JPH11132105A - 排熱分配装置および排熱利用システム - Google Patents

排熱分配装置および排熱利用システム

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JPH11132105A
JPH11132105A JP9292166A JP29216697A JPH11132105A JP H11132105 A JPH11132105 A JP H11132105A JP 9292166 A JP9292166 A JP 9292166A JP 29216697 A JP29216697 A JP 29216697A JP H11132105 A JPH11132105 A JP H11132105A
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JP
Japan
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exhaust heat
flow rate
heat
path
hot water
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JP9292166A
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English (en)
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Yoshikazu Kawabe
義和 川邉
Ikuo Akamine
育雄 赤嶺
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02E60/50Fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コージェネレーションシステムの小型化を可
能とし、またメンテナンスを容易にすることのできる排
熱分配装置及び排熱利用システムを提供する。 【解決手段】 上記課題を解決するために本発明の排熱
分配装置101は、ポンプ111と、温度流量センサー
113と、水を分岐する送り側ヘッダ115と、量調整
弁117a,117bと、バイパス流量調整弁119
と、戻り側ヘッダー125と、温度流量センサー121
と主演算装置123で構成されている。主演算装置12
3は、排熱利用情報と温度流量センサー113,121
からの検出信号137,139とに基づいて制御指令1
41,143,145を出す。需要と供給に応じて排熱
を分配し、燃料電池の温度を安定させることができ、ポ
ンプおよび循環経路を簡略にすることで燃料電池の小型
化が容易となり、メンテナンス負担の軽減を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池や内燃機
関を用いたコージェネレーションにおいて、排熱の分配
・調整を安定して行う装置と、この排熱分配装置を用い
た排熱利用システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コージェネレーションにおける排熱利用
系は、排熱利用機器を直列あるいは並列に接続し各経路
の流量を調整して行われているが、排熱の供給量は有限
であり必要なだけ利用できるものではない。
【0003】燃料電池コージェネでは、発電部を適切な
温度に保って運転する必要があり、その温度は燃料電池
の種類によって異なる。例えば、りん酸型なら190〜
220℃、溶融炭酸塩型なら600〜700℃、固体酸
化物型なら900〜1000℃、固体高分子型なら常温
〜120℃といった温度がそれぞれ運転に適していると
いわれる。
【0004】内燃機関型のコージェネにおいても、温度
によって機関内の燃料条件が変わり発電効率に影響を及
ぼすため、所定の温度で安定させて運転するのが望まし
い。
【0005】燃料電池の発電部を所定の温度に保つため
従来の技術では、特開昭63−174281号公報など
に示される燃料電池発電装置は図7のように、燃料電池
本体1,改質器2a,空気供給装置3,水蒸気分離器4
aと循環ポンプ4bと水量調節弁4cからなる冷却装置
4,再循環ポンプ6aと冷却水再循環流量調節弁6b等
からなる再循環装置6,制御装置7などで構成される。
そして、排熱は水蒸気分離器4aから水蒸気の形で改質
や他の機器に利用される。
【0006】特開昭63−174281号公報の燃料電
池発電装置は、燃料電池の冷却水出口側と冷却水入口側
との間に、冷却水の循環系とは独立して冷却水出口側と
冷却水入口側とを液的に結ぶ再循環系を設けることによ
り、燃料電池の温度が負荷の大小にかかわらず所定の高
い温度が保てるようにすることを目的としている。
【0007】そして、冷却装置4は燃料電池の冷却部1
c,水蒸気分離器4a,循環ポンプ4b,水量調節弁4
cとを有し、これらが順次液的に結合された循環系をな
している。この冷却装置の一部、即ち燃料電池冷却部1
cの冷却水出入口間には、両者を液的に結ぶように再循
環系5が設けられている。またこの再循環系内には、冷
却部より排出された冷却水の一部を強制的に冷却部1c
の入口側に戻す再循環装置6が設けられている。燃料電
池の負荷の低下に応じて、電池冷却部入口側冷却水流量
は常に流量Wに維持したまま再循環量を増すよう制御装
置7により冷却水再循環流量調節弁6b及び冷却水流量
調節弁4cの弁開度を各々制御することにより、所定の
高温を維持することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置においては燃料電池発電装置事体に2つの水循環系
を持つことになり、装備すべき機器が増加することにな
り小型化には不向きであった。また装備すべき機器の増
加は、水質の汚染をまねきやすく、メンテナンス個所も
多くなりがちであった。
【0009】さらに、従来の装置では排熱利用系は、排
熱量や排熱利用機器にあわせて別途設計し設置工事を行
うため、排熱利用系を構成するのに労力を要した。
【0010】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、排熱供給源の小型化が容易で、設置が容易
で、冷却水の汚染を抑えメンテナンス負担が軽く、熱源
の温度を安定に保ちつつ排熱の分配を行うことのできる
