JP2016187920A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷媒体がセットされた後の第1回目の印刷において、印刷画像の前方に設定値通りの余白を設けて印刷を行うことができる印刷装置を提供する。
【解決手段】テープカートリッジ100がセットされるカートリッジ装着部3と、カートリッジ装着部3を開閉する蓋部と、カートリッジ装着部3に連なり、カートリッジ装着部3にセットされたテープカートリッジ100の印刷テープ101が排出されるテープ排出口8と、印刷テープ101をテープ排出口8に向けて送るプラテンローラー106によるテープ送り位置Pfよりもテープ排出口8側となる切断位置Pcで印刷テープ101を切断する切断動作を行う可動刃29と、蓋部が閉じられるときに連動して、可動刃29に切断動作を行わせる連動部と、蓋部が閉じられた状態で、切断位置Pcよりもテープ排出口8側が切断動作により切り離された印刷テープ101に対して、印刷を行う印刷部とを備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、印刷媒体に対して切断動作および印刷を行う印刷装置に関するものである。
従来、テープカートリッジが装着されるカートリッジ装着部と、カートリッジ装着部を開閉する開閉蓋と、カートリッジ装着部に連なり、カートリッジ装着部にセットされたテープカートリッジの印刷テープが排出されるテープ排出口と、開閉蓋が閉じられた状態で、印刷テープに対して印刷を行うサーマルヘッドと、印刷テープの印刷済み部分を切り離すフルカット機構とを備えたテープ印刷装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2009−051101号公報
本発明者は、以下の課題を見出した。
ユーザーが、印刷媒体を媒体セット部にセットする際に、印刷媒体の先端を印刷部に対して一定の位置に位置させることは困難である。このため、印刷装置は、印刷媒体がセットされた後の第1回目の印刷に関しては、印刷部に対して先端の位置が不明である印刷媒体に対して、印刷を行うことになる。その結果、印刷装置は、印刷媒体がセットされた後の第1回目の印刷において、印刷画像の前方に設定値通りの余白を設けて印刷を行うことができない。
本発明は、印刷媒体がセットされた後の第1回目の印刷において、印刷画像の前方に設定値通りの余白を設けて印刷を行うことができる印刷装置を提供することを課題としている。
本発明の印刷装置は、印刷媒体がセットされる媒体セット部と、媒体セット部を開閉する蓋部と、媒体セット部に連なり、媒体セット部にセットされた印刷媒体が排出される媒体排出口と、媒体セット部にセットされた印刷媒体を、印刷媒体を媒体排出口に向けて送る送り部材による媒体送り位置よりも媒体排出口側となる切断位置で切断する切断動作を行う媒体切断部と、蓋部が閉じられるときに連動して、媒体切断部に切断動作を行わせる連動部と、蓋部が閉じられた状態で、切断位置よりも媒体排出口側が切断動作により切り離された印刷媒体に対して、印刷を行う印刷部と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、印刷装置は、媒体セット部に印刷媒体がセットされた後、蓋部が閉じられると、これに連動して媒体切断部が切断動作を行う。これにより、印刷媒体は、切断位置よりも媒体排出口側が切り離されるため、印刷媒体の先端が、切断位置に位置することになる。このため、印刷装置は、印刷媒体がセットされた後の第1回目の印刷において、印刷部に対して先端が所定の位置つまり切断位置に位置した印刷媒体に対して、印刷を行うことになる。このように、印刷装置は、媒体セット部に印刷媒体がセットされた後、蓋部が閉じられことにより、印刷媒体の頭出しを行うことができる。したがって、印刷装置は、印刷媒体がセットされた後の第1回目の印刷において、印刷画像の前方に設定値通りの余白を設けて印刷を行うことができる。
この場合、媒体切断部は、第1位置から第2位置へ移動することにより、切断動作を行う切断部材と、送り部材による送り開始に先立って、切断部材を第2位置から第1位置に移動させる切断駆動部と、を有することが好ましい。
この構成によれば、蓋部が閉じられることにより第2位置に移動した切断部材は、送り開始に伴って、第2位置から第1位置へ移動する。このため、印刷装置は、印刷媒体の送りが、第2位置に位置する切断部材によって妨げられることを抑制することができる。
この場合、切断部材は、第1位置に移動した際に、媒体排出口を開放し、第2位置に移動した際に、媒体排出口を閉塞することが好ましい。
この構成によれば、蓋部が閉じられると、第2位置に移動した切断部材が、媒体排出口を閉塞する。このため、印刷装置は、塵埃の多い環境下に置かれた場合にも、媒体排出口から塵埃が侵入することを少なくすることができる。
この場合、連動部は、蓋部が開かれるときに連動して、切断部材を第1位置に移動させることが好ましい。
この構成によれば、蓋部が開けられると、切断部材が第1位置へ移動する。これにより、切断部材が邪魔とならずに、印刷媒体が媒体セット部へセットされることが可能となる。
