JP4898616B2 - ロール紙収容機構及びプリンタ - Google Patents

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本発明は、記録紙が巻回されたロール紙を収容するロール紙収容機構及び該ロール紙収容機構を有するプリンタに関するものである。
熱を加えると変色する特殊な記録紙に熱したサーマルヘッドを押し付けることで印刷を行うサーマルプリンタは、現在様々な種類のものが数多く提供されている。特に、トナーやインク等を使用せずに、滑らかな文字の印刷や多彩なグラフィック印字ができるため、各種ラベル、レシートやチケットの印刷等に好適に使用されている。
ところで、このサーマルプリンタを代表とする各種のプリンタで使用される記録紙は、巻回されたロール紙となった状態で通常使用されている。この際、ロール紙は、収容空間に落とし込まれるドロップイン方式、或いは、ロール紙の中心孔を軸支(回転可能に支持)する軸支式の2通りの方法によって挿着されるのが一般的である。
このうちドロップイン式は、軸支式とは異なり、ロール紙を収容空間に単に投入するだけであるので、ロール紙の交換の際、使用者の手間を極力省くことができ、非常に使い易いものとして好適に使用されている。
ドロップイン式のサーマルプリンタの一例を、図10を参照して簡単に説明する。図10に示すように、サーマルプリンタ100は、記録紙P1が巻回されたロール紙Pを内部に収容するケーシング101と、該ケーシング101に対して開閉可能に固定されたカバー部材102と、を備えている。カバー部材102は、ケーシング101の蓋や扉となる部分であり、開状態となることでロール紙Pをケーシング101の内部に投入することが可能とされている。また、このカバー部材102には、ケーシング101の内部に投入されたロール紙Pが載置される載置部103が一体的に形成されている。
また、ケーシング101には、記録紙P1に情報を印刷するサーマルヘッド104及び記録紙P1を切断するための可動刃105が取り付けられている。一方、カバー部材102には、閉状態となったときに、記録紙P1をサーマルヘッド104に押し付けると共に、記録紙P1を引き出してケーシング101の外部に搬送するプラテンローラ107と、可動刃105と協働して記録紙P1を切断する固定刃108とが取り付けられている。
このように構成されたドロップイン式のサーマルプリンタ100を作動させる場合には、プラテンローラ107を駆動して、ロール紙Pに巻回された記録紙P1を引き出すと共に、サーマルヘッド104を作動させて引き出された記録紙P1に印字を行う。つまり、記録紙P1の搬送と印刷とを同時に行う。そして、印刷が終了した後、可動刃105を固定刃108に沿ってスライドさせることで記録紙P1を切断する。これにより、印刷した記録紙P1を取り出すことができ、レシートやチケット等とすることができる。
ところで、ケーシング101の内部に収容されているロール紙Pは、載置部103上に単に載置されているだけであるので、ほとんど規制されずに自由に移動可能な状態となっている。よって、プラテンローラ107によって記録紙P1が引っ張られながら引き出されると、その引っ張り力に連られてロール紙Pががたついてしまう。特に、プラテンローラ107がケーシング101の前方に存在するカバー部に取り付けられているので、記録紙P1は斜め上方に向かって引き出されてしまう。そのため、記録紙P1を引き出したときに、この記録紙P1に連られてロール紙Pが斜め上方に引っ張られ、上方に持ち上がってしまい易かった。
また、記録紙P1の引き出しを停止した場合には、上方に持ち上がったロール紙Pが重力によって載置部103上に落下することになる。このように、印刷を行うたびに、ロール紙Pは上方に持ち上げられることと、落下することとが繰り返され、ケーシング101の内部で不規則な動きをしてしまう。
その結果、記録紙P1が斜めになりながら引き出されてしまったり、不均一な速度で引き出されたりしてしまう等の不具合が生じ易かった。そのため、印字不良や、酷い場合には記録紙P1そのものを引き出すことができず、印字することができない等の問題を招いてしまうものであった。
そこで、上述した問題を解消するべく、記録紙の引き出し角度を強制的に変えるプリンタが知られている(特許文献1参照)。
このプリンタは、ケーシングの蓋となるカバー部に、記録紙の引き出し角度を変えるためのガイドが取り付けられている。このガイドは、カバー部を閉じたときに、ロール紙の上方に位置すると共に、その先端が収容されているロール紙の奥側(ケーシングの奥側)に位置するように取り付けられている。
