JP2013129137A - プリンタおよびハンディーターミナル - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール紙を正常に送り出すことができると共に、簡素な構造で、使い勝手に優れたロール紙収容部を有するプリンタを提供する。
【解決手段】ロール紙ケース21は、ロール紙RSの軸方向の外側に反った片持ち型の対のバネ片213と、対のバネ片213のロール紙RSの軸方向の内側に形成された対の突起部214とを備えている。対のバネ片213は、ロール紙RSの軸方向の内側に押されることにより、復帰可能にロール紙RSの軸方向の内側に閉じる。対の突起部214は、対のバネ片213が閉じたときに、ロール紙RSの軸孔部に入り込むことによってロール紙RSを転動可能に保持する。ロール紙カバー22は、ロール紙ケース21の開口部を閉じたときに、対のバネ片213を閉じた状態に保持する。
【選択図】図6

Description

本発明は、ハンディーターミナルにプリンタ部として搭載され、ロール紙に印字を行うプリンタに関する。
電気、ガスなどの検針業務においては、ハンディーターミナルと呼ばれる携帯型の電子機器を用い、検針結果をハンディーターミナルに情報入力することが行われている。ハンディーターミナルには、プリンタ部が搭載されており、検針の際に、その場で検針票を印字して電気、ガスなどの享受者に提供している。一般に、ハンディーターミナルのプリンタ部としては、ハンディーターミナルの携帯性や使い勝手を考慮して、インクタンクやインクリボン等が不要であり、簡素な構造で小型のサーマルプリンタが適用されることが多い。
図1を参照すると、この種のハンディーターミナルの一例であるハンディーターミナル60は、検針結果等の情報を入力するキーパッド66と、入力情報等を表示するディスプレイ67と、検針票を印字するプリンタ部90とを備えている。
さらに図2をも参照すると、プリンタ部90は、サーマルプリンタの一種であり、ハンディーターミナル60の本体に取り付けられるか、あるいは、一体に形成されたロール紙ケース71と、ロール紙ケース71にヒンジ機構73を介して回動的に開閉可能に取り付けられたロール紙カバー72と、ロール紙カバー72の回動端に取り付けられ、プラテンとしても機能するフィードローラ81と、図示しない駆動モータとフィードローラ81との間に設けられ、駆動モータによる動力をフィードローラ81に伝達する複数の歯車の組み合わせから成る歯車機構82と、フィードローラ81に対向するようにハンディーターミナル60の本体内に設けられたサーマルヘッド61とを有している。尚、図2において、歯車機構82としては、フィードローラ81の軸方向の端部に取り付けられた1個の歯車のみを図示している。
ロール紙ケース71に対してロール紙カバー72が閉じられると、略円柱状のロール紙収容部(空間)が規定される。このロール紙収容部には、ロール状に巻回された感熱紙であるロール紙RSが転動可能な状態で収容される。ロール紙収容部に収容された円筒形状のロール紙RSは、歯車機構82を介して駆動モータによって駆動されるフィードローラ81によって引き出されながら、ロール紙RSを介してフィードローラ81に対向するサーマルヘッド61によって印字がなされる。ロール紙RSに印字がされて成る検針票は、ロール紙カバー72の端部に形成された図示しない手切り用カッタを用いて切断される。尚、検針票の手切りがし易いように、一枚の検針票に応じた長さ毎にロール紙RSに予めミシン目が形成されている場合もある。
ところで、図1および図2に示されたプリンタにおいて、印字中に、ロール紙は、その外周面がロール紙ケースの内側面に擦れながら転動する。ロール紙ケースの内側面の汚れなどにより、摩擦抵抗が大きくなり、フィードローラによって引っ張りきれなくなると印字の欠落やダブリが起こったり、まっすぐに送出できずロール紙が斜行し、正常な印字ができない虞がある。
このようなロール紙の外周面の摩擦に起因する問題を解消し得る策は、例えば、特許文献1、2に開示されている。
