JP3821763B2 - 綴じ具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、綴じ具に係り、更に詳しくは、閉ループを形成する第1及び第2の綴じ部材が開閉する方向に回転でき、且つ、軽い操作力で前記閉ループの解除を行なうことのできる綴じ具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、リングファイル等に用いられる綴じ具としては、ファイル等の背表紙若しくはこれの近傍に固定されるベースと、このベースの長手方向二箇所に設けられた一対の第1の綴じ部材と、これら第1の綴じ部材の反対側に位置して当該第1の綴じ部材の各先端部に突き当たる一対の第2の綴じ部材とにより構成されている。第1及び第2の綴じ部材は、それらの基部側が第1及び第2の連結板によってそれぞれ連結されており、これにより、第1の綴じ部材と第2の綴じ部材は、それぞれ開閉する方向に回転可能とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した公知の綴じ具にあっては、綴じ部材が閉ループを形成した閉塞状態であるときに、前記第1及び第2の連結板が、各綴じ部材の閉塞状態を保つべく突っ張るように作用する構成となっている。そのため、綴じ部材を開放しようとする場合には、第1及び第2の綴じ部材の先端部間を強制的に開こうとする強い外力を綴じ部材に付与しなければならず、操作力に乏しい者による操作が困難になるという不都合がある。
【0004】
この一方、綴じ部材を開放した状態から閉塞する状態に操作する場合には、綴じ部材が一定角度以上に閉塞方向に回転したときに、前記連結板の角度変位に伴うばね力が開放状態を維持すべく強く作用することで、綴じ部材が「パチン」という大きな音を発して閉塞する状態を惹起し、これが不快な騒音をもたらすばかりでなく、閉塞操作時に指を挟む恐怖感を使用者に与えてしまうという不都合もある。
【0005】
【発明の目的】
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、過大な操作力を必要とすることなく綴じ部材の開閉を行えるとともに、綴じ部材の閉塞操作に際して騒音が発生したり恐怖感を与えたりすることのない綴じ具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は表紙体に取り付けられるベースに回転可能に支持された複数の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合って閉ループを形成する複数の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具において、
前記第1の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第1の連結部材と、前記第2の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第2の連結部材と、これら各連結部材の領域内に配置されて前記閉ループを解除する方向に力を付与する開放手段とを備え、
前記第1の綴じ部材又は第2の綴じ部材に対して軸方向に交わる方向に力を付与することで、前記係り合いが解除されて第1及び第2の綴じ部材間が開放し、
前記開放手段は線材により構成され、当該線材は、前記第1及び第2の連結部材を跨ぐように配置された第1の線材部分と、この第1の線材部分の一端側に中間部分を介して連なるとともに、当該第1の線材部分に対して軸線向きが所定角度シフトした第2の線材部分とを備え、前記ベースの幅方向に沿う仮想直線に対してベース長手方向に沿う略対称形状に設けられるとともに、脱落防止構造を介して前記ベースに保持され、
前記第2の線材部分は、相互に略平行に延びる内側線部と、これら内側線部間を連結する連結線部とからなって前記第1の連結部材又は第2の連結部材の領域内に略収まる形状若しくは大きさに設けられ、