排熱分配装置および排熱利用システムの提供を目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の排熱分配装置は、熱媒体を循環させるための
ポンプと、熱媒体の送り側の状態を検出する送り側検出
手段と、熱媒体の分岐手段および合流手段と、分岐のの
ち排熱利用機器へ接続する少なくとも1つ以上の経路に
それぞれ設けた流量調整手段と、分岐ののち合流手段に
直結するバイパイス経路と、各々の流量調整手段を制御
する制御手段と、熱媒体の戻り側の状態を検出する戻り
側検出手段を備えたものである。
【0012】上記制御手段によって、排熱利用機器での
排熱需要と送り側検出手段および戻り側検出手段により
検出した熱媒体の状態に基づいて各流量調整手段に指令
を送り、各排熱利用機器およびバイパス経路への熱媒体
の流量配分を調整する。
【0013】このようにして、需要と供給に応じて排熱
を分配し排熱供給源の温度を安定させることができ、ポ
ンプおよび循環経路を簡略にすることで排熱供給源の小
型化が容易となり、メンテナンス負担の軽減が図れる。
【0014】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に排熱供給源と排熱利用機器を接続する
だけで、望みの排熱利用システムを容易に設置すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、ポンプ
と、熱媒体の分岐手段と、ポンプと分岐手段の間に送り
側検出手段と、分岐した経路を再び合流させ排熱供給源
へ導く合流手段と、分岐手段から分岐し排熱利用機器へ
接続される各経路上に設けられた流量調整手段と、分岐
手段から分岐し合流手段へ直結するバイパス経路と、バ
イパス経路上に設けられたバイパス流量調整手段と、合
流手段と排熱供給源との間に戻り側検出手段と、排熱需
要と前記送り側検出手段および前記戻り側検出手段の出
力信号とに基づき、前記流量調整手段と前記バイパス流
量調整手段とを制御する制御手段を備えたものである。
【0016】この構成によれば、需要と供給に応じて排
熱を分配することで排熱供給源の温度を安定させること
ができ、ポンプおよび循環経路を簡略にすることで排熱
供給源の小型化が容易となり、メンテナンス負担の軽減
が図れる。
【0017】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に排熱供給源と排熱利用機器を接続する
だけで、望みの排熱利用システムを容易に設置すること
ができる。
【0018】請求項2に記載の発明は、ポンプと、熱媒
体の分岐手段と、ポンプと分岐手段の間に送り側検出手
段と、分岐した経路を再び合流させ排熱供給源へ導く合
流手段と、分岐手段から分岐し排熱利用機器へ接続され
る各経路上に設けられた流量調整手段と、分岐手段から
分岐し合流手段へ直結するバイパス経路と、バイパス経
路上に設けられたバイパス流量調整手段と、分岐手段か
ら分岐した1経路が接続される放熱手段と、分岐手段か
ら放熱手段へ接続される経路上に設けられた放熱器流量
調整手段と、合流手段と排熱供給源との間に戻り側検出
手段と、排熱需要と前記送り側検出手段および前記戻り
側検出手段の出力信号とに基づき、前記流量調整手段と
前記バイパス流量調整手段とを制御する制御手段を備え
たものである。
【0019】この構成によれば、需要と供給に応じて排
熱を分配することで排熱供給源の温度を安定させること
ができ、ポンプおよび循環経路を簡略にすることで排熱
供給源の小型化が容易となり、メンテナンス負担の軽減
が図れる。
【0020】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に排熱供給源と排熱利用機器を接続する
だけで、望みの排熱利用システムを容易に設置すること
ができる。
【0021】さらに、放熱手段と放熱器流量調整手段の
付加により、排熱が過剰供給な場合でも安定して排熱を
分配・放出することができる。
【0022】請求項3に記載の発明は、ポンプと、熱媒
体の分岐手段と、ポンプと分岐手段の間に送り側検出手
段と、分岐した経路を再び合流させ排熱供給源へ導く合
流手段と、分岐手段から分岐し排熱利用機器へ接続され
る各経路上に設けられた流量調整手段と、各排熱利用機
器と合流手段との間に設けられた経路別検出手段と、分
岐手段から分岐し合流手段へ直結するバイパス経路と、
バイパス経路上に設けられたバイパス流量調整手段と、
合流手段と排熱供給源との間に戻り側検出手段と、排熱
需要と前記送り側検出手段および前記戻り側検出手段の
出力信号とに基づき、前記流量調整手段と前記バイパス
流量調整手段とを制御する制御手段を備えたものであ
る。
【0023】この構成によれば、需要と供給に応じて排
熱を分配することで排熱供給源の温度を安定させること
ができ、ポンプおよび循環経路を簡略にすることで排熱
供給源の小型化が容易となり、メンテナンス負担の軽減
が図れる。
【0024】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に排熱供給源と排熱利用機器を接続する
だけで、望みの排熱利用システムを容易に設置すること
ができる。
【0025】さらに、経路別検出手段の付加により、各
機器での排熱利用量が正確にわかり、各排熱利用機器へ
の排熱分配を高精度に行うことができる。
【0026】請求項4に記載の発明は、ポンプと、熱媒
体の分岐手段と、ポンプと分岐手段の間に送り側検出手
段と、分岐した経路を再び合流させ排熱供給源へ導く合
流手段と、分岐手段から分岐し排熱利用機器へ接続され
る各経路上に設けられた流量調整手段と、各排熱利用機
器と合流手段との間に設けられた経路別検出手段と、分
岐手段から分岐し合流手段へ直結するバイパス経路と、
バイパス経路上に設けられたバイパス流量調整手段と、
分岐手段から分岐した1経路が接続される放熱手段と、
分岐手段から放熱手段へ接続される経路上に設けられた
放熱器流量調整手段と、合流手段と排熱供給源との間に
戻り側検出手段と、排熱需要と前記送り側検出手段およ
び前記戻り側検出手段の出力信号とに基づき、前記流量
調整手段と前記バイパス流量調整手段とを制御する制御
手段を備えたものである。
【0027】この構成によれば、需要と供給に応じて排
熱を分配することで排熱供給源の温度を安定させること
ができ、ポンプおよび循環経路を簡略にすることで排熱
供給源の小型化が容易となり、メンテナンス負担の軽減
