JP3825587B2 - 石炭の乾燥方法及び乾燥装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、石炭の乾燥方法及び乾燥装置に関するものであり、特にコークス炉に装入する石炭の乾燥方法及び乾燥装置として有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
コークス生産に際し、コークスの品質向上およびコークス炉での生産性向上を目的としてコークス炉装入前に装入石炭を乾燥することが行われている。コークス炉用石炭の付着水分は乾燥前で通常7%から10%程度であるが、この石炭を石炭乾燥機で付着水分0%から6%に乾燥するものである。乾燥後の石炭の付着水分を一定の値に保持する場合、石炭の調湿と称することもある。
【0003】
石炭の乾燥に流動層乾燥機を用いることが知られている。流動層乾燥機においては、乾燥機内へ供給された石炭は分散板の下方から送風される温風によって流動しながら乾燥される。従って、乾燥機に供給されるガスは常に石炭の流動を可能にする速度で供給される。
【0004】
流動層乾燥機で石炭を乾燥する場合、石炭中に含まれる粉炭が排ガスとともに持ち去られる。そのため、乾燥機内における送風ガスの上昇速度を調整することにより、所定の粒径よりも小さい粉炭をガスとともに乾燥機から排除し、次いで固気分離によって該微粉炭を回収すれば、流動層乾燥機において石炭の乾燥とともに石炭の分級をも行なうことができる。
【0005】
流動層乾燥機に供給する供給ガスの熱源としては、専用の熱風発生装置によって高温のガスを発生させて供給することができるが、供給ガスの一部又は全部としてコークス炉の煙道排ガスを用いることも可能である。特開昭57−33774号公報においては、流動層乾燥機内に加熱伝導パイプを配設し該加熱伝導パイプ内にコークス炉発生ガスの顕熱を回収して熱源とした有機熱媒体を循環せしめるとともに、流動層乾燥機内にコークス炉燃焼排ガスを熱風として吹き込む乾燥システムが記載されている。
【0006】
室炉式コークス炉においては、炭化室と燃焼室列が約100mmの厚みの煉瓦を介して相対し、交互に配列されている。燃焼室で発生した熱を煉瓦を通して炭化室内の石炭に伝熱する。燃焼室は1列が普通26室から34室の小室に仕切られ、各燃焼室の下部に蓄熱室が配置されている。各小室は2つにグループ化され、第1のグループの蓄熱室は蓄熱が完了して高温状態にあり、燃料ガスと空気は蓄熱室で予熱され、その上部の室でガスが空気と会合して燃焼し(上昇流)、次いで燃焼した排気ガスは第2のグループの室で引き落とされ(下降流)、その下部に配置された蓄熱室で熱回収された後に煙道を経て排出される。
【0007】
第1のグループの蓄熱室の温度はガスを予熱することによって低下し、第2のグループの蓄熱室は蓄熱によって温度が上昇する。一定時間経過後に第1のグループを蓄熱側に、第2のグループを燃焼側にそれぞれの役割を切り替える。この切り替えを一定時間毎に行なうことにより、予熱操作と蓄熱操作を交互に行なわせて蓄熱効率を高める操作を行なっている。以上のように燃焼室の状態を燃焼側と引き落とし側との間で交互に切り替える操作を燃焼切り替えと呼んでいる。
【0008】
燃焼切り替え時における空気とガスの供給と停止の操作を、図4に基づいて説明する。
【0009】
まず燃焼側(仮にA側とよぶ)であった燃焼室への供給ガス量を所定時間で減じ停止させる。次に燃焼用空気量を所定時間で減じ停止させる。このとき、引き落とし側(仮にB側とよぶ)の燃焼室・蓄熱室から煙道に通じる排気系統は開の状態から閉止する。その後、それまで燃焼側であったA側の燃焼室・蓄熱室から煙道に通じる排気系統を閉止された状態から開にして煙道への排気を可能な状態にした後、それまで引き落とし側であったB側の燃焼室に徐々に空気を導入し、最後に燃料ガス投入を開始する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
室炉式コークス炉においては、上記のように一定時間間隔で燃焼ガスの切り替えが行なわれる。この切り替え時間帯においては、図4の下段に示すように、コークス炉の燃焼排ガスが短時間であるが途切れることとなる。コークス炉の煙道排ガスを流動層乾燥機の供給ガスとして用いる従来技術においては、上記燃焼ガスの切り替え時における燃焼排ガスの途切れに対する対応が示されておらず、これでは安定して石炭の乾燥を行なうことができなかった。
【0011】
また、流動層乾燥機からの排ガスは高温かつ飽和あるいはそれに近い水蒸気を含んでおり、排ガス配管内で排ガスが冷却されることによって結露が生じ、排ガス配管の後流に配置する集塵機内の濾布の目詰まりが生じるという問題があった。
【0012】
更に、流動層乾燥機においては供給される石炭の供給速度の大小如何にかかわらず、ガスの供給量は石炭の流動に必要な量を確保する必要がある。一方、供給ガスとして使用するコークス炉の煙道排ガスの温度は常に一定以上の温度を有している。流動層乾燥機の運転開始時には石炭の供給速度を徐々に増加させる操業を行なうが、前記のように供給ガスの供給量は一定量以上確保されるため、石炭供給速度が低い間は石炭が過剰に乾燥されるという問題があった。
【0013】
本発明は、上記課題を解決し、コークス炉の煙道排ガスを用いて流動層乾燥機によって石炭を乾燥するに際し、コークス炉の燃焼ガス切り替え時においても安定して石炭の乾燥を行なうことのできる石炭の乾燥方法及び乾燥装置を提供することを目的とする。
【0014】
本発明はまた、流動層乾燥機からの排ガスの結露を防止することを目的とする。本発明は更に、流動層乾燥機運転開始時の石炭の乾燥過剰を防止することを目的とする。本発明は更に、流動層乾燥機から排出された微粉炭の発塵を抑制し、コークス品質の改善を行なうことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その要旨とするところは、
(1)流動層乾燥機7によって石炭を乾燥し、流動層乾燥機7への供給ガスの一部又は全部としてコークス炉1の煙道排ガスを用いる石炭の乾燥方法において、コークス炉1の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには、流動層乾燥機7から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用いるとともに、該循環するガスのガス経路に配置された集塵機16のクリーニングのためのガス投入を行ない、該ガス投入によって増大したガス量に見合った量のガスを循環せずに系外に排出し、かつ乾燥機出側における石炭の温度が略一定になるように流動層への石炭の供給量を減少させ、流動層からの石炭の排出量を減少させて流動層の石炭層厚を保持し、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が再開されたときは、コークス炉の煙道排ガスを流動層乾燥機7への供給ガスとして用いるとともに、乾燥機出側における石炭の温度が予め定めた目標温度の範囲内となるように流動層への石炭供給量を増加することを特徴とする石炭の乾燥方法。