この場合、連動部は、蓋部を閉じる動力である閉蓋動力と、蓋部を開く動力である開蓋動力と、を媒体切断部に伝達することが好ましい。
この構成によれば、閉蓋動力により、切断部材が第2位置へ移動し、開蓋動力により、切断部材が第1位置へ移動する。したがって、印刷装置は、蓋部の開閉を検出する手段を備えずとも、蓋部の開閉に連動して、切断部材を第1位置および第2位置へ移動させることができる。
この場合、閉蓋動力および開蓋動力が入力する入力部、を有し、切断駆動部の駆動力を切断部材に伝達する切断動力伝達部、をさらに備え、連動部は、蓋部が閉じられるときは、閉蓋動力を入力部へ入力させ、蓋部が開かれるときは、開蓋動力を入力部へ入力させ、蓋部が閉じられた状態では、蓋部と入力部との間の動力伝達を遮断することが好ましい。
この構成によれば、閉蓋動力が、入力部に入力することによって切断部材に伝達され、切断部材が第2位置へ移動する。また、開蓋動力が、入力部に入力することによって切断部材に伝達され、切断部材が第1位置へ移動する。一方、蓋部が閉じられた状態では、蓋部と入力部との間の動力伝達が遮断されるため、切断駆動部の駆動力が、閉じられた蓋部側に伝達されることなく、入力部を有する切断動力伝達部を介して切断部材に伝達される。
この場合、連動部は、蓋部が閉じられるときに連動して、第1方向に回転し、蓋部が開かれるときに連動して、第1方向とは逆の第2方向に回転する欠歯ギア、を含み、欠歯ギアには、蓋部が閉じられるときおよび蓋部が開かれるときに入力部と噛み合う有歯部と、蓋部が閉じられた状態で入力部と対向する欠歯部と、が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、蓋部が閉じられると、第1方向に回転する欠歯ギアが入力部と噛み合うことにより、閉蓋動力が入力部に入力する。また、蓋部が開かれると、第2方向に回転する欠歯ギアが入力部と噛み合うことにより、開蓋動力が入力部に入力する。一方、蓋部が閉じられた状態では、欠歯ギアと入力部との噛み合いが解除されるため、蓋部と入力部との間の動力伝達が遮断される。
この場合、連動部は、蓋部が閉じられるときに連動して、第3方向に回転し、蓋部が開かれるときに連動して、第3方向とは逆の第4方向に回転する太陽ギアと、太陽ギアが第3方向に回転することにより、入力部に噛み合う第1遊星ギアと、太陽ギアが第4方向に回転することにより、入力部に噛み合う第2遊星ギアと、を有し、蓋部が閉じられた状態では、第1遊星ギアおよび第2遊星ギアのいずれも、入力部との噛み合いが解除されることが好ましい。
この構成によれば、蓋部が閉じられると、太陽ギアが第3方向に回転し、第1遊星ギアが入力部と噛み合うことにより、閉蓋動力が入力部に入力する。また、蓋部が開かれると、太陽ギアが第4方向に回転し、第2遊星ギアが入力部と噛み合うことにより、開蓋動力が入力部に入力する。一方、蓋部が閉じられた状態では、第1遊星ギアおよび第2遊星ギアのいずれも、入力部との噛み合いが解除されるため、蓋部と入力部との間の動力伝達が遮断される。
この場合、媒体セット部は、印刷媒体が収容されたテープカートリッジが装着されるカートリッジ装着部であることが好ましい。
本発明の第1実施形態に係るテープ印刷装置の斜視図であって、蓋部が閉じられた状態の図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置およびテープカートリッジの斜視図であって、テープ印刷装置の装置ケースの一部が取り外され且つ蓋部が開かれた状態の図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置の左側面図であって、(a)はテープ排出口が可動刃により開放された状態の図、(b)はテープ排出口が可動刃により閉塞された状態の図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置が備えるテープ切断部の右側面図であって、(a)は蓋部が開かれるときの図、(b)は蓋部が閉じられるときの図である。 第1実施形態に係るテープ印刷装置における可動刃の動作について説明するための図である。 本発明の第2実施形態に係るテープ印刷装置の斜視図であって、蓋部が閉じられた状態の図である。 第2実施形態に係るテープ印刷装置およびテープカートリッジの斜視図であって、テープ印刷装置の装置ケースの一部およびカートリッジ装着部が取り外され且つ蓋部が開かれた状態の図である。 第2実施形態に係るテープ印刷装置の左側面図であって、(a)はテープ排出口がスライドカッターにより開放された状態の図、(b)はテープ排出口がスライドカッターにより閉塞された状態の図である。 第2実施形態に係るテープ印刷装置が備えるテープ切断部周りの平面図であって、(a)は蓋部が開かれるときの図、(b)は蓋部が閉じられるときの図である。 第2実施形態に係るテープ印刷装置が備えるテープ切断部の左側面図であって、(a)は蓋部が開かれるときの図、(b)は蓋部が閉じられるときの図である。 第2実施形態に係るテープ印刷装置におけるスライドカッターの動作について説明するための図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について説明する。このテープ印刷装置は、装着されたテープカートリッジから印刷テープを繰り出しながら印刷を行い、印刷テープの印刷済み部分を切断して、ラベルとなるテープ片を作成するものである。
