JP3903818B2 - 記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アッパケース前方の開口を開閉可能なフロントカバーを備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、キャリッジに搭載された記録ヘッドに複数の記録ワイヤを備え、これらの記録ワイヤの突出動作により、インクリボンを介してシートに画像を記録するドットインパクトプリンタが知られている。
【0003】
図14及び図15に示すように、このようなプリンタ100では、キャリッジ及び記録ヘッドなどを有してなるプリンタ本体は、ケース101によって覆われている。このケース101に開口102が形成され、この開口102がフロントカバー103により開閉可能に設けられている。リボンカートリッジの交換時などにフロントカバー103が開操作されて、開口102を通してリボンカートリッジが交換される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述のようなプリンタ100では、フロントカバー103の回転軸がケース101における開口102の上部に設けられていることから、フロントカバー103を開操作するために、プリンタ100の上部に十分な空間を確保しなければならない。
【0005】
また、リボンカートリッジ交換時などに、開操作されたフロントカバー103が不用意に閉操作されてしまう恐れがある。
【0006】
請求項1乃至4に記載の発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、フロントカバーが開操作時に不用意に閉操作されることを防止できる記録装置を提供することにある。
【0007】
また、請求項1乃至4に記載の発明の他の目的は、上部空間の省スペース化を実現できる記録装置を提供することにある。
【0008】
請求項5及び6に記載の発明の目的は、フロントカバーの開操作時に当該フロントカバーが押し下げられたとき、当該フロントカバーなどが破損することを確実に防止できる記録装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、記録ヘッドがシートに画像を記録し、上記記録ヘッドなどを収容するケースの前方面に形成された開口にフロントカバーが開閉可能に配設された記録装置において、上記フロントカバーは、カバー本体の両側に上記ケースの開口下部の嵌合穴に嵌合して該カバー本体を支持する回転軸を有し、水平位置まで回動して開操作されると共に、水平位置から下がる方向に力を受けたときには、両回転軸間のカバー本体が撓むように構成され、上記回転軸は、上記フロントカバーが水平位置から下がる方向に力を受けて、両回転軸間のカバー本体が撓んだときに、上記ケースの嵌合穴から外れるようなカット部を有することを特徴とするものである。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記ケースには、開口内でシートを供給するシート供給ガイドが装着可能とされ、フロントカバーの回転軸は、上記シート供給ガイドのシート搬送面よりも下方に位置づけられたことを特徴とするものである。
【0011】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記フロントカバーにおける基端部の回転軸は、当該フロントカバーの表面よりも外側に位置づけられたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、上記ケースには、開口の上方に操作パネルが配置されたことを特徴とするものである。
【0014】
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、上記ケースには、開口内でシートを供給するシート供給ガイドが着脱可能に取り付けられたことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0016】
図1は、本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す側断面図である。
【0017】
この図に示す記録装置としてのプリンタ10は、記録ヘッド18の多数の記録ワイヤを、インクリボン(不図示)を介してシートに打ち付けてドットを記録することにより、文字を含む画像を印刷するドットインパクトプリンタである。このプリンタ10は、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に装着されたプッシュトラクタユニット12と、プリンタ本体11の上方、下方をそれぞれ覆うアッパケース11A及びロアケース11Bと、プリンタ本体11の前方側に設置されてカットシートを案内するシート供給ガイド39と、を有して構成される。
【0018】
上記シートには、所定長さに切断された上記カットシートと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートとしては、例えば単票紙(単票複写紙を含む)又はカットフィルム等があり、連続シートとしては連続紙(連続複写紙を含む)がある。
【0019】
上記プリンタ本体11は、図2に示すように、本体フレームとしてのベースフレーム14、メインフレーム15、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17と、記録機構部としての記録ヘッド18及びキャリッジ19と、シート搬送機構部としての平プラテン20、シート案内25、第1搬送ローラ21、この第1搬送ローラ21に対向する第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及びこれに対向する第4搬送ローラ24と、を有して構成される。また、42はステーショナリー形式のリボンカートリッジであり、このリボンカートリッジ42にインクリボンが収納されている。