前記脱落防止構造は、第1の線材部分の他端側に設けられた屈曲部と、第1の連結部材の外側端部に設けられるとともに、屈曲部を内部に受容する切欠部と、前記ベースの短寸幅方向両端のかしめ部に設けられ、前記中間部分を締め付け若しくは抱き込む部分的な段押し部とにより構成されている、という構成を採っている。このような構成とすることで、前記第1の綴じ部材又は第2の綴じ部材に対して軸方向に交わる方向に操作力を付与して第1及び第2の綴じ部材の係り合いが解除され、開放手段によって綴じ部材が開放する方向に回転するようになる。従って、操作力を軽減した状態で綴じ部材を開放させることができる。この一方、綴じ部材を閉塞状態に操作するときは、前記開放手段による力の方向とは反対側に操作を行なうため、綴じ部材が閉ループを形成する閉塞状態となる際に、従来のような騒音を発生することがないとともに、勢いよく閉塞することを防止して恐怖感も解消することが可能となる。また線材の軸線向きを調整するだけでばね力を発揮させるように利用することができるとともに、当該線材の装着も容易に行うことができ、綴じ具の生産性を向上させることができる。更に、線材を開放手段として用いても前記閉ループを解除する方向への力が良好に分散した状態で発生するようになり、開放不良等を防止することができる。しかも、線材が不用意に移動してしまうようなことが無くなり、ばね力を安定した状態で発揮させることができる。
【0007】
また、本発明は表紙体に取り付けられるベースに回転可能に支持された一対の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合って閉ループを形成する一対の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具において、
前記第1の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第1の連結部材と、前記第2の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第2の連結部材と、これら各連結部材を跨ぐように配置されて前記閉ループを解除する方向に力を付与する開放手段とを備え、
前記第1の綴じ部材又は第2の綴じ部材を相互に接近させる力を付与することで、前記係り合いが解除されて第1及び第2の綴じ部材間が開放し、
前記開放手段は線材により構成され、当該線材は、前記第1及び第2の連結部材を跨ぐように配置された第1の線材部分と、この第1の線材部分の一端側に中間部分を介して連なるとともに、当該第1の線材部分に対して軸線向きが所定角度シフトした第2の線材部分とを備え、前記ベースの幅方向に沿う仮想直線に対してベース長手方向に沿う略対称形状に設けられるとともに、脱落防止構造を介して前記ベースに保持され、
前記第2の線材部分は、相互に略平行に延びる内側線部と、これら内側線部間を連結する連結線部とからなって前記第1の連結部材又は第2の連結部材の領域内に略収まる形状若しくは大きさに設けられ、
前記脱落防止構造は、第1の線材部分の他端側に設けられた屈曲部と、第1の連結部材の外側端部に設けられるとともに、屈曲部を内部に受容する切欠部と、前記ベースの短寸幅方向両端のかしめ部に設けられ、前記中間部分を締め付け若しくは抱き込む部分的な段押し部とにより構成されるという構成を採ることができる。このような構成とすれば、前記第1の綴じ部材又は第2の綴じ部材を指先で摘むようにして相互に接近操作することで係り合いが解除され、開放手段によって綴じ部材を開放する方向に回転させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明において、前記第1及び第2の連結部材は前記ベースに沿って延び、前記第1及び第2の綴じ部材が閉塞位置にあるときに、各連結部材の短寸幅方向における内側が外側よりも下方となる位置となり、前記第1及び第2の綴じ部材との係り合いを解除したときに、前記開放手段によって各連結部材の内側が外側よりも上方となる位置に変位して第1及び第2の綴じ部材間を開放する、という構成を採ることが好ましい。これにより、開放手段の力と連結部材の位置とが相互に作用して、第1及び第2の綴じ部材の閉塞位置と開放位置とを択一的に維持できるようになる。従って、開放状態とされた第1及び第2の綴じ部材がぶらついてしまうようなこともない。
【0015】
