JP2008238422A - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサの無駄をなくし、制御が簡素になる記録装置及び制御方法を提供する。
【解決手段】記録ヘッド20を搭載し、主走査方向に駆動するキャリッジ21が、該記録ヘッド20の主走査方向の走査幅を検出すべく、光学式紙幅検出センサを備えた記録装置において、記録用紙の搬送領域外に、キャリッジ21のホームポジションを設定し、該ホームポジションに、光学式紙幅検出センサにより検出可能な被検出部47を配置した。
【選択図】図3

Description

本発明は、キャリッジが、記録ヘッドの主走査方向の走査幅を検出すべく、光学式紙幅検出センサを備えた記録装置及びその制御方法に関する。
従来より各種プリンタなどの記録装置においては、記録用紙に文字を含む画像を記録するに際し、キャリッジに搭載した記録ヘッドの主走査方向の幅を検出すべく、光学式紙幅検出センサが設けられている(例えば、特許文献1参照)。また、この種のプリンタでは、キャリッジの主走査方向の原点検出のため、ホームポジションを検出するホームポジション検出センサが設けられている。
特開平6−293163号公報
上記従来の構成では、光学式紙幅検出センサや、ホームポジション検出センサが単機能として存在するため、紙幅検出、あるいはホームポジション検出を目的としたセンサに無駄があり、それに関する制御も複雑になっていた。
そこで、本発明の目的は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、センサの無駄をなくし、制御が簡素になる記録装置及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、記録ヘッドを搭載し、主走査方向に駆動するキャリッジが、該記録ヘッドの主走査方向の走査幅を検出すべく、光学式紙幅検出センサを備えた記録装置において、記録用紙の搬送領域外に、前記キャリッジのホームポジションを設定し、該ホームポジションに、前記光学式紙幅検出センサにより検出可能な、被検出部を配置したことを特徴とする。
本発明では、紙幅検出用の光学式紙幅検出センサにより、キャリッジのホームポジションを検出するため、一つのセンサで、紙幅検出及びホームポジション検出を実行でき、部品点数減によるコストダウンが図れる。
この場合において、前記ホームポジションの被検出部が、紙案内に設けた開口部であってもよい。この構成によれば、例えば、紙有り検出と紙無し検出とでセンサの反射光量に第1のしきい値を設け、紙無し検出と開口部の検出とでセンサの反射光量に第2のしきい値を設けることで、ホームポジションの検出が可能になり、しかも、記録用紙が想定外の位置に挿入され、あるいは搬送不具合により用紙位置がずれて、該用紙がホームポジションに掛かっても、用紙の影響を受けることなく、ホームポジションを正確に検出できる。また、紙案内に開口部を設けるだけで、簡単に被検出部を形成できるため、構造が簡素化し、部品点数を削減できる。
また、前記光学式紙幅検出センサが、前記開口部の一方のエッジを検出し、該エッジから離れた後に、他方のエッジを検出して、前記ホームポジションを検出してもよい。
この構成では、開口部の一方のエッジの検出、該エッジから離れた後の他方のエッジの検出の二段階検出でホームポジションを検出するため、例えば一つのエッジ検出でホームポジション検出する場合と比べて、ホームポジションを正確に検出でき、その誤検出を抑制できる。また、一方のエッジ検出から他方のエッジ検出までの間に、例えばキャリッジの減速制御などを行えば、該キャリッジの駆動をホームポジションでほぼ正確に停止させることができる。
記録ヘッドを搭載し、主走査方向に駆動するキャリッジが、該記録ヘッドの主走査方向の走査幅を検出すべく、光学式紙幅検出センサを備えた記録装置の制御方法において、記録用紙の搬送領域外に、キャリッジのホームポジションを設定し、該ホームポジションの被検出部を、光学式紙幅検出センサにより検出してホームポジションを検出してもよい。
この構成でも、紙幅検出用の光学式紙幅検出センサにより、キャリッジのホームポジションを検出するため、一つのセンサで、紙幅検出及びホームポジション検出を実行でき、部品点数減によるコストダウンが図れる。
また、前記ホームポジションの被検出部が、紙案内に設けた開口部であり、前記光学式紙幅検出センサが、前記開口部の一方のエッジを検出し、該エッジから離れた後に、他方のエッジを検出して、前記ホームポジションを検出してもよい。