特許文献1は、携帯型プリンタを開示している。このプリンタは、ロール紙を両側面から挟む固定ホイールと摺動ホイールとを備えている。固定ホイールは、ロール紙の軸方向に固定されており、ロール紙軸を中心に回転可能であり、ロール紙の中心と係合するように突出したピボットを有している。摺動ホイールは、ロール紙の軸方向に摺動可能であって、固定ホイールに向けてコイルバネによって付勢されており、ロール紙軸を中心に回転可能であり、ロール紙の中心と係合するように突出したピボットを有している。ピボットは、ホイール面から突出する方向に付勢されており、突出高さが低くなるように退避動作可能である。ピボット先端にはテーパ部が設けられている。
特許文献2の第4図、第6図には、プリンタに取り付けられるロール紙ホルダが開示されている。第4図に示されたロール紙ホルダは、弾性を有するプラスチック製でコの字形状を呈するホルダ本体と、ホルダ本体のロール紙の軸方向に対向する対の辺に切欠部を介して形成され、復帰可能にロール紙の軸方向の外側に開く対のバネ片と、対のバネ片のロール紙の軸方向の内側に形成され、ロール紙の軸方向内側に向かって突出した対のロール紙保持用突起とを備えている。ロール紙を装填するときは、ユーザが側方から対の片間にロール紙を圧入することにより、対のバネ片が押し開かれ、対のロール紙保持用突起がロール紙の中心軸孔部に入り込む。一方、ロール紙を使い切って軸芯を取り外すときは、ユーザが対の片の両方を同時に開く方向に撓ませることにより、対のロール紙保持用突起がロール紙の中心軸孔部から外れる。他方、第6図に示されたロール紙ホルダは、弾性を有するプラスチック製で半円筒形状を呈するホルダ本体と、ホルダ本体のロール紙の軸方向に対向する対の側壁に切欠部を介して形成され、復帰可能にロール紙の軸方向の外側に開く対のバネ片と、対のバネ片のロール紙の軸方向の内側に形成され、ロール紙の軸方向内側に向かって突出した対のロール紙保持用突起とを備えている。ロール紙を装填するときは、ユーザが側方から対の側壁間にロール紙を圧入することにより、対のバネ片が押し開かれ、対のロール紙保持用突起がロール紙の中心軸孔部に入り込む。一方、ロール紙を使い切って軸芯を取り外すときは、ユーザが対の片のバネ片の両方を同時に開く方向に撓ませることにより、対のロール紙保持用突起がロール紙の中心軸孔部から外れる。
特開2007−007926号公報 実開昭63−81062号公報
しかし、特許文献1に開示されたプリンタは、固定ホイール、摺動ホイール、および付勢手段を備えた摺動ホイールを有する複雑な構造である。また、コイルバネの付勢力に基づいて摺動ホイールでロール紙を固定ホイール側に保持しているため、プリンタを携行し、現場で使用して行く上で、プリンタに加わる加速度や衝撃によっては、摺動ホイールが動いてロール紙がホイール間から脱落してしまう虞がある。
また、特許文献2に開示されたロール紙ホルダに関し、このホルダを有するプリンタを考えると、ロール紙ホルダを必須に要する複雑な構造である。また、特許文献2の第4図、第6図に開示されたロール紙ホルダのどちらにおいても、ロール紙を使い切って軸芯を取り外すときに、ユーザが対の片のバネ片の両方を同時に開く方向に引き出すように撓ませ、引き出した状態を維持しつつ軸芯を取り出す必要がある。このため、対のバネ片を開いておくためだけに両手を要し、軸芯はロール紙ホルダを有するプリンタを逆様にして机上等に落下させるなどしなくてはならず、使い勝手に劣っている。
それ故、本発明の課題は、ロール紙を正常に送り出すことができると共に、簡素な構造で、使い勝手に優れたロール紙収容部を有するプリンタを提供することである。
本発明によれば、ロール紙に印字を行うプリンタであって、弾性を有する材料から成り、開口部を持つ半容器状を呈し、前記開口部を通して導入されるロール紙を収容するロール紙ケースと、前記ロール紙ケースに前記開口部を開閉可能に取り付けられたロール紙カバーとを有し、前記ロール紙ケースは、収容したロール紙の軸方向に対向する対の側壁と、前記対の側壁に切欠部を介して形成され、ロール紙の軸方向の外側に反った片持ち型の対のバネ片と、前記対のバネ片のロール紙の軸方向の内側に形成された対の突起部とを備え、前記対のバネ片は、ロール紙の軸方向の内側に押されることにより、復帰可能にロール紙の軸方向の内側に閉じ、前記対の突起部は、前記対のバネ片が閉じたときに、ロール紙の軸孔部に入り込むことによってロール紙を転動可能に保持し、前記ロール紙カバーは、前記ロール紙ケースの前記開口部を閉じたときに、前記対のバネ片を閉じた状態に保持することを特徴とするプリンタが得られる。
