JP2009078523A - ロール紙保持機構及びプリンタ - Google Patents
ロール紙保持機構及びプリンタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009078523A JP2009078523A JP2007251423A JP2007251423A JP2009078523A JP 2009078523 A JP2009078523 A JP 2009078523A JP 2007251423 A JP2007251423 A JP 2007251423A JP 2007251423 A JP2007251423 A JP 2007251423A JP 2009078523 A JP2009078523 A JP 2009078523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll paper
- paper
- upper cover
- holding mechanism
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
Abstract
【解決手段】 ロール紙Pを収容する収容部21を備えた下カバー42と、下カバー42に対して開閉可能に連結された上カバー43と、ロール紙Pを両側から挟みこむように配置された状態で上カバー43に基端が固定された伸縮自在の伸縮部44と、伸縮部44の先端に設けられ、芯管2内に一部分が挿入される挿入部53と、常時伸長するように伸縮部44を付勢して挿入部53を上カバー43から離間させる付勢部46と、を有し、上カバー43を閉じたときにロール紙Pを収容部21に向けて押し付けた状態で軸支する一対の保持部材50と、を備えているロール紙保持機構40を提供する。
【選択図】 図4
Description
ところで、このサーマルプリンタを代表とする各種のプリンタで使用される記録紙は、円筒状の芯管に巻回されたロール紙となった状態で通常使用されている。このロール紙は、収納空間に落とし込まれるドロップイン式、或いは、芯管にシャフトを挿通させることで軸支(回転自在に支持)する軸支式(例えば、特許文献1参照)の2通りの方法によって装着されるのが一般的である。
また、支持部材は、単に付勢部材によって付勢されているだけであるので、付勢方向に対して逆方向に力を受けるとその向きに移動するようになっている。これにより、ロール紙を容易に脱着できるようになっている。
また、上述した振動によって、支持部材の挿入部が芯管から外れてしまい、ロール紙が脱落してしまうという問題がある。特に、交換したばかりの未使用のロール紙は、重量があるので脱落し易い。
本発明に係るロール紙保持機構は、記録紙が中空孔を有するように巻回されたロール紙を軸支するロール紙保持機構であって、前記ロール紙を収容する収容部を備えた下カバーと、前記下カバーに対して開閉可能に連結された上カバーと、前記ロール紙を両側から挟みこむように配置された状態で前記上カバーに基端が固定された伸縮自在の伸縮部と、該伸縮部の先端に設けられ、前記中空孔内に一部分が挿入される挿入部と、常時伸長するように前記伸縮部を付勢して前記挿入部を前記上カバーから離間させる付勢部と、を有し、前記上カバーを閉じたときに前記ロール紙を前記収容部に向けて押し付けた状態で軸支する一対の保持部材と、を備えていることを特徴とするものである。
さらに、上カバーを閉じることで保持部材の挿入部がロール紙の中空孔内に挿入されるとともに、付勢部が常時伸長するように伸縮部を付勢しているため、ロール紙を収容部内に向けて押し付けながら保持することとなる。したがって、ロール紙を収容部内で安定して保持することができる。
また、保持部材に伸縮自在の伸縮部が設けられているため、例えばロール紙を使用するにつれ、径が縮小していく際には伸縮部が伸長して、ロール紙の径に追従することとなり、ロール紙が保持部材によって押圧された状態を維持することができる。これにより、ロール紙の残量やロール紙の径に関わらず、ロール紙を安定して保持し続けることができるため、持ち運び時や、何らかの原因で衝撃を受けた場合等の振動によって、ロール紙が弛んで、ほどけてしまうことを防止することができる。したがって、ロール紙の残量を正確に把握することができ、ロール紙の交換時期を把握することができるため、ロール紙の交換作業をスムーズに行うことができる。
また、交換したばかりの未使用のロール紙は、重量があるので脱落し易いが、保持部材がロール紙を収容部に向けて押圧するように構成されているため、ロール紙が脱落することもない。
これと同時に、多数の発熱素子が適宜熱を発したサーマルヘッドによって、送り出された記録紙に対して各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。その後、印刷された記録紙は、切断部材によって適宜切断される。その結果、ロール紙に巻回された記録紙を、レシートやチケット等として使用することができる。
特に、上述したロール紙保持機構を備えているので、ロール紙を安定して保持し続けることができるため、ロール紙のほどけを防ぐことができる。これにより、ロール紙の交換時期を正確に把握することができるため、ロール紙の交換作業をスムーズに行うことができる。また、ロール紙の脱落を防ぐことができる。したがって、サーマルプリンタとしての信頼性の向上化を図ることができると共に、使い易くメンテナンス性の向上化を図ることができる。
また、本発明に係るプリンタによれば、上述したロール紙保持機構を備えているので、プリンタとしての信頼性の向上化を図ることができると共に、使い易くメンテナンス性の向上化を図ることができる。
図1,2に示すように、サーマルプリンタ1は、中空孔6の芯管2に記録紙P1が巻回されたロール紙Pを収容する収容空間5を備えたケーシング3と、ケーシング3に対して開閉可能なペーパーカバー20とを備えている。なお、記録紙P1は、熱を加えると変色するものであり、各種ラベル、レシートやチケットの印刷等に好適に使用されている。
