ本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ(不図示)が、また第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をなしている。
【0025】
このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置され、第2搬送ローラ(不図示)及び第4搬送ローラ24がシート案内25の上方に配置される。
【0026】
第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24は、図1に示す駆動輪列部34により、図中時計方向(CW)または反時計方向(CCW)に回転駆動される。また、上記プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に駆動される。
【0027】
上記駆動輪列部34は、左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一方、例えば右サイドフレーム17に設置される。この駆動輪列部34は、正転または逆転可能なシート供給モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオン36を備える。このモータピニオン36からの駆動力が巻掛け伝動機構や歯車機構等の駆動輪列部34を介して、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23、第4搬送ローラ24及びプッシュトラクタユニット12へ伝動可能とされる。
【0028】
駆動輪列部34のうちの係合解除ギア34Aは、モータピニオン36からの駆動力を、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31に伝動、或いは不伝動のいずれかに切り換えるギアである。
【0029】
単票紙又は複写紙等のカットシートKは、プリンタ本体11の前方側から手動供給された後、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の反時計方向の回転により、プリンタ本体11の前方から後方へ向かって矢印A方向に搬送される。また、上記カットシートKは、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の反時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の時計方向の回転により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印B方向に搬送される。
【0030】
また、連続紙等の連続シートは、プッシュトラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側から上述の矢印B方向に供給された後、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24により、プリンタ本体11の後方から前方へ、もしくは前方から後方へ(矢印B方向もしくはA方向)に搬送される。
【0031】
これにより、カットシートK及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0032】
上記キャリッジ19は、図4に示すように、キャリッジ軸27に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。
【0033】
キャリッジ軸27がプラテン20と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプラテン20、キャリッジ軸27の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ(不図示)の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト(不図示)に結合される。従って、このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルトを介し、キャリッジ軸27に案内されて、主走査方向における図2又は図3の左向き又は右向きに走査される。
【0034】
ここで、キャリッジ駆動モータは、シート供給モータと共に例えばステッピングモータにて構成される。
【0035】
キャリッジ19には、図4に示すように、ステーショナリー形式のリボンカートリッジ42内のインクリボンから、プラテン20の上方周面に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)を保護するリボンマスクホルダ41が設置されている。リボンカートリッジ42内のインクリボンは、リボン駆動軸43により駆動されて、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を、主走査方向と同一の方向に移動可能に構成される。
【0036】
上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシートK又は連続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0037】
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカットシートKの場合には、シート搬送機構部(プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0038】
図5を参照して、キャリッジ19の上部には固定部61とスライダ62とが設けられ、このスライダ62の下端には、つまみ部62Aが一体的に形成されている。このキャリッジ19を組み付ける場合、まず、ホルダ63の中空部にキャリッジ軸27を貫通させる。ついで、図4に示すように、固定部61とスライダ62との間に、キャリッジガイド板26の曲げ部26Aを挟み込む。この場合、キャリッジ軸27を掴みながら、スライダ62のつまみ部62Aを矢印E方向に押し込み、スライダ62の上端を矢印F方向に広げて、固定部61とスライダ62間に曲げ部26Aを挟み込む。
【0039】
これによれば、スライダ62の下端につまみ部62Aを設けたため、スライダ62の下端を矢印E方向に簡単に押し込むことができ、組み付け作業を容易化することができる。
【0040】
本実施形態では、リサイクルが容易なキャリッジ19の構造が提供される。このキャリッジ19は、グラファイト(炭素繊維)を含有したプラスチック製であり、その背部には、同素材製のホルダ(中空部材)63が一体形成されている。このホルダ63の中空部には、図6に示すように、両端側から一対のリング状のブッシュ(軸受け)65が圧入によって堅固に固定され、このブッシュ65の内周部にキャリッジ軸27が挿通されている。
