JP3573051B2 - 記録装置及び記録装置の記録方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドットインパクトプリンタである記録装置に係り、単票紙及び複写紙等のカットシートに記録書込を実行可能な記録装置及び記録装置の記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録装置には、記録ヘッドをプラテンの軸方向に走査させる間に、この記録ヘッドにおける多数の記録ワイヤをインクリボンを介して、上記プラテンの前方周面に位置するシートに打ち付け、このシートに記録書込を実施するドットインパクトプリンタがある。
【0003】
このようなドットインパクトプリンタには、単票紙や複写紙等のカットシートが、例えばプリンタ本体の右側を基準にして後端から当該プリンタ本体の前方側に供給され、このカットシートがプリンタ本体の前方から後方へ搬送された後に、搬送方向が反転され、上記カットシートがプリンタ本体の後方から前方へ搬送される間に、上記右側を基準にして、このカットシートの先端から後端へ順次記録が実行されるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のような記録モードでは、カットシートがプリンタ本体に供給されてから、このカットシートをプリンタ本体の後方まで搬送させ、その後、このカットシートをプリンタ本体の後方から前方へ搬送する間に記録を実行するので、カットシートをプリンタ本体に供給してから記録が実行されるまでに長時間を要する。
【0005】
また、カットシートをプリンタ本体に後端から供給する場合、カットシートが複写紙であって後端側がばらけている場合には、この複写紙の供給時及び搬送時に、当該複写紙にジャムリが発生する恐れがある。
【0006】
本発明は、上述の事情を考慮してなされたものであり、カットシートの供給から当該カットシートに記録が実行されるまでの時間を短縮できると共に、カットシートが複写シートである場合にジャムリを確実に防止できる記録装置及び記録装置の記録方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、カットシートの先端から後端へ順次記録を実行する記録装置において、上記カットシートが記録装置本体の片側を基準に後端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートが上記記録装置本体の後方から前方へ搬送される間に、上記片側を基準に当該カットシートに記録を実行する正転記録モードと、上記カットシートが上記記録装置本体の上記片側を基準に先端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートが上記記録装置本体の前方から後方へ搬送される間に、当該カットシートに記録を実行する逆転記録モードとを有し、この逆転記録モード時には、上記カットシートへの記録に先立ち、検出器により当該カットシートのシート幅を検出して記録開始位置を決定するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記検出器は、カットシートに記録を実行する記録ヘッドを搭載したキャリッジにおいて、上記記録ヘッドに対し当該キャリッジの走行方向両側に設置されたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記検出器は、記録装置本体の前方側に配置されてカットシートを案内するシート供給ガイドに設置されたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、カットシートの先端から後端へ順次記録を実行する記録装置の記録方法において、上記カットシートが記録装置本体の片側を基準に後端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートを上記記録装置本体の後方から前方へ搬送する間に、上記片側を基準に当該カットシートに記録を実行する正転記録モードと、上記カットシートが上記記録装置本体の上記片側を基準に先端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートを上記記録装置本体の前方から後方へ搬送する間に、当該カットシートに記録を実行する逆転記録モードとを有し、この逆転記録モード時には、上記カットシートへの記録に先立ち、当該カットシートのシート幅を検出して記録開始位置を決定した後、当該カットシートに記録を実行することを特徴とするものである。
【0011】
請求項1または4に記載の発明には、次の作用がある。
【0012】
逆転記録モードにおいては、カットシートが先端から記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートが記録装置本体の前方から後方へ搬送される間に、当該カットシートに記録を実行することから、カットシートが供給されてから記録が実行されるまでの時間を、正転記録モードに比べ短縮できる。
【0013】
また、この逆転記録モードでは、カットシートが先端から記録装置本体に供給されるので、このカットシートが複写シートであって後端側がばらけているときにも、このカットシートの供給時及び搬送時におけるジャムリを確実に防止できる。
【0014】
請求項2に記載の発明には、次の作用がある。
【0015】
検出器がキャリッジにおいて、記録ヘッドに対し当該キャリッジの走行方向両側に設置されたことから、記録ヘッドによるカットシートへの記録に先立ち、キャリッジを一ストローク走行させることにより、検出器がカットシートの側縁を検出するので、この検出値からカットシートの幅を認識でき、逆転記録モードにおける記録開始位置を決定することができる。
【0016】
請求項3に記載の発明には、次の作用がある。
