JP4401257B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、ダイレクトメタノール燃料電池システムに関し、具体的には、ダイレクトメタノール燃料電池システムを安定的に運転するための温度管理構造に関する。
燃料電池は水素と酸素とから電気エネルギを発生させる装置であり、高い発電効率を得ることができる。燃料電池の主な特徴としては、従来の発電方式のように熱エネルギや運動エネルギの過程を経ない直接発電であるので、小規模でも高い発電効率が期待できる、窒素化合物等の排出が少なく、騒音や振動も小さいので環境性が良いなどが挙げられる。このように、燃料電池は燃料のもつ化学エネルギを有効に利用でき、環境にやさしい特性をもっているので、21世紀を担うエネルギ供給システムとして期待され、宇宙用から自動車用、携帯機器用まで、大規模発電から小規模発電まで、種々の用途に使用できる将来有望な新しい発電システムとして注目され、実用化に向けて技術開発が本格化している。
中でも、固体高分子形燃料電池は、他の種類の燃料電池に比べて、作動温度が低く、高い出力密度を持つ特徴が有り、特に近年、固体高分子形燃料電池の一形態として、ダイレクトメタノール燃料電池(Direct Methanol Fuel Cell:DMFC)が注目を集めている。DMFCは、燃料であるメタノール水溶液を改質することなく直接アノードへ供給し、メタノール水溶液と酸素との電気化学反応により電力を得るものであり、この電気化学反応によりアノードからは二酸化炭素が、カソードからは生成水が、反応生成物として排出される。メタノール水溶液は水素に比べ、単位体積当たりのエネルギが高く、また、貯蔵に適しており、爆発などの危険性も低いため、自動車や携帯機器などの電源への利用が期待されている。
このDMFCは40〜100℃程度の作動温度範囲を有し、高い温度域で作動させる方が電極におけるメタノール酸化反応の活性が高まり、電極の単位面積あたりの電流密度を大きくすることができ性能が向上する。一方、メタノール水溶液の沸点は低く、アノードから排出された排メタノール水溶液を十分に冷却して凝縮しないと、メタノールが外部に放出され、メタノールの消費量が増加してしまうため、アノードに供給するメタノール水溶液とアノードあるいはカソードからの排出物(排メタノール水溶液、生成水)とを熱交換する構成が採られている。
特開2004−178818号公報
上記のように、DMFCは高い温度域で作動させる方が、性能が向上するが、DMFCを含む固体高分子形燃料電池に用いられる固体高分子膜は有機系溶剤に溶解する性質を有し、特に、この溶解度は有機系溶剤の温度を上げることにより顕著になるため、DMFCの作動温度を高め、75℃以上のメタノール水溶液と固体高分子膜とが接触するようになると、固体高分子膜が溶解し、DMFC内部の固体高分子膜の劣化を促進させ、DMFCの寿命(信頼性)を著しく低下させてしまうという問題がある。そこで、DMFCの温度は、50〜70℃望ましくは60℃±3℃の温度域で作動させることが望ましい。
また、DMFCに供給するメタノール水溶液は0.5〜4mol/L望ましくは0.8〜1.5mol/Lの濃度に調整したものを用いるが、メタノールは64.7℃に沸点を有するため、メタノール水溶液の温度が65℃以上になると、メタノール水溶液の流通経路において、メタノールが気化しやすくなり、外部に放出されてメタノールの消費量を増加させたり、電極におけるメタノール水溶液の拡散性を阻害したり、などの問題もある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、メタノール水溶液の流通経路における温度管理と、電極でのメタノール酸化反応の活性と固体高分子膜の劣化の抑制とを考慮したDMFCの温度管理を適切に実現するDMFCシステムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、液体燃料を用いて発電する燃料電池と、前記液体燃料を前記燃料電池に供給する燃料供給手段と、前記燃料電池からの排出物質を回収する排出物質回収手段と、前記排出物質を冷却する熱媒体を前記排出物質回収手段へ供給する熱媒体供給手段と、を備える燃料電池システムにおいて、前記熱媒体は、前記燃料電池を冷却することを特徴とする。
ここで、燃料供給手段とは、メタノールなどを含む液体の燃料を燃料電池へ供給するための配管などをいい、アクティブ形の燃料電池であればポンプなどの圧送装置、あるいは、液体燃料を貯蔵するタンクなどを含んでも良い。また、排出物質回収手段とは、燃料電池のアノードから排出される排メタノール水溶液などの排燃料や二酸化炭素、あるいは、カソードから排出される排空気などの排酸化剤や生成水を回収するための配管などをいい、必要に応じて排出用のポンプや、発電に再利用されない二酸化炭素などの成分を分離して系外へ排出する分離器などを含んでも良い。上記の構成によれば、発電に再利用することができる排出物質を冷却することで、十分に凝縮して系外に無駄に排出することなく循環させることができ、しかも、燃料電池の温度を安定させることが可能となる。