この構成でも、例えば紙有り検出と紙無し検出とでセンサの反射光量に第1のしきい値を設け、紙無し検出と開口部の検出とでセンサの反射光量に第2のしきい値を設けることで、ホームポジション検出が可能になり、しかも、記録用紙が想定外の位置に挿入され、あるいは搬送不具合により用紙位置がずれて、該用紙がホームポジションに掛かっても用紙の影響を受けることなくホームポジションをほぼ正確に検出できる。また、紙案内に開口部を設けるだけで、簡単に被検出部を形成できるため、検出のための構造が簡素化し、部品点数を削減できる。
本発明では、紙幅検出用の光学式紙幅検出センサにより、キャリッジのホームポジションを検出するため、一つのセンサで、紙幅検出及びホームポジション検出を実行でき、部品点数減によるコストダウンが図れる。
また、被検出部としての開口部を紙案内に設ければ、例えば、紙有り検出と紙無し検出とで、センサの反射光量に第1のしきい値を設け、紙無し検出と開口部の検出とで、センサの反射光量に第2のしきい値を設けることで、ホームポジションの検出が可能になり、しかも、記録用紙が想定外の位置に挿入され、あるいは搬送不具合により用紙位置がずれて、該用紙がホームポジションに掛かっても、用紙の影響を受けることがなく、ホームポジションをほぼ正確に検出できる。
また、紙案内に開口部を設けるだけで、簡単に被検出部を形成できるため、構造が簡素化し、部品点数を削減できる。
さらに、開口部の一方のエッジの検出、該エッジから離れた後の他方のエッジの検出の二段階検出でホームポジションを検出することとすれば、例えば、一つのエッジ検出でホームポジション検出する場合と比べて、ホームポジションを正確に検出でき、その誤検出を抑制できる。また、一方のエッジ検出から他方のエッジ検出までの間に、例えば、キャリッジの減速制御などを行えば、該キャリッジの駆動をホームポジションでほぼ正確に停止させることができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は、本発明の記録装置の実施形態に係るプリンタ10の前方の外観を示す斜視図であり、図2は、プリンタ10の側断面図であり、図3及び図4は、このプリンタ10のフレーム構成を示す斜視図である。
このプリンタ10は、複数の記録ワイヤを選択的に打ち出す記録ヘッド20と、この記録ヘッド20が搭載されるキャリッジ21とを備え、記録ヘッド20から打ち出された記録ワイヤを記録媒体(以下、シートという。)に打ち付けることによって文字を含む画像を記録するシリアルドットインパクトプリンタである。図2に示すように、このプリンタ10は、大別すると、記録ユニットを構成するプリンタ本体12と、トラクタユニット13と、シートガイド14とを備え、これらの上方、下方が、図1に示すように、アッパケース15およびロアケース16で覆われる構成となっている。上記シートには、所定長さに裁断されたカットシートと、複数枚が連結された連続シートとがある。カットシートとしては、例えば単票紙、複写紙、通帳またはカットフィルムなどがあり、連続シートとしては連続紙がある。
プリンタ本体12は、記録機構部としての記録ヘッド20、キャリッジ21及びプラテン22と、シート搬送機構部としての複数の搬送ローラ23とを備えている。詳述すると、プリンタ本体12は、図3及び図4に示すように、一対のサイドフレーム25、26の間に、背面フレーム27、プラテン22、キャリッジ軸28、複数のローラ軸23a、トラクタユニット13などが架け渡され、キャリッジ軸28にはキャリッジ21が、各ローラ軸23aには搬送ローラ23が設けられている。
上記搬送ローラ23は、プラテン22に対してプリンタ本体12の前方及び後方に、上下に対に配置されており(一部の搬送ローラ23は不図示)、図示しないシート搬送モータと、該モータに連結され、右サイドフレーム26の外側に配列された駆動輪列部41とによって、図2の時計方向又は反時計方向に回転駆動される。これによって、シートを、プリンタ本体12の前方(シートガイド14側)から後方へ搬送し、また、プリンタ本体12の後方から前方へ搬送することができ、シートは、キャリッジ21の主走査方向と直交する副走査方向に搬送される。
上記キャリッジ21は、キャリッジ軸28に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド20を搭載し、図示しないステッピングモータにて構成されるキャリッジ駆動モータにより駆動されるタイミングベルト48(図3参照)に結合される。
