JP3290574B2 - 流動層乾燥分級機及びその操業方法 - Google Patents
流動層乾燥分級機及びその操業方法Info
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Description
石炭の水分乾燥及び/又は加熱装置として用いる流動層
乾燥分級機及びその操業方法に関するものである。
してコークス炉炭化室に装入することによりコークス炉
での乾留時間を短縮する操業は、既に実施されている。
や、細いチューブ内に過熱蒸気を通し、その外側に石炭
を装入して全体を回転させることにより間接乾燥及び加
熱する乾燥機、逆にチューブ内に石炭を通し、外側に過
熱蒸気を通して過熱する乾燥機、或いは気流塔式乾燥予
熱装置にて過熱ガスにより石炭粒子を吹き上げ、付着水
分を除去し、200℃程度の温度にまで予熱する乾燥機
など様々な乾燥機がある。
の発塵防止や、コークス炉に装入する際の発生ガスへの
微粉炭の同伴(通常、キャリーオーバーという)抑制の
観点から、微粉炭部分を分級して別途バインダー等を添
加してコークス炉に装入する技術として、既に特開昭5
5−149382号公報や特開昭55−48284号公
報記載のものがある。
の装置が兼ね備えるものとして流動層が特開昭62−1
92486号公報に開示されている。流動層は粒子層全
体をバブリングしながら浮かせて気体と固体粒子を接触
させる装置であり、ガス流速と粒子径毎の終末速度との
大小関係で流動化させたり小粒子径部分を飛散分級した
りするものであり、この装置では設備投資を別々にする
必要がなく、設備費とスペースの削減が可能になる。
基の装置が兼ね備えるものとして流動層がある。近年の
省エネルギーや品質向上技術が求められるコークス炉操
業においては、石炭の水分乾燥とそれに伴って増加する
石炭搬送中の発塵やコークス炉に装入する際のキャリー
オーバー抑制の観点から、その原因となる微粉炭の分級
と回収微粉の発塵防止は重要な技術課題となりつつあ
る。特に、キャリーオーバーの原因と考えられている2
00μm以下の微粉炭や石炭搬送中の発塵原因と考えら
れている80μm以下の微粒子部分については、分離回
収して粘結剤を添加し混練する方法が有効である。
全体をバブリングしながら浮かせて、固体粒子とガスを
接触させて石炭粒子に付着する水分低減を促すと共に、
粒子間の揉み洗い効果によって粒子間の擬似粒子を破壊
し、図3に示すように、フリーボード部でのガス流速が
粒子の終末速度(終端速度又は終端相対速度ともいう)
を越える粒子径のみが飛散し、分級されていく。粒子径
が大きくなると終末速度は大きくなり、飛散しにくくな
り、粒子径が小さいと終末速度は小さくなり、飛散し易
くなる。分級部を含むフリーボード部でガスに同伴され
た微粉粒子は、流動層分級機の後工程に設けられたバグ
フィルター式集塵機などの捕集装置で捕集される。な
お、終末速度ut は、下式数1で与えられる。
級目的を兼ねて用いる場合、目標分級粒子径を境にシャ
ープな分級効率を得ることは難しい課題である。一般的
に、分級微粉中の粗粒の混入は20%程度であり、且つ
粗粒炭中への微粉炭の混入は10%程度である。
塵原因となる石炭粒子径を70μm以下であるとした上
で余裕を見て100μmで分級し、分級微粉炭にバイン
ダーを添加して転動または圧縮によって混練物を形成
し、この混練物を発塵しない粗粒炭と混合してコークス
炉に装入する方法が開示されている。しかし、目標とす
る100μmを境にして効率の良い分級を行う方法につ
いての具体的な記述は無い。
は、分級効率を向上させる方法として、流動化部の断面
積を調整してガス流速を調整する方法が開示されてい
る。しかし、粒子の分級は流動化部のガス流速だけで決
まるものではなく、その直上のフリーボード部でのガス
流速により決まるものである。フリーボード部から更に
上の吸引ブロワー側のダクトは断面積が縮小し、内部の
ガス流速は粒子の終末速度に近いレベルにあり、粒子の
分級点を制御する因子はこの分級部ダクト内のガス流速
であると考えて良い。
熱/冷却を十分に行う場合には、流動層での粒子滞留時