【0017】
検出器は、記録装置本体の前方側に配置されてカットシートを案内するシート供給ガイドに設置されたことから、逆転記録モードにおけるカットシートの供給時に上記カットシートのシート幅を検出できる。このため、この検出されたシート幅から、逆転記録モードにおける記録開始位置を決定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体の側断面図である。
【0020】
これらの図に示す記録装置としてのプリンタ10は、多数の記録ワイヤをインクリボン(共に図示せず)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース(不図示)及びロアケース13と、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートKを案内するシート供給ガイド43と、を有して構成される。
【0021】
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写紙又はOHP(オーバヘッドプロジェクタ)シート等のカットフィルムがあり、連続シートとしては連続紙がある。
【0022】
上記プリンタ本体11は、本体フレームとしてのベースフレーム14、リアフレーム15、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としてのプラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24と、を有して構成される。
【0023】
ベースフレーム14及びリアフレーム15の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、ロアキャリッジ軸26とアッパキャリッジ軸27が上下方向に所定距離離れて架け渡され、且つ回転自在に枢支される。また、左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間にプラテン20が架け渡されて回転自在に配設されると共に、シート案内25が固定して配設される。
【0024】
図2に示す上記プッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)と、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。
【0025】
一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設された穴(不図示)に係合可能とされる。
【0026】
プラテン20を含む上記シート搬送機構部は、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22がプリンタ本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ22が、また第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をなす。
【0027】
このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置され、第2搬送ローラ22及び第4搬送ローラ24がシート案内25の上方に配置される。プラテン20、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の上部は、シート案内25の上方に突出した状態となっている。また、シート案内25におけるプリンタ本体11の前方側には、シート案内25との間でシートを保持するシート保持プレート37が設けられている。
【0028】
プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24は、駆動輪列部34により、図2の時計方向(CW)または反時計方向(CCW)に回転駆動される。また、前記プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に駆動される。
【0029】
上記駆動輪列部34は、左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一方、例えば右サイドフレーム17に設置される。この駆動輪列部34は、正転または逆転可能なシート供給モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオン36を備える。このモータピニオン36からの駆動力が、巻掛け伝動機構や歯車機構を介して、プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23、第4搬送ローラ24及びプッシュトラクタユニット12へ伝動可能とされる。
【0030】
単票紙又は複写紙等のカットシートKは、プリンタ本体11の前方側から手動供給された後、プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24の時計方向の回転(シート供給モータ35は逆転)により、プリンタ本体11の前方から後方へ向かって矢印A方向に搬送され、また、プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24の反時計方向の回転(シート供給モータ35は正転)により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印B方向に搬送される。他方、連続紙等の連続シートは、プッシュトラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側から矢印B方向に供給された後、プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24により同方向(矢印B方向)に搬送される。
