JP7192082B2 - ホルダ付玩具 - Google Patents

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Description

本発明は、玩具を他のものに取付ける際に用いられる玩具用ホルダ及びホルダ付玩具に関する。
従来、携帯品を衣類等に固定するのにホルダが用いられている。例えば、特許文献1に記載されたホルダは、ホルダをベルトなどの衣類に装着するためのベルト装着部材と、携帯電話等の携帯品を着脱可能な携帯品支持部材とを有している。そして、このベルト装着部材は、ベルトを挿入する取付開口部分が弾性変形して開口可能であると共に、ベルトが挿入された後でベルトから抜け落ちないように取付開口部分を閉じる折り返し片が設けられた構造を有している。
登録実用新案第3059010号公報
特許文献1に記載されたホルダにおいては、ホルダを衣類から着脱する際に、折り返し片の外側に突設された突片を適宜方向に押す操作をすることで取付開口部分を開いてベルトをベルト装着部から出し入れする。しかしながら、例えば、子供や幼児のような手指の力の弱い使用者には、取付開口部分を開きながらベルトを出し入れする2つの作業を同時に行うことは困難である。また、幼児のようにベルトを着用しない使用者にとっては、ホルダを直接ズボンに取り付けることになるが、この場合、取り付ける部分が布で柔らかいだけでなく、操作する突片がズボンの内面側に位置することになるため、ホルダの取り外しのために突片を操作することはズボンを着用したままでは極めて困難な操作となる。
また、特許文献1に記載されたホルダにおいて、衣類に対するホルダの固定強度を高めるには、ベルトを囲む前板と後板とを含むベルト装着部材の剛性を高めることになるが、剛性を高めると、衣類に対するホルダの着脱操作時の開き操作がし難くなる問題を有している。
本発明は、衣類に取付け取り外しが比較的容易にできると共に、保持が比較的確実にできる玩具用ホルダ及びホルダ付玩具を提供することを目的とする。
本発明に係る玩具用ホルダは、衣類に取付けられる衣類取付部と、玩具を着脱可能に保持する玩具保持部と、を備え、前記衣類取付部は、第1壁と、前記第1壁との間に前記衣類が挿入される隙間をあけて配置された第2壁と、前記第1壁に揺動可能に軸支されており、揺動に応じて、前記隙間への前記衣類の挿入方向及び前記第1壁と前記第2壁との対向方向に前記隙間の内側で移動される突起を有する固定操作部と、を含み、前記固定操作部は、前記突起と前記第2壁との間で前記衣類を挟持する第1固定位置と、前記突起が前記第1固定位置よりも前記隙間の挿入開口側に配置される第2固定位置とに揺動可能であり、前記第2固定位置における前記突起の先端部と前記第2壁との対向間隔は、前記第1固定位置における前記突起の先端部と前記第2壁との対向間隔より小さいことを特徴とする。
また、本発明に係る玩具用ホルダにおいては、前記固定操作部は、前記突起が前記第1固定位置よりも前記挿入方向の奥側に配置される開放位置に揺動可能であり、前記開放位置における前記突起の先端部と前記第2壁との対向間隔は、前記第1固定位置における前記突起の先端部と前記第2壁との対向間隔より大きくてもよい。
また、本発明に係る玩具用ホルダにおいては、前記固定操作部は、前記第1壁を挟んで前記第2壁とは反対側に配置される操作ツマミをさらに有し、前記操作ツマミは、前記第2固定位置において、前記第1壁に当接するように構成されてもよい。
また、本発明に係る玩具用ホルダにおいては、前記突起の先端部には、粗面加工が施されていてもよい。
また、本発明に係る玩具用ホルダにおいては、前記玩具が前記玩具保持部に対して前記挿入方向に沿って着脱される構成でもよい。
