JP2002160847A - シート搬送機構及び記録装置 - Google Patents

シート搬送機構及び記録装置

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JP2002160847A
JP2002160847A JP2000361553A JP2000361553A JP2002160847A JP 2002160847 A JP2002160847 A JP 2002160847A JP 2000361553 A JP2000361553 A JP 2000361553A JP 2000361553 A JP2000361553 A JP 2000361553A JP 2002160847 A JP2002160847 A JP 2002160847A
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transport roller
sheet
roller
transport
power transmission
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JP2000361553A
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English (en)
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Masayuki Kumazaki
昌幸 熊崎
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一対の搬送ローラの駆動をシート厚に拘わら
ず確実として、シート搬送精度を良好に確保できるこ
と。 【解決手段】 一対のフロント第1搬送ローラ及びフロ
ント第2搬送ローラがともに駆動され、フロント第2搬
送ローラが支点軸57を中心に回動可能に設けられ、こ
れらのフロント第1及び第2搬送ローラの挟持によりシ
ートを搬送するシート搬送機構において、フロント第1
搬送ローラの駆動力が、このフロント第1搬送ローラの
フロント第1ギア61、フロント第1アイドルギア6
6、フロント第2アイドルギア67、フロント第3アイ
ドルギア68、及びフロント第2搬送ローラのフロント
第2ギア62を介して上記フロント第2搬送ローラへ伝
達され、フロント第3アイドルギア68の中心が上記支
点軸57に位置付けられ、このフロント第3アイドルギ
ア68にフロント第2搬送ローラのフロント第2ギア6
2が常時噛み合って構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ともに駆動される
一対の搬送ローラによりシートを搬送するシート搬送機
構、及びこのシート搬送機構を備えた記録装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録装置には、図9及び図10に示すよ
うに、プラテン99に沿って走行する図示しないキャリ
ッジに、多数の記録ワイヤを備えた記録ヘッド(ともに
図示せず)が搭載され、記録ワイヤをプラテン99へ向
かって突出動作させて、シート搬送機構100により記
録ヘッドとプラテン99との間に搬送されるシートに画
像を記録するドットインパクトプリンタがある。
【0003】上記シート搬送機構100では、シート搬
送モータ110の駆動により、一対のフロント第1搬送
ローラ101及びフロント第2搬送ローラ102がとも
に駆動され、また、一対のリア第1搬送ローラ104及
びリア第2搬送ローラ105がともに駆動され、フロン
ト第1搬送ローラ101とフロント第2搬送ローラ10
2によりシートを挟持し、リア第1搬送ローラ104と
リア第2搬送ローラ105によりシートを挟持して、こ
れらの搬送ローラによりシートを駆動している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなシート搬
送機構100では、フロント第2搬送ローラ102の動
力伝達ギア107がフロント第1搬送ローラ101の動
力伝達ギア106に直接噛み合い、また、リア第2搬送
ローラ105の動力伝達ギア109がリア第1搬送ロー
ラ104の動力伝達ギア108に直接噛み合っている。
【0005】また、フロント第2搬送ローラ102が支
点103回りに上下方向に回動可能に構成され、リア第
2搬送ローラ105が図示しない支点回りに上下方向に
回動可能に構成されている。
【0006】このため、シート厚の過大なシートが供給
されたときには、フロント第2搬送ローラ102が支点
103回りに回動し、このフロント第2搬送ローラ10
2の動力伝達ギア107がフロント第1搬送ローラ10
1の動力伝達ギア106から浮き上がって離間し、フロ
ント第1搬送ローラ101からフロント第2搬送ローラ
102への動力伝達が不充分になる場合がある。また、
リア第2搬送ローラ105が支点(不図示)回りに回動
し、このリア第2搬送ローラ105の動力伝達ギア10
9がリア第1搬送ローラ104の動力伝達ギア108か
ら離間して、リア第1搬送ローラ104からリア第2搬
送ローラ105への動力伝達が不充分になる場合があ
る。
【0007】このような場合には、上下一対のフロント