【0031】
これにより、カットシートK及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0032】
上記キャリッジ19は、ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸27に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸27がプラテン20と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプラテン20、ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸27の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。
【0033】
このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト39に結合される。従って、キャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転により、タイミングベルト39を介し、ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッジ軸27に案内されて、主走査方向における図1の左向き又は右向きに走査される。ここで、キャリッジ駆動モータ38は、シート供給モータ35とともに例えばステッピングモータにて構成される。
【0034】
また、キャリッジ19には、図3にも示すように、リボンカセット装着部40が設けられ、このリボンカセット装着部40に、インクリボンを収納したリボンカセット(共に図示せず)が装着される。更にキャリッジ19には、リボンカセットのインクリボンを、記録ヘッド18における記録ワイヤ(後述)の前方へ導くリボンガイドホルダ41が設置されている。リボンカセット内のインクリボンは、リボンカセット装着部40に設置されたリボン駆動軸42により、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を移動可能に設けられる。
【0035】
上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクをプラテン20(図2)の上方周面に接するシート(カットシートK又は連続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0036】
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカットシートKの場合には、シート搬送機構部(プラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0037】
ところで、上記シート搬送機構部には、シート案内25におけるシート保持プレート37の配設位置に第2検出器46が設置され、また、キャリッジ19に装着されたリボンガイドホルダ41に2個の第1検出器45が設置される。
【0038】
第2検出器46は、供給されたシートに押されて回動するレバー47の動作を、例えばフォトインタラプタ等の検出素子が認識して、例えば手動供給されたカットシートKの有無を検出するものである。また、第1検出器45は、図3に示すように、リボンガイドホルダ41において、記録ヘッド18に対しキャリッジ19の主走査方向の左右両側に設置される。これらの第1検出器45は、例えば投受光型の光素子を備えてなり、入射光の強度に対する反射光の強度の比(反射率)を検知することにより、シートの有無を検出するものである。
【0039】
また、図1に示す前記シート供給ガイド43は、プリンタ本体11の前方側において、図示しないアッパケースに着脱自在に装着され、主に単票紙又は複写紙等のカットシートKの手動供給に使用される。このシート供給ガイド43は、カットシートKの幅方向(主走査方向と同一方向)に摺動自在な2個の左ガイドスライダ48A及び右ガイドスライダ48Bを備える。左ガイドスライダ48Aがプリンタ本体11の左側に、右ガイドスライダ48Bがプリンタ本体11の右側にそれぞれ配置される。これらの左ガイドスライダ48A、右ガイドスライダ48Bは、後述の正転記録モード時には、カットシートKの他側縁50、一側縁49にそれぞれ略当接可能とされ、後述の逆転記録モード時には、カットシートKの一側縁49、他側縁50にそれぞれ略当接可能に設けられて、カットシートKの供給を案内する。
【0040】
前述の記録ヘッド18によるカットシートKへの記録動作は、カットシートKの先端51側から後端52側へ順次実行されるが、このカットシートKへの記録動作には、シート供給モータ35の正転時になされる正転記録モードと、シート供給モータ35の逆転時になされる逆転記録モードとがある。これらのモードは図示しないレバーやスイッチ等によって択一に選択可能に構成される。
【0041】
上記正転記録モードは、カットシートKが、プリンタ本体11に装着されたシート供給ガイド43の右ガイドスライダ48Bを基準(つまり、この右ガイドスライダ48Bに略当接するカットシートKの一側縁49を基準)にして、後端52からプリンタ本体11の前方側に手動供給されたとき、このカットシートKがプリンタ本体11の前方から後方へ(図2の矢印A方向へ)搬送された後、搬送方向が反転され、このカットシートKがプリンタ本体11の後方から前方へ(図2の矢印B方向へ)搬送される間(シート供給モータ35が正転されている間)に、カットシートKの上記一側縁49を基準(つまり、右ガイドスライダ48Bを基準)にして、予め定められた記録開始位置からカットシートKに記録を実行するモードである。この記録開始位置は、カットシートKの一側縁49側に位置付けられている。
【0042】