本発明によればまた、情報を入力するキーパッドと、入力された情報を表示するディスプレイと、入力された情報に応じた帳票を印字するプリンタ部と、電源としてのバッテリと、筐体とを有し、前記プリンタ部として前記プリンタを有し、前記ロール紙ケースは、前記筐体に取り付けられるか、あるいは、一体に形成されていることを特徴とするハンディーターミナルが得られる。
本発明によるプリンタは、ロール紙収容部が、ロール紙を正常に送り出すことができると共に、簡素な構造で、使い勝手に優れている。
本発明の関連技術によるハンディーターミナルを示す斜視図である。 図1に示されたハンディーターミナルにおけるプリンタ部のロール紙収容部を示す断面図である。 本発明の実施例によるハンディーターミナルを示す斜視図である。 図3に示されたハンディーターミナルにおけるプリンタ部のロール紙収容部を示す斜視図である。 図3に示されたハンディーターミナルにおけるプリンタ部のロール紙収容部を示す断面図である。 図3に示されたハンディーターミナルにおけるプリンタ部のロール紙収容部を示す断面図であり、(a)はロール紙を収容した状態を示し、(b)はロール紙を収容し、さらにロール紙カバーを閉じた状態を示す。 図3に示されたハンディーターミナルにおけるプリンタ部のロール紙収容部を示す断面図であり、ロール紙を収容し、さらに対のバネ片を内側に向けて押した状態を示す。
本発明によるプリンタは、弾性を有する材料から成り、ロール紙を収容するロール紙ケースと、ロール紙ケースにその開口部を開閉可能に取り付けられたロール紙カバーとを有している。
特に、本プリンタにおいて、ロール紙ケースは、対の側壁と、対の側壁に形成され、ロール紙の軸方向の外側に反った片持ち型の対のバネ片と、対のバネ片のロール紙の軸方向の内側に形成された対の突起部とを備えている。対のバネ片は、ロール紙の軸方向の内側に押されることにより、復帰可能にロール紙の軸方向の内側に閉じる。対の突起部は、対のバネ片が閉じたときに、ロール紙の軸孔部に入り込むことによってロール紙を転動可能に保持する。一方、ロール紙カバーは、ロール紙ケースの開口部を閉じたときに、対のバネ片を閉じた状態に保持する。
上記構成により、本プリンタのロール紙収容部は、ロール紙を正常に送り出すことができると共に、簡素な構造で、使い勝手に優れている。
即ち、本プリンタは、クラムシェルタイプの携帯型プリンタにおいて、ロール紙の装填や軸芯の取り出しの使い勝手を損なわずに、ロール紙の送出性能の向上を図ることができる。
本プリンタはまた、部品を追加せずにコストアップを伴うことなく、ロール紙の送出性能の向上を図ることができる。
本プリンタはさらに、ロール紙の送出時の摩擦抵抗を転がり抵抗に置き換えることにより、同じトルク性能の駆動モータであっても、より用紙長が長い大径のロール紙の使用を可能とし、業務中のロール紙交換作業の手間を減らすことができる。
本プリンタはまた、同じ大きさのロール紙であれば、より小さい駆動モータでロール紙を送出することができるため、プリンタやプリンタを構成要素とする電子機器の小型化、軽量化を図ることができる。
本プリンタはさらに、より小さい駆動モータでロール紙を送出することができるため、消費電流の低減を図ることができ、プリンタやプリンタを構成要素とする電子機器の装置の動作時間が長くすることができる。
本プリンタはまた、ロール紙の軸孔部を保持することにより、ロール紙外周面がロール紙ホルダの内側面と接触しないため、プリンタを携行中にホルダ内側面上をロール紙が転動して外周面に傷が付く虞がない。
以下、図面を参照して、本発明によるプリンタの具体的な実施例を説明する。
図3を参照すると、本発明の実施例のハンディーターミナル10は、電気、ガスなどの検針業務に用いられる携帯型の電子機器であり、筐体と、検針結果等の情報を入力するキーパッド16と、入力情報等を表示するディスプレイ17と、検針票を印字するプリンタ部40と、電子回路基板(図示せず)と、電源としてのバッテリ(図示せず)とを備えている。
さらに図4および図5をも参照すると、プリンタ部40は、サーマルプリンタの一種であり、ロール紙ケース21およびロール紙カバー22から成るクラムシェル式のロール紙収容部と、ロール紙カバー22の回動端に取り付けられ、プラテンとしても機能するフィードローラ31と、図示しない駆動モータとフィードローラ31との間に設けられ、駆動モータによる動力をフィードローラ31に伝達する複数の歯車の組み合わせから成る歯車機構32と、フィードローラ31に対向するようにハンディーターミナル10の本体内に設けられたサーマルヘッド41とを有している。尚、図5において、歯車機構32としては、フィードローラ31の軸方向の端部に取り付けられた1個の歯車のみを図示している。
