JP4830934B2 - 記録装置 - Google Patents
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Description
またインクリボンカートリッジの取り付け構造によっては、上記連結部が破損する前にインクリボンカートリッジが脱落し、ドットインパクトプリンタの他の機器に悪影響を与える恐れがある。
この場合において、前記雌ねじ部の歯を、過度の荷重で欠損可能に、前記雄ねじ部の歯の厚さよりも薄く形成してもよい。
従って、リボンロックが解消し記録ヘッドに設けた記録ワイヤの欠損等が防止できる。またリボンロック時におけるリボン巻き取り軸の欠損が防止できるため、プリンタ本体の修理までには至らず、インクリボンカートリッジの交換のみで対処できる。さらには、従来の連結部が不要になり、部品数が減少し、インクリボンカートリッジの取り付け作業が容易になる。
また、前記インクリボンカートリッジには、装着部からの脱落を阻止するための、該インクリボンカートリッジの支持部に向けてスライド移動し、該支持部に係合可能な係合片を備えてもよい。
本発明では、リボン巻き取りローラの雌ねじ部側が欠損する過程で、リボン巻き取り軸にリボン巻き取りローラを押し出す過度の荷重が作用しても、リボンカートリッジの脱落が阻止される。
また、前記支持部がサイドフレームに形成した係止孔であってもよい。
これら構成では、インクリボンカートリッジの装着時に係合片をスライドして該係合片をインクリボンカートリッジの支持部に係合する。これにより、リボン巻き取り軸にリボン巻き取りローラを押し出すような過度の荷重が作用したときでも、インクリボンカートリッジの脱落が阻止される。
また、インクリボンカートリッジの装着時に係合片をスライドして該係合片をインクリボンカートリッジの支持部に係合することにより、リボン巻き取り軸にリボン巻き取りローラを押し出すような過度の荷重が作用したときでもインクリボンカートリッジの装着部からの脱落が阻止される。
図1は、本発明の記録装置の実施形態に係るプリンタ10の前方の外観を示す斜視図であり、図2は、プリンタ10の側断面図であり、図3及び図4は、このプリンタ10のフレーム構成を示す斜視図である。
このプリンタ10は、複数の記録ワイヤを選択的に打ち出す記録ヘッド20と、この記録ヘッド20が搭載されるキャリッジ21とを備え、記録ヘッド20から打ち出された記録ワイヤを記録媒体(以下、シートという。)に打ち付けることによって文字を含む画像を記録するシリアルドットインパクトプリンタである。図2に示すように、このプリンタ10は、大別すると、記録ユニットを構成するプリンタ本体12と、トラクタユニット13と、シートガイド14とを備え、これらの上方、下方が、図1に示すように、アッパーケース15およびロアケース16で覆われる構成となっている。上記シートには、所定長さに裁断されたカットシートと、複数枚が連結された連続シートとがある。カットシートとしては、例えば単票紙、複写紙、通帳またはカットフィルムなどがあり、連続シートとしては連続紙がある。
これにより、上記キャリッジ21は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルト43を介しキャリッジ軸28に案内されて、上記キャリッジ軸28の軸方向及びプラテン22の長手方向と一致する主走査方向に走行(走査)される。上記記録ヘッド20は、多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これら記録ワイヤをプラテン22に向けて打ち出す。
これにより、記録ヘッド20は、キャリッジ21と共に主走査方向に走行される間に、これら記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン22と記録ヘッド20との間に搬送されたシートに付着し、該シートに文字を含む画像を記録する。なお、キャリッジ21には、図3にも示すように、リボンマスクホルダ51が設置され、リボンマスクホルダ51はインクリボンカートリッジ29内のインクリボンから、プラテン20の上面に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)を保護している。
各トラクタ30は、図2に示すように、トラクタ駆動プーリ30aと、トラクタ従動プーリ30bと、これらプーリ30a,30bに巻き掛けられたトラクタベルト31とを備え、図示せぬ駆動機構によってトラクタ駆動プーリ30aを回転駆動し、トラクタベルト31を駆動して連続シートを搬送する。