また、上記逆転記録モードは、カットシートKが、プリンタ本体11に装着されたシート供給ガイド43の右ガイドスライダ48Bを基準(つまり、この右ガイドスライダ48Bに略当接する他側縁50を基準)にして、先端51からプリンタ本体11の前方側に手動供給されたとき、このカットシートKがプリンタ本体11の前方から後方へ(図2の矢印A方向へ)搬送される間(つまりシート供給モータ35が逆転されている間)に、記録されるべき文字(印字)等の画像の向きを反転させて、このカットシートKに記録が実行されるモードである。この逆転記録モードでは、カットシートKへの記録に先立ち、キャリッジ19が一ストローク走査されて、シート供給ガイド43の左ガイドスライダ48Aに略当接するカットシートKの一側縁49が第1検出器45により検出されて、カットシートKの幅が検出され、この検出値から記録開始位置が決定される。この記録開始位置も、カットシートKの一側縁49側に位置する。この逆転記録モードの記録動作は、上述のようにして決定された記録開始位置から実行される。
【0043】
次に、上述の正転記録モード及び逆転記録モードと、プリンタ10の初期運転モードとを、図4に〜図5のフローチャートを用いて説明する。
【0044】
〔A〕初期運転モード(図4)
プリンタ10の電源がON動作されると(S1)、プリンタ10の制御装置(不図示)は、正転記録モードと逆転記録モードのいずれが選択されているかを判断する(S2)。
【0045】
逆転記録モードが選択されている時には、後述のステップS4へ進み、正転記録モードが選択されている時には、プリンタ10の制御装置は、次に、単票紙又は複写紙等のカットシートKの供給であるか、連続紙等の連続シートの供給であるか否かを判断する(S3)。
【0046】
次に、プリンタ10の制御装置は、連続シートである場合には、後述のステップS6へ進み、カットシートKである場合には、第1検出器45によるカットシートKの有りが検出されたか否かを判断する(S4)。
【0047】
プリンタ10の制御装置は、ステップS4において、カットシートKが検出されていない時には後述のステップS6へ進み、検出されている時にはプリンタ10内部にカットシートKが残っているものと判断して、シート供給モータ35を例えば所定パルス逆転駆動させて、プリンタ10内のカットシートKをプリンタ本体11の後方へ搬送し、プリンタ10外へ排出する(S5)。
【0048】
次に、プリンタ10の制御装置は、キャリッジ駆動モータ38を駆動して、キャリッジ19をホームポジション(初期位置)に位置付ける(S6)。このホームポジションはキャリッジ19の走査範囲において、例えば最も右端に位置しているポジションである。
【0049】
その後、プリンタ10の制御装置は、キャリッジ駆動モータ38を再び駆動して、キャリッジ19を待機位置まで走査させる(S7)。この待機位置は、キャリッジ19の走査範囲におけるほぼ中央位置であり、キャリッジ19をこの位置に位置付けることによって、リボンカセットの取り外しや取り付けが容易に実施可能となる。このステップS7の後、プリンタ10は待機状態となる(S8)。
【0050】
〔B〕正転記録モード(図5)
正転記録モードが選択されている時には、プリンタ10の電源がON動作されると、内蔵された図示しない待ち時間タイマーがスタートする(S11)。
【0051】
プリンタ10の制御装置は、カットシートKが手動供給されて、第2検出器46がカットシートKの有りを検出したか否かを判断する(S12)。そして、第2検出器46がカットシートK有りを検出した時から、上記待ち時間タイマーが待ち時間をカウントする。
【0052】
待ち時間タイマーが所定の待ち時間をカウントした時に(S13)、プリンタ10の制御装置はキャリッジ駆動モータ38を駆動して、キャリッジ19を動作ポジションに移動させる(S14)。この動作ポジションは、キャリッジ19のリボンガイドホルダ41に設置された2個の第1検出器45が、共にカットシートKに対応する位置である。
【0053】
その後、プリンタ10の制御装置はシート供給モータ35を逆転駆動させて、カットシートKをプリンタ本体11の前方から後方へ(図2の矢印A方向へ)搬送する(S15)。
【0054】
次に、プリンタ10の制御装置は、上記第1検出器45がカットシートKの有りを検出したか否かを判断する(S16)。第1検出器45がカットシートKを検出しない場合には、カットシートKの供給が失敗であったと判断する。第1検出器45がカットシートKの有りを検出した時には、プリンタ10の制御装置は、シート供給モータ35を継続して逆転駆動し、カットシートKをプリンタ本体11の後方へ搬送し続ける(S17)。
【0055】
プリンタ10の制御装置は、第1検出器45がカットシートKの無しを検出した時に(S18)、シート供給モータ35を反転して正転駆動させ、カットシートKをプリンタ本体11の後方から前方(図2の矢印B方向)へ搬送する(S19)。
【0056】
この状態で、第1検出器45がカットシートKの有りを検出した時(S20)、プリンタ10の制御装置は、シート供給モータ35を若干パルス正転駆動させて、カットシートKをプリンタ本体11の後方から前方へ搬送する。これにより、カットシートKにおいて、先端51からの先端側余白相当量位置に記録ヘッド18が位置付けられ、カットシートKの頭出しが完了する(S21)。プリンタ10の制御装置は、その後、シート供給モータ35を停止させる(S22)。
【0057】
ステップS20において、第1検出器45がカットシートKを検出しない時には、プリンタ10の制御装置は、カットシートKの供給が失敗であったと判断する。
【0058】
