JP4763577B2 - ロール紙支持機構及びプリンタ - Google Patents

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Description

本発明は、ロール紙を軸支するロール紙支持機構及び該ロール紙支持機構を有するプリンタに関するものである。
熱を加えると変色する特殊な記録紙に熱したサーマルヘッドを押し付けることで印刷を行うサーマルプリンタは、現在様々な種類のものが数多く提供されている。特に、トナーやインク等を使用せずに、滑らかな文字の印刷や多彩なグラフィック印字ができるため、各種ラベル、レシートやチケットの印刷等に好適に使用されている。
ところで、このサーマルプリンタを代表とする各種のプリンタで使用される記録紙は、円筒状の芯管に巻回されたロール紙となった状態で通常使用されている。このロール紙は、収納空間に落とし込まれるドロップイン式、或いは、芯管を軸支(回転自在に支持)する軸支式の2通りの方法によって装着されるのが一般的である。
このうち軸支式の1つとして、ロール紙を回転可能に支持すると共にロール紙の交換作業を容易に行うことができるロール紙の支持構造が知られている(特許文献1参照)。このロール紙の支持構造は、ロール紙が収容されるロール紙収容部内に向けて、コイルバネ等の弾性部材により付勢された一対の支持部材を備えている。この一対の支持部材は、ロール紙の中空孔内に嵌め込まれるテーパ状の先端部をそれぞれ先端に有している。つまり、一対の支持部材は、この先端部を両側から中空孔内に嵌め込むことでロール紙を押圧した状態で支持することができるようになっている。即ち、テーパ状に形成された先端部の外表面が、ロール紙の中空孔の内縁に当接することで、該ロール紙を両側から押圧して保持できるようになっている。またこの際、ロール紙を回転可能とするように、弾性部材の付勢力が調整されている。
また、支持部材は、単に弾性部材によって付勢されているだけであるので、付勢方向に対して逆方向に力を受けるとその向きに移動するようになっている。これにより、ロール紙を脱着できるようになっている。
このロール紙の支持構造によれば、単にロール紙をロール紙収容部内に入れ込む、或いは、引き抜くだけの簡単な作業で交換を行うことができる。また、一対の支持部材が中空孔の両側からロール紙を押圧して保持するので、ロール紙を確実に軸支することができる。
特開2003−171037号公報
しかしながら、上述した従来のロール紙の支持構造には、以下の課題がまだ残されていた。
即ち、上記ロール紙の支持構造は、一対の支持部材を弾性部材による付勢力で中空孔の両側に押し付けて、該ロール紙を両側から挟み込むようにして支持する構成であるため、ロール紙を挟み込む押圧力(付勢力)を比較的大きな値に設定する必要がある。仮に、押圧力が低い場合には、ロール紙が回転したときに振動等により支持部材が外れてしまい、ロール紙が脱落する恐れがあるからである。特に、交換したばかりの未使用のロール紙は、重量があるので脱落し易い。そのため、未使用のロール紙であっても確実に支持できるように、予め押圧力を大きな値に調整する必要がある。
一方、ロール紙を脱着する場合には、弾性部材の付勢力に抗する力で、一対の支持部材を左右に押し広げるように移動させる必要がある。ところが、上述したように押圧力を大きな値に調整してしまうと、ロール紙を脱着する際にこの押圧力よりも強い力を支持部材に与えるように、ロール紙に力を加える必要がある。そのため、ロール紙の装着性が悪く、交換作業に手間がかかるものであった。また、交換中に、ロール紙の側面に支持部材が強い付勢力で常に当たってしまうので、ロール紙の側面が凹んだりする変形の可能性もあった。
このように、従来のロール紙の支持構造は、ロール紙の脱落を防止するため、一対の支持部材の押圧力を大きな値に設定する必要があるので、上述したいくつかの問題が生じてしまうものであった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、ロール紙の脱落を防止しながら該ロール紙の装着性を向上させて、交換作業をより容易にすることができるロール紙支持機構、及び、該ロール紙支持機構を有するプリンタを提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明に係るロール紙支持機構は、円筒状の芯管に記録紙が巻回されたロール紙を軸支するロール紙支持機構であって、前記ロール紙を間に挟んだ状態で互いに平行に配置され、ロール紙の側面に対