【0020】
ベースフレーム14及びメインフレーム15の略両端部に、左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17が立設して固定される。これらの左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に、キャリッジガイド板26とキャリッジガイド軸27とが上下方向に所定距離離れて架け渡される。キャリッジガイド軸27は左サイドフレーム16及び右サイドフレーム17に回動自在に枢支される。左サイドフレーム16と右サイドフレーム17間に平プラテン20が架け渡されて配設されると共に、シート案内25が固定して配設される。
【0021】
上記プッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、プラテン20を備えた上記シート搬送機構部へ供給するものであり、左右一対のトラクタ28を有する。これらのトラクタ28は、トラクタ駆動軸29に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ29Aと、トラクタガイド軸30に回転自在且つ軸方向に摺動自在に軸支されたトラクタ従動プーリ29Bとにトラクタベルト31が巻き掛けられ、シート押え蓋32を備えて構成される。一対のトラクタ28間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト31の全外周に突設された複数本のピン33が、連続シートの幅方向両側に穿設された孔(不図示)に係合可能とされる。プラテン20を含む上記シート搬送機構部は、プラテン20に対し、第1搬送ローラ21及び第2搬送ローラ22がプリンタ本体11の前方側に、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24がプリンタ本体11の後方側にそれぞれ配置されて構成される。更に、第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ22が、また第3搬送ローラ23と第4搬送ローラ24が、それぞれ上下方向に配置されて対をなしている。
【0022】
このうち、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23は、プラテン20と共にシート案内25の下方に配置され、第2搬送ローラ22及び第4搬送ローラ24がシート案内25の上方に配置される。
【0023】
第1搬送ローラ21及び第4搬送ローラ24は、図示しない駆動輪列部により、図1における時計方向(CW)または反時計方向(CCW)に回転駆動される。また、上記プッシュトラクタユニット12のトラクタベルト31は、同様に上記駆動輪列部により反時計方向に駆動される。
【0024】
上記駆動輪列部は、左サイドフレーム16又は右サイドフレーム17の一方、例えば右サイドフレーム17に設置される。この駆動輪列部は、正転または逆転可能なシート搬送モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオン36を備える。このモータピニオン36からの駆動力が巻掛け伝動機構や歯車機構等の上記駆動輪列部を介して、第1搬送ローラ21、第4搬送ローラ24及びプッシュトラクタユニット12へ伝動可能とされる。尚、第2搬送ローラ22及び第3搬送ローラ23は従動ローラである。
【0025】
単票紙又は複写紙等のカットシートは、プリンタ本体11の前方側から手動供給された後、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ22、第4搬送ローラ24の反時計方向の回転により、プリンタ本体11の前方から後方へ向かって矢印A方向に搬送される。また、上記カットシートは、第1搬送ローラ21及び第3搬送ローラ23の反時計方向の回転、並びに第2搬送ローラ22、第4搬送ローラ24の時計方向の回転により、プリンタ本体11の後方から前方へ向かって矢印B方向に搬送される。
【0026】
他方、連続紙等の連続シートは、プッシュトラクタユニット12によりプリンタ本体11の後方側から上述の矢印B方向に供給された後、第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ(不図示)、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24により同方向(矢印B方向)に搬送される。
【0027】
これにより、カットシート及び連続シートは、キャリッジ19の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
【0028】
上記キャリッジ19は、図2に示すように、キャリッジガイド軸27に摺動自在に挿通されると共に、記録ヘッド18を搭載する。
【0029】
キャリッジガイド軸27がプラテン20と平行に配置されることから、キャリッジ19は、これらプラテン20の長手方向及びキャリッジガイド軸27の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト37に結合される。従って、このキャリッジ19は、キャリッジ駆動モータ38の正転又は逆転により、タイミングベルト37を介し、キャリッジガイド軸27に案内されて、主走査方向における図2の左向き又は右向きに走査される。
【0030】
ここで、キャリッジ駆動モータ38は、シート搬送モータ35と共に例えばステッピングモータにて構成される。
【0031】
キャリッジ19には、図1に示すように、ステーショナリー形式のリボンカートリッジ42内のインクリボンを、プラテン20の上面に接して搬送されるシート(カットシートまたは連続シート)から保護するリボンマスクホルダ41が設置されている。リボンカートリッジ42内のインクリボンは、リボン駆動軸43により駆動されて、記録ヘッド18の記録ワイヤの前方を、主走査方向と同一の方向に移動可能に構成される。