ステップS22の後、プリンタ10の制御装置は、キャリッジ駆動モータ38に駆動して、キャリッジ19を右端から左端へ一ストローク走査させ(S23)、第1検出器45からの出力の変化位置を検出し記憶する(S24)。プリンタ10の制御装置は、第1検出器45による出力の変化位置から、シート供給ガイド43の左ガイドスライダ48Aに略当接するカットシートKの他側縁50位置を認識し、カットシートKにおける幅方向の記録可能領域を決定する。
【0059】
プリンタ10の制御装置は、記録ヘッド18へ出力される記録情報から、記録すべき例えば印字の桁数を計算する(S25)。
【0060】
このとき、シート供給ガイド43の右ガイドスライダ48BにカットシートKの一側縁49が略当接しているので、プリンタ10の制御装置は、カットシートKの一側縁49側に予め設定された記録開始位置に記録ヘッド18を位置付けて、記録動作を開始する(S26)。この記録動作はシート供給モータ35の正転時、つまりカットシートKがプリンタ本体11の後方から前方へ搬送される間に実行される。
【0061】
〔C〕逆転記録モード(図6)
逆転記録モードが選択されている時にも、この逆転記録モードのステップS31〜S36までは、上述の正転記録モードのステップS11〜S16とそれぞれ同一であるため、説明を省略する。
【0062】
ステップS36において、第1検出器45がカットシートKの有りを検出した時、プリンタ10の制御装置は、シート供給モータ35の逆転駆動を停止する(S37)。
【0063】
次に、プリンタ10の制御装置は、キャリッジ駆動モータ38を右端から左端へ向けて一ストローク走査させ(S38)、第1検出器45による出力の変化位置を検出して記憶する(S39)。
【0064】
プリンタ10の制御装置は、第1検出器45による出力の変化位置から、シート供給ガイド43の左ガイドスライダ48Aに略当接するカットシートKの一側縁49の位置を認識して記憶し(S40)、カットシートKの幅を検出する。
【0065】
次に、プリンタ10の制御装置は、記憶されたカットシートKの一側縁49の位置から左側余白相当量を減算して記録開始位置を算出し記憶すると共に(S41)、カットシートKにおける幅方向の記録可能領域を決定する。上記記録開始位置は、シート供給ガイド43の左ガイドスライダ48Aに略当接するカットシートKの一側縁49側に設定され、カットシートKの幅寸法に応じて変更して設定される。
【0066】
プリンタ10の制御装置は、シート供給モータ35を若干パルス正転駆動させ、カットシートKをプリンタ本体11の後方から前方へ搬送する(S42)。これにより、カットシートKにおける先端51からの先端側余白相当量位置に記録ヘッド18が位置付けられて、カットシートKの頭出しが完了する。
【0067】
プリンタ10の制御装置は、記録ヘッド18へ出力される記録情報から、記録すべき例えば印字の桁数を計算すると共に(S43)、この印字の向きを反転させる。
【0068】
そして、プリンタ10の制御装置は、ステップ41にて設定された記録開始位置に記録ヘッド18を位置付けて、記録動作を開始する(S44)。この記録動作はシート供給モータ35の逆転時、つまりカットシートKがプリンタ本体11の前方から後方へ搬送される間に実行される。
【0069】
プリンタ10の制御装置は、カットシートKへの記録がすべて完了した段階で、シート供給モータ35を引き続き逆転駆動させて、記録済みのカットシートKをプリンタ本体11の後方へ排出する。
【0070】
〔D〕効果
従って、上記実施の形態によれば、次の効果▲1▼〜▲3▼を奏する。
【0071】
▲1▼逆転記録モードにおいては、カットシートKが先端51からプリンタ本体11の前方側に供給され、当該カットシートKがプリンタ本体11の前方から後方へ(図2の矢印A方向へ)搬送される間に、当該カットシートKに記録を実行することから、カットシートKが供給されてから記録が実行されるまでの時間を、正転記録モードに比べ短縮できる。
【0072】
▲2▼逆転記録モードでは、カットシートKが先端51からプリンタ本体11に供給されるので、このカットシートKが複写シートであって後端52側がばらけているときでも、このカットシートKの供給時及び搬送時におけるジャムリを確実に防止できる。
【0073】
▲3▼第1検出器45がキャリッジ19のリボンガイドホルダ41において、記録ヘッド18に対しキャリッジ19の走行方向両側に設置されたことから、記録ヘッド18によるカットシートKへの記録動作に先立ち、キャリッジ19を一ストローク走行させることによって、第1検出器45が、シート供給ガイド43の左ガイドスライダ48Aに略当接したカットシートKの一側縁49を検出するので、この検出値からカットシートKの幅を認識でき、逆転記録モードにおける記録開始位置を容易に決定することができる。
【0074】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0075】
例えば、逆転記録モード時に、記録ヘッド18によるカットシートKへの記録動作に先立ち、カットシートKの一側縁49を検出する検出器は、キャリッジ19のリボンガイドホルダ41に設置された第1検出器45ではなく、別途設置してもよい。即ち、この検出器は、シート供給ガイド43に設置されて、左ガイドスライダ48Aが、シート供給ガイド43の右ガイドスライダ48B位置からシート供給ガイド43の左方向へ移動した距離を検出するものであってもよい。これにより、逆転記録モード時に、シート供給ガイド43の左ガイドスライダ48Aに略当接するカットシートKの一側縁49位置が間接的に検出されて、カットシートKの幅を検出することができるので、前述と同様にして、逆転記録モードにおける記録開始位置を容易に決定することができる。
【0076】
また、逆転記録モードにおいて、プリンタ10の制御装置は、カットシートKへの記録が全て完了した段階で、シート供給モータ35を正転駆動させて、記録済みのカットシートKを、プリンタ本体11の後方から前方へシート供給ガイド43を経て排出してもよい。このとき、シート供給モータ35の正転速度を記録動作時よりも高めて、カットシートKを高速排出してもよい。