第1搬送ローラ101及びフロント第2搬送ローラ10
2、リア第1搬送ローラ104及びリア第2搬送ローラ
105を確実に駆動させることができず、シートの搬送
精度が低下して、所望の記録結果(印字結果)が得られ
ない恐れがある。
【0008】特に、シートとして複写紙を使用する場合
には、それぞれ上下一対のフロント第1搬送ローラ10
1及びフロント第2搬送ローラ102と、リア第1搬送
ローラ104及びリア第2搬送ローラ105とが確実に
駆動されていないと、この駆動されていない搬送ローラ
がシート搬送の負荷となってしまい、複写紙の搬送精度
が一層低下してしまうことがある。
【0009】本発明の目的は、上述の事情を考慮してな
されたものであり、一対の搬送ローラの駆動をシート厚
に拘わらず確実として、シート搬送精度を良好に確保で
きるシート搬送機構及び記録装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一対の第1及び第2搬送ローラがともに駆動され、
上記第2搬送ローラが支点を中心に回動可能に設けら
れ、これらの第1及び第2搬送ローラの狭持によりシー
トを搬送するシート搬送機構において、上記第1搬送ロ
ーラの駆動力が、この第1搬送ローラの動力伝達手段、
中間動力伝達手段及び上記第2搬送ローラの動力伝達手
段を介して上記第2搬送ローラへ伝達され、上記中間動
力伝達手段の中心が上記支点に位置づけられ、この中間
動力伝達手段に上記第2搬送ローラの上記動力伝達手段
が常時接触して構成されたことを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記動力伝達手段がギアであることを
特徴とするものである。
【0012】請求項3に記載の発明は、プラテンに沿っ
て走行するキャリッジに、多数の記録ワイヤを備えた記
録ヘッドが搭載され、上記記録ワイヤを上記プラテンに
向かって突出動作させて、シート搬送機構により上記記
録ヘッドと上記プラテンとの間に搬送されるシートに画
像を記録させる記録装置において、上記シート搬送機構
は、一対の第1及び第2搬送ローラがともに駆動され、
上記第2搬送ローラが支点を中心に回動可能に設けら
れ、これらの第1及び第2搬送ローラの狭持によりシー
トを搬送し、上記第1搬送ローラの駆動力が、この第1
搬送ローラの動力伝達手段、中間動力伝達手段及び上記
第2搬送ローラの動力伝達手段を介して上記第2搬送ロ
ーラへ伝達され、上記中間動力伝達手段の中心が上記支
点に位置づけられ、この中間動力伝達手段に上記第2搬
送ローラの上記動力伝達手段が常時接触して構成された
ことを特徴とするものである。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、上記シート搬送機構の動力伝達手段が
ギアであることを特徴とするものである。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、上記第1搬送ローラがフロン
ト第1搬送ローラであり、上記第2搬送ローラがフロン
ト第2搬送ローラであり、これらのフロント第1及び第
2搬送ローラが装置の前方側に配置されたシート搬送機
構を有することを特徴とするものである。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、上記第1搬送ローラがリア第
1搬送ローラであり、上記第2搬送ローラがリア第2搬
送ローラであり、これらのリア第1及び第2搬送ローラ
が装置の後方側に配置されたシート搬送機構を有するこ
とを特徴とするものである。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項3または
4に記載の発明において、上記第1搬送ローラがフロン
ト第1搬送ローラとリア第1搬送ローラであり、上記第
2搬送ローラがフロント第2搬送ローラとリア第2搬送
ローラであり、上記フロント第1及び第2搬送ローラが
装置の前方側に、リア第1及び第2搬送ローラが装置の
後方側にそれぞれ配置されたシート搬送機構を有するこ
とを特徴とするものである。
【0017】請求項1乃至7に記載の発明には、次の作
用がある。
【0018】第1搬送ローラ(フロント第1搬送ロー
ラ、リア第1搬送ローラ)の駆動力が、この第1搬送ロ
ーラの動力伝達手段、中間動力伝達手段及び第2搬送ロ
ーラ(フロント第2搬送ローラ、リア第2搬送ローラ)
の動力伝達手段を介して、支点回りに回動可能な第2搬
送ローラへ伝達され、上記中間動力伝達手段の中心が上
記支点に位置づけられ、この中間動力伝達手段に第2搬
送ローラの動力伝達手段が常時接触して構成されたこと
から、シート厚に応じて第2搬送ローラが支点回りに回
動しても、この第2搬送ローラの動力伝達手段が常に中
間動力伝達手段に接触するので、この第2搬送ローラ
を、第1搬送ローラとともに確実に駆動させることがで
きる。この結果、これら第1及び第2搬送ローラによる
シートの搬送精度を良好に確保できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0020】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体