これにより、上記キャリッジ21は、キャリッジ駆動モータの正転又は逆転により、タイミングベルト48を介しキャリッジ軸28に案内されて、上記キャリッジ軸28の軸方向及びプラテン22の長手方向と一致する主走査方向に走行(走査)される。上記記録ヘッド20は、多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これら記録ワイヤをプラテン22に向けて打ち出す。
このプリンタ本体12には、図5に示すように、ステーショナリー形式のインクリボンカートリッジ29が着脱自在に装着され、このインクリボンカートリッジ29のインクリボンが記録ヘッド20とプラテン22との間に繰り出される。
これにより、記録ヘッド20は、キャリッジ21と共に主走査方向に走行される間に、これら記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン22と記録ヘッド20との間に搬送されたシートに付着し、該シートに文字を含む画像を記録する。なお、キャリッジ21には、図3にも示すように、リボンマスクホルダ51が設置され、リボンマスクホルダ51はインクリボンカートリッジ29内のインクリボンから、プラテン22の上面に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)を保護している。
トラクタユニット13は、連続シートをシート搬送機構部へ供給するものであり、図4に示すように、左右一対のトラクタ30を有する。
各トラクタ30は、図2に示すように、トラクタ駆動プーリ30aと、トラクタ従動プーリ30bと、これらプーリ30a,30bに巻き掛けられたトラクタベルト31とを備え、図示せぬ駆動機構によってトラクタ駆動プーリ30aを回転駆動し、トラクタベルト31を駆動して連続シートを搬送する。
記録ヘッド20による記録動作は、記録ヘッド20がキャリッジ21により主走査方向に移動される間に、記録ヘッド20からの記録ワイヤの打ち出しにより一行分の記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、シート搬送機構部としての搬送ローラ23(およびトラクタユニット13)が連続シートを所定長搬送させ、これらの動作が繰り返されて実施される。
図6は、キャリッジ21を示す斜視図、図7は、キャリッジ21に取り付けられたリボンマスクホルダ51を示す斜視図である。
上述したキャリッジ21には、上記キャリッジ軸28が摺動自在に挿通するボス部19aが一体に形成されており、該キャリッジ21はキャリッジ軸28に案内されて該キャリッジ軸28の軸方向(主走査方向)に駆動される。
キャリッジ21には、上述したように、リボンマスクホルダ51が設置され、インクリボンカートリッジ29内のインクリボンは、リボンマスクホルダ51と案内ピン52との間に挟まれて繰り出される。
本実施の形態では、図6及び図7に示すように、リボンマスクホルダ51の本体51aの図中で右端に、光学式に記録用紙(カットシート)の紙幅を検出可能に紙幅検出センサ43が配置されている。
このセンサ43は反射型光学式センサであり、図示せぬ発光部及び受光部を備え、該発光部及び受光部が、図5に示すように、プラテン22の奥側に位置した紙案内45のフラット面45aに対向し、キャリッジ21が主走査方向に走査される間、フラット面45aからの反射光を検出可能に構成される。
紙幅検出シーケンスでは、紙案内45上に用紙が通紙された場合、該用紙上にセンサ43が移動すれば、用紙からの強い反射光が受光されて用紙有りが検出される。また、紙案内45上に用紙が通紙されない場合、紙案内45上にセンサ43が移動すれば、距離的に遠いフラット面45aからの反射光を受けるため、フラット面45aからの弱い反射光が受光されて用紙無しが検出される。
また、このプリンタ10における用紙の搬送領域外の、上記記録ヘッド20の待機位置であるホームポジションHPには、図5に示すように、紙案内45のフラット面45aをプレス加工により穿孔して設けられた開口部(孔)47が形成されている。
この開口部47は、図8に示すように、六角孔形状をしており、キャリッジ21が主走査方向に沿って、プリンタ中央から右サイドフレーム26に向けて走査した場合、手前から順に、主走査方向に直交する副走査方向に延びた一方のエッジ47a及び他方のエッジ47bを備えて構成されている。
