JPH0739409A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JPH0739409A
JPH0739409A JP19129293A JP19129293A JPH0739409A JP H0739409 A JPH0739409 A JP H0739409A JP 19129293 A JP19129293 A JP 19129293A JP 19129293 A JP19129293 A JP 19129293A JP H0739409 A JPH0739409 A JP H0739409A
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Akihiko Toshimitsu
昭彦 利光
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Morito Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 簡単で安全な構成であり、しかも、装着者の
動きに影響されて、クリップの係合状態が解除されるこ
とがないクリップを提供する。 【構成】 互いに後部どうしが回動自在に枢支されると
ともに先端部どうしが開閉して係合状態および解除状態
に切り替えられる一方及び他方のクリップ片1、2と、
一方及び他方のクリップ片1、2を係合状態に保持する
ロック部材3とを備え、上記ロック部材は、その後部の
裏面に対向方向に弾動する係止部7が一体に突設されて
いるとともに、その左右外側面には左右の枢支突起9が
突設され、クリップ片には窓孔10及び枢支孔8が形成
され、ロック部材の枢支突起9が枢支孔に回動自在に挿
入され、ロック部材の回動により、係合部7の先端を他
方のクリップ片2に押圧させて、クリップ片1、2を係
合状態および解除状態に切り替え動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として、乳幼児、幼
児の衣服、装身具などに採用されるクリップに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種のクリップは、衣服やエプロンな
どの吊りバンドに用いられるもので、例えば、特公昭5
6−37801号公報に所載のものが知られている。こ
こに示すクリップの構造は、互いに枢支された一対のク
リップ片と、上記クリップ片を係合状態に保持するロッ
ク部材とを備えており、両クリップ片は、ねじりコイル
スプリングで、係合を解除する方向に弾持されており、
上記ロック部材に対して吊りバンドの端部が取り付けら
れ、一方のクリップ片に対する上記ロック部材の傾きの
具合いで、上記クリップ片相互の係合状態、解除状態を
選択的に切り替えるように機能している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ク
リップの構造では、そのクリップ片で保持される衣服と
吊りバンドとの相対位置は、必ずしも安定しているもの
ではなく、特に、乳幼児、幼児のように、動きの激しい
ものが使用している場合には、吊りバンドを介してロッ
ク部材に働く力で、クリップ片に対するロック部材の姿
勢が変わると、上記スプリングの働きで、簡単に、クリ
ップが、その係合を解除してしまう欠点がある。また、
クリップは、そのクリップ片の相互に、解除状態におけ
る上記スプリングの動きを制限するために、ストッパー
手段を備えているが、上記スプリングがクリップから外
れた場合の危険があり、また、クリップ自体、部品点数
が増え、構造が複雑であるなどのデメリットが避けられ
ない。
【0004】
【発明の目的】本発明は、上記事情に基づいてなされた
もので、簡単で安全な構成であり、しかも、装着者の動
きに影響されて、クリップの係合状態が解除されること
がないクリップを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のクリ
ップでは、図示の実施例でも明らかにしているように、
互いに後部どうしが回動自在に枢支されるとともに先端
部どうしが開閉して係合状態および解除状態に切り替え
られる一方及び他方のクリップ片(1)、(2)と、一
方及び他方のクリップ片(1)、(2)を係合状態に保
持するロック部材(3)とを備え、上記ロック部材
(3)は、その後部の裏面に対向方向に弾動する左右の
弾性リーフ片(7A)、(7B)を有する係止部(7)
が一体に突設されているとともに該左右の弾性リーフ片
(7A)、(7B)の左右外側面には左右の枢支突起
(9)、(9)が一体に突設され、上記一方のクリップ
片(1)には、その板面に窓孔(10)が穿設されてい
