JP2001199106A - 動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びにそのシート搬送機構 - Google Patents
動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びにそのシート搬送機構Info
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- JP2001199106A JP2001199106A JP2000014551A JP2000014551A JP2001199106A JP 2001199106 A JP2001199106 A JP 2001199106A JP 2000014551 A JP2000014551 A JP 2000014551A JP 2000014551 A JP2000014551 A JP 2000014551A JP 2001199106 A JP2001199106 A JP 2001199106A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 連結軸を小径加工等することなく、圧入によ
る取り付けを簡単に行えるようにした、動力伝達体及び
この動力伝達体を用いた記録装置並びにそのシート搬送
機構を提供する。 【解決手段】 回転力を伝達する伝達要素39Aと、こ
の伝達要素と同心上に位置して当該伝達要素よりも外径
が大きくかつ連結軸37aが圧入される圧入穴39Cを
有した結合部39Bとを一体に形成した。
る取り付けを簡単に行えるようにした、動力伝達体及び
この動力伝達体を用いた記録装置並びにそのシート搬送
機構を提供する。 【解決手段】 回転力を伝達する伝達要素39Aと、こ
の伝達要素と同心上に位置して当該伝達要素よりも外径
が大きくかつ連結軸37aが圧入される圧入穴39Cを
有した結合部39Bとを一体に形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外径が比較的小さ
い伝達要素を連結軸に連結する場合に用いられて好適な
動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びに
そのシート搬送機構に関する。
い伝達要素を連結軸に連結する場合に用いられて好適な
動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びに
そのシート搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、モータシャフト(連結軸)にモ
ータピニオン(動力伝達体)を圧入して取り付けた取付
構造が知られている。この取付構造では、図6に示すよ
うに、モータピニオン100の外周に歯部(伝達要素)
101を有し、この歯部101の内側にモータ103の
モータシャフト102が圧入されている。
ータピニオン(動力伝達体)を圧入して取り付けた取付
構造が知られている。この取付構造では、図6に示すよ
うに、モータピニオン100の外周に歯部(伝達要素)
101を有し、この歯部101の内側にモータ103の
モータシャフト102が圧入されている。
【0003】この場合、モータシャフト102の直径に
比べてモータピニオン100の直径が比較的大きいた
め、圧入が簡単に行われる。
比べてモータピニオン100の直径が比較的大きいた
め、圧入が簡単に行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、図7に示すように、モータシャフト102の
直径に比べてその直径が比較的小さいモータピニオン1
00をモータシャフト102に圧入で取り付ける場合、
モータピニオン100の肉厚を維持するため、モータシ
ャフト102の圧入部分102aを小径にする加工が必
要になる。
構成では、図7に示すように、モータシャフト102の
直径に比べてその直径が比較的小さいモータピニオン1
00をモータシャフト102に圧入で取り付ける場合、
モータピニオン100の肉厚を維持するため、モータシ
ャフト102の圧入部分102aを小径にする加工が必
要になる。
【0005】小径に加工すると、その分がコストアップ
になり、圧入部分102aのシャフト剛性を確保し難く
なり、モータシャフト102とモータピニオン100の
回転方向の締結力を確保し難くなる等の問題がある。
になり、圧入部分102aのシャフト剛性を確保し難く
なり、モータシャフト102とモータピニオン100の
回転方向の締結力を確保し難くなる等の問題がある。
【0006】近年、ドットインパクトプリンタ等の記録
装置にあっては、高速化並びに小型化が促進されてお
り、例えば、シート搬送モータ、及び動力伝達系として
の歯車輪列部等を有したシート搬送機構において、モー
タシャフト102の直径に比べてその直径が比較的小さ
いモータピニオン100を当該モータシャフト102に
圧入で取り付ける場合が発生している。このシート搬送
機構においては、圧入部分102aのシャフト剛性を確
保し難くなったり、モータシャフト102とモータピニ
オン100の回転方向の締結力を確保し難くなったりし
た場合、シート搬送力を正確に得ることができなくな
り、ひいては印字精度に悪影響を及ぼすという問題があ
る。
装置にあっては、高速化並びに小型化が促進されてお
り、例えば、シート搬送モータ、及び動力伝達系として
の歯車輪列部等を有したシート搬送機構において、モー
タシャフト102の直径に比べてその直径が比較的小さ
いモータピニオン100を当該モータシャフト102に
