JP2840579B2 - 流動層分級器 - Google Patents

流動層分級器

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JP2840579B2 JP1138896A JP1138896A JP2840579B2 JP 2840579 B2 JP2840579 B2 JP 2840579B2 JP 1138896 A JP1138896 A JP 1138896A JP 1138896 A JP1138896 A JP 1138896A JP 2840579 B2 JP2840579 B2 JP 2840579B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、細骨材、瓦礫、石
炭等の粉粒状の処理物を、流動層を利用して粒径に従っ
て分離する流動層分級器、特に処理物を乾燥させながら
分級することができる流動層分級器に関する。
【0002】
【従来の技術】流動層分級器についての先行技術は、た
とえば特開平6−343927に開示されている。従来
からの分級処理は、ふるいと風力とによって行われてい
る。ふるいは、網目の大きさで分級する粒径が定まり、
目の細かいものは目詰まりがしやすい。このため実用的
には、1mm以上の粒径の分級に適している。風力の利
用は、旋回させて遠心力によって分離するサイクロンな
どによって代表され、実用的には100μm以下の粒径
の粒子に対する分級に適している。特開平6−3439
27で開示しているような流動層分級器は、100μm
〜1mmの範囲の粒子の分級にも適用可能である。分級
効率を向上させるためには、流動層を形成するために吹
き込む気体の流量を調整するだけではなく、流動層形成
部分の断面積をその上方の空間よりも狭めて、分級する
粒径を定めるフリーボード部の空塔速度よりも流動層形
成のための気体の流速を増大させ、広い範囲の粒径の粒
子に対する流動層の形成を可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】細骨材、瓦礫、石炭等
の粉粒状の処理物は、機械的な粉砕工程を経て形成さ
れ、粉砕の際に粉塵として広がるのを防止するため水が
かけられることが多い。また瓦礫、たとえば地震などの
災害で損壊した家屋などの廃材の後処理では、可燃物を
焼却した後の不燃物を細骨材化する過程で、粉塵が発生
しないように水をかけている。これらの粉粒状の処理物
は、分級する前に乾燥させる必要がある。さらに製鉄用
コークス炉に投入する石炭は、乾燥とともに分級し、粒
度を調整しておくことが好ましい。粉粒状の処理物の分
級を流動層分級器を利用して行い、流動化を高温の気体
によって行えば、流動層中で乾燥しながら分級を行うこ
とができる。
【0004】しかしながら、処理物の乾燥を行うために
は、乾燥に所定の熱風量および乾燥時間が必要であるた
め、流動層の断面積を変えることは好ましくない。また
流動層の断面積を変化させる機構の上部に、粉粒物が堆
積して円滑な動きが損なわれたり、動かなくなったりす
るおそれがある。
【0005】本発明の目的は、粉粒状の処理物の分級を
一層効率よく行うことができる流動層分級器を提供する
ことである。さらには、分級とともに乾燥も効率的に行
うことができる流動層分級器を提供することも目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、投入口から投
入される粉粒状の処理物を、分散板の下方から吹き込ま
れる気体によって流動化させ、分散板上方に形成される
流動層を利用して処理物の粒径に従って分級し、所定粒
径以下の微粉は、フリーボード天壁の微粉排出口から排
ガスとともに排出し、所定粒径以上の粗粉は流動層部の
側壁に設けた粗粉排出口から排出する流動層分級器にお
いて、流動層を通過する気体の流量を調整する流量調整
手段と、流動層上方のフリーボード部の断面積を変化さ
せることが可能な断面積可変手段とを含むことを特徴と
する流動層分級器である。本発明に従えば、流量調整手
段によって流量が調整された気体は、粉粒状の処理物を
流動化させる。所定粒径以下の微粉は、フリーボード天
壁の微粉排出口から排出される。所定粒径以上の粗粉