が図れる。
【0028】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に排熱供給源と排熱利用機器を接続する
だけで、望みの排熱利用システムを容易に設置すること
ができる。
【0029】さらに、経路別検出手段の付加により、各
機器での排熱利用量が正確にわかり、各排熱利用機器へ
の排熱分配を高精度に行うことができる。
【0030】さらに、放熱手段と放熱器流量調整手段の
付加により、排熱が過剰供給な場合でも安定して排熱を
分配・放出することができる。
【0031】請求項5に記載の発明は、排熱供給源と、
排熱の分配・調整が可能な排熱分配装置と、熱交換器と
排熱利用機器を備え、排熱供給源と排熱分配装置とを熱
交換器を介して接続したものである。
【0032】この構成によれば、接続機器を減らせるこ
とや排熱供給源と排熱利用側で循環媒体が分離されるた
め、循環媒体の汚染を少なくしメンテナンス負担の軽減
が図れる。
【0033】また、排熱供給源と排熱利用側で循環媒体
が分離されることから、それぞれの循環系で循環媒体の
種類を自由に変えることができる。
【0034】加えて、排熱利用機器の数や形態に応じて
排熱分配装置を変更すれば、望みの排熱利用システムを
容易に構成できる。
【0035】さらに、請求項1に記載の排熱分配装置を
用いれば、需要と供給に応じて排熱を分配することで排
熱供給源の温度を安定させることができ、ポンプおよび
循環経路を簡略にすることで排熱供給源の小型化が容易
となる。
【0036】さらに、請求項2に記載の排熱分配装置を
用いれば、放熱手段と放熱器流量調整手段の付加によ
り、排熱が過剰供給な場合でも安定して排熱を分配・放
出することができる。
【0037】さらに、請求項3に記載の排熱分配装置を
用いれば、経路別検出手段の付加により、各機器での排
熱利用量が正確にわかり、各排熱利用機器への排熱分配
を高精度に行うことができる。
【0038】さらに、請求項4に記載の排熱分配装置を
用いれば、経路別検出手段の付加により、各機器での排
熱利用量が正確にわかり、各排熱利用機器への排熱分配
を高精度に行うことができるとともに、放熱手段と放熱
器流量調整手段の付加により、排熱が過剰供給な場合で
も安定して排熱を分配・放出することができる。
【0039】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0040】(実施例1)図1に示す様に実施例1にお
いて、本発明の排熱分配装置101は、ポンプ111
と、送り側検出手段に相当する温度流量センサー113
と、循環媒体である水を分岐する送り側ヘッダ115
と、流量調整手段に相当する流量調整弁117a,11
7bと、バイパス流量調整弁119と、戻り側ヘッダー
125と、戻り側検出手段に相当する温度流量センサー
121と制御手段に相当する主演算装置123で構成さ
れている。
【0041】ポンプと流量・排熱の調整手段を1つにま
とめているので、燃料電池102の排熱系の構成を簡略
化でき、小型化が容易にできる。また、適切な仕様の排
熱分配装置を選択し、燃料電池などの排熱供給源と、温
水パネルや貯湯槽など排熱利用機器を接続するだけで、
望みの排熱利用システムが容易に構成できる。
【0042】ポンプ111は温水を、排熱供給源である
固体高分子型の燃料電池102から取り出し、温度流量
センサー113を経て温水を分岐する送り側ヘッダー1
15へ送る。この時、温度流量センサー113では温水
の温度と流量が検出され、その検出信号137が主演算
装置123へ送られる。
【0043】送り側ヘッダー115で温水は、流量調整
弁117aを経て排熱利用機器である温水パネル103
aへの経路と、流量調整弁117bを経て排熱利用機器
である貯湯槽103bへの経路と、バイパス流量調整弁
119を経て戻り側ヘッダー125へ戻る経路の3つに
分けられる。流量調整弁117a,117bおよびバイ
パス流量調整弁119は、主演算装置123からの制御
指令141,143,145に従って開度を設定し、温
水パネル103a,貯湯槽103bへの温水流量および
バイパス流量の配分を調整する。
【0044】3つの経路を流れてきた温水は、戻り側ヘ
ッダー125で再び1つに合流し、温度流量センサー1
21を経て燃料電池102へ戻る。この時、温度流量セ
ンサー121では温水の温度と流量が検出され、その検
出信号139が主演算装置123へ送られる。
【0045】主演算装置123は外部機器と通信を行
い、温水パネル103aや貯湯槽103bの排熱利用情
報135を得る。そして、この情報と温度流量センサー
113,121からの検出信号137,139とに基づ
いて各々の制御指令141,143,145を出す。
【0046】一般に、固体高分子型の燃料電池におい
て、その発電部の温度は常温〜120℃が運転温度とさ
れているが、コージェネとして考えた場合、温水パネル
や貯湯といった排熱の用途を考えると60℃〜90℃が
望ましい。温度が低すぎると排熱の利用効率が低下し、
高すぎると固体高分子膜の加湿に大きなエネルギーを必
要とし発電効率が落ちるためである。
【0047】そこで、燃料電池102の発電部の温度を
適切な温度に保つため、発熱量に見合った排熱の利用を
行わなければならない。もし、発電部の温度が低かった
り、発熱量に対して排熱利用量が多い場合には、バイパ
ス流量を増し、温水パネル103a,貯湯槽103bへ
の流量を少なくする。逆に、発電部の温度が高かった
り、発熱量に対して排熱利用量が少ない場合には、バイ
パス流量を減らし、温水パネル103a,貯湯槽103
bへの流量を多くする。
【0048】これにより、安定して排熱を分配できるた
め、総合効率の高い運転ができる。実施例中において、
温度流量センサー113および温度流量センサー121
は温水の温度と流量を検出して、燃料電池102の発熱
量と排熱利用量のバランスをとるための情報としてい
た。この方法によれば、排熱の分配を正確に行うだけで
なく、循環系の圧力損失やポンプ111のポンプ性能な
どの経時的変化や異常を推定することができ、信頼性の
向上も望める。
【0049】しかし、温水の送り側および戻り側の温度
だけを検出し、それぞれの検出値が所定の温度になるよ
う流量調整弁117a,117bおよびバイパス流量調
整弁119を制御することで発明の目的とする効果を得
ることができる。排熱の分配精度よりも装置のコストを