圧入で取り付ける場合が発生している。このシート搬送
機構においては、圧入部分102aのシャフト剛性を確
保し難くなったり、モータシャフト102とモータピニ
オン100の回転方向の締結力を確保し難くなったりし
た場合、シート搬送力を正確に得ることができなくな
り、ひいては印字精度に悪影響を及ぼすという問題があ
る。
【0007】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、連結軸を小径加工等するこ
となく、圧入による取り付を簡単に行えるようにした、
動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びに
そのシート搬送機構を提供することにある。
技術が有する課題を解消し、連結軸を小径加工等するこ
となく、圧入による取り付を簡単に行えるようにした、
動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びに
そのシート搬送機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、回転力を伝達する伝達要素と、この伝達要素と同心
上に位置して当該伝達要素よりも外径が大きくかつ連結
軸が圧入される圧入穴を有した結合部とを一体に形成し
たものである。
は、回転力を伝達する伝達要素と、この伝達要素と同心
上に位置して当該伝達要素よりも外径が大きくかつ連結
軸が圧入される圧入穴を有した結合部とを一体に形成し
たものである。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、伝達要素がギアであることを特徴とする。
のにおいて、伝達要素がギアであることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、伝達要素がプーリであることを特徴とす
る。
のにおいて、伝達要素がプーリであることを特徴とす
る。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれか1項記載のものにおいて、伝達要素が圧入穴に連
通する空気抜き孔を有したことを特徴とする。
ずれか1項記載のものにおいて、伝達要素が圧入穴に連
通する空気抜き孔を有したことを特徴とする。
【0012】これらの発明では、伝達要素よりも外径の
大きい結合部に圧入穴を形成してこの圧入穴に連結軸を
圧入して取り付けるため、連結軸の直径に比べて伝達要
素の外径が小さい場合であっても、結合部の外径を大き
く形成し、そこに連結軸の外径に見合う大きさの圧入穴
を形成すればよいので、連結軸を小径とすることなく、
連結部に連結軸を取り付けることができる。
大きい結合部に圧入穴を形成してこの圧入穴に連結軸を
圧入して取り付けるため、連結軸の直径に比べて伝達要
素の外径が小さい場合であっても、結合部の外径を大き
く形成し、そこに連結軸の外径に見合う大きさの圧入穴
を形成すればよいので、連結軸を小径とすることなく、
連結部に連結軸を取り付けることができる。
【0013】従って、連結軸の剛性が十分に確保され、
連結軸と伝達要素の回転方向の締結力が十分に確保され
る。
連結軸と伝達要素の回転方向の締結力が十分に確保され
る。
【0014】請求項5記載の発明は、シート搬送モー
タ、キャリッジ駆動モータ等の駆動用モータを有し、こ
のモータシャフトに圧入された動力伝達体を通じて駆動
力を伝達する機構を有した記録装置において、前記動力
伝達体を、回転力を伝達する伝達要素と、この伝達要素
と同心上に位置して当該伝達要素よりも外径が大きい結
合部とによって一体に形成し、この結合部に圧入穴を形
成しこの圧入穴に前記モータシャフトを圧入して取り付
けたものである。
タ、キャリッジ駆動モータ等の駆動用モータを有し、こ
のモータシャフトに圧入された動力伝達体を通じて駆動
力を伝達する機構を有した記録装置において、前記動力
伝達体を、回転力を伝達する伝達要素と、この伝達要素
と同心上に位置して当該伝達要素よりも外径が大きい結
合部とによって一体に形成し、この結合部に圧入穴を形
成しこの圧入穴に前記モータシャフトを圧入して取り付
けたものである。
【0015】請求項6記載の発明は、シート搬送モータ
と、動力伝達系としての歯車輪列部とを有し、シート搬
送モータのモータシャフトに圧入されたモータピニオン
を通じて歯車輪列部に駆動力を伝達し、この歯車輪列部
を介してシート搬送力を発生させる記録装置のシート搬
送機構において、前記歯車輪列部に駆動力を伝達するモ
ータピニオンをピニオン歯部とこのピニオン歯部と同心
上に位置して当該ピニオン歯部よりも直径の大きいピニ
オン圧入部とで一体に形成し、このピニオン圧入部に圧
入穴を形成してこの圧入穴に前記モータシャフトを圧入
して取り付けた、ことを特徴とする。
と、動力伝達系としての歯車輪列部とを有し、シート搬
送モータのモータシャフトに圧入されたモータピニオン
を通じて歯車輪列部に駆動力を伝達し、この歯車輪列部
を介してシート搬送力を発生させる記録装置のシート搬
送機構において、前記歯車輪列部に駆動力を伝達するモ
ータピニオンをピニオン歯部とこのピニオン歯部と同心
上に位置して当該ピニオン歯部よりも直径の大きいピニ
オン圧入部とで一体に形成し、このピニオン圧入部に圧
入穴を形成してこの圧入穴に前記モータシャフトを圧入
して取り付けた、ことを特徴とする。
【0016】上記発明では、モータシャフトを小径とす
ることなく、モータシャフトを圧入穴に取り付けること
ができる。従って、モータシャフトの剛性が確保され、
モータシャフトと伝達要素の回転方向の締結力が確保さ