上記の構成に加え、前記排出物質回収手段に設けられ、前記熱媒体と前記排出物質との間で熱交換を行うと共に前記燃料電池に供給される前記液体燃料と前記排出物質との間で熱交換を行う熱交換部を備えてもよい。熱媒体と排出物質との熱交換に加え、燃料電池に供給される液体燃料と排出物質との間で更に熱交換することにより、排出物質は更に温度が低下し、十分に凝縮される。また、燃料電池に供給される液体燃料は温度が上昇しているので、アノードに浸透するとすぐにメタノール酸化反応が開始される。
そして、前記熱媒体は、前記燃料電池システムの外部から流入される流体であり、前記燃料電池と前記排出物質とを冷却して前記燃料電池システムの外部に排出されるようにしてもよい。これによれば、熱媒体が流体なので、ファンやコンプレッサのような熱媒体供給手段により、燃料電池システム内に熱媒体を供給することでき、この流体が燃料電池からの排出物質や燃料電池自体を冷却して外部へ排出されるので、簡易な装置で燃料電池システムの温度管理をすることが可能となる。
また、前記燃料電池システムの内部に設けられ、前記燃料電池と前記排出物質回収手段とが設置される燃料電池室と、前記燃料電池室に設けられ、前記熱媒体が前記燃料電池室へ流入する熱媒体流入部と、前記燃料電池室に設けられ、前記熱媒体が前記燃料電池室から流出する熱媒体流出部と、を備え、前記燃料電池室を流通する前記熱媒体は、前記熱媒体流入部のみから流入し、前記熱媒体流出部のみから流出するようにしてもよい。これによれば、燃料電池室を流通する熱媒体の出入口が限定されるので、流通する経路や各流通路での流量なども任意に設定可能となり、燃料電池システム内の温度管理が容易となる。更に、熱媒体が燃料電池システム外部の空気などの外部から流入される流体である場合には、燃料電池室から燃料電池システム内の他の部分へ空気が出入することが防止されるため、水分を嫌う制御部の電子部品などへ空気と共に水蒸気が流出してしまうことを防止することができる。
そして、前記燃料電池と前記熱媒体流入部とは対向するように配置されており、更に、前記熱交換部と前記熱媒体流出部とは対向するように配置されている。このように配置することにより、燃料電池にはより温度の低い熱媒体が供給され、熱交換部へは燃料電池にて熱交換を行って温度が上昇した熱媒体が供給されるので、燃料電池と排出物質、更には、燃料電池へ供給される液体燃料を適切な温度に設定することが可能となる。また、燃料電池の周囲に隙間を設け、熱媒体の流通路とすることもできる。
また、前記燃料電池は多面形状を有し、前記燃料電池の少なくとも一つの面は前記熱媒体の流通路と隣接するように配置してもよい。特に、燃料電池のエンドプレートは金属製のものが一般的であり、熱量が大きいので、少なくとも、このエンドプレートの面は夏媒体の流通路と接するようにすれば、燃料電池の温度を適切に管理することが可能となる。また、燃料電池の底部側に位置するエンドプレートにスペーサを配置して熱媒体の流通路とすることもできる。

本発明は、燃料電池システムにおいて、メタノール水溶液の流通経路での温度管理と、燃料電池の温度管理とを適切に実現することができる。
本発明に係るDMFCシステム100の構成について、図を用いて詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係るDMFCシステム100の構成を表した模式図であり、DMFCシステム100は、DMFC110と、20mol/L以上の高濃度のメタノール水溶液あるいは純メタノールが入ったメタノールタンク120と、メタノールタンク120からのメタノールを1.2mol/L程度の濃度に希釈し、DMFC110へ供給するメタノール水溶液を貯めておくバッファタンク130と、電力変換装置や補機類の制御を行う制御部140と、熱交換器150と、筐体160と、軸流ファン170と、を備えている。
DMFC110のカソード112へはエアポンプ132から空気が供給され、アノード114へはバッファタンク130から液体ポンプ134を介してメタノール水溶液が供給される。また、DMFC110のカソード112からは発電に寄与しなかった排空気と反応によって生成された水分が排出され、アノード114から発電に寄与しなかった排メタノール水溶液と反応によって生成された二酸化炭素が排出される。DMFC110が発電する際の反応は発熱反応であるため、DMFC110へ空気とメタノール水溶液を供給することにより、DMFC110の温度が上昇する。そこで、DMFC110にはサーミスタ142あるいはリミッタを取り付けて、DMFC110の温度が55℃となったときから軸流ファン170の運転を開始する。筐体160の、軸流ファン170と対向する位置には空気口162を設けることにより、軸流ファン170の運転を開始すると、DMFC110の周囲を空気が流通し、DMFC110は空冷される。これにより、DMFC110の温度を60±3℃に設定することができる。