の側断面図である。
【0021】これらの図に示す記録装置としてのプリン
タ10は、記録ヘッドの多数の記録ワイヤを、インクリ
ボン(共に図示せず)を介してシートに打ち付けてドッ
トを記録することにより、文字を含む画像を印刷するド
ットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、
記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本
体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、
プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケ
ース(不図示)及びロアケース13と、プリンタ本体1
1の前方側に設置されてカットシートKを案内するシー
ト供給ガイド43と、を有して構成される。
【0022】上記シートには、所定長さに切断された上
記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートと
がある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写
紙又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連
続紙がある。
【0023】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、メインフレーム15、左サ
イドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機
構としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シー
ト搬送機構50を構成するプラテン20、シート案内2
5、フロント第1搬送ローラ21、フロント第2搬送ロ
ーラ22、リア第1搬送ローラ23及びリア第2搬送ロ
ーラ24等と、を有して構成される。
【0024】ベースフレーム14及びメインフレーム1
5の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフ
レーム17が立設して固定される。これらの左サイドフ
レーム16と右サイドフレーム17間に、ロアキャリッ
ジ軸26とアッパキャリッジ軸27が上下方向に所定距
離離れて架け渡され、このうち、ロアキャリッジ軸26
が回動自在に枢支される。また、左サイドフレーム16
と右サイドフレーム17間にプラテン20が架け渡され
て回転自在に配設されると共に、シート案内25が固定
して配設される。
【0025】図2に示す上記プッシュトラクタユニット
12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20
を備えた上記シート搬送機構50へ供給するものであ
り、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラク
タ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺
動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)と、
トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在
に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラク
タベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備え
て構成される。
【0026】一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべ
き連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された
複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設さ
れた穴(不図示)に係合可能とされる。
【0027】プラテン20を含む上記シート搬送機構5
0は、図2及び図3に示すように、プラテン20に対
し、フロント第1搬送ローラ21及びフロント第2搬送
ローラ22がプリンタ本体11の前方側に、リア第1搬
送ローラ23及びリア第2搬送ローラ24がプリンタ本
体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更
に、フロント第1搬送ローラ21とフロント第2搬送ロ
ーラ22が、またリア第1搬送ローラ23とリア第2搬
送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をな
す。
【0028】このうち、フロント第1搬送ローラ21及
びリア第2搬送ローラ24は、プラテン20と共にシー
ト案内25の下方に配置され、フロント第2搬送ローラ
22及びリア第1搬送ローラ23がシート案内25の上
方に配置される。プラテン20、フロント第1搬送ロー
ラ21及びリア第2搬送ローラ24の上部は、シート案
内25の上方に突出した状態となっている。また、シー