は、流動層部の側壁の粗粉排出口から排出される。断面
積可変手段によって流動層上方のフリーボード部の断面
積を変化させることが可能であるので、流動層形成のた
めの条件は変えずに、フリーボード部での気体の流速を
変えて分級粒径を可変にすることができ、効率的な分級
を行うことができる。
【0007】また本発明で前記流動層を形成させる気体
を加熱して、処理物を乾燥させるための加熱手段が備え
られることを特徴とする。 本発明に従えば、加熱手段によって流動層を形成させる
気体を加熱して、処理物を乾燥させることができるの
で、流動層中で処理物を乾燥させ、流動層を利用して乾
燥された粉粒の分級を効率的に行うことができる。
【0008】また本発明で前記流動層が形成される容器
内は、中仕切板で複数の室に分割されることを特徴とす
る。 本発明に従えば、流動層が形成される容器内を複数の室
に分割するので、各室ごとに分級粒径を変えて分級した
り、流動層内での熱効率を増大させて充分な乾燥を行わ
せたりすることができる。
【0009】
【0010】また本発明で前記断面積可変手段は、前記
中仕切板の少なくとも一部に可動壁を有することを特徴
とする。本発明に従えば、中仕切板の少なくとも一部に
可動壁を有するので、可動壁を動かすことによって複数
の室の相対的な断面積の割合を変化させ、フリーボード
部での気体の流速を変えて分級粒径を調整することがで
きる。
【0011】
【0012】また本発明で前記流動層が形成される容器
は、横断面が大略矩形状であり、前記断面積可変手段
は、流動層が形成される容器内の室を形成する側壁面の
少なくとも一面の内部に、フリーボード部の断面積ほぼ
全体的に変えることができる可動壁であることを特徴と
する。本発明に従えば、流動層が形成される容器は、大
略的に矩形状であり、断面積可変手段はフリーボード部
の断面積をほぼ全体的に変えることができる可動壁であ
る。可動壁の移動によってフリーボード部の断面積を変
化させても、流動層の断面積はほぼ全体的に変化するの
で、流動層形成を安定に行うことができる。
【0013】また本発明で前記可動壁とその外部の側壁
面との間の空間に堆積した処理物を排出する排出手段を
有することを特徴とする。 本発明に従えば、可動壁が内部に設けられる側壁面と可
動壁との間の空間には、長期間にわたる流動化処理の過
程で、処理物の一部が侵入して堆積することは避けられ
ない。排出手段によって堆積した処理物を排出すること
ができるので、長期間にわたって可動壁を確実に移動さ
せることができる。
【0014】
【0015】
【0016】また本発明で前記投入口付近の分散板底部
に設けられる大塊排出手段を備えることを特徴とする。 本発明に従えば、処理物に流動層を形成することができ
ない程度に大きな粒径の大塊が混入していても、大塊排
出手段が投入口付近の分散板底部に設けられているの
で、大塊が分散板上に広がって流動化を阻害する状態を
防ぐことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の第1形態
による流動層分級器1の概略的な構成を示す。図1
(a)には正面断面図、図1(b)には側面断面図をそ
れぞれ示す。流動層分級器1の下部には風箱2が設けら
れ、その上部には分散板3が設けられる。分散板3の上
部には容器4が配置される。ブロア5から供給される空
気は、風量調節ダンパ6によって流量調整され、送風口
7から風箱2内に押込まれる。風箱2内に押込まれた空
気は、分散板3に多数個形成されている空気流路から上
方に吹き出し、容器4内の単一の室4aに吹き込まれ
る。室4a内には、原料投入口8から分級すべき処理物
が投入される。投入された処理物は、分散板3の下方か
ら吹き出す空気によって流動化され、分散板3の上方空
間に流動層9が形成される。
【0018】処理物は、その粒径や比重に従って定めら
れる流動化開始速度よりも空気の流速が大きいときに流
動化する。粒子の粒径や比重に従って予め定められる終
端速度が流動層内の気体の流速よりも大きくなると、粒
子は流動層9内に留まることができずにその上方に飛び
出す。一般に大きくて重い粒子は終端速度が大きく、小
さくて軽い粒子は終端速度が小さいので、流動層内に留