更に、前記第1及び第2の連結部材又は第1の綴じ部材若しくは第2の綴じ部材は、前記第1及び第2の綴じ部材の係り合いを解除する方向に力を付与したときに撓み変形して前記係り合いを解除可能とするように設けることが好ましい。これにより、前記係り合いを解除する際の操作力が過大に要求されることがなく、操作性に優れた綴じ具を提供することができる。特に、第1及び第2の連結部材を撓み変形させる構成とした場合には、綴じ部材を剛性を備えたものによって構成することもでき、耐久強度に優れた綴じ具とすることが可能となる。
【0016】
また、前記第1及び第2の連結部材は、前記ベースに沿って延びる第1及び第2の連結板によって構成され、各連結板の長手方向に沿う端部外縁は、それらの幅を狭くする傾斜縁に形成される、という構成も採用することができる。このような構成により、各連結板の長手方向端部側領域が撓み易くなり、第1及び第2の綴じ部材の係り合いを解除する際の力を軽減することが可能となる。
【0017】
【実施例】
以下、本発明の実施例を、以下の参考例1,2について説明した後に、図面を参照しながら説明する。
【0018】
[第1参考例]
図1には、第1参考例に係る綴じ具がファイルに適用された場合の要部概略斜視図が示され、図2には、綴じ具の拡大斜視図が示されている。これらの図において、ファイル10は、中間に背表紙11を介して連なる表表紙12及び裏表紙13を備えた表紙体14と、背表紙11の内面に装着された綴じ具15とを備えて構成されている。
【0019】
前記綴じ具15は、背表紙11の上下(長手)方向に延びるとともに、当該背表紙11の内面にリベット17,17を介して取り付けられたベース18と、このベース18の裏表紙13側の端部にそれぞれ支持された一対の第1の綴じ部材19,19と、ベース18の表表紙12側の端部にそれぞれ支持されるとともに、第1の綴じ部材19,19の各先端部に係り合ってベース18と共に閉ループを形成する一対の第2の綴じ部材20,20とを備えて構成されている。ここで、綴じ具15を構成する各部材は、ステンレス等の金属材を用いて構成されている。
【0020】
前記ベース18は、図3ないし図12にも示されるように、中央部が最大高さとなる湾曲形状とされて下部開放型に設けられている。このベース18の長手方向両端側は段押しされて背表紙11への取付面部21,21としてそれぞれ形成され、各取付面部21,21の面内略中央部にはリベット穴22,22(図5,図8参照)が形成されている。また、ベース18の長手方向二箇所において、短寸幅方向に沿う両側には第1及び第2の綴じ部材19,20の基部側を通過させる四つのスロット穴24が形成されている。各スロット穴24は、図9に示されるように、ベース18の短寸幅方向における中央部近傍から側端部に亘って形成されており、これにより、第1及び第2の綴じ部材19,20の回転角度が大きく確保されるようになっている。
【0021】
前記第1の綴じ部材19は、正面視略半円弧状に設けられる一方、第2の綴じ部材20は、正面視略U字状に設けられ、各綴じ部材19,20の先端部間に設けられた係り合い部27を介して閉ループとなる閉塞状態が保たれ、その係り合いを解除することによって各綴じ部材19,20の先端部間が開放可能に設けられている。係り合い部27は、図8に示されるように、第1の綴じ部材19の先端部に形成された外向き鈎状部28と、第2の綴じ部材20の先端部に形成されて前記外向き鈎状部28に係り合い可能な内向き鈎状部29とにより構成されている。係り合い部27は、第1の綴じ部材19,19の先端部を相互に接近させるように図2中矢印P方向に向けられた操作力を付与したときに、第1の綴じ部材19,19の各先端部が第2の綴じ部材20,20に干渉することなく、且つ、第1の綴じ部材19,19は、その形状自体を略保った状態で、相互に接近する方向に傾斜可能に設けられている。
【0022】
前記ベース18の内部空間において、第1の綴じ部材19,19の各基部間には平面視方形の細長い板状をなす連結部材としての第1の連結板30がベース18の長手方向に沿って設けられているとともに、第2の綴じ部材20,20の各基部間にも略同様の形状をなす連結部材としての第2の連結板31がベース18の長手方向に沿って設けられ、これにより、各一対をなす第1の綴じ部材19及び第2の綴じ部材20が同時に回転できるようになっている。これら第1及び第2の連結板30,31は、第1及び第2の綴じ部材19,20の基部を貫通させてかしめることによって固定されている。また、第1及び第2の連結板30,31の短寸幅方向における外側はベース18の短寸幅方向両端に形成されたかしめ部18Aによって脱落不能に保持されている。
