JP2001278508A - シート供給ガイド及びそれを用いた記録装置 - Google Patents

シート供給ガイド及びそれを用いた記録装置

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JP2001278508A
JP2001278508A JP2000100770A JP2000100770A JP2001278508A JP 2001278508 A JP2001278508 A JP 2001278508A JP 2000100770 A JP2000100770 A JP 2000100770A JP 2000100770 A JP2000100770 A JP 2000100770A JP 2001278508 A JP2001278508 A JP 2001278508A
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sheet
guide
edge
sheet supply
cut
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Toshio Kuriyama
利夫 栗山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手差し供給されたカットシートが、エッジガ
イドとシート供給ガイドの上面との隙間に挟まることの
ない、シート供給ガイド及びそれを用いた記録装置を提
供する。 【解決手段】 カットシートを手差し可能に構成された
シート供給ガイド43において、このシート供給ガイド
の上面43Bに移動自在にカットシートの端縁を案内す
るエッジガイド48を備え、このエッジガイド48にシ
ート供給ガイドの上面43Bとの隙間を少なくするフィ
ルム材103を貼設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、単票紙及び複写紙
等のカットシートに記録書込を実行可能な記録装置及び
シート供給ガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、多数の記録ワイヤをインクリボ
ンを介してシートに打ち付けてドットを記録することに
より、文字を含む画像を印刷する形式のドットインパク
トプリンタ等の記録装置が知られている。この種のもの
では、記録装置本体としてのプリンタ本体と、このプリ
ンタ本体の前方側に設置されたシート供給ガイドと、プ
リンタ本体の後方側に設置されてカットシートを記録部
に自動給紙する給紙装置とを有するものが提案されてい
る。
【0003】上記シート供給ガイドは、カットシートを
手差し可能に構成され、このシート供給ガイドの上面に
は、カットシートの端縁を案内するエッジガイドを備え
て構成されている。このエッジガイドは、カットシート
の大きさに応じて、その位置を移動自在に構成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成によるシート供給ガイドでは、エッジガイドが、カ
ットシートの大きさに応じて、その位置を移動自在に構
成されるため、このエッジガイドとシート供給ガイドの
上面との間に移動のための隙間が形成される。そのた
め、手差し供給されたカットシートが、この隙間に挟ま
って、紙ジャムを発生させるという問題がある。
【0005】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、手差し供給されたカットシートが、エッジ
ガイドとシート供給ガイドの上面との隙間に挟まること
のない、シート供給ガイド及び記録装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、カットシートを手差し可能に構成されたシート供給
ガイドにおいて、このシート供給ガイドの上面に移動自
在にカットシートの端縁を案内するエッジガイドを備
え、このエッジガイドにシート供給ガイドの上面との隙
間を少なくするフィルム材を貼設したことを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、カットシートを手
差し可能に構成されたシート供給ガイドにおいて、この
シート供給ガイドの上面にばねで付勢された複数の幅狭
のプレートを並設すると共に、これらプレートの上に、
ばねで付勢された複数の幅狭のプレートを下方へ押し退
けて移動自在に、カットシートの端縁を案内するエッジ
ガイドを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、カットシートを手
差し可能に構成されたシート供給ガイドを備えた記録装
置において、このシート供給ガイドの上面に移動自在に
カットシートの端縁を案内するエッジガイドを備え、こ
のエッジガイドにシート供給ガイドの上面との隙間を少
なくするフィルム材を貼設したことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、カットシートを手
差し可能に構成されたシート供給ガイドを備えた記録装
置において、このシート供給ガイドの上面にばねで付勢
された複数の幅狭のプレートを並設すると共に、これら
プレートの上に、ばねで付勢された複数の幅狭のプレー
トを下方へ押し退けて移動自在に、カットシートの端縁
を案内するエッジガイドを備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0011】図1は、本発明に係る記録装置の一実施の
形態が適用されたドットインパクトプリンタのプリンタ
本体を示す斜視図である。図2は、図1のプリンタ本体
の側断面図である。
【0012】これらの図に示す記録装置としてのプリン
タ10は、多数の記録ワイヤをインクリボン(共に図示
せず)を介してシートに打ち付けてドットを記録するこ
とにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクト
プリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体と
してのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に装着さ
れたプッシュトラクタユニット12と、プリンタ本体1
1の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース(不図示)
及びロアケース13と、プリンタ本体11の前方側に設
置されてカットシートKを案内するシート供給ガイド4
3と、を有して構成される。
【0013】上記シートには、所定長さに切断された上
記カットシートKと、複数枚が連接された連続シートと
がある。カットシートKとしては、例えば単票紙、複写
紙又はOHP(オーバヘッドプロジェクタ)シート等の
カットフィルムがあり、連続シートとしては連続紙があ
る。
【0014】上記プリンタ本体11は、本体フレームと
してのベースフレーム14、リアフレーム15、左サイ
ドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構
部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シー
ト搬送機構部としてのプラテン20、シート案内25、
第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ロ
ーラ23及び第4搬送ローラ24と、を有して構成され
る。
【0015】ベースフレーム14及びリアフレーム15
の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレ
ーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレ
ーム16と右サイドフレーム17間に、ロアキャリッジ
軸26とアッパキャリッジ軸27が上下方向に所定距離
離れて架け渡され、且つ回転自在に枢支される。また、
左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間にプラ
テン20が架け渡されて回転自在に配設されると共に、
シート案内25が固定して配設される。
【0016】図2に示す上記プッシュトラクタユニット
12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20
を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、
左右一対のトラクタ28を有する。
【0017】これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸
29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラク
タ駆動プーリ(不図示)と、トラクタガイド軸30に回
転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動
プーリ(不図示)とにトラクタベルト31が巻き掛けら
れ、シート押え蓋32を備えて構成される。
【0018】一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべ
き連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とさ
れる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された
複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設さ
れた穴(不図示)に係合可能とされる。
【0019】プラテン20を含む上記シート搬送機構部
は、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2
搬送ローラ22がプリンタ本体11の前方側に、第3搬
送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体1
1の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更に、第
1搬送ローラ21と第2搬送ローラ22が、また第3搬
送ローラ23と第4搬送ローラ24が、それぞれ上下方
向に配置されて対をなす。
【0020】このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬
送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の
下方に配置され、第2搬送ローラ22及び第4搬送ロー
ラ24がシート案内25の上方に配置される。
【0021】プラテン20、第1搬送ローラ21及び第
3搬送ローラ23の上部は、シート案内25の上方に突
出した状態となっている。また、シート案内25におけ
るプリンタ本体11の前方側には、シート案内25との
間でシートを保持するシート保持プレート37が設けら
れている。
【0022】プラテン20、第1搬送ローラ21、第2
搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ロー
ラ24は、駆動輪列部34により、図2の時計方向(C
W)または反時計方向(CCW)に回転駆動される。ま
た、前記プッシュトラクタユニット12のトラクタベル
ト31は、同様に駆動輪列部34により反時計方向に駆
動される。
【0023】上記駆動輪列部34は、左サイドフレーム
16又は右サイドフレーム17の一方、例えば右サイド
フレーム17に設置される。この駆動輪列部34は、正