向する一対のガイド板と、前記ロール紙と前記一対のガイド板との間に配置され、ロール紙の側面に露出した前記芯管の開口部内に一部分が挿入される挿入部を先端に有する一対の支持部材と、該一対の支持部材を前記芯管の軸線方向に移動可能に支持した状態で、該一対の支持部材を、外力を受けたときに前記ガイド板に沿わせながら前記ロール紙の脱着ポジションと収容ポジションとの間で変位させる変位部材と、前記ガイド板と前記支持部材との間に配置され、支持部材をガイド板から離間する方向に向けて弾性力により付勢して、前記挿入部の一部分を前記開口部内に挿入させた状態で前記芯管に押し付けて該ロール紙を軸支させる付勢部材とを備え、前記一対のガイド板が、前記脱着ポジションから前記収容ポジションに向かうにつれて、互いの距離が狭まっていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙支持機構においては、一対の支持部材が脱着ポジションに位置しているときに、ロール紙の装着を行う。この装着を行うには、まず、ロール紙を手で把持しながら、該ロール紙を一対の支持部材の間に押し込む。この際、一対の支持部材を付勢している付勢部材の弾性力に抗する力でロール紙を押し込む。すると一対の支持部材は、ロール紙に押されて押し広げられるように移動する。つまり一対の支持部材は、芯管の軸線方向に沿ってガイド板側に接近するように移動する。また、一対の支持部材は、付勢部材による弾性力によって付勢されているので、ロール紙が押し込まれた後は、常に挿入部がロール紙に接触している状態となっている。
そして、引き続きロール紙を押し込んだ結果、該ロール紙の側面に露出している芯管の開口部が挿入部の位置に達すると、付勢されていた挿入部の一部分が開口部内に嵌り込むように挿入される。つまり、一対の支持部材を芯管に押し付けて、該芯管を両側から挟み込むように支持することができる。この際、挿入部の一部分を開口部内に挿入した状態で押し付けているだけであるので、芯管及びロール紙は回転可能な状態になっている。その結果、ロール紙を脱着ポジションで軸支させることができる。
そして、ロール紙の装着後、変位部材を脱着ポジションから収容ポジションに変位させる。この際、直接変位部材に力を加えて変位させても良いし、ロール紙及び一対の支持部材を介して変位部材に力を伝達して変位させても構わない。これによって、ロール紙及び一対の支持部材は、一体となって収容ポジションに移動する。またこの際、一対の支持部材は、ガイド板に沿って移動する。
ここで、一対のガイド板は、脱着ポジションから収容ポジションに向かうにつれて、互いの距離が狭まるように設計されているので、一対の支持部材が付勢部材を介して芯管に向けてさらに押し付けられた状態となる。つまり、一対のガイド板の距離が、脱着ポジションよりも狭まっているので、付勢部材が圧縮されて弾性力がより高まり、より強い力で支持部材を芯管に押し付けることができる。その結果、ロール紙をより強い力で挟み込んで軸支することができる。
なお、ロール紙を取り外す際には、変位部材を逆方向に移動させてロール紙を脱着ポジションに位置させた後、装着時とは逆の動作を行って取り外す。
上述したように、一対のガイド板の距離が脱着ポジションと収容ポジションとで機械的に変化しているので、支持部材の押し付け力を容易に変化させることができる。従って、ロール紙が重量のある未使用の場合であっても、収容ポジションにて確実にロール紙を軸支することができ、ロール紙の脱落を防止することができる。一方、ロール紙を交換する際には、脱着ポジションにて支持部材の押し付け力を弱めることができるので、ロール紙の着脱作業をドロップイン式に近い感覚で容易に行うことができる。
このように、本発明に係るロール紙支持機構によれば、従来では困難であった、ロール紙の脱落の防止化、交換時の着脱作業性の容易化を同時に達成することができる。また、ロール紙を脱着する際に、ロール紙の側面に強い力で挿入部を押し付けることがないので、ロール紙の側面が凹んだりする等の変形を防止することができる。
また、本発明に係るロール紙支持機構は、上記本発明のロール紙支持機構において、前記挿入部が、前記開口部に向けて漸次径が縮径するテーパ状に形成されていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙支持機構においては、挿入部がテーパ状に形成されているので、ロール紙を脱着する際に力の向きを芯管の軸線方向に変換し易い。従って、一対の支持部材をより円滑に軸線方向に移動させることができ、交換作業をより容易にすることができる。また、ロール紙を軸支した際に、芯管の内縁に対してテーパ面を押し付けることができるので、より確実に軸支することができる。
