JP3838205B2 - 鍵盤楽器の屋根構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鍵盤楽器、特にグランドピアノ型鍵盤楽器の屋根構造に係り、更に詳しくは、第1の屋根板を閉塞するときに、第1及び第2の屋根板の間に指先を挿入できる隙間を確保して、第1の屋根板の閉塞作業を容易に行うことができる鍵盤楽器の屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より知られているグランドピアノ型の鍵盤楽器としては、ピアノ本体の上部に開閉可能にヒンジ連結された後屋根板及びこれに隣接する前屋根板を備えたものが広く利用されるに至っている。このような前後の屋根板にあっては、相互に連結されることなく、それぞれ独立して開閉できるタイプのものが存在し、各屋根板の閉塞状態で、後屋根板と前屋根板との間の隙間を極めて小さく設定する構成が基本となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような屋根板にあっては、前記隙間が小さく設定されているため、開放した後屋根板を閉塞するときに、各屋根板の間に指を挟む恐怖感を与えるという不都合を生じる。しかも、後屋根板の閉塞時に、後屋根板の突き合せ端部(前屋根板側端部)を指で掴むと、当該指が邪魔になって後屋根板をピアノ本体上に載せるように閉塞することができなくなる。このため、後屋根板がピアノ本体に載る直前状態で、後屋根板から手を放して落下させ、ピアノ本体に衝撃を与えてしまったり、後屋根板の突き合せ端部から自由端に持ち直す煩雑さがあるという不都合も招来する。
【0004】
ここで、指先が挿入できるように前記隙間の幅を予め設定すれば、前述した不都合を回避できるが、この場合、ピアノ全体のデザイン性を損なうばかりでなく、ピアノ本体内に埃が入り易くなったり、筆記具等が落下してしまうという別異の不都合を招来する。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、第1及び第2の屋根板の突き合せ端部間の隙間を極力小さくすることができ、且つ、第1の屋根板の閉塞時に、第1及び第2の屋根板の間に指先を挿入できる隙間を確保して第1の屋根板を容易且つ迅速に閉塞することのできる鍵盤楽器の屋根構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、鍵盤楽器の本体に開閉可能に軸支された第1の屋根板と、この第1の屋根板の閉塞位置で当該第1の屋根板の端部に突き合う端部を有する第2の屋根板とを備え、
前記第2の屋根板は、第1の屋根板を閉塞した状態で、前記端部間に微小な隙間が生じる初期位置に規制される一方、前記第1の屋根板の初期開放動作で所定角度開放したときに、前記端部間隙間を拡大する方向に移動して当該隙間を拡大した状態を維持する、という構成を採っている。このような構成によれば、第1の屋根板の初期開放動作に伴って各屋根板の端部間隙間が拡大するので、第1の屋根板を閉塞するときに、各屋根板の間に指先が挟まれてしまうことのないスペースが確保されることとなる。これにより、第1の屋根板を本体上に載せるまで、第1の屋根板における第2の屋根板側の端部を持ちながら閉塞作業を行うことができ、閉塞時における後屋根板の落下を回避することが可能となり、また、第1の屋根板を持つ位置を変更する必要性も解消することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明において、前記第1及び第2の屋根板の何れか一方に、各屋根板の突き合せ端部間を離間させる方向に付勢する付勢手段を設け、この付勢手段を介して前記第1または第2の屋根板を初期開放動作したときに、もう一方の屋根板が前記拡大方向に移動する、という構成を採ることができる。この際、前記第1及び第2の屋根板の間に設けられて第1の屋根板の閉塞位置で当該第1の屋根板と第2の屋根板とを相互に係合させる係合手段を更に含み、この係合手段が所定の係合状態にあるときに、前記付勢手段の付勢力に抗して前記各屋根板の端部突き合せ状態を保つ、という構成を採用することが好ましい。このような構成を採れば、第1の屋根板が閉塞位置にあるときに、これらの突き合せ端部間の隙間が微小となる初期位置に安定的に維持することができる。しかも、第1の屋根板を開放して係合手段を非係合状態とすると、付勢手段により第2の屋根板が第1の屋根板から離れる方向に付勢され、前記端部間隙間が維持できなくなることを防止することが可能となる。