<第1実施形態>
図1ないし図3を参照して、第1実施形態に係るテープ印刷装置1およびこれに装着されるテープカートリッジ100について説明する。テープ印刷装置1は、装置ケース2と、カートリッジ装着部3と、蓋部4と、蓋ボタン5と、キーボード6と、ディスプレイ7と、テープ排出口8とを備えている。
なお、テープ排出口8は、「媒体排出口」の一例である。
装置ケース2は、テープ印刷装置1の外殻を構成する。カートリッジ装着部3には、テープカートリッジ100が着脱可能に装着される。蓋部4は、カートリッジ装着部3を開閉する。蓋部4は、後端部の左右に設けられたヒンジ軸11を中心に回転する。左方のヒンジ軸11の近くには、欠歯ギア12が設けられている。蓋部4は、閉じられた状態では、図示しない蓋係止部に係止されている。蓋ボタン5が押されると、蓋部4と蓋係止部との係合が解除され、蓋部4を開ける操作が可能となる。キーボード6は、ユーザーによる入力操作を受け付ける。ディスプレイ7は、キーボード6からの入力結果などを表示する。テープ排出口8は、装置ケース2の左側面に設けられている。
また、テープ印刷装置1は、印刷ヘッド14(図1ないし図3では不図示。図7等参照)と、テープ送り部15と、テープ切断部16とを備えている。印刷ヘッド14は、ヘッドカバー17に覆われた状態で、カートリッジ装着部3に設けられている。印刷ヘッド14は、サーマルタイプのものである。
テープ送り部15は、送りモーター18と、送り動力伝達部19(図1ないし図3では不図示。図9等参照)と、プラテン駆動軸21と、巻取駆動軸22とを備えている。送りモーター18は、後述する印刷テープ101およびインクリボン103を送る駆動源となる。送り動力伝達部19は、ギア列等を備え、送りモーター18の駆動力を、プラテン駆動軸21および巻取駆動軸22に伝達する。プラテン駆動軸21は、テープカートリッジ100がカートリッジ装着部3に装着されたときに、テープカートリッジ100のプラテンローラー106(後述する)に挿し通され、これを回転させる。巻取駆動軸22は、テープカートリッジ100がカートリッジ装着部3に装着されたときに、テープカートリッジ100の巻取コア105(後述する)に挿し通され、これを回転させる。
テープ切断部16は、詳細は後述するが、切断動作を行うことにより、印刷テープ101を切断する。
テープカートリッジ100は、印刷テープ101と、テープコア102と、インクリボン103と、繰出コア104と、巻取コア105と、プラテンローラー106と、これらを収容するカートリッジケース107とを備えている。印刷テープ101は、テープコア102に繰出し可能に巻かれている。テープコア102から繰り出された印刷テープ101は、テープカートリッジ100の左側面に設けられたテープ送出口108から、カートリッジケース107外に送り出される。インクリボン103は、繰出コア104に繰出し可能に巻かれている。繰出コア104から繰り出されたインクリボン103は、巻取コア105に巻き取られる。プラテンローラー106は、印刷ヘッド14との間で挟持した印刷テープ101およびインクリボン103を、回転送りする。ここで、プラテンローラー106が印刷テープ101を送る位置を、テープ送り位置Pf(図5参照)という。
なお、プラテンローラー106は、「送り部材」の一例である。テープ送り位置Pfは、「媒体送り位置」の一例である。
テープカートリッジ100は、印刷テープ101の先端が、テープ送出口108から数ミリないし数センチ程度はみ出した状態で、カートリッジ装着部3に装着される。テープカートリッジ100がカートリッジ装着部3に装着される前に、ユーザーによって印刷テープ101がカートリッジケース107から引き出されたり、逆にカートリッジケース107内に押し込められたりする。このため、装着時における印刷テープ101のテープ送出口108からのはみ出し量は、区々である。
ユーザーは、カートリッジ装着部3にテープカートリッジ100を装着し、蓋部4を閉じた後、キーボード6から所望の文字等の印刷情報を入力し、ディスプレイ7で印刷情報を確認した後、キー操作により印刷を指令する。テープ印刷装置1は、印刷指令を受けると、テープ送り部15により印刷テープ101およびインクリボン103を送りつつ、印刷ヘッド14により印刷テープ101に対して印刷を行う。印刷が行われた印刷テープ101は、テープ排出口8からテープ印刷装置1外に排出される。テープ印刷装置1は、印刷が終了すると、テープ切断部16により印刷済み部分を切り離す。
