JP3849375B2 - 熱電併給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高分子電解質型の燃料電池を用いて発電と熱の供給を行う熱電併給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、図5の構成図を用いて従来の高分子電解質型燃料電池を用いた発電装置について説明する。図5において、1は燃料電池部であり、燃料処理装置2は天然ガスなどの原料を水蒸気改質し、水素を主成分とするガスを生成して燃料電池1に供給する。燃料処理装置2は、改質ガスを生成する改質器3と、改質ガスに含まれる一酸化炭素を水と反応させ二酸化炭素と水素にするための一酸化炭素変成器4とを具備している。燃料側加湿器5では、燃料電池1に供給する燃料ガスを加湿する。6は空気供給装置であり、酸化剤の空気を燃料電池1に供給する。このとき、酸化側加湿器7で供給空気を加湿する。さらに、燃料電池1に水を送って冷却する冷却配管8と、冷却配管内の水を循環させるポンプ9と、燃料電池1で発生した熱を外部へ放出する冷却用の放熱器10を備えている。
【0003】
このような装置を用いて発電を行う時は、燃料電池1の温度を一定に保つため、冷却配管8を通して、ポンプ9で水を循環させ、冷却用の放熱器10で燃料電池1で発生した熱を外部へ放出する。
【0004】
しかしながら、上記従来の構成では、燃料電池1で発生した熱を冷却用放熱ファン10で外部に放出するため、発電時に発生する熱を利用することができないので、熱電併給装置を構成しないという問題点があった。
【0005】
また、燃料電池1で反応させた後の廃棄空気や廃棄燃料ガスの廃熱も利用することができないという問題点があった。
【0006】
また、天然ガスなどの原料から燃料ガスを生成する熱電併給装置を用いて発電を行う際、一酸化炭素変成器4で変成された後の改質ガスには少量の一酸化炭素が残留する。このような状況で、高分子電解質型の燃料電池1の一酸化炭素被毒を防止するためには、運転を所定温度の範囲で行う必要がある。しかし、上記発電装置では、冷却回路の水温を調節する手段を持たず、低負荷運転時の燃料電池1の温度維持等、燃料電池1の温度調整が困難であり、燃料電池の性能維持が難しいという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の有する問題点を解決することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明の熱電併給装置は、燃料ガスと酸化剤ガスとを用いて発電を行う高分子電解質型燃料電池と、前記燃料電池へ内部熱輸送媒体を循環させる内部循環回路と、前記内部熱輸送媒体を循環させる内部循環手段と、前記内部熱輸送媒体と熱交換された外部熱輸送媒体を熱利用する熱利用手段と、前記熱利用手段から前記外部熱輸送媒体を取り出し、熱交換された前記外部熱輸送媒体を前記熱利用手段に戻すための廃熱回収配管と、前記廃熱回収配管内の前記外部熱輸送媒体を循環させる外部熱輸送媒体循環手段と、前記内部循環手段により前記内部循環回路内を流れる内部熱輸送媒体と前記外部熱輸送媒体循環手段により前記廃熱回収配管内を流れる前記外部熱輸送媒体との間で熱交換する第1の熱交換手段と、前記内部熱輸送媒体の温度を検出する内部熱輸送媒体温度検出手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記内部熱輸送媒体温度検出手段による検出温度に基づき、前記外部熱輸送媒体循環手段により前記外部熱輸送媒体の流量を制御することで前記内部熱輸送媒体の温度を所定温度に維持することを特徴とする。
【0009】