れるので、記録装置の印字精度を高く維持できる。
ることなく、モータシャフトを圧入穴に取り付けること
ができる。従って、モータシャフトの剛性が確保され、
モータシャフトと伝達要素の回転方向の締結力が確保さ
れるので、記録装置の印字精度を高く維持できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0018】図1は、ドットインパクトプリンタのプリ
ンタ本体を示す斜視図、図2は、図1のプリンタ本体を
示す平面図、図3は、図1のプリンタ本体を示す右側面
図である。それぞれの図において、10はドットインパ
クトプリンタを示し、このプリンタ10は、記録装置本
体としてのプリンタ本体11と、このプリンタ本体11
に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユニット12
及び排出ユニット13と、プリンタ本体11の上方、下
方をそれぞれ覆う図示しないアッパケース及びロアケー
スと、を有して構成されている。
ンタ本体を示す斜視図、図2は、図1のプリンタ本体を
示す平面図、図3は、図1のプリンタ本体を示す右側面
図である。それぞれの図において、10はドットインパ
クトプリンタを示し、このプリンタ10は、記録装置本
体としてのプリンタ本体11と、このプリンタ本体11
に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユニット12
及び排出ユニット13と、プリンタ本体11の上方、下
方をそれぞれ覆う図示しないアッパケース及びロアケー
スと、を有して構成されている。
【0019】このプリンタ10は、図4に示すように、
インクリボン50を備え、図示しない多数のニードルピ
ンを、インクリボン50を介してシートSに打ち付けて
ドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷す
る。
インクリボン50を備え、図示しない多数のニードルピ
ンを、インクリボン50を介してシートSに打ち付けて
ドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷す
る。
【0020】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、シート案内フレーム15
(図4)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム
17、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印刷
機構部20と、プラテン21、シート案内22及びピン
チローラ51(図4)を備えたシート搬送機構部23
と、を有して構成されている。
してのベースフレーム14、シート案内フレーム15
(図4)、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム
17、記録ヘッド18及びキャリッジ19を備えた印刷
機構部20と、プラテン21、シート案内22及びピン
チローラ51(図4)を備えたシート搬送機構部23
と、を有して構成されている。
【0021】ベースフレーム14及びシート案内フレー
ム15は、図3に示すように、ほぼ平行配置され、これ
らのベースフレーム14及びシート案内フレーム15の
両端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム1
7がそれぞれ立設して固定される。これらの左サイドフ
レーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すよ
うに、キャリッジガイド24が架け渡され、かつ回転自
在に枢支され、プラテン21が架け渡されて回転自在に
配設され、シート案内22が架け渡されて固定されてい
る。また、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム
17の後方部、上方部それぞれには、前記プッシュトラ
クタユニット12、及び排出ユニット13をそれぞれ装
着可能にした、トラクタユニット装着部、排出ユニット
装着部(それぞれ不図示)が設けられている。
ム15は、図3に示すように、ほぼ平行配置され、これ
らのベースフレーム14及びシート案内フレーム15の
両端に上記左サイドフレーム16、右サイドフレーム1
7がそれぞれ立設して固定される。これらの左サイドフ
レーム16と右サイドフレーム17間に、図1に示すよ
うに、キャリッジガイド24が架け渡され、かつ回転自
在に枢支され、プラテン21が架け渡されて回転自在に
配設され、シート案内22が架け渡されて固定されてい
る。また、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム
17の後方部、上方部それぞれには、前記プッシュトラ
クタユニット12、及び排出ユニット13をそれぞれ装
着可能にした、トラクタユニット装着部、排出ユニット
装着部(それぞれ不図示)が設けられている。
【0022】図1に示すプッシュトラクタユニット12
は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ
送り出し、排出ユニット13は、連続紙をシート搬送機
構部23からプリンタ10外へ引き出すものである。図
2に示すように、プッシュトラクタユニット12は、各
一本のトラクタ駆動軸26及びトラクタガイド軸27
と、対称形状の一対のトラクタ28A及び28Bと、対
称形状の一対のトラクタフレーム29A及び29Bとを
備えてなる。