なお、印刷画像の前に設けられる余白つまり前余白の寸法が、例えばキーボード6からの入力操作に基づいて、予め設定される。テープ印刷装置1は、設定された前余白の寸法に応じた寸法(具体的には、設定された前余白の寸法から、印刷ヘッド14とテープカッター25との離間寸法を引いた寸法)分、印刷テープ101を空送りした後、印刷画像を印刷テープ101に印刷する。
図4を参照して、テープ切断部16について説明する。テープ切断部16は、カッターモーター23と、切断動力伝達部24と、テープカッター25と、第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27とを備えている。カッターモーター23は、テープカッター25を切断動作させる駆動源となる。切断動力伝達部24は、ギア列等を備え、カッターモーター23の駆動力をテープカッター25に伝達する。なお、テープカッター25が印刷テープ101を切断する位置を、切断位置Pc(図5参照)という。切断位置Pcは、テープ送り位置Pfよりもテープ排出口8側に設けられる。
なお、カッターモーター23は、「切断駆動部」の一例である。
テープカッター25は、固定刃28と、可動刃29とを備えている。可動刃29は、固定刃28に対して開いた刃開き位置(図4(a)参照)と、固定刃28に対して閉じた刃閉じ位置(図4(b)参照)との間で移動する。テープカッター25は、可動刃29が刃開き位置から刃閉じ位置に移動することにより、ハサミ形式で印刷テープ101を切断する。
なお、可動刃29は、「切断部材」の一例である。刃開き位置は、「第1位置」の一例である。刃閉じ位置は、「第2位置」の一例である。
可動刃29は、略「L」字状に形成されており、その屈曲部に挿通したカッター支軸31を介して、固定刃28に回転可能に支持されている。可動刃29は、刃部32と、アーム部33とを備えている。アーム部33には、後述するクランク突起36が係合するクランク長孔34が設けられている。可動刃29は、刃開き位置に移動した際に、テープ排出口8を開放し(図3(a)参照)、刃閉じ位置に移動した際に、テープ排出口8を閉塞する(図3(b)参照)。
切断動力伝達部24を構成するギア列には、クランク円板35が含まれる。クランク円板35の一面には、円柱状のクランク突起36が設けられている。このクランク突起36が、アーム部33のクランク長孔34に係合している。クランク円板35の回転運動が、アーム部33の揺動運動に変換され、可動刃29を刃閉じ位置と刃開き位置との間で移動させる。また、クランク円板35の周縁部には、検出凹部37が設けられている。検出凹部37は、第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27によって検出される。ここで、可動刃29が刃開き位置に位置するときのクランク円板35の回転角度位置を、開き角度位置という(図4(a)参照)。可動刃29が刃閉じ位置に位置するときのクランク円板35の回転角度位置を、閉じ角度位置という(図4(b)参照)。
なお、クランク円板35は、「入力部」の一例である。
第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27は、クランク円板35の周りに設けられている。より具体的には、閉じ角度位置に回転したクランク円板35の検出凹部37と対向する位置に、第1検出スイッチ26が設けられ、開き角度位置に回転したクランク円板35の検出凹部37と対向する位置に、第2検出スイッチ27が設けられている。第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27は、検出凹部37と対向する場合にOFFを出力し、それ以外の場合にONを出力する。
このため、可動刃29が刃閉じ位置に位置した状態では、第1検出スイッチ26がOFF、第2検出スイッチ27がONとなる。この状態から、第1検出スイッチ26がON、第2検出スイッチ27がOFFとなるまで、カッターモーター23によりクランク円板35を駆動することで、可動刃29が刃開き位置まで移動する。この状態から、再び、第1検出スイッチ26がOFF、第2検出スイッチ27がONとなるまで、カッターモーター23によりクランク円板35を駆動することで、可動刃29が刃閉じ位置まで移動する。このように、第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27による検出凹部37の検出結果に基づいてカッターモーター23を制御することで、可動刃29を刃閉じ位置と刃開き位置との間で移動させることができる。なお、カッターモーター23を、例えば、カッターモーター23の作動時間に基づいて制御してもよく、カッターモーター23により回転する回転盤を有するエンコーダーから出力されたパルス数に基づいて制御してもよい。
一方、蓋部4には、クランク円板35と噛み合う欠歯ギア12が設けられている。欠歯ギア12は、略扇形状に形成された部分歯車であり、ヒンジ軸11を中心として、蓋部4と一体となって回転する。すなわち、欠歯ギア12は、蓋部4が閉じられるときに連動して、第1方向D1(図4では反時計回り)に回転し、蓋部4が開かれるときに連動して、第2方向D2(図4では時計回り)に回転する。欠歯ギア12には、有歯部38と、欠歯部39とが設けられている。蓋部4が閉じられるときおよび蓋部4が開かれるときには、有歯部38がクランク円板35と噛み合う(図4(a)参照)。蓋部4が閉じられた状態では、欠歯部39がクランク円板35と対向するため、欠歯ギア12とクランク円板35との噛み合いが解除される(図4(b)参照)。