また、本発明の熱電併給装置は、前記外部熱輸送媒体の温度を検出する外部熱輸送媒体温度検出手段を備え、前記制御手段は、前記外部熱輸送媒体温度検出手段で検出される温度も考慮して、前記外部熱輸送媒体循環手段により前記外部熱輸送媒体循環手段の流量を制御することを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的実施の形態を図面を参照して説明する。
【0017】
(実施の形態1)
図1は、本発明の一実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図である。熱電併給装置は、燃料ガスと酸化剤ガスを用いて発電を行う高分子電解質型の燃料電池1と、原料燃料を水蒸気改質および一酸化炭素変成して燃料ガスを発生させる燃料処理装置2と、燃料電池1に供給する燃料ガスを加湿する燃料側加湿器5と、酸化剤の空気を燃料電池1に供給する空気供給装置6と、供給空気を加湿する酸化側加湿器7と、が燃料電池1の発電に必要なガス系統として構成されている。燃料処理装置2は、原料燃料を水蒸気改質して水素を主体とする改質ガスを生成する改質器3と、改質ガスに含まれる一酸化炭素を変成し、燃料ガスとして燃料電池1へ供給する一酸化炭素変成器4とから構成されている。
【0018】
また、燃料電池1に内部熱輸送媒体を送って燃料電池1の温度調整をする内部熱輸送系統としては、冷却配管8と、冷却配管8内の内部熱輸送媒体を循環させるポンプ9と、燃料電池1で発生した熱を外部へ放出する放熱器10と、冷却配管8を流れる内部熱輸送媒体の熱を外部熱輸送媒体と熱交換する第1の熱交換手段14と、放熱器10と第1の熱交換手段14とに流れる内部熱輸送媒体の流量を調整する流量調整手段としての流量調整弁15,16と、第1の熱交換手段14によって熱交換された外部熱輸送媒体を廃熱回収配管17a,17bを介して熱利用する熱利用手段18とで構成されている。そして、燃料電池1と内部循環回路8と内部循環手段であるポンプ9と第1の熱交換手段14とを燃料電池本体ユニット19内に内蔵している。
【0019】
上記の各構成要素は、図5で示した従来の発電装置のものと同じ機能のものには同一符号を付与しており、それらの機能の詳細は、図5で示した従来の発電装置のものに準ずるものとする。また、冷却配管8、ポンプ9、放熱器10、第1の熱交換手段14、流量調整弁15,16は、本実施の形態の内部循環回路を構成している。
【0020】
熱電併給装置の運転時に、流量調整弁15を閉、16を開にして燃料電池の発電による熱を内部熱輸送媒体によりポンプ9を介して循環させ、第1の熱交換手段14により外部熱輸送媒体に熱搬送させた。熱利用手段18は、内部のポンプ手段(図示せず)により外部熱輸送媒体に熱交換された熱を廃熱回収配管17a,17bを介して利用した。熱利用手段としては、暖房機器としての温水パネルや給湯機器としての貯湯タンクなどが用いられた。このとき、第1の熱交換手段14を燃料電池本体ユニット19の中に内蔵しているため、内部循環回路内を流れる内部熱輸送媒体の量を、外部熱輸送媒体の量に比較して少なく構成できた。熱利用手段18として貯湯タンクを、内部熱輸送媒体として不凍液を、外部熱輸送媒体として水を用いた場合、不凍液の総量を少なくでき、経済的に構成できた。さらに、廃熱回収配管17a,17bのうち、熱利用手段(貯湯タンク)18から第1の熱交換手段14へ送られる廃熱回収配管17bが通常低温側(水)配管であり、燃料電池1の内部循環回路を流れる内部熱輸送媒体が、高分子電解質型燃料電池の場合、70〜80℃であるため、内部熱輸送媒体の冷却配管8を延長する場合より熱損失も少なくでき、燃料電池としての廃熱回収効率が向上した。
【0021】
また、熱電併給装置の廃熱を熱利用手段18を介して熱回収する必要がなくなった場合には、燃料電池1において発生した熱を放熱させるため、流量調整弁15を開、16を閉とし、放熱器10を作動させることにより、内部熱輸送媒体は外気と熱交換し、熱を外部へ放出することができた。このとき、放熱器10の能力を制御することにより、内部熱輸送媒体の温度を所定温度の範囲内に制御した。