間を長くとれる様に床面積を大きくしたり長手方向に延
長したりすることから、ある方向に長い横型流動層を形
成し、従って入口近傍と出口近傍での粒子の水分や温度
状態は大きく異なる。すなわち、石炭の移動方向におい
て入口付近では水分が多く、石炭の擬似粒子が多く、そ
の径も大きい為、バブリングさせる為に要するガス流速
は速くすることが必要となる。一方、出口付近の石炭は
水分が低下し、擬似粒子が崩壊して流動化に要するガス
流速は低下する。この様に、乾燥分級機の位置により最
適なガス流速は異なるため、各部位により分級に適した
ガス流量に調整することが必要となる。また、石炭投入
量が変化しても、床面積が一定であることから層厚が変
化し、微妙な調整を要することもある。
粒子層に対して1ないし2以上の空気室からの複数の供
給ガス口を設けているとしても、フリーボード部でのガ
ス排出量は石炭の移動方向の各部位で独立して制御でき
なかった。すなわち、一般的にはフリーボード部上部に
ガス排出口を1〜2か所設けているが、フリーボード部
を仕切って各排出ガスダクトを独立にしていない為、ガ
ス流速を調整できず、結果として分級効率の向上を阻害
していた。従って、フリーボード部でのガス流速を流動
層の長さ方向の各ダクトにおいて調整する技術が必要に
なる。
る場合、流動化部下の分散板の下に配設された空気室か
ら熱ガスを供給するが、石炭とガスの接触時間は極めて
短く、ガス側に着目してみると十分に熱交換されて系外
に排出されることにはならない。石炭の乾燥及び/又は
加熱の場合は高温ガスを用いるが、流動化部からフリー
ボード部に上昇し排出されるガスは高い顕熱を持ったま
まの状態である。高温排ガスをそのまま排出することは
熱効率的に好ましくなく、流動層の粒子の移動方向での
石炭の乾燥状態及び温度レベルに対応したガスを流動化
部粒子層に吹き込む技術が必要になる。
る。
機は、以下の(1)〜(6)の通りである。 (1) 上部にフリーボード部、下部に空気室を有し、
フリーボード部と空気室間に分散板を配したコークス炉
用原料石炭の流動層乾燥分級機において、流動したコー
クス炉用原料石炭が移動可能にフリーボード部及び空気
室を該石炭の移動方向に3室以上に分割し、各空気室に
ガス供給ダクトを設けるとともに、各フリーボード部に
流量制御可能なガス排出ダクトを設けたことを特徴とす
る流動層乾燥分級機。 (2) 上部にフリーボード部、下部に空気室を有し、
フリーボード部と空気室間に分散板を配したコークス炉
用原料石炭の流動層乾燥分級機において、流動したコー
クス炉用原料石炭が移動可能にフリーボード部及び空気
室を該石炭の移動方向に3室以上に分割し、各空気室に
ガス供給ダクトを設けるとともに、各空気室毎が温度調
整可能であることを特徴とする流動層乾燥分級機。 (3) さらに、前記各フリーボード部にガス排出ダク
トを設けたことを特徴とする前記(2)の流動層乾燥分
級機。 (4) 前記ガス排出ダクトが流量制御可能であること
を特徴とする前記(3)の流動層乾燥分級機。 (5) 前記ガス供給ダクトが流量制御可能であること
を特徴とする前記(1)から(4)の何れか1項の流動
層乾燥分級機。 (6) フリーボード部を分割する仕切板を開口部面積
を調整できるように昇降可能に設けたことを特徴とする
前記(1)から(5)の何れか1項の流動層乾燥分級
機。
法は、以下の(7)、(8)の通りである。 (7) 上部のフリーボード部に装入したコークス炉用
原料石炭に下部の空気室から分散板を経てガスを供給
し、該コークス炉用原料石炭を流動させて乾燥する流動
層乾燥分級機の操業方法において、流動したコークス炉
用原料石炭を移動可能にフリーボード部及び空気室を該
石炭の移動方向に3室以上に分割し、分割した各室の分
散板を通過するガスの流量及び/又は温度を各室毎に調
整することを特徴とする流動層乾燥分級機の操業方法。 (8) 前記(7)の流動層乾燥分級機の操業方法にお
いて、フリーボード部の各室に設けたガス排出ダクト内
の流速を測定し、その結果に基づいて各ガス排出ダクト
から吸引排出するガス量を調整することを特徴とする流
動層乾燥分級機の操業方法。