【0023】
前記第1及び第2の連結板30,31の短寸幅方向における内側となる内方端は相互に略突き合うように設けられており、この突き合わせ端部の中央部領域には、開放手段としてのコイルばね33を脱落不能に保持するばね受け部としての切欠部35が形成されている。この切欠部35は、図6に拡大して示されるように、切欠部35の内方に突出する突片36を備えた形状をなし、この突片36がコイルばね33の各端部内に位置することにより当該コイルばね33を脱落不能に保持するようになっている。また、第1及び第2の連結板30,31の突き合わせ端部には、当該連結部30,31の面位置に対して若干上方に位置するように段押しされた複数の小突片37が形成されており、これら小突片37が相対する突き合わせ端部上に乗るように組み合わせて第1及び第2の連結板30,31の面位置が規制されるようになっている。更に、第1及び第2の連結板30,31は、長手方向端部外縁が、それらの短寸方向幅を次第に狭くする傾斜縁30A,31Aとして形成され、これにより、各連結板30,31の長手方向端部側領域が撓み易くなっている。なお、第1及び第2の連結板30,31は、第1及び第2の綴じ部材19,20が閉塞しているときに、短寸幅方向における内側が外側よりも僅かに下方位置となる一方、第1及び第2の綴じ部材19,20が開放したときに、前記内側が外側よりも上方位置となって略へ字状に変位するように設けることができる。
【0024】
前記コイルばね33は、その一方の端部が第1の連結板30上に乗るとともに他方の端部が第2の連結板31上に乗るように配置されている。このコイルばね33は、常時は第1及び第2の綴じ部材19,20が開放する方向、すなわち閉ループが解除される方向に力を付与するように設けられている。この際、コイルばね33のばね力は、前記係り合い部27における係り合い力よりは小さく設定されており、これにより、第1の綴じ部材19,19に対して前述した操作力を付与しない限り、第1及び第2の綴じ部材19,20による閉ループ、すなわち閉塞状態が維持され、不用意なる開放が行なわれないようになっている。
【0025】
以上の構成において、第1及び第2の綴じ部材19,20がベース18と共に閉ループを形成する閉塞状態からこれを解除して開放する場合には、第1の綴じ部材19,19の各先端部に、例えば親指と人差し指を跨ぐように掛け、両指を相互に接近させる方向(図2中矢印P方向)に操作力を付与して係り合い部27,27を解除すればよい。これにより、コイルばね33のばね力が作用して第1及び第2の連結板30,31は、それらの内方端が上方に移動するように角度変位し(図7参照)、これに支持されている各綴じ部材19,20の先端部間が開放することとなる。なお、第1の綴じ部材19,19に対して前述した操作力を付与したときに、当該第1の綴じ部材19,19の基部領域における第1の連結板30が撓み変形するとともに、第1の綴じ部材19,19の先端側が相互に接近するように僅かに傾斜し、これにより、第1の綴じ部材19,19の形状を略保ったまま当該第1の綴じ部材19,19が係り合いを解除すべく角度変位可能となっている。
【0026】
この一方、第1及び第2の綴じ部材19,20による閉ループを形成して閉塞状態に戻す場合は、コイルばね33のばね力に抗して第1及び第2の綴じ部材19,20の先端部を相互に接近させる方向に回転させればよい。これにより、各係り合い部27,27における外向き鈎状部28及び内向き鈎状部29が相互に滑りながら係り合って閉ループが形成される。
【0027】
従って、このような第1参考例によれば、第1の綴じ部材19に対して軽い操作力を付与するだけで第1の綴じ部材19と第2の綴じ部材20との閉塞状態を解除することができる一方、閉塞状態に戻すときに騒音を発するようなおそれを回避しつつ、滑らかなる係り合いを行なうことが可能となる。
【0028】
次に、第2参考例を、図13ないし図15を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、前記第1参考例と同一若しくは同等の構成部分については同一符号を用いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0029】