まる粒子と流動層から飛び出す粒子とで分級することが
できる。流動層9から飛び出した微粉は、微粉排出口1
0から気体とともに排出され、サイクロンなどの集塵装
置11によって回収される。流動層9から排出される粗
粉は、粗粉排出口12から排出することができる。粗粉
排出口12には、流動層分級器1内を気密に保つための
封止手段が設けられているけれども、図示は省略する。
【0019】容器4の水平断面形状は大略的に矩形であ
り、原料投入口8が設けられる投入面13および投入面
13に対向して粗粉排出口12が設けられる排出面14
は、ほぼ鉛直である。両側壁面15は、上方にいくに従
って断面積が増加するように外向きに傾斜している。側
壁面15の内部には断面積可変手段である可動板16が
配置される。可動板16は概略的に矩形であり、その可
変には揺動軸17が設けられている。可動板16は、揺
動軸17を中心に揺動変位可能であり、上辺にはシール
部材18が設けられる。
【0020】可動板16と側壁面15との間には、空間
が形成される。可動板16と投入面13および排出面1
4との間の隙間あるいは可動板16の上部のシール部材
18と容器4の天井との間の隙間などを介して、流動層
9から飛散する処理物の一部が揺動軸17の付近に少し
ずつ堆積する。堆積物を必要に応じて排出するために、
堆積物排出シュート19が設けられる。これによって、
長期間にわたる分級処理を行う際に堆積する処理物を、
確実に容器4の外部に排出することができる。
【0021】図2は、可動板16の上辺と容器4の天井
部とのシールの構成を示す。図2(a)に示すように、
容器4の天井板20aが平板状であるときには、可動板
16の上辺と天井板20aとの間の距離が可動板16の
揺動変位とともに変化するので、可撓性のあるゴム板な
どのシール部材18を可動板16の先端に配置し、可動
板16と天井板20aとの間の隙間から処理物が漏れる
ことを防ぐことが好ましい。図2(b)は、容器4の天
井板20bを円弧状とし、可動板16の上辺と天井板2
0bとの間の距離が可動板16が揺動変位しても変わら
ないようにして、その隙間を極力小さくすることによっ
て処理物の漏れを防ぐ構成を示す。図2(a)に示すよ
うなシール部材18を設けても、隙間を完全に封止する
ことができず、僅かな漏れが長期間の使用で可動板16
と側壁面15との間の空間に堆積することは避けられな
い。しかしながら、シールを行うことによって漏れを低
減し、分級効率を向上させることができる。
【0022】図3は、本発明の実施の第2形態による流
動層分級器21の概略的な構成を示す。本実施形態で図
1の実施形態に対応する部分には同一の参照符を付し、
説明を省略する。流動層分級器21の容器22内には単
一の室22aが形成され、その排出面23は上方に傾斜
面24を有し、流動層9が形成される部分に対応する下
方には鉛直面25を有する。可動板16はこのような排
出面23の内部に設けられ、揺動軸は傾斜面24と鉛直
面25との境界部付近に設けられる。排出口12の上方
で可動板16によってフリーボード部の断面積を変化さ
せるので、粗粉排出口12から排出される粗粉の粒度を
効率的に調整することができる。
【0023】図4は、本発明の実施の第3形態による流
動層分級器31の概略的な構成を示す。本実施形態で、
図1および図3の実施形態に対応する部分には同一の参
照符を付して説明を省略する。流動層分級器31は、風
箱2および分散板3とともに風箱32および分散板33
を有し、容器34内を可動中仕切板35によって2つの
室34a,34bに分割している。可動中仕切板35は
大略的に矩形であり、その下辺には揺動軸36が設けら
れる。可動中仕切板35を揺動変位させることによっ
て、容器34内で分割される2つの室34a,34bの
断面積の割合を変化させることができる。
【0024】各室34a,34bには、風箱2の送風口
7および風箱32の送風口37からそれぞれ気体が供給
される。可動中仕切板35の上辺にはシール部材38が
設けられ、容器34の天井との間の封止を行う。分散板
3および分散板33の上方には、風箱2および風箱32
から吹き出す気体によって、流動層9および流動層39
がそれぞれ形成される。流動層9は、原料投入口8から
