JP3963114B2 - トラクタユニット及び記録装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、連続紙の側縁部を保持する一対のトラクタセットを備えたトラクタユニット及び記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、キャリッジに搭載された記録ヘッドを用いてトラクタユニットにより搬送される連続紙に画像を記録する記録装置が知られている。
【0003】
この種のものでは、トラクタユニットが、連続紙の側縁部を保持する一対のトラクタセットを備え、少なくとも一方のトラクタセットを離間させる方向に付勢して、連続紙に横方向への張力を付与しつつ搬送するのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のトラクタユニットでは、一方のトラクタセットにケーブルを介して重錘を取り付けて付勢し(特開平5−338286号公報)、或いはトラクタセットをワイヤで引っ張るように付勢し(特開平6−56320号公報)ているが、重錘やワイヤが邪魔になる等の問題がある。
【0005】
そこで、本発明の目的は、上述した従来技術が有する課題を解消し、簡単な構成によって、連続紙の横方向の張力を安定的に付与することができるトラクタユニット及び記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、トラクタ駆動軸とこのトラクタ駆動軸とほぼ平行に配置されたトラクタガイド軸とを備え、これら軸上に離間自在に配置され、各軸間に掛け渡されて連続紙の側縁部を保持する一対のトラクタセットを備え、少なくとも一方のトラクタセットが、トラクタガイド軸に外嵌しこのトラクタガイド軸に固定自在なチャック部と、このチャック部とトラクタ駆動軸が貫通し連続紙の側縁部を保持自在なベース部と、このベース部に保持された連続紙の側縁部を押さえるシート押え蓋とを備え、チャック部がトラクタガイド軸に固定された場合、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、当該チャック部に対しベース部を付勢するばね手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させるハンドルを備え、このハンドルが固定位置に移動された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢する構成としたことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項1記載のものにおいて、前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させる回転自在なハンドルを備え、このハンドルが固定位置に回転された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢すると共に、前記ハンドルがシート押え蓋の開きを防止する構成としたことを特徴とする。
【0011】
請求項4記載の発明は、キャリッジに搭載された記録ヘッドを用いてトラクタユニットにより搬送される連続紙に画像を記録する記録装置において、前記トラクタユニットが、トラクタ駆動軸とこのトラクタ駆動軸とほぼ平行に配置されたトラクタガイド軸とを備え、これら軸上に離間自在に配置され、各軸間に掛け渡されて連続紙の側縁部を保持する一対のトラクタセットを備え、少なくとも一方のトラクタセットが、トラクタガイド軸に外嵌しこのトラクタガイド軸に固定自在なチャック部と、このチャック部とトラクタ駆動軸が貫通し連続紙の側縁部を保持自在なベース部と、このベース部に保持された連続紙の側縁部を押さえるシート押え蓋とを備え、チャック部がトラクタガイド軸に固定された場合、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、当該チャック部に対しベース部を付勢するばね手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項5記載の発明は、請求項4記載のものにおいて、前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させるハンドルを備え、このハンドルが固定位置に移動された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢する構成としたことを特徴とする。
【0013】
請求項6記載の発明は、請求項4記載のものにおいて、前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させる回転自在なハンドルを備え、このハンドルが固定位置に回転された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢すると共に、前記ハンドルがシート押え蓋の開きを防止する構成としたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0015】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す側断面図である。
【0016】
この図に示す記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘッド18の多数の記録ワイヤを、インクリボン(不図示)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース11A及びロアケース11Bと、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートKを案内するシート供給ガイド38と、を有して構成される。
【0017】
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートKとしては、例えば単票紙(単票複写紙を含む)又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連続紙(連続複写紙を含む)がある。
【0018】
上記プリンタ本体11は、図2に示すように、本体フレームとしてのベースフレーム14、メインフレーム15、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としての平プラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、この第1搬送ローラ21に対向する第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及びこれに対向する第4搬送ローラ24と、を有して構成される。また、42はステーショナリー形式のリボンカートリッジであり、このリボンカートリッジ42にはインクリボンが収納されている。
【0019】
図3は、リボンカートリッジ42を取り除いた状態を示し、図4は、記録ヘッド18を含む縦断面を示している。
【0020】
ベースフレーム14及びメインフレーム15の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイド板26とキャリッジ軸27とが上下前後方向に所定距離離れて架け渡される。キャリッジ軸27は左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17に回動自在に枢支される。左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に平プラテン20が架け渡されて配設されると共に、シート案内25が固定して配設される。