また、本発明に係るロール紙支持機構は、上記本発明のロール紙支持機構において、前記変位部材と前記ガイド板との間に、前記ロール紙が未装着の際に、前記軸線方向に対する前記一対の支持部材の位置を所定位置に位置決めする位置決め部材を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙支持機構においては、位置決め部材を備えているので、軸線方向に対する一対の支持部材の位置を常に同じ位置に位置決めすることができる。つまり、ロール紙が未装着のときに、挿入部の位置を一対のガイド板から常に同じ位置に保つことができる。従って、ロール紙を装着する際に、引っ掛かり等がなく、毎回同じ感覚で装着することができる。従って、装着性をさらに向上することができる。
また、本発明に係るロール紙支持機構は、上記本発明のいずれかのロール紙支持機構において、前記変位部材が、外力を受けたときに、回転運動しながら前記一対の支持部材を前記脱着ポジションと前記収容ポジションとの間で変位させることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙支持機構においては、ロール紙を脱着する際に、変位部材を回転運動させることで、ロール紙及び一対の支持部材を脱着ポジションと収容ポジションとの間で変位させることができる。従って、直線的に変位させる場合とは異なり、狭いスペースを有効に利用でき、小型化を図ることができる。また、直線的に変位させる場合に比べて、脱着ポジションと収容ポジションとを明確に見分けることができるので、使い易い。
また、本発明に係るロール紙支持機構は、上記本発明のロール紙支持機構において、前記変位部材が、前記ロール紙をカバーするカバー部材を兼ねていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙支持機構においては、ロール紙を収容ポジションに位置させたときに、変位部材をロール紙のカバー部材とすることができるので、ロール紙に汚れや塵埃が付着し難い。
また、本発明に係るロール紙支持機構は、上記本発明のいずれかのロール紙支持機構において、前記一対のガイド板には、前記ロール紙が前記収容ポジションに位置した際に、該ロール紙の径が一定値以上のときにロール紙の側面を両側から挟むように押圧して回転抵抗を付与する抵抗付与部材が設けられていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙支持機構においては、径が一定値以上(例えば、未使用時)のロール紙を収容ポジションに位置させた時に、抵抗付与部材がロール紙の側面を両側から挟み込むように押圧して回転抵抗を付与する。これにより、慣性力に起因する過回転を防止でき、回転時におけるたるみ、即ち、オーバーランを防ぐことができる。なお、この回転の抵抗付与に関しては、抵抗付与部材だけでなく、芯管の両側に押し付けられている一対の支持部材も同様の貢献をしている。従って、ロール紙の径が一定値以上の場合(重量が重く、慣性力が大きい場合)には、抵抗付与部材及び一対の支持部材の両方によって、過回転を効果的に防止することができる。
一方、ロール紙の残量が少なくなり、径が一定値未満の小径ロール紙状態になった場合には、一対の支持部材だけによる回転抵抗が付与される。しかしながらこの場合であっても、径に応じて慣性力も小さくなるので、過回転を防止することができ、オーバーランを防ぐことができる。
このように、抵抗付与部材を備えているので、ロール紙の径が大きな場合であっても最適な回転抵抗を付与することができ、オーバーランを確実に防止することができる。
また、本発明に係るサーマルプリンタは、上記本発明のいずれかのロール紙支持機構と、多数の発熱素子を有し、前記記録紙の幅方向に延びたサーマルヘッドと、前記ロール紙から引き出された前記記録紙を間に挟んだ状態で前記サーマルヘッドに対して周面が接触可能とされ、回転することで記録紙を送り出すプラテンローラと、前記サーマルヘッドを通過した前記記録紙を切断する切断部材とを備えていることを特徴とするものである。