ホームポジション検出シーケンスでは、キャリッジ21の移動に伴い、センサ43が紙案内45のフラット面45a上を走査している場合、該フラット面45aからの反射光を受ける。そのため、走査の間、上述した用紙無しの状態とほぼ等しい、フラット面45aからの弱い反射光が受光される。
これに対し、キャリッジ21が記録ヘッド20の待機位置であるホームポジションに移動すると、図9に示すように、センサ43が開口部47を検出し、フラット面45aからの反射光よりもさらに弱い反射光を受けてホームポジションが検出され、該検出後にキャリッジ21の駆動が停止される。
本実施の形態では、上記光学式センサ43が、カットシートの搬送領域に通紙されたカットシートの紙幅を検出すると共に、記録ヘッド20のホームポジションHPを検出するため、一つのセンサ43で紙幅検出及びホームポジション検出を実行でき、部品点数の削減によるコストダウンが図られる。また、紙案内45に開口部47を設けるだけで、簡単に被検出部を形成できるため、構造が簡素化し、余分な被検出部が不要になり、部品点数をさらに削減できる。
図10は、紙幅検出及びホームポジション検出を説明する図である。
キャリッジ21は、上述したように、キャリッジ軸28に案内されて左右サイドフレーム25,26間を主走査方向に走行する。
紙幅検出シーケンスでは、図10Aに示すように、キャリッジ21がフラット面45a上を例えば左から右に走査する場合、用紙の搬送領域外では、センサ43が距離的に遠いフラット面45aからの比較的弱い反射光81を受け、紙案内45上にカットシートが通紙された場合、該カットシート上にセンサ43が移動すれば、カットシートからの強い反射光82が受光され、当該カットシートから外れた用紙の搬送領域外に移動すると、再びフラット面45aからの比較的弱い反射光81を受ける。この走査により、反射光81,82の立ち上がり及び立ち下がりの各位置が検出され、該位置間が用紙幅として検出される。また、紙案内45上への用紙の通紙がない場合、破線示のようにセンサ43が常に距離的に遠いフラット面45aからの反射光81を受け続け、フラット面45aからの弱い反射光81の受光で用紙無しが検出される。
ホームポジション検出シーケンスでは、用紙の搬送領域内へのカットシート進入は無いから、図10Bに示すように、センサ43が該搬送領域を越えるまで距離的に遠いフラット面45aからの反射光81を受け続ける。そしてセンサ43がホームポジション近傍に移動すると、図11に示す手順でホームポジション検出が実行される。
即ち、ホームポジション検出シーケンスがスタートすると、開口部47の孔のエッジがセンサ43により未検出か否かが判定される(S1)。孔のエッジが未検出であれば、キャリッジ21がプリンタ中央側にあるので、まず一方のエッジ47a(図8参照)を検出するまでキャリッジ21を右サイドフレーム26に向けて移動する(S2)。この移動により該エッジ47aに至ると、センサ43は上記反射光81よりもさらに弱い反射光83(図10参照)を受光する。ついで、一方のエッジ47aを外れてから他方のエッジ47b(図8参照)をセンサ43により検出したか否かが判定され(S3)、他方のエッジ47bを検出した場合、キャリッジ21がホームポジションに至ったと判定し、このホームポジション検出シーケンスを終了し(S4)、他方のエッジ47bを検出しない場合にはエラー処理して該検出シーケンスを停止する(S5)。他方のエッジ47bを検出した場合、図10に示すように、センサ43は上記反射光81と同レベルの反射光81を受光し、該受光の位置がホームポジションである。
該検出シーケンスのスタート後に、S1で一方のエッジ47aが検出されると、他方のエッジ47bを検出するため、キャリッジ21を右サイドフレーム26に向けて移動する(S6)。ついで孔のエッジを外れたか否かが判定される(S7)。S1で検出したエッジが、仮に一方のエッジ47aでない場合(例えば他方のエッジ47bである場合)、S6の右方への移動で該エッジを外れることが無いため、エラー処理して該検出シーケンスを停止する(S8)。S6の移動で該エッジを外れたとなれば、S1で検出したエッジは一方のエッジ47aであるため、他方のエッジ47bを検出するまでキャリッジ21を右サイドフレーム26に向けて移動する(S9)。
ついで、一方のエッジ47aを外れてから他方のエッジ47bをセンサ43により検出したか否かが判定され(S10)、他方のエッジ47bを検出した場合、キャリッジ21がホームポジションに至ったと判定し、このホームポジション検出シーケンスを終了し(S11)、他方のエッジ47bを検出しない場合にはエラー処理して該検出シーケンスを停止する(S12)。