【0022】
(実施の形態2)
図2は、本発明の異なる実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図である。熱電併給装置は、燃料ガスと酸化剤ガスを用いて発電を行う高分子電解質型の燃料電池1と、原料燃料を水蒸気改質および一酸化炭素変成して燃料ガスを発生させる燃料処理装置2と、燃料電池1に供給する燃料ガスを加湿する燃料側加湿器5と、酸化剤の空気を燃料電池1に供給する空気供給装置6と、供給空気を加湿する酸化側加湿器7と、燃料電池1に供給される酸化剤ガスとしての加湿空気が燃料電池1で化学反応した後の酸化剤廃ガスの熱を熱交換する第2の熱交換手段21と、が燃料電池1の発電に必要なガス系統として構成されている。燃料処理装置2は、原料燃料を水蒸気改質して水素を主体とする改質ガスを生成する改質器3と、改質ガスに含まれる一酸化炭素を変成し、燃料ガスとして燃料電池1へ供給する一酸化炭素変成器4とから構成されている。
【0023】
また、燃料電池1に内部熱輸送媒体を送って燃料電池1の温度調整をする内部熱輸送系統としては、冷却配管8と、冷却配管8内の内部熱輸送媒体を循環させるポンプ9と、燃料電池1で発生した熱を外部へ放出する放熱器10と、冷却配管8を流れる内部熱輸送媒体の熱を外部熱輸送媒体と熱交換する第1の熱交換手段14と、放熱器10と第1の熱交換手段14とに流れる内部熱輸送媒体の流量を調整する流量調整手段としての流量調整弁15,16と、第1の熱交換手段14によって熱交換された外部熱輸送媒体を廃熱回収配管17a,17bを介して熱利用する熱利用手段18とで構成されている。そして、高分子電解質型燃料電池1と内部循環回路と内部循環手段であるポンプ9と第1の熱交換手段14および第2の熱交換手段21とを燃料電池本体ユニット19内に内蔵している。第1の熱交換手段14は、第2の熱交換手段21の外部熱輸送媒体の回路の下流側に置かれ、熱利用の効率化を図る構成となっている。
【0024】
上記の各構成要素は、図5で示した従来の発電装置と同じ機能のものは、同一符号を付与しており、それらの機能の詳細は、図5で示した従来の発電装置のものに準ずるものとする。また、冷却配管8、ポンプ9、放熱器10、第1の熱交換手段14、流量調整弁15,16は、本実施の形態の内部循環回路を構成している。
【0025】
熱電併給装置の運転時に、まず、流量調整弁15を閉、16を開にして燃料電池1の発電による熱を内部熱輸送媒体によりポンプ9を介して循環させた。また、空気供給装置6により、供給空気を加湿する酸化側加湿器7を介して、燃料電池1に酸化剤ガスとしての加湿空気を供給するとともに、燃料電池1と化学反応した後の酸化剤側廃ガスを第2の熱交換手段21へ送り熱交換した。熱利用手段18内部のポンプ手段(図示せず)によって廃熱回収配管17bより送られてきた外部熱輸送媒体は、まず第2の熱交換手段21で熱交換され、さらに内部循環回路のポンプ9により、熱搬送されてきた内部熱輸送媒体と第1の熱交換手段14で熱交換され、熱利用手段18へ廃熱回収配管17aを介して送られた。熱利用手段18としては、暖房機器としての温水パネルや給湯機器としての貯湯タンクなどが用いられた。このとき、第2の熱交換手段21、第1の熱交換手段14を燃料電池本体ユニット19の中に内蔵しているため、内部循環回路内を流れる内部熱輸送媒体の量を、外部熱輸送媒体の量に比較して少なく構成できた。熱利用手段18として貯湯タンクを、内部熱輸送媒体として不凍液を、外部熱輸送媒体として水を用いた場合、不凍液の総量を少なくでき、経済的に構成できた。さらに、廃熱回収配管17a,17bのうち、熱利用手段(貯湯タンク)18から第2の熱交換手段21へ送られる廃熱回収配管17bが通常低温側(水)配管であり、燃料電池1の内部循環回路を流れる内部熱輸送媒体の温度が、高分子電解質型燃料電池の場合、70〜80℃であるため、内部熱輸送媒体の冷却配管8を延長する場合より熱損失も少なくでき燃料電池としての廃熱効率が向上した。