【0077】
更に、上記実施の形態では、プリンタ本体11に設置されたシート供給ガイド43の右ガイドスライダ48Bを基準とした右基準で、カットシートKがプリンタ本体11に挿入されるものを述べたが、カットシートKが左基準で供給される場合にも、本発明を適用できる。
【0078】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明に係る記録装置本体によれば、カットシートが後端から記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートが記録装置本体の後方から前方へ搬送される間に記録が実行される正転記録モードと、カットシートが先端から記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートが記録装置本体の前方から後方へ搬送される間に記録が実行される逆転記録モードを有し、この逆転記録モード時には、カットシートへの記録に先立ち、検出器によりカットシートのシート幅を検出して記録開始位置を決定することから、逆転記録モードの実行によって、カットシートの供給から当該カットシートに記録が実行されるまでの時間を短縮できると共に、カットシートが複写シートである場合にジャムリを確実に防止できる。
【0079】
請求項4に記載の発明に係る記録装置の記録方法によれば、カットシートが記録装置本体の片側を基準に後端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートを上記記録装置本体の後方から前方へ搬送する間に、上記片側を基準に当該カットシートに記録を実行する正転記録モードと、上記カットシートが上記記録装置本体の上記片側を基準に先端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートを上記記録装置本体の前方から後方へ搬送する間に、当該カットシートに記録を実行する逆転記録モードとを有し、この逆転記録モード時には、上記カットシートへの記録に先立ち、当該カットシートのシート幅を検出して記録開始位置を決定した後、当該カットシートに記録を実行することから、逆転記録モードの実行によって、カットシートの供給から当該カットシートに記録が実行されるまでの時間を短縮できると共に、カットシートが複写シートである場合にジャムリを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図1のキャリッジ及び記録ヘッドを拡大して示す斜視図である。
【図4】図1のプリンタ本体が実行する初期運転モードのシーケンス制御を示すフローチャートである。
【図5】図1のプリンタ本体が実行する正転記録モードのシーケンス制御を示すフローチャートである。
【図6】図1のプリンタ本体が実行する逆転記録モードのシーケンス制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置)
11 プリンタ本体(記録装置本体)
18 記録ヘッド
19 キャリッジ
35 シート供給モータ
41 リボンガイドホルダ
43 シート供給ガイド
45 第1検出器
48B 右ガイドスライダ
51 カットシートの先端
52 カットシートの後端
K カットシート

Claims (4)

  1. カットシートの先端から後端へ順次記録を実行する記録装置において、
    上記カットシートが記録装置本体の片側を基準に後端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートが上記記録装置本体の後方から前方へ搬送される間に、上記片側を基準に当該カットシートに記録を実行する正転記録モードと、
    上記カットシートが上記記録装置本体の上記片側を基準に先端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートが上記記録装置本体の前方から後方へ搬送される間に、当該カットシートに記録を実行する逆転記録モードとを有し、
    この逆転記録モード時には、上記カットシートへの記録に先立ち、検出器により当該カットシートのシート幅を検出して記録開始位置を決定するよう構成されたことを特徴とする記録装置。
  2. 上記検出器は、カットシートに記録を実行する記録ヘッドを搭載したキャリッジにおいて、上記記録ヘッドに対し当該キャリッジの走行方向両側に設置されたことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 上記検出器は、記録装置本体の前方側に配置されてカットシートを案内するシート供給ガイドに設置されたことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  4. カットシートの先端から後端へ順次記録を実行する記録装置の記録方法において、
    上記カットシートが記録装置本体の片側を基準に後端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートを上記記録装置本体の後方から前方へ搬送する間に、上記片側を基準に当該カットシートに記録を実行する正転記録モードと、
    上記カットシートが上記記録装置本体の上記片側を基準に先端から当該記録装置本体の前方側に供給され、当該カットシートを上記記録装置本体の前方から後方へ搬送する間に、当該カットシートに記録を実行する逆転記録モードとを有し、
    この逆転記録モード時には、上記カットシートへの記録に先立ち、当該カットシートのシート幅を検出して記録開始位置を決定した後、当該カットシートに記録を実行することを特徴とする記録装置の記録方法。
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