[第2参考例]
この第2参考例は、前記コイルばね33に代えて、板ばね40を開放手段として採用したところに特徴を有する。すなわち、板ばね40は、ベース18の短寸幅方向に延びる略方形の金属板により構成されている。この板ばね40は、第1及び第2の連結板30,31の突き合わせ端部間に設けられた切欠部35に挿入されて内外に延びるとともに、その半分領域が第1の連結板30の下面側に位置する一方、残り半分領域が第2の連結板31の上面側に位置するように設けられている。この板ばね40は、初期形状が、図15に示されるように屈曲した形状をなし、第1及び第2の綴じ部材19,20を閉塞状態としたときに、図14に示されるように、屈曲の向きを僅かに反転するようになっている。従って、板ばね40は、第1及び第2の綴じ部材19,20を開放させる方向に力を付与している状態を保つようになり、前記実施例と同様に、第1の綴じ部材19,19を相互に接近させる操作力を付与したときに、直ちに閉塞状態を解除することとなる。
【0030】
従って、このような第2参考例によっても第1参考例と同様の作用、効果を得ることができる他、第1参考例よりも組み立てを容易に行なうことができる。
【0031】
なお、第2参考例では、板ばね40が切欠部35を通るように配置された場合を示したが、図16に示されるように、板ばね40の全体が第1及び第2の連結板30,31の外側に位置するように設けることもできる。この場合には、第1及び第2の連結板30,31間に切欠部35を形成する必要はない。
【0032】
施例]
図17ないし図23には、本発明の施例が示されている。この実施例は、開放手段として線材50を用いた点に特徴を有する。この線材50は、第1及び第2の連結板30,31の領域内に略収まる形状若しくは大きさとされて第1及び第2の連結板30,31の領域内に配置されている。これを更に詳述すると、図18及び図19(A),(B)に示されるように、線材50は、第1及び第2の連結板30,31を跨ぐように配置されるとともに、ベース18の幅方向に沿う仮想中心直線Cに対し、ベース長手方向に沿って略対称位置となる第1の線材部分51,51と、これら第1の線材部分51,51の一端側すなわち図18中左端側に中間部分52,52を介して連なるとともに、第1の線材部分51の軸線に対して所定角度シフトした軸線向きとされ、且つ、前記中心直線Cに対して略対称位置となる第2の線材部分53とにより構成されている。ここで、第2の線材部分53は、相互に略平行に延びる内側線部53A,53Aと、これら内側線部53A,53A間を連結する連結線部53Bとからなり、図18に示されるように、連結線部53Bが第1及び第2の連結板30,31の突き合わせ端部近傍に位置するように内側線部53A,53Aの軸長が第1の線部分51の略半分程度の長さとされている。本実施例では、内側線部53A,53Aは、第2の連結板31を幅方向に横切るように配置したときに、連結線部53Bが第1の連結板31の領域に僅かにかかる程度の長さに設定されている。
【0033】
前記第1の線部分51,51において、前記中間部分52,52とは反対側の端部は屈曲部51A,51Aとされ、これらの屈曲部51A,51Aは、第1の連結板30の外側端部に設けられた切欠部56,56内に受容されている。この一方、前記中間部分52,52は、それらの間において、かしめ部18に設けられた部分的な段押し部57で強く締め付け若しくは抱き込まれるようになっている。ここにおいて、前記屈曲部51A、切欠部56及び段押し部57により線材50の脱落防止構造が図られている。
【0034】
なお、前記線材50は装着前の初期形状として、第1の線材部分51,51の屈曲部51A,51A間の幅W1が中間部分52,52側の幅W2よりも広くなる形状を備えたものが用いられている。線材50を装着するときは、段押し部57を予め形成した状態で、線材50の中間部分52,52をかしめ部18A内にカチッと嵌るように押し込むと、第1の線材部分51,51が図18中二点鎖線で示される位置で配置されることとなる。そして、第1の線材部分51,51を指先で摘んで矢印方向に移動させながら相互に略平行となるように作業することで、前記屈曲部51A,51Aを切欠部56に受容させた装着が可能となる。