また、本発明に係るホルダ付玩具は、玩具と、衣類に取付けられる衣類取付部及び前記玩具を着脱可能に保持する玩具保持部を有するホルダと、を備え前記衣類取付部は、第1壁と、前記第1壁との間に前記衣類が挿入される隙間をあけて配置された第2壁と、前記第1壁に揺動可能に軸支されており、揺動に応じて、前記隙間への前記衣類の挿入方向及び前記第1壁と前記第2壁との対向方向に前記隙間の内側で移動される突起を有する固定操作部と、を含み、前記固定操作部は、前記突起と前記第2壁との間で前記衣類を挟持する第1固定位置と、前記突起が前記第1固定位置よりも前記隙間の挿入開口側に配置される第2固定位置とに揺動可能であり、前記第2固定位置における前記突起の先端部と前記第2壁との対向間隔は、前記第1固定位置における前記突起の先端部と前記第2壁との対向間隔より小さくなされ、前記玩具は、前記玩具保持部に、前記第1壁を挟んで前記第2壁とは反対側に保持され、前記固定操作部は、揺動操作をする操作ツマミが、前記第1壁と前記玩具本体との間で揺動位置規制されることを特徴とする。また、本発明に係るホルダ付き玩具は、玩具と、衣類に取付けられる衣類取付部及び前記玩具を着脱可能に保持する玩具保持部を有する玩具用ホルダと、を備え前記衣類取付部は、第1壁と、前記第1壁との間に前記衣類が挿入される隙間をあけて配置された第2壁と、前記第1壁に揺動可能に軸支されており、操作ツマミと当該操作ツマミの一端側に設けられた突起を有する固定操作部と、を含み、前記衣類取付部は、前記固定操作部の前記操作ツマミの揺動操作により、前記第1壁と前記第2壁との間に挿入された前記衣類が前記突起と前記第2壁との間で挟持されることで前記衣類に取り付けられ、前記玩具保持部は、前記第1壁において前記第2壁とは反対側に設けられ、前記固定操作部の前記操作ツマミは、前記玩具保持部に前記玩具が保持されているとき前記第1壁と前記玩具保持部に保持されている玩具との間に位置することを特徴とする。また、本発明に係るホルダ付き玩具において、前記玩具は前記玩具保持部に対して前記衣類の前記第1壁と前記第2壁の間への挿入方向に沿って着脱されるようにしてもよい。

本発明によれば、比較的取付け易く、且つ比較的外れ難い玩具用ホルダ及びホルダ付玩具を提供することができる。
本発明の実施形態を説明するための、玩具用ホルダの一例における玩具及び玩具用ホルダの分解斜視図である。 図1の玩具用ホルダの分解斜視図である。 図2に示す玩具用ホルダにおける操作ツマミの動作を示すための概略側面である。 図2に示す玩具用ホルダの操作の一例を示す概略側面である。 本発明の実施形態を説明するための、ホルダ付玩具の一例における概略側面図である。 図5に示すホルダ付玩具の操作の一例を示す概略側面図である。
図1は、本発明の実施形態の一例における玩具及び玩具用ホルダの分解斜視図であり、図2は、玩具用ホルダの分解斜視図、図3は、玩具用ホルダにおける操作ツマミの動作を示すための概略側面、図4は、玩具用ホルダの操作の一例を示す概略側面である。
玩具用ホルダ20は、玩具10を、衣類30に取付けることができる構造を有している。すなわち、図1に示すように、玩具用ホルダ20は、大きく分けて、衣類30で、例えば、子供のズボン等の上縁部30uに取付けられる衣類取付部20aと、玩具10を着脱可能に保持する玩具保持部20bと、を備えている。
衣類取付部20aは、第1壁21と、この第1壁21との間に衣類30が挿入される隙間Sをあけて配置された第2壁22と、を有し、一端側(図示において上側)が連結され、他端側(図示において下側)が挿入開口20amを形成する側面視でU字形状に構成された板状部材である。また、第1壁21には、後述する固定操作部23及び玩具保持部20bが設けられている。