このようにロール紙の上方にガイドが取り付けられているため、引き出された記録紙は一旦ガイドの先端に接触して角度が変わった後、プラテンローラに向かうことになる。この際、ガイドの先端がロール紙の奥側に位置しているので、記録紙はほぼ真上に近い状態で引き出される。そのため、ロール紙には、斜め上方に引っ張られることなく、単に回転動作だけすることになる。従って、ロール紙が上方に持ち上がってしまうことを防止することができ、この持ち上げに起因する各種の不都合をなくしている。
特開2004−306561号公報
しかしながら、上述した従来のプリンタには、まだ以下の課題が残されていた。
即ち、従来のプリンタは、記録紙の引き出し角度を変えるガイドが開閉動作を行うカバー部に取り付けられている。そのため、カバー部を開けてロール紙を交換する際に、ガイドが邪魔になって交換をスムーズに行い難かった。特に、未使用のロール紙は大径であるので、この未使用のロール紙を投入する場合には顕著なものであった。
また、カバー部を開けたときにガイドが表に露出してしまうので、使用者が誤ってガイドに傷を付けたり、凹み等を付けて変形させたりしてしまう可能性があった。また、酷い場合には、破損させてしまう恐れもあった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、使用者からの干渉を受け難く、しかもロール紙の交換時に何ら影響を与えない状態で、ロール紙の持ち上がりを抑えながら該ロール紙を収容することができるロール紙収容機構及び該ロール紙収容機構を有するプリンタを提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
本発明に係るロール紙収容機構は、記録紙が巻回されたロール紙を収容するロール紙収容機構であって、前記ロール紙が載置される載置面を内部に有する筐体と、前記筐体に対して開閉可能に連結された開閉扉と、前記載置面に載置された前記ロール紙の最下点と該ロール紙の中心とを結ぶ鉛直線上に回転中心が位置するように前記筐体の内部に回転可能に支持され、ロール紙の外周面に一部が対向した状態でロール紙の周囲を回転させられるフラップ板と、前記開閉扉の開閉動作に連動して前記フラップ板が回転するように、開閉扉とフラップ板とを機械的に連結するリンク機構と、を備え、該リンク機構が、前記開閉扉が開状態のときに前記載置面の下方に隠すように前記フラップ板を回転させ、前記開閉扉が閉状態に移行するにつれて前記ロール紙の上方に移動するように前記フラップ板を回転させ、前記回転扉が閉状態のときに前記フラップ板の端部が前記鉛直線上よりも前記筐体の奥側に達するように前記ロール紙の上方にフラップ板を回転させることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙収容機構においては、使用者がロール紙を交換するにあたって開閉扉を開けると、リンク機構を介して開閉扉に機械的に連結されたフラップ板が載置面の下方に隠れるように回転する。これにより、使用者は、フラップ板に何ら干渉されずに、筐体内からロール紙をスムーズに取り出したり、筐体内に新たなロール紙をスムーズに投入したりすることができ、円滑な交換作業を行うことができる。なお、投入されたロール紙は、筐体内の載置面上に載置された状態となっている。
そして、ロール紙を投入した後、使用者が開閉扉を閉め始めると、リンク機構を介してフラップ板がロール紙の周囲を回転し、載置面の下方に隠れていた状態からロール紙の上方に向かって移動し始める。この際、フラップ板の一部は、ロール紙の外周面に対向した状態となっている。
そして、使用者が完全に開閉扉を閉めると、リンク機構を介してフラップ板はロール紙の上方に位置した状態となる。この際、フラップ板の端部は、ロール紙の最下点と中心とを結ぶ鉛直線上よりも、筐体の奥側に達した状態となっている。このように開閉扉を閉めることで、ロール紙は筐体内に収容され、その後、ロール紙から記録紙が引き出されて使用される。
ところで、記録紙を引き出す場合には、ロール紙の上方に位置しているフラップ板の端部に一旦接触して角度が変わった後に引き出されることになる。特に、フラップ板の端部は、上述したように鉛直線上よりも筐体の奥側に位置しているので、記録紙はロール紙にいつまでも接触しているのではなく、ロール紙からできるだけすみやかに離される。そのため、ほぼ真上に近い状態で引き出される。よって、ロール紙は、引き出される記録紙に連られて斜め上方に引っ張られてしまうことがなく、円滑に回転動作だけすることになる。従って、ロール紙が上方に持ち上がってしまうことを防止することができ、常に安定した記録紙の引き出しを行うことができる。