【0008】
なお、本明細書において、「前」は、特に明記しない限り、本体の鍵盤側すなわち図3中右側について用いられ、「後」は、その反対側について用いられる。また、「左右」とは、本体の鍵盤側を手前側にして見た場合を基準として用いられる。更に、「鍵盤楽器」、「グランドピアノ型鍵盤楽器」とは、屋根板が開閉されるピアノや鍵盤楽器について総称するものであって、同様の外形を備えた電子ピアノも含む概念として用いる。
【0009】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0010】
図1には、実施例に係るグランドピアノ型鍵盤楽器の全体構成図が示され、図2には、屋根板を閉塞したグランドピアノ型鍵盤楽器の平面図が示されている。これらの図において、グランドピアノ型鍵盤楽器10は、上部側を開放する形状に設けられるとともに、内部に所定のアクション機構等を有する本体11と、この本体11の上部一端側に沿う二箇所位置に設けられたヒンジ12,12を介して本体11に軸支されているとともに、本体11の開放側(上部側)を開閉可能に設けられた第1の屋根板としての後屋根板13と、この後屋根板13の手前側に隣接する位置に設けられた第2の屋根板としての前屋根板14と、この前屋根板14の図2中左右方向中央部における下面側に位置するスライダ16と、前屋根板14の同図中左右両側にそれぞれ設けられた一対の付勢手段17,17と、各屋根板13,14間において各付勢手段17の近傍位置にそれぞれ設けられた一対の係合手段18,18と備えて構成されている。
【0011】
前記本体11は、鍵盤11Aの上方に位置する前板11Bと、この前板11Bの左右両側に位置するとともに、後方に向かって延びる右側板11C及び左側板11Dと、これら右側板11C及び左側板11Dの後端間に連なるとともに、後方に膨らむ湾曲形状を備えた後板11Eとを備えて構成されている。右側板11C及び左側板11Dの間には、これらの内面間に掛け渡された横棧部材20が設けられている。また、前板11Bの内面(図3中左面)と横棧部材20との間であって、当該横棧部材20の左右両側及び中央部には、板状をなす連結部材21がそれぞれねじ止め固定されている。
【0012】
前記後屋根板13及び前屋根板14は、これらを閉塞した初期位置すなわち略水平となる閉塞位置で隙間Sを介して配置されている。すなわち、前記後屋根板13の前端部13Aと前屋根板14の後端部14Aとが相互に突き合う位置に設けられている。前記隙間Sは、常時は、後屋根板13の開閉時に各端部13A,14Aが接触せず、また、本体11内に埃等が入りにくいよう微小な幅に設定されている。
【0013】
前記スライダ16は、前屋根板14の前後方向の移動、すなわち、隙間Sを拡大及び縮小する方向の移動を許容しつつ、左右方向の移動を規制可能に設けられている。具体的には、スライダ16は、前屋根板14の左右方向(図3中紙面直交方向)中央部における下面側に取り付けられて前後方向に延びるとともに、下部開放形状を有する上レール22と、前記連結部材21上に位置するとともに、上レール22に左右両側から受容される下レール23とにより構成されている。なお、上レール22と下レール23との接触面は、これらの間の摩擦抵抗を極力少なくする適宜な処理等が施され、前述した前後移動をスムースに行えるようになっている。
【0014】
前記各付勢手段17は、図4に示されるように、前後方向に沿って延びるコイルばね25により構成されている。このコイルばね25は、その後端側(左端側)が前屋根板14の後部下面側から垂下するピン26に支持されている一方、前端側(右端側)が連結部材21の前板11B寄り上面側から起立するピン27に支持されている。コイルばね25は、前屋根板14を図4に示される初期位置、すなわち後屋根板13が閉塞して前端部13Aが前屋根板14の後端部14Aに隙間Sを介して突き合う位置にセットしたときに、軸方向長さを伸長して前屋根板14を前方に付勢するようになっている。