【0035】
このような施例において、第1及び第2の連結板30,31の領域内に線材50を装着して第1及び第2の綴じ部材19,20を閉塞させた状態では、図20ないし図23に示されるように、第2の線材部分53が強制的に第1の線材と略同一平面上に位置するように押し下げられた状態となる。これと同時に、第1及び第2の連結板30,31の幅方向内側が外側よりも僅かに下方に位置して相互に突っ張り合う状態となる。ここで、第1の綴じ部材19,19を相互に接近させる方向に操作すると、第2の綴じ部材20との係り合いが解除されると同時に、第2の線材部分53が第1の線材部分51に対して起き上がって初期形状に復帰しようとする。従って、当該復帰しようとする力によって第1及び第2の連結板30,31の各内側が外側よりも上方に変位して略へ字状に屈曲し、これにより、第1及び第2の綴じ部材19,20を開放させることが可能となる。
【0036】
従って、このような施例によっても、既述の参考例と同様の効果を得ることができる他、線材50の装着作業を極めて容易且つ迅速に行えるという効果を得る。
【0037】
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示し、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施例に対し、形状、材質、数量、位置若しくは配置等に関して当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、既に開示した形状等の限定をした記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に示したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状等の限定を一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
【0039】
また、前記施例では、第1の綴じ部材19,19を相互に接近させる方向に操作力を付与することによって閉塞状態を解除するように構成した場合を図示、説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第2の綴じ部材20,20を相互に離間させて閉塞状態を解除するようにしてもよい。また、第2の綴じ部材20,20を相互に接近させる方向に操作力を付与したり、第1の綴じ部材19を相互に離間させて閉塞状態を解除できるようにしてもよい。この場合、第1の綴じ部材19と第2の綴じ部材20の先端部の鈎形状を前記実施例とは反対に設けることで足りる。また、閉ループをなす一組の第1の綴じ部材19と第2の綴じ部材20とを、例えば、がま口の口縁部に設けられた二つの凸部の相互係り合いを解除する場合のように、ツイスト若しくは捻り操作することによって閉ループを解除するようにしてもよい。
【0040】
更に、前記施例では、第1の綴じ部材19,19を相互に接近させる方向に操作することによって第2の綴じ部材20,20との係り合いを解除する構成としたが、操作方向は限定されるものではなく、軸方向に交わる方向に操作する力を付与することによって前記解除を行えるようにしてもよい。
【0041】
また、本発明は、第1及び第2の綴じ部材19,20が各一対となる合計四本としたが、更に本数を増やしてもよい。また、綴じ部材の本数を増やす場合において、増加した片側の綴じ部材の先端は、対応する反対側の綴じ部材の先端と突き合わされるような形状としておくこともでき、これにより、係り合いを解除する際に指先で操作すべき綴じ部材の数を増やすことなく綴じ部材を開放させることが可能となる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、第1の綴じ部材又は第2の綴じ部材に操作力を付与するだけで係り合いが解除され、開放手段の開放力によって綴じ部材を開放方向に回転させることができる。また、綴じ部材を閉塞状態に操作するときは、前記開放手段による力の方向とは反対側に操作を行なう構成であるため、綴じ部材が閉ループを形成する閉塞状態となる際に騒音を発生することもない。しかも、ばねの力が作用する方向とは反対側に操作力を加えるものであるため、第1及び第2の綴じ部材が閉塞する際の勢いも抑制でき、瞬間的に閉塞する従来タイプの綴じ具に見られる恐怖感も解消することが可能となる。