この発明に係るサーマルプリンタにおいては、プラテンローラを回転させると、ロール紙支持機構に軸支されたロール紙が回転すると共に、ロール紙から引き出された記録紙がプラテンローラの周面とサーマルヘッドとの間に挟まれた状態で一方向に送り出される。これと同時に、多数の発熱素子が適宜熱を発したサーマルヘッドによって、送り出された記録紙に対して各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。その後、印刷された記録紙は、切断部材によって適宜切断される。その結果、ロール紙に巻回された記録紙を、レシートやチケット等として使用することができる。
特に、上述したロール紙支持機構を備えているので、ロール紙を常に安定に軸支することができると共に、交換作業を容易に行うことができる。従って、プリンタとしての信頼性の向上化を図ることができると共に、使い易くメンテナンス性の向上化を図ることができる。
本発明に係るロール紙支持機構によれば、ロール紙の脱落を防止しながら該ロール紙の装着性を向上ですることができ、信頼性の向上化及び交換作業の容易化を図ることができる。
また、本発明に係るサーマルプリンタによれば、上述したロール紙支持機構を備えているので、プリンタとしての信頼性の向上化を図ることができると共に、使い易くメンテナンス性の向上化を図ることができる。
以下、本発明に係るロール紙支持機構及びサーマルプリンタの一実施形態を、図1から図10を参照して説明する。なお、図4、図5、図8及び図10においては、発明を理解し易くするため、後述するケーシング3及びカバー部材22の一部を省略したり、形状を単純化したりする等、図示を簡略化している。
本実施形態のサーマルプリンタ1は、図1から図3に示すように、円筒状の芯管2に記録紙P1が巻回されたロール紙Pを収容するケーシング3と、ロール紙Pを軸支するロール紙支持機構4と、サーマルヘッド5と、プラテンローラ6と、第1の切断刃7及び第2の切断刃8とを備えている。
ケーシング3は、ポリカーボネート等のプラスチックからなる射出成形、或いは、金属材料からなるケーシングであり、略直方体状に形成されている。ケーシング3の前面には、ロール紙Pから引き出された記録紙P1が送り出されるようになっていると共に、後述するロール紙支持機構4のカバー部材(変位部材)22が開閉可能に固定されている。また、ケーシング3の前面には、図2に示すように、カバー部材22を開けたときにロール紙Pを脱着する開口が空くようになっている。また、本実施形態のケーシング3の側面は、ロール紙支持機構4の一対のガイド板20を兼ねている。
上記サーマルヘッド5は、多数の図示しない発熱素子を有し、記録紙P1の幅方向に延びた状態でケーシング3の前面側に配置されている。このサーマルヘッド5は、図示しないコイルバネ等によってプラテンローラ6側に付勢された状態となっている。
このプラテンローラ6は、カバー部材22をケーシング3に閉じたときに、ロール紙Pから引き出された記録紙P1を間に挟んだ状態でサーマルヘッド5に対して周面が接触するように、カバー部材22側に設けられている。また、プラテンローラ6の一端側には、図示しない従動ギアが固定されており、モータによって回転する図示しない歯車伝達機構に噛合するようになっている。これにより、プラテンローラ6は、モータからの回転駆動力によって回転すると共に、記録紙P1をケーシング3の前方に送り出すことができるようになっている。
また、カバー部材22には、プラテンローラ6の近傍において第1の切断刃7が設けられている。この第1の切断刃7は、カバー部材22をケーシング3に閉じたときに、ケーシング3側に固定された第2の切断刃8に沿って動くようになっている。これにより、サーマルヘッド5を通過した記録紙P1、即ち、印刷された記録紙P1を切断することができるようになっている。これら第1及び第2の切断刃8は、記録紙P1を切断する切断部材9として機能する。
また、ケーシング3内には、各種の電子機器が搭載された制御基板10が設けられている。この制御基板10は、サーマルヘッド5に電気信号や制御信号を出力したり、プラテンローラ6を駆動するモータに制御信号を出力したりして、各構成品の総合的な制御を行っている。
続いて、上記ロール紙支持機構4について、図4から図8を参照して説明する。このロール紙支持機構4は、図4に示すように、一対のガイド板20と、一対のボビン(支持部材)21と、カバー部材22と、付勢部材23と、ボビンオフバネ(位置決め部材)24と、抵抗付与部材25とを備えている。
