JP3825500B2 - ポット紡績機、ポット紡績機の運転法及びポット紡績するための方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポット紡績機であって、紡績時及び巻き返し時に回転する複数の紡績ポットと、各紡績ポットに配属された、回転する糸ガイドとを有しており、該糸ガイドに、紡績しようとするスライバがドラフト装置から供給され、前記糸ガイドが、紡績された糸を、糸ガイドの開口部を介して、紡績ポット内に形成された糸ケークに引き渡すようになっており、糸ケークが、紡績過程の終了時に、紡績中にあらかじめ、巻き返し位置から間隔を保って開口部において準備された巻き返しスリーブに巻き付けられるようになっている形式のものに関する。また本発明はこのポット紡績の運転法に関する。
【0002】
ポット紡績は、遠心式紡績機とも称呼されており、従ってポット又は遠心式紡績機と呼ぶ。このような形式の紡績機は、両端部がほぼ同じ大きさの開口を備えている管状のポット或いは、紡績された糸を取り出すための開口部を下側で備えている、懸架されたポットを有しているか、又は紡績された糸を取り出すための開口部が上側に存在する、定置のポットを有している。このような形式の紡績機は、ドイツ連邦共和国特許公開第4108929号明細書に開示されている。さらにまた、ポット内で糸ケークが完成されてから、まず糸ガイドがポットから引き出され、次いで巻き返し過程を開始するためにスリーブがポットに差し込まれるポット紡績機も公知である(スイス国特許第360004号明細書参照)。また、円筒形の、上方及び下方が開放している紡績ポットを備えたポット紡績機も公知である。この紡績ポットの上側の開口部を通って、紡績時に糸ガイドが導入され、また紡績ポットの下側の開口部を通って、巻き返しを行うための相応の巻き取りスリーブ(巻管)が挿入されるようになっている(ドイツ連邦共和国特許公開第4324039号明細書参照)。さらに、巻き返しスリーブが紡績中にあらかじめ、糸ガイド若しくは糸ガイド管に同軸的に準備保持されれる、ポット紡績機も公知である。この紡績機の紡績ポットは、定置の又は円筒形で中央部が開放している紡績ポットである(旧東ドイツ特許第21834号明細書、ドイツ連邦共和国特許公開第4324039号明細書参照)。
【0003】
蓋及び底部なしのほぼ円筒形のポットを備えたポット紡績機も公知である。このようなポットは、両端部でほぼ同じ大きさの開口部を備えた、いわゆる管形遠心分離器である。このような紡績ポットは、ドイツ連邦共和国特許公開第4324039号明細書に開示されていて、磁石式に軸受されている。ドイツ連邦共和国特許公開第4324039号明細書によれば、管状の紡績ポットにおいても、前記旧東ドイツ特許第21834号明細書における定置の紡績ポットと同様に、巻き返しスリーブ(この巻き返しスリーブに糸ケークが巻き付けられる)は、紡績中に既に、糸ガイドの管の開口部の上側に配置されていて、この位置で、下降しないように固定されている。この準備位置において、スリーブは、回転する糸ケークに接触しない。
【0004】
公知の場合、巻き返しスリーブは、紡績ポットの上側又は下側に準備保持されていて、場合によっては糸脚の経路内にずらされるようになっている。この巻き返しスリーブの送り運動が、正しい時期に行われないと、切れた糸端部が、ポット内で糸ケークの内周壁に沿って滑動し、公知の装置では、いずれにしても自動的にはもはや処理することはできない。巻き返しは、比較的高価な手段によって、一般的には手動で、外部から開始されるようになっている(スイス国特許第348346号明細書又はドイツ連邦共和国特許第842916号明細書参照)。
【0005】
ドイツ連邦共和国特許公開第2621900号明細書には、糸の発生箇所の非常に近くに配置されていて、糸の存在だけでなく、糸の整然とした運動をもセンサする、光学式の糸検知器について記載されている。有利にはリング紡績機に使用されている、この公知の糸検知器は、例えば、所属のドラフト装置に続いて、スピンドルの上側に形成されバルーニング(膨らみ)の根本に配置される。糸センサは、糸切れの際に保護手段(後続する処理箇所を遮断するようにして)を開始させるために設けられている。