図6は、リボンドライブ機構のリボン巻き取り部の構成を示す。リボンドライブ機構は、インクリボンカートリッジ29のインクリボンの巻き取りを行う機構であり、キャリッジ21の往復移動時の動力を用いて、遊星歯車機構等を用いて、該キャリッジ21の移動方向両方向においてインクリボンの巻き取りを行う。図6は、リボン巻き取り部の構成を示し、インクリボンカートリッジ29に設けたリボン巻き取りローラ45の雌ねじ部に、上記背面フレーム27に取り付けたリボン巻き取り軸47の雄ねじ部を嵌合し、上記リボンドライブ機構により、リボン巻き取り軸47を駆動し、リボン巻き取りローラ45によりインクリボンを巻き取る。
図8は、図7AのXIII−XIII断面図である。
上記リボン巻き取り軸47の雄ねじ部47Aは6個の歯147を有し、該雄ねじ部47Aが嵌合するリボン巻き取りローラ45の雌ねじ部45Aには上記6個の歯147に対応し同数の歯145が形成されている。そして、各歯145,147の噛み合い部分の歯の厚さにおいて、雌ねじ部45Aの歯145の厚さT1が雄ねじ部47Aの歯147の厚さT2よりも薄く形成されている。
従って、リボンロックが解消し記録ヘッド20に設けた記録ワイヤの欠損等が防止できる。またリボンロック時におけるリボン巻き取り軸47側の歯147の欠損が防止できるため、プリンタ本体の修理までには至らず、インクリボンカートリッジ29の交換のみで対処できる。さらに従来の連結部が不要になり、部品数が減少しカートリッジ29の取り付け作業が容易になる。
一般にインクリボンカートリッジ29は、左右サイドフレーム25,26(支持部)への装着時において、リボン巻き取り軸47にリボン巻き取りローラ45を嵌合すると共に、図6に示すように、左右サイドフレーム25,26の内面に設けた各ピン部材126に対し、インクリボンカートリッジ29の両側端部のばね部129を弱いばね力で係止させている。この係止力を弱いばね力としたのはインクリボンカートリッジ29の脱着の容易性を配慮したためである。
そして、インクリボンカートリッジ29の装着時には、つまみ部63とストッパ66をつまんで、矢印Xで示す方向につまみ力を加え、係合片61の先端61aをばね部65のばね力に抗して該側縁29aから内方に押し縮める。この作業は、図5を参照し、ユーザが両手で行う。ついで、インクリボンカートリッジ29を所定の装着位置に装着した後に、両手を離すと、係合片61のばね部65のばね力により該係合片61の先端が側縁29aの外方に突出し、上述したように、左右サイドフレーム25,26に設けた係止孔25a,26aに係止する。
また、上述したように、リボン巻き取りローラ45の雌ねじ部45A側の弱点の歯145が欠損する過程においても、リボン巻き取り軸47にリボン巻き取りローラ45を押し出す過度の荷重が作用する場合がある。
この場合にも、係合片61の先端が左右サイドフレーム25,26に係止されているため、インクリボンカートリッジ29の脱落が阻止され、よってドットインパクトプリンタの各機器の破損を防止できる。
Claims (5)
- キャリッジに搭載された記録ヘッドに複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンカートリッジからのインクリボンを介して、記録媒体に画像を記録する記録装置において、
前記インクリボンカートリッジに設けたリボン巻き取りローラの雌ねじ部に、リボン巻き取り軸の雄ねじ部を嵌合し、前記リボン巻き取り軸を駆動して、前記リボン巻き取りローラによりインクリボンを巻き取り可能とし、前記雌ねじ部の剛性を、前記雄ねじ部の剛性よりも弱く形成し、過度の荷重が作用したとき前記雌ねじ部を欠損可能に形成し、前記インクリボンカートリッジには、装着部からの脱落を阻止するための、該インクリボンカートリッジの支持部に向けてスライド移動し、該支持部に係合可能な係合片を備えたことを特徴とする記録装置。 - 前記雌ねじ部の歯を、過度の荷重で欠損可能に、前記雄ねじ部の歯の厚さよりも薄く形成したことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
- 前記雌ねじ部及び雄ねじ部の歯の厚さが、噛み合い部分の歯の厚さであることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
- 前記インクリボンカートリッジの係合片が、ばね付勢されて、該係合片の先端が該インクリボンカートリッジの側縁から外方に突出し、装着時には、係合片の先端をばね力に抗して該側縁から内方に押し縮めて装着し、装着した後には、ばね力により係合片の先端が側縁の外方に突出して、該インクリボンカートリッジの支持部に係合することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の記録装置。
- 前記支持部が、サイドフレームに形成した係止孔であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の記録装置。
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