(2)流動層乾燥機7から排出し循環して流動層乾燥機へ供給するガスのガス経路の一部又は全部を断熱構造とし、更にそのガスの一部を加熱することを特徴とする上記(1)に記載の石炭の乾燥方法。
)コークス炉1の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには予め予知信号を発し、該予知信号に基づいたシーケンスにより、前記流動層乾燥機への供給ガスとしての排ガス循環使用量の変更、流動層への石炭供給量の変更、流動層からの石炭排出量の変更、循環ガスの加熱、集塵機クリーニングのためのガス投入のうちの1種又は2種以上を行なうことを特徴とする上記(1)または(2)に記載の石炭の乾燥方法。
【0016】
上記本発明は、コークス炉燃焼ガス切り替え等の理由によってコークス炉1の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには、流動層乾燥機7から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用いることにより、流動層乾燥機7のガス供給量を常に必要とするだけ維持することができる。
【0017】
流動層乾燥機7から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用いる場合、該供給ガスの温度が低下し含有水蒸気が増えるために石炭の乾燥能力が低下するが、供給ガスの循環使用を行なっているときには流動層への石炭の供給量を減少させることにより、乾燥機から排出される石炭の水分を目標値に維持することができる。更に、流動層への石炭の供給量を減少させるとともに、流動層からの石炭の排出量を減少させて流動層の石炭層厚を保持することにより、乾燥機内での石炭の安定した流動状態を維持し、石炭乾燥度の安定、分級特性の安定を確保することができる。
【0018】
本発明はまた、
)石炭を乾燥する流動層乾燥機7と、コークス炉1の煙道排ガスの一部又は全部を流動層乾燥機7へ供給するためのガス配管8を有する石炭の乾燥装置において、流動層乾燥機7から排出したガスを再度循環して流動層乾燥機へ供給するためのガス循環配管21と、コークス炉1の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには流動層乾燥機7から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用い、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が再開されたときはコークス炉1の煙道排ガスを流動層乾燥機7への供給ガスとして用いるように制御を行なガス循環系制御装置23と、前記コークス炉1の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには乾燥機7出側における石炭の温度が略一定になるように流動層への石炭の供給量を減少させ、流動層13からの石炭の排出量を減少させて流動層13の石炭層厚を保持し、前記コークス炉1の煙道排ガスの供給が再開されたときは乾燥機出側における石炭の温度が予め定めた目標温度の範囲内となるように流動層への石炭供給量を増加するように制御を行なう石炭供給量制御装置24と、循環するガスのガス経路に配置され、流動層乾燥機7から排出したガスを再度循環して流動層乾燥機7への供給ガスとして使用するときにクリーニングのためのガス投入を行なう集塵機16のクリーニングガス制御装置と、該ガス投入によって増大したガス量に見合った量のガスを循環せずに系外に排出する制御を行なう乾燥機排出ガス制御装置とを有することを特徴とする石炭の乾燥装置。
)流動層乾燥機から排出し循環して流動層乾燥機7へ供給するガスのガス経路の一部又は全部を断熱構造とし、更にそのガスの一部を加熱する加熱手段29を有することを特徴とする上記()に記載の石炭の乾燥装置。
)前記石炭の乾燥装置は、流動層乾燥機排ガスを系外に排出する煙突20と、流動層乾燥機7から該煙突20に排ガスを輸送する排ガス配管17と、前記コークス炉1の煙道排ガスの一部又は全部を該流動層乾燥機7へ供給するためのガス配管8の途中に設けた第1調節弁10及びその制御装置26と、前記排ガス配管17の途中に設けた第2調節弁19及びその制御装置27と、前記ガス循環配管21の途中に設けた第3調節弁22及びその制御装置28とを有し、流動層乾燥機7から排出したガスを循環して流動層乾燥機7への供給ガスとして再度用いるに際し、前記第1調節弁の制御装置26は第1調節弁10を閉とし、第2調節弁の制御装置27は第2調節弁19を閉とし、第3調節弁の制御装置28は第3調節弁19を開とする制御を行なうことを特徴とする上記(4)または(5)に記載の石炭の乾燥装置。
)前記コークス炉1はコークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには予め予知信号を発する予知信号発生装置を有し、前記ガス循環系制御装置23、石炭供給量制御装置24、石炭排出量制御装置25、加熱手段29、集塵機のクリーニングガス制御装置、第1乃至第3調節弁の制御装置(26〜28)は、該予知信号に基づいたシーケンスにより、前記流動層乾燥機7への供給ガスとしての排ガス循環使用量の変更、流動層への石炭供給量の変更、流動層からの石炭排出量の変更、循環ガスの加熱、集塵機クリーニングのためのガス投入のうちの1種又は2種以上を行なうことを特徴とする上記()乃至()のいずれかに記載の石炭の乾燥装置。である
【0019】
本発明はまた、
)流動層乾燥機7によって石炭を乾燥し、該流動層乾燥機7への供給ガスの一部又は全部としてコークス炉1の煙道排ガスを用いる石炭の乾燥方法において、該供給ガスの一部を流動層13のプレナム室35に供給するとともに、該供給ガスの他の部分を乾燥機のフリーボード部36から集塵機16の間において乾燥機の排ガス中に供給することを特徴とする上記(1)乃至()のいずれかに記載の石炭の乾燥方法。