ロール紙ケース21は、ハンディーターミナル10の筐体に取り付けられるか、あるいは、一体に形成され、ABS、ポリカーボネイトまたはポリプロピレン等の弾性を有する材料から成り、開口部を持つ半容器状を呈し、開口部を通して導入されるロール紙RSを収容する。
ロール紙カバー22は、ロール紙ケース21にヒンジ機構23を介してロール紙ケース21の開口部を回動的に開閉可能に取り付けられている。尚、本例においては、ロール紙カバー22は、ロール紙ケース21と同じ材料から形成されている。
さらに図6(a)および(b)をも参照すると、ロール紙ケース21は、収容したロール紙RSの軸方向に対向する対の側壁と、対のバネ片213と、対の突起部214とを備えている。
対のバネ片213は、対の側壁にUの字状の切欠部を介して形成され、図6(a)から分かるようにロール紙RSの軸方向の外側に反った片持ち型を呈している。対のバネ片213は、閉じられつつあるロール紙カバー22が引っ掛からない向きに傾斜している。
対の突起部214は、対のバネ片213のロール紙RSの軸方向の内側に形成されている。対の突起部214はそれぞれ、円錐形状を呈している。
図6(b)に示されるように、対のバネ片213は、ロール紙RSの軸方向の内側に押されることにより、復帰可能にロール紙RSの軸方向の内側に閉じる。そして、対の突起部214は、対のバネ片213が閉じたときに、ロール紙RSの軸孔部RSaに入り込むことによってロール紙RSを転動可能に保持する。
ロール紙カバー22は、図6(b)に示されるように、ロール紙ケース21の開口部を閉じたときに、対のバネ片213を閉じた状態に保持する。
尚、ロール紙ケース21およびロール紙カバー22から間のロール紙収容部のサイズや、ロール紙ケース21の内側面やロール紙カバー22の内側面に対する対の突起部214の位置は、使用するロール紙RSの規格寸法を考慮したものとなっている。
いま、ロール紙ケース21の開口部から新品のロール紙RSを導入すると、図6(a)に示されるように、ロール紙RSの外周面がロール紙ケース21の内側面に接触した状態で載置される。ここで、ロール紙RSの径寸法は規格化されているため、ロール紙ケース21上の軸孔部RSaの高さ位置も一定である。
次いで、ロール紙ケース21に載置されたロール紙RSの先端がフィードローラ31から食み出るように引き出した後、ユーザが片手でロール紙カバー22を閉じて行くと、対のバネ片213の傾斜により、ロール紙カバー22の内側面が対のバネ片213に引っ掛かることなくスムーズに閉じられ、図6(b)に示された状態となる。尚、ロール紙カバー22は、図示はしないが、閉じられた状態でロール紙ケース21に対してロックされるように構成されており、不用意に開くことはない。ここで、対の突起部214は対のバネ片213の内側面の軸孔部RSaの高さ位置に対応した位置に形成されているため、ロール紙RSは、対のバネ片213が閉じられて行くにつれ、対の突起部214のテーパ面に案内されて持ち上げられ、ロール紙RSの外周面はロール紙ケース21の内側面から離間する。ロール紙RSは、対の突起部214に支持された状態となり、ユーザがハンディーターミナル10を如何なる向きに構えたとしても、外周面はロール紙ケース21の内側面やロール紙カバー22の内側面に接触することなく、フィードローラ31によって送出される。
一方、ロール紙を使い切って残った軸芯は、ユーザが片手でロール紙カバー22を開くことにより、対の突起部214による吊り下げが解除され、ロール紙ケース21に落下する。ユーザはもう片方の手で軸芯を取り出せばよい。尚、ロール紙は、軸孔が形成されているものであれば軸芯を有さないものでもよく、軸芯を有さないロール紙であれば軸芯を取り出す作業は不要である。
さて、上記では新品のロール紙の装填について説明したが、本プリンタは、使いかけで外径が小さくなったロール紙についても、良好な使い勝手で装填することができる。
使いかけで外径が小さくなったロール紙を装填する場合、ユーザは、片手でハンディーターミナル10を持ち、もう片方の手で、ロール紙カバー22を開いた後、使いかけのロール紙をロール紙ケース21上にあてがう。このとき、ロール紙ケース21の内側面に載置せずに、浮かせた位置にあてがう。