や蒸気などの不活性ガス、或いは高い顕熱を有する燃焼
排ガスなどである。石炭を昇温しながら水分乾燥する場
合には、高温の燃焼排ガスを使用することが好ましい。
石炭が事前に乾燥機等により100℃程度に加熱されて
いて、その石炭粒子を冷却しながら水分乾燥する場合、
或いは、石炭を100℃未満に昇温する場合には、空気
を用いることもできる。しかし、石炭が100℃以上に
加熱されている状態では、石炭の風化現象、すなわち空
気酸化による劣化を防止するために不活性ガスを使用す
るのが良く、また400℃を越える場合、或いは低温で
あっても炭塵濃度の高い場合には、自然発火又はスパー
ク等の着火源の飛来による爆発を防止するために不活性
ガスを使用するのが良い。
設けた装置においては、分級室はフリーボード部の一部
分の断面積及び/又は高さを変形させたものであり、本
発明でのフリーボード部には分級室を含むものとする。
及びその操業方法を図を用いて詳細に説明する。
ド部7及び空気室1を石炭の移動方向に3室以上に分割
し、且つ流動化部からフリーボード部7の範囲に粒子の
移動を妨げない程度の開口部13を残したままにする。
つまり、ある空気室1に投入されたガスがそれに対応す
る分散板2を通過し粒子を流動化させ、フリーボード部
7の対応する室を通過して排出される構造とするのであ
る。
仕切板4の長さをフリーボード部7の天井から粒子層3
内に到達するレベルにすることである。粒子層3と仕切
板4との間のギャップが大きいとフリーボード部7で各
室間でのガス流通性が高まり、仕切る効果が小さくな
る。逆に粒子層3内に挿入する深さが深いと流動化して
いる粒子の移動性が阻害される。従って、粒子層3の厚
みが500mm程度の場合には、仕切板4はフリーボー
ド部7天井から分散板2より500mm上面のレベル迄
の長さにしておくのが好ましい。
の移動方向、つまり流動化部の長手方向で独立して調整
可能となる。つまり、出口近くの室では分級の為に適当
なガス流速を与えることができるし、入口近くの室では
水分乾燥速度を制御する為、或いは水分が高く流動化さ
せる為にガス流速を特に高めるなど、任意のニーズに対
応して適正なガス流速を流動層の長手方向に形成するこ
とが可能になる。
備建設時に予め運転状態での開口部13を設定しておく
ことが簡便であるが、操業状態に大きな変化が予想され
る場合には、開口部13の面積を運転状態に合わせて調
整できるように、仕切板4を昇降可能に設けるのが有効
である。すなわち、一般的には、流動層乾燥機での層厚
は500mm前後であるが、処理量が減少して流動化部
での滞留時間が充分にとれる場合には、ガス送入ファン
の圧損の少ない条件つまり粒子の層厚を薄くする運転条
件を採ることが可能である。この様な場合に、フリーボ
ード部7の仕切板4が流動化している粒子層3より高
く、仕切板4下端と層表面との間隔が大きく開いている
とフリーボード部7での各室のガス流の独立性が失われ
る。そこで、仕切板4をスライドスリーブ式にしてお
き、遮蔽部の長さを上下に変更すると粒子層3厚の変化
への追従が可能になる。
乾燥、予熱又は冷却しようとする場合、空気室とフリー
ボード部が仕切られていることは大きな効果を発揮す
る。具体的には、各室に投入するガスの性状を容易に変
化させることができる。
料石炭を上記流動層にて2%に乾燥予熱する場合に、急
激に昇温させると粒子内亀裂部の水分が急激に膨張した
り蒸発し、粒子の細粒化が起こる。例えば600℃の高
温ガスを入口近傍石炭に当てると、粒子は数100℃/
分以上で急速加熱されて微粉砕され、平均粒度が小さく
なる。これはコークス炉に装入した時にキャリーオーバ
ーの原因になると共に、装入嵩密度が低下する原因とな
る。また、排ガスが温度300℃の均一なガスとなって
しまう。
方向に4分割し、流動層内の初期段階つまり入口近傍の
室においては100℃程度のガス温度で乾燥し、2室目
で投入ガス温度を300℃程度に上げ、3室目で550
℃のガス温度にし、出口部の室においては目標とする分
級粒子径に合わせて分級部のガス流速を計算し、それに
合う様にガス量を設定して投入する。こうすると、石炭
の加熱速度は緩和され粒子の細粒化が抑制されると共