)流動層乾燥機7によって石炭を乾燥し、該流動層乾燥機7への供給ガスの一部又は全部としてコークス炉1の煙道排ガスを用いる石炭の乾燥方法において、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が再開されたときは、コークス炉の煙道排ガスを流動層乾燥機への供給ガスとして乾燥機に供給し、かつ流動層内に水を添加しつつ石炭の供給量を徐々に増加させることを特徴とする上記(1)乃至(のいずれかに記載の石炭の乾燥方法。である。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1〜図4に基づいて、本発明の実施の形態について説明する。
【0021】
コークス炉1で発生したコークス炉の燃焼排ガスは、煙道2を通過してコークス炉煙突4から大気へ放散される。煙道2を通過する燃焼排ガスの温度は150〜250℃であり、コークス生産量が1000トン/日(装入炭(湿)60トン/h)程度のコークス炉1炉団では燃焼排ガスの発生量は6万m3/h程度となる。
【0022】
石炭の流動層乾燥機7は、原料炭供給装置15から石炭を供給し、分散板14の下方から供給ガス34として温風を供給し、供給した石炭は分散板14を通過する上昇流によって流動層13を形成する。この流動層13において石炭に含まれる水分の乾燥を行ない、石炭は所定の温度及び水分含有量に調整されて流動層乾燥機7から排出される。
【0023】
本発明においては、コークス炉煙道2から分岐したガス配管8、ブロア12を経由し、コークス炉排ガスを流動層乾燥機7に供給する。流動層乾燥機7から排出された排ガス32は、排ガス配管17によって集塵機16、ブロア18を経由し煙突20から大気中に放散される。集塵機16としてはバグフィルターを用いることができる。サイクロンを用いることもできるが、サイクロンでは20μm前後の微粉炭を分離捕集することができないので、バグフィルターの方が好ましい場合がある。更に排ガス配管17からガス循環配管21を分岐し、流動層乾燥機7の排ガス32を循環して再度流動層乾燥機の供給ガス34として用いることができる。
【0024】
コークス炉の煙道2には排ガス流量計5及びコークス炉1の煙道圧力を調節するコークス炉排ガス調節弁6を設け、ガス配管8には流量計9及び第1調節弁10を設け、排ガス配管17には第2調節弁19を、ガス循環配管21には第3調節弁22を設けている。排ガス流量計5は必須ではなく、燃焼計算によって排ガス流量を推定することもできる。第1〜第3調節弁は各調節弁制御装置(26〜28)によって開度あるいは流量の調節ができる。更に、石炭供給装置15は石炭供給量制御装置24によって石炭供給量の制御を行ない、流動層乾燥機7の石炭排出量は石炭排出量制御装置25によって制御される。ガス循環系制御装置23は、第1〜第3調節弁制御装置に制御指令を与えることによって循環ガスの制御を行なうことができる。
【0025】
流動層乾燥機7への供給ガスとしては、熱風発生装置11で発生させた熱風を併用してもよい。また、流動層乾燥機7への供給ガスとして用いるコークス炉排ガスあるいは循環ガスは、直接流動層乾燥機7に供給する方法の他に、熱風発生装置11への供給ガスとして用いることもできる。
【0026】
コークス炉1においては、通常各炉団毎に燃焼ガス系統を2系統有しており、一方の系統での使用時間が所定時間に達すると他方の系統に切り替え、常にどちらかの系統によって燃焼を行なっている。系統の切り替えは通常15分〜30分に1回の頻度で行われる。燃焼ガス系統の切り替え時においては、図4の上段に示すように、今まで使用していた系統(系統A)の燃焼ガス流量を逐次減少し、流量がゼロになったら次に使用する系統(系統B)の燃焼ガス流量を逐次増大する。そのため、燃焼ガスの切り替え時においては、コークス炉排ガス流量が減少し、ゼロになり、再度増大することとなる。燃焼ガス切り替えに必要とされる時間は一般に2〜3分である。石炭の流動層乾燥機7の供給ガスとしてコークス炉の煙道排ガスを利用する方法においても、コークス炉の燃焼ガス切り替え時には供給ガスとしてのコークス炉排ガスが途絶えることとなる。
【0027】
本発明においては、コークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには、流動層乾燥機7から排出したガスをガス循環配管21を経由して循環し、流動層乾燥機への供給ガスとして再度用いる。図1〜図4に即して具体的に述べると以下のとおりである。
【0028】
ガス循環配管21に配置した第3調節弁22は、定常運転時には全閉又は石炭出口温度調節のために微開としておく。定常運転時においてコークス炉煙道ガス温度が高すぎる場合には、低温の循環ガスをわずかに混合してガス温度を低下させることが有効であり、また、供給する石炭の水分が変動したときの乾燥能力の調整にも循環ガスを用いることができる。
【0029】
コークス炉の燃焼ガス切り替え開始時に第3調節弁22を全閉ないし微開状態から一定開度まで開く。ブロア12及びブロア18の働きにより、循環ガス33がガス循環配管21を流れてリサイクル流が生まれる。循環ガス33の流量が一定量確保されたタイミングで第1調節弁10の開度を徐々に小さくし、その結果それまで流動層乾燥機7に供給されていたコークス炉煙道排ガスは徐々に減少し、逆に煙突4への流量が増大する。第1調節弁10の開閉動作速度は必ずしも一定ではなく、コークス炉1の操業度やコークス炉の燃焼状態により燃焼排ガス量が変動するので、当該コークス炉の操業実態に基づいて個々に決定する必要がある。
【0030】
ガス循環配管21を通じてガスを循環させる際には、第3調節弁22を開とするとともに第2調節弁19を閉とすることもできる。これにより、ガス循環時において煙突20から逆流して空気がガス循環配管21に混入する現象を防止することができる。
【0031】
第1〜第3調節弁の制御は、ガス循環系制御装置23からの指令に基づき、第1〜第3調節弁制御装置(26〜28)が各調節弁を制御することによって行なうことができる。もちろん、ガス循環系制御装置23と第1〜第3調節弁制御装置(26〜28)の一部あるいは全部を単一の制御機器内に統合することも可能である。また、各調節弁制御装置は、それぞれの調節弁に内蔵することも可能である。
【0032】
コークス炉燃焼ガス切り替え時に流動層乾燥機7の供給ガスを変更する制御の開始は、コークス炉側から燃焼ガス切り替え開始の信号を受け取って開始する方法、コークス炉煙道排ガス流量計5の流量の変化に基づいて開始する方法等を用いることができる。更に、図4の中段・下段に示すように、コークス炉1から燃焼ガス切り替えを開始する一定時間前に予知信号を受け取り、この予知信号に基づいて流動層乾燥機供給ガス変更制御を開始するとより好ましい。予知信号は例えば煙道排ガス流量がゼロになる1分前に受け取り、ガス循環配管21を経由するガスリサイクルを開始する。これにより、ガスリサイクルが間に合わずに流動層乾燥機7への供給ガス量が不足する事態を回避することができる。