ケーシング3の上面10と側面12との間には、ペーパーカバーオープンボタン(以下、オープンボタンという)18が設けられている。
なお、ケーシング3内には、各種の電子機器が搭載された図示しない制御基板が設けられている。この制御基板は、サーマルヘッド17に電気信号や制御信号を出力したり、プラテンローラ22を駆動するモータに制御信号を出力したりして、各構成品の総合的な制御を行っている。
ここで、図3〜6に示すように、ケーシング3の収容空間5(図2参照)内にはロール紙保持機構40が設けられている。このロール紙保持機構40は、ロール紙Pを収容する収容部21を備えた下カバー42と、この下カバー42にヒンジ部41を介して回動可能に連結された上カバー43と、一対の保持部材50とを備えている。
図7(a)に示すように、ペーパーカバー20を開けた後、ロール紙p1をセットする。具体的には、下カバー42の収容部21内に投げ込み感覚で載置する(図2中鎖線参照)。この時、ロール紙p1は、収容部21の頂点31に接しておらず、頂点31を形成する2つの側辺部33により支持されることとなる。上カバー43(ペーパーカバー20)が開位置にある状態では、伸縮部44は、付勢手段55によって付勢されて最長となっている。この際、伸縮部44は規制手段59によって長さが規制された状態となっている。
この際、挿入部21bの一部分を中空孔6内に挿入した状態で押し付けているだけであるので、芯管2及びロール紙p1は回転可能な状態になっている。その結果、ロール紙p1を軸支することができる。
この場合、図8(a)に示すように、上述の場合と同様にペーパーカバー20を開けてロール紙p2をセットした後、ペーパーカバー20を開位置から閉位置に向けて押し込む。
すると、図8(b)に示すように、上述の場合と同様に保持部材50における挿入部53の挿入片66がロール紙p2の外周に接触することで、挿入片66が外側に押し込まれ、挿入片66の一部分が芯管2の中空孔6内に嵌り込むように挿入される。
この場合も上述した場合と同様に、図9(a)〜(c)に示すように、ペーパーカバー20を開けてロール紙p3をセットした後、ペーパーカバー20を開位置から閉位置に向けて押し込む。
すると、上述したように保持部材50における挿入部53の挿入片66がロール紙p3の外周に接触することで、挿入片66が外側に押し込まれ、挿入片66の一部分が芯管2に嵌り込むように挿入される。そして、図9(d)に示すように、挿入片66がロール紙Pの芯管2に嵌り込んだ後、ペーパーカバー20をさらに押し込むと、この押圧力により伸縮部44の付勢部材55が萎縮し、ロール紙Pが収容部21の頂点31に向けて押し付けられ保持されることとなる。
このように、ロール紙保持機構40によりロール紙Pを下方に押圧しながら保持することで、様々な径のロール紙Pを収容部21内に安定して保持することができる。
また、交換したばかりの未使用のロール紙Pは、重量があるので脱落し易いが、保持部材50がロール紙Pを収容部21に向けて押圧するように構成されているため、ロール紙Pが脱落することもない。
さらに、上述のようにロール紙Pの残量や径に関わらず、ほどけを防止することができるため、上カバー43を半透明の部材で構成することで、ロール紙Pの残量が上カバー43を開けることなく正確に把握することができる。ロール紙Pの交換作業をよりスムーズに行うことができる。
また、長期的な使用によってロール紙Pの径が小さくなったとしても、常にロール紙Pを収容部21の頂点31に向けて垂直に押圧することができる。そのため、ロール紙Pの径に関係なくロール紙Pを安定して保持することができる。
また、本実施形態では芯管に記録紙が巻回されたロール紙を用いて説明したが、ロール紙を軸支する中空孔を有していれば、芯管を有していなくてもよい。
Claims (7)
- 記録紙が中空孔を有するように巻回されたロール紙を軸支するロール紙保持機構であって、
前記ロール紙を収容する収容部を備えた下カバーと、
前記下カバーに対して開閉可能に連結された上カバーと、
前記ロール紙を両側から挟みこむように配置された状態で前記上カバーに基端が固定された伸縮自在の伸縮部と、該伸縮部の先端に設けられ、前記中空孔内に一部分が挿入される挿入部と、常時伸長するように前記伸縮部を付勢して前記挿入部を前記上カバーから離間させる付勢部と、を有し、前記上カバーを閉じたときに前記ロール紙を前記収容部に向けて押し付けた状態で軸支する一対の保持部材と、を備えていることを特徴とするロール紙保持機構。 - 前記伸縮部には、伸長時における前記伸縮部の長さを、所定の長さに規制する規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のロール紙保持機構。
- 前記収容部は、少なくとも1つの頂点を有するように屈曲形成され、前記ロール紙は少なくとも前記頂点を形成する2辺により保持されることを特徴とする請求項1または請求項2記載のロール紙保持機構。
- 前記伸縮部が、前記上カバーを閉じたときに前記収容部の前記頂点と前記ロール紙の中心とを結ぶ直線上に配置されていることを特徴とする請求項3記載のロール紙保持機構。
- 前記上カバーは、半透明の部材で構成されていることを特徴とする請求項1から請求項4記載のロール紙保持機構。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載のロール紙保持機構を備えていることを特徴とするプリンタ。
- 請求項6に記載のプリンタは、
多数の発熱素子を有し、前記記録紙の幅方向に延びたサーマルヘッドと、
前記ロール紙から引き出された前記記録紙を間に挟んだ状態で前記サーマルヘッドに対して周面が接触可能とされ、回転することで記録紙を送り出すプラテンローラと、