【0021】
上記プッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ29Aと、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設された孔(不図示)に係合可能とされる。プラテン20を含む上記シート搬送機構部は、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ(不図示)がプリンタ本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ(不図示)が、また第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をなしている。
【0022】
このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置され、第2搬送ローラ(不図示)及び第4搬送ローラ24がシート案内25の上方に配置される。
【0023】
第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24は、図1に示す駆動輪列部34により、図中時計方向(CW)または反時計方向(CCW)に回転駆動される。また、上記プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に駆動される。
【0024】
上記駆動輪列部34は、左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一方、例えば右サイドフレーム17に設置される。この駆動輪列部34は、正転または逆転可能なシート供給モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオン36を備える。このモータピニオン36からの駆動力が巻掛け伝動機構や歯車機構等の駆動輪列部34を介して、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23、第4搬送ローラ24及びプッシュトラクタユニット12へ伝動可能とされる。
【0025】
駆動輪列部34のうちの係合解除ギア34Aは、モータピニオン36からの駆動力を、プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31に伝動、或いは不伝動のいずれかに切り換えるギアである。
【0026】
単票紙又は複写紙等のカットシートKは、プリンタ本体11の前方側から手動供給された後、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の反時計方向の回転により、プリンタ本体11の前方から後方へ向かって矢印A方向に搬送される。また、上記カットシートKは、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の反時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ(不図示)、第4搬送ローラ24の時計方向の回転により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印B方向に搬送される。
【0027】
また、連続紙等の連続シートは、プッシュトラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側から上述の矢印B方向に供給された後、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24によりプリンタ本体11の後方から前方へ、もしくは前方から後方へ(矢印B方向もしくはA方向)に搬送される。
【0028】
これにより、カットシートK及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0029】
上記キャリッジ19は、図4に示すように、キャリッジ軸27に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。
【0030】
キャリッジ軸27がプラテン20と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプラテン20、キャリッジ軸27の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ(不図示)の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト(不図示)に結合される。従って、このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルトを介し、キャリッジ軸27に案内されて、主走査方向における図2又は図3の左向き又は右向きに走査される。
【0031】
ここで、キャリッジ駆動モータは、シート供給モータと共に例えばステッピングモータにて構成される。
【0032】
キャリッジ19には、図4に示すように、ステーショナリー形式のリボンカートリッジ42内のインクリボンから、プラテン20の上面に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)を保護するリボンマスクホルダ41が設置されている。リボンカートリッジ42内のインクリボンは、リボン駆動軸43により駆動されて、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を、主走査方向と同一の方向に移動可能に構成される。
【0033】
上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシートK又は連続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0034】
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカットシートKの場合には、シート搬送機構部(プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0035】
図5は、トラクタユニット12を示している。
【0036】
このトラクタユニット12は、一対のサイドフレーム16,17間に掛け渡された、トラクタ駆動軸51とこのトラクタ駆動軸51とほぼ平行に配置されたトラクタガイド軸52とを備え、これら軸上51,52に離間自在に、連続紙の側縁部を保持する一対のトラクタセット53,54を備えて構成されている。一方のトラクタセット53は、各軸上51,52に固定されており、他方のトラクタセット54は、軸上51,52を移動自在に構成される。
【0037】
このトラクタセット54は、図6に示すように、トラクタガイド軸52に外嵌し、このトラクタガイド軸52に固定自在なチャック部55と、このチャック部55とトラクタ駆動軸51が貫通し、連続紙の側縁部を保持自在なベース部56と、このベース部56の内周とチャック部55の外周との間の環状空間に配置されて、チャック部55に対しベース部56を、図5の矢印A方向に常時付勢するコイルスプリング57と、ベース部56に保持された連続紙の側縁部を押さえるシート押え蓋32とを備えて構成される。