投入される原料を流動化し、可動中仕切板35の下部に
設けられる固定の中仕切板35aの下部の流通口35b
から流動層9の一部が流動層39側に移行し、粗粉排出
口12から粗粉が排出される。容器34の天井部には、
各室34a,34bごとに微粉排出口10および微粉排
出口40がそれぞれ設けられ、流動層9および流動層3
9から飛散する微粉がそれぞれ排出される。
【0025】図5および図6は、本発明の実施の第4形
態による流動層分級器41の概略的な構成を示す。図5
は側面断面図、図6は正面断面図をそれぞれ示す。本実
施形態で第1〜第3実施形態に対応する部分には同一の
参照符を付し、説明を省略する。流動層分級器41で
は、容器42が2つの室42a,42bに分割され、そ
の一方側の室42bに傾斜した側壁面15が設けられ
る。傾斜した側壁面15の内部には可動壁16が設けら
れ、フリーボード部の断面積を変化させることができ
る。容器42内部を仕切る中仕切板43の下部には開口
44が設けられ、原料投入口8が設けられる側の流動層
9の一部を粗粉排出口12が設けられる側の流動層39
に移行させることができる。
【0026】風箱2および風箱32には、熱風発生装置
45からの熱風を供給する。供給される熱風は、風量調
節ダンパ6および風量調節ダンパ46によって配分調整
され、たとえば50:50〜75:25で風箱2および
風箱32にそれぞれ供給される。風箱2側では、原料投
入口8から投入される原料の乾燥を主として行い、流動
層39側では乾燥された原料の分級を主として行う。分
級を効率よく行うために、フリーボード部の断面積を変
化させる。
【0027】原料投入口8から投入される原料中に大塊
が混入しているときには、分散板3の底板付近に設けら
れる大塊排出シュート50から排出する。大塊排出シュ
ート50には、その長手方向に間隔をあけて分級空気口
51,52を配置し、分散板3の位置付近では粗粒の流
動化開始速度以上となるように空気を吹込む。一旦大塊
排出シュート50に入り込んだ大塊は、内部では流速が
低下するので再び流動層9内に流出せず、確実に補集す
ることができるように構成している。熱風発生装置45
や大塊排出シュート50は、第1〜第3実施形態にも同
様に用いることができる。また、流動化のために空気を
用いているけれども、化学反応を促進したり抑制したり
するような、反応性ガスや不活性ガスなど、必要に応じ
て他の気体を用いることもできる。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、断面積可
変手段によってフリーボード断面積を変化させることが
できるので、粒径制御のために流量調整手段によって気
体の流量を調整することができない範囲でも効率的に分
級粒径あるいは分級率を調整することができる。
【0029】また本発明によれば、加熱手段によって流
動化させる気体を加熱することができるので、処理物を
流動化させながら乾燥も合わせて行うことができる。処
理物を乾燥させる場合は、熱風温度によって乾燥度を制
御し、処理物の投入量や入口水分等が変化しても熱風量
を変えず、粒径制御はフリーボード部の断面積の調整で
行うことができる。
【0030】また本発明によれば、容器内には複数の室
が形成されるので、たとえば投入口が設けられる室では
流動化を促進させ、排出口が設けられる室では分級を促
進させるような条件を設定し、効率的な分級を行うこと
ができる。特に処理物が水分を含有して乾燥を必要とす
る場合は、投入口が設けられる室では分級よりも流動化
に重点を置いた条件設定を行い、効率的な乾燥を行うこ
とができる。
【0031】
【0032】また本発明によれば、複数の室に分割する
中仕切板の少なくとも一部が可動壁を有するので、可動
壁を移動させて室間の断面積の比率を容易に変化させる
ことができる。
【0033】
【0034】また本発明によれば、可動壁はフリーボー
ド部の断面積をほぼ全面的に変化させて、安定した流動
層を維持することができる。
【0035】また本発明によれば、可動壁と外部の側壁
との間の空間に堆積した処理物を排出手段によって搬出
することができるので、円滑な断面積の変化を長期間に
わたって安定して行うことができる。
【0036】