【0026】
また、燃料電池1の廃熱を熱利用手段18を介して熱回収する必要がなくなった場合には、燃料電池1において発生した熱を放熱させるため、流量調整弁15を開、16を閉とし、放熱器10を作動させることにより、内部熱輸送媒体は外気と熱交換し、熱を外部へ放出することができた。
【0027】
さらに、燃料電池1に酸化剤ガスとしての加湿空気を供給するとともに、燃料電池1と化学反応した後の廃ガスを第2の熱交換手段21へ送る酸化側加湿器7を具備する本実施の形態の熱電併給装置において、熱電併給装置の運転時、燃料電池1と化学反応後の廃ガス温度として60〜65℃の加湿廃ガス空気が得られ、第2の熱交換手段21で外部熱輸送媒体として水と熱交換した場合、外部熱輸送媒体の流量を約0.048〜0.060m3/h(約0.8〜1.0L/min)とした時に約15〜20℃の温度上昇が得られた。この第2の熱交換手段21で熱交換後、さらに第1の熱交換手段14で熱交換することにより、外部熱輸送媒体の温度を、内部熱輸送媒体の循環温度(約70〜80℃)付近まで昇温することができた。従って、熱電併給装置の廃熱の利用効率が一段と向上した。
【0028】
なお、本実施の形態において、第1の熱交換手段の熱源として、燃料電池の酸化剤側廃ガスを用いたが、燃料電池の燃料側廃ガスを用いる構成を設けても同様の効果があった。
【0029】
(実施の形態3)
図3は、本発明の異なる実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図である。熱電併給装置は、燃料ガスと酸化剤ガスを用いて発電を行う高分子電解質型の燃料電池1と、原料燃料を水蒸気改質および一酸化炭素変成して燃料ガスを発生させる燃料処理装置2と、燃料電池1に供給する燃料ガスを加湿する燃料側加湿器5と、酸化剤の空気を燃料電池1に供給する空気供給装置6と、供給空気を加湿する酸化側加湿器7と、燃料電池1に供給される酸化剤ガスとしての加湿空気が燃料電池1で化学反応した後の酸化剤側廃ガスの熱を熱交換する第2の熱交換手段21と、が燃料電池1の発電に必要なガス系統として構成されている。燃料処理装置2は、原料燃料を水蒸気改質して水素を主体とする改質ガスを生成する改質器3と、改質ガスに含まれる一酸化炭素を変成し、燃料ガスとして燃料電池1へ供給する一酸化炭素変成器4とから構成されている。
【0030】
また、燃料電池1に内部熱輸送媒体を送って燃料電池1の温度調整をする内部熱輸送系統としては、冷却配管8と、冷却配管8内の内部熱輸送媒体を循環させるポンプ9と、燃料電池1で発生した熱を外部へ放出する放熱器10と、冷却配管8を流れる内部熱輸送媒体の熱を外部熱輸送媒体と熱交換する第1の熱交換手段14と、放熱器10と第1の熱交換手段14とに流れる内部熱輸送媒体の流量を調整する流量調整手段としての流量調整弁15,16と、第1の熱交換手段14によって熱交換された外部熱輸送媒体を廃熱回収配管17a,17bを介して熱利用する熱利用手段としての貯湯タンク39とで構成されている。
【0031】
また、廃熱回収配管17bに取り付けられた外部熱輸送媒体としての水を第2の熱交換手段21に送る外部循環ポンプ31と、第1の熱交換手段14によって熱交換された湯の温度を検出する廃熱回収配管17aに取り付けられた温度検出手段としての湯温サーミスタ32と、湯温サーミスタ32で検出された湯温をもとに外部循環ポンプ31の流量を制御する貯湯制御手段33とで構成されている。
【0032】