重視する場合、この方法は特に有効である。
【0050】また、送り側の温水流量と戻り側の温水温
度だけを検出する方法や、送り側の温度と戻り側の流量
だけを検出することでも発明の目的とする効果を得るこ
とができる。
【0051】なお実施例において排熱供給源として固体
高分子型の燃料電池を用いたが、リン酸型など他の燃料
電池であっても、内燃機関であっても容易に実施でき
る。
【0052】(実施例2)図2に示す様に実施例2にお
いて、本発明の排熱分配装置201は、ポンプ211
と、送り側検出手段に相当する温度流量センサー213
と、循環媒体である水を分岐する送り側ヘッダー215
と、流量調整手段に相当する流量調整弁217,217
bと、流量調整手段に相当する流量調整弁227ファン
コイル229と、バイパス流量調整弁219と、戻り側
ヘッダー225と、戻り側検出手段に相当する温度流量
センサー221と制御手段に相当する主演算装置223
で構成されている。
【0053】ポンプと流量・排熱の調整手段を1つにま
とめているので、燃料電池202の排熱系の構成を簡略
化でき、小型化が容易にできる。また、適切な仕様の排
熱分配装置を選択し、燃料電池などの排熱供給源と、温
水パネルや貯湯槽など排熱利用機器を接続するだけで、
望みの排熱利用システムが容易に構成できる。
【0054】ポンプ211は温水を、排熱供給源である
固体高分子型の燃料電池202から取り出し、温度流量
センサー213を経て温水を分岐する送り側ヘッダー2
15へ送る。この時、温度流量センサー213では温水
の温度と流量が検出され、その検出信号237が主演算
装置223へ送られる。
【0055】送り側ヘッダー215で温水は、流量調整
弁217aを経て排熱利用機器である温水パネル203
aへの経路と、流量調整弁217bを経て排熱利用機器
である貯湯槽203bへの経路と、流量調整弁227を
経てファンコイル229への経路と、バイパス流量調整
弁219を経て戻り側ヘッダー225へ戻る経路の4つ
に分けられる。流量調整弁217a,217b,227
およびバイパス流量調整弁219は、主演算装置223
からの制御指令241,243,245,247に従っ
て開度を設定し、温水パネル203a,貯湯槽203b
への温水流量と、ファンコイル229の温水量およびバ
イパス流量の配分を調整する。
【0056】4つの経路を流れてきた温水は、戻り側ヘ
ッダー225で再び1つに合流し、温度流量センサー2
21を経て燃料電池202へ戻る。この時、温度流量セ
ンサー221では温水の温度と流量が検出され、その検
出信号239が主演算装置223へ送られる。
【0057】主演算装置223は外部機器と通信を行
い、燃料電池202の運転情報や、温水パネル203a
や貯湯槽203bの排熱利用情報235を得る。そし
て、この情報と温度流量センサー213,221からの
検出信号237,239とに基づいて各々の制御指令2
41,243,245,247を出す。
【0058】一般に、固体高分子型の燃料電池におい
て、その発電部の温度は常温〜120℃が運転温度とさ
れているが、コージェネとして考えた場合、温水パネル
や貯湯といった排熱の用途を考えると60℃〜90℃が
望ましい。温度が低すぎると排熱の利用効率が低下し、
高すぎると固体高分子膜の加湿に大きなエネルギーを必
要とし発電効率が落ちるためである。
【0059】そこで、燃料電池202の発電部の温度を
適切な温度に保つため、発熱量に見合った排熱の利用を
行わなければならない。もし、発電部の温度が低かった
り、発熱量に対して排熱利用量が多い場合には、バイパ
ス流量を増し、温水パネル203a,貯湯槽203bへ
の流量を少なくする。逆に、発電部の温度が高かった
り、発熱量に対して排熱利用量が少ない場合には、バイ
パス流量を減らし、温水パネル203a,貯湯槽203
bへの流量を多くする。
【0060】そして、排熱の需要が無く熱が余ってしま
う場合は、ファンコイル229へ適正な量の温水を供給
して放熱を行う。
【0061】これにより、排熱需要が無い場合にも放熱
することができ安定して排熱を分配できるため、総合効
率の高い運転ができる。
【0062】実施例中において、温度流量センサー21
3および温度流量センサー221は温水の温度と流量を
検出して、燃料電池202の発熱量と排熱利用量のバラ
ンスをとるための情報としていた。この方法によれば、
排熱の分配を正確に行うだけでなく、循環系の圧力損失
やポンプ211のポンプ性能などの経時的変化や異常を
推定することができ、信頼性の向上も望める。
【0063】しかし、温水の送り側および戻り側の温度
だけを検出し、それぞれの検出値が所定の温度になるよ
う流量調整弁217a,217bおよびバイパス流量調
整弁219を制御することで発明の目的とする効果を得
ることができる。排熱の分配精度よりも装置のコストを
重視する場合、この方法は特に有効である。
【0064】また、送り側の温水流量と戻り側の温水温
度だけを検出する方法や、送り側の温度と戻り側の流量
だけを検出することでも発明の目的とする効果を得るこ
とができる。
【0065】なお実施例において排熱供給源として固体
高分子型の燃料電池を用いたが、リン酸型など他の燃料
電池であっても、内燃機関であっても容易に実施でき
る。
【0066】(実施例3)図3に示す様に実施例3にお
いて、本発明の排熱分配装置301は、ポンプ311
と、送り側検出手段に相当する温度流量センサー313
と、循環媒体である水を分岐する送り側ヘッダー315
と、流量調整手段に相当する流量調整弁317a,31
7bと、経路別検出手段に相当する温度流量センサー3
31a,331bと、バイパス流量調整弁319と、戻
り側ヘッダー325と、戻り側検出手段に相当する温度
流量センサー321と制御手段に相当する主演算装置3
23で構成されている。
【0067】ポンプと流量・排熱の調整手段を1つにま
とめているので、燃料電池302の排熱系の構成を簡略
化でき、小型化が容易にできる。また、適切な仕様の排
熱分配装置を選択し、燃料電池などの排熱供給源と、温
水パネルや貯湯槽など排熱利用機器を接続するだけで、
望みの排熱利用システムが容易に構成できる。
【0068】ポンプ311は温水を、排熱供給源である
固体高分子型の燃料電池302から取り出し、温度流量
センサー313を経て温水を分岐する送り側ヘッダー3
15へ送る。この時、温度流量センサー313では温水
の温度と流量が検出され、その検出信号337が主演算