【0037】
【0038】また本発明によれば、大塊排出手段によっ
て処理物に混入している大塊を排出することができるの
で、流動化させることができない大塊が混入した処理物
も安定して分級させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態の概略的な構成を示す
正面断面図および側面断面図である。
【図2】図1の容器4の天井部と可動板16との間の封
止構造を示す部分的な断面図である。
【図3】本発明の実施の第2形態の概略的な構成を示す
側面断面図である。
【図4】本発明の実施の第3形態の概略的な構成を示す
側面断面図である。
【図5】本発明の実施の第4形態の概略的な構成を示す
側面断面図である。
【図6】本発明の実施の第4形態の正面断面図である。
【符号の説明】
1,21,31,41 流動層分級器 2,32 風箱 3,33 分散板 4,22,34,42 容器 5 ブロア 6,46 風量調節ダンパ 8 原料投入口 9,39 流動層 10,40 微粉排出口 11 集塵装置 12 粗粉排出口 13 投入面 14 排出面 15 側壁面 16 可動板 17,36 揺動軸 18,38 シール部材 19 堆積物排出シュート 20a,20b 天井板 35 可動中仕切板 43 中仕切板 50 大塊排出シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−343927(JP,A) 特開 昭62−183849(JP,A) 特開 昭53−86679(JP,A) 実開 平5−88671(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B07B 4/00 - 11/08 B01J 8/00 - 8/46

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入口から投入される粉粒状の処理物
    を、分散板の下方から吹き込まれる気体によって流動化
    させ、分散板上方に形成される流動層を利用して処理物
    の粒径に従って分級し、所定粒径以下の微粉は、フリー
    ボード天壁の微粉排出口から排ガスとともに排出し、所
    定粒径以上の粗粉は流動層部の側壁に設けた粗粉排出口
    から排出する流動層分級器において、 流動層を通過する気体の流量を調整する流量調整手段
    と、 流動層上方のフリーボード部の断面積を変化させること
    が可能な断面積可変手段とを含むことを特徴とする流動
    層分級器。
  2. 【請求項2】 前記流動層を形成させる気体を加熱し
    て、処理物を乾燥させるための加熱手段が、備えられる
    ことを特徴とする請求項1記載の流動層分級器。
  3. 【請求項3】 前記流動層が形成される容器内は、中仕
    切板で複数の室に分割され、中仕切板は流動層が形成さ
    れる部分に処理物の流通口を有し、さらに、前記複数の
    室に吹込まれて、流動層をそれぞれ形成する気体の流量
    配分を調整する配分調整手段を含むことを特徴とする請
    求項1または2記載の流動層分級器。
  4. 【請求項4】 前記断面積可変手段は、前記中仕切板の
    少なくとも一部に可動壁を有することを特徴とする請求
    項3記載の流動層分級器。
  5. 【請求項5】 前記流動層が形成される容器は、横断面
    が大略矩形状であり、前記断面積可変手段は、流動層が
    形成される容器内の室を形成する側壁面の少なくとも一
    面の内部に、フリーボード部の断面積ほぼ全体的に変え
    ることができる可動壁であることを特徴とする請求項1
    または2記載の流動層分級器。
  6. 【請求項6】 前記可動壁とその外部の側壁面との間の
    空間に堆積した処理物を排出する排出手段を有すること
    を特徴とする請求項5記載の流動層分級器。
  7. 【請求項7】 前記投入口付近の分散板底部に設けられ
    る大塊排出手段を備えることを特徴とする請求項1〜6
    のいずれかに記載の流動層分級器。
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