そして、高分子電解質型燃料電池1と内部循環回路とポンプ9と第1の熱交換手段14および第2の熱交換手段21とを燃料電池本体ユニット19内に内蔵している。第1の熱交換手段14は、第2の熱交換手段21の外部熱輸送媒体の回路の下流側に置かれ、熱利用の効率化を図る構成となっている。
【0033】
上記の各構成要素は、図5で示した従来の発電装置のものと同じ機能を有するものについては、同一符号を付与しており、それらの機能の詳細は、図5で示した従来の発電装置のものに準ずるものとする。また、冷却配管8、ポンプ9、放熱器10、第1の熱交換手段14、流量調整弁15,16は、本実施の形態の内部循環回路を構成している。
【0034】
熱電併給装置の運転時に、まず、流量調整弁15を閉、16を開にして燃料電池の発電による熱を内部熱輸送媒体によりポンプ9を介して循環させた。また、空気供給装置6により、供給空気を加湿する酸化側加湿器7を介して、燃料電池1に酸化剤ガスとしての加湿空気を供給するとともに、燃料電池1と化学反応した後の酸化剤側廃ガスを第2の熱交換手段21へ送り熱交換した。熱利用手段39から廃熱回収配管17bの外部循環ポンプ31を介して送られてきた外部熱輸送媒体としての水は、まず第2の熱交換手段21で熱交換され、さらに内部循環回路のポンプ9により、熱搬送されてきた内部熱輸送媒体と第1の熱交換手段14で熱交換され、熱利用手段39へ廃熱回収配管17aを介して送られた。このとき、第2の熱交換手段21、第1の熱交換手段14を燃料電池本体ユニット19の中に内蔵しているため、内部循環回路内を流れる内部熱輸送媒体の量を、外部熱輸送媒体の量に比較して少なく構成できた。内部熱輸送媒体として不凍液を、外部熱輸送媒体として水を用いた場合、不凍液の総量を少なくでき、経済的に構成できた。さらに、廃熱回収配管17a,17bのうち、貯湯タンク39から第2の熱交換手段21へ送られる廃熱回収配管17bが通常低温側(水)配管であり、燃料電池1の内部循環回路を流れる内部熱輸送媒体の温度が、高分子電解質型燃料電池の場合、70〜80℃であるため、内部熱輸送媒体の冷却配管8を延長する場合より熱損失も少なくでき燃料電池としての廃熱回収効率が向上した。
【0035】
また、貯湯タンク39の水を廃熱回収配管17a,17bを介して熱交換する外部循環ポンプ31の流量を、湯温サーミスタ32の検出値をもとに制御し、貯湯タンク上部より積層状に湯を貯湯させる貯湯制御手段33によって、貯湯タンク39上部より常に積層状に湯を貯湯できた。給湯配管口を貯湯タンクの上部から取り出す通常の配管構成において、貯湯湯温が高温(60〜80℃)で確保でき、かつ貯湯タンク全量を使用し湯切れした場合においても短時間で必要最小限の貯湯量の確保できた。
【0036】
また、熱電併給装置の廃熱を貯湯タンク39を介して熱回収する必要がなくなった場合には、燃料電池1において発生した熱を放熱させるため、流量調整弁15を開、16を閉とし、放熱器10を作動させることにより、内部熱輸送媒体は外気と熱交換し、熱を外部へ放出することができた。
【0037】
なお、本実施の形態において、第1の熱交換手段の熱源として、燃料電池の酸化剤側廃ガスを用いたが、燃料電池の燃料側廃ガスを用いる構成を設けても同様の効果があった。
【0038】
さらに、熱交換手段を燃料電池1に供給される酸化剤ガスとしての加湿空気が燃料電池で化学反応した後の酸化剤側廃ガスの熱をまず第2の熱交換手段21によって熱交換し、第2の熱交換手段21での熱交換後、燃料電池1の冷却水系の内部循環回路からの熱を第1の熱交換手段14によって熱交換するように接続したので、低温側の熱交換手段による熱交換の後でより高温側の熱交換を行うため、熱交換効率が向上し、熱利用手段へ搬送される廃熱の利用効率が極めて高効率になった。
【0039】
(実施の形態4)