は、シートSとしての連続紙をシート搬送機構部23へ
送り出し、排出ユニット13は、連続紙をシート搬送機
構部23からプリンタ10外へ引き出すものである。図
2に示すように、プッシュトラクタユニット12は、各
一本のトラクタ駆動軸26及びトラクタガイド軸27
と、対称形状の一対のトラクタ28A及び28Bと、対
称形状の一対のトラクタフレーム29A及び29Bとを
備えてなる。
【0023】トラクタガイド軸27の両端部に一対のト
ラクタフレーム29A及び29Bが固定支持される。ま
た、トラクタ駆動軸26は、その両端部が一対のトラク
タフレーム29A及び29Bに回転自在に支持される。
ラクタフレーム29A及び29Bが固定支持される。ま
た、トラクタ駆動軸26は、その両端部が一対のトラク
タフレーム29A及び29Bに回転自在に支持される。
【0024】このトラクタ駆動軸26の少なくとも一方
の端部に、トラクタ駆動ギア30(図3)が回転一体に
固定されている。また、トラクタ28A及び28Bは、
トラクタガイド軸27に回転自在且つ軸方向に摺動自在
に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)と、トラク
タ駆動軸26に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支され
たトラクタ駆動プーリ(不図示)とにトラクタベルト3
3が巻き掛けられ、シート押え蓋34を備えて構成され
る。
の端部に、トラクタ駆動ギア30(図3)が回転一体に
固定されている。また、トラクタ28A及び28Bは、
トラクタガイド軸27に回転自在且つ軸方向に摺動自在
に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)と、トラク
タ駆動軸26に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支され
たトラクタ駆動プーリ(不図示)とにトラクタベルト3
3が巻き掛けられ、シート押え蓋34を備えて構成され
る。
【0025】一対のトラクタ28A及び28Bの距離
は、搬送すべき連続紙の幅寸法に対応して調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト33の全外周に突設された
複数本のピン35が、連続紙の幅方向両側に穿設された
穴(不図示)に係合可能とされる。尚、符号36は、ト
ラクタ駆動軸26とトラクタガイド軸27の少なくとも
一方に嵌合されて連続紙を支持するシートサポートであ
る。
は、搬送すべき連続紙の幅寸法に対応して調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト33の全外周に突設された
複数本のピン35が、連続紙の幅方向両側に穿設された
穴(不図示)に係合可能とされる。尚、符号36は、ト
ラクタ駆動軸26とトラクタガイド軸27の少なくとも
一方に嵌合されて連続紙を支持するシートサポートであ
る。
【0026】上記排出ユニット13は、図4に示すよう
に、ローラ軸31に回転一体に設けられた排出ローラ3
2を備えたものであり、この排出ローラ32の回転によ
って、記録ヘッド18により記録されたシートSがプリ
ンタ10外へ排出される。また、上記ローラ軸31の一
端部に排出ギア40(図3)が回転一体に固定されてい
る。
に、ローラ軸31に回転一体に設けられた排出ローラ3
2を備えたものであり、この排出ローラ32の回転によ
って、記録ヘッド18により記録されたシートSがプリ
ンタ10外へ排出される。また、上記ローラ軸31の一
端部に排出ギア40(図3)が回転一体に固定されてい
る。
【0027】図1に示すように、左サイドフレーム16
及び右サイドフレーム17の一方、例えば、右サイドフ
レーム17にはシート搬送モータ37、及び動力伝達系
としての歯車輪列部38が設置されている。この歯車輪
列部38は、図3に示すように、モータピニオン39、
第1減速ギア41、第2減速ギア42、プラテン駆動ギ
ア43、伝達ギア44、上記トラクタ駆動ギア30及び
上記排出ギア40を有して構成される。
及び右サイドフレーム17の一方、例えば、右サイドフ
レーム17にはシート搬送モータ37、及び動力伝達系
としての歯車輪列部38が設置されている。この歯車輪
列部38は、図3に示すように、モータピニオン39、
第1減速ギア41、第2減速ギア42、プラテン駆動ギ
ア43、伝達ギア44、上記トラクタ駆動ギア30及び
上記排出ギア40を有して構成される。
【0028】モータピニオン39は、シート搬送モータ
37の回転軸に回転一体に固定される。このモータピニ
オン39の駆動力が第1減速ギア41及び第2減速ギア
42を経てプラテン駆動ギア43へ伝達されて、プラテ
ン21が矢印A方向に回転される。また、モータピニオ
ン39の駆動力が第1減速ギア41、第2減速ギア42
及び伝達ギア44を経てトラクタ駆動ギア30へ伝達さ
れて、プッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動プ
ーリが矢印B方向に回転し、このプッシュトラクタユニ
ット12のトラクタベルト33が同方向(矢印B方向)
に回転する。更に、モータピニオン39の駆動力が第1
減速ギア41、第2減速ギア42及びプラテン駆動ギア
43を経て排出ギア40へ伝達されて、排出ユニット1
3の排出ローラ32が図4に示すように矢印C方向に回
転する。
37の回転軸に回転一体に固定される。このモータピニ
オン39の駆動力が第1減速ギア41及び第2減速ギア
42を経てプラテン駆動ギア43へ伝達されて、プラテ