転または逆転可能なシート供給モータ35の駆動軸に回
転一体に固定されたモータピニオン36を備える。この
モータピニオン36からの駆動力が、巻掛け伝動機構や
歯車機構を介して、プラテン20、第1搬送ローラ2
1、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23、第4搬
送ローラ24及びプッシュトラクタユニット12へ伝動
可能とされる。
【0024】単票紙又は複写紙等のカットシートKは、
プリンタ本体11の前方側から手差し供給された後、プ
ラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ2
2、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24の時計
方向の回転(シート供給モータ35は逆転)により、プ
リンタ本体11の前方から後方へ向かって矢印A方向に
搬送され、また、プラテン20、第1搬送ローラ21、
第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送
ローラ24の反時計方向の回転(シート供給モータ35
は正転)により、プリンタ本体11の後方から前方へ向
かって矢印B方向に搬送される。他方、連続紙等の連続
シートは、プッシュトラクタユニット12によりプリン
タ本体11の後方側から矢印B方向に供給された後、プ
ラテン20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ2
2、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24により
同方向(矢印B方向)に搬送される。
【0025】これにより、カットシートK及び連続シー
トは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副
走査方向に搬送される。
【0026】上記キャリッジ19は、ロアキャリッジ軸
26及びアッパキャリッジ軸27に摺動自在に挿通され
ると共に、記録ヘッド18を搭載する。ロアキャリッジ
軸26及びアッパキャリッジ軸27がプラテン20と平
行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプ
ラテン20、ロアキャリッジ軸26及びアッパキャリッ
ジ軸27の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)
可能に設けられる。
【0027】このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モ
ータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミン
グベルト39に結合される。従って、キャリッジ19
は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転により、
タイミングベルト39を介し、ロアキャリッジ軸26及
びアッパキャリッジ軸27に案内されて、主走査方向に
おける図1の左向き又は右向きに走査される。
【0028】ここで、キャリッジ駆動モータ38は、シ
ート供給モータ35とともに例えばステッピングモータ
にて構成される。
【0029】また、キャリッジ19には、図3にも示す
ように、リボンカセット装着部40が設けられ、このリ
ボンカセット装着部40に、インクリボンを収納したリ
ボンカセット(共に図示せず)が装着される。更にキャ
リッジ19には、リボンカセットのインクリボンを、記
録ヘッド18における記録ワイヤ(後述)の前方へ導く
リボンガイドホルダ41が設置されている。リボンカセ
ット内のインクリボンは、リボンカセット装着部40に
設置されたリボン駆動軸42により、記録ヘッド18の
記録ワイヤの前方を移動可能に設けられる。
【0030】上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ
(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方
に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド1
8は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間
に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、
このインクリボンのインクをプラテン20(図2)の上
方周面に接するシート(カットシートK又は連続シー
ト)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録
する。
【0031】記録ヘッド18による記録動作は、キャリ
ッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間
に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録が
なされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカ
ットシートKの場合には、シート搬送機構部(プラテン
20、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3
搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシー
トが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及び
プッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所
定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返さ