上述したように、本発明に係るロール紙収容機構によれば、ロール紙の交換時に使用者に何ら影響を与えない状態で、ロール紙の持ち上がりを抑えながら該ロール紙を収容することができる。しかも、開閉扉にガイドが取り付けられていた従来のものとは異なり、リンク機構を介してフラップ板を作動させるので、使用者が容易に触れてしまう部品等を開閉扉からなくすことができる。従って、使用者からの干渉を受け難く、作動の信頼性を確保できると共に、耐久性の向上化、高品質化を図ることができる。
更に、開閉扉に連動してフラップ板が作動するので、使用者は開閉動作とは別の特別の操作が不要である。そのため、誰でも簡単に使用することができ、使い易く利便性に優れている。
また、本発明に係るロール紙収容機構は、上記本発明のロール紙収容機構であって、前記リンク機構が、前記開閉扉の少なくとも片側に形成された半円状の側壁部と、前記ロール紙の側面に配置されるように前記フラップ板に形成された円板部と、前記筐体の内部に回転可能に支持され、前記側壁部及び前記円板部の外周面にそれぞれ接触するローラ部と、を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙収容機構においては、開閉扉の開閉動作によって、該開閉扉に形成された半円状の側壁部が同時に移動する。すると、側壁部の外周面に接触しているローラ部が回転する。このローラ部は、フラップ板に形成された円板部の外周面にも接触しているので、ローラ部の回転に伴って円板部が回転する。その結果、フラップ板が回転する。このように、側壁部、ローラ部及び円板部からなるリンク機構を利用して、開閉扉とフラップ板とを開閉扉の開閉動作に連動させた状態で機械的に連結することができる。特に、ロール紙を介して開閉扉の動きをダイレクトにフラップ板に伝達できるので、開閉扉の動きにフラップ板を正確に同期させることができ、作動の信頼性を向上することができる。
また、本発明に係るロール紙収容機構は、上記本発明のロール紙収容機構であって、前記側壁部、前記円板部及び前記ローラ部が、それぞれ歯部を有しており、該歯部を介して噛合されていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙収容機構においては、側壁部、円板部及びローラ部が単に接触しているのではなく、歯部を介して噛合した状態となっている。そのため、滑り等がなく、回転力を確実に伝達することができ、開閉扉に連動させてフラップ板をより安定且つ確実に回転させることができる。その結果、作動の信頼性をさらに向上することができる。
また、本発明に係るロール紙収容機構は、上記本発明のロール紙収容機構であって、前記フラップ板が、所定の範囲に亘ってロール紙の外周面を覆うように、外周面に対向する部分が幅広に形成されていることを特徴とするものである。
この発明に係るロール紙収容機構においては、ロール紙の外周面に対向する部分が幅広に形成されているので、フラップ板をロール紙の上方に位置させたときに、所定の範囲に亘ってロール紙の外周面を覆うことができる。ここで、ロール紙が何らかの原因でほどけて弛みがでてしまった場合には、弛んだ記録紙が筐体の内部で膨らんでしまい記録紙の引き出しに影響を与える場合がある。しかしながら、上述したように、フラップ板によりロール紙の外周面を所定の範囲に亘って覆うことができるので、ロール紙が弛んでしまったとしても、膨らみつつある記録紙を抑えて、過度に膨らんでしまうことを防止することができる。その結果、記録紙の引き出しをより確実にすることができる。
また、本発明に係るプリンタは、上記本発明のロール紙収容機構を備えていることを特徴とするものである。
この発明に係るプリンタにおいては、上述したロール紙収容機構を備えているので、印刷中にロール紙が持ち上がってしまうことがなく、記録紙が斜めに引き出されたり、不均一な速度で引き出されたりしまう等、持ち上がりに起因する各種の不具合が生じることがない。従って、記録紙への印刷を安定して確実に行うことができ、信頼性の向上化、高品質化を図ることができる。また、ロール紙を交換する際に、開閉扉にガイドが取り付けられていたものとは異なり、格別の注意を払わずにロール紙を交換することができるうえ、破損させてしまう可能性もない。従って、使いやすく、利便性に優れている。
また、本発明に係るプリンタは、上記本発明のプリンタが、多数の発熱素子を有し、前記記録紙の幅方向に延びたサーマルヘッドと、前記ロール紙から引き出された前記記録紙を間に挟んだ状態で前記サーマルヘッドに対して外周面が接触可能とされ、回転することで記録紙を送り出すプラテンローラと、前記サーマルヘッドを通過した前記記録紙を切断する切断部材と、を備えているサーマルプリンタであることを特徴とするものである。