本実施の形態では、図10Aに示すように、紙有り紙無しとの間でセンサ43の反射光量に例えば第1のしきい値を設け、図10Bに示すように、紙無し開口部検出の間でセンサ43の反射光量に例えば第2のしきい値を設けるため、一つのセンサ43で紙幅とホームポジションとの両検出が誤検出することなく可能になる。
しかも、本構成では、カットシートが想定外の位置に挿入され、あるいは搬送不具合によりカットシートがずれて、カットシート或いはその一部がホームポジションに進入した場合でも、反射光量のしきい値が異なることから、該カットシートの影響を受けることなくホームポジションを正確に検出できる。
また、紙案内45に開口部47を設けるだけで、簡単に被検出部を形成できるため、構造が簡素化し、部品点数を削減できる。
さらに、この構成では、開口部47の一方のエッジ47aの検出、該エッジ47aから離れた後の他方のエッジ47bの検出の二段階検出でホームポジションを検出しているため、例えば一つのエッジ検出でホームポジション検出する場合と比べて、ホームポジションを正確に検出でき、その誤検出を抑制できる。
また、一方のエッジ47a検出から他方のエッジ47b検出までの間に、例えばキャリッジ21の減速制御などを行えば、該キャリッジ21の駆動をホームポジションでほぼ正確に停止させることができる。
本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視図である。 図1の記録ヘッドおよびキャリッジ等を示す側面図である。 インクリボンカートリッジを外したフレーム構成を示す斜視図である。 図3のフレーム構成をトラクタユニット側から見て示す斜視図である。 インクリボンカートリッジを装着した状態を示す斜視図である。 キャリッジの斜視図である。 マスクリボンホルダの斜視図である。 センサと開口部の関係を示す図である。 同じくセンサと開口部の関係を示す図である。 Aは紙幅検出、Bはホームポジション検出を説明する図である。 ホームポジション検出の制御フローを示す図である。
符号の説明
10 プリンタ(記録装置)
20 記録ヘッド
21 キャリッジ
25,26 サイドフレーム
43 紙幅検出センサ
45 紙案内
45a フラット面
47 開口部(孔)
47a 一方のエッジ
47b 他方のエッジ
51 リボンマスクホルダ

Claims (6)

  1. 記録ヘッドを搭載し、主走査方向に駆動するキャリッジが、該記録ヘッドの主走査方向の走査幅を検出すべく、光学式紙幅検出センサを備えた記録装置において、
    記録用紙の搬送領域外に、前記キャリッジのホームポジションを設定し、
    該ホームポジションに、前記光学式紙幅検出センサにより検出可能な、被検出部を配置したことを特徴とする記録装置。
  2. 前記ホームポジションの被検出部が、紙案内に設けた開口部であることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記光学式紙幅検出センサが、前記開口部の一方のエッジを検出し、該エッジから離れた後に、他方のエッジを検出して、前記ホームポジションを検出することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 記録ヘッドを搭載し、主走査方向に駆動するキャリッジが、該記録ヘッドの主走査方向の走査幅を検出すべく、光学式紙幅検出センサを備えた記録装置の制御方法において、
    記録用紙の搬送領域外に、キャリッジのホームポジションを設定し、
    該ホームポジションの被検出部を、上記光学式紙幅検出センサにより検出して、ホームポジションを検出することを特徴とする記録装置の制御方法。
  5. 前記ホームポジションの被検出部が、紙案内に設けた開口部であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置の制御方法。
  6. 前記光学式紙幅検出センサが、前記開口部の一方のエッジを検出し、該エッジから離れた後に、他方のエッジを検出して、前記ホームポジションを検出することを特徴とする請求項5に記載の記録装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7472214B2 (ja) 2022-09-09 2024-04-22 キヤノン株式会社 記録装置および潤滑剤の塗布方法

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