ン21が矢印A方向に回転される。また、モータピニオ
ン39の駆動力が第1減速ギア41、第2減速ギア42
及び伝達ギア44を経てトラクタ駆動ギア30へ伝達さ
れて、プッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動プ
ーリが矢印B方向に回転し、このプッシュトラクタユニ
ット12のトラクタベルト33が同方向(矢印B方向)
に回転する。更に、モータピニオン39の駆動力が第1
減速ギア41、第2減速ギア42及びプラテン駆動ギア
43を経て排出ギア40へ伝達されて、排出ユニット1
3の排出ローラ32が図4に示すように矢印C方向に回
転する。
【0029】プッシュトラクタユニット12のトラクタ
ベルト33の回転により、このトラクタベルト33のピ
ン35の作用で、連続紙は、シート搬送機構部23のシ
ート案内22に案内され、このシート案内22とプラテ
ン21との間に形成されるシート搬送経路52を経てプ
ラテン21へ向い、矢印D方向に送給される。また、排
出ユニット13の排出ローラ32の回転により、後述の
ごとく記録ヘッド18により文字等が記録された連続紙
は、シート搬送機構部23のプラテン21から矢印E方
向に引き出される。これにより、連続紙または単票紙
は、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走
査方向に搬送される。
ベルト33の回転により、このトラクタベルト33のピ
ン35の作用で、連続紙は、シート搬送機構部23のシ
ート案内22に案内され、このシート案内22とプラテ
ン21との間に形成されるシート搬送経路52を経てプ
ラテン21へ向い、矢印D方向に送給される。また、排
出ユニット13の排出ローラ32の回転により、後述の
ごとく記録ヘッド18により文字等が記録された連続紙
は、シート搬送機構部23のプラテン21から矢印E方
向に引き出される。これにより、連続紙または単票紙
は、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走
査方向に搬送される。
【0030】図3に示すレリースレバー46の操作によ
って、伝達ギア44はプッシュトラクタユニット12の
トラクタ駆動ギア30と噛み合い、または離脱可能に構
成される。レリースレバー46の操作により、伝達ギア
44がトラクタ駆動ギア30と噛み合っている時には、
図4に示すレリース軸53に形成されたカム54の作用
で、シート搬送機構部23のピンチローラ51がプラテ
ン21から離反して、上述のごとくプラテン21へシー
トSとしての連続紙が供給され搬送される。また、レリ
ースレバー46の操作により、伝達ギア44がトラクタ
駆動ギア30から離脱した時には、上記カム54の作用
で、シート搬送機構部23のピンチローラ51がプラテ
ン21に接触して回転し、図示しないシート供給ガイド
から、シートSとしての単票紙が、シート搬送機構部2
3のシート搬送経路52を経てプラテン21へ供給され
搬送される。
って、伝達ギア44はプッシュトラクタユニット12の
トラクタ駆動ギア30と噛み合い、または離脱可能に構
成される。レリースレバー46の操作により、伝達ギア
44がトラクタ駆動ギア30と噛み合っている時には、
図4に示すレリース軸53に形成されたカム54の作用
で、シート搬送機構部23のピンチローラ51がプラテ
ン21から離反して、上述のごとくプラテン21へシー
トSとしての連続紙が供給され搬送される。また、レリ
ースレバー46の操作により、伝達ギア44がトラクタ
駆動ギア30から離脱した時には、上記カム54の作用
で、シート搬送機構部23のピンチローラ51がプラテ
ン21に接触して回転し、図示しないシート供給ガイド
から、シートSとしての単票紙が、シート搬送機構部2
3のシート搬送経路52を経てプラテン21へ供給され
搬送される。
【0031】図1に示す前記キャリッジ19は、キャリ
ッジガイド24に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘ
ッド18を搭載する。キャリッジガイド24がプラテン
21と平行に配置されることから、キャリッジ19は、
これらのプラテン21及びキャリッジガイド24の軸方
向と一致する主走査方向に移動(走査)可能に設けられ
る。このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ55
(図3)及びタイミングベルト56(図4)を備えたキ
ャリッジ駆動系により走査される。キャリッジ駆動モー
タ55はベースフレーム14に固定され、このキャリッ
ジ駆動モータ55にキャリッジ駆動プーリ(不図示)が
回転一体に取り付けられる。また、図1に示すように、
左サイドフレーム16の前方部下端には、プーリ支承部
47がベースフレーム14と平行に一体に設けられてお
り、このプーリ支承部47に図示しないキャリッジ従動
プーリが支持されている。これらのキャリッジ駆動プー
リとキャリッジ従動プーリにタイミングベルト56が巻
き掛けられ、このタイミングベルト56にキャリッジ1
9が結合される。
ッジガイド24に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘ
ッド18を搭載する。キャリッジガイド24がプラテン
21と平行に配置されることから、キャリッジ19は、
これらのプラテン21及びキャリッジガイド24の軸方
向と一致する主走査方向に移動(走査)可能に設けられ
る。このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ55