ト案内25におけるプリンタ本体11の前方側には、シ
ート案内25との間でシートを保持するシート保持プレ
ート37が設けられている。
【0029】プラテン20、フロント第1搬送ローラ2
1、フロント第2搬送ローラ22、リア第1搬送ローラ
23及びリア第2搬送ローラ24は、後述の駆動輪列部
34により、図2の時計方向(CW)または反時計方向
(CCW)に回転駆動される。また、前記プッシュトラ
クタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動
輪列部34により反時計方向に駆動される。
【0030】単票紙又は複写紙等のカットシートKは、
図2に示すように、プリンタ本体11の前方側から手動
供給された後、プラテン20、フロント第1搬送ローラ
21及びリア第2搬送ローラ24の時計方向の回転、並
びにフロント第2搬送ローラ22、リア第1搬送ローラ
23の反時計方向の回転により、プリンタ本体11の前
方から後方へ向かって矢印A方向に搬送され、また、プ
ラテン20、フロント第1搬送ローラ21及びリア第2
搬送ローラ24の反時計方向の回転、並びにフロント第
2搬送ローラ22、リア第1搬送ローラ23の時計方向
の回転により、プリンタ本体11の後方から前方へ向か
って矢印B方向に搬送される。
【0031】他方、連続紙等の連続シートは、プッシュ
トラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側
から矢印B方向に供給された後、プラテン20、フロン
ト第1搬送ローラ21、フロント第2搬送ローラ22、
リア第1搬送ローラ23及びリア第2搬送ローラ24に
より同方向(矢印B方向)に搬送される。
【0032】これにより、カットシートK及び連続シー
トは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副
走査方向に搬送される。
【0033】上記キャリッジ19は、図1に示すよう
に、ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸27
に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載
する。ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸2
7がプラテン20と平行に配置されることから、キャリ
ッジ19は、これらプラテン20、ロアキャリッジ軸2
6及びアッパキャリッジ軸27の軸方向と一致する主走
査方向に走行(走査)可能に設けられる。
【0034】このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モ
ータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミン
グベルト39(図2)に結合される。従って、キャリッ
ジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転に
より、タイミングベルト39を介し、ロアキャリッジ軸
26及びアッパキャリッジ軸27に案内されて、主走査
方向における図1の左向き又は右向きに走査される。こ
こで、キャリッジ駆動モータ38は、シート搬送モータ
35と共に例えばステッピングモータにて構成される。
【0035】また、キャリッジ19には、図1に示すよ
うに、リボンカセット装着部40が設けられ、このリボ
ンカセット装着部40に、インクリボンを収納したリボ
ンカセット(共に図示せず)が装着される。更にキャリ
ッジ19には、リボンカセットのインクリボンをプラテ
ン20の上方周面に接して搬送されるシート(カットシ
ートまたは連続シート)から保護するリボンマスクホル
ダ41が設置されている。リボンカセット内のインクリ
ボンは、リボンカセット装着部40に設置されたリボン
駆動軸42により、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方
を移動可能に設けられる。
【0036】上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド1
8は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間
に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、
このインクリボンのインクを、プラテン20(図2)と
記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシー
トK又は連続シート)に付着させて、このシートに文字
を含む画像を記録する。
【0037】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間
に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録が
なされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカ
ットシートKの場合には、シート搬送機構50(プラテ
ン20、フロント第1搬送ローラ21、フロント第2搬