一対のガイド板20は、ケーシング3の側面を兼ねており、ロール紙Pを間に挟んだ状態で互いに平行配置され、ロール紙Pの側面に対向する部材である。なお、図4においては、ガイド板20に一体的に形成されたケーシング3の底面3a及び背面3bを図示している。この一対のガイド板20は、ロール紙Pを脱着する際の脱着ポジションS1から、ケーシング3の内部に収容する収容ポジションS2に向かうにつれて、互いの距離が機械的に狭まるように設計されている。即ち、一対のガイド板20の間隔は、図5に示すように、脱着ポジションS1ではT1であり、収容ポジションS2ではT1より小さいT2となっている。
上記一対のボビン21は、図5から図7に示すように、ロール紙Pとガイド板20との間に配置され、円筒状に形成された基端部21aと、該基端部21aの先端に形成され、ロール紙Pの側面に露出した芯管2の開口部内に一部分が挿入される挿入部21bとから構成されている。また、このボビン21は、例えばフッ素樹脂等から形成されている。
また、ボビン21は、カバー部材22に形成された貫通孔22a内に基端部21aが挿通されており、芯管2の軸線L方向に移動可能な状態でカバー部材22に支持されている。また、本実施形態の挿入部21bは、芯管2の開口部に向けて漸次径が縮径するテーパ状に形成されている。これにより、挿入部21bの一部分が芯管2の内部に挿入した状態で、テーパ面が芯管2の内縁に対して線接触するようになっている。また、挿入部21bの中心部分には開口部21cが抉られており、この開口部21cと基端部21aの内部との間に、後述するシャフト30を連通する連通孔21dが形成されている。
上記付勢部材23は、シャフト30と、ボビン押しバネ31と、エンドプレート32とから構成されており、ガイド板20とボビン21との間に配置されている。そして、この付勢部材23は、ボビン21をガイド板20から離間する方向に向けて弾性力により付勢して、挿入部21bの一部分を芯管2の開口部内に挿入させた状態で芯管2に押し付けてロール紙Pを軸支させている。
シャフト30は、ボビン21の貫通孔21d内に挿入されており、軸線L方向に沿って移動自在とされている。また、シャフト30の一端側には、開口部21cの壁面に当接するCピン33が固定されている。これにより、ボビン21がボビン押しバネ31によって付勢されたときに、シャフト30から抜け落ちないようになっている。
エンドプレート32は、ボビン21と同様にフッ素樹脂等から形成されており、ガイド板20側の中央部分には開口部32aが抉られていると共に、シャフト30を貫通させる貫通孔32bが形成されている。そして、この貫通孔32b内にシャフト30の他端側が圧入固定されている。また、このシャフト30の他端側にも、一端側と同様にCピン33が固定されている。
また、エンドプレート32とボビン21との間には、シャフト30に被嵌された状態で上記ボビン押しバネ31が配置されている。ボビン21は、このボビン押しバネ31によってガイド板20から離間する方向、即ち、芯管2側に向けて付勢されている。これにより、上述したように挿入部21bの一部分が芯管2の開口部内に挿入されるようになっている。
また、カバー部材22とエンドプレート32との間には、上記ボビンオフバネ24が配置されている。このボビンオフバネ24は、シャフト30及びボビン押しバネ31の周囲を囲んだ状態で配置され、一端側がカバー部材22の突出部22bに嵌合すると共に、他端側がエンドプレート32の突出部32cに嵌合している。エンドプレート32は、このボビンオフバネ24によって付勢されるので、常にガイド板20と面接触するようになっている。その結果、ロール紙Pが未装着の際に、軸線L方向に対するボビン21の位置を所定位置に位置決めすることができるようになっている。つまり、図6に示すように、カバー部材22に対するボビン21の突出量T3を、常に一定量に規制することができるようになっている。
上記カバー部材22は、図4に示すように、一対のガイド板20に固定された回転軸部35に対して回転可能に連結されており、一定角度の範囲内で開閉するようになっている。これにより、カバー部材22は、一対のボビン21を軸線L方向に移動可能に支持した状態で、これらボビン21を、外力を受けたときにガイド板20に沿わせながらロール紙Pの脱着ポジションS1と収容ポジションS2との間で変位させることができるようになっている。特に、本実施形態では、回転運動しながら変位させるようになっている。また、このカバー部材22は、図1に示すように、ロール紙P及びボビン21が収容ポジションS2に達したときに、ケーシング3に密着してロール紙Pをカバーするようになっている。よって、ロール紙Pに塵埃や汚れ等が付着しないようになっている。