(図3)及びタイミングベルト56(図4)を備えたキ
ャリッジ駆動系により走査される。キャリッジ駆動モー
タ55はベースフレーム14に固定され、このキャリッ
ジ駆動モータ55にキャリッジ駆動プーリ(不図示)が
回転一体に取り付けられる。また、図1に示すように、
左サイドフレーム16の前方部下端には、プーリ支承部
47がベースフレーム14と平行に一体に設けられてお
り、このプーリ支承部47に図示しないキャリッジ従動
プーリが支持されている。これらのキャリッジ駆動プー
リとキャリッジ従動プーリにタイミングベルト56が巻
き掛けられ、このタイミングベルト56にキャリッジ1
9が結合される。
【0032】従って、キャリッジ駆動モータ55の正転
または逆転により、キャリッジ19は、タイミングベル
ト56を介しキャリッジガイド24に案内されて、主走
査方向における図1の左向きまたは右向きに走査され
る。
または逆転により、キャリッジ19は、タイミングベル
ト56を介しキャリッジガイド24に案内されて、主走
査方向における図1の左向きまたは右向きに走査され
る。
【0033】上記プーリ支承部47にはリボン駆動軸4
8が設けられる。このリボン駆動軸48は、左サイドフ
レーム16及び右サイドフレーム17に装着されたリボ
ンカセット49(図4)内のインクリボン50を移動さ
せるものである。
8が設けられる。このリボン駆動軸48は、左サイドフ
レーム16及び右サイドフレーム17に装着されたリボ
ンカセット49(図4)内のインクリボン50を移動さ
せるものである。
【0034】このインクリボン50はプラテン21の前
方を、このプラテン21の軸方向に沿って移動する。
方を、このプラテン21の軸方向に沿って移動する。
【0035】前記記録ヘッド18は多数のニードルピン
(不図示)を備え、これらのニードルピンの突出方向前
方にインクリボン50が位置する。記録ヘッド18は、
キャリッジ19と共に主走査方向に走査する間に、ニー
ドルピンを突出させてインクリボン50に打ち当て、イ
ンクリボン50のインクをプラテン21の前方周面に接
するシートS(連続紙または単票紙)に付着させて、こ
のシートSに文字を含む画像を記録する。
(不図示)を備え、これらのニードルピンの突出方向前
方にインクリボン50が位置する。記録ヘッド18は、
キャリッジ19と共に主走査方向に走査する間に、ニー
ドルピンを突出させてインクリボン50に打ち当て、イ
ンクリボン50のインクをプラテン21の前方周面に接
するシートS(連続紙または単票紙)に付着させて、こ
のシートSに文字を含む画像を記録する。
【0036】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走査する間
に、記録ヘッド18のニードルピンにより一行分の記録
がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シートS
が連続紙の場合には、シート搬送機構部23のプラテン
21、プッシュトラクタユニット12及び排出ユニット
13が、また、シートSが単票紙の場合には、シート搬
送機構部23のプラテン21、給紙カセット及び排出ユ
ニット13が、それぞれシートSを所定量(通常行間
分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより
実施される。
ッジ19が主走査方向左向きまたは右向きに走査する間
に、記録ヘッド18のニードルピンにより一行分の記録
がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シートS
が連続紙の場合には、シート搬送機構部23のプラテン
21、プッシュトラクタユニット12及び排出ユニット
13が、また、シートSが単票紙の場合には、シート搬
送機構部23のプラテン21、給紙カセット及び排出ユ
ニット13が、それぞれシートSを所定量(通常行間
分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより
実施される。
【0037】尚、図4に示す符号57は、ベースフレー
ム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成
されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23
内へシートSを供給するためのボトムシート供給口であ
る。
ム14とシート案内フレーム15との間に開口して形成
されて、プリンタ10の下方からシート搬送機構部23
内へシートSを供給するためのボトムシート供給口であ
る。
【0038】ところで、上記構成のプリンタ10では、
近年、高速化並びに小型化が促進されており、例えば、
図1に示すシート搬送モータ37、及び動力伝達系とし
ての歯車輪列部38等にあっても、コンパクトな設計が
望まれている。
近年、高速化並びに小型化が促進されており、例えば、
図1に示すシート搬送モータ37、及び動力伝達系とし
ての歯車輪列部38等にあっても、コンパクトな設計が
望まれている。
【0039】この歯車輪列部38は、図3に示すよう
に、モータピニオン39、第1減速ギア41、第2減速
ギア42、プラテン駆動ギア43、伝達ギア44、上記
トラクタ駆動ギア30及び上記排出ギア40を有して構
成される。
に、モータピニオン39、第1減速ギア41、第2減速
ギア42、プラテン駆動ギア43、伝達ギア44、上記
トラクタ駆動ギア30及び上記排出ギア40を有して構
成される。
【0040】この歯車輪列部38がコンパクト設計され
ると、必然的にモータピニオン39の径が小さくなる。