に、排ガス温度がそれぞれ50℃、230℃、400℃
となり、300℃均一で排出する場合に比較して温度レ
ベルの高いガスが回収でき、他の用途に有効活用できた
り、温度レベルが低く含有湿分の高いガスは集塵機を経
由して系外に排出する等、熱レベルを勘案した最適プロ
セスフローの実現が可能となり、結果として熱効率も向
上する。
された石炭粒子を冷却する場合には、分割した各室に供
給するガス量と各フリーボード部から排出するダクト内
での流速を調整することが有効である。付着水分の無い
高温石炭の場合、ガスによる飛散性は高く、入口付近の
層厚の厚い部位では、それに見合って流動化部でのガス
流速を速くし、後段では下げることができる。
のガス排出ダクトの開口面積を大きく、出口近くのダク
トの開口面積を小さくして、分級流速を精確に調整する
ことが有効である。その為に各ダクトの途中に排ガスの
流速計を設け、目標流速になるようにダンパーで調整す
るのである。
をまず間接加熱方式により水分5%に低減してコークス
炉に装入していたが、この水分を更に1%程度低減する
ことにより、乾留熱量とコークス品質改善効果を享受す
ることを狙った。
やキャリーオーバーの増が心配された為、対応策として
その原因となる微粉炭を搬送前に予め分離しておくこと
にした。そのため、流動層分級機を採用することにした
が、重要なのは分級効率を上げ、分級した微粉炭中への
粗粒炭の混入量と、粗粒炭中への微粉炭の混入量とを低
減し、搬送時の発塵を防止することであった。
流動層を用い、5%水分のコークス炉用原料石炭を流動
化する為のガス流速を与えるガス量を空気室を経由して
分散板全面に平均的に吹き込んだ。ガスとしては常温の
外気を取り込んで使用した。石炭粒子0.3mmで分級
することを目標に、分級部流速が1.6m/秒となるよ
う吹き込んだ。
性が上がらず、流動化部粒子層の層厚が不均一になり、
粒子の水分ばらつきが±0.7%と高く、平均水分値は
4.6%と目標値4.0%に比較して高いレベルに止ま
った。
室1及びフリーボード部7をコークス炉用原料石炭の移
動方向に4分割し、ガス流路を部位毎に仕切る構造に改
造した。仕切板4の下端位置は流動化部石炭粒子層上面
に接するレベルに調整し、石炭の流動と移動を遮らない
構造にした。処理量が減じて層厚が薄くなった場合に
は、仕切板4下端も下げる調整をした。これは、粒子層
3の上部にフリーボード部各室間でリークする間隙を作
らない為である。
フリーボード部7天板から垂懸された外郭板と内板の2
分割からなり、外郭板は長さ2m、外郭板内部に格納さ
れている内板は最大1mまでスライドし、仕切板4を下
方向に延長することが可能である。流動層側壁外にピニ
オンを設け、仕切板3側面にラックを貼り付け、ピニオ
ンを手動で回すことにより内板が下降する構造とした。
れた各空気室に供給した。ガスはフリーボード部7の分
割した各室から設合されたガス排出ダクト12を通して
排出した。ガス排出ダクト12内の排ガス流速は図4に
示すように設定し、1〜2室目での流動化を促進するパ
ターンとした。
分散板上1m以上の高さで拡げ、0.1mm以下の小さ
な粒子のみ飛散させる構造とした。4室目ではほぼ石炭
水分値が低減した状態であることから、流動化部ガス流
速は2m/秒に下げ、フリーボード部でのガス流速は
1.6m/秒に調整した。
伴した微粉炭は濾布式集塵機に導き、捕集した上でガス
はスタックから放散し、微粉炭は回収して粘結剤を添加
し、2軸式ミキサーで均一混練し、搬送してコークス炉
に装入した。
滞留したり層厚の薄くなる部位がなく、排出した粗粒炭
中の混練微粉炭量が減少し、同時に石炭水分は4%±
0.2%程度に安定した。
60t/hをまず間接加熱方式により水分2%に低減
し、温度は90℃に加熱しておき、次に流動層により水
分0%、石炭温度250℃まで加熱することにした。
0千m3 /hの530℃ガスを吹き込むことになり、排
ガスは400℃の含塵ガスとなって排出される。高温ガ
スを用いるため分級部材質はYUS等の高耐熱性材料を
用いることになり、設備費は上昇する。また排ガス温度
の顕熱が大きく、消費熱量面でも効率が悪い。更にフリ