れることにより実施される。
【0032】上記シート搬送機構部には、シート案内2
5におけるシート保持プレート37の配設位置に第2検
出器46が設置され、また、キャリッジ19に装着され
たリボンガイドホルダ41に2個の第1検出器45が設
置される。第2検出器46は、供給されたシートに押さ
れて回動するレバー47の動作を、例えばフォトインタ
ラプタ等の検出素子が認識して、例えば手動供給された
カットシートKの有無を検出するものである。
【0033】また、第1検出器45は、図3に示すよう
に、リボンガイドホルダ41において、記録ヘッド18
に対しキャリッジ19の主走査方向の左右両側に設置さ
れる。これらの第1検出器45は、例えば投受光型の光
素子を備えてなり、入射光の強度に対する反射光の強度
の比(反射率)を検知することにより、シートの有無を
検出するものである。
【0034】本実施形態では、上記シート供給ガイド4
3の構造に特徴を有している。図1に示すシート供給ガ
イド43は、プリンタ本体11の前方側において、図示
しないアッパケースに着脱自在に装着され、主に単票紙
又は複写紙等のカットシートKの手差し供給に使用され
る。
【0035】このシート供給ガイド43は、カットシー
トKの幅方向(主走査方向と同一方向)に移動自在な2
個の左エッジガイド48A及び右エッジガイド48Bを
備える。左エッジガイド48Aがプリンタ本体11の左
側に、右エッジガイド48Bがプリンタ本体11の右側
にそれぞれ配置される。これらの左エッジガイド48
A、右エッジガイド48Bは、後述の正転記録モード時
には、カットシートKの他側縁50、一側縁49にそれ
ぞれ略当接可能とされ、後述の逆転記録モード時には、
カットシートKの一側縁49、他側縁50にそれぞれ略
当接可能に設けられて、カットシートKの供給を案内す
る。
【0036】図1及び図4に示すように、右エッジガイ
ド48Bは、その両端に門型の一対の基部101を有
し、この基部101をシート供給ガイド43の前後端面
の溝43Aに嵌合して、矢印A方向へ移動自在に構成さ
れている。
【0037】この構成のため、右エッジガイド48Bの
下面102とシート供給ガイド43の上面43Bとの間
には隙間が形成される。
【0038】本実施形態では、この隙間を少なくするた
め、図4に示すように、右エッジガイド48Bに、その
長手方向に一杯に延びるフィルム部材103が取り付け
られている。このフィルム部材103は紙幅寄せ方向へ
幅Lで延在し、例えば、ポリエステル系の樹脂フィルム
である。その厚さは0.06〜0.10mmのものが採
用される。右エッジガイド48Bを移動させる場合、こ
のフィルム部材103は邪魔にならず、右エッジガイド
48Bを固定した後は、このフィルム部材103の先端
103Aが、シート供給ガイド43の上面43bに密着
し、これによって、右エッジガイド48Bの下面102
とシート供給ガイド43の上面43Bとの隙間がなくな
り、そこにカットシートKが挟み込まれることがない。
【0039】右エッジガイド48Bについて説明した
が、左エッジガイド48Aは対称であるだけで、略同様
の構成であるため、その説明を省略する。
【0040】前述の記録ヘッド18によるカットシート
Kへの記録動作は、カットシートKの先端51側から後
端52側へ順次実行されるが、このカットシートKへの
記録動作には、シート供給モータ35の正転時になされ
る正転記録モードと、シート供給モータ35の逆転時に
なされる逆転記録モードとがある。これらのモードは図
示しないレバーやスイッチ等によって択一に選択可能に
構成される。
【0041】上記正転記録モードは、カットシートK
が、プリンタ本体11に装着されたシート供給ガイド4
3の右エッジガイド48Bを基準(つまり、この右エッ
ジガイド48Bに略当接するカットシートKの一側縁4
9を基準)にして、後端52からプリンタ本体11の前
方側に手動供給されたとき、このカットシートKがプリ
ンタ本体11の前方から後方へ(図2の矢印A方向へ)
搬送された後、搬送方向が反転され、このカットシート
Kがプリンタ本体11の後方から前方へ(図2の矢印B
方向へ)搬送される間(シート供給モータ35が正転さ
れている間)に、カットシートKの上記一側縁49を基
準(つまり、右エッジガイド48Bを基準)にして、予
め定められた記録開始位置からカットシートKに記録を
実行するモードである。この記録開始位置は、カットシ
ートKの一側縁49側に位置付けられている。
【0042】また、上記逆転記録モードは、カットシー
トKが、プリンタ本体11に装着されたシート供給ガイ
ド43の右エッジガイド48Bを基準(つまり、この右
エッジガイド48Bに略当接する他側縁50を基準)に
して、先端51からプリンタ本体11の前方側に手動供
給されたとき、このカットシートKがプリンタ本体11
の前方から後方へ(図2の矢印A方向へ)搬送される間
(つまりシート供給モータ35が逆転されている間)
に、記録されるべき文字(印字)等の画像の向きを反転
させて、このカットシートKに記録が実行されるモード
である。この逆転記録モードでは、カットシートKへの
記録に先立ち、キャリッジ19が一ストローク走査され
て、シート供給ガイド43の左エッジガイド48Aに略
当接するカットシートKの一側縁49が第1検出器45
により検出されて、カットシートKの幅が検出され、こ
の検出値から記録開始位置が決定される。この記録開始
位置も、カットシートKの一側縁49側に位置する。こ
の逆転記録モードの記録動作は、上述のようにして決定
された記録開始位置から実行される。
【0043】いずれにしても、カットシートKのサイズ
に応じて、上記左右エッジガイド48A,48Bが移動
される。
【0044】上記したように、右エッジガイド48Bを
移動させる場合、このフィルム部材103は邪魔になら