【0038】
図6Bに示すように、ベース部56から突出したチャック部55の一部55Aには、ハンドル58が取り付けられ、このハンドル58を、図6Cの矢印B方向に回動させた場合、チャック部55の一部55Aがつぶれて、一部55Aの内径が縮まり、トラクタガイド軸52が把持され、これによってトラクタガイド軸52の軸上にチャック部55が固定される。
【0039】
図6Bに示すように、ベース部56の上面の凹溝内には、上記トラクタベルト31が移動自在に収納され、このトラクタベルト31のピン33には連続紙Rの側縁部の孔が係合し、この連続紙Rは、トラクタベルト31の移動に伴って、図6Aの矢印C方向に搬送される。また、図6A及び図6Cに示すように、ベース部56には、ハンドル58に当接自在な端部56Aと、この端部56Aに連なる切欠き56Bとが形成されている。
【0040】
図6は、トラクタガイド軸52に対して、トラクタセット54を固定する前の状態を示し、図7は、トラクタガイド軸52に対して、トラクタセット54を固定した後の状態を示している。
【0041】
各軸上51,52に固定された一方のトラクタセット53と、各軸上51,52を移動自在な他方のトラクタセット54との間に連続紙Rを掛け渡した後、このトラクタセット54が固定される。
【0042】
これが固定される場合、まず、チャック部55の一部55Aをつぶし、軸52を締め付けるため、図6Bの矢印B方向にハンドル58が回動される。ハンドル58が回動されて、図7Cに示すように、起立位置に到達すると、図7Aに示すように、ハンドル58がベース部56の端部56Aから外れて切欠き56Bの位置に至る。これにより、ベース部56に対する拘束が解除され、このベース部56が、コイルスプリング57のばね力によって付勢されて、図7Aの矢印D方向(図5の矢印A方向)に移動する。
【0043】
すなわち、図6Bの状態から、図7Bの状態となり、連続紙Rに横方向(矢印D方向)への張力が付与される。
【0044】
本実施形態では、重錘やワイヤ等を使用しないため、それらが邪魔になることがなく、連続紙Rの横方向への張力を安定的に付与することができ、簡単な構成で、その目的を達成することができる。
【0045】
上記シート押え蓋32は、図6Bに示すように、ピン32Aを介して、開閉自在にベース部56に連結される。ハンドル58が回動され、図7Cの起立位置に到達すると、連続紙Rに横方向への張力が付与されるだけでなく、ハンドル58がシート押え蓋32の開きを防止する。従って、プリンタ10の記録中にシート押え蓋32が開く等のトラブルが防止される。
【0046】
以上、一実施形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものでないことは明らかである。
【0047】
【発明の効果】
本発明では、重錘やワイヤ等を使用せず、簡単な構成で、連続紙の横方向への張力を安定的に付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す断面図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す斜視図である。
【図3】図2のものからリボンカートリッジを外した状態を示す斜視図である。
【図4】図3の記録ヘッド及びキャリッジ等の側面図である。
【図5】トラクタユニットの平面図である。
【図6】Aはトラクタセットの上面図、Bは断面図、Cは端面図である。
【図7】Aはトラクタセットの上面図、Bは断面図、Cは端面図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置)
12 トラクタユニット
18 記録ヘッド
19 キャリッジ
32 シート押え蓋
51 トラクタ駆動軸
52 トラクタガイド軸
53,54 トラクタセット
55 チャック部
56 ベース部
57 コイルスプリング
58 ハンドル

Claims (6)

  1. トラクタ駆動軸とこのトラクタ駆動軸とほぼ平行に配置されたトラクタガイド軸とを備え、
    これら軸上に離間自在に配置され、各軸間に掛け渡されて連続紙の側縁部を保持する一対のトラクタセットを備え、
    少なくとも一方のトラクタセットが、
    トラクタガイド軸に外嵌しこのトラクタガイド軸に固定自在なチャック部と、このチャック部とトラクタ駆動軸が貫通し連続紙の側縁部を保持自在なベース部と、このベース部に保持された連続紙の側縁部を押さえるシート押え蓋とを備え、チャック部がトラクタガイド軸に固定された場合、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、当該チャック部に対しベース部を付勢するばね手段を備えたことを特徴とするトラクタユニット。
  2. 前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させるハンドルを備え、このハンドルが固定位置に移動された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢する構成としたことを特徴とする請求項1記載のトラクタユニット。
  3. 前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させる回転自在なハンドルを備え、このハンドルが固定位置に回転された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢すると共に、前記ハンドルがシート押え蓋の開きを防止する構成としたことを特徴とする請求項1記載のトラクタユニット。
  4. キャリッジに搭載された記録ヘッドを用いてトラクタユニットにより搬送される連続紙に画像を記録する記録装置において、
    前記トラクタユニットが、
    トラクタ駆動軸とこのトラクタ駆動軸とほぼ平行に配置されたトラクタガイド軸とを備え、
    これら軸上に離間自在に配置され、各軸間に掛け渡されて連続紙の側縁部を保持する一対のトラクタセットを備え、
    少なくとも一方のトラクタセットが、
    トラクタガイド軸に外嵌しこのトラクタガイド軸に固定自在なチャック部と、このチャック部とトラクタ駆動軸が貫通し連続紙の側縁部を保持自在なベース部と、このベース部に保持された連続紙の側縁部を押さえるシート押え蓋とを備え、チャック部がトラクタガイド軸に固定された場合、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、当該チャック部に対しベース部を付勢するばね手段を備えたことを特徴とする記録装置。
  5. 前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させるハンドルを備え、このハンドルが固定位置に移動された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢する構成としたことを特徴とする請求項4記載の記録装置。
  6. 前記チャック部をトラクタガイド軸に固定させる回転自在なハンドルを備え、このハンドルが固定位置に回転された場合、前記ばね手段が、連続紙に横方向への張力を付与する方向に、ベース部を付勢すると共に、前記ハンドルがシート押え蓋の開きを防止する構成としたことを特徴とする請求項4記載の記録装置。
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