装置323へ送られる。
【0069】送り側ヘッダー315で温水は、流量調整
弁317aを経て排熱利用機器である温水パネル303
aへの経路と、流量調整弁317bを経て排熱利用機器
である貯湯槽303bへの経路と、バイパス流量調整弁
319を経て戻り側ヘッダー325へ戻る経路の3つに
分けられる。流量調整弁317a,317bおよびバイ
パス流量調整弁319は、主演算装置323からの制御
指令341,343,345に従って開度を設定し、温
水パネル303a,貯湯槽303bへの温水流量および
バイパス流量の配分を調整する。
【0070】温水パネル303a,貯湯槽303bを出
た温水は、それぞれ温度流量センサー331a,331
bを経て戻り側ヘッダー325へ送られる。この時、温
度流量センサー331aが温度パネル303aを出た後
の温水温度および流量を、温度流量センサー331bが
貯湯槽303bを出た後の温水温度および流量を検出し
検出信号333a,333bが主演算装置323へ送ら
れる。
【0071】3つの経路を流れてきた温水は、戻り側ヘ
ッダー325で再び1つに合流し、温度流量センサー3
21を経て燃料電池302へ戻る。この時、温度流量セ
ンサー321では温水の温度と流量が検出され、その検
出信号339が主演算装置323へ送られる。
【0072】主演算装置323は外部機器と通信を行
い、燃料電池302の運転情報や、温水パネル303a
や貯湯槽303bの排熱需要情報335を得る。そし
て、この情報と温度流量センサー313,321からの
検出信号337,339,温度流量センサー331a,
331bからの検出信号333a,333bに基づいて
各々の制御指令341,343,345を出す。
【0073】一般に、固体高分子型の燃料電池におい
て、その発電部の温度は常温〜120℃が運転温度とさ
れているが、コージェネとして考えた場合、温水パネル
や貯湯といった排熱の用途を考えると60℃〜90℃が
望ましい。温度が低すぎると排熱の利用効率が低下し、
高すぎると固体高分子膜の加湿に大きなエネルギーを必
要とし発電効率が落ちるためである。
【0074】そこで、燃料電池302の発電部の温度を
適切な温度に保つため、発熱量に見合った排熱の利用を
行わなければならない。もし、発電部の温度が低かった
り、発熱量に対して排熱利用量が多い場合には、バイパ
ス流量を増し、温水パネル303a,貯湯槽303bへ
の流量を少なくする。逆に、発電部の温度が高かった
り、発熱量に対して排熱利用量が少ない場合には、バイ
パス流量を減らし、温水パネル303a,貯湯槽303
bへの流量を多くする。
【0075】さらに、温度流量センサー331a,33
1bが検出した温水温度および流量から、温水パネル3
03a,貯湯槽303bにおける排熱利用量をそれぞれ
計算することができ、より正確な排熱の分配を行うこと
ができる。
【0076】これにより、高い分配精度で安定して排熱
を分配できるため、総合効率の高い運転ができる。
【0077】実施例中において、温度流量センサー31
3および温度流量センサー321は温水の温度と流量を
検出して、燃料電池302の発熱量と排熱利用量のバラ
ンスをとるための情報としていた。この方法によれば、
排熱の分配を正確に行うだけでなく、循環系の圧力損失
やポンプ311のポンプ性能などの経時的変化や異常を
推定することができ、信頼性の向上も望める。
【0078】しかし、温水の送り側および戻り側の温度
だけを検出し、それぞれの検出値が所定の温度になるよ
う流量調整弁317a,317bおよびバイパス流量調
整弁319を制御することで発明の目的とする効果を得
ることができる。排熱の分配精度よりも装置のコストを
重視する場合、この方法は特に有効である。
【0079】また、送り側の温水流量と戻り側の温水温
度だけを検出する方法や、送り側の温度と戻り側の流量
だけを検出することでも発明の目的とする効果を得るこ
とができる。
【0080】同様に温度流量センサー331a,331
bについても、温度だけを検出し、流量は流量調整弁3
17a,317bおよびバイパス流量調整弁319の指
令信号値から推定する方法などが可能である。
【0081】なお実施例において排熱供給源として固体
高分子型の燃料電池を用いたが、リン酸型など他の燃料
電池であっても、内燃機関であっても容易に実施でき
る。
【0082】(実施例4)図4に示す様に実施例4にお
いて、本発明の排熱分配装置401は、ポンプ411
と、送り側検出手段に相当する温度流量センサー413
と、循環媒体である水を分岐する送り側ヘッダ415
と、流量調整手段に相当する流量調整弁417a,41
7bと、経路別検出手段に相当する温度流量センサー4
31a,431bと、流量調整手段に相当する流量調整
弁427ファンコイル429と、バイパス流量調整弁4
19と、戻り側ヘッダー425と、戻り側検出手段に相
当する温度流量センサー421と制御手段に相当する主
演算装置423で構成されている。
【0083】ポンプと流量・排熱の調整手段を1つにま
とめているので、燃料電池402の排熱系の構成を簡略
化でき、小型化が容易にできる。また、適切な仕様の排
熱分配装置を選択し、燃料電池などの排熱供給源と、温
水パネルや貯湯槽など排熱利用機器を接続するだけで、
望みの排熱利用システムが容易に構成できる。
【0084】ポンプ411は温水を、排熱供給源である
固体高分子型の燃料電池402から取り出し、温度流量
センサー413を経て温水を分岐する送り側ヘッダー4
15へ送る。この時、温度流量センサー413では温水
の温度と流量が検出され、その検出信号437が主演算
装置423へ送られる。
【0085】送り側ヘッダー415で温水は、流量調整
弁417aを経て排熱利用機器である温水パネル403
aへの経路と、流量調整弁417bを経て排熱利用機器
である貯湯槽403bへの経路と、流量調整弁427を
経てファンコイル429への経路と、バイパス流量調整
弁419を経て戻り側ヘッダー425へ戻る経路の4つ
に分けられる。流量調整弁417a,417b,427
およびバイパス流量調整弁419は、主演算装置423
からの制御指令441,443,445,447に従っ
て開度を設定し、温度パネル403a,貯湯槽403b
への温水流量と、ファンコイル429への温水量および
バイパス流量の配分を調整する。
【0086】温水パネル403a,貯湯槽403bを出
た温水は、それぞれ温度流量センサー431a,431
