JP3854348B2 - Nand型のフラッシュメモリ素子及びその駆動方法 - Google Patents

Nand型のフラッシュメモリ素子及びその駆動方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は不揮発性メモリ素子及びその駆動方法に係り、特にNAND型のフラッシュメモリ素子及びその駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体記憶素子の種類には、電源供給が遮断されてもメモリセルに貯蔵された情報を消去されないROM素子(Read Only Memory Device )及び電源供給が遮断されれば、メモリセルに貯蔵された情報が消去されるRAM素子(Random Access Memory)がある。前記ROM素子の種類には様々なものがある。そのうち、メモリセルに情報を電気的にプログラムさせるか、消去する不揮発性メモリ素子、すなわち、フラッシュメモリ素子はコンピュータまたはメモリカードなどに多用されている。
【0003】
このフラッシュメモリ素子は一般の半導体素子と共に高集積化されつつある。一般に、フラッシュメモリ素子のセルに該当するセルトランジスタは、電荷を貯蔵させるフローティングゲートと前記フローティングゲートに所定の電圧を誘起させるコントローラゲートを有し、情報を伝送する手段であるビットラインに連結される。前記フラッシュメモリ素子はビットラインの連結型に応じてNOR型とNAND型に大別される。
【0004】
前記NOR型のフラッシュメモリ素子は一本のビットラインに多数のメモリセルが並列に連結された構造を有し、メモリセルに情報を貯蔵(プログラム)させる場合にはチャンネルホット電子(channel hot electron)現象を用い、情報を消去する場合にはF−Nトンネル(Fowler-Nordheim tunneling)現象を用いる。このようにNOR型のフラッシュメモリ素子のビットラインは各々のメモリセルと並列に連結されているため、高いセル電流が得られるが、セルアレイ領域が大きい面積を占める。したがって、NOR型のフラッシュメモリ素子は動作速度は速いが、高集積のフラッシュメモリ素子に不向きである。
【0005】
一方、前記NAND型のフラッシュメモリ素子は一本のビットラインに複数のセルストリングが連結され、一つのセルストリングには複数のセルトランジスタが直列に連結される。前記NAND型のフラッシュメモリ素子はコントロールゲート及び基板、すなわちウェル領域に印加される電圧の極性に応じて電荷が基板とフローティングゲートとの間に介されたトンネル酸化膜を通るF−Nトンネル現象を用いて情報を貯蔵または消去する。
【0006】
前記NAND型のフラッシュメモリ素子はビットラインに複数のセルトランジスタが直列に連結されているため、NOR型のフラッシュメモリ素子に比べてセル電流が低い。したがって、NOR型のフラッシュメモリ素子より動作速度が遅いが、集積度は向上させることができる。
結論的に、NAND型のフラッシュメモリ素子はNOR型のフラッシュメモリ素子に比べて集積度を増加させ得るため、高集積のフラッシュメモリ素子に好適である。
【0007】
以下、通常のNAND型のフラッシュメモリ素子のセルストリング構造を添付した図面に基づき詳しく説明する。
図1は一つのストリングのレイアウトを示す平面図であり、図2は図1の等価回路図である。かつ、図3Aはセルトランジスタの平面図であり、図3Bは図3Aの切断線XーXによる断面図である。
【0008】
図3A及び図3Bを参照すれば、前記ストリングに情報を貯蔵するための各々のセルトランジスタC1,……,Cnは、P型のシリコン基板210またはP型のウェル領域上にトンネル酸化膜により離隔されるフローティングゲート220と、前記フローティングゲート220上に誘電膜、例えば酸化膜により離隔されたコントロールゲート230と、前記フローティングゲート220の両側のシリコン基板は210の表面に形成され、前記フローティングゲート230の下方のP型のシリコン基板210の表面にチャンネル領域を限定するN+ 型のソース/ドレイン領域240とよりなる。
【0009】
このような構造のセルトランジスタのうち、選択されたセルトランジスタをプログラムさせる動作を調べる。第1セルトランジスタC1に選択的に情報をプログラムさせる場合、先ず、前記ストリング選択トランジスタS1のゲートにVccを印加して“オン”させ、前記ソース選択トランジスタS2のゲートに0〔V〕を印加して“オフ”させる。さらに、前記第1セルトランジスタC1のコントロールゲート230に所定のプログラム電圧Vpgmを印加して前記基板(図3の210)のチャンネル領域からフローティングゲート(図3の220)に電子を移動させることにより、前記第1セルトランジスタC1のスレショルド電圧Vthを増加させる。
【0010】
一方、読出し動作は選択されたセルトランジスタが“オン”または“オフ”状態であるかを感知することである。例えば、第1セルトランジスタC1に貯蔵された情報を読出すとき、ビットラインB/Lは特定の電圧(1V〜Vcc)で充電させ、前記ストリング選択トランジスタS1のゲート電極、ソース選択トランジスタS2のゲート電極及び選択されないセルトランジスタC2,……,CnのコントロールゲートにはVccを印加してストリング選択トランジスタS1、ソース選択トランジスタS2及び選択されないセルトランジスタC2,……,Cnを“オン”させる。さらに、前記選択された第1セルトランジスタC1のコントロールゲートにはプログラムされたセルトランジスタのスレショルド電圧と消去されたセルトランジスタのスレショルド電圧の間の電圧、例えば0〔V〕を印加する。その結果、前記第1セルトランジスタC1が“オン”されてビットラインB/LからソースラインS/Lへの電流の流れが感知されると、情報が消去された状態、例えば、論理“1”と判断する。前記第1セルトランジスタC1が“オフ”されてビットラインB/LからソースラインS/Lへの電流の流れが感知されなければ、情報がプログラムされた状態、例えば、論理“0”と判断する。
【0011】
一方、前記第1セルトランジスタC1に貯蔵された情報を消去させる動作は、ビットラインB/L、ソースラインS/L、ストリング選択トランジスタS1のゲート電極及びソース選択トランジスタS2のゲートはフローティングさせ、前記選択された第1セルトランジスタC1のコントロールゲート(図3の230)及びP型のシリコン基板(図3の210)にそれぞれ0〔V〕及び消去電圧を印加させることにより、前記フローティングゲート(図3の220)内に貯蔵された電荷を前記基板(図3の210)に移動させてスレショルド電圧を負(−)の値に変化させる。
【0012】
以下、従来の技術によるフラッシュメモリ素子を添付した図面に基づき詳しく説明する。
図4は従来の技術によるNAND型のフラッシュメモリ素子のセルアレイ領域の一部を示す等価回路図であり、図5は選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧Vthの変化をパス電圧Vpassに応じて示したグラフである。
【0013】
図4を参照すれば、従来の技術によるフラッシュメモリ素子の第1ストリング110は、第1ビットラインB/L1、共通ソースラインS/L、前記第1ビットラインB/L1と前記共通ソースラインS/Lの間に直列に連結されたストリング選択トランジスタS1、複数のセルトランジスタC1,……,Cn及びソース選択トランジスタS2で構成される。さらに、第2ストリング120は、第2ビットラインB/L2、前記共通ソースラインS/L、前記第1ビットラインB/L1と前記共通ソースラインS/Lの間に直列に連結されたストリング選択トランジスタS1′、複数のセルトランジスタC1′,……,Cn′及びソース選択トランジスタS2′で構成される。ここで、前記第1ストリング110及び前記第2ストリング120は互いに隣接するように配置されて共通ソースラインS/Lを共有する。そして、前記第1ストリング110を構成するストリング選択トランジスタS1のゲート電極と第2ストリング120を構成するストリング選択トランジスタS1′のゲート電極はストリング選択ラインSSL1により連結される。ここで、第1ストリング110を構成する複数のセルトランジスタC1,……,Cnのコントロールゲートと第2ストリング120を構成する複数のセルトランジスタC1′,……,Cn′のコントロールゲートは第1ワードラインW/L1乃至n番目のワードラインW/Lnにより1:1に連結される。さらに、第1ストリング110を構成するソース選択トランジスタS2のゲート電極と第2ストリング120を構成するソース選択トランジスタS2′のゲート電極はソース選択ラインSSL2により連結される。
【0014】
前記ストリング選択トランジスタS1,S1′及びソース選択トランジスタS2,S2′はチャンネル増加型のNMOSトランジスタで構成される。
上述した従来のフラッシュメモリ素子は一つのボディー、すなわち一つのPウェル領域上に形成されて全てのストリング110,120が前記一つのボディーを共通に用い、前記ストリング110,120のソースは互いに連結される。ここで、一つのPウェル領域にウェルピックアップラインWPLを通して所定の電圧が印加される。
【0015】