送ローラ22、リア第1搬送ローラ23及びリア第2搬
送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合に
は、上記シート搬送機構50及びプッシュトラクタユニ
ット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬
送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施さ
れる。
【0038】ここで、図1に示すキャリッジ駆動モータ
38は、右サイドフレーム17に固着された略ボックス
形状のモータ取付ブラケット44に設置されている。
【0039】ところで、図3に示す前記駆動輪列部34
は、その主要部が、左サイドフレーム16又は右サイド
フレーム17の一方、例えば右サイドフレーム17に設
置される。この駆動輪列部34は、正転または逆転可能
なシート搬送モータ35の出力軸に回転一体に固定され
たモータプーリ36を備える。このモータプーリ36か
らの駆動力が、フロント側駆動輪列部51及びリア側駆
動輪列部52によって、プラテン20、フロント第1搬
送ローラ21、フロント第2搬送ローラ22、リア第1
搬送ローラ23、リア第2搬送ローラ24及びプッシュ
トラクタユニット12へ伝達される。
【0040】上述のシート搬送機構50は、プラテン2
0、フロント第1搬送ローラ21、フロント第2搬送ロ
ーラ22、リア第1搬送ローラ23、リア第2搬送ロー
ラ24、シート搬送モータ35及び上記駆動輪列部34
により構成される。駆動輪列部34のうちのフロント側
駆動輪列部51が、フロント第1搬送ローラ21及びフ
ロント第2搬送ローラ22を駆動し、上記駆動輪列部3
4のうちのリア側駆動輪列部52が、リア第1搬送ロー
ラ23、リア第2搬送ローラ24及びプッシュトラクタ
ユニット12を駆動する。
【0041】フロント側駆動輪列部51は、図3に示す
ように右サイドフレーム17に設けられ、フロント第1
搬送ローラ21及びフロント第2搬送ローラ22ととも
に、プリンタ10(プリンタ本体11)の前方側に配置
される。また、リア側駆動輪列部52は、図7に示すよ
うに左サイドフレーム16に設けられ、リア第1搬送ロ
ーラ23及びリア第2搬送ローラ24とともに、プリン
タ10(プリンタ本体11)の後方側に配置される。
【0042】図3及び図7に示すように、リア第1搬送
ローラ23は、ローラ軸55の軸方向適宜位置に回転一
体に固着され、リア第2搬送ローラ24はローラ軸56
において、リア第1搬送ローラ23に対応する位置に回
転一体に固着される。また、図3及び図4に示すよう
に、フロント第1搬送ローラ21は、ローラ軸53の軸
方向適宜位置に回転一体に固着され、フロント第2搬送
ローラ22はローラ軸54において、フロント第1搬送
ローラ21に対応する位置に回転一体に固着される。
【0043】このうち、フロント第2搬送ローラ22の
ローラ軸54(図4)は、シート保持プレート37にお
いて、支点軸57(後述)から離れた位置に回転可能に
軸支される。上記シート保持プレート37は、支点とし
ての支点軸57を中心にプリンタ10の上下方向である
矢印M方向(図5及び図6)に回動可能に、図3に示す
左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17間に装
架される。従って、フロント第2搬送ローラ22は、支
点軸57を中心に矢印M方向に回動可能に構成される。
そして、シートは、このフロント第2搬送ローラ22と
フロント第1搬送ローラ21とに挟持されることによ
り、これらフロント第1搬送ローラ21及びフロント第
2搬送ローラ22の駆動力が付与されて搬送される。
【0044】また、リア第2搬送ローラ24のローラ軸
56は、図7に示すように、支点としての支点軸58を
中心に、プリンタ10の上下方向である矢印N方向に回
動可能に構成される。そして、シートは、このリア第2
搬送ローラ24とリア第1搬送ローラ23とに挟持され
ることにより、これらリア第1搬送ローラ23及びリア
第2搬送ローラ24の駆動力が付与されて搬送される。
【0045】さて、前記フロント側駆動輪列部51は、
図4及び図5に示すように、モータプーリ36、フロン
ト側ベルト59、フロント側プーリ60、動力伝達手段
してのフロント第1ギア61(図6)及びフロント第2
ギア62、並びに中間動力伝達手段としてのフロント第
1アイドルギア66、フロント第2アイドルギア67及
びフロント第3アイドルギア68を有して構成される。
【0046】上記フロント側プーリ60(図5)は、右
サイドフレーム17に回転自在に枢支されるとともに、
伝達ギア65を同軸状態で回転一体に備える。このフロ
ント側プーリ60とモータプーリ36との間にフロント
側ベルト59が巻き掛けられる。上記フロント第1ギア
61は、図6に示すように、フロント第1搬送ローラ2
1のローラ軸53に回転一体に固定されて、伝達ギア6
5に噛み合わされる。
【0047】上記フロント第2アイドルギア67は、右
サイドフレーム17に回転自在に枢支されるとともに、
フロント第1アイドルギア66を回転一体に備える。こ
のフロント第1アイドルギア66がフロント第1ギア6