【0046】
また、前記開放手段を構成する線材は、前記第1及び第2の連結部材を跨ぐように配置された第1の線材部分と、当該第1の線材部分に対して所定角度シフトした第2の線材部分とにより構成されているから、線材の軸線向きを調整するだけでばね力を発揮させるように利用することができるとともに、当該線材の装着も容易に行うことができ、生産性を向上させることができる。
【0047】
更に、前記線材は仮想直線に対して略対称形状に設けられているため、線材を開閉手段として用いた構成であっても、第1及び第2の綴じ部材を開放する方向への力が良好に分散した状態で発生するようになり、開放不良等を防止することができる。
【0048】
また、前記線材は脱落防止構造を介して前記ベースに保持されているから、線材が不用意に移動してしまうようなことが無くなり、ばね力を安定した状態で発揮させることができる。
【0049】
更に、前記第1及び第2の連結部材又は第1の綴じ部材若しくは第2の綴じ部材が撓み変形することで第1及び第2の綴じ部材による係り合いが解除される構成としたから、綴じ部材を開放する操作力を軽減することができる。特に、連結部材を撓み変形させる構成では、綴じ部材を剛性を備えたものによって構成することができ、耐久強度に優れた綴じ具を提供することが可能となる。
【0050】
また、前記第1及び第2の連結部材を構成する第1及び第2の連結板の長手方向に沿う端部外縁に傾斜縁を設けた構成によれば、各連結板の長手方向端部側領域を撓み易くでき、これによって、第1及び第2の綴じ部材の係り合いを解除する際の力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る綴じ具がファイルに適用された場合の要部概略斜視図。
【図2】 前記綴じ具の拡大概略斜視図。
【図3】 図2の正面図。
【図4】 綴じ具を開放状態としたときの正面図。
【図5】 前記綴じ具の底面図。
【図6】 コイルばねを省略した図5のa部拡大図。
【図7】 綴じ具を開放状態としたときの断面図。
【図8】 綴じ具の平面図。
【図9】 図8のA−A線矢視拡大断面図。
【図10】 図8のB−B線矢視拡大断面図。
【図11】 図8のC−C線矢視拡大断面図。
【図12】 図8のD−D線矢視拡大断面図。
【図13】 第2実施例を示す綴じ具の底面図。
【図14】 図13のE−E線矢視拡大断面図。
【図15】 図14の状態から綴じ部材を開放した状態を示す断面図。
【図16】 第2実施例の変形例を示す綴じ具の底面図。
【図17】 第3実施例を示す綴じ具の底面図。
【図18】 図17の一部を切り欠いて示す要部拡大図。
【図19】 (A)は線材の平面図、(B)は線材の正面図。
【図20】 図17のF−F線矢視拡大断面図。
【図21】 図20の状態から綴じ部材を開放した状態を示す断面図。
【図22】 図17のG−G線矢視拡大断面図。
【図23】 図22の状態から綴じ部材を開放した状態を示す断面図。
【符号の説明】
14 表紙体
15 綴じ具
18 ベース
19 第1の綴じ部材
20 第2の綴じ部材
27 係り合い部
30 第1の連結板
30A 傾斜縁
31 第2の連結板
31A 傾斜縁
33 コイルばね(開放手段)
35 切欠部(ばね受け部)
40 板ばね(開放手段)
50 線材(開放手段)
51 第1の線材部分
51A 屈曲部
53 第2の線材部分
53A 内側線部
53B 連結線部
56 切欠部
57 段押し部

Claims (5)

  1. 表紙体に取り付けられるベースに回転可能に支持された複数の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合って閉ループを形成する複数の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具において、
    前記第1の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第1の連結部材と、前記第2の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第2の連結部材と、これら各連結部材の領域内に配置されて前記閉ループを解除する方向に力を付与する開放手段とを備え、