以下、上述した従来のNAND型のフラッシュメモリ素子の動作を詳しく説明する。
従来のセルトランジスタから選択された一つのセルトランジスタ、例えば第1ストリング110のセルトランジスタC1をプログラムさせる動作を調べる。先ず、第1ビットラインB/L1及び第2ビットラインB/L2にそれぞれ0〔V〕及び電源電圧Vccを印加し、ストリング選択ラインSSL1に電源電圧Vccを印加することにより、前記ストリング選択トランジスタS1を“オン”させる。さらに、前記ソース選択ラインSSL2に0〔V〕を印加して前記ソース選択トランジスタS2,S2′を“オフ”させる。
【0016】
その後、第1ワードラインW/L1を通して選択されたセルトランジスタC1のコントロールゲートに約18〔V〕のプログラム電圧を印加し、前記ウェルピックアップラインWPLを通してボディーには0〔V〕を印加することにより、前記セルトランジスタC1のチャンネル領域からフローティングゲートに電子を移動させるF−Nトンネル効果を発生させる。
【0017】
ここで、選択されないワードラインW/L2,……,W/Lnには約10〔V〕程度のパス電圧Vpassを印加する。この際、第1ストリング110を構成するセルトランジスタC1,……,Cnのチャンネル領域には0〔V〕の電圧が印加されて選択されないセルトランジスタC2,……,Cnのチャンネル領域からフローティングゲートに小量の電子が流れ込む微細なF−Nトンネル電流が発生する。これにより、第1ストリング110内の選択されないセルトランジスタC2,……,Cnのスレショルド電圧Vthは、図5の曲線(a)のように一定の電圧以上でパス電圧Vpassが増えるほど、急激に増える。
【0018】
一方、第2ストリング120を構成するストリング選択トランジスタS1′とこれに隣接するセルトランジスタC1′の間のソース/ドレイン領域、すなわち、ノードNは初期の電圧が〔電源電圧Vcc−ソース選択トランジスタS2′のスレショルド電圧〕の値を示す。その後、選択された第1ワードラインW/L1及び選択されないワードラインW/L2,……,W/Lnにそれぞれプログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpassが印加されると、前記ノードNは第2ストリング120を構成するセルトランジスタC1′,……,Cnのソース/ドレイン領域及びチャンネル領域と共に第2ストリング120のセルトランジスタのゲートキャパシタンスによる容量性結合により前記パス電圧Vpassとプログラム電圧Vpgmの間の値を有するブスート電圧Vboostに増える。これに対する測定結果は図5の曲線(b)のように示された。
【0019】
結果的に、選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧の変化量を極小とするためには、図5からパス電圧Vpassが10〔V〕〜12〔V〕の値でなければならないということがわかる。
さらに、前記ブスート電圧Vboostは電源電圧Vccが減少すると、これと共に減少する。これにより、低電力フラッシュメモリ素子に適するように電源電圧を減少させると、前記セルトランジスタC1′のスレショルド電圧がより増える問題点が発生する。
【0020】
その上、一つのストリングがより多いセルトランジスタで構成される場合には、容量性結合が変化して第2ストリング120内のセルトランジスタのチャンネル領域及びソース/ドレイン領域の電圧、すなわち、ブスート電圧Vboostはパス電圧Vpassにより近い値を有するため、セルトランジスタC1′のスレショルド電圧をさらに立上げる。
【0021】
従来の技術によるNAND型のフラッシュメモリ素子の読出し動作を説明すると、次のとおりである。例えば、第1ストリング110のセルトランジスタC1に貯蔵された情報を読出すためには、先ず、ストリング選択ラインSSL1及びソース選択ラインSSL2にはいずれも電源電圧Vccを印加して前記ストリング選択トランジスタS1及びソース選択トランジスタS2を“オン”させ、共通ソースラインS/Lに0〔V〕を印加する。
【0022】
その後、選択された第1ワードラインW/L1及び選択されないワードラインW/L2,……,W/nにはそれぞれ0〔V〕及び電源電圧Vccを印加し、ボディーには0〔V〕を印加する。選択された第1ビットラインB/L1には所定の読出し電圧Vreadを印加してセルトランジスタC1を通して流れる電流を感知して論理“1”または論理“0”の状態を判別する。
【0023】
従来の技術による消去動作は、例えば、第1ストリング110のセルトランジスタC1に貯蔵された情報を消去する場合、前記選択されたセルトランジスタC1のコントロールゲートに連結される第1ワードラインW/L1には0〔V〕を印加し、ボディーにはウェルピックアップラインWPLを通して20Vの消去電圧を印加し、全ての他のラインはフローティングさせて前記選択されたセルトランジスタC1のフローティングゲートからチャンネル領域にF−Nトンネル現象により電子を注入させることによりなる。この際、全てのストリングは一つのボディーを共有するため、前記選択された第1ワードラインW/L1に連結された非選択されたトランジスタC1′の情報も消去される問題点がある。
【0024】
一方、従来の技術によるスタンバイ動作は、ボディーには0〔V〕を印加し、他の全てのラインはフローティングさせることにより現在の状態を保つ。
上述した動作の従来の技術によるフラッシュメモリ素子は、プログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpassにより選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧が変化する。ストリング内のセルトランジスタの数が増えるほど、容量性結合の効率が減少することを防止するために低い電源電圧を用いにくいので、最近の低電力素子の具現には不向きである。
【0025】
さらに、ボディーが共通に連結されるため、消去動作時に選択されたワードラインに連結された全てのセルトランジスタの情報が同時に消去されて望まないセルトランジスタの情報も消去されるという問題点がある。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明は上述した問題点を解決するために案出されたものであり、互いに独立したボディー上に各々のストリングを形成し、独立したボディーとそのボディーに形成されたストリングのソース領域をソースボディーラインで連結させることにより、プログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpassによるストレスを最小化して選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧が変化する現象を極小とし、所望のストリング内の選択されたセルトランジスタのみを消去させるのみならず、ストリング内のセルトランジスタの数を増やしても、安定するプログラム動作を実現することのできるフラッシュメモリ素子を提供することを目的とする。
【0027】
本発明の他の目的は前記フラッシュメモリ素子の正確な動作遂行に好適なフラッシュメモリ素子の駆動方法を提供することにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明のフラッシュメモリ素子は、順次に直列に連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ及び第2選択トランジスタで構成されて第1ボディーに形成された第1ストリングと、順次に直列に連結された第3選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ及び第4選択トランジスタで構成されて前記第1ボディーから独立した第2ボディーに形成された第2ストリングとよりなる一対のストリングがマトリックス状に配列されたセルアレイ領域を備えるフラッシュメモリ素子において、前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結する第1ソースボディーラインと、前記第2選択トランジスタのドレイン領域と前記第3選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、前記第4選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結する第2ソースボディーラインと、前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第3選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、前記第1ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結させる複数本のワードラインとを含むことを特徴とする。
【0029】