蓋部4が閉じられると、第1方向D1に回転する欠歯ギア12がクランク円板35と噛み合うことにより、蓋部4を閉じる操作力つまり閉蓋動力がクランク円板35に入力する。このように、閉蓋動力が、クランク円板35に入力することによってクランク円板35が開き角度位置から閉じ角度位置へ回転し、可動刃29が刃開き位置から刃閉じ位置へ移動する。また、蓋部4が開かれると、第2方向D2に回転する欠歯ギア12がクランク円板35と噛み合うことにより、蓋部4を開ける操作力つまり開蓋動力がクランク円板35に入力する。このように、開蓋動力が、クランク円板35に入力することによってクランク円板35が閉じ角度位置から開き角度位置へ回転し、可動刃29が刃閉じ位置から刃開き位置へ移動する。一方、蓋部4が閉じられた状態では、欠歯ギア12とクランク円板35との噛み合いが解除されるため、蓋部4とクランク円板35との間の動力伝達が遮断される。このため、カッターモーター23の駆動力が、閉じられた蓋部4側に伝達されることなく、クランク円板35を有する切断動力伝達部24を介して可動刃29に伝達される。すなわち、蓋部4が閉じられた状態では回転できない欠歯ギア12によって、クランク円板35の回転が阻害されることがない。
図5を参照して、テープ印刷装置1における可動刃29の動きについて説明する。テープカートリッジ100が装着される前、蓋部4が閉じられた状態では、可動刃29が刃閉じ位置に位置している(図5(a)参照)。この状態から、蓋部4が開けられると、これに連動して、可動刃29が刃開き位置へ移動する(図5(b)参照)。
この状態で、カートリッジ装着部3にテープカートリッジ100が装着される(図5(c)参照)。続いて、蓋部4が閉じられると、これに連動して、可動刃29が刃開き位置から刃閉じ位置へ移動する。これにより、印刷テープ101の切断位置Pcよりもテープ排出口8側が切断される(図5(d)参照)。続いて、テープ印刷装置1は、印刷指令を受けると、印刷テープ101の送り開始に先立って、カッターモーター23に駆動された可動刃29が刃開き位置まで移動する(図5(e)参照)。その後、テープ印刷装置1は、印刷を終了すると、印刷テープ101の送りを終了し、これに伴って、カッターモーター23に駆動された可動刃29が刃閉じ位置へ移動し、印刷テープ101の印刷済み部分を切断する(図5(f)参照)。テープ印刷装置1は、印刷済み部分であるテープ片が排出された後、次の印刷指令を受けるまで、あるいは、蓋部4が開かれるまで、可動刃29を刃閉じ位置に位置させた状態で待機する(図5(g)参照)。
以上のように、第1実施形態のテープ印刷装置1は、カートリッジ装着部3にテープカートリッジ100が装着された後、蓋部4が閉じられると、これに連動してテープ切断部16が切断動作を行う。これにより、印刷テープ101は、切断位置Pcよりもテープ排出口8側が切り離されるため、印刷テープ101の先端が、切断位置Pcに揃うことになる。このため、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ100が装着された後の第1回目の印刷において、第2回目以降の印刷と同様に、印刷ヘッド14に対して先端が所定の位置つまり切断位置Pcに位置した印刷テープ101に対して、印刷を行うことになる。このように、テープ印刷装置1は、カートリッジ装着部3にテープカートリッジ100がセットされた後、蓋部4が閉じられることにより、印刷テープ101の頭出しを行うことができる。したがって、テープ印刷装置1は、テープカートリッジ100が装着された後の第1回目の印刷において、印刷画像の前方に設定値通りの余白を設けて印刷を行うことができる。
蓋部4が閉じられることにより刃閉じ位置に移動した可動刃29は、印刷指令後の送り開始に先立って、刃閉じ位置から刃開き位置へ移動する。このため、テープ印刷装置1は、印刷テープ101の送りが、刃閉じ位置に位置する可動刃29によって妨げられることを抑制することができる。
蓋部4が閉じられると、刃閉じ位置に移動した可動刃29が、テープ排出口8を閉塞する。このため、テープ印刷装置1は、塵埃の多い環境下に置かれた場合にも、テープ排出口8から塵埃が侵入することを少なくすることができる。
蓋部4が開けられると、可動刃29が、刃開き位置へ移動する。これにより、可動刃29が邪魔とならずに、テープカートリッジ100がカートリッジ装着部3へセットされることが可能となる。すなわち、テープカートリッジ100がカートリッジ装着部3へセットされる際に、テープ送出口108からはみ出した印刷テープ101が、可動刃29に引っ掛かることが少なくなる。