【0015】
前記各係合手段18は、後屋根板13の前端部13A下面側に取り付けられたフック29と、前屋根板14の下面後端部14A側にスペーサ30を介して取り付けられるとともに、フック29に係合可能な受け部材31とを備えて構成されている。
【0016】
前記フック29は、後屋根板13の下面にねじ止めされる平面部29Aと、この平面部29Aに連なって斜め後下方向に向けられた傾斜面部29Bと、この傾斜面部29Bに連なって側面視略U字状に形成された屈曲面部29Cとを備え、当該屈曲面部29Cが上下動するように弾性変形可能に設けられている。
【0017】
前記受け部材31は、前後方向に沿って延びる片部材により構成され、後部領域にフック29の屈曲面部29Cを受容する長穴31Aを備えている。長穴31Aは、前後方向に延びるとともに、後部内周縁31Bが屈曲面部29Cに係合可能に設けられている。また、長穴31A内には、連結部材21の前後方向中央部から起立する軸部材33が挿入され、当該軸部材33と長穴31Aとにより、前屋根板14における前後方向の移動量を規制するようになっている。
【0018】
なお、図1中、符号35は、本体11の内周面側に回動可能に支持された突上棒であり、符号36は、後屋根板13に取り付けられた受け皿36である。突上棒35の先端を受け皿36内に受容させることにより、後屋根板14を所定の開放位置に保つことができるようになっている。
【0019】
以上の構成において、後屋根板13を閉塞した状態から開放する場合、後屋根板13の自由端側を掴んで持ち上げればよい。この際、図5中二点鎖線で示されるように、後屋根板13を若干持ち上げた初期開放動作で、フック29の屈曲面部29Cが長穴31Aから抜け出し、コイルばね25の付勢力により、前屋根板14が前記隙間Sを拡大する方向すなわち前方向に移動する。そして、受け部材31の後部内周縁31Bが軸部材33に当接した時点で前屋根板14の移動が終わる。この移動後、コイルばね25は、前屋根板14の後方への移動を規制し、隙間Sが拡大した状態を維持できるようになっている。
【0020】
次いで、突上棒35の先端側を対応する受け皿36内に受容させることにより、後屋根板13の開放姿勢が保持される。
【0021】
この一方、後屋根板13を閉塞する場合、突上棒35を倒伏して本体11内に収容した後、後屋根板13を本体11上に乗せるように閉じる。このとき、隙間Sは、図5に示されるような拡大した状態が維持されているので、後屋根板13の前端部13A側を手で持ちながら当該後屋根板13の終期閉塞動作を行うことができる。そして、コイルばね25の付勢力に抗して前屋根板14を後方に押し込んで移動させることにより、フック29の屈曲面部29Cと長穴31Aの後部内周縁31Bが係合状態となる。この状態で、係合手段18は、コイルばね25の付勢力に抗して前屋根板14を初期位置に規制し、各屋根板13,14の端部突き合せ状態を保って隙間Sを図4に示される微小な幅に維持するようになっている。
【0022】
従って、このような実施例によれば、後屋根板13を初期開放動作させたときに、コイルばね25の付勢力により前屋根板14を隙間Sの拡大方向に自動的に移動させることができる。しかも、前記付勢力により、前屋根板14が隙間Sを拡大した位置に維持されるので、前端部13Aと後端部14Aとの間に指先を挿入できる隙間Sが保たれた状態で、後屋根板13の閉塞作業を行うことが可能となる。
【0023】
本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上に述べた実施の形態に対し、形状、数量、位置若しくは方向、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0024】
例えば、係合手段18は、前述したフック29及び受け部材31と同等の機能を発揮する磁石を各屋根板13,14にそれぞれ設ける構成としてもよい。
【0025】
また、本発明は、付勢手段17及び係合手段18を電動式の構成に代替することもできる。このような電動式の構成としては、後屋根板13の位置を検出する第1のセンサと、前屋根板14の位置を検出する第2のセンサと、これらセンサの出力に応じて前屋根板14を前後方向に移動させる駆動手段とを備えた構成を例示できる。