この発明に係るプリンタにおいては、プラテンローラを回転させると、ロール紙から引き出された記録紙がプラテンローラの外周面とサーマルヘッドとの間に挟まれた状態で送り出される。これと同時に、多数の発熱素子が適宜熱を発したサーマルヘッドによって、送り出された記録紙に対して各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。その後、印刷された記録紙は、切断部材によって適宜切断される。その結果、ロール紙に巻回された記録紙を、レシートやチケット等として使用することができる。このように、ロール紙収容機構をサーマルプリンタに適用することができる。
本発明に係るロール紙収容機構によれば、ロール紙の交換時に使用者に何ら影響を与えない状態で、ロール紙の持ち上がりを抑えながら該ロール紙を収容することができる。また、使用者からの干渉を受け難く、作動の信頼性を確保できると共に耐久性の向上化及び高品質化を図ることができる。更に、誰でも簡単に使用することができ、使い易く利便性に優れている。
また、本発明に係るプリンタによれば、上述したロール紙収容機構を備えているので、記録紙への印刷を安定して確実に行うことができ、信頼性の向上化、高品質化を図ることができる。また、ロール紙を交換する際に、格別の注意を払わずにロール紙を交換することができるうえ、破損させてしまう可能性もない。従って、使いやすく、利便性に優れている。
以下、本発明に係るロール紙収容機構及びプリンタの一実施形態を、図1から図6を参照して説明する。なお、本実施形態では、プリンタの一例として、サーマルプリンタを例に挙げて説明する。
本実施形態のサーマルプリンタ1は、図1及び図2に示すように、記録紙P1が巻回されたロール紙Pを収容するロール紙収容機構2と、サーマルヘッド3と、プラテンローラ4と、第1の切断刃5及び第2の切断刃6とを備えている。
ロール紙収容機構2は、ロール紙Pが載置される載置面14aを内部に有するケーシング(筐体)10と、ケーシング10に対して開閉可能に連結された開閉扉11と、ケーシング10の内部で回転可能に支持されたフラップ板12と、開閉扉11とフラップ板12とを機械的に連結するリンク機構13と、を備えている。
ケーシング10は、ポリカーボネート等のプラスチックからなる射出成形、或いは、金属材料からなるケーシングであり、箱型に形成されている。ケーシング10内の底部には、投入されたロール紙Pを載置するための載置台14が設けられている。この載置台14の上面は、滑らかな円弧状に湾曲するように形成されており、円筒状のロール紙Pを回転自在に支持することができるようになっている。即ち、この載置台14の上面が載置面14aとされている。また、載置台14には、上記フラップ板12が格納される格納溝14bが形成されている。この格納溝14bは、載置面14aの下方において、ケーシング10の前方(図1において紙面に対して左側)から、開閉扉11とは反対側のケーシング10の奥側(図1において紙面に対して右側)に向かって載置面14aのR形状に沿って形成された溝である。
ケーシング10の前面には、後述する回転軸部11cを介して開閉扉11が回転可能に連結されている。この開閉扉11は、図1に示す閉状態から図2に示す開状態に亘って一定角度の範囲内で開閉するようになっており、開状態とすることでロール紙Pを投入したり、取り出したりするための交換用の開口が空くようになっている。
開閉扉11の両側には、図1から図3に示すように、半円状に形成された所定の厚みの側壁部11aが一体的に形成されている。この側壁部11aの外周面には、後述するローラ部21の歯部21aと噛合する複数の歯部11bが形成されている。また、側壁部11aの中心には、外方に向けて突出する回転軸部11cが形成されている。そして、開閉扉11は、この回転軸部11cを介してケーシング10の内面に回転可能に連結されている。
上記サーマルヘッド3は、多数の図示しない発熱素子を有し、記録紙P1の幅方向(図3に示すX方向)に延びた状態でケーシング10の前面側に配置されている。このサーマルヘッド3は、図示しないコイルバネ等によってプラテンローラ4側に付勢された状態となっている。
プラテンローラ4は、開閉扉11をケーシング10に閉じたときに、ロール紙Pから引き出された記録紙P1を間に挟んだ状態でサーマルヘッド3に対して外周面が接触するように、開閉扉11側に設けられている。また、プラテンローラ4の一端側には、図示しない従動ギアが固定されており、モータによって回転する図示しない歯車伝達機構に噛合するようになっている。これにより、プラテンローラ4は、モータからの回転駆動力によって回転すると共に、ロール紙Pから引き出された記録紙P1をケーシング10の前方に送り出すことができるようになっている。