【0006】
前述のように、巻き返し作業を開始するために巻き返しスリーブがポット内にもたらされる。これに関連して従来では、糸ガイドの開口部から供給される糸脚を、巻き返しスリーブの長手方向端部に設けられた溝によって捕まえることが知られている(アメリカ合衆国特許第802161号明細書、第2頁、第58行/第59行参照)。また、糸切れの際に手によって(スイス国特許第348346号明細書、第1頁、第18ff行参照)又は、旋回機構を介して(ドイツ連邦共和国特許第842916号明細書、第4頁、第13行〜第23行参照)、糸ケークの内側の糸層を捕まえて、巻き返し過程を開始する、機械的な手段も公知である。
【0007】
糸切れ後に巻き返し過程を開始する、以上のようなすべての公知に装置においては、糸層は部分的に雑然と巻き返しスリーブに巻き付けられる。このような雑然とした糸層によって、後の巻き付けプロセスにおける著しい不都合が生じることになる。つまり、このような糸層は、一般的にスリーブから繰り出すことができない。これによって、付加的な故障が生じ、スリーブを特別に掃除しなければならなくなる。
【0008】
ドイツ連邦共和国実用新案登録第76250181号明細書には、管状の巻取りスリーブについて記載されている。この巻取りスリーブは、完全に円筒形であって、その長手方向の一端部の外周面に周方向で糸掴みスリットを有しており、この糸掴みスリットには糸保持部材が配属されている。これと同様の回転する糸掴みスリットは、同様に円筒形の巻取りスリーブのための、ドイツ連邦共和国特許公開第2717189号明細書に開示されている。この公知の装置においては、糸掴みスリットは、端面側の縁部に設けることもできる(第7頁第4段参照)。円筒形の巻取りスリーブの一方の長手方向端部に糸緊締部材が組み込まれている糸掴みスリットは、ヨーロッパ公開特許第0524545号明細書に開示されている。これらすべての公知の糸掴みスリットは、1つの糸だけを掴んで、保持することができ、この糸は、負荷を受けてほぼ半径方向でそれぞれのスリット内に押しつけられるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた従来技術から出発して、本発明の課題は、ポット紡績機において、既に紡績された糸ケーク若しくは遠心分離器内の内容物を、糸切れの場合においても、さらに処理するために使用することができるようにすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決した本発明によれば、糸の搬送経路に、糸切れを検知する糸センサが配属されており、該糸センサが、巻き返しスリーブを巻き返し位置に移動させるための手段に接続されている。本発明の別の構成要件は請求項2以下に記載されている。
【0011】
本発明によれば、ポット紡績機においては、紡績過程中の糸切れが糸センサによって検知されると、巻き返しスリーブが巻き返し位置に直ちにもたらされ、この場合、有利には切れた糸端部が同時に緊締されるようになっているので、ポット内に既に形成された糸ケークは、巻き返しスリーブに直ちに巻き返される。本発明によれば、切れた糸端部が糸ガイド開口部を通過する前に、巻き返しスリーブをその巻き返し位置にもたらすことができる。このような形式で、糸切れの場合においても、ポット内容物を巻き返し、糸端部を糸ケークに巻き付けることができる。
【0012】