固定操作部23は、図2に示すように、第1壁21を挟んで第2壁22とは反対側に配置される板状の操作ツマミ23aと、この操作ツマミ23aの一端側(図示において下端側)において該操作ツマミ23aの厚み方向(側面視で操作ツマミ23aが延出した方向に直交する方向)に突出する突起23bとを有している。また、固定操作部23は、突起23bの基部を該固定操作部23の幅方向に貫通する貫通孔23hを備えており、この貫通孔23hを貫通する支持軸28によって第1壁21に揺動可能に軸支される。詳細には、固定操作部23は、突起23bが第1壁21に設けられた矩形状の開口20h内に配置されるが、この開口20hの左右両側で第1壁21の肉厚部20sbに形成された軸孔20shを貫通する支持軸28によって揺動可能に軸支される。
このように、固定操作部23が第1壁21に揺動可能に軸支されることで、突起23bの先端部23btは、揺動操作によって、隙間Sにおいて、衣類30の挿入方向(図2においてY方向)に移動したり、第1壁21と第2壁22との対向方向(図2においてX方向)に移動される(図3参照)。
玩具保持部20bは、第1壁21において、第2壁22とは反対側に立設された一対の突設壁24,24にて構成されている。この突設壁24,24は、例えば、開口20hを左右方向(第1壁21の幅方向)で挟む位置に平行に向き合うように上下方向に延びる縦壁部24a,24aと、この縦壁部24a,24aの立設先端部分からそれぞれ左右方向外側(開口20hから離れる方向)に向かって第1壁21と平行に延びる横壁部24b,24bと、からなる横断面L字形状を有している。また、横壁部24b,24bには、上下方向の略中断部分に、該横壁部24b,24bの左右への突出幅を小さくする係止凹部24k,24kが設けられている。
一方、図1に戻って、玩具10の玩具本体11の側面には、前掲の玩具保持部20bと上下方向のスライド動作によって嵌合する保持部係合部12が設けられている。この保持部係合部12は、玩具本体11の側面に突設された突出基部11b上に上下方向に沿って設けられた一対の対向壁12w,12w及び対向壁12wの上端側に突設された上端壁12uを有している。
この一対の対向壁12w,12wは、玩具保持部20bの突設壁24,24の横壁部24b,24bの先端面24btの外側に対面する縦壁12aと、横壁部24b,24bの内側面24bb(図3参照)に対面する横壁12bと、からなる横断面L字形状を有している。したがって、保持部係合部12は、玩具保持部20bの横壁部24b,24bを対向壁12w,12wの内側に嵌め込むようにして係合される。
また、縦壁12a,12a夫々には、その上下方向の略中段部分に互いに向き合うように係止突起12d,12dが突設されている。この係止突起12d,12dは、玩具保持部20bとの嵌合時に、前掲の係止凹部24k,24kと嵌合することで、玩具10と玩具用ホルダ20の組み立て状態を維持する。また、上端壁12uは、玩具保持部20bの上端部20buと当接して、該玩具保持部20bの挿入位置を制限する。
このように構成された保持部係合部12と玩具保持部20bとの嵌合構造によって、玩具10は、衣類取付部20aに対する衣類30の挿入方向(図2にける矢印Y方向)と同じ方向に沿って着脱される。
固定操作部23は、前掲の如く支持軸28を支点にして揺動することができるが、衣類30を挟持しない所謂開放位置(図3(A)参照)と、衣類30を挟持する固定位置(図3(B)及び(C)参照)との間を揺動操作可能である。以下、図3を参照して、固定操作部23の動作について説明する。
図3(A)に示すように、固定操作部23の操作ツマミ23aの先端が第1壁21から大きく離れる方向に揺動(図3において矢印E方向の回転)された開放位置においては、突起23bは、その先端部23btが衣類30の挿入方向Yの奥側、すなわち、支持軸28よりも図中上側に位置している。したがって、この開放位置における突起23bの先端部23btと第2壁22との対向間隔L0(図示では先端部23btが第1壁21の外側に後退しているので、実際には突起23bの基部との間隔L0)は、第1固定位置(図3(B)参照)における突起23bの先端部23btと第2壁22との対向間隔L1より大きい。この結果、開放位置においては、衣類30が挿入される隙間Sは大きく、衣類30の挿入し易い状態となっている。