1に噛み合わされる。また、フロント第2アイドルギア
67がフロント第3アイドルギア68に噛み合わされ、
このフロント第3アイドルギア68は、支点軸57に回
転自在に枢支される。このフロント第3アイドルギア6
8は、フロント第2搬送ローラ22のローラ軸54に回
転一体に固定されたフロント第2ギア62に噛み合わさ
れる。
【0048】従って、図5に示すモータプーリ36の駆
動力は、フロント側ベルト59、フロント側プーリ60
及び伝達ギア65を経て図6のフロント第1ギア61へ
伝達され、ローラ軸53を介してフロント第1搬送ロー
ラ21が駆動される。更に、モータプーリ36の駆動力
は、フロント第1ギア61からフロント第1アイドルギ
ア66、フロント第2アイドルギア67及びフロント第
3アイドルギア68を経てフロント第2ギア62へ伝達
され、ローラ軸54を介してフロント第2搬送ローラ2
2が駆動される。
【0049】プリンタ10に過大な厚さのシートが供給
されて、図4に示すシート保持プレート37が支点軸5
7を中心に矢印M方向上向きに回動し、従って、このシ
ート保持プレート37に軸支されたフロント第2搬送ロ
ーラ22のローラ軸54も、支点軸57を中心に矢印M
方向上向きに回動しても、このローラ軸54に固定され
たフロント第2ギア62は、フロント第3アイドルギア
68に常に噛み合いながら、このフロント第3アイドル
ギア68の周方向に移動する。このため、このフロント
第3アイドルギア68からフロント第2ギア62へモー
タプーリ36の駆動力が確実に伝達され、駆動力の伝達
経路が切断されることがない。
【0050】また、前記リア側駆動輪列部52は、図3
及び図7に示すように、リア側ベルト63、リア側プー
リ64、動力伝達手段としてのリア第1ギア69及びリ
ア第2ギア70、並びに中間動力伝達手段としてのリア
第1アイドルギア71、リア第2アイドルギア72及び
リア第3アイドルギア73を有して構成される。
【0051】上記リア側プーリ64は、図5に示すよう
に、リア第1搬送ローラ23のローラ軸55に回転一体
に固定される。このリア側プーリ64とモータプーリ3
6との間にリア側ベルト63が巻き掛けられる。リア第
1ギア69は、図7に示すように、上記ローラ軸55に
回転一体に固定される。
【0052】上記リア第1アイドルギア71は、図8に
も示すように、左サイドフレーム16に回転自在に枢支
され、リア第1ギア69に噛み合わされる。また、上記
リア第2アイドルギア72及びリア第3アイドルギア7
3は、同軸状態で回転一体に構成され、左サイドフレー
ム16に回転自在に枢支される。このうち、リア第2ア
イドルギア72がリア第1アイドルギア71に噛み合わ
される。更に、上記リア第2ギア70はローラ軸56に
回転一体に固定され、リア第3アイドルギア73に噛み
合わされる。
【0053】従って、図5に示すモータプーリ36の駆
動力は、リア側ベルト63及びリア側プーリ64を経て
ローラ軸55へ伝達され、図7のリア第1搬送ローラ2
3が駆動される。更に、モータプーリ36の駆動力は、
図8に示すように、ローラ軸55からリア第1ギア6
9、リア第1アイドルギア71、リア第2アイドルギア
72及びリア第3アイドルギア73を経てリア第2ギア
70へ伝達され、ローラ軸56を介してリア第2搬送ロ
ーラ24(図7)が駆動される。
【0054】プリンタ10に過大な厚さのシートが供給
された場合には、リア第2搬送ローラ24のローラ軸5
6が支点軸58を中心に矢印N方向下向きに回動する
が、この時、ローラ軸56に固定されたリア第2ギア7
0は、リア第3アイドルギア73に常に噛み合いなが
ら、このリア第3アイドルギア73の周方向に移動す
る。このため、この場合も、リア第3アイドルギア73
からリア第2ギア70へモータプーリ36の駆動力が確
実に伝達され、駆動力の伝達経路が切断されることがな
い。
【0055】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果を奏する。
【0056】図3及び図6に示すように、フロント側駆
動輪列部51におけるフロント第1搬送ローラ21の駆
動力が、このフロント第1搬送ローラ21のフロント第
1ギア61、フロント第1アイドルギア66、フロント
第2アイドルギア67、フロント第3アイドルギア6
8、及びフロント第2搬送ローラ22のフロント第2ギ
ア62を介して、支点軸57回りに回動可能なローラ軸
54に固定された上記フロント第2搬送ローラ22へ伝
達され、フロント第3アイドルギア68の中心が支点軸
57に位置付けられ、このフロント第3アイドルギア6
8にフロント第2搬送ローラ22のフロント第2ギア6
2が常時噛み合って構成されたことから、シート厚に応
じてフロント第2搬送ローラ22のローラ軸54が支点
軸57回りに回動しても、このフロント第2搬送ローラ
22のフロント第2ギア62が常にフロント第3アイド
ルギア68に噛み合うので、このフロント第2搬送ロー
ラ22をフロント第1搬送ローラ21とともに確実に駆
動させることができる。
【0057】更に、図7に示すように、リア側駆動輪列
部52におけるリア第1搬送ローラ23の駆動力が、こ
のリア第1搬送ローラ23のリア第1ギア69、リア第
1アイドルギア71、リア第2アイドルギア72、リア