巻き返しスリーブが、糸ガイド開口部の上側のその準備位置で、糸ガイドの管上に下降しないように係止されていれば、巻き返しを開始するためには、係止を解除するだけでよく、これによって巻き返しスリーブは糸ガイドの開口部を越えて下降してくる。これに対して巻き返しスリーブが紡績過程中に糸ガイド管の開口部の下側に配置されていれば(例えば懸架式の又は管状の紡績ポットにおいて)、巻き返しスリーブが充分迅速に糸ガイド開口部を越えて上方に押しやられると、巻き返し過程が、本発明に従って糸切れが検知された時に同様に直ちに開始される。いづれの場合でも、糸切れの検知から糸端部を糸ガイドの開口部から出すまでの時間が非常に短く、しかも巻き返しのために糸端部を捕まえるのに充分である時間を提供するためには、糸ガイド開口部に向けられたスリーブ端部は、開口部のできるだけ近くに準備維持されなければならない。このような理由により、スリーブ端部は、糸ケークの巻取り過程が直ちに不都合な影響を受けない程度に、糸ガイド開口部の近くに位置決めされている。
【0013】
本発明によれば、糸切れ時の糸センサの信号に基づいて、巻き返しスリーブが糸ガイド開口部を越えて送られるだけでなく、切れた糸端部も緊締される。つまり糸端部は、糸ガイド管の領域内に又は巻き返しスリーブの送られた端部で保持されるので、位置を変えることなくさらに回転するポットは、このポット内に含まれた糸ケークを強制的にスリーブに巻き返さなければならない。
【0014】
有利には、巻き返しスリーブは、切れた糸端部が糸ガイド管の開口部を通過する前に、巻き返し位置にもたらされるようになっている。このために必要な時間は一瞬であるので、糸センサが糸ガイド開口部からできるだけ離れた位置にあれば有利である。有利には、前方接続されたドラフト装置の付近、つまり糸走行方向で見て三角形の紡出部の後の位置である。三角形の紡出部は、糸ガイド開口部から比較的遠い位置にあるだけでなく、特に扱いにく領域にある。何故ならば、ポット紡績機の紡績過程中における糸切れは、もっぱら三角形の紡出部の領域内で生じるからである。従って、三角形の紡出部の下側、有利にはそれに続く糸ガイド管の入口の手前に配置された糸センサは、糸切れを次のように丁度よい時に検知することができる。つまり、糸端部が糸ガイド管の開口部を通るかなり前の時点で、巻き返しスリーブが巻き返し位置にもたらされ、まだ回転している糸脚が、スリーブ基部の溝又は緊締装置に固定されるような、丁度よい時に、糸センサが糸切れを検知することができる。
【0015】
糸切れを、既にこの糸切れが発生した領域内で、早期に検知することによって、所属の非常処置を開始するために充分な時間が確保される。この非常処置には、紡績ポットの上側若しくは下側に準備された巻き返しスリーブをその準備位置から巻き返し位置にもたらす迅速な昇降作業及び挿入作業が含まれている。スリーブを落下させる作業はスリーブを持ち上げる作業よりもエネルギー論的に好都合であるので、巻き返しスリーブを、糸ガイドの管の(上側にある)位置で準備すると有利である。
【0016】
糸ガイド開口部上の準備位置において、スリーブは磁石によって固定される。この懸架された巻き返しスリーブの解放は非常に迅速に行うことができるので、巻き返し過程は、糸ケーク形成の最後においてだけではなく、糸切れ時又はその他の紡績過程の中断時においても殆ど瞬間的に開始することができる。また同様に迅速に、糸ガイド開口部の下側で準備された巻き返しスリーブを準備位置から巻き返し位置に、例えばばね力によって上昇させることができる。
【0017】
糸ガイド(管)における巻き返しスリーブの準備位置において、本発明の別の構成要件によれば、糸センサによって、糸切れを丁度よい時に検知し、次いで巻き返しスリーブを直接解放するだけでなく、スリーブ係止装置を、巻き返しスリーブの解放と、有利には同じ運動によって同時に、糸ガイド管を通ってガイドされる糸端部を緊締するようにして、特別な利点を伴って構成されている。つまり、同じ機構、例えば糸センサによって起動される調節磁石が、一方の位置において巻き返しスリーブを準備位置に係止し、他方の位置において、糸ガイドの管を通って滑動する糸端部を緊締するようになっている。
【0018】