次に、衣類30を挟持する固定位置は、第1固定位置及び第2固定位置の二つの位置がある。
初めに、第1固定位置について説明すると、図3(B)に示すように、固定操作部23の操作ツマミ23aが図中上方に起こされる方向に揺動(図3において矢印E1方向の回転)され、突起23bの先端部23btと第2壁22との間に衣類30を挟持可能な状態である。
次に、第2固定位置は、図3(C)に示すように、操作ツマミ23aが第1固定位置から更に立上る(操作ツマミ23aの先端が第1壁21に更に接近する)方向に揺動(図3において矢印E2方向の回転)する。そして、操作ツマミ23aは、この第2固定位置において、第1壁21に当接する。この第2固定位置において、突起23bの隙間S内の位置は、第1固定位置の時よりも挿入開口20am側(図中において下側)に位置している。したがって、第2固定位置における突起23bの先端部23btと第2壁22との対向間隔L2は、第1固定位置における突起23bの先端部23btと第2壁22との対向間隔L1より小さくなっている。
このように構成されていると、衣類30が挟持された状態(図3(B)の状態)において、例えば、衣類30に、衣類30が衣類取付部20aから抜ける方向(図3(C)の矢印f方向)の力が作用したときに、または、衣類取付部20aに、衣類取付部20aが衣類20から外れる方向(図3(C)の矢印f方向と反対の方向)の力が作用したときに突起23bの先端部23btが衣類30に引き摺られて挿入開口20am側に移動することができ、衣類30の挟持力をさらに強くできる。
また、本実施形態においては、突起23bの先端部23btには、粗面加工が施されており、衣類30との係合をより確実にできるように構成されている。
玩具用ホルダ20の使用形態の一例について、図4を参照して説明する。
先ず、玩具用ホルダ20の衣類取付部20aに衣類30を挿入するとき、例えば、図4(A)に示すように、操作ツマミ23aが上方に立上った状態で衣類30を挿入すると、衣類30の上縁部30uが突起23bの先端部23btに当り該先端部23btを上方に押すことで、先端部23btが上方に逃げるよう揺動する。これにより、突起23bと第2壁22との間隔が広くされて、衣類30の上縁部30uが衣類取付部20aの奥まで押し込まれる(図4(B)の状態)。
その後、操作ツマミ23aを上方に立上るように起こして固定操作部23を固定位置に揺動する(図4(C)の状態)。これにより、突起23bの先端部23btが衣類30に食い込むようにして突起23bと第2壁22との間に衣類30を固定する。ここで、操作ツマミ23aの固定位置は、前掲の第1固定位置或いは第2固定位置の何れでもよい。
このように玩具用ホルダ20が衣類30に固定された状態で、図4(D)に示すように、玩具保持部20bの上端側から玩具10の保持部係合部12を嵌め込んで、下方に向ってスライドさせる。そして、この玩具10のスライド移動を行うと、玩具10の保持部係合部12の上端壁12u(図1参照)が玩具保持部20bの上端部20buに当接してスライドが停止される。このスライドの停止と同時に係止突起12dと係止凹部24kとが嵌合し、玩具10が衣類30に固定される。
ここで、図4を用いた操作説明においては、操作ツマミ23aが第1壁21側に沿うように立上った状態を、取付操作初期状態としたが、操作ツマミ23aは、操作者が操作ツマミ23aを第1壁21から離れるように開いた状態(図3(A)の状態)に操作してもよく、更には、操作ツマミ23aが、その重みで第1壁21から離れるように開いた状態でもよい。
ホルダ付玩具1の使用形態の一例について、図5を参照して説明する。