前記目的を達成するために本発明のさらに他のフラッシュメモリ素子は、順次に直列に連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第2選択トランジスタ及び第3選択トランジスタで構成されて第1ボディーに形成された第1ストリングと、順次に直列に連結された第4選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第5選択トランジスタ及び第6選択トランジスタで構成されて前記第1ボディーから隔離された第2ボディーに形成された第2ストリングとよりなる一対のストリングがマトリックス状に配列されたセルアレイ領域を備えるフラッシュメモリ素子である。
【0030】
前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結する第1ソースボディーラインと、前記第3選択トランジスタのドレイン領域と前記第4選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、前記第6選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結する第2ソースボディーラインと、前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第5選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、前記第3選択トランジスタのゲート電極と前記第6選択トランジスタのゲート電極を連結する第3ストリング選択ラインと、前記第1ストリングを備える各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結させる複数本のワードラインとを含むことを特徴とする。
【0031】
前記他の目的を達成するための本発明のフラッシュメモリ素子の駆動方法は、第1ボディーに順次に直列連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ及び前記第1選択トランジスタと異なるスレショルド電圧を有する第2選択トランジスタで構成された第1ストリングと、前記第1ボディーから隔離された第2ボディーに順次に直列連結された第3選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ及び前記第3選択トランジスタと異なるスレショルド電圧を有する第4選択トランジスタで構成された第2ストリングと、前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結する第1ソースボディーラインと、前第2選択トランジスタのドレイン領域と前記第3選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、前記第4選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結する第2ソースボディーラインと、前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第3選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、前記第1ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結する複数本のワードラインとを備えるフラッシュメモリ素子の駆動方法である。
【0032】
前記ビットラインに0Vを印加し、前記第1及び第2ストリング選択ラインに相異なる第1及び第2電圧を印加して一つのストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択されないワードラインにそれぞれプログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpassを印加し、前記選択されたストリングに連結されるソースボディーライン及び前記選択されないストリングに連結されるソースボディーラインにそれぞれ0V及びプログラム防止電圧Vpiを印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的にプログラムさせる動作と、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードラインに0Vを印加し、前記一対のストリングのうち、選択されたストリングに連結されたソースボディーラインに消去電圧Veraseを印加し、前記複数本のワードラインのうち、前記選択されたワードラインを除いた選択されないワードラインはフローティングさせるか、消去防止電圧Veiを印加し、前記ビットライン、前記第1及び第2ストリング選択ライン及び前記選択されないストリングに連結されたソースボディーラインはフローティングさせることにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的に消去させる動作と、前記ビットラインにVccを印加し、前記第1及び第2ストリング選択ラインに相異なる第3及び第4電圧を印加して一つのストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択されないワードラインにそれぞれ0V及び読出し電圧Vreadを印加し、前記第1及び第2ソースボディーラインに0Vを印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタの情報を選択的に読出す動作のうち、少なくともいずれか一つの動作を行うことを特徴とする。
【0033】
前記他の目的を達成するための本発明のさらに他のフラッシュメモリ素子の駆動方法は、第1ボディーに順次に直列連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第2選択トランジスタ及び第3選択トランジスタで構成された第1ストリングと、前記第1ボディーから隔離された第2ボディーに順次に直列連結された第4選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第5選択トランジスタ及び第6選択トランジスタで構成された第2ストリングと、前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結する第1ソースボディーラインと、前記第3選択トランジスタのドレイン領域と前記第4選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、前記第6選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結する第2ソースボディーラインと、前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第5選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、前記第3選択トランジスタのゲート電極と前記第6選択トランジスタのゲート電極を連結する第3ストリング選択ラインと、前記第1ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結させる複数本のワードラインを備えるフラッシュメモリ素子の駆動方法である。
【0034】
前記ビットラインに0Vを印加し、前記各々のストリング選択ラインに0V及びVccのうち、いずれか一つの電圧を印加して一つのストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択さらないワードラインにそれぞれプログラム電圧Vpgm及びパス電圧Vpassを印加し、前記選択されたストリングに連結されるソースボディーライン及び前記選択されないストリングに連結されるソースボディーラインにそれぞれ0V及びプログラム防止電圧Vpiを印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的にプログラムさせる動作と、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードラインに0Vを印加し、前記一対のストリングのうち、選択されたストリングに連結されたソースボディーラインに消去電圧Veraseを印加し、前記複数本のワードラインのうち、前記選択されたワードラインを除いた選択されないワードラインはフローティングさせるか、消去防止電圧Veiを印加し、前記ビットライン、前記第1乃至第3ストリング選択ライン及び前記選択されないストリングに連結されたソースボディーラインはフローティングさせることにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的に消去させる動作と、前記ビットラインにVccを印加し、前記各々のストリング選択ラインに読出し電圧Vread及び0Vのうち、いずれか一つの電圧を印加してストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択されないワードラインにそれぞれ0V及び読出し電圧Vreadを印加し、前記第1及び第2ソースボディーラインに0Vを印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタの情報を選択的に読出す動作のうち、いずれか一つの動作を行うことを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づき本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図6及び図7はそれぞれ本発明の第1実施例によるフラッシュメモリ素子のストリングブロック及び第2実施例によるフラッシュメモリ素子のストリングブロックを示す等価回路図であり、図8は本発明によるセルトランジスタのスレショルド電圧Vthの特性をプログラム防止電圧Vpiに対して示すグラフである。