【0033】
コークス炉燃焼ガス切り替え時に使用する循環ガス33は、流動層乾燥機7における石炭の乾燥に用いた後のガスであるから、当然ながらガスの温度はコークス炉煙道排ガスより低く、また湿度が高くなっている。そのため、石炭の乾燥能力はコークス炉煙道排ガスに比較して低下することとなる。本発明においては、循環ガスを使用している際には流動層乾燥機7の流動層13への石炭の供給量を減少させることにより、流動層乾燥機7から排出される石炭の乾燥の程度を一定に保つことができる。この場合の石炭の供給量は、乾燥機出側における石炭の温度が一定になるように調整すると好ましい。これにより、石炭の含有水分量も結果としてほぼ一定に保つことができる。乾燥機出側の石炭の温度は精度良く測定することが可能であるのに対し、石炭の含有水分量をオンラインで安定して測定することが難しいことに起因している。石炭温度計30は流動化部出口近傍に設置するのが好ましく、図1における30aのように流動層出口部の石炭排出装置37直上の石炭層内に挿入する方法、あるいは30bのように排出装置37の直下の排出される石炭の流下部に挿入することもできる。
【0034】
循環ガスを使用する際の流動層13への石炭の供給量は、流動層への供給ガス温度と流動層乾燥機出口ガス温度の差を予め設定した範囲内に入るように調整することもできる。通常、流動状態を保持するため流動層へのガス供給量は一定に保たれているので、供給ガス温度と乾燥機出口ガス温度の差はガスから石炭に熱交換した時間当たりの熱量に比例する。従って、この熱量を予め設定した範囲内に入るように石炭の供給量を調整することにより、乾燥機出側における石炭の含有水分量を目標の範囲に保つことが可能になる。
【0035】
上記のように流動層乾燥機7への石炭供給量を低下するに際しては、同時に流動層乾燥機7からの石炭の排出量を減少させて流動層13の石炭層厚を一定に保持することが好ましい。流動層乾燥機からの石炭の排出量を減少させずにおくと、結果として流動層乾燥機内に滞在する石炭の量が減少し、流動層13の石炭層厚が減少するため、流動層13における石炭流動化部の差圧低下、ひいては安定流動不能(吹き抜け)となることがあるからである。
【0036】
コークス炉の燃焼ガス切り替えに必要とされる時間は2〜3分程度であるため、流動層乾燥機の供給ガスリサイクル使用時間も短時間である。従って、この間に供給ガスをリサイクルすることによってガスが有する石炭の乾燥能力が低下するものの、石炭の供給量更には石炭の排出量を上記のように減少することにより、乾燥後の石炭の品質は十分に維持され、かつ石炭供給量低下による乾燥石炭生産量の低下もごくわずかに抑えることができる。
【0037】
コークス炉の燃焼ガス切り替えが完了し、コークス炉の煙道排ガス流量が定常状態まで戻ったら、流動層乾燥機7の供給ガスとして煙道排ガスが使用可能になる。燃焼ガス切り替え中は閉としていた第1調節弁10を開くとともに、第2調節弁19を開き、流動層乾燥機7に供給するガス量を略一定に保ちながら流動層乾燥機7の供給ガスを煙道排ガスに変更する。ガスの変更とともに供給ガスの石炭乾燥能力が増大するので、流動層乾燥機7から排出される石炭の温度を予め定めた目標温度の範囲内となるように流動層への石炭供給量を増加させる。これにより、流動層乾燥機から排出される石炭の温度及び水分含有量を目標通りに保ちながらガスの変更を完了することができる。流動層への石炭の供給量の増加は、流動層への供給ガス温度と流動層乾燥機出口ガス温度の差を予め設定した範囲内に入るように行なうこともできる。
【0038】
コークス炉の燃焼ガス切り替え時における流動層乾燥機供給ガスの制御については、循環使用してリサイクルするガス量及び流動層乾燥機への石炭供給量の変更パターンを予め定めておき、このパターンに基づいて制御を行なってもよい。流動層乾燥機に供給する石炭の水分の変動が少ない場合には特にこのような制御を有効に用いることができる。
【0039】
ガスリサイクル中の流動層乾燥機への供給ガスの石炭乾燥能力を極力高く保つためには、供給ガスの温度は石炭劣化を促進しない範囲で高いほど好ましい。本発明においては、流動層乾燥機7からの排ガス配管17のうち流動層乾燥機7出口からガス循環配管21の分岐部まで、集塵機16、及びガス循環配管21の表面の外気と接する部分を断熱構造として熱ロスを極力低減し、かつ前記断熱部のうちの一部又は全部に蒸気加熱配管を行うことによる蒸気加熱、あるいは電気ヒーターないし高温ガスなどによる加熱手段29を設けることにより、リサイクルガスの石炭乾燥能力を高く保持することが可能になる。ガス配管の場合、配管の外周に断熱材を巻くことによって放熱を抑制し、断熱構造とすることができる。図3には集塵機16に加熱手段29を設けた状況を示す。
【0040】
集塵機16としてバグフィルターを採用する場合、該バグフィルターの濾布の目詰まりを解消するためのクリーニング機能として、濾布に逆流する方向で空気を送り込む(逆洗)あるいはパルス状に空気あるいは窒素を濾布に送り込むようなガス投入操作を行なうことがある。本発明においては、ガスリサイクル中にこのような集塵機のクリーニングのためのガス投入を行ない、該ガス投入によって増大したガス量に見合った量のガスを系外(図1の場合は煙突27を通して)に排出する方法を採用することができる。これにより、リサイクルガスには集塵機クリーニングガスが混合され、リサイクルガスの湿度が減少するため、石炭の乾燥能力を増大することができる。
【0041】
前述のように、流動層乾燥機7の供給ガスとしてコークス炉煙道排ガスとともに熱風発生装置11を用いて発生した熱風を用いることもできる。コークス炉の燃焼ガス切り換え時におけるガスリサイクル中は、この熱風発生装置11で発生するガスの温度と流量を増大し、流動層乾燥機7の供給ガスの石炭乾燥能力を維持することが可能である。ガスリサイクル中は、図2(a)に示すようにリサイクルガスに熱風発生装置11で発生した熱風を混合する方法が採用できるとともに、図2(b)に示すようにリサイクルする循環ガス33を熱風発生装置11の供給ガスとして用い、リサイクルガス自体の温度を上昇させることもできる。
【0042】