【0032】
上記記録ヘッド18は多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方に、上述の如くインクリボンが位置する。記録ヘッド18は、キャリッジ19と共に主走査方向に走査される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボンに打ち当て、このインクリボンのインクを、プラテン20と記録ヘッド18との間に搬送されるシート(カットシート又は連続シート)に付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
【0033】
記録ヘッド18による記録動作は、キャリッジ19が主走査方向左向き又は右向きに走査される間に、記録ヘッド18の記録ワイヤにより一行文の記録がなされ、この一行文の記録がなされる度に、シートがカットシートの場合には、シート搬送機構部(第1搬送ローラ21、第2搬送ローラ22、第3搬送ローラ23及び第4搬送ローラ24)が、またシートが連続シートの場合には、上記シート搬送機構部及びプッシュトラクタユニット12が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
【0034】
ところで、記録ヘッド18、キャリッジ19、平プラテン20及びメインフレーム15などを有してなるプリンタ本体11は、図3及び図4に示すようにアッパケース11A及びロアケース11Bにより覆われて収容される。このうちのアッパケース11Aには、プリンタ10の前方側に開口45が形成され、この開口45がフロントカバー46により開閉される。例えば、リボンカートリッジ42等の交換時にフロントカバー46が開操作されて、開口45を通してリボンカートリッジ42の交換が実施される。
【0035】
アッパケース11Aには、上記開口45の上部に、複数の操作ボタン47を備えた操作パネル48が設置されている。この操作パネル48の操作ボタン47の操作により、プリンタ10の起動、停止などが実施されている。
【0036】
また、アッパケース11Aにおける開口45の下側に前記シート供給ガイド39が着脱自在に取り付けられる。このシート供給ガイド39によって、前述の如くカットシートがプリンタ本体11のシート搬送機構内へ供給可能とされる。
【0037】
アッパケース11Aの開口45を開閉するフロントカバー46は、図4及び図8に示すように、カバー本体49の両側から、基端部としてのアーム部50が延び、このアーム部50の先端に回転軸51が外方へ突設されたものである。
【0038】
アーム部50は、カバー本体49から、このカバー本体49の表面52側へ湾曲して延び、先端に設けられた回転軸51が、カバー本体49の表面52よりも寸法Hだけ外側に位置づけられる。そして、このフロントカバー46の回転軸51は、図3〜図8に示すように、アッパケース11Aにおける開口45の下部に設けられた嵌合穴54に回転自在に連結される。この嵌合穴54は、シート供給ガイド39において、カットシートを案内するシートガイド面53よりも下方に形成される。
【0039】
フロントカバー46は、回転軸51が上述のようにカバー本体49の表面52の外側に位置づけられ、且つアッパケース11Aにおいてシート供給ガイド39のシートガイド面53よりも下方の嵌合穴54に嵌合されたことによって、開操作時にほぼ水平位置まで回動して、シート供給ガイド39のシートガイド面53にほぼ接触し、これ以上回動しないよう構成される。これにより、フロントカバー46の開操作時における開口45の開口面積が十分に確保される。
【0040】
また、フロントカバー46の回転軸51には、例えば図5及び図9に示すように、アッパケース11Aの開口45からシート供給ガイド39が取り外され、且つ、フロントカバー46が開操作されてほぼ水平状態になった位置から更に押し下げられた時に、当該回転軸51がアッパケース11Aの嵌合穴54から外れるようなカット面55が形成されている。
【0041】
つまり、このカット面55は、図6、図7及び図8(C)に示すように、フロントカバー46がアッパケース11Aの開口45を閉操作している状態ではほぼ水平位置に位置づけられる。これにより、フロントカバー46の回転軸51がアッパケース11Aの嵌合穴54から外れないよう構成される。なお、図5及び図6では、アッパケース11Aにおける一方の嵌合穴54の上方部分が切り欠かれて描かれている。
【0042】
一方、回転軸51のカット面55は、図10、図11、図12(C)及び図13に示すように、フロントカバー46がアッパケース11Aの開口45を開操作している状態ではほぼ上方に位置づけられる。これにより、フロントカバー46の回転軸51は、フロントカバー46が、開操作された水平状態から更に押し下げられた時に、両回転軸51間のカバー本体49が若干撓むことによって、アッパケース11Aの嵌合穴54から外れるよう構成される。なお、図9及び図10においても、アッパケース11Aにおける一方の嵌合穴54の上方部分が切り欠かれて描かれている。
【0043】
したがって、上記実施の形態によれば、次の効果を奏する。
【0044】
▲1▼アッパケース11Aの開口45を開閉するフロントカバー46は、そのアーム部50の回転軸51がアッパケース11Aにおける開口45下部の嵌合穴54に連結されて、ほぼ水平位置まで回動して開操作されるように構成されたことから、このフロントカバー46の開操作時に不用意に閉操作されることがなく、リボンカートリッジ42の交換等を安全に実施できる。また、フロントカバー46が不用意に閉操作されないので、この不用意な閉操作に伴うフロントカバー46の破損も防止できる。
【0045】