【0036】
(第1実施例)
図6を参照すれば、本発明の第1実施例によるフラッシュメモリ素子の一対のストリングブロックは、一本のビットラインB/L、前記ビットラインB/Lを共有しつつ相異なるボディー、例えば互いに隣接する第1Pウェル領域及び第2Pウェル領域にそれぞれ形成された第1ストリング10及び第2ストリング20で構成される。前記第1ストリング10は前記ビットラインB/Lに連結された第2選択トランジスタ部、前記第2選択トランジスタ部に連結された第1セルトランジスタ部及び前記第1セルトランジスタ部に連結された第1選択トランジスタ部で構成される。ここで、前記第1選択トランジスタ部は一つの第1選択トランジスタ11で構成され、前記第1選択トランジスタ11のソース領域と前記第1Pウェル領域は第1ソースボディーラインSBL1を通して互いに連結される。かつ、前記第2選択トランジスタ部は一つの第2選択トランジスタ12で構成され、前記第1セルトランジスタ部は直列に連結された複数のセルトランジスタCn,……,C1で構成される。
【0037】
さらに、前記第2ストリング20は前記ビットラインB/Lに連結された第3選択トランジスタ部、前記第3選択トランジスタ部に連結された第2セルトランジスタ部及び前記第2セルトランジスタ部に連結された第4選択トランジスタ部で構成される。ここで、前記第3選択トランジスタ部は一つの第3選択トランジスタ21で構成され、前記第4選択トランジスタ部は一つの第4選択トランジスタ22で形成される。前記第4選択トランジスタ22のソース領域と前記第2Pウェル領域は第2ソースボディーラインSBL2を通して互いに連結される。ここで、前記第2セルトランジスタ部は直列に連結された複数のセルトランジスタC1′,……,Cn′で構成される。
【0038】
このように構成された第1ストリング10及び第2ストリング20は、第1ストリング10の第1選択トランジスタ11と第2ストリング20の第3選択トランジスタ21が互いに隣接し、第1ストリング10の第2選択トランジスタ12と第2ストリング20の第4選択トランジスタ22が互いに隣接するように配置される。前記第1選択トランジスタ11のゲート電極及び第3選択トランジスタ21のゲート電極は第1ストリング選択ラインSSL1により連結される。前記第2選択トランジスタ12のゲート電極及び第4選択トランジスタ22のゲート電極は第2ストリング選択ラインSSL2により連結される。前記第1ストリング10を構成するセルトランジスタC1,……,Cnのコントロールゲート電極及び前記第2ストリング20を構成するセルトランジスタC1′,……,Cn′のコントロールゲート電極は前記第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2に平行に配置された第1ワードライン乃至n番目のワードラインW/L1,……W/Lnを通して1:1に連結される。
【0039】
前記第1ストリン10及び第2ストリング20の各選択トランジスタ11,12,21,22はチャンネル増加型のNMOSトランジスタで構成される。前記第1及び第2ソースボディーラインSBL1,SBL2はビットラインB/Lとは相異なる配線層で形成される。
本発明において、前記選択トランジスタ及びセルトランジスタのソース/ドレイン領域はN型の不純物でドーピングされ、前記ボディーはP型領域、例えばPウェル領域である。かつ、前記ビットラインB/L及び前記ソースボディラインSBL1,SBL2はそれぞれポリサイドなどの耐熱性金属及びアルミニウムで形成することが望ましい。
【0040】
さらに、第1及び第2選択トランジスタ11,12は相異なるスレショルド電圧を有するように形成することが望ましい。同様に第3及び第4選択トランジスタ21,22も相異なるスレショルド電圧を有するように形成することが望ましい。より具体的に説明すると、第1及び第4選択トランジスタ11,22のスレショルド電圧は2〔V〕であり、第2及び第3選択トランジスタ12,21のスレショルド電圧は0.5〔V〕であることが望ましい。
【0041】
このような構成を有する本発明によるフラッシュメモリ素子の選択されたセルトランジスタ、例えばセルトランジスタC1にのみ選択的に情報を貯蔵させるプログラム動作について説明する。先ず、前記第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2にそれぞれ0〔V〕及び電源電圧Vccを印加して第1及び第2選択トランジスタ11,12をそれぞれ“オフ”及び“オン”させ、第3及び第4選択トランジスタ21,22をそれぞれ“オフ”及び“オン”させることにより、第1ストリング10を選択する。ここで、第2ストリング20を選択する場合には、第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2にそれぞれ電源電圧Vcc及び0〔V〕を印加する。引き続き、ビットラインB/L及び選択された第1ワードラインW/L1にそれぞれ0〔V〕及び15〔V〕〜20〔V〕程度のプログラム電圧Vpgmを印加し、選択されない第2ストリング20の第2ソースボディーラインSBL2には第2ストリング20のセルトランジスタC1′,……,Cn′がプログラムされる現象を防止するため、電源電圧Vcc〜7〔V〕のプログラム防止電圧Vpiを印加する。そして、選択されないワードラインW/L2,……,W/Lnには選択されないセルトランジスタをターンオンさせることのできる低い電圧、例えば1〔V〕〜電源電圧Vccのパス電圧Vpassを印加する。かつ、第1ソースボディーラインSBL1には0〔V〕を印加する。
【0042】
上述したように、各々の制御ラインに所定の電圧を加えると、選択されたセルトランジスタC1のチャンネル領域はターンオンされた第2選択トランジスタ12及びターンオンされた複数のセルトランジスタC2,……,Cnを通して0〔V〕が印加されたビットラインB/Lに電気的に連結された状態であるため、ビットラインB/Lと同一な0〔V〕の電圧を有する。前記選択されたセルトランジスタC1のコントロールゲートには第1ワードラインW/L1を通して15〔V〕〜20〔V〕の高いプログラム電圧Vpgmが印加されるため、前記選択されたセルトランジスタC1のチャンネル領域からフローティングゲートにトンネル酸化膜を通過するトンネル電子が注入される。これにより、選択されたセルトランジスタC1は少なくとも1〔V〕以上のスレショルド電圧を有する。この際、前記第1ワードラインW/L1に印加されるプログラム電圧Vpgmにより前記第2ストリング20のセルトランジスタC1′がプログラムされる現象を防止するため、上述したように第2ソースボディーラインSBL2には電源電圧Vcc〜7〔V〕のプログラム防止電圧Vpiを印加する。これにより、前記プログラム防止電圧Vpiはターンオンされた第4選択トランジスタ22及びこれに連結されてパス電圧Vpassによりターンオンされた複数のセルトランジスタC2′,……,Cn′を通して前記セルトランジスタC1′のチャンネル領域に印加される。その結果、前記セルトランジスタC1′のコントロールゲート電極とチャンネル領域との間にはプログラム電圧Vpgmとプログラム防止電圧Vpiとの差に該当する電界が形成される。この電界はセルトランジスタC1′のフローティングゲートの下方に形成されたトンネル酸化膜を通して電子のトンネル現象を発生させるには充分でない。かつ、前記選択されないワードラインW/L2,……,W/Lnに加えられたパス電圧Vpassが変化しても、セルトランジスタC1′のチャンネル領域に印加されたプログラム防止電圧Vpiは変化しない。したがって、パス電圧Vpassの変化は選択されないセルトランジスタC1′のスレショルド電圧の変化に影響を及ぼさない。これに対する結果が図8に示され、本発明の効果の説明時に詳しく説明する。
【0043】
上述したように前記選択されないワードラインW/L2,……,W/Lnには1〔V〕〜電源電圧Vccの低いパス電圧Vpassが加えられるため、前記パス電圧Vpassが電源電圧Vcc以下の範囲で変化しても、前記第1ストリング10内の選択されないセルトランジスタC2,C3,.,CnはF−Nトンネル現象を発生しない。
【0044】
さらに、第2ストリング20内の選択されないセルトランジスタC2′,……,Cn′はコントロールゲートに印加されたパス電圧Vpassとチャンネル領域に印加されたプログラム防止電圧Vpiとの差が少なくてフローティングゲートからチャンネル領域へのF−Nトンネル現象は発生しない。
一方、本発明の消去動作は、選択されたワードラインに0〔V〕を印加し、選択されたストリングのソースボディーラインには消去電圧を印加することにより行われる。
【0045】
前記消去動作時、選択されないワードラインにはフローティングゲートからチャンネル領域へのトンネル現象が発生しないようにする消去防止電圧Veiを印加するか、フローティングさせる。この際、前記消去防止電圧Veiとしては、Vcc乃至10〔V〕を用いる。