ホルダ付玩具1は、図5に示すように、玩具10と玩具用ホルダ20とが組み立てられた状態のものである。すなわち、玩具10の保持部係合部12と玩具用ホルダ20の玩具保持部20bとが嵌合した状態である。したがって、固定操作部23は、その操作ツマミ23aが、第1壁21と玩具本体11との間に位置され、保持部係合部12の上端壁12uと第1壁21との間隔内でのみ揺動することができる状態、すなわち、揺動範囲が規制された状態となっている。
ホルダ付玩具1の使用形態の一例について、図6を参照して説明する。
ここでは、ホルダ付玩具1が衣類取付部20aを介して衣類30に取付けられた状態において、玩具10を玩具用ホルダ20から取り外す場合について説明する。
先ず、図6(A)に示すように、ホルダ付玩具1は、衣類取付部20aを介して衣類30(ズボン等)の上縁部30uに対して、上方から差し込むようにして取付けられている。この状態においては、ホルダ付玩具1は、固定操作部23の突起23bの先端部23btが衣類30を第2壁22との間に挟み込んで該衣類30に係止されている。
そして、玩具10のみを取り外すときは、図6(B)に示すように、玩具本体11を把持して上方(矢印U方向)へ引き上げるように力を加える。この引き上げる力によって、保持部係合部12の係止突起12dと横壁部24bの係止凹部24kとの係合が外れ、保持部係合部12が玩具保持部20bから上方に離れるようにスライドすると同時に、突起23bの先端部23btが衣類30に引きずられて下方(矢印D方向)に向って引っ張られる。すなわち、玩具10が上方に引き上げられた際に、玩具用ホルダ20も上方に引かれることで、衣類30が隙間Sから下方に抜けるように動く。この動きによって、突起23bの先端部23btが衣類30との摩擦で下方に引っ張られて若干回転(矢印E2方向)し、先端部23btと第2壁22の間隔が狭まる(図3(C)参照)。
この結果、衣類30と玩具用ホルダ20の間の固定力が強まり、該玩具用ホルダ20がしっかり固定された状態で玩具10が上方に引き抜かれることとなる。また、この引抜操作の時は、操作ツマミ23aは、保持部係合部12によって開く方向(反時計回り方向)への回動が位置規制されると共に、第1壁21によって、第2固定位置を超えて更に回動する方向(時計回りの方向)への移動は阻止されている。
以上述べたように、本実施形態においては、衣類30が第1壁21と第2壁22との隙間Sから抜ける場合に、第2壁22との間で衣類30を挟持している突起23bは衣類30に引きずられて隙間Sの挿入開口20am側に移動され、突起23bと第2壁22との対向間隔が小さくなる。この結果、衣類30が突起23bと第2壁22との間でより強く挟持されることとなり、衣類30に対する玩具用ホルダ20の固定強度が高まる。これにより、指先が器用に動かない子供や幼児でも取付け易く、また、取り外し時においては粗暴な取扱いをしても外れ難い玩具用ホルダ20を提供できる。
また、本実施形態においては、外した玩具本体11を再び玩具用ホルダ20に取り付けようとしたとき、玩具本体11に押されて玩具用ホルダ20は衣類30に対して下方へ移動しようとするので、突起23bの先端部23btは衣類30に引きずられて上方に逃げるように揺動しようとするが、固定操作部23において、揺動操作をする操作ツマミ23aが、第1壁21と玩具本体11との間で揺動位置が位置規制されるので、突起23bも位置規制され、突起23bと第2壁22との間隔が所定範囲に維持されるので、衣類取付部20aの固定強度が維持される。この結果、外した玩具本体11を再び玩具用ホルダ20に取り付けるときにおける、玩具用ホルダ20の取付け位置の位置ずれや傾きを抑制できる。
また、本実施形態においては、固定操作部23の突起23bの先端部23btと、第2壁22と、により構成される衣類30の挿入される隙間Sは、この固定操作部23の操作によって大きくできるので、玩具用ホルダ20を衣類30に取付けるときの操作性をよくできる。