また、一対のガイド板20には、図4及び図5に示すように、ケーシング3の背面3b付近に軸線L方向に沿って延びる加圧バネ36が固定されている。そして、この加圧バネ36の先端にロール紙Pの側面に面接触する加圧板37が固定されている。これら加圧バネ36及び加圧板37は、ロール紙Pが収容ポジションS2に位置した際に、該ロール紙Pの径が一定値以上(例えば、ロール紙Pの残量が半分以上の場合)のときにロール紙Pの側面を挟むように押圧して回転抵抗を付与するようになっている。即ち、これら加圧バネ36及び加圧板37は、上記抵抗付与部材25を構成している。
次に、上述したように構成されたサーマルプリンタ1に未使用のロール紙Pを装着した後、各種情報を記録紙P1に印字する場合について説明する。
まず、図2に示すように、カバー部材22を開けた状態にして、ロール紙Pを投入するための開口をケーシング3の前面に確保する。このとき一対のボビン21は、図4に示すように、ロール紙Pの脱着ポジションS1に位置している。次いで、ロール紙Pを手で把持しながら、該ロール紙Pを一対のボビン21の間に押し込む。この際、ボビン21を付勢しているボビン押しバネ31のばね力(弾性力)に抗する力でロール紙Pを押し込む。すると一対のボビン21は、ロール紙Pに押されて押し広げられるように移動する。つまり一対のボビン21は、芯管2の軸線L方向に沿ってガイド板20に接近するように移動する。また、一対のボビン21は、ボビン押しバネ31によるばね力によって付勢されているので、ロール紙Pが押し込まれた後は、常に先端の挿入部21bがロール紙Pの側面に接触している状態となっている。
そして、引き続きロール紙Pを押し込んだ結果、ロール紙Pの側面に露出している芯管2の開口部が挿入部21bの位置に達すると、図5及び図7に示すように、付勢されていた挿入部21bの一部分が開口部内に嵌り込むように挿入される、つまり、一対のボビン21を芯管2に押し付けて、該芯管2を両側から挟み込むように支持することができる。この際、挿入部21bの一部分を開口部内に挿入した状態で押し付けているだけであるので、芯管2及びロール紙Pは回転可能な状態になっている。その結果、ロール紙Pを軸支することができる。
そして、ロール紙Pの装着後、図3に示すように、記録紙P1をある程度の長さだけ引き出した後、図1に示すように、カバー部材22を回転させてケーシング3に密着させる。この回転運動によって、ロール紙P及びボビン21は、図8に示すように、一体となって収容ポジションS2に移動する。また、エンドプレート32は、ガイド板20に沿いながら移動する。また、引き出された記録紙P1は、図1に示すように、サーマルヘッド5とプラテンローラ6との間に挟まれた状態で、ケーシング3の前面に引き出される。
ここで、一対のガイド板20は、脱着ポジションS1から収容ポジションS2に向かうにつれて、互いの距離が狭まるように設計されているので、ボビン21がボビン押しバネ31を介して芯管2に向けてさらに押し付けられた状態となる。つまり、一対のガイド板20の距離が、脱着ポジションS1よりも収容ポジションS2の方が機械的に狭まっているので、図9に示すように、ボビン押しバネ31が圧縮されて弾性力がより高まり、より強い力でボビン21を芯管2に押し付けることができる。その結果、ロール紙Pを収容ポジションS2にて、より強い力で挟み込んで軸支することができる。
上述したように、一対のガイド板20の距離が脱着ポジションS1と収容ポジションS2とで機械的に変化しているので、ボビン21の押し付け力を容易に変化させることができる。従って、ロール紙Pが重量のある未使用の場合であっても、収容ポジションS2にて確実にロール紙Pを軸支することができ、ロール紙Pの脱落を防止することができる。一方、ロール紙Pを交換する際には、脱着ポジションS1にてボビン21の押し付け力を弱めることができるので、ロール紙Pの着脱作業をドロップイン式に近い感覚で容易に行うことができる。
このように本実施形態のロール紙支持機構4によれば、従来では困難であった、ロール紙Pの脱落の防止化、交換時の着脱作業性の容易化を同時に達成することができる。また、ロール紙Pを脱着する際に、ロール紙Pの側面に強い力でボビン21の挿入部21bを押し付けることがないので、ロール紙Pの側面が凹んだりする等の変形を防止することができる。
なお、ロール紙Pを取り外す際には、カバー部材22を逆方向に回転させてロール紙Pを脱着ポジションS1に位置させた後、上述した装着時とは逆の動作を行って取り外す。
また、ロール紙Pを収容ポジションS2に位置させると、図8に示すように、加圧バネ36によって付勢された加圧板37がロール紙Pの側面を両側から挟み込むように押圧した状態にセットされる。