例えば、前記第1ストリング10のセルトランジスタC1に貯蔵された情報を消去させる場合、第1ワードラインW/L1に0〔V〕を印加すると共に、前記第1ソースボディーラインSBL1には前記セルトランジスタC1のフローティングゲートからチャンネル領域にF−Nトンネル現象を発生させるために15〔V〕〜20〔V〕程度の消去電圧を印加する。この際、前記第1ワードラインW/L1を除く選択されないワードラインW/L2,……,W/Lnには、選択されないセルトランジスタC2,……,Cnの情報が消去される現象を発生しないように5V〜10Vの消去防止電圧Veiを印加することが望ましくい。この際、その他の制御ライン、例えば第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2、第2ソースボディーラインSBL2及びビットラインB/Lはフローティングさせる。このように各々のストリングごとに独立的にソースボディーラインを備えて選択されないストリングのソースボディーラインをフローティングさせることにより、選択されたワードラインに連結され、選択されないストリングに含まれたセルトランジスタが消去される現象を防止することができる。上述したように消去動作を行うと、選択されたセルトランジスタのスレショルド電圧は−3〔V〕以下の値を有する。
【0046】
一方、本発明の読だし動作を説明すると、次のとおりである。例えば、第1ストリング10のセルトランジスタC1に貯蔵された情報を読出すためには、先ず、第1ストリング選択ラインSSL1には第1読出し電圧Vread1、例えば電源電圧Vccと等しいか、高い電圧を印加し、第2ストリング選択ラインSSL2には第2読出し電圧Vread2、例えば第2及び第3選択トランジスタ12,21のスレショルド電圧より大きく、第1及び第4選択トランジスタ11,22のスレショルド電圧よりは小さい電圧を印加する。その結果、前記第1、第2及び第3選択トランジスタ11,12,31はターンオンされ、前記第4選択トランジスタ22はターンオフされる。したがって、選択されたセルトランジスタC1を備える第1ストリング10の第1及び第2選択トランジスタ11,12はいずれもターンオンされるが、第2ストリング20の第4選択トランジスタ22はターンオフされて第1ストリング10が選択される。第2ストリング20を選択しようとする場合には第1ストリング選択ラインSSL1には第2読出し電圧Vread2を印加し、第2ストリング選択ラインSSL2には第1読出し電圧Vread1を印加する。
【0047】
引き続き、ビットラインB/Lには電源電圧Vccを印加し、選択された第1ワードラインW/L1には0〔V〕を印加し、選択されないワードラインW/L2,……,W/Lnには所定の電圧、例えば2〔V〕〜電源電圧Vccの読出し電圧Vreadを印加する。そして、第1及び第2ソースボディーラインSBL1,SBL2には0〔V〕を印加する。
【0048】
このように選択されたセルトランジスタC1に貯蔵された情報を読出すため、各々の制御ラインに所定の電圧を印加すると、前記選択されたセルトランジスタC1がプログラムされて1〔V〕より高いスレショルド電圧を有する場合、前記ビットラインB/Lと前記第1ソースボディーラインSBL1との間には電流が流れない。一方、前記選択されたセルトランジスタC1が消去されて−3〔V〕以下の低いスレショルド電圧を有する場合、前記ビットラインB/Lと前記第1ソースボディーラインSBL1との間には電流が流れる。したがって、ビットラインB/Lに流れる電流を感知することにより、選択されたセルトランジスタC1の情報を判断することができる。
【0049】
一方、本発明の第1実施例によるフラッシュメモリ素子のスタンバイ動作は、全てのソースボディーライン、すなわち第1及び第2ソースボディーラインSBL1,SBL2に0〔V〕を印加し、その他の制御ラインはフローティングさせることにより行われる。
上述した本発明の動作は下記の表1のように要約できる。
【0050】
【表1】
Figure 0003854348
【0051】
表1で選択されないビットラインは図6に示された一対のストリングの周辺に配置された他のビットライン(図示せず)を指す。
(第2実施例)
図7を参照すれば、本発明の第2実施例によるフラッシュメモリ素子の一対のストリングブロックは、一本のビットラインB/L、前記ビットラインB/Lを共有しつつ、相異なるボディー、例えば互いに隣接する第1Pウェル領域及び第2Pウェル領域にそれぞれ形成された第1ストリング10及び第2ストリング 20で構成される。前記第1ストリング10は前記ビットラインB/Lに連結された第2選択トランジスタ部、前記第2選択トランジスタ部に連結された第1セルトランジスタ部及び前記第1セルトランジスタ部に連結された第1選択トランジスタ部で構成される。ここで、前記第1選択トランジスタ部は一つの第1選択トランジスタ11で構成され、前記第2選択トランジスタ部は互いに直立に連結された第2及び第3選択トランジスタ12,13で構成される。前記第2選択トランジスタ12は前記第1セルトランジスタ部に連結され、前記第3選択トランジスタ13は前記ビットラインB/Lに連結される。かつ、前記第1セルトランジスタ部は複数のセルトランジスタCn,……,C1で構成され、前記第1選択トランジスタ11のソース領域と前記第1Pウェル領域は第1ソースボディーラインSBL1を通して互いに連結される。
【0052】
さらに、前記第2ストリング20は前記ビットラインB/Lに連結された第3選択トランジスタ部、前記第3選択トランジスタ部に連結された第2セルトランジスタ部及び前第2セルトランジスタ部に連結された第4選択トランジスタ部で構成される。ここで、前記第3選択トランジスタ部は一つの第4選択トランジスタ21で構成され、前記第4選択トランジスタ部は互いに直列に連結された第5及び第6選択トランジスタ22,23で構成される。前記第5選択トランジスタ22は前記第2セルトランジスタ部に連結され、前記第6選択トランジスタ23は前記ビットラインB/Lに連結される。かつ、前記第2セルトランジスタ部は複数のセルトランジスタC1′,……,Cn′で構成され、前記6選択トランジスタ23のソース領域と前記第2Pウェル領域は第2ソースボディーラインSBL2を通して互いに連結される。
【0053】
このように構成された第1ストリング10及び第2ストリング20は、第1ストリング10の第1選択トランジスタ11と第2ストリング20の第4選択トランジスタ21が互いに隣接し、第1ストリング10の第3選択トランジスタ13と第2ストリング20の第6選択トランジスタ23が互いに隣接するように配置される。前記第1選択トランジスタ11のゲート電極及び第4選択トランジスタ21のゲート電極は第1ストリング選択ラインSSL1により連結される。前記第2選択トランジスタ12のゲート電極及び第5選択トランジスタ22のゲート電極は第2ストリング選択ラインSSL2により連結される。前記第3選択トランジスタ13のゲート電極及び前記第6選択トランジスタ23のゲート電極は第3ストリング選択ラインSSL3により互いに連結される。ここで、前記第2及び第6選択トランジスタ12,23はチャンネル空乏型のNMOSトランジスタであり、前記第1及び第3選択トランジスタ11,13と前記第4及び第5選択トランジスタ21,22はチャンネル増加型のNMOSトランジスタであることが望ましい。一方、前記第3及び第5選択トランジスタ13,22はチャンネル空乏型のトランジスタであり、前記第1及び第2選択トランジスタと前記第4及び第6選択トランジスタ21,23はチャンネル増加型のNMOSトランジスタであってもよい。
【0054】
前記第1ストリング10を構成するセルトランジスタC1,……,Cnのコントロールゲート電極及び前記第2ストリング20を構成するセルトランジスタC1′,……,Cn′のコントロールゲート電極は前記第1、第2及び第3ストリング選択ラインSSL1,SSL2,SSL3に平行に配置された第1ワードライン乃至n番目のワードラインW/L1,……W/Lnを通して互いに1:1に連結される。
【0055】
前記第1及び第2ソースボディーラインSBL1,SBL2はビットラインB/Lと相異なる配線層で形成される。
本発明において、前記選択トランジスタ及びセルトランジスタのソース/ドレイン領域はN型の不純物でドーピングされ、前記ボディーはP型領域、例えばPウェル領域である。かつ、前記ビットラインB/L及び前記ソースボディーラインSBL1,SBL2はそれぞれポリサイドなどの耐熱性金属及びアルミニウムで形成することが望ましい。
【0056】
前記のような構成を有する本発明の第2実施例によるフラッシュメモリ素子の選択されたセルトランジスタ、例えばセルトランジスタC1にのみ選択的に情報を貯蔵させるプログラム動作においては、図6における第1実施例とは所望のストリングを選択するため、各々のストリング選択ラトンイSSL1,SSL2,SSL3に電圧を印加する方法のみが異なり、ほかの制御ラインに印加する電圧及びこれによる動作原理は同様である。したがって、ここでは所望のストリングを選択する方法のみを説明する。さらに、この説明は前記第2及び第6選択トランジスタ12,23がチャンネル空乏型のNMOSトランジスタの場合に限る。第3及び第5選択トランジスタ13,22がチャンネル空乏型のトランジスタの場合には、第2及び第3ストリング選択ラインSSL2,SSL3に印加する電圧を互いに取り替えればよい。