このような構成において、後屋根板13を初期開放動作させると、当該動作を第1のセンサが検出し、駆動手段を介して隙間Sを拡大する方向に前屋根板14を移動させる。そして、各端部13A,14A間に指先を挿入できる位置すなわち隙間Sを拡大した位置まで前屋根板14が移動すると、第2のセンサが前屋根板14の位置を検出し、駆動手段を介して前屋根板14の移動を停止させる。ここで、後屋根板13の開放姿勢が保たれた状態で、隙間Sを縮小する方向すなわち後方に前屋根板14に移動させると、これを第2のセンサが検出し、駆動手段により前屋根板14を前記拡大位置に復帰させる。従って、後屋根板13を閉塞しない限り、前記隙間Sを拡大した状態に保つことができるようになっている。なお、前屋根板14を前記拡大方向に移動させる確実性を高めるため、前記実施例で用いたコイルばね25を併用してもよい。
また、駆動手段としては、モータやシリンダ、フィードスクリュー等を例示できる。
【0026】
更に、付勢手段17は、種々の設計変更が可能であり、例えば、コイルばね25に代えてゴムや板ばねを用いたり、付勢手段17を後屋根板13に取り付けて前屋根板14に付勢力を付与する構成も採ることができる。
【0027】
また、前記付勢手段17や係合手段18は、例えば、各屋根板13,14の左右方向中央部に一箇所だけそれぞれ設けてもよい。つまり、付勢手段17や係合手段18の配置位置及び設置数は、前述した実施例と同等の作用を奏する限りにおいて、適宜設計変更可能である。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、第1の屋根板を初期開放動作したときに、第2の屋根板を移動し、第1及び第2の屋根板の突き合せ端部間の隙間が拡大した状態に維持されるので、第1の屋根板の突き合せ端部を持ちながら当該第1の屋根板を迅速且つ容易に閉塞することができる。しかも、各屋根板が閉塞した状態では、前記隙間を微小な幅に保つことができ、隙間から本体内に埃が入ったり、筆記具が落下することを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係るグランドピアノ型鍵盤楽器の概略斜視図。
【図2】 第1及び第2の屋根板を閉塞したグランドピアノ型鍵盤楽器の平面図。
【図3】 図2のA−A線矢視拡大断面図。
【図4】 (A)は、図2のB−B線矢視拡大断面図、(B)は、係合手段の概略斜視図。
【図5】 係合手段の係合状態を解除した状態を示す図4と同様の断面図。
【符号の説明】
10・・・グランドピアノ型鍵盤楽器、11・・・本体、13・・・後屋根板(第1の屋根板)、13A・・・前端部、14・・・前屋根板(第2の屋根板)、14A・・・後端部、17・・・付勢手段、18・・・係合手段

Claims (3)

  1. 鍵盤楽器の本体に開閉可能に軸支された第1の屋根板と、この第1の屋根板の閉塞位置で当該第1の屋根板の端部に突き合う端部を有する第2の屋根板とを備え、
    前記第2の屋根板は、第1の屋根板を閉塞した状態で、前記端部間に微小な隙間が生じる初期位置に規制される一方、前記第1の屋根板の初期開放動作で所定角度開放したときに、前記端部間隙間を拡大する方向に移動して当該隙間を拡大した状態を維持することを特徴とする鍵盤楽器の屋根構造。
  2. 前記第1及び第2の屋根板の何れか一方に、各屋根板の突き合せ端部間を離間させる方向に付勢する付勢手段を設け、この付勢手段を介して前記第1または第2の屋根板を初期開放動作したときに、もう一方の屋根板が前記拡大方向に移動することを特徴とする請求項1記載の鍵盤楽器の屋根構造。
  3. 前記第1及び第2の屋根板の間に設けられて第1の屋根板の閉塞位置で当該第1の屋根板と第2の屋根板とを相互に係合させる係合手段を更に含み、この係合手段が所定の係合状態にあるときに、前記付勢手段の付勢力に抗して前記各屋根板の端部突き合せ状態を保つことを特徴とする請求項2記載の鍵盤楽器の屋根構造。
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