流動層乾燥機7の供給ガスとしてコークス炉煙道排ガスと熱風発生装置11で発生した熱風を用いる場合において、コークス炉の燃焼ガス切り換え時等の煙道排ガスの流量や熱量が減少する場合には、熱風発生装置11でガスに付与する熱量を増大することによっても流動層乾燥機7供給ガスの石炭乾燥能力を維持することができる。この場合、流動層乾燥機7への供給ガスの供給量及び温度を予め定めた目標供給量及び温度に保持するように、煙道排ガスの供給量の変動に応じて熱風発生装置11からの熱風の供給量及び温度を調整することにより、煙道排ガスの供給量の変動が発生しても流動層乾燥機7を定常運転することが可能になる。煙道排ガスを熱風発生装置11に供給し、煙道排ガスそのものを加熱して熱風とすることもできる。
【0043】
流動層乾燥機7に供給されたガスは、流動層13において石炭を乾燥した結果としてガスの湿度が上昇する。ガスは流動層乾燥機7から排出され、集塵機16を経て煙突20から排出されるまでの過程において、ガス自身の熱が周囲に奪われて温度が低下する。ガスの温度が露点以下まで低下すると結露が発生する。集塵機16にはバグフィルターを用いることが多いが、結露した水分はこのバグフィルターの濾布を濡らし、濾布の目詰まりの原因となる。
【0044】
本発明においては、コークス炉の煙道排ガスの一部を流動層乾燥機7の石炭乾燥用の供給ガスとして流動層乾燥機7のプレナム室35に供給するとともに、コークス炉の煙道排ガスの他の部分を流動層乾燥機7のフリーボード部36から集塵機16までの間において流動層乾燥機7の排ガス中に供給することができる。煙道排ガスは高温で含有水分が低いので、該煙道排ガスと混合した排ガスは温度が上昇して湿度が低下し、排ガス輸送系統での結露の発生を防止することができる。この結果、バグフィルターの濾布の目詰まり発生をも防止することが可能になる。
【0045】
コークス製造工程においては、コークス炉は通常複数の炉団を有する。各炉団毎にはコークス炉の燃焼ガスの切り換えタイミングは単一であるが、異なった炉団どうしの間ではコークス炉の燃焼ガスの切り換えタイミングを異ならせることが可能である。
【0046】
本発明においては、炉団毎にコークス炉の燃焼ガスの切り換えタイミングを異ならせ、燃焼ガス切り換え時刻の異なる2系統のコークス炉の煙道排ガスを混合して流動層乾燥機7への供給ガスとする。これにより、一方の炉団の燃焼ガス切り換え時においては他方の炉団の煙道排ガス使用量を増量することができるので、流動層乾燥機7への供給ガスが途切れることがなく、連続して安定した流動層乾燥機7の運転が可能になる。
【0047】
流動層乾燥機7の運転開始時においては、流動層13において石炭を流動化させることがまず必要なので、供給ガスを流動層13に十分に供給しつつ石炭供給量を徐々に増加させる。供給ガスとしてコークス炉煙道排ガスを用いる場合、流動層乾燥機7の運転状況如何にかかわらず供給ガスの温度は高温に保たれている。そのため、運転開始時において石炭供給量が少ない時点においては、石炭が過剰に乾燥され、目標とする水分含有量よりも低水分の石炭が製造されることとなる。石炭が乾燥過剰になると、乾燥機から排出された後の石炭が発塵したり発火するリスクがある。
【0048】
本発明においては、流動層乾燥機7の運転開始時には流動層13の石炭に水を添加しつつ石炭の供給量を徐々に増加することにより、運転開始時であっても乾燥機から排出される石炭の含有水分を一定に保ち、乾燥過剰になることを防止することができる。具体的には、石炭の投入初期から安定流動状態(石炭層部分の圧損が略一定又は予め設定した範囲に入るまでの間)になるまで、安定運転後の石炭水分乾燥及び石炭顕熱上昇に相当する熱量分の水を流動層13に添加する。流動層内への水添加の方法は、石炭の流動部に水を噴霧散水することもできるし、流動層の出口近傍にて上昇排気するフリーボード部への噴霧散水と出口排出部に向かう粗粒炭に同時又はどちらか一方に噴霧散水することもできる。
【0049】
流動層乾燥機7に供給する石炭の含有水分は一定とは限らず、経時的に変化することがある。このときは、石炭の供給速度を一定に保ちつつ、乾燥機の石炭乾燥能力を変動させ、乾燥機出口における排出石炭の含有水分を一定に保持することが必要である。一方、流動層の流動状況を一定に保つためには流動層乾燥機7に供給する供給ガスの流量を一定に保つ必要がある。そのため、供給石炭の含有水分の変動に対し、供給ガスの温度を変動させて石炭乾燥能力を変動させる必要がある。
【0050】
流動層乾燥機への供給ガスとしてコークス炉の煙道排ガスを用いる本発明においては、煙道排ガス温度はコークス炉の条件によって定められ、供給石炭の含有水分が変動したからといってガス温度を変化させることはできない。
【0051】
本発明においては、コークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときのみならず、定常状態においても流動層乾燥機から排出したガスを一部循環して流動層乾燥機への供給ガスとして使用し、流動層乾燥機出口における石炭温度の測定結果に基づいて前記循環ガス使用量を調整し、同時にコークス炉煙道からの抜き出しガス量も調整し、もって流動層乾燥機出口における石炭温度の安定化を図ることができる。乾燥機7への供給石炭の含有水分が増大すると、それまでの供給ガスの温度では乾燥能力が不足し、乾燥機出口における石炭温度が低下する。従って、出口石炭温度を測定し、出口石炭温度が低下したら循環ガス使用量を低下させ、一方でコークス炉煙道からの抜き出しガス量3を増加させることにより、供給ガスの石炭乾燥能力を増大させることができる。逆に供給石炭の含有水分が低下すると、それまでの供給ガスの温度では乾燥能力が過剰となり、乾燥機出口における石炭温度が上昇する。従って、上記石炭含有水分が増加した場合と逆のアクションをとることにより、供給ガスの石炭乾燥能力を抑えることができる。このような制御により、乾燥機7への供給石炭の含有水分が変化しても、乾燥機出口から排出される石炭の温度及び含有水分を常に一定に保つことが可能になる。前記循環ガス使用量及びコークス炉煙道からの抜き出しガス量の調整は、流動層への供給ガス温度と流動層乾燥機出口ガス温度の差に基づいて行なってもよい。通常、流動状態を保持するため流動層へのガス供給量は一定に保たれているので、供給ガス温度と乾燥機出口ガス温度の差はガスから石炭に熱交換した時間当たりの熱量に比例する。従って、この熱量に基づいて循環ガス使用量及びコークス炉煙道からの抜き出しガス量を調整することによっても、乾燥機出口から排出される石炭の温度及び含有水分を常に一定に保つことが可能になる。
【0052】