るとともに該窓孔(10)左右の裏面には枢支孔
(8)、(8)が形成され、上記一方のクリップ片
(1)の窓孔(10)より上記ロック部材(3)の係止
部(7)が挿入された状態で上記枢支突起(9)、
(9)が上記枢支孔(8)、(8)に回動自在に挿入さ
れ、上記ロック部材(3)の回動により、その上記係合
部(7)の先端を他方のクリップ片(2)に押圧させ
て、上記一方及び他方のクリップ片(1)、(2)を係
合状態および解除状態に切り替え動作させる構成とした
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】従って、たとえ、装着したものが、激しく動い
ても、ロック部材(3)を動作するような力は、上記ロ
ック部材には掛からないから、一方及び他方のクリップ
片(1)、(2)相互の係合状態は確実に保持される。
しかも、このクリップの構造では、ロック部材(3)の
係合部(7)の弾性リーフ片(7A)、(7B)が従来
のスプリングの機能を果たすので、危険がなく、また、
全体構造も簡素化でき、部品点数も少なくできる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して具
体的に説明する。図に示す本発明のクリップは、互いに
中間部で枢支された一方及び他方のクリップ片1および
2と、一方及び他方のクリップ片1および2を係合状態
に保持するロック部材3とを備えている。これらはすべ
て合成樹脂の一体成型品であり、クリップ片相互の枢支
のために、一方のクリップ1の両側には、枢支孔4を穿
った突堤部1Aが形成されており、他方のクリップ2の
両側には、これに対向して、枢支孔4に回動自在に嵌合
する枢支ピン5を備えた突堤部2Aが形成されている。
【0008】一方及び他方のクリップ片1および2の各
前端には、互いに対向し、かつ、前後に咬み合う一列の
一方のクリップ爪1Bと二列の他方のクリップ爪2Bが
形成されており、また、一方のクリップ片1の後端に
は、ベルト6を通すスリットが形成された連結部1Cが
形成されている。ロック部材3には、その後部の裏面に
対向方向に弾動する左右の弾性リーフ片7A、7Bと中
間の補強リーフ片7Cとを櫛歯状に有する係止部7が一
体に突設されているとともに、該左右の弾性リーフ片7
A、7Bの左右外側面には左右の枢支突起9、9が一体
に突設されている。枢支突起9の先端下側には、略45
度の切欠傾斜面9A又はアール曲面が形成されている。
ロック部材3の表面には、幼児向きのキャラクターを表
示させると良い。さらに、一方のクリップ片1には、そ
の板面に窓孔10が穿設されているとともに、該窓孔1
0左右の裏面には、枢支孔8、8を穿った小突堤部1D
が形成され、一方のクリップ片1の窓孔10よりロック
部材3の係止部7が挿入された状態で上記枢支突起9、
9が上記枢支孔8、8に回動自在に挿入されている。こ
のようにして、ロック部材3は一方のクリップ片1に枢
支されている。
【0009】また、他方のクリップ片2の内面の後端側
には、ロック部材3の係合部7の先端が押圧する山なり
の後部突出部2Cが形成され、他方のクリップ片2の内
面のやや前部の左右には、ロック部材3の係合部7の先
端が押圧する前部突出部2Dが形成されている。
【0010】そして、図6に示すように、係合部7の先
端が後部突出部2Cを乗り越える際に、両側の弾性リー
フ片7A、7Bを幅方向の内側にたわませるようにし
て、枢支孔8内でこじり動作させ、上述の乗り越え動作
を可能にするとともに一方及び他方のクリップ片1およ
び2の各前端の咬み合いに弾圧力を付勢させる。
【0011】このような構成では、図3に示すように、
一方及び他方のクリップ片1および2の先端の間に、衣
服の端などを挿入し、この状態で、ロック部材3を図3
の状態から図4のように倒し、後部突出部2Cを乗り越
えるようにトッグル動作させ、これによって、衣服の端
を挟むように、それらのクリップ爪で係合することがで
きる。そして、このような状態が確保されると、以後、
着用者が動き回っても、ロック部材3に力が働くことが
なく、みだりに係合状態が解除されるおそれがない。ま
た、図4の係合状態では、図6に示すように両側の弾性
リーフ片7A、7Bが幅方向の内側に弾動してたわむこ
とになり、枢支突起9の軸線が上方に移動し、一方及び
他方のクリップ片1および2の先端の噛み合いが弾性的
に余裕があるため、挟持する衣服の端が相当厚い場合で
も有効に噛み合い挟持することができる。また、係合を
解除する際は、図3に示すように、ロック部材3を反対
方向に、すなわち、起立する方向に回動することで、係
合部7の先端が前部突出部2Dを押圧し、他方のクリッ
プ片2を開く方向に移動させる。このようにして、クリ