bを経て戻り側ヘッダー425へ送られる。この時、温
度流量センサー431aが温水パネル403aを出た後
の温水温度および流量を、温度流量センサー431bが
貯湯槽403bを出た後の温水温度および流量を検出し
検出信号433a,433bが主演算装置423へ送ら
れる。
【0087】4つの経路を流れてきた温水は、戻り側ヘ
ッダー425で再び1つに合流し、温度流量センサー4
21を経て燃料電池402へ戻る。この時、温度流量セ
ンサー421では温水の温度と流量が検出され、その検
出信号439が主演算装置423へ送られる。
【0088】主演算装置423は外部機器と通信を行
い、燃料電池402の運転情報や、温水パネル403a
や貯湯槽403bの排熱利用情報435を得る。そし
て、この情報と温度流量センサー413,421,43
1a,431bからの検出信号437,439,433
a,433bとに基づいて各々の制御指令441,44
3,445,447を出す。
【0089】一般に、固体高分子型の燃料電池におい
て、その発電部の温度は常温〜120℃が運転温度とさ
れているが、コージェネとして考えた場合、温水パネル
や貯湯といった排熱の用途を考えると60℃〜90℃が
望ましい。温度が低すぎると排熱の利用効率が低下し、
高すぎると固体高分子膜の加湿に大きなエネルギーを必
要とし発電効率が落ちるためである。
【0090】そこで、燃料電池402の発電部の温度を
適切な温度に保つため、発熱量に見合った排熱の利用を
行わなければならない。もし、発電部の温度が低かった
り、発熱量に対して排熱利用量が多い場合には、バイパ
ス流量を増し、温水パネル403a,貯湯槽403bへ
の流量を少なくする。逆に、発電部の温度が高かった
り、発熱量に対して排熱利用量が少ない場合には、バイ
パス流量を減らし、温水パネル403a,貯湯槽403
bへの流量を多くする。
【0091】そして、排熱の需要が無く熱が余ってしま
う場合は、ファンコイル429へ適正な量の温水を供給
して放熱を行う。
【0092】さらに、温度流量センサー431a,43
1bが検出した温水温度および流量から、温水パネル4
03a,貯湯槽403bにおける排熱利用量をそれぞれ
計算することができ、より正確な排熱の分配を行うこと
ができる。
【0093】これにより、排熱需要が無い場合にも放熱
することができ、高い分配精度で安定して排熱を分配で
きるため、総合効率の高い運転ができる。
【0094】実施例中において、温度流量センサー41
3および温度流量センサー421は温水の温度と流量を
検出して、燃料電池402の発熱量と排熱利用量のバラ
ンスをとるための情報としていた。この方法によれば、
排熱の分配を正確に行うだけでなく、循環系の圧力損失
やポンプ411のポンプ性能などの経時的変化や異常を
推定することができ、信頼性の向上も望める。
【0095】しかし、温水の送り側および戻り側の温度
だけを検出し、それぞれの検出値が所定の温度になるよ
う流量調整弁417a,417bおよびバイパス流量調
整弁419を制御することで発明の目的とする効果を得
ることができる。排熱の分配精度よりも装置のコストを
重視する場合、この方法は特に有効である。
【0096】また、送り側の温水流量と戻り側の温水温
度だけを検出する方法や、送り側の温度と戻り側の流量
だけを検出することでも発明の目的とする効果を得るこ
とができる。
【0097】同様に温度流量センサー431a,431
bについても、温度だけを検出し、流量は流量調整弁4
17a,417bおよびバイパス流量調整弁419の指
令信号値から推定する方法などが可能である。
【0098】なお実施例において排熱供給源として固体
高分子型の燃料電池を用いたが、リン酸型など他の燃料
電池であっても、内燃機関であっても容易に実施でき
る。
【0099】(実施例5)図5に示す様に実施例5にお
いて、本発明の排熱利用システム551は、排熱供給源
に相当する固体高分子型の燃料電池本体553と、電池
本体側のポンプ555と、熱交換器557と排熱分配装
置501で構成されている。
【0100】図5のように排熱分配装置501を燃料電
池502の中に設けることも可能で、用途に合わせて異
仕様の排熱分配装置を変更することで、燃料電池502
のバリエーションを簡単に増やせる。
【0101】熱交換器557を挟んで、燃料電池本体側
ではポンプ555により、燃料電池本体553から温度
上昇した冷却水を取り出し熱交換器557へ供給する。
熱交換器557で冷却水と排熱分配装置501から送ら
れた熱交換水との間で熱交換が行われた後、温度の下が
った冷却水が燃料電池本体553へと戻る。
【0102】排熱分配装置501の側では、熱交換器5
57で温度上昇し温水となった熱交換水を受け取り、排
熱利用装置である温水パネル503aおよび貯湯槽50
3bへ、温水を送る。この時、温水パネル503aおよ
び貯湯槽503bへ送られる温水の流量は、それぞれの
機器の排熱需要に応じて、なおかつ供給された排熱をち
ょうど使い切るように排熱分配装置501により分配さ
れる。
【0103】一般に、固体高分子型の燃料電池におい
て、その発電部の温度は常温〜120℃が運転温度とさ
れているが、コージェネとして考えた場合、温水パネル
や貯湯といった排熱の用途を考えると60℃〜90℃が
望ましい。温度が低すぎると排熱の利用効率が低下し、
高すぎると固体高分子膜の加湿に大きなエネルギーを必
要とし発電効率が落ちるためである。
【0104】本発明においては、排熱分配装置501の
働きにより、燃料電池本体553の温度は概略一定に保
たれ、総合エネルギー効率の高いコージェネシステムを
得ることができる。
【0105】ここで、排熱分配装置501に実施例1〜
4のいずれかの排熱分配装置を用いれば、それぞれの排
熱分配装置が持つ効果を得られる。
【0106】実施例1の排熱分配装置を用いれば、需要
と供給に応じて排熱を分配し燃料電池本体553の温度
を安定させることができ、ポンプおよび循環経路を簡略
にすることで燃料電池本体553をコンパクトにまとめ
ることができる。
【0107】実施例2の排熱分配装置を用いれば、ファ
ンコイルとファンコイルへの温水流量を調整する流量調
整弁により、排熱が過剰供給な場合でも安定して排熱を
分配・放出することができる。
【0108】実施例3の排熱分配装置を用いれば、温水
パネル503aおよび給湯器503bから戻ってきた温