ーボード部長手方向の各部でのガス流速を制御できない
ことにより、粒子径にばらつきのある石炭の加熱状態が
±50℃程度に変動して、微粉炭については過加熱状態
になることが考えられ、石炭の状態に対応した温度制御
の効いた加熱方法をとることができない。
ークス炉用原料石炭の移動方向に仕切ることにし、長さ
を均等に5室に分割し、各室毎に供給ガス量制御機能と
排気量制御機能を設け、加熱することとした。空気室も
フリーボード部と対応して分割し、各室に供給するガス
温度及び量を調整した。図5のに示すようにガス温度
は石炭の投入口に近い室から順に150℃、200℃、
250℃、350℃、500℃とし、ガス量はフリーボ
ード部でのガス流速で2〜3m/秒に設定したが、各ガ
ス排出ダクト即ち分級部流速に換算すると1.0m/秒
から各段毎に0.1m/秒ずつ高め、最終室では1.4
m/秒として加熱及び分級した。
が混入することなく、また粗粒炭側に0.1mm微粉炭
が含まれる量が極めて少なく、搬送中の発塵やコークス
炉装入時のキャリーオーバーが少なく、充分な分級効率
が得られた。特に微粉炭についても過加熱状態になら
ず、粘結性を損なわずに加熱することができた。石炭に
は粒度分布が存在したが、微粉炭部分も過加熱すること
なく目標温度の250℃に±20℃以内のばらつきで昇
温することができた。
から出る370℃の高温排ガスを2段手前の第3室に供
給し、更にこの第3室の150℃の排ガスを第1室に供
給することにより、排ガスの熱有効利用を図ることがで
き、全体としての熱効率向上を図ることができた。この
場合、各排出ダクトの出側から次の空気室入口迄の途中
に分級した微粉炭を捕集回収する集塵機を設置して、ダ
スト分を除去した後に再利用することで、設備的トラブ
ルやガス吹き出しノズルの閉塞等を回避することが可能
であった。
をまず間接加熱方式により水分5%に低減して装入して
いたが、常温空気と接触させることにより石炭の顕熱を
蒸発熱に転換し、この水分を更に1%程度低減すること
を目指した。
やキャリーオーバーの増が心配された為、対応策として
その原因となる0.1mm以下の微粉炭を搬送前に予め
分離しておくことにした。そのため、流動層分級機を採
用することにしたが、重要なのは分級効率を上げ、分級
した微粉炭中への粗粒炭の混入量と、粗粒炭中への微粉
炭の混入量とを低減し、搬送時の発塵を防止することで
あった。
に空気室1及びフリーボード部7の天板から粒子層表面
近傍までの空間をそれぞれコークス炉用原料石炭の移動
方向に4室に分割し、分割した各室からの排気管にガス
排出量調整ダンパー9を設け、排気流速を調整可能にし
た。これは、各室の石炭状態、特に付着水分などによっ
て流動化に必要なガス流速が変化するが、これによって
ガスと共に同伴して流出する微粉炭粒子径を調整するこ
とを指向したものである。微粉炭粒子の過乾燥や過加熱
を回避するためには、0.1mm未満の微粒子は乾燥後
に飛散させるほうが良く、逆に乾燥不充分で飛散しては
好ましくない粗粒子については飛散させないように、各
室毎の目標分級粒子径に合わせて各ダクト流速を測定
し、制御した。
管型流速計14を用いて測定し、第1室は1.0m/
秒、第2室は1.2m/秒、第3室は1.4m/秒、第
4室は1.6m/秒にガス排出量調整ダンパー9により
開度を調整した。ガスは常温の外気を用いた。
炭混入、不充分乾燥炭の混入、及び過加熱炭が減少する
など石炭の分級効率を向上させることができた。
合にも各部位に適した流動化状態を構成することが可能
となり、各室での流動による揉み洗い効果を高く保ちつ
つ粒子の移動搬送を維持し、最終段で目標分級粒子径に
よってシャープに分級することができる。また、分割し
た各室に温度の異なるガスを供給できるので、石炭粒子
の付着水分を乾燥する場合、石炭性状を変化させずにマ
イルドな乾燥加熱を実現でき、割れや粘結性減少を抑制
することができる。更に、高温加熱の場合、排ガスのリ
サイクル利用が可能となり、全体熱効率を高くすること
ができる。また、シャープな分級性を得る為に、各室か
らのガス排出ダクト内流速をダクト内に設置したダンパ
