JP2000270911A - 指 輪 - Google Patents

指 輪

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JP2000270911A
JP2000270911A JP11083372A JP8337299A JP2000270911A JP 2000270911 A JP2000270911 A JP 2000270911A JP 11083372 A JP11083372 A JP 11083372A JP 8337299 A JP8337299 A JP 8337299A JP 2000270911 A JP2000270911 A JP 2000270911A
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JP
Japan
Prior art keywords
arc
ring
shaped portion
guide groove
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP11083372A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Iwase
信広 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suehiro KK
Original Assignee
Suehiro KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡径機構と弾性係止部材の採用により嵌脱が
容易であると共に、指への適合性も良好な指輪を提供す
る。 【解決手段】 リング部分を、夫々別体からなる第1弧
状部分(1)、第2弧状部分(2)で構成し、それらの
一端部(11,21)同士が接離可能となるように他端
部(12,22)同士を回動可能に蝶着連結すると共
に、第2弧状部分の一端部には該一端部から内空部に至
る袋状の案内溝(23)を形成する一方、前記第1弧状
部分の一端部には第2弧状部分の案内溝に挿入可能な第
3弧状部分(3)を回動可能に蝶着連結するか若しくは
一体に設けると共に、第1弧状部分と第2弧状部分の一
端部同士を接合した状態で、第3弧状部分を案内溝内で
係止する弾性係止部材(4)を設け、該弾性係止部材を
外部から押圧し弾性変形させることによって係止を解除
可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡径機構を採用す
ることにより嵌脱が容易な指輪に関する。
【0002】
【従来の技術】指輪は、単に指に嵌挿することのみによ
って指に固定されなければならないため、他の装身具に
比べて細かくサイズ設定がなされ、その選定も厳正に行
う必要がある。しかしながら、同一個人の指であっても
体重の増減といった長期的な変化は勿論、温湿度等の変
化や運動量,体調等によって指の太さは時々刻々と変化
しており、適合サイズであるのに容易に脱落してしまっ
たり、逆に指輪を外そうとしても外れない場合も有っ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、拡径機構を
採用すると共に弾性係止部材の採用により嵌脱が容易で
あると共に、指への適合性も良好な指輪を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の指輪においては、リング部分を、夫々別体
からなる第1弧状部分、第2弧状部分で構成し、それら
の一端部同士が接離可能となるように他端部同士を回動
可能に蝶着連結すると共に、第2弧状部分の一端部には
該一端部から内空部に至る袋状の案内溝を形成する一
方、前記第1弧状部分の一端部には第2弧状部分の案内
溝に挿入可能な第3弧状部分を回動可能に蝶着連結する
か若しくは一体に設けると共に、第1弧状部分と第2弧
状部分の一端部同士を接合した状態で、第3弧状部分を
案内溝内で係止する弾性係止部材を設け、該弾性係止部
材を外部から押圧し弾性変形させることによって係止を
解除可能とした。また、第1弧状部分,第2弧状部分の
一端部同士を離反させた状態で、第3弧状部分が、第2
弧状部分の案内溝から抜脱するのを防止する突起部を第
3弧状部分の先端部に設けた。
【0005】
【発明の実施の形態】図1乃至図4は本発明の指輪の一
実施形態を示すものである。各図において、本発明の指
輪は、夫々、別体からなる第1弧状部分1,第2弧状部
分2,第3弧状部分3,及び弾性係止部材4の4つの部
材により構成されている。
【0006】第1弧状部分1、及び第2弧状部分2は、
それぞれ、リング全周の略2分の1に相当する円弧部分
であって、それらの一端部11,21が互いに接離可能
となるように、それらの他端部12,22をピンにより
回動自在に蝶着連結している。そして、上記第1弧状部
分1の一端部11には、第3弧状部分3の一端部31を
回動自在に蝶着連結している。
【0007】第2弧状部分2は、一端部21から内空部
に至る袋状の案内溝23を形成している。案内溝23は
前記第3弧状部分3を挿入し、収容し得る充分な長さを
有し、その入口部24は、中央を除いた両側部分の上側
に係止部25,25を夫々突設している。このため、入
口部24から案内溝23内に挿入される第3弧状部分3
と、その上面側に設けた弾性係止部材4とは、上記係止
部25,25と入口部24の下縁との間に挿入されるこ
とになる。尚、案内溝23のリング内面側(図中下側)
中央は開口され、外部と連通しているが、その両側縁部
には案内縁27,27を突設している。
【0008】弾性係止部材4は、前記第3弧状部分3と
略同形状の薄板ばねからなり、一端部42において第3
弧状部3の上面に接合されている。また、弾性係止部材
4の他端部41には、その幅方向中央部に平面視(図
2)において略T字状をなし、図3に示す指輪の閉鎖状
態で外部に露見している操作部43の基部を固着してい
る。
【0009】また、第3弧状部分3の先端部には、両側
方に突起部32,32を突設し、該突起部32,32が
案内溝入口部24の両側部26に当接することで、案内