流動層乾燥機7においては、石炭の乾燥を行なうと同時に、石炭の分級を行なうことができる。流動層13に下方から供給した供給ガスは上昇流となり、流動層13の石炭のうちの粒径の小さい粉炭は上昇流によって排ガスとともに持ち去られる。上昇流の流速を設定することによって、排ガスとともに持ち去られる粉炭の粒径範囲を制御することができる。排ガス中の粉炭は集塵機16において捕獲し、分級後の微細石炭(粉炭)を得ることができる。
【0053】
本発明においては、流動層から排出されたガス中に同伴された粉炭を固気分離し、該分離した粉炭に石炭系又は石油系の重炭化水素を含む液体から成る添加剤を添加混練することにより、該混練した粉炭を前記流動層乾燥機によって乾燥した石炭とともにコークス炉装入原料とすることができる。該添加剤は粉炭を粘結し、混練によって粉炭を擬似粒子化する機能を有する。上記添加剤の添加量は、粉炭100重量部に対して3〜25重量部の範囲で添加することが好ましい。添加量が3重量部未満では乾燥した粉炭を均一混合することが困難であり、25重量部を超えると添加剤中のタール分によって溜りが発生したり、あるいはコークス炉への搬送中に石炭が搬送系に粘着する現象が発生することがあるからである。
【0054】
これにより、流動層乾燥機7から排出される石炭からは粒径の小さい微粉炭が除かれているので、コークス炉までの運搬中の粉塵発生量を低減することができる。また、回収した微粉炭も粘結剤によって混練され、発塵せずにコークス炉装入原料とすることができる。
【0055】
上記のように粉炭を混練した後、更に粉炭を加圧成形することができる。これにより、粉炭は任意の大きさと形状を有する成形炭とすることができ、石炭輸送中に擬似粒子化炭が再分散して発塵することを回避できる上、コークス炉に装入した際に装入嵩密度が向上し、コークス品質が向上するという効果を有する。
【0056】
【実施例】
図1に基づいて本発明の実施例を説明する。
コークス炉用石炭に含まれる約10%の水分を、流動層乾燥機によって水分6%まで乾燥させる石炭の乾燥において本発明を適用した。対象とするコークス炉は50門/半炉団の炉が2基で合計100門の炉室を有する。流動層乾燥機はこのコークス炉に供給する石炭の乾燥を行ない、石炭処理量は100トン(湿)/hである。
【0057】
流動層乾燥機の流動化ガスとして上記コークス炉の煙道排ガスを用いた。コークス炉排ガス温度は220℃であり、半炉団のコークス炉煙道排ガス量は82千Nm3/hであった。
【0058】
上記コークス炉煙道排ガスのうち、65千Nm3/hを煙道2からガス配管8に抜き出し、流動層乾燥機7に導入した。定常運転時においては、同時に第2調節弁19を60%開度で安定制御範囲にしつつ、第3調節弁22を5%開度に絞り、乾燥機の排ガス配管17からガス循環配管21を経由して約7千Nm3/hのガスを循環した。流動層乾燥機7への供給ガス34は、コークス炉煙道排ガス65千Nm3/hと循環ガス7千Nm3/hの合計72千Nm3/hの中から68千Nm3/hを用い、残りの4千Nm3/hは乾燥機7のフリーボード部から集塵機16までの間において流動層乾燥機排ガス32に混合した。更にバグフィルターの下部ホッパー部には鉄皮の外部に約10mm径の蒸気配管を蛇管のようにめぐらし、外部から保温材でカバーする構造として流動層乾燥機排ガス32の保温を行なった。
【0059】
以上の条件で石炭の乾燥を行なった結果、乾燥機出口の石炭温度は52℃となり、目標とした50〜55℃の温度範囲に制御することができ、また乾燥機内にて石炭水分が4%低減し、乾燥機出口において石炭水分は目標の6%とすることができた。
【0060】
コークス炉の燃焼切り替え頻度は、コークス炉稼働率が高い場合には15分間隔で行なうこともあるが、本実施例においてはコークス炉の操業が100トン/hレベルの操業度であったことから、30分に1回とした。
【0061】
(実施例1)
燃焼切り替え時における流動層乾燥機供給ガスの制御を、図4、図5に基づいて説明する。
コークス炉の燃焼切り替え操作開始1分前に、コークス炉から予知信号を発生させる。燃焼切り替え操作開始とともに、図4に示すようにまずA系の燃焼側ガスの閉操作を開始し、15秒間で完全閉とし、その後燃焼用空気の閉操作を開始し15秒間で完全閉とした。完全閉状態を4秒間継続の後、B系を燃焼側とし、燃焼側の空気導入を開始して15秒間で通常レベルに復帰、続いてガス導入を開始し15秒間で通常ガス量レベルとなった。コークス炉煙道排ガス量の時間変化は図4の下段及び図5の上段に示す通りである。
【0062】
上記コークス炉燃焼切り替え予知信号を流動層乾燥機の制御装置23〜28が受け取り、弁操作の制御が開始される。制御の状況を図5に基づいて説明する。まず、第1調節弁10を55%開度から徐々に閉方向に作動させ、最後は5%開度まで閉鎖する。同時に第3調節弁22を5%開度から40%開度に開けた後、第2調節弁19を60%開度から40%開度に絞った。
【0063】
上記弁操作の結果、流動層乾燥機排ガス32のうち、60千Nm3/hがガス循環配管21を通じてリサイクルされた。一方流動層への供給ガス34は通常運転時より8千Nm3/h少ない56千Nm3/hとし、上記リサイクルガスのうちの56千Nm3/hを供給ガス34に振り向け、4千Nm3/hを乾燥機7のフリーボード部から集塵機16までの間において流動層乾燥機排ガス32に混合した。また、循環ガス使用中においては、乾燥機への石炭供給量を定常運転時の100トン/hから85トン/hへと15%低減した。これら一連の弁操作及び石炭供給量の調整は、燃焼切り替え予知信号に基づき予め設定したパターンに従って実施した。燃焼切り替え終了後は、切り替え開始時と逆に弁操作を行い、弁操作完了後に石炭供給量を定常状態に戻した。
【0064】
バグフィルターのダスト払い落とし操作は、パルスにて外気を利用して行なわれ、通常は7Nm3/分の空気量で行われる。上記コークス炉の燃焼ガス切り替え中においては、空気量を35Nm3/分に増加して行なった。
【0065】
コークス炉燃焼ガス切り替え中においてコークス炉煙道排ガスの供給量が途切れた期間においても、ガスをリサイクルすることによって流動層乾燥機7の供給ガスを確保することができ、流動層の流動状態を維持することができた。また、切り替え期間中には流動層への石炭供給量を減少することにより、石炭の乾燥不足を最小限に抑えることができた。
【0066】
流動層乾燥機7から排出されるガスは、温度が約50℃に低下しており、0.1mm以下の微粉炭を5トン/h程度含有していた。排ガス中の湿分は25%であったが、流動層乾燥機への供給ガスの一部をフリーボード部から乾燥機排ガスに混合し、またバグフィルターの下部ホッパー部を蒸気加熱するとともに断熱材で覆っていたため、バグフィルターにおける結露は発生せず、濾布の閉塞も起こらずに数μmレベルの微粉炭も捕集することができ、また排ガスはそのまま大気に放出することができた。