図4は、本発明の異なる実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図である。熱電併給装置は、燃料ガスと酸化剤ガスを用いて発電を行う高分子電解質型の燃料電池1と、原料燃料を水蒸気改質および一酸化炭素変成して燃料ガスを発生させる燃料処理装置2と、燃料電池1に供給する燃料ガスを加湿する燃料側加湿器5と、酸化剤の空気を燃料電池1に供給する空気供給装置6と、供給空気を加湿する酸化側加湿器7と、燃料電池1に供給される酸化剤ガスとしての加湿空気が燃料電池1で化学反応した後の酸化剤側廃ガスの熱を熱交換する第2の熱交換手段21と、が燃料電池1の発電に必要なガス系統として構成されている。燃料処理装置2は、原料燃料を水蒸気改質して水素を主体とする改質ガスを生成する改質器3と、改質ガスに含まれる一酸化炭素を変成し、燃料ガスとして燃料電池1へ供給する一酸化炭素変成器4とから構成されている。
【0040】
また、燃料電池1に内部熱輸送媒体を送って燃料電池1の温度調整をする内部熱輸送系統は、冷却配管8と、冷却配管8内の内部熱輸送媒体を循環させるポンプ9と、燃料電池1で発生した熱を外部へ放出する放熱器10と、冷却配管8を流れる内部熱輸送媒体の熱を外部熱輸送媒体と熱交換する第1の熱交換手段14と、放熱器10と第1の熱交換手段14とに流れる内部熱輸送媒体の流量を調整する流量調整手段としての流量調整弁15,16と、第1の熱交換手段14の内部循環回路の出口側に取り付けられた温度検出手段としての内部熱輸送媒体サーミスタ41と、で構成されている。そして、第1の熱交換手段14によって熱交換された外部熱輸送媒体を廃熱回収配管17a,17bを介して熱利用する熱利用手段39と、廃熱回収配管17bに取り付けられた外部熱輸送媒体としての水を第1の熱交換手段14に送る外部循環ポンプ31と、第1の熱交換手段14によって熱交換された湯の温度を検出する廃熱回収配管17aに取り付けられた温度検出手段としての湯温サーミスタ32と、酸化剤側排ガスの熱を回収する第1の熱交換手段14の上流に設けられた第2の熱交換手段21と、で廃熱回収回路が構成されている。そして、燃料電池冷却水温度制御手段42は、内部熱輸送媒体サーミスタ41で検出された湯温をもとに、外部循環ポンプ31の流量を制御し、燃料電池1へ供給する内部熱輸送媒体の温度を、所定温度(約70〜80℃)に制御する構成となっている。さらに、高分子電解質型燃料電池1と内部循環回路と内部循環手段であるポンプ9と第1の熱交換手段14および第2の熱交換手段21とを燃料電池本体ユニット19内に内蔵している。
【0041】
上記の各構成要素は、図5で示した従来の発電装置のものと同じ機能を有するものについては、同一符号を付与しており、それらの機能の詳細は、図5で示した従来の発電装置のものに準ずるものとする。また、冷却配管8、ポンプ9、放熱器10、第1の熱交換手段14、流量調整弁15,16は、本実施の形態の内部循環回路を構成している。
【0042】
熱電併給装置の運転時に、まず、流量調整弁15を閉、16を開にして燃料電池1の発電による熱を内部熱輸送媒体によりポンプ9を介して循環させた。また、空気供給装置6により、供給空気を加湿する酸化側加湿器7を介して、燃料電池1に酸化剤ガスとしての加湿空気を供給するとともに、燃料電池1と化学反応した後の酸化剤側廃ガスを第2の熱交換手段21へ送り熱交換した。廃熱回収配管17bより送られてきた外部熱輸送媒体としての水は、まず第2の熱交換手段21で酸化剤側廃ガスと熱交換され、さらに内部循環回路8のポンプ9により、熱搬送されてきた内部熱輸送媒体と第1の熱交換手段14で熱交換され、熱利用手段39へ廃熱回収配管17aを介して送られた。熱利用手段39としては、給湯機器としての貯湯タンクが用いられ、このとき、第2の熱交換手段21、第1の熱交換手段14を燃料電池本体ユニット19の中に内蔵しているため、内部循環回路内を流れる内部熱輸送媒体の量を、外部熱輸送媒体(水)の量に比較して少なく構成できた。内部熱輸送媒体として不凍液を用いた場合、不凍液の総量を少なくでき、経済的に構成できた。さらに、廃熱回収配管17a,17bのうち、貯湯タンク39から第2の熱交換手段21へ送られる廃熱回収配管17bが通常低温側(水)配管であり、燃料電池1の内部循環回路を流れる内部熱輸送媒体の温度が、高分子電解質型燃料電池の場合、70〜80℃であるため、内部熱輸送媒体の冷却配管8を延長する場合より熱損失も少なくでき燃料電池としての廃熱回収効率が向上した。