【0041】
このブッシュ65は、焼結金属製であり、油が含浸され、この油でブッシュ65とキャリッジ軸27間の摺動摩擦が低減されている。
【0042】
上記ホルダ63には、図5及び図6から明らかなように、当該ホルダ63の内周部に嵌合されたブッシュ65の嵌合側の端部65Aが位置する部分に、開口63Aが形成され、この開口63Aにはブッシュ65を保持拘束するための薄肉部63Bが形成されている。この薄肉部63Bは開口63Aの幅W一杯に延在し、当該開口63Aの外側端63Cから始まって、ブッシュ65の嵌合側の端部65Aが位置する部分63Dの近傍で終わっている。
【0043】
上記開口63Aは、ブッシュ65の嵌合側の端部65Aが位置する部分63Dよりも奧に延び、開口63Aの内側端63Eと、ブッシュ65の嵌合側の端部65Aが位置する部分63Dとの間には、幅Wで長さLの、例えばペンチ等の工具の先端が差し込まれる挿入孔63Fが形成されている。
【0044】
上記構成の場合、キャリッジ19はキャリッジ軸27に案内されて高速で移動するため、上述したブッシュ65は、一旦ホルダ63に取り付けたら簡単に抜けないように堅固に固定されている。
【0045】
近年では、省資源化のために、プリンタ等の部品をリサイクルすることが極めて重要になってきている。
【0046】
本実施形態では、樹脂製のキャリッジ19と金属製のブッシュ65とを分離する作業が極めて容易である。このキャリッジ19とブッシュ65とを分離する場合には、例えば、ペンチ71の一方の先端71Aを、開口63Aの薄肉部63Bの内端に引っかけ、他方の先端71Bをホルダ63の外端部63Gに引っかけ、図7に示すように、薄肉部63Bを押しつぶすように、各先端71A,71Bを矢印A,B方向に接近させる。これによって、ブッシュ65が矢印C方向に簡単に押し出される。このブッシュ65が押し出された場合、その外端部65Bを、例えばペンチ等によって挟んでこれを引き出す。
【0047】
これによれば、キャリッジ19とブッシュ65の分離作業が容易になり、リサイクルのための作業性が向上する。
【0048】
また、本実施形態では、キャリッジ19とブッシュ65の分離が容易になるばかりでなく、開口63Aに薄肉部63Bを設けたため、それが無いものと比べ、キャリッジ19のブッシュ拘束力が増大するし、分離時には、薄肉部63Bが簡単につぶれる程度にしておけば、この薄肉部63Bが、キャリッジ19とブッシュ65の分離作業の妨げとなることもない。
【0049】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。
【0050】
例えば、キャリッジ19とブッシュ65とを分離する工具として、ペンチ71を使用したが、これに限定されず、ドライバー等の工具であってもよい。また、開口63Aの数は、ブッシュ65に対し一つでなくてもよく、ホルダ63の周方向に間隔をあけて複数形成してもよい。また、開口63Aは、図5を参照し、記録ヘッド18の取り付け部からできるだけ遠い部分(例えば、反対側)に形成することが望ましい。記録ヘッド18には記録時に反力が作用するため、極力その影響を受けないようにするためである。
【0051】
【発明の効果】
本発明では、中空部材には当該中空部材の内周部に嵌合された軸受けの嵌合側の端部が位置する部分に開口が形成され、この開口には軸受けを保持拘束するための薄肉部が形成されているため、例えばリサイクル時の中空部材と軸受けの分離作業が容易になると共に、薄肉部が無いものと比べ、中空部材の軸受け拘束力を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す断面図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す斜視図である。
【図3】図2のものからリボンカートリッジを外した状態を示す斜視図である。
【図4】図3の記録ヘッド及びキャリッジ等の側面図である。
【図5】キャリッジを示す斜視図である。
【図6】ブッシュを含むキャリッジの断面図である。
【図7】キャリッジとブッシュとを分離する手順を示す図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置)
18 記録ヘッド
19 キャリッジ
27 キャリッジ軸
63 ホルダ(中空部材)
63A 開口
63B 薄肉部
65 ブッシュ(軸受け)
Claims (9)
- 中空部材には当該中空部材の内周部に嵌合された軸受けの嵌合側の端部が位置する部分に開口が形成され、
この開口には前記軸受けを保持拘束するための薄肉部が形成され、前記開口に挿入した工具で、前記薄肉部を押しつぶして前記中空部材から前記軸受けを分離可能にしたことを特徴とする軸受け取付構造。 - 前記開口が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分よりも奧に延びていることを特徴とする請求項1記載の軸受け取付構造。
- 前記薄肉部が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分の近傍で終わっていることを特徴とする請求項1又は2記載の軸受け取付構造。
- 前記開口が中空部材の周方向に間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の軸受け取付構造。
- キャリッジに搭載された記録ヘッドを用いてシートに画像を記録する記録装置において、
前記キャリッジがキャリッジ軸の挿通する中空部材を備え、
この中空部材には当該中空部材の内周部に嵌合された軸受けの嵌合側の端部が位置する部分に開口が形成され、
この開口には前記軸受けを保持拘束するための薄肉部が形成され、前記開口に挿入した工具で、前記薄肉部を押しつぶして前記中空部材から前記軸受けを分離可能にしたことを特徴とする記録装置。 - 前記開口が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分よりも奧に延びていることを特徴とする請求項5記載の記録装置。
- 前記薄肉部が軸受けの嵌合側の端部が位置する部分の近傍で終わっていることを特徴とする請求項5又は6記載の記録装置。
- 前記開口が記録ヘッドの取り付け部から遠い部分に形成されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項記載の記録装置。
- 前記開口が中空部材の周方向に間隔をあけて複数形成されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項記載の記録装置。
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