また、開閉扉11には、プラテンローラ4の近傍において第1の切断刃5が設けられている。この第1の切断刃5は、開閉扉11をケーシング10に閉じたときに、ケーシング10側に固定された第2の切断刃6に沿って動くようになっている。これにより、サーマルヘッド3を通過した記録紙P1、即ち、印刷された記録紙P1を切断することができるようになっている。これら第1の切断刃5及び第2の切断刃6は、記録紙P1を切断する切断部材15として機能する。
また、ケーシング10内には、各種の電子機器が搭載された制御基板16が設けられている。この制御基板16は、サーマルヘッド3に電気信号や制御信号を出力したり、プラテンローラ4を駆動するモータに制御信号を出力したりして、各構成品の総合的な制御を行っている。
上記フラップ板12は、図1に示すように、載置面14aに載置されたロール紙Pの最下点P2と、該ロール紙Pの中心とを結ぶ鉛直線Z上に回転中心が位置するようにケーシング10の内部に回転可能に支持され、ロール紙Pの外周面に一部が対向した状態でロール紙Pの周囲を回転させられるものである。
具体的に説明すると、図3に示すように、フラップ板12は、ロール紙Pの外周面に対向する対向板12aと、該対向板12aの両側から同一方向に向けて直角に折曲された側板12bと、で断面コ形状に形成されている。図3に示すように、2つの側板12bの間隔L1は、ロール紙Pの長さL2よりも長くなるように設計されており、ロール紙Pをセットしたときにロール紙Pの側面に側板12bが配置されるようになっている。
また、2つの側板12bの先端には、円板部20が重なるように取り付けられている。この円板部20の外周面には、後述するローラ部21の歯部21aと噛合する複数の歯部20aが形成されている。また、円板部20の中心には、外方に向けて突出する回転軸部20bが形成されている。そして、フラップ板12は、この回転軸部20bを介してケーシング10の内面に回転可能に支持されている。この際、上述したように、ロール紙Pの最下点P2とロール紙Pの中心とを結ぶ鉛直線Z上に回転軸部20bが位置するように調整がされている。
また、対向板12aと回転軸部20bとの距離は、未使用状態である大径のロール紙Pをセットしたときに該ロール紙Pの外周面に接触せず、しかも、フラップ板12が回転したときに載置台14に形成された格納溝14b内に入り込むことができる距離に調整されている。
対向板12aは、所定の範囲に亘ってロール紙Pの外周面を覆うように、外周面に対向する部分が幅広に形成されている。具体的には、未使用状態である大径のロール紙Pをセットしたときに、ロール紙Pの外周面のうち、約1/5程度を一度に覆うことができるように幅L3が予め設計されている。
また、ケーシング10の内部には、開閉扉11の側壁部11aの歯部11b及びフラップ板12に取り付けられた円板部20の歯部20aにそれぞれ噛合するローラ部21が回転可能に支持されている。このローラ部21は、外周面に複数の歯部21aが形成された歯車であり、上述したように噛合することで側壁部11a及び円板部20の両方に常に接触している。また、ローラ部21の中心には、外方に向けて突出する回転軸部21bが形成されており、該回転軸部21bを介してケーシング10に回転可能に支持されている。
そして、これらローラ部21、側壁部11a及び円板部20が互いに噛合することで、開閉扉11とフラップ板12とが連動して動くようになっている。即ち、ローラ部21、側壁部11a及び円板部20は、開閉扉11の開閉動作に連動してフラップ板12が回転するように開閉扉11とフラップ板12とを機械的に連結する上記リンク機構13として機能する。
特に、ローラ部21、側壁部11a及び円板部20の噛み合わせは、以下の動きを行えるように調整されている。即ち、開閉扉11が開状態(図2に示す状態)のときに、フラップ板12が格納溝14b内に入ることで載置面14aの下方に隠れるようにフラップ板12を回転させ、開閉扉11が閉状態に移行(図4に示す状態)するにつれて、ロール紙Pの上方に移動するようにフラップ板12を回転させ、回転扉が閉状態(図1に示す状態)のときに、フラップ板12の端部P3が鉛直線Z上よりもケーシング10の奥側に達するようにロール紙Pの上方にフラップ板12を回転させるように調整されている。
次に、上述したように構成されたサーマルプリンタ1に未使用のロール紙Pをセットした後、各種情報を記録紙P1に印字する場合について説明する。