このモータピニオン39は、シート搬送モータ37のモ
ータシャフト37aに圧入されるが、このシート搬送モ
ータ37が市販のものでは、そのモータシャフト37a
の直径が規格で定まっており、従来技術(図7)で示し
たように、モータシャフト37aの小径加工が必要にな
る。
ると、必然的にモータピニオン39の径が小さくなる。
このモータピニオン39は、シート搬送モータ37のモ
ータシャフト37aに圧入されるが、このシート搬送モ
ータ37が市販のものでは、そのモータシャフト37a
の直径が規格で定まっており、従来技術(図7)で示し
たように、モータシャフト37aの小径加工が必要にな
る。
【0041】図5は、シート搬送モータ37のモータシ
ャフト37aにモータピニオン39を圧入して組み立て
た状態を示している。
ャフト37aにモータピニオン39を圧入して組み立て
た状態を示している。
【0042】本実施形態では、歯車輪列部38に駆動力
を伝達するモータピニオン(動力伝達体)39が、ピニ
オン歯部(伝達要素)39Aと、このピニオン歯部39
Aと同心上に位置して当該ピニオン歯部39Aよりも直
径の大きいピニオン圧入部(結合部)39Bとで一体に
構成されている。これらは燒結金属製である。
を伝達するモータピニオン(動力伝達体)39が、ピニ
オン歯部(伝達要素)39Aと、このピニオン歯部39
Aと同心上に位置して当該ピニオン歯部39Aよりも直
径の大きいピニオン圧入部(結合部)39Bとで一体に
構成されている。これらは燒結金属製である。
【0043】このピニオン圧入部39Bには、ピニオン
歯部39Aにまでは到達しない状態で、圧入穴39Cが
形成され、この圧入穴39Cにはモータシャフト37a
が圧入によって取り付けられている。
歯部39Aにまでは到達しない状態で、圧入穴39Cが
形成され、この圧入穴39Cにはモータシャフト37a
が圧入によって取り付けられている。
【0044】また、ピニオン歯部39Aには、その軸方
向を貫通して外部と圧入穴39Cとを連通する空気抜き
孔39Dが形成され、モータシャフト37aの圧入時の
空気を逃がす構成となっている。
向を貫通して外部と圧入穴39Cとを連通する空気抜き
孔39Dが形成され、モータシャフト37aの圧入時の
空気を逃がす構成となっている。
【0045】上記構成によれば、ピニオン歯部39Aよ
りも外径の大きいピニオン圧入部39Bに圧入穴39C
を形成して、この圧入穴39Cにモータシャフト37a
を圧入して取り付けるため、モータシャフト37aの直
径に比べてピニオン歯部39Aの外径が小さい場合であ
っても、ピニオン圧入部39Bの外径を大きく形成し、
そこにモータシャフト37aの外径に見合う大きさの圧
入穴39Cを形成すればよいので、モータシャフト37
aを小径とすることなく、ピニオン圧入部39Bにモー
タシャフト37aを取り付けることができる。
りも外径の大きいピニオン圧入部39Bに圧入穴39C
を形成して、この圧入穴39Cにモータシャフト37a
を圧入して取り付けるため、モータシャフト37aの直
径に比べてピニオン歯部39Aの外径が小さい場合であ
っても、ピニオン圧入部39Bの外径を大きく形成し、
そこにモータシャフト37aの外径に見合う大きさの圧
入穴39Cを形成すればよいので、モータシャフト37
aを小径とすることなく、ピニオン圧入部39Bにモー
タシャフト37aを取り付けることができる。
【0046】また、ピニオン歯部39Aとピニオン圧入
部39Bとをモータシャフト37aの軸方向にずらして
配置し、ピニオン圧入部39Bにモータシャフト37a
を取り付ける構成であるので、モータシャフト37aの
径に依存することなく、ピニオン歯部39Aのピッチ円
直径を任意に設定できる。
部39Bとをモータシャフト37aの軸方向にずらして
配置し、ピニオン圧入部39Bにモータシャフト37a
を取り付ける構成であるので、モータシャフト37aの
径に依存することなく、ピニオン歯部39Aのピッチ円
直径を任意に設定できる。
【0047】このシート搬送機構においては、従来のよ
うにモータシャフト37aを小径加工しなくてもよいか
ら、モータシャフト37aの剛性が十分に確保され、モ
ータシャフト37aとピニオン歯部39Aの回転方向の
締結力が十分に確保されるため、シート搬送力を正確に
得ることができ、従って、プリンタ10の印字精度を高
く維持できるという効果を奏する。
うにモータシャフト37aを小径加工しなくてもよいか
ら、モータシャフト37aの剛性が十分に確保され、モ
ータシャフト37aとピニオン歯部39Aの回転方向の
締結力が十分に確保されるため、シート搬送力を正確に
得ることができ、従って、プリンタ10の印字精度を高
く維持できるという効果を奏する。
【0048】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、伝達要素がピニオン歯部
(ギア)39Aで説明したが、これに限定されるもので
はなく、それがプーリであってもよいことは明らかであ
る。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、伝達要素がピニオン歯部
(ギア)39Aで説明したが、これに限定されるもので
はなく、それがプーリであってもよいことは明らかであ
る。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、伝達要
素よりも外径の大きい結合部に圧入穴を形成してこの圧
入穴に連結軸を圧入して取り付けるため、連結軸の直径
に比べて伝達要素の外径が小さい場合であっても、結合
部の外径を大きく形成し、そこに連結軸の外径に見合う