第3アイドルギア73、及びリア第2搬送ローラ24の
リア第2ギア70を介して、支点軸58回りに回動可能
なローラ軸56に固定された上記リア第2搬送ローラ2
4へ伝達され、リア第3アイドルギア73の中心が支点
軸58に位置付けられ、このリア第3アイドルギア73
にリア第2搬送ローラ24のリア第2ギア70が常時噛
み合って構成されたことから、シート厚に応じてリア第
2搬送ローラ24のローラ軸56が支点軸58回りに回
動しても、このリア第2搬送ローラ24のリア第2ギア
70が常にリア第3アイドルギア73に噛み合うので、
このリア第2搬送ローラ24をリア第1搬送ローラ23
とともに確実に駆動させることができる。
【0058】これらの結果、シート厚に拘わらず、図3
に示すフロント第1搬送ローラ21及びフロント第2搬
送ローラ22によるシート搬送精度、並びにリア第1搬
送ローラ23及びリア第2搬送ローラ24によるシート
搬送精度をともに良好に確保できるので、プリンタ10
によって所望の記録結果が得られるとともに、プリンタ
10に使用されるシートの使用環境を拡大できる。
【0059】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0060】例えば、上記実施の形態では、図6に示す
ように、フロント側駆動輪列部51において、フロント
第1搬送ローラ21の駆動力が、このフロント第1搬送
ローラ21のフロント第1ギア61、フロント第1アイ
ドルギア66、フロント第2アイドルギア67、フロン
ト第3アイドルギア68、及びフロント第2搬送ローラ
22のフロント第2ギア62を介して、支点軸57回り
に回動可能なローラ軸54に固定された上記フロント第
2搬送ローラ22へ伝達され、フロント第3アイドルギ
ア68の中心が支点軸57に位置付けられ、このフロン
ト第3アイドルギア68にフロント第2搬送ローラ22
のフロント第2ギア62が常時噛み合って構成され、更
に、図7に示すように、リア側駆動輪列部52におい
て、リア第1搬送ローラ23の駆動力が、このリア第1
搬送ローラ23のリア第1ギア69、リア第1アイドル
ギア71、リア第2アイドルギア72、リア第3アイド
ルギア73、及びリア第2搬送ローラ24のリア第2ギ
ア70を介して、支点軸58回りに回動可能なローラ軸
56に固定された上記リア第2搬送ローラ24へ伝達さ
れ、リア第3アイドルギア73の中心が支点軸58に位
置付けられ、このリア第3アイドルギア73にリア第2
搬送ローラ24のリア第2ギア70が常時噛み合って構
成されるものを述べた。しかし、上記フロント側駆動輪
列部51またはリア側駆動輪列部52のいずれか一方に
のみ、上述の構成が適用されてもよい。
【0061】また、図6に示すフロント側駆動輪列部5
1のフロント第1ギア61、フロント第2ギア62、フ
ロント第1アイドルギア66、フロント第2アイドルギ
ア67及びフロント第3アイドルギア68、並びに図7
に示すリア側駆動輪列部52のリア第1ギア69、リア
第2ギア70、リア第1アイドルギア71、リア第2ア
イドルギア72及びリア第3アイドルギア73は、ギア
以外の動力伝達手段、例えばプーリ等であってもよい。
【0062】更に、上記実施の形態では、シート搬送機
構50がドットインパクトプリンタ10に適用されるも
のを述べたが、インクジェットプリンタ等の他の記録装
置や、シートを搬送する他の機器に適用されてもよい。
【0063】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係るシート搬送
機構によれば、一対の第1及び第2搬送ローラがともに
駆動され、上記第2搬送ローラが支点を中心に回動可能
に設けられ、これらの第1及び第2搬送ローラの狭持に
よりシートを搬送するシート搬送機構において、上記第
1搬送ローラの駆動力が、この第1搬送ローラの動力伝
達手段、中間動力伝達手段及び上記第2搬送ローラの動
力伝達手段を介して上記第2搬送ローラへ伝達され、上
記中間動力伝達手段の中心が上記支点に位置づけられ、
この中間動力伝達手段に上記第2搬送ローラの上記動力
伝達手段が常時接触して構成されたことから、一対の搬
送ローラの駆動をシート厚に拘わらず確実として、シー
ト搬送精度を良好に確保できる。
【0064】請求項3に記載の発明に係る記録装置によ
れば、プラテンに沿って走行するキャリッジに、多数の
記録ワイヤを備えた記録ヘッドが搭載され、上記記録ワ
イヤを上記プラテンに向かって突出動作させて、シート
搬送機構により上記記録ヘッドと上記プラテンとの間に
搬送されるシートに画像を記録させる記録装置におい
て、上記シート搬送機構は、一対の第1及び第2搬送ロ
ーラがともに駆動され、上記第2搬送ローラが支点を中
心に回動可能に設けられ、これらの第1及び第2搬送ロ
ーラの狭持によりシートを搬送し、上記第1搬送ローラ
の駆動力が、この第1搬送ローラの動力伝達手段、中間
動力伝達手段及び上記第2搬送ローラの動力伝達手段を
介して上記第2搬送ローラへ伝達され、上記中間動力伝
達手段の中心が上記支点に位置づけられ、この中間動力
伝達手段に上記第2搬送ローラの上記動力伝達手段が常
時接触して構成されたことから、一対の搬送ローラの駆
動をシート厚に拘わらず確実として、シート搬送精度を