まず、図5に示すように、開閉扉11を開けた状態にして、ロール紙Pを投入するための開口をケーシング10の前方に確保する。このとき、リンク機構13を介して機械的に連結されたフラップ板12が格納溝14b内に入り込んで、載置面14aの下方に隠れるように回転する。これにより、使用者はフラップ板12に何ら干渉されずにケーシング10内にスムーズにロール紙Pを投入することができる。また、投入するだけでなく、ロール紙Pをケーシング10内からスムーズに取り出すこともできる。このように、ロール紙Pの円滑な交換作業を行うことができる。
なお、投入されたロール紙Pは、図2に示すように、ケーシング10内の載置面14a上に載置される。この際、載置面14aは、円弧状に形成されているので、ロール紙Pは決まった位置に収まって安定した状態で載置される。
ロール紙Pを投入した後、図2に示すように、記録紙P1をある程度の長さだけ引き出す。そして、引き出した記録紙P1をケーシング10の外部に引き出した状態のまま、開閉扉11を閉め始める。開閉扉11が閉まり始めると、リンク機構13を介してフラップ板12がロール紙Pの周囲を回転し、載置面14aの下方に隠れていた状態からロール紙Pの上方に向かって移動し始める。
詳細に説明すると、開閉扉11を閉め始めると、図4示すように、開閉扉11に一体的に形成されている側壁部11aが矢印A1方向に回転する。すると、側壁部11aに噛合されているローラ部21が矢印A2方向に回転すると共に、該ローラ部21に噛合されている円板部20が矢印A3方向に回転する。その結果、フラップ板12も同様の矢印A3方向に回転して、格納溝14bから飛び出し、ロール紙Pの上方に向かって回転運動する。この際、フラップ板12の対向板12aは、ロール紙Pの外周面から若干の距離を空けた状態で、外周面に対向しながら移動する。
そして、使用者が図1に示すように、開閉扉11を完全に閉めると、フラップ板12はリンク機構13を介してロール紙Pの上方に位置した状態となる。この際、フラップ板12を構成する対向板12aの端部P3は、ロール紙Pの最下点P2とロール紙Pの中心とを結ぶ鉛直線Z上よりもケーシング10の奥側に達した状態となる。また、記録紙P1は、対向板12aの端部P3に一旦接触して角度が変わった後、サーマルヘッド3とプラテンローラ4との間に挟まれた状態でケーシング10の前面に引き出された状態となる。開閉扉11を閉めた時点で、ロール紙Pのケーシング10内への収容が終了する。
ロール紙Pの収容が終了した後、ロール紙Pから記録紙P1を引き出しながら、該記録紙P1に対して各種情報の印刷を行う。
初めに、制御基板16を介してモータを作動させ、歯車伝達機構を介してプラテンローラ4回転させる。これにより、図1に示すように、プラテンローラ4の外周面とサーマルヘッド3との間に挟まれた記録紙P1がケーシング10の前面に送り出されると共に、載置面14a上に載置されたロール紙Pが回転する。また、これと同時に、制御基板16を介してサーマルヘッド3を作動させる。これにより、多数の発熱素子が適宜熱を発する。これにより、送り出された記録紙P1に対して、各種の文字や図形等を明瞭に印刷することができる。その結果、ロール紙Pに巻回された記録紙P1を、レシートやチケット等として使用することができる。
しかもこの印刷中において、ロール紙Pから引き出される記録紙P1は、フラップ板12を構成する対向板12aの端部P3に一旦接触して角度が変わった後に引き出されることになる。特に、対向板12aの端部P3は、鉛直線Z上よりもケーシング10の奥側に位置しているので、記録紙P1はいつまでもロール紙Pに接触するのではなく強制的に離される。そのため、記録紙P1はロール紙Pからできるだけ速やかに離れて、ほぼ真上に近い状態で引き出される。よって、ロール紙Pは、引き出される記録紙P1に連られて斜め上方に引っ張られることがなく、円滑に回転動作だけすることになる。従って、ロール紙Pが上方に持ち上がってしまうことを防止することができ、常に安定した記録紙P1の引き出しを行うことができる。
その結果、ロール紙Pが斜めに引き出されたり、不均一な速度で引き出されたりしまう等、持ち上がりに起因する各種の不具合が生じることがない。よって、記録紙P1への印刷を安定して確実に行うことができ、信頼性の向上化、高品質化を図ることができる。
また、サーマルプリンタ1の使用に伴ってロール紙Pの径が徐々に小さくなってきた場合には、図6に示すように、記録紙P1はより真上に近い状態で引き出される。そして、この状態からさらにロール紙Pの径が小さくなった場合には、記録紙P1はロール紙Pの斜め後方に向かって引き出される。そのため、記録紙P1がより速やかにロール紙Pから離れるので、より一層ロール紙Pが上方に持ち上がる可能性が低減する。従って、ロール紙Pの径が小さくなるほど、より安定した記録紙P1の引き出しを行うことができる。