▲2▼アッパケース11Aの開口45を開閉するフロントカバー46の回転軸51が、アッパケース11Aにおける開口45下部の嵌合穴54に連結されて、ほぼ水平位置まで回動して開操作されるので、このフロントカバー46の開操作のためにプリンタ10の上方に空間を必要としない。このため、プリンタ10の据付スペースを省スペース化できる。
【0046】
▲3▼このフロントカバー46が水平状態まで回動して開操作されることから、フロントカバー46の開操作時における開口45の開領域を広く確保でき、リボンカートリッジ42の交換等の作業を容易化できる。
【0047】
▲4▼フロントカバー46の回転軸51を嵌合するアッパケース11Aの嵌合穴54がシート供給ガイド39のシートガイド面53下方に形成され、しかも、フロントカバー46の回転軸51がカバー本体49の表面52よりも寸法Hだけ外側に位置付けられたことから、フロントカバー46の開操作時における開口45の開領域をより広く確保できる。
【0048】
▲5▼操作パネル48がアッパケース11Aにおける開口45の上方に配置されたので、この操作パネル48が邪魔にならず、フロントカバー46の開操作時における開口45の開領域を更に拡大できる。
【0049】
▲6▼操作パネル48がアッパケース11Aにおける開口45の上方に配置されたので、操作パネル48の操作性を向上させることができる。
【0050】
▲7▼フロントカバー46の回転軸51は、フロントカバー46の開操作時にこのフロントカバー46がほぼ水平状態から下がる方向に力を受けた場合に、アッパケース11Aの嵌合穴54から外れるようなカット面55を有することから、このときフロントカバー46の当該回転軸51がアッパケース11Aの嵌合穴54から外れないことによる回転軸51及びアッパケース11Aの損傷等を確実に防止できる。
【0051】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0052】
【発明の効果】
請求項1乃至4に記載の発明に係る記録装置によれば、フロントカバーが開操作時に不用意に閉操作されることを防止できる。
【0053】
請求項1乃至4に記載の発明に係る記録装置によれば、上部空間の省スペース化を実現できる。
【0054】
請求項1及び5に記載の発明に係る記録装置によれば、フロントカバーの開操作時に当該フロントカバーが押し下げられたとき、当該フロントカバーなどが破損することを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す断面図である。
【図2】図1のプリンタ本体を示す斜視図である。
【図3】図1のプリンタを示す斜視図である。
【図4】図3のフロントカバーを開いた状態を示す斜視図である。
【図5】図3のシート供給ガイドを外して、フロントカバーを閉操作したときの斜視図である。
【図6】図5のVI部拡大断面図である。
【図7】図6においてフロントカバーの回転軸をアッパケースの嵌合穴から外した状態を示す斜視図である。
【図8】図5のプリンタの一部を示し、(A)は正面図、(B)は図8(A)のVIIIB―VIIIB線に沿う断面図、(C)は図8(A)のVIIIC―VIIIC線に沿う断面図である。
【図9】図3のシート供給ガイドを外して、フロントカバーを開操作したときの斜視図である。
【図10】図9のX部を拡大して示す斜視図である。
【図11】図10においてフロントカバーの回転軸をアッパケースの嵌合穴から外した状態を示す斜視図である。
【図12】図9のプリンタの一部を示し、(A)は正面図、(B)は図12(A)のXIIB―XIIB線に沿う断面図、(C)は図12(A)のXIIC―XIIC線に沿う断面図である。
【図13】 (A)は図9のA―A線に沿う断面図、(B)は図9のB―B線に沿う断面図である。
【図14】従来のドットインパクトプリンタを示す斜視図である。
【図15】図14のプリンタにおいてフロントカバー開操作時の斜視図である。
【符号の説明】
10 プリンタ
11A アッパケース
18 記録ヘッド
19 キャリッジ
39 シート供給ガイド
45 開口
46 フロントカバー
48 操作パネル
49 カバー本体
50 アーム部 (基端部)
51 回転軸
52 表面
53 シートガイド面
54 嵌合穴
55 カット面

Claims (5)

  1. 記録ヘッドがシートに画像を記録し、上記記録ヘッドなどを収容するケースの前方面に形成された開口にフロントカバーが開閉可能に配設された記録装置において、
    上記フロントカバーは、カバー本体の両側に上記ケースの開口下部の嵌合穴に嵌合して該カバー本体を支持する回転軸を有し、水平位置まで回動して開操作されると共に、水平位置から下がる方向に力を受けたときには、両回転軸間のカバー本体が撓むように構成され、上記回転軸は、上記フロントカバーが水平位置から下がる方向に力を受けて、両回転軸間のカバー本体が撓んだときに、上記ケースの嵌合穴から外れるようなカット部を有することを特徴とする記録装置。
  2. 上記ケースには、開口内でシートを供給するシート供給ガイドが装着可能とされ、フロントカバーの回転軸は、上記シート供給ガイドのシート搬送面よりも下方に位置づけられたことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 上記フロントカバーにおける基端部の回転軸は、当該フロントカバーの表面よりも外側に位置づけられたことを特徴とする請求項1または2に記載の記録装置。
  4. 上記ケースには、開口の上方に操作パネルが配置されたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 上記ケースには、開口内でシートを供給するシート供給ガイドが着脱可能に取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
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