前記サーマルヘッドを通過した前記記録紙を切断する切断部材とを備えたサーマルプリンタであることを特徴とするプリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251423A JP2009078523A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | ロール紙保持機構及びプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007251423A JP2009078523A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | ロール紙保持機構及びプリンタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009078523A true JP2009078523A (ja) | 2009-04-16 |
Family
ID=40653639
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007251423A Withdrawn JP2009078523A (ja) | 2007-09-27 | 2007-09-27 | ロール紙保持機構及びプリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009078523A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013129137A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Nec Infrontia Corp | プリンタおよびハンディーターミナル |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08327413A (ja) * | 1995-05-29 | 1996-12-13 | Fuji Electric Co Ltd | 記録紙ユニット |
JPH10291706A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録紙ロール用給紙マガジン |
-
2007
- 2007-09-27 JP JP2007251423A patent/JP2009078523A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08327413A (ja) * | 1995-05-29 | 1996-12-13 | Fuji Electric Co Ltd | 記録紙ユニット |
JPH10291706A (ja) * | 1997-04-22 | 1998-11-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | 記録紙ロール用給紙マガジン |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013129137A (ja) * | 2011-12-22 | 2013-07-04 | Nec Infrontia Corp | プリンタおよびハンディーターミナル |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4763577B2 (ja) | ロール紙支持機構及びプリンタ | |
JP5106238B2 (ja) | カッター付きプリンタ | |
JP5230337B2 (ja) | プリンタ | |
US7553098B2 (en) | Roll paper printer | |
JP4694871B2 (ja) | プリンタ装置 | |
JP2012210800A (ja) | プリンタ | |
CN108621608B (zh) | 打印装置 | |
KR102441776B1 (ko) | 인자 유닛 및 서멀 프린터 | |
EP2243633A1 (en) | Thermal printer | |
JP2007045556A (ja) | ロール紙プリンタ | |
JP6329033B2 (ja) | サーマルプリンタモジュールおよびサーマルプリンタ | |
JP2009078523A (ja) | ロール紙保持機構及びプリンタ | |
JP5235230B2 (ja) | プリンタ | |
JP4898616B2 (ja) | ロール紙収容機構及びプリンタ | |
JP2007261771A (ja) | 着脱可能な記録紙収納装置を備えたプリンター | |
JP2010036989A (ja) | ロール紙保持装置 | |
CN109414938A (zh) | 打印机 | |
JP2013233690A (ja) | プリンタ | |
JP2007182311A (ja) | 給紙カセット | |
JP4954842B2 (ja) | ロール紙保持機構及びプリンタ | |
US9302515B2 (en) | Printer | |
US11072193B2 (en) | Paper conveyance device, and printer | |
JP2002308482A (ja) | プリンタ | |
JP5736205B2 (ja) | プリンタ | |
JP5702215B2 (ja) | プラテンローラ固定構造及びプリンタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091105 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20091113 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20100706 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20120110 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20120207 |