【0057】
前記選択されたセルトランジスタC1にのみ情報を貯蔵させるためには第1ストリング10を選択すべきである。このため、第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2には0〔V〕を印加し、第3ストリング選択ラインSSL3には電源電圧Vccを印加する。これにより、第1ソースボディーラインSBL1に連結された第1選択トランジスタ11はターンオフされるが、ビットラインB/Lに連結された第3選択トランジスタ13及び前記第3選択トランジスタ13に連結された第2選択トランジスタ12はいずれもターンオンされて第1ストリング10が選択される。この際、ビットラインB/Lに連結された第4選択トランジスタ21はターンオフされて第2ストリングは選択されない。第2ストリング20を選択しようとする場合には、第1ストリング選択ラトンシSSL1には電源電圧Vccを印加し、第2及び第3ストリング選択ラインSSL2,SSL3には0〔V〕を印加することにより、ビットラインB/Lに連結された第4選択トランジスタ21をターンオンさせ、第5選択トランジスタ22をターンオンさせて第2ストリング20を選択する。この際、ビットラインB/Lに連結された第3選択トランジスタ13はターンオフされて第1ストリング10は選択されない。
【0058】
一方、本発明の第2実施例によるフラッシュメモリ素子の選択されたセルトランジスタ、例えばセルトランジスタC1に貯蔵された情報のみを選択的に消去する消去動作は、図6における第1実施例と同様である。この際、第1実施例よりさらに配置された第3ストリング選択ラインSSL3は第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2と共にフローティングされる。
【0059】
さらに、本発明の第2実施例によるフラッシュメモリ素子の選択されたセルトランジスタ、例えばセルトランジスタC1に貯蔵された情報のみを選択的に読出すための動作においては、図6における第1実施例とは所望のストリングを選択するため、各々のストリング選択ラインSSL1,SSL2,SSL3に電圧を印加する方法のみが異なり、前記第1乃至第3ストリング選択ラインSSL1,SSL2,SSL3のほかの制御ラインに印加する電圧及びこれによる動作原理は同様である。したがって、ここでは所望のストリングを選択する方法のみを説明する。
【0060】
前記選択されたセルトランジスタC1に貯蔵された情報のみを選択的に読出すためには第ストリング10を選択すべきである。このため、第1及び第3ストリング選択ラインSSL1,SSL3には所定の電圧、例えば2〔V〕乃至電源電圧Vccの読出し電圧Vreadを印加し、第2ストリング選択ラインSSL2には0〔V〕を印加する。これにより、第1乃至第3選択トランジスタ11,12,13はいずれもターンオンされて第1ストリング10が選択される。この際、第5選択トランジスタ22はターンオフされて第2ストリング20は選択されない。
【0061】
第2ストリング20を選択しようとする場合には、第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2に前記読出し電圧Vreadを印加し、第3ストリング選択ラインSSL3には0〔V〕を印加する。これにより、第4乃至第6選択トランジスタ21,22,23はいずれもターンオンされて第2ストリング20が選択される。この際、第3選択トランジスタ13はターンオフされて第1ストリング10は選択されない。
【0062】
一方、本発明の第2実施例によるフラッシュメモリ素子のスタンバイ動作は、図6における第1実施例と同様である。この際、第1実施例よりさらに配置された第3ストリング選択ラインSSL3は第1及び第2ストリング選択ラインSSL1,SSL2と共にフローティングされる。
上述したように本発明の第2実施例によるフラッシュメモリ素子を駆動させるための条件は第1実施例に類似しており、下記の表2のように要約できる。
【0063】
L1,SBL2に0〔V〕を印加し、その他の制御ラインはフローティングさせることにより行われる。
【0064】
【表2】
Figure 0003854348
【0065】
上述したように、本発明によるフラッシュメモリ素子は、各々のストリングが互いに独立した各々のボディー内に形成され、一つのストリングの共通ソース領域はそのストリングが形成された独立したボディーに互いに連結される。したがって、所望のストリングが選択されたセルトランジスタに貯蔵された情報のみを選択的に消去させることができる。さらに、選択されたセルトランジスタに情報を貯蔵させるプログラムの動作時、選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧が変化する現象を大幅に低減させ得る。これに対する測定結果が図8に示された。
【0066】
図8を参照すれば、横軸はプログラム防止電圧Vpiを、縦軸は選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧Vthを示す。参照符号a,bで示された曲線は、それぞれ選択されたセルトランジスタに情報を貯蔵させた後、選択されないセルトランジスタのうち、既にプログラムされたセルトランジスタのスレショルド電圧及び既に情報が消去されたセルトランジスタのスレショルド電圧を測定した結果を示す。さらに、選択されないワードラインに印加するパス電圧Vpassを1〔V〕から5〔V〕まで変化させつつ、選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧の変化を測定して示した。図8から、1〔V〕から5〔V〕範囲のパス電圧Vpassを選択されないワードラインに印加する場合、プログラム防止電圧Vpiを4〔V〕から17〔V〕まで変化させても、選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧はほぼ変わらないことがわかる。したがって、プログラム動作時に優れる信頼性を有するフラッシュメモリ素子を具現することができる。
【0067】
【発明の効果】
上述したように、プログラム防止電圧Vpi及びパス電圧Vpassによるストレスを最小とするため、NAND型のフラッシュメモリ素子の場合、一つのストリング内に直列に連結されるセルトランジスタの数を増やせることができる。これにより、高集積のフラッシュメモリ素子の容易な具現が可能になる。
【0068】
かつ、互いに隣接する一対のストリングごとに一本のビットラインが配置されるため、ビットラインの幅をより広く形成することができる。これにより、ビットラインによるRC遅延時間を減少させ得るため、素子の動作速度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のNAND型のフラッシュメモリ素子を構成する一つのストリングを示すレイアウトの平面図である。
【図2】図1の等価回路図である。
【図3】図1の一つのセルトランジスタを示す図面であり、(A)は平面図、(B)は(A)のX−X線による断面図である。
【図4】従来の技術によるNAND型のフラッシュメモリ素子の一部を示す等価回路図である。
【図5】従来の技術による選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧Vthの変化をパス電圧Vpassに応じて示すグラフである。
【図6】本発明の第1実施例によるNAND型のフラッシュメモリ素子の一部を示す等価回路図である。
【図7】本発明の第2実施例によるNAND型のフラッシュメモリ素子の一部を示す等価回路図である。
【図8】本発明による選択されないセルトランジスタのスレショルド電圧Vthの変化をプログラム防止電圧Vpi及びパス電圧Vpassに応じて示すグラフである。
【符号の説明】
10,20 ストリング
11,12,13 選択トランジスタ
21,22,23 選択トランジスタ
B/L ビットライン
C1 ,……,Cn セルトランジスタ
C1′,……,Cn′ セルトランジスタ
SBL1,SBL2 ソースボディーライン
SSL1,SSL2,SSL3 ストリング選択ライン
W/L1,……,W/Ln ワードライン

Claims (36)

  1. 順次に直列に連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ及び第2選択トランジスタで構成されて第1ボディーに形成された第1ストリングと、順次に直列に連結された第3選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ及び第4選択トランジスタで構成されて前記第1ボディーから電気的に隔離された第2ボディーに形成された第2ストリングとよりなる一対のストリングがマトリックス状に配列されたセルアレイ領域を備えるフラッシュメモリ素子において、
    前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結し、可変電圧が印加される第1ソースボディーラインと、