ず、右エッジガイド48Bを固定した後は、このフィル
ム部材103の先端103Aが、シート供給ガイド43
の上面43Bに密着するため、これによって、右エッジ
ガイド48Bの下面102とシート供給ガイド43の上
面43Bとの隙間がなくなり、そこにカットシートKが
挟み込まれることがなく、紙ジャムの発生が抑制され
る。
【0045】図5〜図8は、別の実施形態を示す。
【0046】このシート供給ガイド43は、本体111
と、複数の幅狭のプレート112とを備えて構成されて
いる。それぞれのプレート112は、図7に示すよう
に、ばね113で上方へ付勢され、その上限位置はそれ
ぞれのプレート112が本体111に係止されることに
よって規定されている。それぞれのプレート112の両
端には突片112Aが突設され、この突片112Aに
は、図8に示すように、プレート付きのエッジガイド4
8の両端の突片114が乗り上げ自在に構成されてい
る。突片112Aと突片114の対向端は、それぞれの
乗り上げがスムーズにおこなわれるように、くさび状に
切り落とされている。
【0047】本実施形態では、エッジガイド48を移動
させると、その突片114が、プレート112の両端の
突片112Aに乗り上げて、このプレート112をばね
113のばね力に抗して下方へ押し退けて移動する。
【0048】これによれば、押し退けられたプレート1
12の上に、それに置き換わってエッジガイド48が位
置することになる。
【0049】従って、図8に示すように、エッジガイド
48のプレート面105と、これに隣接するプレート1
12のプレート面112Aとはフラットになり、両者間
に段差が形成されることはない。そのため、カットシー
トKの噛み込みはなく、紙ジャムの発生が抑制される。
【0050】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0051】
【発明の効果】本発明では、シート供給ガイドの上面と
エッジガイドとの隙間がないため、カットシートの噛み
込みがなく、紙ジャムの発生が抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用さ
れたドットインパクトプリンタのプリンタ本体を示す斜
視図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す側断面図である。
【図3】図1のキャリッジ及び記録ヘッドを拡大して示
す斜視図である。
【図4】本発明によるシート供給ガイドの要部拡大図で
ある。
【図5】別の実施形態を示す斜視図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図5の断面図である。
【図8】図5の要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
10 プリンタ(記録装置) 11 プリンタ本体 13 紙送りローラ 20 プラテン 21 搬送ローラユニット 43 シート供給ガイド 43B 上面 48 エッジガイド 102 下面 103 フィルム部材 111 本体 112 プレート 112A 突片 113 ばね 114 突片 K カットシート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カットシートを手差し可能に構成された
    シート供給ガイドにおいて、このシート供給ガイドの上
    面に移動自在にカットシートの端縁を案内するエッジガ
    イドを備え、このエッジガイドにシート供給ガイドの上
    面との隙間を少なくするフィルム材を貼設したことを特
    徴とするシート供給ガイド。
  2. 【請求項2】 カットシートを手差し可能に構成された
    シート供給ガイドにおいて、このシート供給ガイドの上
    面にばねで付勢された複数の幅狭のプレートを並設する
    と共に、これらプレートの上に、ばねで付勢された複数
    の幅狭のプレートを下方へ押し退けて移動自在に、カッ
    トシートの端縁を案内するエッジガイドを備えたことを
    特徴とするシート供給ガイド。
  3. 【請求項3】 カットシートを手差し可能に構成された
    シート供給ガイドを備えた記録装置において、このシー
    ト供給ガイドの上面に移動自在にカットシートの端縁を
    案内するエッジガイドを備え、このエッジガイドにシー
    ト供給ガイドの上面との隙間を少なくするフィルム材を
    貼設したことを特徴とする記録装置。
  4. 【請求項4】 カットシートを手差し可能に構成された
    シート供給ガイドを備えた記録装置において、このシー
    ト供給ガイドの上面にばねで付勢された複数の幅狭のプ
    レートを並設すると共に、これらプレートの上に、ばね
    で付勢された複数の幅狭のプレートを下方へ押し退けて
    移動自在に、カットシートの端縁を案内するエッジガイ
    ドを備えたことを特徴とする記録装置。
JP2000100770A 2000-04-03 2000-04-03 シート供給ガイド及びそれを用いた記録装置 Withdrawn JP2001278508A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016074505A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置

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JP2016074505A (ja) * 2014-10-06 2016-05-12 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置及び画像形成装置

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