次に、ロール紙Pから引き出された記録紙P1に対して各種情報の印刷を行う。
初めに、制御基板10を介してモータを作動させ、歯車伝達機構を介してプラテンローラ6を回転させる。これにより、図1に示すように、プラテンローラ6の周面とサーマルヘッド5との間に挟まれた記録紙P1がケーシング3の前面に送り出されると共に、ロール紙支持機構4に軸支されたロール紙Pが回転する。また、これと同時に、制御基板10を介してサーマルヘッド5を作動させる。これにより、多数の発熱素子が適宜熱を発する。これにより、送り出された記録紙P1に対して、各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。その結果、ロール紙Pに巻回された記録紙P1を、レシートやチケット等として使用することができる。
しかもこの印刷中においては、上述したように加圧バネ36及び加圧板37からなる抵抗付与部材25が、ロール紙Pの側面を両側から挟み込むように押圧しているので、ロール紙Pに回転抵抗を付与することができる。これにより、慣性力に起因する過回転を防止でき、回転時におけるたるみ、即ち、オーバーランを防止することができる。なお、この回転抵抗の付与に関しては、抵抗付与部材25だけでなく、芯管2の両側に押し付けられている一対のボビン21も同様の貢献をしている。従って、ロール紙Pの径が未使用の如く一定値以上の場合(重量が重く、慣性力が大きい場合)には、抵抗付与部材25及びボビン21の両方によって、過回転を効果的に防止することができる。
一方、ロール紙Pの残量が少なくなり、図10に示すように、径が一定値未満の小径ロール紙状態になった場合には、一対のボビン21だけによる回転抵抗が付与される。しかしながらこの場合であっても、径に応じて慣性力も小さくなるので、過回転を防止することができ、オーバーランを防ぐことができる。
このように、抵抗付与部材25を備えているので、ロール紙Pが未使用のように径が大きい場合であっても、最適な回転抵抗を付与することができ、オーバーランを確実に防止することができる。
上述したように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、上述したロール紙支持機構4を備えているので、ロール紙Pを安定に軸支することができると共に、交換作業を容易に行うことができる。従って、プリンタとしての信頼性の向上化を図ることができると共に、使い易くメンテナンス性の向上化を図ることができる。
特に、一対のボビン21の挿入部21bは、テーパ状に形成されているので、ロール紙Pを脱着する際に力の向きを芯管2の軸線L方向に変換し易くなっている。従って、一対のボビン21を円滑に軸線L方向に移動させることができ、ロール紙Pの交換作業を容易に行うことができる。また、ロール紙Pを軸支した際に、芯管2の内縁に対してテーパ面を押し付けることができるので、確実に軸支することができる。
また、カバー部材22とエンドプレート32との間にボビンオフバネ24を介在させているので、エンドプレート32をガイド板20に常に面接触させると共に、軸線L方向に対するボビン21の位置を常に同じ位置に位置決めすることができる。これにより、ロール紙Pが未装着のときに、挿入部21bの位置をガイド板20から常に同じ位置に保つことができる。従って、ロール紙Pを装着する際に、引っ掛かり等がなく、毎回同じ感覚で装着することができる。従って、装着性に優れている。
また、本実施形態では、カバー部材22を開閉により回転運動させることで、ロール紙P及びボビン21を脱着ポジションS1と収容ポジションS2との間で変位させることができる。従って、直線的に変位させる場合と異なり、狭いスペースを有効に利用でき、ロール紙支持機構4並びにサーマルプリンタ1の小型化を図ることができる。また、直線的に変位させる場合に比べて、脱着ポジションS1と収容ポジションS2とをカバー部材22の開閉具合に応じて明確に見分けることができるので、使い易い。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、ロール紙支持機構4をサーマルプリンタ1に組み込んだ場合を例に挙げて説明したが、ロール紙支持機構4はサーマルプリンタ1に限定されて使用されるものではない。また、カバー部材22を開閉することでボビン21の位置を変位させたが、カバー部材22を直線的に移動させることで、変位させても構わない。