    前記第2選択トランジスタのドレイン領域と前記第3選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、
    前記第4選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結し、可変電圧が印加される第2ソースボディーラインと、
    前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第3選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、
    前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、
    前記第1ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結させる複数本のワードラインとを含むことを特徴とするフラッシュメモリ素子。
  2. 前記第1乃至第4選択トランジスタはいずれもチャンネル増加型のNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ素子。
  3. 前記第1ボディー及び第2ボディーはPウェル領域であることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ素子。
  4. 前記ビットラインは耐熱性金属シリサイド膜を含むポリサイド膜で形成されることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ素子。
  5. 前記耐熱性金属シリサイド膜はタングステンシリサイド膜であることを特徴とする請求項4に記載のフラッシュメモリ素子。
  6. 前記第1及び第2ソースボディーラインはアルミニウム膜で形成されることを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ素子。
  7. 前記第1及び第4選択トランジスタのスレショルド電圧は、前記第2及び第3選択トランジスタのスレショルド電圧よりも高いことを特徴とする請求項1に記載のフラッシュメモリ素子。
  8. 前記第1及び第4選択トランジスタのスレショルド電圧は2〔V〕であり、前記第2及び第3選択トランジスタのスレショルド電圧は0.5〔V〕であることを特徴とする請求項7に記載のフラッシュメモリ素子。
  9. 順次に直列に連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第2選択トランジスタ及び第3選択トランジスタで構成されて第1ボディーに形成された第1ストリングと、順次に直列に連結された第4選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第5選択トランジスタ及び第6選択トランジスタで構成されて前記第1ボディーから電気的に隔離された第2ボディーに形成された第2ストリングとよりなる一対のストリングがマトリックス状に配列されたセルアレイ領域を備えるフラッシュメモリ素子において、
    前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結し、可変電圧が印加される第1ソースボディーラインと、
    前記第3選択トランジスタのドレイン領域と前記第4選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、
    前記第6選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結し、可変電圧が印加される第2ソースボディーラインと、
    前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、
    前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第5選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、
    前記第3選択トランジスタのゲート電極と前記第6選択トランジスタのゲート電極を連結する第3ストリング選択ラインと、
    前記第1ストリングを備える各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結させる複数本のワードラインとを含むことを特徴とするフラッシュメモリ素子。
  10. 前記第1及び第4選択トランジスタはチャンネル増加型のNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項9に記載のフラッシュメモリ素子。
  11. 前記第2選択トランジスタ及び前記第6選択トランジスタはチャンネル空乏型のNMOSトランジスタであり、前記第3選択トランジスタ及び前記第5選択トランジスタはチャンネル増加型のNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項10に記載のフラッシュメモリ素子。
  12. 前記第3選択トランジスタ及び前記第5選択トランジスタはチャンネル空乏型のNMOSトランジスタであり、前記第2選択トランジスタ及び前記第6選択トランジスタはチャンネル増加型のNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項10に記載のフラッシュメモリ素子。
  13. 前記第1ボディー及び第2ボディーはPウェル領域であることを特徴とする請求項9に記載のフラッシュメモリ素子。
  14. 前記ビットラインは耐熱性金属シリサイド膜を含むポリサイド膜で形成されることを特徴とする請求項9に記載のフラッシュメモリ素子。
  15. 前記耐熱性金属シリサイド膜はタングステンシリサイド膜であることを特徴とする請求項14に記載のフラッシュメモリ素子。
  16. 前記第1及び第2ソースボディーラインはアルミニウム膜で形成されることを特徴とする請求項9に記載のフラッシュメモリ素子。
  17. 第1ボディーに形成され順次に直列連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲートとコントロールゲート電極とを有する複数のセルトランジスタ及び前記第1選択トランジスタより低いスレショルド電圧を有する第2選択トランジスタで構成された第1ストリングと、前記第1ボディーから電気的に隔離された第2ボディーに形成され順次に直列連結された第3選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ及び前記第3選択トランジスタより高いスレショルド電圧を有する第4選択トランジスタで構成された第2ストリングと、前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結する第1ソースボディーラインと、前第2選択トランジスタのドレイン領域と前記第3選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、前記第4選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結する第2ソースボディーラインと、前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第3選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、前記第1ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結する複数本のワードラインとを備えるフラッシュメモリ素子の駆動方法において、
    前記ビットラインに0Vを印加し、前記第1及び第2ストリング選択ラインに相異なる第1及び第2電圧を印加して一つのストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択されないワードラインにそれぞれプログラム電圧及びパス電圧を印加し、前記選択されたストリングに連結されるソースボディーライン及び前記選択されないストリングに連結されるソースボディーラインにそれぞれ0V及びプログラム防止電圧を印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的にプログラムさせる動作と、
    前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードラインに0Vを印加し、前記一対のストリングのうち、選択されたストリングに連結されたソースボディーラインに消去電圧を印加し、前記複数本のワードラインのうち、前記選択されたワードラインを除いた選択されないワードラインはフローティングさせるか、消去防止電圧を印加し、前記ビットライン、前記第1及び第2ストリング選択ライン及び前記選択されないストリングに連結されたソースボディーラインはフローティングさせることにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的に消去させる動作と、