次いで、ハンディーターミナル10を持っている側の手の親指と、その他の人差し指等とで、図7中、矢印Mで示されるように、対のバネ片213を閉じる。この時点で、ユーザは、使いかけのロール紙RS’をあてがっていた方の手をロール紙RS’から離す。これにより、使いかけのロール紙RS’は、対の突起部214に支持された状態となる。
続いて、ユーザは、対のバネ片213を閉じたまま、ロール紙から離した方の手でロール紙カバー22を閉じる。尚、図6(b)から明らかなように、ロール紙カバー22は、ロール紙ケース21の開口部を閉じたときであっても、対のバネ片213を塞ぐことなく露出させる切欠部223を備えており、対のバネ片を押さえた手指に干渉しないため、ユーザは、図7中、矢印Mで示されるように対のバネ片213を閉じたまま、ロール紙カバー22を完全に閉じることが可能である。
ロール紙カバー22を閉じた後は、ユーザが対のバネ片213から指を離しても、使いかけのロール紙RS’は、対の突起部214に支持された状態である。以上のように、使いかけで外径が小さくなったロール紙であっても、ユーザは良好な使い勝手で装填を行うことができる。
以上、実施例を参照して本発明を説明したが、本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得る様々な変更を加えることができる。
10、60 ハンディーターミナル
16、66 キーパッド
17、67 ディスプレイ
21、71 ロール紙ケース
213 バネ片
214 突起部
22、72 ロール紙カバー
223 切欠部
23、73 ヒンジ機構
31、81 フィードローラ
32、82 歯車機構
40、90 プリンタ部
41、61 サーマルヘッド
RS、RS’ ロール紙
RSa 軸孔部

Claims (7)

  1. ロール紙に印字を行うプリンタであって、
    弾性を有する材料から成り、開口部を持つ半容器状を呈し、前記開口部を通して導入されるロール紙を収容するロール紙ケースと、前記ロール紙ケースに前記開口部を開閉可能に取り付けられたロール紙カバーとを有し、
    前記ロール紙ケースは、収容したロール紙の軸方向に対向する対の側壁と、前記対の側壁に切欠部を介して形成され、ロール紙の軸方向の外側に反った片持ち型の対のバネ片と、前記対のバネ片のロール紙の軸方向の内側に形成された対の突起部とを備え、
    前記対のバネ片は、ロール紙の軸方向の内側に押されることにより、復帰可能にロール紙の軸方向の内側に閉じ、
    前記対の突起部は、前記対のバネ片が閉じたときに、ロール紙の軸孔部に入り込むことによってロール紙を転動可能に保持し、
    前記ロール紙カバーは、前記ロール紙ケースの前記開口部を閉じたときに、前記対のバネ片を閉じた状態に保持することを特徴とするプリンタ。
  2. 前記ロール紙カバーは、前記ロール紙ケースの前記開口部を閉じたときに、前記対のバネ片を露出させる切欠部を備えている請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記ロール紙カバーは、前記ロール紙ケースにヒンジ機構を介して回動的に開閉可能に取り付けられている請求項1または2に記載のプリンタ。
  4. 前記対のバネ片は、閉じられつつある前記ロール紙カバーが引っ掛からない向きに傾斜して反っている請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプリンタ。
  5. 前記対の突起部はそれぞれ、円錐形状を呈する請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプリンタ。
  6. 前記ロール紙ケースは、ABS、ポリカーボネイトまたはポリプロピレンから成る請求項1乃至5のいずれか一項に記載のプリンタ。
  7. 情報を入力するキーパッドと、入力された情報を表示するディスプレイと、入力された情報に応じた帳票を印字するプリンタ部と、電源としてのバッテリと、筐体とを有し、
    前記プリンタ部として請求項1乃至6のいずれか一項に記載のプリンタを有し、前記ロール紙ケースは、前記筐体に取り付けられるか、あるいは、一体に形成されていることを特徴とするハンディーターミナル。
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