テープ印刷装置1は、閉蓋動力により、可動刃29を刃閉じ位置へ移動させ、開蓋動力により、可動刃29を刃開き位置へ移動させる。したがって、テープ印刷装置1は、蓋部4の開閉を検出する手段を備えずとも、蓋部4の開閉に連動して、可動刃29を刃閉じ位置および刃開き位置へ移動させることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態に係るテープ印刷装置1Aについて説明する。
図6ないし図8に示すように、テープ印刷装置1Aは、テープ印刷装置1と略同一の構成を有するが、上述したテープ切断部16とは異なるテープ切断部16を備えている。
なお、テープ印刷装置1Aにおいて、テープ印刷装置1と略同一の構成要素については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9および図10を参照して、テープ印刷装置1Aが備えるテープ切断部16について説明する。テープ切断部16は、駆動モーター41と、切断動力伝達部24と、テープカッター25と、第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27とを備えている。
なお、駆動モーター41は、「切断駆動部」の一例である。
駆動モーター41は、テープカッター25を切断動作させる駆動源となるほか、テープ送り部15の駆動源ともなっている。駆動モーター41と切断動力伝達部24および送り動力伝達部19との間には、クラッチ機構42が設けられている。クラッチ機構42により、駆動モーター41の正逆一方の回転動力が、切断動力伝達部24に伝達され、駆動モーター41の正逆他方の回転動力が、送り動力伝達部19に伝達される。
切断動力伝達部24は、作動ギア43を含むギア列を備えている。作動ギア43の一面には、切断動作カム44が設けられている。切断動作カム44は、板カム状に形成されている。切断動作カム44のカム曲線は、略渦巻き状の復帰動作部45と、復帰動作部45の端部同士を結ぶ直線状の切断動作部46とを連ねて構成されている。
なお、作動ギア43は、「入力部」の一例である。
テープカッター25は、スライドカッター48と、カッターフレーム49と、カッター戻しバネ51とを備えている。スライドカッター48は、印刷テープ101を切断するカッター刃47を備えている。スライドカッター48は、前後方向に延在しており、カッター刃47が印刷テープ101から退避した後退位置(図9(a)および図10(a)参照)と、カッター刃47が印刷テープ101に切り込んだ前進位置(図9(b)および図10(b)参照)との間でスライド可能にカッターフレーム49に支持されている。スライドカッター48には、切断動作カム44がカム係合するカッター側突片52が設けられている。カッター戻しバネ51は、引っ張りコイルバネであり、スライドカッター48を後退方向に付勢している。スライドカッター48は、後退位置に移動した際に、テープ排出口8を開放し(図8(a)参照)、前進位置に移動した際に、テープ排出口8を閉塞する(図8(b)参照)。
なお、スライドカッター48は、「切断部材」の一例である。後退位置は、「第1位置」の一例である。前進位置は、「第2位置」の一例である。
スライドカッター48が後退位置に位置する状態では、切断動作カム44の復帰動作部45の終了端部が、スライドカッター48のカッター側突片52に接触している。この状態から切断動作カム44が図9では時計回りに回転を開始すると、切断動作カム44の切断動作部46がカッター側突片52とカム係合する。これにより、スライドカッター48がカッター戻しバネ51に抗して前進位置までスライドし、印刷テープ101が切断される。さらに切断動作カム44の回転が進むと、カッター側突片52のカム係合部分が切断動作部46から復帰動作部45に移行する。これにより、スライドカッター48は、カッター戻しバネ51のばね力により、後退位置に戻る。
なお、スライドカッター48が後退位置に位置するときの切断動作カム44の回転角度位置を、後退角度位置という(図9(a)参照)。スライドカッター48が前進位置に位置するときの切断動作カム44の回転角度位置を、前進角度位置という(図9(b)参照)。
第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27は、スライドカッター48の前後に設けられている。より具体的には、スライドカッター48が前進位置に移動した際に、スライドカッター48の先端部が突き当たる位置に、第1検出スイッチ26が設けられ、スライドカッター48が後退位置に移動した際に、スライドカッター48の後端部が突き当たる位置に、第2検出スイッチ27が設けられている。第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27は、スライドカッター48が突き当たった場合にONを出力し、それ以外の場合にOFFを出力する。