【0067】
バグフィルターで捕集した微粉ダストの80%が0.1mm以下の微粉炭であったが、これに対して添加剤としてタールを添加した。タールは温度を80℃前後に保って粘性を低く液状を保持し、微粉炭100重量部に対して10〜15重量部を添加した。その後混練を行なうことによって微粉炭を擬似粒子化することができ、流動層乾燥機7から排出された石炭とともにコークス炉に添加するに際しても粉塵の発生を抑えることができた。
【0068】
(実施例2)
図6に示す制御パターンにより、コークス炉燃焼ガス切り替え時における循環ガス33のガス量を72千Nm3/hとし、流動層乾燥機への供給ガス34のガス量は一定に維持し、石炭供給量も100トン/h一定に維持する制御を行なった。それ以外の条件は上記実施例1と同様とした。
【0069】
乾燥機への供給ガス34のガス量を一定に維持したため、石炭供給量を一定にしたままで流動層での流動状態を維持することができた。循環ガス使用中も石炭供給量を一定としたため、乾燥機から排出される石炭の水分が若干上昇した。ただし、循環ガスの使用期間は2分弱と短かったため、水分が上昇した石炭の生産量は3トン程度に抑えることができ、また石炭水分の上昇も定常運転時の6%から7%に上昇した程度であった。
【0070】
(実施例3)
図7に示す制御パターンにより、コークス炉燃焼ガス切り替え時における循環ガス33のガス量を68千Nm3/hとし、循環ガス使用時のみ別途熱風発生装置によって280℃に熱した燃焼排ガスを10千Nm3/hの流量で供給ガスの一部として使用した。流動層乾燥機への供給ガス34の全ガス量は一定に維持し、石炭供給量も100トン/h一定に維持する制御を行なった。それ以外の条件は上記実施例1と同様とした。
【0071】
熱風発生装置からのガスを併用したため、供給ガスの石炭乾燥能力を十分に保つことができ、石炭供給速度を定常時と同じ速度に保ちながら排出する石炭の水分も定常時と同様に維持することができた。
【0072】
(実施例4)
燃焼ガス切り替えタイミングの異なる2炉団(東炉団と西炉団)からのコークス炉煙道排ガスを用い、定常時は両方の炉団からの排ガスを用い、一方の炉団の燃焼ガス切り替えタイミングにおいては他方の炉団からの排ガス供給量を増大することによって乾燥機への供給ガスを確保した。制御パターンを図8に示す。
【0073】
東炉団、西炉団とも、定常時にはコークス炉煙道排ガス量は100千Nm3/hである。乾燥機においては、定常時には各炉団の排ガスのうちの40千Nm3/hを供給ガスとして使用している。東炉団の切り替えタイミング(12時30分)においては、西炉団からのガス供給量を80千Nm3/hに増大し、乾燥機への供給ガスを確保した。逆に西炉団の切り替えタイミング(12時45分)には東炉団からのガス供給量を80千Nm3/hに増大し、同じく乾燥機への供給ガスを確保した。
【0074】
これにより、乾燥機の供給ガスには常に乾燥能力を保持したコーク炉炉煙道排ガスを用いることができ、安定した石炭の乾燥を行なうことができた。
【0075】
【発明の効果】
本発明は、コークス炉燃焼ガス切り替え等の理由によってコークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには、流動層乾燥機から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用いることにより、流動層乾燥機のガス供給量を常に必要とするだけ維持することができる。
【0076】
供給ガスの循環使用を行なっているときには流動層への石炭の供給量を減少させることにより、乾燥機から排出される石炭の水分を目標値に維持することができる。
【0077】
ガスリサイクル経路を断熱構造とし、かつ前記断熱部のうちの一部又は全部に蒸気あるいは電気ヒータ等の加熱装置を設けることにより、リサイクルガスの石炭乾燥能力を高く保持することが可能になる。
【0078】
ガスリサイクル中に集塵機のクリーニングのためのガス投入を行なうことにより、リサイクルガスには集塵機クリーニングガスが混合され石炭の乾燥能力を増大することができる。
【0079】
コークス炉の煙道排ガスを流動層乾燥機の排ガス中に供給することにより、排ガス輸送系統での結露の発生を防止することができる。
【0080】
燃焼ガス切り換え時刻の異なる2系統のコークス炉の煙道排ガスを混合して流動層乾燥機への供給ガスとすることにより、流動層乾燥機への供給ガスが途切れることがなく、連続して安定した流動層乾燥機の運転が可能になる。
【0081】
流動層乾燥機の運転開始時には流動層の石炭に水を添加しつつ石炭の供給量を徐々に増加することにより、運転開始時であっても乾燥機から排出される石炭の含有水分を一定に保ち、乾燥過剰になることを防止することができる。
【0082】
流動層から排出されたガス中に同伴された粉炭に添加剤を添加混練し、更には加圧成形することにより、粉炭を流動層乾燥機によって乾燥した石炭とともにコークス炉装入原料とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の石炭乾燥装置の全体概略図である。
【図2】本発明の熱風発生装置を付加した石炭乾燥装置の部分概略図である。
【図3】本発明の集塵機に加熱手段を付加した石炭乾燥装置の部分概略図である。
【図4】コークス炉燃焼ガス系統切り替え状況を示す図である。
【図5】本発明の実施例1における制御の状況を示す図である。
【図6】本発明の実施例2における制御の状況を示す図である。
【図7】本発明の実施例3における制御の状況を示す図である。
【図8】本発明の実施例4におけるコークス炉煙道排ガスの切り替え状況を示す図である。
【符号の説明】
1 コークス炉
2 煙道
3 コークス炉煙道からの抜き出しガス量
4 煙突
5 流量計
6 コークス炉排ガス調節弁
7 流動層乾燥機
8 ガス配管
9 流量計
10 第1調節弁
11 熱風発生装置
12 ブロア
13 流動層
14 分散板
15 石炭供給装置
16 集塵機
17 排ガス配管
18 ブロアー
19 第2調節弁
20 煙突
21 ガス循環配管
22 第3調節弁
23 ガス循環系制御装置
24 石炭供給量制御装置
25 石炭排出量制御装置
26 第1調節弁制御装置
27 第2調節弁制御装置
28 第3調節弁制御装置
29 加熱手段
30a、30b 石炭温度計
31 コークス炉煙道排ガス