ーにより調整し、最終段以外のダクトからのある粒子径
の微粉炭をガスに同伴して分離排出できるため、粗粉炭
の搬送時における発塵を防止することができる。
一例を示す図である。
ターンの一例を示す図である。
を示す図である。
一例を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 上部にフリーボード部、下部に空気室を
有し、フリーボード部と空気室間に分散板を配したコー
クス炉用原料石炭の流動層乾燥分級機において、流動し
たコークス炉用原料石炭が移動可能にフリーボード部及
び空気室を該石炭の移動方向に3室以上に分割し、各空
気室にガス供給ダクトを設けるとともに、各フリーボー
ド部に流量制御可能なガス排出ダクトを設けたことを特
徴とする流動層乾燥分級機。 - 【請求項2】 上部にフリーボード部、下部に空気室を
有し、フリーボード部と空気室間に分散板を配したコー
クス炉用原料石炭の流動層乾燥分級機において、流動し
たコークス炉用原料石炭が移動可能にフリーボード部及
び空気室を該石炭の移動方向に3室以上に分割し、各空
気室にガス供給ダクトを設けるとともに、各空気室毎が
温度調整可能であることを特徴とする流動層乾燥分級
機。 - 【請求項3】 さらに、前記各フリーボード部にガス排
出ダクトを設けたことを特徴とする請求項2に記載の流
動層乾燥分級機。 - 【請求項4】 前記ガス排出ダクトが流量制御可能であ
ることを特徴とする請求項3に記載の流動層乾燥分級
機。 - 【請求項5】 前記ガス供給ダクトが流量制御可能であ
ることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載
の流動層乾燥分級機。 - 【請求項6】 フリーボード部を分割する仕切板を開口
部面積を調整できるように昇降可能に設けたことを特徴
とする請求項1から5の何れか1項に記載の流動層乾燥
分級機。 - 【請求項7】 上部のフリーボード部に装入したコーク
ス炉用原料石炭に下部の空気室から分散板を経てガスを
供給し、該コークス炉用原料石炭を流動させて乾燥する
流動層乾燥分級機の操業方法において、流動したコーク
ス炉用原料石炭を移動可能にフリーボード部及び空気室
を該石炭の移動方向に3室以上に分割し、分割した各室
の分散板を通過するガスの流量及び/又は温度を各室毎
に調整することを特徴とする流動層乾燥分級機の操業方
法。 - 【請求項8】 請求項7記載の流動層乾燥分級機の操業
方法において、フリーボード部の各室に設けたガス排出
ダクト内の流速を測定し、その結果に基づいて各ガス排
出ダクトから吸引排出するガス量を調整することを特徴
とする流動層乾燥分級機の操業方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28816495A JP3290574B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 流動層乾燥分級機及びその操業方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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|---|---|
| JPH09104871A JPH09104871A (ja) | 1997-04-22 |
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|---|---|---|---|
| JP28816495A Expired - Lifetime JP3290574B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 流動層乾燥分級機及びその操業方法 |
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| JP (1) | JP3290574B2 (ja) |
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