エアポンプ132が外部から空気を供給するので、カソード112に供給される空気は20〜25℃程度であり、DMFC110は軸流ファン170による空冷により、温度が60±3℃に設定される。このDMFC110からの排空気、水分、排メタノール水溶液、二酸化炭素などは70℃程度で排出されるので、DMFC110に供給するメタノール水溶液と熱交換し、排空気、水分、排メタノール水溶液、二酸化炭素などの排出物を凝縮すると共に、DMFC110に供給するメタノール水溶液を予め温める。ここで、排空気、水分、排メタノール水溶液、二酸化炭素などからの排熱量の方が、メタノール水溶液を温めるのに必要な熱量よりも大きいので、熱交換器150も軸流ファン170により空冷する。これにより、水分や排メタノール水溶液は十分に凝縮されるので、外部から水分を補給する必要性がなくなり、メタノールが外部へ放出されて消費量が増加してしまうことを防止することができる。
上記のような構成を実現するためのDMFCシステム100の具体的な構造を、実施例にて説明する。
図2は本実施例のDMFCシステム200の斜視図、図3はDMFCシステム200の上面図、図4は図3のA−A’断面におけるDMFCシステム200の断面図である。
実施例において、DMFC210、メタノールタンク220、バッファタンク230、制御部240、熱交換器250、軸流ファン270は、それぞれ図2のように配置され、空気やメタノール水溶液を供給、排出するための配管やポンプは、280a、bのようにユニット化されて、DMFC210と熱交換器250の両側に配置されている。
図3に示すように、DMFC210と配管ユニット280a、bとの間には、数mm程度の隙間を設けており、DMFC210の両側は冷却用空気の流通路となっている。また、筐体260の側面260aと260b及び壁面264aと264bは、これらの面によって囲まれるDMFC210を含む燃料電池室290を、外部と遮断すべくDMFCシステム200の蓋体266と密接するようになっている。従って、燃料電池室290は、空気口262のみから空気が供給され、軸流ファン270のみから空気が排出される構造とし、DMFC210は空気口262からの空気の流入を遮断しないように、空気口262が設けられている側面260aから数mm程度離した位置に配置する。
次に、図4に示すように、DMFC210は底部にスペーサ216を配置し、DMFC210の両側と同様に数mm程度の冷却用空気の流通路を設ける。また、DMFC210の上面と蓋体266との間にも数mm程度の冷却用空気の流通路ができるようにする。本実施例のDMFC210では、上下の面が金属製のエンドプレート218a、bとなっており、DMFC210の各面の中でも熱量の多い、特に、底部のエンドプレート218bは、アノードへのメタノール水溶液供給路とカソードからの排空気及び水分の排出路が形成されているので、温度が高く法熱量が最も多くなる。従って、底部にスペーサ216を配置し、冷却用の空気を流通させることにより、効果的にDMFC210を冷却することができる。
上記のようにDMFC210の周囲に数mm程度の隙間を設け、冷却用空気の流通路とすることにより、空気口262から流入した空気は、DMFC210に当たってDMFC210の上面、底面及び両側面を流れてDMFC210から発電による反応熱を奪い、熱交換器250へと流入する。このとき、熱交換器250に流入する空気は、DMFC210の温度が55℃を超え、軸流ファン270が運転を開始した時点においては30〜35℃、DMFC210が60℃付近で通常の発電状態であるときには40℃前後となる。
図2に戻り、熱交換器250には、DMFC210のカソードから排出された排空気及び水分と、アノードから排出された排メタノール水溶液及び二酸化炭素などが、通常の発電状態であれば70℃程度で流入する。そして、DMFC210からの水分及び排メタノール水溶液を十分に凝縮するために、DMFC210に供給するメタノール水溶液と空気口262から流入しDMFC210の発電による反応熱を吸収した空気とで冷却する。この熱交換により、DMFC210に供給するメタノール水溶液は、後述するが常温から35℃程度だったものが60℃程度まで温められ、DMFC210からの水分及び排メタノール水溶液は40℃程度まで冷却される。ここでDMFC210から排出される二酸化炭素は溶媒の温度が30℃を下回ると急激に溶解度が増加するので、熱交換器250での水分及び排メタノール水溶液の冷却は、35℃程度までにするのが望ましい。