水の温度および流量を検地する温度流量センサーを設け
ることで、各機器での排熱利用量が正確にわかり、温水
パネル503aおよび給湯器503bへの排熱分配を高
精度に行うことができる。
【0109】同様にして実施例4の排熱分配装置を用い
れば、排熱が過剰供給な場合でも安定して排熱を分配・
放出することができるとともに温水パネル503aおよ
び給湯器503bへの排熱分配を高精度に行うことがで
きる。
【0110】また、熱交換器557により、燃料電池本
体553の側の循環水系と排熱分配装置501の側の循
環水系とが完全に分離されるため、燃料電池本体553
の冷却水の汚染が抑えられ、メンテナンスなどの負担を
軽減することができる。さらに、燃料電池本体553の
側の循環水系と排熱分配装置501の側の循環水系とで
水の成分をそれぞれに適した組成に変えることが可能で
ある。
【0111】また、接続経路の数やポンプの吐出圧特性
など仕様の異なる排熱分配装置を予め用意しておけば、
排熱の量や、温水パネル,貯湯槽などの排熱利用機器の
能力や数に応じて排熱分配装置の仕様を選択すること
で、容易に望ましい排熱利用システムを構成することが
できる。
【0112】なお実施例において排熱供給源として固体
高分子型の燃料電池を用いたが、リン酸型など他の燃料
電池であっても、内燃機関であっても容易に実施でき
る。
【0113】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、需要と供給に応じて排熱を分配し、
燃料電池の温度を安定させることができ、ポンプおよび
循環経路を簡略にすることで燃料電池の小型化が容易と
なり、メンテナンス負担の軽減が図れるという効果を奏
する。
【0114】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に燃料電池と温水パネルや貯湯槽などの
排熱利用機器を接続するだけで、望みの排熱利用システ
ムを容易に設置できるという効果を奏する。
【0115】請求項2に記載の発明は、需要と供給に応
じて排熱を分配し、燃料電池の温度を安定させることが
でき、ポンプおよび循環経路を簡略にすることで燃料電
池の小型化が容易となり、メンテナンス負担の軽減が図
れるという効果を奏する。
【0116】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に燃料電池と温水パネルや貯湯槽などの
排熱利用機器を接続するだけで、望みの排熱利用システ
ムを容易に設置できるという効果を奏する。
【0117】さらに、ファンコイルと流量調整弁の付加
により、排熱が過剰供給な場合でも安定して排熱を分配
・放出できるという効果を奏する。
【0118】請求項3に記載の発明は、この構成によれ
ば、需要と供給に応じて排熱を分配し燃料電池の温度を
安定させることができ、ポンプおよび循環経路を簡略に
することで燃料電池の小型化が容易となり、メンテナン
ス負担の軽減が図れるという効果を奏する。
【0119】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に燃料電池と温水パネルや貯湯槽などの
排熱利用機器を接続するだけで、望みの排熱利用システ
ムを容易に設置できるという効果を奏する。
【0120】さらに、経路別検出手段の付加により、各
機器での排熱利用量が正確にわかり、各温水パネルや貯
湯槽などの排熱利用機器への排熱分配を高精度に行える
という効果を奏する。
【0121】請求項4に記載の発明は、この構成によれ
ば需要と供給に応じて排熱を分配し燃料電池の温度を安
定させることができ、ポンプおよび循環経路を簡略にす
ることで燃料電池の小型化が容易となり、メンテナンス
負担の軽減が図れるという効果を奏する。
【0122】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に燃料電池と温水パネルや貯湯槽などの
排熱利用機器を接続するだけで、望みの排熱利用システ
ムを容易に設置できるという効果を奏する。
【0123】さらに、経路別検出手段の付加により、各
機器での排熱利用量が正確にわかり、各温水パネルや貯
湯槽などの排熱利用機器への排熱分配を高精度に行える
という効果を奏する。
【0124】さらに、ファンコイルと放熱器流量調整手
段の付加により、排熱が過剰供給な場合でも安定して排
熱を分配・放出できるという効果を奏する。
【0125】請求項5に記載の発明は、需要と供給に応
じて排熱を分配し燃料電池の温度を安定させることがで
き、ポンプおよび循環経路を簡略にすることで燃料電池
の小型化が容易となり、メンテナンス負担の軽減が図れ
るという効果を奏する。
【0126】さらに、排熱利用システムを構成するのに
必要な機器が1つにまとめられているので、適切な仕様
の排熱分配装置に燃料電池と温水パネルや貯湯槽などの
排熱利用機器を接続するだけで、望みの排熱利用システ
ムを容易に設置できるという効果を奏する。
【0127】さらに、接続機器が最小限にできるため汚
染を少なくすることができ、燃料電池と排熱利用側で循
環媒体の種類を温水パネルや貯湯槽などの排熱利用機器
の条件に応じて変えることができる。
【0128】さらに、接続する温水パネルや貯湯槽など
の排熱利用機器の数や形態に応じて排熱分配装置を変更
すれば、望みの排熱利用システムを容易に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排熱分配装置の一実施例を示す説明図
【図2】本発明の排熱分配装置の一実施例を示す説明図
【図3】本発明の排熱分配装置の一実施例を示す説明図
【図4】本発明の排熱分配装置の一実施例を示す説明図
【図5】本発明の排熱利用システムの実施例を示す説明
【図6】従来例を示す燃料電池システムの説明図
【符号の説明】
101,201,301,401,501 排熱分配装
置 102,202,302,402 燃料電池 103a,203a,303a,403a 温水パネル 103b,203b,303b,403b 貯湯槽 111,211,311,411 ポンプ 113,213,313,413 送り側温度流量セン
サー 117a,217a,317a,417a,117b,
217b,317b,417b 流量調整弁 119,219,319,419 バイパス流量調整弁 121,221,321,421 戻り側温度流量セン