良好に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図1のシート搬送機構を示す斜視図である。
【図4】図3のフロント第1搬送ローラ及びフロント第
2搬送ローラを駆動するフロント側駆動輪列部を示す斜
視図である。
【図5】図4のV矢視図である。
【図6】図5においてフロント側プーリを削除して示す
図である。
【図7】図3のシート搬送機構におけるリア第1搬送ロ
ーラ及びリア第2搬送ローラを駆動するリア側駆動輪列
部を示す斜視図である。
【図8】図7の一部を拡大して示す斜視図である。
【図9】従来の記録装置のプリンタ本体を示す斜視図で
ある。
【図10】図9の記録装置が備えるシート搬送機構にお
けるフロント第1搬送ローラ及びフロント第2搬送ロー
ラを駆動するフロント側駆動輪列部を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 18 記録ヘッド 19 キャリッジ 20 プラテン 21 フロント第1搬送ローラ(第1搬送ローラ) 22 フロント第2搬送ローラ(第2搬送ローラ) 23 リア第1搬送ローラ(第1搬送ローラ) 24 リア第2搬送ローラ(第2搬送ローラ) 35 シート搬送モータ 36 モータプーリ 50 シート搬送機構 51 フロント側駆動輪列部 52 リア側駆動輪列部 57、58 支点軸 61 フロント第1ギア(動力伝達手段) 62 フロント第2ギア(動力伝達手段) 68 フロント第3アイドルギア(中間動力伝達手段) 69 リア第1ギア(動力伝達手段) 70 リア第2ギア(動力伝達手段) 73 リア第3アイドルギア(中間動力伝達手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の第1及び第2搬送ローラがともに
    駆動され、上記第2搬送ローラが支点を中心に回動可能
    に設けられ、これらの第1及び第2搬送ローラの狭持に
    よりシートを搬送するシート搬送機構において、 上記第1搬送ローラの駆動力が、この第1搬送ローラの
    動力伝達手段、中間動力伝達手段及び上記第2搬送ロー
    ラの動力伝達手段を介して上記第2搬送ローラへ伝達さ
    れ、 上記中間動力伝達手段の中心が上記支点に位置づけら
    れ、この中間動力伝達手段に上記第2搬送ローラの上記
    動力伝達手段が常時接触して構成されたことを特徴とす
    るシート搬送機構。
  2. 【請求項2】 上記動力伝達手段が、ギアであることを
    特徴とする請求項1に記載のシート搬送機構。
  3. 【請求項3】 プラテンに沿って走行するキャリッジ
    に、多数の記録ワイヤを備えた記録ヘッドが搭載され、
    上記記録ワイヤを上記プラテンに向かって突出動作させ
    て、シート搬送機構により上記記録ヘッドと上記プラテ
    ンとの間に搬送されるシートに画像を記録させる記録装
    置において、 上記シート搬送機構は、一対の第1及び第2搬送ローラ
    がともに駆動され、上記第2搬送ローラが支点を中心に
    回動可能に設けられ、これらの第1及び第2搬送ローラ
    の狭持によりシートを搬送し、 上記第1搬送ローラの駆動力が、この第1搬送ローラの
    動力伝達手段、中間動力伝達手段及び上記第2搬送ロー
    ラの動力伝達手段を介して上記第2搬送ローラへ伝達さ
    れ、 上記中間動力伝達手段の中心が上記支点に位置づけら
    れ、この中間動力伝達手段に上記第2搬送ローラの上記
    動力伝達手段が常時接触して構成されたことを特徴とす
    る記録装置。
  4. 【請求項4】 上記シート搬送機構の動力伝達手段が、
    ギアであることを特徴とする請求項3に記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 上記第1搬送ローラがフロント第1搬送
    ローラであり、上記第2搬送ローラがフロント第2搬送
    ローラであり、これらのフロント第1及び第2搬送ロー
    ラが装置の前方側に配置されたシート搬送機構を有する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 上記第1搬送ローラがリア第1搬送ロー
    ラであり、上記第2搬送ローラがリア第2搬送ローラで
    あり、これらのリア第1及び第2搬送ローラが装置の後
    方側に配置されたシート搬送機構を有することを特徴と
    する請求項3または4に記載の記録装置。
  7. 【請求項7】 上記第1搬送ローラがフロント第1搬送
    ローラとリア第1搬送ローラであり、上記第2搬送ロー
    ラがフロント第2搬送ローラとリア第2搬送ローラであ
    り、上記フロント第1及び第2搬送ローラが装置の前方
    側に、リア第1及び第2搬送ローラが装置の後方側にそ
    れぞれ配置されたシート搬送機構を有することを特徴と
    する請求項3または4に記載の記録装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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