本発明の別の構成要件によれば、巻き返し過程は、糸切れ後で、糸ガイド開口部と糸ケークとの間に回転する糸脚がもはや存在しない時にも開始されるようになっている。つまり、巻き返し過程は、紡績遠心分離器内若しくは紡績ポット内に蓄えられた繊維材料全体が巻き返しスリーブに整然と巻き付けられ、次いでこの巻き返しスリーブから再び損失なしに繰り出されるように開始される。
【0019】
有利な形式で、請求項6に記載されているように、巻き返し過程を開始させるために、もはや存在していない、通常の運転時には糸ガイド管の開口部と紡績された糸ケークとの間に半径方向に延びる糸脚の代わりに、別の糸部材、例えば、半径方向に延びる巻き付け経路を既に通過して、糸ケークの内壁に既に緩く当てつけられている別の糸部材を使用すれば有利である。この場合、糸切れ等の後に、正確な円形ではなく、部分的に弦状に糸ケークに当てつけられる糸端部が、ポットのほぼ半径方向平面内で、つまりボビン及びひいては所属のボビンサポートのほぼ外周部に沿って延びていて、これが巻き返し過程を開始させるために使用されるようになっている。
【0020】
本発明の別の構成要件によれば、巻き返しスリーブは、少なくともその長手方向端部で、半径方向に突き出る皿状の拡張部を有しており、この拡張部は、糸ケークの内径部に殆ど接触しそうな程度近くに配置された、ばね部材によって部分的に覆われた糸掴み溝を備えている。これによって、巻き返し過程を開始するために設けられた弦状の糸部分(ほぼボビンサポートの平面内で若しくは周方向に対してほぼ平行に延びる)を保持することができる。
【0021】
従来の巻き返しスリーブに設けられた糸掴み溝は、公知なように整然と保持されず、整然とした繰り出しを行うことができなかった。それぞれの糸の弦状の部分は、つまり(糸掴み手段の半径方向平面内で)緩く及び負荷なしで糸ケークの内周面に当接する。公知の糸掴み手段は、糸の弦状の部分が、これがまったく接触せず、緩く糸掴み溝を通ってガイドされるように設計されている。
【0022】
本発明による装置の構造的に有利な特徴の機能上の組み合わせ、つまり、ボビンサポートの最大可能な半径と、サポート縁部に設けられた糸掴み溝と、糸掴み溝のばねとは、個別の特徴では期待できなかった総合的な結果が得られる。
【0023】
前述のように、それぞれ形成される弦状の糸部分を確実に捕まえることができるように、糸掴み溝が糸ケークの内径のできるだけ近くに配置されていれば有利である。皿状の拡張部(ボビンサポート)がその軸方向の外周面で、ばね部材の受容部に向かって内方に形成されていて、軸方向の外側から測定された、糸直径と同じかこれよりも大きい間隔を保って、ばね部材が糸掴み溝を部分的に覆っている。ばね部材としては有利にはスナップリングが使用されている。
【0024】
請求項10に記載された方法によれば、糸ケークが、紡績ポット内で糸切れの場合においても、糸ケークにおいて糸端部を探し出すことなしに、自動的に整然と巻き返すことができる。糸センサとしては、例えば光学式又は容量式に作業する一般的な形式の装置が使用される。光学式の糸掴みセンサ又は糸検出器は、例えばドイツ連邦共和国特許公開第2621900号明細書に記載されている。
【0025】
糸切れ時に期待に反して、糸ガイド開口部から糸ケークに延びる糸脚を掴むことができない場合は、請求項11に記載した方法によって、弦状の糸部分として、糸ケークの内周面に周方向で当てつけられる糸端部が、巻き返し過程を開始するために使用される。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示した実施例について説明する。
【0027】
図1の(a)にはポット紡績機の紡績部が示されている、最後のフィードローラ対によって概略的に示されたドラフト装置1内で延伸されたスライバ2は、ドラフト装置1に続く三角形の紡出部3は、回転する紡績ポット9の作用下で一本の糸17にまとめられて、この領域内に配置された糸センサ4を介して管状の糸ガイド5の入口に達する。糸ガイド5の開口部6にぶつかる糸17は、紡績ポット9の内壁8に当てつけられ、ここで糸ケーク10を形成する。紡績過程中に、糸ガイド5に(同軸的に)、その開口部6の上方に間隔を保って巻き返しスリーブ11が配置されており、該巻き返しスリーブ11は、巻き返しを開始するために、糸ガイド5の開口部6を越えて下方に下降される(一点鎖線で示された位置12参照)。