【0043】
また、燃料電池1の廃熱を熱利用手段39を介して熱回収する必要がなくなった場合には、燃料電池1において発生した熱を放熱させるため、流量調整弁15を開、16を閉とし、放熱器10を作動させることにより、内部熱輸送媒体は外気と熱交換し、熱を外部へ放出することができた。
【0044】
さらに、燃料電池冷却水温度制御手段42によって、内部循環回路の第1の熱交換手段14の出口側にに取り付けられた内部熱輸送媒体サーミスタ41で検出された湯温をもとに、外部循環ポンプ31の流量を燃料電池1へ供給する内部熱輸送媒体の温度を所定温度(約70〜80℃)になるように制御した。すなわち、燃料電池1の廃熱を発電量に応じて熱利用手段39に廃熱回収することで、燃料電池1の内部熱輸送媒体を温度を所定温度に維持調節することができ、低負荷運転時の燃料電池の温度維持等も可能となり、燃料電池の一酸化炭素被毒を防止でき、熱電併給装置としての信頼性が極めて向上した。
【0045】
また、熱利用手段39からの廃熱回収が少ない場合、または不要となった場合は、流量調整弁15,16の弁開度を適切に調整することにより、放熱器10で余剰の熱を外部へ放熱して、内部熱輸送媒体サーミスタ41の温度を所定温度に維持調節し、燃料電池1へ供給する内部熱輸送媒体の温度を所定温度に維持できた。
【0046】
さらに、本実施の形態において内部熱輸送媒体として、水(純水)または不凍液を用いたが、燃料電池の内部に流入し廃熱回収するため、内部循環回路を短回路化することにより水質劣化や汚濁が発生する機会を軽減でき、燃料電池を用いた熱電併給装置の高信頼性化に効果があった。
【0047】
なお、本実施の形態において、第1の熱交換手段の熱源として、燃料電池の酸化剤側廃ガスを用いたが、燃料電池の燃料側廃ガスを用いる構成を設けても同様の効果があった。
【0048】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の熱電併給装置によれば、次の効果が得られる。
【0049】
燃料電池と内部循環回路と熱交換手段とを燃料電池本体ユニット内に内蔵することにより、内部循環回路の短回路化が可能となるとともに廃熱回収配管のうちの片方が通常低温側配管となるので、熱交換手段と熱利用手段とを接続する廃熱回収配管からの熱損失を低減でき、廃熱回収効率が向上する。
【0050】
また、内部循環回路を短回路化することにより、内部循環回路内を流れる内部熱輸送媒体の総量を少なくできるため、内部熱輸送媒体を不凍液等を使用し、燃料電池と熱利用手段を結ぶ廃熱回収配管内の外部熱輸送媒体を水で構成した場合など経済的に構成できる。かつ、内部熱輸送媒体は燃料電池の内部に流入し廃熱回収するため、内部循環回路を短回路化することにより水質劣化や汚濁が発生する機会を軽減でき、燃料電池の信頼性が向上する。
【0051】
さらに、熱交換手段を燃料電池に供給される酸化剤ガスとしての加湿空気が燃料電池で化学反応した後の酸化剤側廃ガスの熱をまず第1の熱交換手段によって熱交換し、第1の熱交換手段での熱交換後、燃料電池の冷却水系の内部循環回路からの熱を第2の熱交換手段によって熱交換するように接続した。よって、低温側の熱交換手段による熱交換の後でより高温側の熱交換を行うため、熱交換効率が向上し、熱利用手段へ搬送される廃熱の利用効率が極めて高効率になる。
【0052】