上述したように、本実施形態のサーマルプリンタ1は、ロール紙収容機構2を備えているので、ロール紙Pの交換時に使用者に何ら影響を与えない状態で、ロール紙Pの持ち上がりを抑えながら該ロール紙Pを収容することができる。しかも、開閉扉11にガイドが取り付けられていた従来のものとは異なり、リンク機構13を介してフラップ板12を作動させるので、使用者が容易に触れてしまう部品等を開閉扉11からなくすことができる。従って、使用者は格別の注意を払わずにロール紙Pを交換することができる。また、使用者からの干渉を受け難いので、破損させられる可能性も低い。従って、使い易く、利便性に優れているうえ、耐久性の向上化を図ることができる。
また、開閉扉11に連動してフラップ板12が作動するので、使用者は開閉動作とは別の特別な操作が不要である。そのため、誰でも簡単にロール紙Pの交換を行うことができる。この点においても、使い易く利便性に優れている。
また、本実施形態では、側壁部11a、ローラ部21及び円板部20でリンク機構13を構成しているので、ローラ部21を介して開閉扉11の動きをダイレクトにフラップ板12に伝達することができる。よって、開閉扉11の動きにフラップ板12を正確に同期させることができ、作動の信頼性を向上することができる。しかも、これら側壁部11a、ローラ部21及び円板部20は、それぞれ歯部11b、21a、20aを介して噛合した状態となっている。よって、滑り等がなく、回転力を確実に伝達することができ、開閉扉11に連動させてフラップ板12をより安定且つ確実に回転させることができる。その結果、作動の信頼性をより高めることができる。
また、フラップ板12を構成する対向板12aが、幅広に形成されているので、フラップ板12をロール紙Pの上方に位置させたときに、所定の範囲に亘ってロール紙Pの外周面を覆うことができる。ここで、ロール紙Pが何らかの原因によりほどけて弛みがでてしまった場合には、弛んだ記録紙P1がケーシング10の内部で膨らんでしまい記録紙P1の引き出しに影響を与える場合がある。しかしながら、上述したように、フラップ板12を構成する対向板12aが、ロール紙Pの外周面を所定の範囲に亘って覆うことができるので、ロール紙Pが仮に弛んでしまったとしても、膨らみつつある記録紙P1を抑えて、過度に膨らんでしまうことを防止することができる。その結果、記録紙P1の引き出しをより確実にすることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、ロール紙収容機構2をサーマルプリンタ1に適用した場合を例に挙げて説明したが、サーマルプリンタ1に限定されるものではない。例えば、引き出された記録紙P1をインクジェットヘッドによって印字するインクジェットプリンタであっても構わない。いずれにしても、ロール紙Pから記録紙P1を引き出しながら印字するプリンタであれば良い。
また、側壁部11a、ローラ部21及び円板部20の外周面にそれぞれ歯部11b、21a、20aを形成し、これら歯部11b、21a、20aを介して各構成品を噛合させたが、歯部11b、20a、21aを形成せず、ローラ部21が側壁部11a及び円板部20の外周面に単に接触する構成であっても構わない。この場合には、開閉扉11の開閉動作によって側壁部11aが回転すると、摩擦力によってローラ部21及び円板部20が連れ回りする。そのため、この場合であっても、上記実施形態と同様の作用効果を奏することができる。但し、上記実施形態のように噛合させることで、滑り等をなくすことができるので、回転力をより確実に伝達でき、より好ましい。
また、フラップ板12を構成する対向板12aを幅広に形成したが、図7に示すように、幅が短い板状に形成しても構わない。この場合であっても、同様に記録紙P1が端部P3に一旦接触した後に引き出されるので、ロール紙Pの持ち上がりを同様に抑えることができる。但し、幅広に形成することで、万が一ロール紙Pの弛みが発生したときに、記録紙P1の膨らみを効果的に抑えることができるので、幅広に形成することが好ましい。
また、上記実施形態では、側壁部11a、ローラ部21及び円板部20でリンク機構13を構成したが、これに限定されるものではない。例えば、直線状に形成された部材の上面に歯部を形成したラックと歯車とを利用した構成でリンク機構13を構成しても構わない。いずれにしても、開閉扉11の開閉動作に連動してフラップ板12が回転するように、開閉扉11とフラップ板12とを機械的に連結する構成であれば良い。