32 流動層乾燥機排ガス
33 循環ガス
34 供給ガス
35 プレナム室
36 フリーボード部
37 石炭排出装置

Claims (9)

  1. 流動層乾燥機によって石炭を乾燥し、該流動層乾燥機への供給ガスの一部又は全部としてコークス炉の煙道排ガスを用いる石炭の乾燥方法において、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには、流動層乾燥機から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用いるとともに、該循環するガスのガス経路に配置された集塵機のクリーニングのためのガス投入を行ない、該ガス投入によって増大したガス量に見合った量のガスを循環せずに系外に排出し、かつ乾燥機出側における石炭の温度が略一定になるように流動層への石炭の供給量を減少させ、流動層からの石炭の排出量を減少させて流動層の石炭層厚を保持し、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が再開されたときは、コークス炉の煙道排ガスを流動層乾燥機への供給ガスとして用いるとともに、乾燥機出側における石炭の温度が予め定めた目標温度の範囲内となるように流動層への石炭供給量を増加することを特徴とする石炭の乾燥方法。
  2. 流動層乾燥機から排出し循環して流動層乾燥機へ供給するガスのガス経路の一部又は全部を断熱構造とし、更にそのガスの一部を加熱することを特徴とする請求項1に記載の石炭の乾燥方法。
  3. 前記コークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには予め予知信号を発し、該予知信号に基づいたシーケンスにより、前記流動層乾燥機への供給ガスとしての排ガス循環使用量の変更、流動層への石炭供給量の変更、流動層からの石炭排出量の変更、循環ガスの加熱、集塵機クリーニングのためのガス投入のうちの1種又は2種以上を行なうことを特徴とする請求項1または2に記載の石炭の乾燥方法。
  4. 石炭を乾燥する流動層乾燥機と、コークス炉の煙道排ガスの一部又は全部を該流動層乾燥機へ供給するためのガス配管を有する石炭の乾燥装置において、流動層乾燥機から排出したガスを再度循環して流動層乾燥機へ供給するためのガス循環配管と、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには流動層乾燥機から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用い、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が再開されたときはコークス炉の煙道排ガスを流動層乾燥機への供給ガスとして用いるように制御を行なガス循環系制御装置と、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには乾燥機出側における石炭の温度が略一定になるように流動層への石炭の供給量を減少させ、流動層からの石炭の排出量を減少させて流動層の石炭層厚を保持し、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が再開されたときは乾燥機出側における石炭の温度が予め定めた目標温度の範囲内となるように流動層への石炭供給量を増加するように制御を行なう石炭供給量制御装置と、循環するガスのガス経路に配置され、流動層乾燥機から排出したガスを再度循環して流動層乾燥機への供給ガスとして使用するときにクリーニングのためのガス投入を行なう集塵機のクリーニングガス制御装置と、該ガス投入によって増大したガス量に見合った量のガスを循環せずに系外に排出する制御を行なう乾燥機排出ガス制御装置とを有することを特徴とする石炭の乾燥装置。
  5. 流動層乾燥機から排出し循環して流動層乾燥機へ供給するガスのガス経路の一部又は全部を断熱構造とし、更にそのガスの一部を加熱する加熱手段を有することを特徴とする請求項に記載の石炭の乾燥装置。
  6. 前記石炭の乾燥装置は、流動層乾燥機排ガスを系外に排出する煙突と、流動層乾燥機から該煙突に排ガスを輸送する排ガス配管と、前記コークス炉の煙道排ガスの一部又は全部を該流動層乾燥機へ供給するためのガス配管の途中に設けた第1調節弁及びその制御装置と、前記排ガス配管の途中に設けた第2調節弁及びその制御装置と、前記ガス循環配管の途中に設けた第3調節弁及びその制御装置とを有し、流動層乾燥機から排出したガスを循環して流動層乾燥機への供給ガスとして再度用いるに際し、前記第1調節弁の制御装置は第1調節弁を閉とし、第2調節弁の制御装置は第2調節弁を閉とし、第3調節弁の制御装置は第3調節弁を開とする制御を行なうことを特徴とする請求項4または5に記載の石炭の乾燥装置。
  7. 前記コークス炉はコークス炉の煙道排ガスの供給が停止又は減少するときには予め予知信号を発する予知信号発生装置を有し、前記ガス循環系制御装置、石炭供給量制御装置、石炭排出量制御装置、加熱手段、集塵機のクリーニングガス制御装置、第1乃至第3調節弁の制御装置は、該予知信号に基づいたシーケンスにより、前記流動層乾燥機への供給ガスとしての排ガス循環使用量の変更、流動層への石炭供給量の変更、流動層からの石炭排出量の変更、循環ガスの加熱、集塵機クリーニングのためのガス投入のうちの1種又は2種以上を行なうことを特徴とする請求項乃至のいずれかに記載の石炭の乾燥装置。
  8. 流動層乾燥機によって石炭を乾燥し、該流動層乾燥機への供給ガスの一部又は全部としてコークス炉の煙道排ガスを用いる石炭の乾燥方法において、該供給ガスの一部を流動層のプレナム室に供給するとともに、該供給ガスの他の部分を乾燥機のフリーボード部から集塵機の間において乾燥機の排ガス中に供給することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の石炭の乾燥方法。
  9. 流動層乾燥機によって石炭を乾燥し、該流動層乾燥機への供給ガスの一部又は全部としてコークス炉の煙道排ガスを用いる石炭の乾燥方法において、前記コークス炉の煙道排ガスの供給が再開されたときは、コークス炉の煙道排ガスを流動層乾燥機への供給ガスとして乾燥機に供給し、かつ流動層内に水を添加しつつ石炭の供給量を徐々に増加させることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の石炭の乾燥方法。
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