このため、可動刃29が前進位置に位置した状態では、第1検出スイッチ26がON、第2検出スイッチ27がOFFとなる。この状態から、第1検出スイッチ26がOFF、第2検出スイッチ27がONとなるまで、駆動モーター41により切断動作カム44を駆動することで、スライドカッター48が後退位置まで移動する。この状態から、再び、第1検出スイッチ26がON、第2検出スイッチ27がOFFとなるまで、駆動モーター41により切断動作カム44を駆動することで、スライドカッター48が前進位置まで移動する。このように、第1検出スイッチ26および第2検出スイッチ27によるスライドカッター48の検出結果に基づいて駆動モーター41を制御することで、スライドカッター48を前進位置と後退位置との間で移動させることができる。
一方、蓋部4は、ヒンジシャフト53を介して装置ケース2に設けられている。ヒンジシャフト53は、装置ケース2に回転可能に設けられており、蓋部4と一体となって回転する。ヒンジシャフト53には、連動ギア54が設けられている。連動ギア54は、蓋部4の開閉に連動して、ヒンジシャフト53を中心として正逆回転する。蓋部4の開閉に伴う連動ギア54の回転動力は、連動部50を介して切断動作カム44に入力する。
連動部50は、太陽ギア55と、キャリア56と、第1遊星ギア57と、第2遊星ギア58とを備えている。太陽ギア55は、連動ギア54とかさ歯車状に噛み合う。太陽ギア55は、ギア支軸59に軸支されている。キャリア56は、略「L」字状に形成され、太陽ギア55に連れ回りするように、その屈曲部においてギア支軸59に軸支されている。キャリア56の右端部には、第1遊星ギア57が軸支され、キャリア56の左端部には、第2遊星ギア58が軸支されている。
蓋部4が閉じられると、太陽ギア55が第3方向D3(図9では時計回り)に回転する。これにより、第1遊星ギア57が作動ギア43に噛み合いに行き、閉蓋動力が作動ギア43に入力する。このように、閉蓋動力が作動ギア43に入力することによって作動ギア43が後退角度位置から前進角度位置へ回転し、スライドカッター48が前進位置へ移動する。また、蓋部4が開かれると、太陽ギア55が第4方向D4(図9では反時計回り)に回転する。これにより、第2遊星ギア58が作動ギア43に噛み合いに行き、開蓋動力が作動ギア43に入力する。このように、開蓋動力が、作動ギア43に入力することによって作動ギア43が前進角度位置から後退角度位置へ回転し、スライドカッター48が後退位置へ移動する。一方、蓋部4が閉じられた状態で、作動ギア43が時計回りに回転すると、作動ギア43と噛み合っていた第1遊星ギア57が図9(b)に示した矢印Aの方向に逃げるため、第1遊星ギア57および第2遊星ギア58のいずれも、作動ギア43との噛み合いが解除される。これにより、蓋部4と作動ギア43との間の動力伝達が遮断される。このため、駆動モーター41の駆動力が、閉じられた蓋部4側に伝達されることなく、作動ギア43を有する切断動力伝達部24を介してスライドカッター48に伝達される。すなわち、蓋部4が閉じられた状態では回転できない太陽ギア55によって、作動ギア43の回転が阻害されることがない。
図11を参照して、テープ印刷装置1におけるスライドカッター48の動きについて説明する。テープカートリッジ100が装着される前、蓋部4が閉じられた状態では、スライドカッター48が前進位置に位置している(図11(a)参照)。この状態から、蓋部4が開けられると、これに連動して、スライドカッター48が後退位置へ移動する(図11(b)参照)。
この状態で、カートリッジ装着部3にテープカートリッジ100が装着される(図11(c)参照)。続いて、蓋部4が閉じられると、これに連動して、スライドカッター48が後退位置から前進位置へ移動する。これにより、印刷テープ101の切断位置Pcよりもテープ排出口8側が切断される(図11(d)参照)。続いて、テープ印刷装置1は、印刷指令を受けると、印刷テープ101の送り開始に先立って、駆動モーター41に駆動されたスライドカッター48が後退位置まで移動する(図11(e)参照)。その後、テープ印刷装置1は、印刷を終了すると、印刷テープ101の送りを終了し、これに伴って、駆動モーター41に駆動されたスライドカッター48が前進位置へ移動し、印刷テープ101の印刷済み部分を切断する。テープ印刷装置1は、印刷済み部分であるテープ片が排出された後、次の印刷指令を受けるまで、あるいは、蓋部4が開かれるまで、スライドカッター48を前進位置に位置させた状態で待機する(図11(g)参照)。
以上のように構成されたテープ印刷装置1Aは、テープ印刷装置1が奏する上記の作用効果と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明は上記した第1実施形態および第2実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採用可能であることは言うまでもない。例えば、第1実施形態および第2実施形態は、以下のような形態に変更することができる。
第1実施形態における可動刃29を、蓋部4の開閉の検出結果に基づいて、刃閉じ位置と刃開き位置との間で移動させてもよい。第2実施形態におけるスライドカッター48についても同様である。
蓋部4を、ユーザーの操作力だけでなく、モーター等の駆動力や、バネ等の付勢力によって、開閉する構成であってもよい。