熱交換器250にて冷却された排空気、水分、排メタノール水溶液、二酸化炭素などはバッファタンク230に流入し、ここで気液分離される。熱交換器250で40℃程度に冷却された排空気、水分、排メタノール水溶液、二酸化炭素などがバッファタンク230に流入して、通常、バッファタンク230の中は35℃程度になっており、ここで排空気、二酸化炭素などの気体成分は外部に放出され、水分、排メタノール水溶液は再度DMFC210へ供給される。
〔その他の事項〕
上記実施例において、空気口262は、DMFC210に対して上面、底面及び両側面に均等に冷却用空気が流通するように、上下左右対称となるように設けたが、例えば、上面と底面からの放熱量が側面よりも大きくなるような場合には、上面と底面に流れる空気の量が多くなるように、空気口262の位置や寸法、スペーサ216の高さ寸法、DMFC210と蓋体266までの距離を変更すると良い。
燃料電池室290へは空気口262から空気が流入し、軸流ファン270にて空気を排出するようにしたが、軸流ファン270にて空気を燃料電池室290へ導入し、空気口262から排出するようにしても良い。但し、このような場合には、空気口262の近くに熱交換器250を配置し、軸流ファン270の近くにDMFC210を配置する方が、熱バランスを上記実施例と同様に取ることができるものと考えられる。また、上記実施例では、空気の排出に軸流ファン270を用いたが、燃料電池室290に外部からの空気を取り込むための装置であれば、軸流ファン270に限らず、シロッコファン、コンプレッサなどでも良い。
本発明は、電子機器と電子機器に電力を供給するDMFCシステムとを机上に置いて、電子機器を利用する際に、DMFCシステム内の温度管理を適切に行うことで安定して作動させることができ、しかもDMFCシステムからの排熱を利用者に向けずに配置できる。
本発明のDMFCシステムの構成を表した模式図である。 本実施例のDMFCシステムの斜視図である。 本実施例のDMFCシステムの上面図である。 本実施例のDMFCシステムの図3におけるAA’断面の断面図である。
符号の説明
100、200 DMFCシステム
110、210 DMFC
112 カソード
114 アノード
120、220 メタノールタンク
130、230 バッファタンク
132 エアポンプ
134 液体ポンプ
140、240 制御部
142 サーミスタ
150、250 熱交換器
160、260 筐体
162、262 空気口
170、270 軸流ファン
216 スペーサ
エンドプレート218a、b
264a、b 壁面
266 蓋体
280a、b 配管ユニット
290 燃料電池室



Claims (6)

  1. 液体燃料を用いて発電する燃料電池と、前記液体燃料を前記燃料電池に供給する燃料供給手段と、前記燃料電池からの排出物質を回収する排出物質回収手段と、前記排出物質を冷却する熱媒体を前記排出物質回収手段へ供給する熱媒体供給手段と、を備える燃料電池システムにおいて、
    前記排出物質回収手段に設けられ、前記熱媒体と前記排出物質との間で熱交換を行うと共に前記燃料電池に供給される前記液体燃料と前記排出物質との間で熱交換を行う熱交換部と、
    前記燃料電池システムの内部に設けられ、前記燃料電池と前記排出物質回収手段とが設置される燃料電池室と、
    前記燃料電池室に設けられ、前記熱媒体が前記燃料電池室へ流入する空気口またはファンからなる熱媒体流入部と、
    前記燃料電池室に設けられ、前記熱媒体が前記燃料電池室から流出するファンまたは空気口からなる熱媒体流出部と、を備え、
    前記燃料電池室を流通する前記熱媒体は、前記熱媒体流入部のみから流入すると共に、前記熱媒体流出部のみから流出し、
    前記燃料電池と前記熱媒体流入部とは対向するように配置すると共に、前記熱交換部と前記熱媒体流出部とは対向するように配置することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記熱媒体は、前記燃料電池システムの外部から流入される流体であり、前記燃料電池と前記排出物質とを冷却して前記燃料電池システムの外部に排出されることを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
  3. 前記燃料電池の周囲に隙間を設け、前記熱媒体の流通路とすることを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池システム。
  4. 前記燃料電池は多面形状を有し、
    前記燃料電池の少なくとも一つの面は前記熱媒体の流通路と隣接するように配置することを特徴とする請求項1または2記載の燃料電池システム。
  5. 前記燃料電池の上下の面は金属製のエンドプレートにより構成されることを特徴とする請求項4記載の燃料電池システム。
  6. 前記燃料電池の底部側に位置するエンドプレートにスペーサを配置して熱媒体の流通路とすることを特徴とする請求項5記載の燃料電池システム。
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