ップの係合を解除するのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、互いに
枢支された一方及び他方のクリップ片と、上記一方及び
他方のクリップ片を係合状態に保持するロック部材とを
備えたクリップにおいて、上記ロック部材は、上記一方
のクリップ片にその枢支部の後端側で枢支され、他方の
クリップ片の後端側に対向して係合部を備え、ロック部
材自体の枢支部を中心に回動することにより他方のクリ
ップ片に対して上記係合部を弾性的にトッグル動作し、
クリップ片相互を係合状態および解除状態に切り替える
構成としたので、たとえ、装着したものが、激しく動い
ても、ロック部材を動作するような力は、上記ロック部
材には掛からないから、クリップ片相互の係合状態は確
実に保持される。さらに、相当厚いものを挟持した場合
でも係合部の弾性により有効に挟持できる。しかも、こ
のクリップの構造では、ロック部材の係合部が従来のス
プリングの機能を果たすので、危険がなく、また、全体
構造も簡素化でき、部品点数も少なくできるという実用
上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】同じく上記実施例の分解斜視図である。
【図3】同じく、クリップの解除状態の一部縦断側面図
である。
【図4】同じく、クリップの係合状態の一部縦断側面図
である。
【図5】同じく、ロック部材の解除状態の縦断背面図で
ある。
【図6】同じく、ロック部材の係合状態の縦断背面図で
ある。
【図7】同じく、他方のクリップ片の平面図である。
【符号の説明】
1 一方のクリップ片、1A 突堤部、1B 一方
のクリップ爪、1C連結部、1D 小突堤部、2
他方のクリップ片、2A 突堤部、2B 他方のク
リップ爪、2C 後部突出部、2D 前部突出部、
3 ロック部材、4 枢支孔 5 枢支ピン 6 ベルト(紐類)7 係合部、7A,7B 弾
性リーフ片、7C 補強リーフ片、8 枢支孔、9
枢支突起、10 窓孔、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに後部どうしが回動自在に枢支され
    るとともに先端部どうしが開閉して係合状態および解除
    状態に切り替えられる一方及び他方のクリップ片
    (1)、(2)と、一方及び他方のクリップ片(1)、
    (2)を係合状態に保持するロック部材(3)とを備
    え、上記ロック部材(3)は、その後部の裏面に対向方
    向に弾動する左右の弾性リーフ片(7A)、(7B)を
    有する係止部(7)が一体に突設されているとともに該
    左右の弾性リーフ片(7A)、(7B)の左右外側面に
    は左右の枢支突起(9)、(9)が一体に突設され、上
    記一方のクリップ片(1)には、その板面に窓孔(1
    0)が穿設されているとともに該窓孔(10)左右の裏
    面には枢支孔(8)、(8)が形成され、上記一方のク
    リップ片(1)の窓孔(10)より上記ロック部材
    (3)の係止部(7)が挿入された状態で上記枢支突起
    (9)、(9)が上記枢支孔(8)、(8)に回動自在
    に挿入され、上記ロック部材(3)の回動により、その
    上記係合部(7)の先端を他方のクリップ片(2)に押
    圧させて、上記一方及び他方のクリップ片(1)、
    (2)を係合状態および解除状態に切り替え動作させる
    構成としたことを特徴とするクリップ。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100332019B1 (ko) * 1999-05-21 2002-04-10 이종관 휴대폰 분실 방지용 클립
KR100449314B1 (ko) * 2000-06-07 2004-09-18 퍼스트 크리에이트 코포레이션 리미티드 플라스틱 집게
JP2006230728A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Yasuhisa Seo 留め具
JP2006320616A (ja) * 2005-05-20 2006-11-30 Wako Co Ltd 留め具
JP2008261464A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Osaka Clip:Kk クリップ
KR20230037263A (ko) * 2021-09-09 2023-03-16 강철 악세사리 장착형 집게핀

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