また、外部熱輸送媒体として、水を利用し、熱利用手段として貯湯タンクを用い、廃熱回収配管の経路中に備えた外部熱輸送媒体循環手段と、外部熱輸送媒体循環手段の流量を制御し、貯湯タンク上部より積層状に湯を貯湯させる貯湯制御手段を備えることによって、貯湯タンク上部より常に積層状に湯を貯湯でき、給湯配管口を貯湯タンクの上部から取り出す通常の配管構成において、貯湯湯温が高温(60〜80℃)で確保でき、かつ貯湯タンク全量を使用し湯切れした場合においても短時間で必要最小限の貯湯量の確保ができる。従って、タンク全量の水を一律に昇温させる場合に比べ、短時間で利用可能温度の湯が得られ、利便性がさらに向上する。
【0053】
また、廃熱回収配管内の湯水を搬送する外部熱輸送媒体循環手段の流量を調節し、熱交換手段からの熱交換量を調節し、燃料電池へ流入する内部熱輸送媒体の温度を所定温度に維持する燃料電池冷却水温度制御手段を備えることにより、燃料電池の発電時において発生した熱を放熱し燃料電池を冷却する場合に、廃熱回収配管内の湯の熱交換量を外部熱輸送媒体循環手段の流量によって調節し、燃料電池へ入る内部熱輸送媒体の温度を所定温度に維持することができ、安定した温度で燃料電池を運転することができ、一酸化炭素被毒による燃料電池の性能劣化を防止することができ、高い信頼性を有する熱電併給装置を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図
【図2】本発明の異なる実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図
【図3】本発明の異なる実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図
【図4】本発明の異なる実施の形態である熱電併給装置のブロック構成図
【図5】従来の高分子電解質型燃料電池を用いた発電装置を示す構成図
【符号の説明】
1 燃料電池
2 燃料処理装置
3 改質器
4 一酸化炭素変成器
5 燃料側加湿器
6 空気供給装置
7 酸化側加湿器
8 冷却配管
9 ポンプ
10 放熱器
14 第1の熱交換手段
15,16 流量調整弁
17a,17b 廃熱回収配管
18 熱利用手段
19 燃料電池本体ユニット
21 第2の熱交換手段
31 外部循環ポンプ
32 湯温サーミスタ
33 貯湯制御手段
39 熱利用手段(貯湯タンク)
41 内部熱輸送媒体サーミスタ
42 燃料電池冷却水温度制御手段
Claims (2)
- 燃料ガスと酸化剤ガスとを用いて発電を行う高分子電解質型燃料電池と、前記燃料電池へ内部熱輸送媒体を循環させる内部循環回路と、前記内部熱輸送媒体を循環させる内部循環手段と、前記内部熱輸送媒体と熱交換された外部熱輸送媒体を熱利用する熱利用手段と、前記熱利用手段から前記外部熱輸送媒体を取り出し、熱交換された前記外部熱輸送媒体を前記熱利用手段に戻すための廃熱回収配管と、前記廃熱回収配管内の前記外部熱輸送媒体を循環させる外部熱輸送媒体循環手段と、前記内部循環手段により前記内部循環回路内を流れる内部熱輸送媒体と前記外部熱輸送媒体循環手段により前記廃熱回収配管内を流れる前記外部熱輸送媒体との間で熱交換する第1の熱交換手段と、前記内部熱輸送媒体の温度を検出する内部熱輸送媒体温度検出手段と、制御手段とを備え、前記制御手段は、前記内部熱輸送媒体温度検出手段による検出温度に基づき、前記外部熱輸送媒体循環手段により前記外部熱輸送媒体の流量を制御することで前記内部熱輸送媒体の温度を所定温度に維持する熱電併給装置。
- 前記外部熱輸送媒体の温度を検出する外部熱輸送媒体温度検出手段を備え、前記制御手段は、前記外部熱輸送媒体温度検出手段で検出される温度も考慮して、前記外部熱輸送媒体循環手段により前記外部熱輸送媒体循環手段の流量を制御する請求項1記載の熱電併給装置。
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