溝23に挿入した第3弧状部分3の抜脱を防止してい
る。
【0010】以上の如く構成された指輪は、閉鎖状態で
は図3に示す様に、第3弧状部分3及びそれに固着され
ている弾性係止部材4が第2弧状部分2の案内溝23内
に挿入され、第1弧状部分1の一端部11と第2弧状部
分2の一端部21とが接合されると共に、案内溝23内
では第3弧状部分3に沿って弧状に湾曲されることで該
第3弧状部分3の上面から離反する方向に付勢力を生じ
ている弾性係止部材4の他端部41が案内溝入口部24
の係止部25で係止されることにより、閉鎖状態に保持
されている。
【0011】そして、上記閉鎖状態から、弾性係止部材
4の操作部43を図3に矢印aで示す方向に押圧する
と、弾性係止部材4の他端部41が、係止部25から外
れ、第3弧状部分3が第2弧状部分2の案内溝23から
抜出可能となると共に、第1弧状部分1の一端部11が
第2弧状部分の一端部21から離反可能となり、図4に
示す如く、指輪を拡径できる。
【0012】尚、図示例の指輪では、弾性係止部材4の
他端部41が一旦係止部25から外れた後には、弾性係
止部材4の弾性回復力bによって第3弧状部分3が付勢
され図4中矢印Cの如く案内溝23から抜出する。
【0013】このようにして、指輪は拡径されることで
嵌脱を容易に行えるようになり、また、第1弧状部分1
と第2弧状部分2とを両側から指で押さえ、第3弧状部
分3を案内溝23に押し込むだけで、弾性係止部材4の
他端部41が係止部25に係止され閉鎖状態となる。
【0014】また、前記拡径時において、第3弧状部分
3の先端に形成した突起部32によって該第3弧状部分
3が案内溝23から抜脱するのが防止され、指輪の拡径
量が制限されることで、第1,第2弧状部分1,2の連
結部分(12,22)に過大な外力が負荷されるのが防
止されると共に、過って操作部43が押圧され、指輪が
開いてしまった場合にも指輪が指から脱落し難いという
利点も有る。
【0015】尚、上記実施形態では弾性係止部材4を第
3弧状部分3の上面側(外周面側)に設ける場合を示し
たが、それらの形状を工夫することにより、第3弧状部
分3の下側面や、いずれか一方または両方の側面側に設
けることも可能である。
【0016】また、第3弧状部分3を第1弧状部分1に
回動可能に連結する代りに、第1弧状部分1と一体に形
成することも可能である。その場合、第1,第2弧状部
分1,2の連結部分(12,22)は図示例の位置より
も図3におけるやや右側、第3弧状部分3の周方向中央
部の対面付近とすることが好ましく、且つ、第3弧状部
分3の形状も、その連結部分(12,22)を中心とし
た円弧状を基調としたものとすることが好ましい。
【0017】
【発明の効果】本発明の指輪は、上述の通り、リング部
分を、夫々別体からなる第1弧状部分、第2弧状部分で
構成し、それらの一端部同士が接離可能となるように他
端部同士を回動可能に蝶着連結すると共に、第2弧状部
分の一端部には該一端部から内空部に至る袋状の案内溝
を形成する一方、前記第1弧状部分の一端部には第2弧
状部分の案内溝に挿入可能な第3弧状部分を回動可能に
蝶着連結するか若しくは一体に設けると共に、第1弧状
部分と第2弧状部分の一端部同士を接合した状態で、第
3弧状部分を案内溝内で係止する弾性係止部材を設け、
該弾性係止部材を外部から押圧し弾性変形させることに
よって係止を解除可能としたので、指輪を嵌脱する際に
は上記の拡径機構により指輪を拡開でき、指輪の嵌脱を
容易に行うことができる。従って、指輪のサイズ設定を
厳密且つ最適に行うことができ、着用感に優れた指輪を
構成できる。また、弾性係止部材の採用により充分な係
止力が得られるとともに、拡径操作も的確且つ円滑であ
る。
【0018】また、上記第1弧状部分,第2弧状部分の
一端部同士を離反させた状態で、第3弧状部分が、第2
弧状部分の案内溝から抜脱するのを防止する突起部を第
3弧状部分の先端部に設けたので、指輪の拡径時に指輪
が過度に拡開することが無く、第1,第2弧状部分の連
結部分に過大な外力が及ぶことが無い上、過って着用中
に指輪が拡開しても、指輪の脱落や紛失の危険性が小さ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施形態の指輪を拡開した状態を示す斜
視図である。
【図2】図4のA方向矢視図である。
【図3】本発明実施形態の指輪を閉鎖した状態を示す一
部切除した側面図である。
【図4】本発明実施形態の指輪の拡開状態を示す一部切
除した側面図である。
【符号の説明】
1 第1弧状部分 2 第2弧状部分 3 第3弧状部分 4 弾性係止部材 11,21,31,42 一端部 12,22,41 他端部 23 案内溝 24 入口部 25 係止部 26 両側部 32 突起部 43 操作部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング部分を、夫々別体からなる第1弧
    状部分、第2弧状部分で構成し、それらの一端部同士が
    接離可能となるように他端部同士を回動可能に蝶着連結
    すると共に、第2弧状部分の一端部には該一端部から内
    空部に至る袋状の案内溝を形成する一方、前記第1弧状
    部分の一端部には第2弧状部分の案内溝に挿入可能な第
    3弧状部分を回動可能に蝶着連結するか若しくは一体に
    設けると共に、第1弧状部分と第2弧状部分の一端部同
    士を接合した状態で、第3弧状部分を案内溝内で係止す
    る弾性係止部材を設け、該弾性係止部材を外部から押圧
    し弾性変形させることによって係止を解除可能としたこ
    とを特徴とする指輪。
  2. 【請求項2】 第1弧状部分,第2弧状部分の一端部同
    士を離反させた状態で、第3弧状部分が、第2弧状部分
    の案内溝から抜脱するのを防止する突起部を第3弧状部
    分の先端部に設けた請求項1記載の指輪。
JP11083372A 1999-03-26 1999-03-26 指 輪 Pending JP2000270911A (ja)

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