【0028】
巻き返しは、一方では紡績ポット9内で糸ケーク10が完成されることによって、他方では、例えば糸切れによって紡績過程が中断されることによって、開始される。場合によって巻き返しスリーブ11は、一点鎖線で示された巻き返し位置12に、糸ガイド5の開口部6を越えて下降せしめられるので、糸17の回転する糸脚7は、有利には適当な緊締又は保持装置を有しているスリーブ足部によって捕まえられて、糸ケーク10が自動的に若しくは強制的に、さらに回転される紡績ポット9において巻き返しスリーブ11に巻き付けられるように固定される。
【0029】
巻き付けられた巻き返しスリーブ11は、次いで、紡績ポット9の下側で適当な高さ位置に準備された、ピン14及びディスク15を有するキャディー13上に引き取られる。矢印方向16で下降された後、巻き上げられた巻き返しスリーブ11は、キャディー13と一緒にさらに処理されるために搬出され、これに対して別のキャディー(図示せず)と共に、新たな(空の)スリーブが搬入されてきて、糸ガイド5の準備位置で固定される。
【0030】
糸センサ4が糸切れを発見すると、糸センサ4は、糸ガイド5の領域内に取り付けられた係止手段19に、巻き返しスリーブ11を解除する信号を与える。これによって係止手段19はトリガーされて巻き返しスリーブ11は下方に落下し、巻き返し過程が開始される。巻き返し過程を開始するためには、回転する糸脚7が糸ガイドの開口部6と糸ケーク10との間で、糸端部をスリーブで捕まえて固定するのに充分である所定の応力を有していれば有利である。このために充分な応力は、場合によっては、糸端部が相応に長いことによって得られる。しかしながら、糸端部が保持又は捕まえられ、例えば緊締された時に、巻き返しが開始されると特に有利である。
【0031】
図2には、係止手段の有利な実施例が示されている。この係止手段は、同時に、巻き返しスリーブ11をその準備位置において糸ガイド5の管で保持し、糸切れの場合に係止手段を切り換えることによって糸17(この場合糸端部)を糸ガイド5の通路18内で緊締するのに適している。このために、図2に示した電磁石(係止手段19)が負荷され、この電磁石は、ピン又はこれと類似のものを、実線で示された位置20においてスリーブ11がその準備位置で係止され、一点鎖線で概略的に示された位置21で糸端部17を糸ガイド5の通路18内で緊締するように、スライドさせる。つまり、電磁石(係止手段19)は、その巻線22に給電することによって、糸センサ4から供給された信号に基づいて位置20から位置21に切り換えられる。切換中に、巻き返しスリーブ11はその巻き返し位置に滑動する。この巻き返し位置は、有利な形式でばね力によって付勢されるストッパ23によって与えられる。ストッパ23は同様に、電磁石式の駆動装置24を有しているので、ストッパ23は引き戻され、ひいては巻き返しスリーブ11を解放することができる。
【0032】
図3には、図1に示した紡績部とほぼ同じであるポット紡績機の紡績部が示されている。
【0033】
この実施例では巻き返しスリーブ11は下方から導入される。
【0034】
巻き返しスリーブを、巻き返し位置に注意深くもたらすために、紡績過程中に既に準備維持されるようになっているポット紡績機においては、巻き返しスリーブは、糸切れの際に、紡績ポット内に形成された糸ケークがまだ整然と巻き付けられる丁度よい時期に巻き返し位置にもたらされるようにしなければならない。本発明によれば、糸切れは、糸センサによって検知される。この糸センサは、糸切れの際に、巻き返しスリーブを巻き返し位置に瞬間的に挿入し、糸端部を緊締するための信号を発信する。