また、側壁部11a、ローラ部21及び円板部20を、ロール紙Pの両側に配置するように構成したが、図8に示すように、ロール紙Pの片側だけにローラ部21を配置して、フラップ板12と開閉扉11とを連結しても構わない。この場合には、一方の側壁部11aには歯部11bが不要であると共に、一方の側板12bには円板部20が不要である。
更に、この場合において、図9に示すように、ローラ部21が配置されていない側の側板12bをなくしたフラップ板12としても構わない。
本発明に係るサーマルプリンタの断面図であって、開閉扉が閉まって、ロール紙が収容された状態を示す図である。 図1に示すサーマルプリンタの開閉扉が開いた状態を示す断面図である。 図1に示すサーマルプリンタを構成するリンク機構周辺の斜視図である。 図2に示す状態から、開閉扉を閉状態に移行している途中の断面図である。 サーマルプリンタの開閉扉が開いた状態で、ロール紙を投入する直前の状態を示す断面図である。 サーマルプリンタの使用に伴って、ロール紙の径が小さくなったときの状態を示す断面図である。 サーマルプリンタを構成するフラップ板の変形例を示す図である。 サーマルプリンタを構成するリンク機構の変形例を示す図である。 サーマルプリンタを構成するリンク機構の更に別の変形例を示す図である。 従来のサーマルプリンタの一例を示す断面図である。
符号の説明
P ロール紙
P1 記録紙
P2 ロール紙の最下点
P3 フラップ板の端部
1 サーマルプリンタ(プリンタ)
2 ロール紙収容機構
3 サーマルヘッド
4 プラテンローラ
10 筐体(ケーシング)
11 開閉扉
11a 開閉扉の側壁部
11b 側壁部の歯部
12 フラップ板
13 リンク機構
14a 載置面
15 切断部材
20 円板部
20a 円板部の歯部
21 ローラ部
21a ローラ部の歯部

Claims (6)

  1. 記録紙が巻回されたロール紙を収容するロール紙収容機構であって、
    前記ロール紙が載置される載置面を内部に有する筐体と、
    前記筐体に対して開閉可能に連結された開閉扉と、
    前記載置面に載置された前記ロール紙の最下点と該ロール紙の中心とを結ぶ鉛直線上に回転中心が位置するように前記筐体の内部に回転可能に支持され、ロール紙の外周面に一部が対向した状態でロール紙の周囲を回転させられるフラップ板と、
    前記開閉扉の開閉動作に連動して前記フラップ板が回転するように、開閉扉とフラップ板とを機械的に連結するリンク機構と、を備え、
    該リンク機構は、前記開閉扉が開状態のときに前記載置面の下方に隠すように前記フラップ板を回転させ、前記開閉扉が閉状態に移行するにつれて前記ロール紙の上方に移動するように前記フラップ板を回転させ、前記回転扉が閉状態のときに前記フラップ板の端部が前記鉛直線上よりも前記筐体の奥側に達するように前記ロール紙の上方にフラップ板を回転させることを特徴とするロール紙収容機構。
  2. 請求項1に記載のロール紙収容機構であって、
    前記リンク機構は、
    前記開閉扉の少なくとも片側に形成された半円状の側壁部と、
    前記ロール紙の側面に配置されるように前記フラップ板に形成された円板部と、
    前記筐体の内部に回転可能に支持され、前記側壁部及び前記円板部の外周面にそれぞれ接触するローラ部と、を備えていることを特徴とするロール紙収容機構。
  3. 請求項2に記載のロール紙収容機構であって、
    前記側壁部、前記円板部及び前記ローラ部は、それぞれ歯部を有しており、該歯部を介して噛合されていることを特徴とするロール紙収容機構。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のロール紙収容機構であって、
    前記フラップ板は、所定の範囲に亘ってロール紙の外周面を覆うように、外周面に対向する部分が幅広に形成されていることを特徴とするロール紙収容機構。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のロール紙収容機構を備えていることを特徴とするプリンタ。
  6. 請求項5に記載のプリンタは、
    多数の発熱素子を有し、前記記録紙の幅方向に延びたサーマルヘッドと、
    前記ロール紙から引き出された前記記録紙を間に挟んだ状態で前記サーマルヘッドに対して外周面が接触可能とされ、回転することで記録紙を送り出すプラテンローラと、
    前記サーマルヘッドを通過した前記記録紙を切断する切断部材と、を備えているサーマルプリンタであることを特徴とするプリンタ。
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