サー 123,223,323,423 主演算装置 227,427 放熱器流量調整弁 229,429 ファンコイル 331a,431a,331b,431b 温度流量セ
ンサー 553 燃料電池本体 555 ポンプ 557 熱交換器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱を媒介する熱媒介を排熱供給源から取り
    出し循環させるポンプと、前記熱媒体の循環流路を分岐
    する分岐手段と、前記ポンプと前記分岐手段の間に位置
    し前記熱媒体の送り側の状態を検出する送り側検出手段
    と、分岐した経路を再び合流させ前記排熱供給源へ導く
    合流手段と、前記分岐手段から分岐し排熱利用機器へ接
    続する経路に設けられた流量調整手段と、前記分岐手段
    から分岐し前記合流手段へ直結するバイパス経路と、前
    記バイパス経路に設けられ前記バイパス経路の前記熱媒
    体の流量を調整するバイパス流量調整手段と、前記合流
    手段から前記排熱供給源までの間に位置し、前記合流手
    段に戻ってきた前記熱媒体の状態を検出する戻り側検出
    手段と、排熱需要と前記送り側検出手段および前記戻り
    側検出手段の出力信号とに基づき前記流量調整手段と前
    記バイパス流量調整手段とを制御する制御手段を備えた
    ことを特徴とする排熱分配装置。
  2. 【請求項2】熱を媒介する熱媒体を排熱供給源から取り
    出し循環させるポンプと、前記熱媒体の循環経路を分岐
    する分岐手段と、前記ポンプと前記分岐手段の間に位置
    し前記熱媒体の送り側の状態を検出する送り側検出手段
    と、分岐した経路を再び合流させ前記排熱供給源へ導く
    合流手段と、前記分岐手段から分岐し排熱利用機器へ接
    続する経路に設けられた前記熱媒体の流量を調整する流
    量調整手段と、前記分岐手段から分岐し前記合流手段へ
    直結するバイパス経路と、前記バイパス経路に設けられ
    前記熱媒体の流量を調整するバイパス流量調整手段と、
    前記分岐手段から分岐した経路の1つが接続された前記
    熱媒体の持つ熱を放出する放熱手段と、前記放熱手段へ
    の前記熱媒体の流量を調節する放熱器流量調整手段と、
    前記合流手段から前記排熱供給源までの間に位置し、前
    記合流手段に戻ってきた前記熱媒体の状態を検出する戻
    り側検出手段と、排熱需要と前記送り側検出手段および
    前記戻り側検出手段の出力信号とに基づき前記流量調整
    手段と前記バイパス流量調整手段と前記放熱器流量調整
    手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする排熱
    分配装置。
  3. 【請求項3】熱を媒介する熱媒体を排熱供給源から取り
    出し循環させるポンプと、前記熱媒体の循環経路を分岐
    する分岐手段と、前記ポンプと前記分岐手段の間に位置
    し前記熱媒体の送り側の状態を検出する送り側検出手段
    と、分岐した経路を再び合流させ前記排熱供給源へ導く
    合流手段と、前記分岐手段から分岐し排熱利用機器へ接
    続する経路に設けられた流量調整手段と、各々の排熱利
    用機器と前記合流手段の間に設けられ熱媒体の状態を検
    出する経路別検出手段と、前記分岐手段から分岐し前記
    合流手段へ直結するバイパス経路と、前記バイパス経路
    に設けられバイパス経路の前記熱媒体の流量を調整する
    バイパス流量調整手段と、前記合流手段から前記排熱供
    給源までの間に位置し、前記合流手段に戻ってきた熱媒
    体の状態を検出する戻り側検出手段と、排熱需要と前記
    送り側検出手段と前記戻り側検出手段および前記経路別
    検出手段の各出力信号とに基づき前記流量調整手段と前
    記バイパス流量調整手段と前記放熱器流量調整手段を制
    御する制御手段を備えたことを特徴とする排熱分配装
    置。
  4. 【請求項4】熱を媒介する熱媒体を排熱供給源から取り
    出し循環させるポンプと、前記熱媒体の循環経路を分岐
    する分岐手段と、前記ポンプと前記分岐手段の間に位置
    し前記熱媒体の送り側の状態を検出する送り側検出手段
    と、分岐した経路を再び合流させ前記排熱供給源へ導く
    合流手段と、前記分岐手段から分岐し排熱利用機器へ接
    続する経路に設けられ前記熱媒体の流量を調整する流量
    調整手段と、各々の排熱利用機器と前記合流手段の間に
    設けられた前記熱媒体の状態を検出する経路別検出手段
    と、前記分岐手段から分岐し前記合流手段へ直結するバ
    イパス経路と、前記バイパス経路に設けられた前記熱媒
    体の状態を検出するバイパス流量調整手段と、前記合流
    手段から前記排熱供給源までの間に位置し、前記合流手
    段に戻ってきた前記熱媒体の状態を検出する戻り側検出
    手段と、排熱需要と前記送り側検出手段と前記戻り側検
    出手段および前記経路別検出手段の各出力信号とに基づ
    き前記流量調整手段と前記バイパス流量調整手段と前記
    放熱器流量調整手段を制御する制御手段を備えたことを
    特徴とする排熱分配装置。
  5. 【請求項5】排熱供給源と、熱交換器と、排熱の分配・
    調整が可能で排熱利用機器へ排熱を分配する排熱分配装
    置とを備え、前記排熱供給源と前記排熱分配装置とを前
    記熱交換器を介して熱的に接続し前記排熱供給源で生じ
    た排熱を前記排熱利用機器で利用することを特徴とする
    排熱利用システム。
  6. 【請求項6】送り側検出手段と戻り側検出手段が、熱媒
    体の温度と流量の少なくとも一方を検出することを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の排熱分配装
    置。
  7. 【請求項7】経路別検出手段が、熱媒体の温度と流量の
    少なくとも一方を検出することを特徴とする請求項3ま
    たは4に記載の排熱分配装置。
  8. 【請求項8】排熱分配装置が請求項1〜4のいずれか一
    項に記載の排熱分配装置であることを特徴とした請求項
    5に記載の排熱利用システム。
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