    前記ビットラインに電源電圧Vccを印加し、前記第1及び第2ストリング選択ラインに相異なる第3及び第4電圧を印加して一つのストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択されないワードラインにそれぞれ0V及び読出し電圧を印加し、前記第1及び第2ソースボディーラインに0Vを印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタの情報を選択的に読出す動作のうち、少なくともいずれか一つの動作を行うことを特徴とするフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  18. 前記第1及び第4選択トランジスタのスレショルド電圧は2Vであり、前記第2及び第3選択トランジスタのスレショルド電圧は0.5Vであることを特徴とする請求項17に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  19. 前記第1電圧及び第2電圧がそれぞれ0V及びVccの場合は、前記第1ストリングが選択されることを特徴とする請求項17に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  20. 前記第1電圧及び第2電圧がそれぞれVcc及び0Vの場合は、前記第2ストリングが選択されることを特徴とする請求項17に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  21. 前記プログラム電圧は15V〜20Vであることを特徴とする請求項17に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  22. 前記パス電圧は1V〜Vccであることを特徴とする請求項17に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  23. 前記プログラム防止電圧はVcc〜7Vであることを特徴とする請求項17に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  24. 前記消去電圧及び前記消去防止電圧はそれぞれ15V〜20V及びVcc〜10Vであることを特徴とする請求項17に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  25. 前記第3及び第4電圧は第1及び第2読出し電圧であることを特徴とする請求項18に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  26. 前記第1及び第2読出し電圧はそれぞれVcc以上及び0.5V〜2Vであることを特徴とする請求項25に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  27. 前記読出し電圧は2V〜Vccであることを特徴とする請求項18に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  28. 第1ボディーに形成され順次に直列連結された第1選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第2選択トランジスタ及び第3選択トランジスタで構成された第1ストリングと、前記第1ボディーから電気的に隔離された第2ボディーに形成され順次に直列連結された第4選択トランジスタ、各々がフローティングゲート及びコントロールゲート電極を有する複数のセルトランジスタ、第5選択トランジスタ及び第6選択トランジスタで構成された第2ストリングと、前記第1選択トランジスタのソース領域と前記第1ボディーを連結する第1ソースボディーラインと、前記第3選択トランジスタのドレイン領域と前記第4選択トランジスタのドレイン領域を連結する一本のビットラインと、前記第6選択トランジスタのソース領域と前記第2ボディーを連結する第2ソースボディーラインと、前記第1選択トランジスタのゲート電極と前記第4選択トランジスタのゲート電極を連結する第1ストリング選択ラインと、前記第2選択トランジスタのゲート電極と前記第5選択トランジスタのゲート電極を連結する第2ストリング選択ラインと、前記第3選択トランジスタのゲート電極と前記第6選択トランジスタのゲート電極を連結する第3ストリング選択ラインと、前記第1ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極と前記第2ストリングを構成する各々のセルトランジスタのコントロールゲート電極を1:1に連結させる複数本のワードラインを備えるフラッシュメモリ素子の駆動方法において、
    前記ビットラインに0Vを印加し、前記各々のストリング選択ラインに0V及び電源電圧Vccのうち、いずれか一つの電圧を印加して一つのストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択されないワードラインにそれぞれプログラム電圧及びパス電圧を印加し、前記選択されたストリングに連結されるソースボディーライン及び前記選択されないストリングに連結されるソースボディーラインにそれぞれ0V及びプログラム防止電圧を印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的にプログラムさせる動作と、
    前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードラインに0Vを印加し、前記一対のストリングのうち、選択されたストリングに連結されたソースボディーラインに消去電圧を印加し、前記複数本のワードラインのうち、前記選択されたワードラインを除いた選択されないワードラインはフローティングさせるか、消去防止電圧を印加し、前記ビットライン、前記第1乃至第3ストリング選択ライン及び前記選択されないストリングに連結されたソースボディーラインはフローティングさせることにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタを選択的に消去させる動作と、
    前記ビットラインにVccを印加し、前記各々のストリング選択ラインに読出し電圧及び0Vのうち、いずれか一つの電圧を印加して一つのストリングを選択し、前記複数本のワードラインのうち、選択されたワードライン及び選択されないワードラインにそれぞれ0V及び読出し電圧を印加し、前記第1及び第2ソースボディーラインに0Vを印加することにより、前記選択されたストリングのセルトランジスタのうち、前記選択されたワードラインと交叉するセルトランジスタの情報を選択的に読出す動作のうち、いずれか一つの動作を行うことを特徴とするフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  29. 前記第1選択トランジスタ、前記第3選択トランジスタ乃至前記第5選択トランジスタはチャンネル増加型のNMOSトランジスタであり、前記第2選択トランジスタ及び前記第6選択トランジスタはチャンネル空乏型のNMOSトランジスタであることを特徴とする請求項28に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  30. 前記プログラムさせる動作において、前記第1及び第2ストリング選択ラインに0Vを印加し、前記第3ストリング選択ラインにVccを印加する場合には前記第1ストリングが選択され、前記第1ストリング選択ラインにVccを印加し、前記第2及び第3ストリング選択ラインに0Vを印加する場合には前記第2ストリングが選択されることを特徴とする請求項29に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  31. 前記プログラム電圧は15V〜20Vであることを特徴とする請求項29に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  32. 前記パス電圧は1V〜Vccであることを特徴とする請求項29に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  33. 前記プログラム防止電圧はVcc〜7Vであることを特徴とする請求項29に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  34. 前記消去電圧及び前記消去防止電圧はそれぞれ15V〜20V及びVcc〜10Vであることを特徴とする請求項28に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  35. 前記読出す動作において、前記第1及び第3ストリング選択ラインに読出し電圧を印加し、前記第2ストリング選択ラインに0Vを印加する場合には第1ストリングが選択され、前記第1及び第2ストリング選択ラインに読出し電圧を印加し、前記第3ストリング選択ラインに0Vを印加する場合には第2ストリングが選択されることを特徴とする請求項28に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
  36. 前記読出し電圧は2V〜Vccであることを特徴とする請求項28に記載のフラッシュメモリ素子の駆動方法。
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