    前記第1の綴じ部材又は第2の綴じ部材に対して軸方向に交わる方向に力を付与することで、前記係り合いが解除されて第1及び第2の綴じ部材間が開放し、
    前記開放手段は線材により構成され、当該線材は、前記第1及び第2の連結部材を跨ぐように配置された第1の線材部分と、この第1の線材部分の一端側に中間部分を介して連なるとともに、当該第1の線材部分に対して軸線向きが所定角度シフトした第2の線材部分とを備え、前記ベースの幅方向に沿う仮想直線に対してベース長手方向に沿う略対称形状に設けられるとともに、脱落防止構造を介して前記ベースに保持され、
    前記第2の線材部分は、相互に略平行に延びる内側線部と、これら内側線部間を連結する連結線部とからなって前記第1の連結部材又は第2の連結部材の領域内に略収まる形状若しくは大きさに設けられ、
    前記脱落防止構造は、第1の線材部分の他端側に設けられた屈曲部と、第1の連結部材の外側端部に設けられるとともに、屈曲部を内部に受容する切欠部と、前記ベースの短寸幅方向両端のかしめ部に設けられ、前記中間部分を締め付け若しくは抱き込む部分的な段押し部とにより構成されていることを特徴とする綴じ具。
  2. 表紙体に取り付けられるベースに回転可能に支持された一対の第1の綴じ部材と、前記ベースに回転可能に支持されるとともに、前記第1の綴じ部材の各先端部に係り合って閉ループを形成する一対の第2の綴じ部材とを備えた綴じ具において、
    前記第1の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第1の連結部材と、前記第2の綴じ部材を前記ベース内で相互に連結する第2の連結部材と、これら各連結部材を跨ぐように配置されて前記閉ループを解除する方向に力を付与する開放手段とを備え、
    前記第1の綴じ部材又は第2の綴じ部材を相互に接近させる力を付与することで、前記係り合いが解除されて第1及び第2の綴じ部材間が開放し、
    前記開放手段は線材により構成され、当該線材は、前記第1及び第2の連結部材を跨ぐように配置された第1の線材部分と、この第1の線材部分の一端側に中間部分を介して連なるとともに、当該第1の線材部分に対して軸線向きが所定角度シフトした第2の線材部分とを備え、前記ベースの幅方向に沿う仮想直線に対してベース長手方向に沿う略対称形状に設けられるとともに、脱落防止構造を介して前記ベースに保持され、
    前記第2の線材部分は、相互に略平行に延びる内側線部と、これら内側線部間を連結する連結線部とからなって前記第1の連結部材又は第2の連結部材の領域内に略収まる形状若しくは大きさに設けられ、
    前記脱落防止構造は、第1の線材部分の他端側に設けられた屈曲部と、第1の連結部材の外側端部に設けられるとともに、屈曲部を内部に受容する切欠部と、前記ベースの短寸幅方向両端のかしめ部に設けられ、前記中間部分を締め付け若しくは抱き込む部分的な段押し部とにより構成されていることを特徴とする綴じ具。
  3. 前記第1及び第2の連結部材は前記ベースに沿って延び、前記第1及び第2の綴じ部材が閉塞位置にあるときに、各連結部材の短寸幅方向における内側が外側よりも下方となる位置となり、前記第1及び第2の綴じ部材との係り合いを解除したときに、前記開放手段によって各連結部材の内側が外側よりも上方となる位置に変位して第1及び第2の綴じ部材間を開放することを特徴とする請求項1又は2記載の綴じ具。
  4. 前記第1及び第2の連結部材又は第1の綴じ部材若しくは第2の綴じ部材は、前記第1及び第2の綴じ部材の係り合いを解除する方向に力を付与したときに撓み変形して前記係り合いを解除することを特徴とする請求項1,2又は3記載の綴じ具。
  5. 前記第1及び第2の連結部材は、前記ベースに沿って延びる第1及び第2の連結板によって構成され、各連結板の長手方向に沿う端部外縁は、それらの幅を狭くする傾斜縁に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の綴じ具。
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