【0035】
図1の(b)に概略的に示された、ポット紡績機の紡績部は、軸受25内で軸26を中心にして回転する紡績ポット9を有している。この場合、軸受の形式は重要ではないが、例えば1つのモータによって駆動される紡績ポットを軸受けするために磁石式軸受が設けられている。
【0036】
紡績ポット9の上側には、スライバ延伸装置(例えばドラフト装置1)が組み込まれており、このドラフト装置1にスライバ2が供給される。回転する紡績ポット9の作用下にある糸17は、軸方向で可動に支承された糸ガイド5としての管を介して紡績ポット9内に達し、糸ケーク10を形成しながら紡績遠心分離器の内壁27に当てつけられる。
【0037】
糸ガイド5には、準備位置にある巻き返しスリーブ11が固定されている。この場合、巻き返しスリーブ11は係止手段19によって固定されており、この係止手段は、所定に制御可能で、巻き返しスリーブ11を巻き返し位置(図示せず)にずらすことを可能にする。
【0038】
図4及び図5に示されているように、巻き返しスリーブ11は、少なくとも糸掴み溝30を有している。皿状の拡張部28の内部は次のように形成されている。つまり、糸掴み溝30を部分的に覆うばね部材34が、下縁部35から間隔aを保って設けられるように形成されている。間隔aは、有利には、掴もうとする糸の直径よりも大きいか又はこれと同じでなければならない。ばね部材34は、有利にはスナップリング又はこれと類似のものとして構成されている。
【0039】
例えば糸センサ4の下側で糸切れが生じると、糸ガイド開口部から出てくる糸端部は、一般的に滑らかではなく、弦状糸部分36,37の形状で糸ケーク10に当てつけられる。弦状糸部分36又は37として糸ケーク10に当てつけられる糸部分が、巻き返しスリーブ11の皿状の拡張部28の領域内に達すると、この糸端部は、この領域内に配置された、ばね部材34を備えた本発明による糸掴み溝30を有する糸掴み装置によって捕まえられて、糸部分を前もって緊張させる必要なしに、ばね部材34によって緊締される。つまり、紡績ポットはこの時点で回転しているので、巻き返し過程が自動的に開始される。紡績ポット内に集められた糸ケーク10全体は、巻き返しスリーブ11に整然と巻き取られ、後でこの巻き返しスリーブから損失なしに巻き戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は紡績位置にある紡績部の鉛直断面図、(b)は別の実施例による紡績部の鉛直断面図である。
【図2】糸ガイドにおける巻き返しスリーブの係止装置を示す部分的な鉛直断面図である。
【図3】下方から導入可能な巻き返しスリーブを備えた紡績部の鉛直断面図である。
【図4】巻き返しスリーブの拡大断面図である。
【図5】巻き返しスリーブの、図4の矢印X方向から見た図である。
【符号の説明】
1 ドラフト装置、 2 スライバ、 3 三角形の紡出部、 4 糸センサ、 5 糸ガイド、 6 開口部、 7 糸脚、 8 内壁、 9 紡績ポット、 10 糸ケーク、 11 巻き返しスリーブ、 12 巻き返し位置、 13 キャディー、 14 ピン、 15 ディスク、 16 矢印方向、 17糸、 18 通路、 19 係止手段、 20,21 位置、 22 巻線、23 ストッパ、 24 駆動装置、 25 軸受、 26 軸、 27 内壁、28 拡張部、29 受容部、 30 糸掴み溝、 34 ばね部材、 35 下縁部、 36,37 弦状糸部分
Claims (11)
- ポット紡績機であって、紡績時及び巻き返し時に回転する複数の紡績ポット(9)と、各紡績ポット(9)に配属された、回転する糸ガイド(5)とを有しており、該糸ガイド(5)に、紡績しようとするスライバ(2)がドラフト装置(1)から供給され、前記糸ガイド(5)が、紡績された糸(17)を、糸ガイド(5)の開口部(6)を介して、紡績ポット(9)内に形成された糸ケーク(10)に引き渡すようになっており、糸ケーク(10)が、紡績過程の終了時に、紡績中にあらかじめ、巻き返し位置から間隔を保って開口部において準備された巻き返しスリーブ(11)に巻き付けられるようになっている形式のものにおいて、