印刷部は、サーマル方式のほか、インクジェット方式、電子写真方式など、他の方式により印刷を行うものであってもよい。
媒体切断部は、本実施形態のハサミ方式や引き切り方式に限定されず、他の方式により切断動作を行うものであってもよい。
テープ印刷装置1およびテープ印刷装置1Aは、カートリッジ装着部3に代えて、印刷テープ101が直接セットされる媒体セット部を備えた構成であってもよい。印刷媒体としては、印刷テープ101に限らず、ロール紙など他の長尺材、単票紙など、種々のものを使用可能である。
1 :テープ印刷装置
1A :テープ印刷装置
4 :蓋部
8 :テープ排出口
14 :印刷ヘッド
16 :テープ切断部
50 :連動部
101 :印刷テープ
Pc :切断位置
Pf :テープ送り位置

Claims (9)

  1. 印刷媒体がセットされる媒体セット部と、
    前記媒体セット部を開閉する蓋部と、
    前記媒体セット部に連なり、前記媒体セット部にセットされた前記印刷媒体が排出される媒体排出口と、
    前記媒体セット部にセットされた前記印刷媒体を、前記印刷媒体を前記媒体排出口に向けて送る送り部材による媒体送り位置よりも前記媒体排出口側となる切断位置で切断する切断動作を行う媒体切断部と、
    前記蓋部が閉じられるときに連動して、前記媒体切断部に前記切断動作を行わせる連動部と、
    前記蓋部が閉じられた状態で、前記切断位置よりも前記媒体排出口側が前記切断動作により切り離された前記印刷媒体に対して、印刷を行う印刷部と、
    を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記媒体切断部は、
    第1位置から第2位置へ移動することにより、前記切断動作を行う切断部材と、
    前記送り部材による送り開始に先立って、前記切断部材を前記第2位置から前記第1位置に移動させる切断駆動部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記切断部材は、前記第1位置に移動した際に、前記媒体排出口を開放し、前記第2位置に移動した際に、前記媒体排出口を閉塞することを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記連動部は、前記蓋部が開かれるときに連動して、前記切断部材を前記第1位置に移動させることを特徴とする請求項2または3に記載の印刷装置。
  5. 前記連動部は、前記蓋部を閉じる動力である閉蓋動力と、前記蓋部を開く動力である開蓋動力と、を前記媒体切断部に伝達することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記閉蓋動力および前記開蓋動力が入力する入力部、を有し、前記切断駆動部の駆動力を前記切断部材に伝達する切断動力伝達部、をさらに備え、
    前記連動部は、前記蓋部が閉じられるときは、前記閉蓋動力を前記入力部へ入力させ、前記蓋部が開かれるときは、前記開蓋動力を前記入力部へ入力させ、前記蓋部が閉じられた状態では、前記蓋部と前記入力部との間の動力伝達を遮断することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 前記連動部は、前記蓋部が閉じられるときに連動して、第1方向に回転し、前記蓋部が開かれるときに連動して、前記第1方向とは逆の第2方向に回転する欠歯ギア、を含み、
    前記欠歯ギアには、前記蓋部が閉じられるときおよび前記蓋部が開かれるときに前記入力部と噛み合う有歯部と、前記蓋部が閉じられた状態で前記入力部と対向する欠歯部と、が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  8. 前記連動部は、
    前記蓋部が閉じられるときに連動して、第3方向に回転し、前記蓋部が開かれるときに連動して、前記第3方向とは逆の第4方向に回転する太陽ギアと、
    前記太陽ギアが前記第3方向に回転することにより、前記入力部に噛み合う第1遊星ギアと、
    前記太陽ギアが第4方向に回転することにより、前記入力部に噛み合う第2遊星ギアと、を有し、
    前記蓋部が閉じられた状態では、前記第1遊星ギアおよび前記第2遊星ギアのいずれも、前記入力部との噛み合いが解除されることを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
  9. 前記媒体セット部は、
    前記印刷媒体が収容されたテープカートリッジが装着されるカートリッジ装着部であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の印刷装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021003831A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 セイコーエプソン株式会社 テープ印刷装置

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