本発明に係るサーマルプリンタの断面図であって、ロール紙が収容ポジションにセットされた状態を示す図である。 図1に示すサーマルプリンタのカバー部材が空いて、ロール紙が未装着の状態を示す断面図である。 図2に示す状態から、ロール紙をセットした後、記録紙をある程度引き出した状態を示す図である。 図1に示すサーマルプリンタ内に組み込まれているロール紙支持機構の斜視図である。 脱着ポジションにて、図4に示すロール紙支持機構にロール紙をセットした状態を示す断面図である。 脱着ポジションにおけるボビン周辺の拡大断面図である。 図5に示す状態におけるボビン周辺の拡大図である。 図5に示す状態からロール紙を収容ポジションに変位させた状態を示す断面図である。 図8に示す状態におけるボビン周辺の拡大図である。 図8に示す状態からロール紙の残量が少なくなった状態を示す上面図である。
符号の説明
L 芯管の軸線
P ロール紙
P1 記録紙
S1 脱着ポジション
S2 収容ポジション
1 サーマルプリンタ
2 芯管
4 ロール紙支持機構
5 サーマルヘッド
6 プラテンローラ
9 切断部材
20 ガイド板
21 ボビン(支持部材)
21b ボビンの挿入部
22 カバー部材(変位部材)
23 付勢部材
24 ボビンオフバネ(位置決め部材)
25 抵抗付与部材

Claims (7)

  1. 円筒状の芯管に記録紙が巻回されたロール紙を軸支するロール紙支持機構であって、
    前記ロール紙を間に挟んだ状態で互いに平行に配置され、ロール紙の側面に対向する一対のガイド板と、
    前記ロール紙と前記一対のガイド板との間に配置され、ロール紙の側面に露出した前記芯管の開口部内に一部分が挿入される挿入部を先端に有する一対の支持部材と、
    該一対の支持部材を前記芯管の軸線方向に移動可能に支持した状態で、該一対の支持部材を、外力を受けたときに前記ガイド板に沿わせながら前記ロール紙の脱着ポジションと収容ポジションとの間で変位させる変位部材と、
    前記ガイド板と前記支持部材との間に配置され、支持部材をガイド板から離間する方向に向けて弾性力により付勢して、前記挿入部の一部分を前記開口部内に挿入させた状態で前記芯管に押し付けて該ロール紙を軸支させる付勢部材とを備え、
    前記一対のガイド板は、前記脱着ポジションから前記収容ポジションに向かうにつれて、互いの距離が狭まっていることを特徴とするロール紙支持機構。
  2. 請求項1に記載のロール紙支持機構において、
    前記挿入部は、前記開口部に向けて漸次径が縮径するテーパ状に形成されていることを特徴とするロール紙支持機構。
  3. 請求項1又は2に記載のロール紙支持機構において、
    前記変位部材と前記ガイド板との間には、前記ロール紙が未装着の際に、前記軸線方向に対する前記一対の支持部材の位置を所定位置に位置決めする位置決め部材を備えていることを特徴とするロール紙支持機構。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のロール紙支持機構において、
    前記変位部材は、外力を受けたときに、回転運動しながら前記一対の支持部材を前記脱着ポジションと前記収容ポジションとの間で変位させることを特徴とするロール紙支持機構。
  5. 請求項4に記載のロール紙支持機構において、
    前記変位部材は、前記ロール紙をカバーするカバー部材を兼ねていることを特徴とするロール紙支持機構。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のロール紙支持機構において、
    前記一対のガイド板には、前記ロール紙が前記収容ポジションに位置した際に、該ロール紙の径が一定値以上のときにロール紙の側面を両側から挟むように押圧して回転抵抗を付与する抵抗付与部材が設けられていることを特徴とするロール紙支持機構。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載のロール紙支持機構と、
    多数の発熱素子を有し、前記記録紙の幅方向に延びたサーマルヘッドと、
    前記ロール紙から引き出された前記記録紙を間に挟んだ状態で前記サーマルヘッドに対して周面が接触可能とされ、回転することで記録紙を送り出すプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドを通過した前記記録紙を切断する切断部材とを備えていることを特徴とするサーマルプリンタ。
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