大きさの圧入穴を形成すればよいので、連結軸を小径と
することなく、連結部に連結軸を取り付けることができ
る。
素よりも外径の大きい結合部に圧入穴を形成してこの圧
入穴に連結軸を圧入して取り付けるため、連結軸の直径
に比べて伝達要素の外径が小さい場合であっても、結合
部の外径を大きく形成し、そこに連結軸の外径に見合う
大きさの圧入穴を形成すればよいので、連結軸を小径と
することなく、連結部に連結軸を取り付けることができ
る。
【0050】従って、連結軸の剛性が十分に確保され、
連結軸と伝達要素の回転方向の締結力が十分に確保され
る。
連結軸と伝達要素の回転方向の締結力が十分に確保され
る。
【図1】ドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す平面図である。
【図3】図1のプリンタ本体を示す右側面図である。
【図4】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図5】本発明による動力伝達体の一実施形態を示す図
である。
である。
【図6】従来の動力伝達体を示す図である。
【図7】従来の動力伝達体を示す図である。
10 プリンタ(記録装置) 37 シート搬送モータ 37a モータシャフト 38 歯車輪列部 39 モータピニオン(動力伝達体) 39A ピニオン歯部(伝達要素) 39B ピニオン圧入部(結合部) 39C 圧入穴 39D 空気抜き孔
Claims (6)
- 【請求項1】 回転力を伝達する伝達要素と、 この伝達要素と同心上に位置して当該伝達要素よりも外
径が大きくかつ連結軸が圧入される圧入穴を有した結合
部とを一体に形成した、ことを特徴とする動力伝達体。 - 【請求項2】 前記伝達要素がギアであることを特徴と
する請求項1記載の動力伝達体。 - 【請求項3】 前記伝達要素がプーリであることを特徴
とする請求項1記載の動力伝達体。 - 【請求項4】 前記伝達要素が圧入穴に連通する空気抜
き孔を有したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項記載の動力伝達体。 - 【請求項5】 シート搬送モータ、キャリッジ駆動モー
タ等の駆動用モータを有し、このモータシャフトに圧入
された動力伝達体を通じて駆動力を伝達する機構を有し
た記録装置において、 前記動力伝達体を、 回転力を伝達する伝達要素と、 この伝達要素と同心上に位置して当該伝達要素よりも外
径が大きい結合部とによって一体に形成し、 この結合部に圧入穴を形成しこの圧入穴に前記モータシ
ャフトを圧入して取り付けた、 ことを特徴とする記録装置。 - 【請求項6】 シート搬送モータと、動力伝達系として
の歯車輪列部とを有し、シート搬送モータのモータシャ
フトに圧入されたモータピニオンを通じて歯車輪列部に
駆動力を伝達し、この歯車輪列部を介してシート搬送力
を発生させる記録装置のシート搬送機構において、 前記歯車輪列部に駆動力を伝達するモータピニオンをピ
ニオン歯部とこのピニオン歯部と同心上に位置して当該
ピニオン歯部よりも直径の大きいピニオン圧入部とで一
体に形成し、 このピニオン圧入部に圧入穴を形成してこの圧入穴に前
記モータシャフトを圧入して取り付けた、 ことを特徴とする記録装置のシート搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000014551A JP2001199106A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びにそのシート搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000014551A JP2001199106A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びにそのシート搬送機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001199106A true JP2001199106A (ja) | 2001-07-24 |
Family
ID=18541998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000014551A Withdrawn JP2001199106A (ja) | 2000-01-24 | 2000-01-24 | 動力伝達体及びこの動力伝達体を用いた記録装置並びにそのシート搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001199106A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511120A (ja) * | 2006-11-29 | 2010-04-08 | ボーグワーナー・インコーポレーテッド | ターボチャージャ |
-
2000
- 2000-01-24 JP JP2000014551A patent/JP2001199106A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511120A (ja) * | 2006-11-29 | 2010-04-08 | ボーグワーナー・インコーポレーテッド | ターボチャージャ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051003 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20051212 |