糸(17)の搬送経路に、糸切れを検知する糸センサ(4)が配属されており、該糸センサ(4)が、巻き返しスリーブ(11)を巻き返し位置に移動させるための手段(19)に接続されていることを特徴とする、ポット紡績機。 - 糸センサ(4)によって起動された前記手段(19)によって、切れた糸端部が緊締されるようになっている、請求項1記載のポット紡績機。
- 糸センサ(4)が、ドラフト装置(1)に接続された三角形の紡出部(3)のできるだけ近くに配置されている、請求項2記載のポット紡績機。
- 巻き返しスリーブ(11)を所定の準備位置で固定し、巻き返しスリーブ(11)を解放すると同時に糸ガイド(5)の通路(18)を通るスライバを緊締する係止手段(19)が配置されている、請求項1から3までのいづれか1項記載のポット紡績機。
- 糸端部を掴むための溝、緊締装置又はこれと類似の保持手段が、巻き返しを開始するために、管として構成された糸ガイド(5)の開口部(6)を越えて移動するスリーブ端部に設けられている、請求項1から4までのいづれか1項記載のポット紡績機。
- 巻き返しスリーブ(11)が、少なくとも一方の長手方向端部で、半径方向の突出する皿状の拡張部(28)を有しており、該拡張部(28)が、糸ケークの内径にほぼ接触する程度に、この糸ケークの内径近くに配置された糸掴み及び緊締手段を備えている、請求項1記載のポット紡績機。
- 糸掴み及び緊締手段として糸掴み溝(30)が設けられており、該糸掴み溝(30)の内側が部分的にばね部材(34)によって覆われている、請求項6記載のポット紡績機。
- 皿状の拡張部(28)内にばね部材(34)のための受容部(29)が形成されており、該受容部(29)の軸方向外側の下縁部(35)から測定した、糸直径と同じかこれよりも大きい間隔(a)を保って、ばね部材(34)が糸掴み溝(30)を部分的に覆っている、請求項7記載のポット紡績機。
- ばね部材(34)がスナップリングとして構成されている、請求項8記載のポット紡績機。
- 紡績及び巻き返し時に回転する複数の紡績ポット(9)と、各紡績ポット(9)に配属された、回転する糸ガイド(5)とを有しており、該糸ガイド(5)に、紡績しようとするスライバ(2)がドラフト装置(1)から供給され、前記糸ガイド(5)が、紡績された糸(17)を、糸ガイド(5)の開口部(6)を介して、紡績ポット(9)内に形成された糸ケーク(10)に引き渡すようになっており、糸ケーク(10)が、紡績過程の終了時に、紡績中にあらかじめ、巻き返し位置から間隔を保って開口部において準備された巻き返しスリーブ(11)に巻き付けられるようになっている形式の、請求項1から5までのいづれか1項記載のポット紡績機の運転法において、
紡績過程中に生じる糸切れを検知し、次いで巻き返しスリーブ(11)を、管として構成された糸ガイド(5)の開口部(6)を越えて巻き返し位置にもたらすと同時に、糸ガイド(5)内で切れた糸端部を緊締することを特徴とする、ポット紡績機の運転法。 - 紡績時に回転する多数の紡績ポットと、各紡績ポットに配属された、紡績しようとするスライバを開口部から供給する糸ガイドとを備え、回転するポット内周面に形成された糸ケークを、紡績過程終了後に又は糸切れ時に巻き返しスリーブに巻き返すようになっている紡績機でポット紡績するための方法において、
糸ケーク(10)の内周面にほぼ周方向で当てつけられる弦状糸部分(36,37)としての糸端部を、巻き返し過程開始のために使用することを特徴とする、ポット紡績するための方法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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