また、本実施形態においては、操作ツマミ23aは、第2固定位置において、第1壁21に当接するように設けられているので、玩具10が粗暴に取り外されるなどして固定操作部23の突起23bに過大な力が作用した場合にも、第2固定位置を越えた固定操作部23の揺動を阻止できる。したがって、固定操作部23が第2固定位置を越えて揺動されると、突起23bの先端部23btと第2壁22との対向間隔が再び拡大し、衣類30に対する衣類取付部20aの固定強度が低下するが、第2固定位置を越える揺動が阻止されることによって衣類取付部20aの固定強度は維持される。
また、本実施形態においては、突起23bの先端部23btは、粗面加工が施されているので、衣類30と接触した状態で引っ張られたとき、突起23bの動作が容易になる。この結果、固定操作部23が第1固定位置の状態で玩具用ホルダ20を無理やり取り外そうとしたときに、突起23bの先端部23btが衣類30の移動方向に引き込まれて、衣類30を更に強く当接する第2固定位置に移動する動作がより容易である。
また、本実施形態においては、外された玩具本体11を再び玩具用ホルダ20に取り付けようとしたとき、玩具本体11に押されて玩具用ホルダ20は衣類30に対して下方へ移動しようとするので、突起23bの先端部23btは衣類30に引きずられて上方に逃げるように揺動しようとするが、固定操作部23において、揺動操作をする操作ツマミ23aが、第1壁21と玩具本体11との間で揺動位置が位置規制されるので、突起23bも位置規制され、突起23bと第2壁22との間隔が所定範囲に維持されるので、衣類取付部20aの固定強度が維持される。この結果、外した玩具本体11を再び玩具用ホルダ20に取り付けるときにおける、玩具用ホルダ20の取付け位置の位置ずれや傾きを抑制できる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は前掲の実施形態に限定されるものではなく種々変更することができる。例えば、前掲の実施形態においては、固定操作部23の操作ツマミ23aと突起23bとの側面視での延出方向は、直交する方向であるが、操作ツマミ23aの延出方向等によって適宜角度に設定することができる。また、突起23の形状においても、図示の形状に何ら制限されるものではない。
1 ホルダ付玩具
10 玩具
11 玩具本体
12 保持部係合部
20 玩具用ホルダ
20a 衣類取付部
20am 挿入開口
20b 玩具保持部
21 第1壁
22 第2壁
23 固定操作部
23a 操作ツマミ
23b 突起
23bt 先端部
24 突設壁
30 衣類
S 隙間

Claims (2)

  1. 玩具と、
    衣類に取付けられる衣類取付部及び前記玩具を着脱可能に保持する玩具保持部を有する玩具用ホルダと、
    を備え
    前記衣類取付部は、
    第1壁と、
    前記第1壁との間に前記衣類が挿入される隙間をあけて配置された第2壁と
    前記第1壁に揺動可能に軸支されており、操作ツマミと当該操作ツマミの一端側に設けられた突起を有する固定操作部と、
    を含み、
    前記衣類取付部は、前記固定操作部の前記操作ツマミの揺動操作により、前記第1壁と前記第2壁との間に挿入された前記衣類が前記突起と前記第2壁との間で挟持されることで前記衣類に取り付けられ、
    記玩具保持部、前記第1壁において前記第2壁とは反対側に設けられ、
    前記固定操作部の前記操作ツマミは、前記玩具保持部に前記玩具が保持されているとき前記第1壁と前記玩具保持部に保持されている具との間に位置するホルダ付玩具。
  2. 請求項1に記載のホルダ付玩具であって、
    前記玩具は前記玩具保持部に対して前記衣類の前記第1壁と前記第2壁の間への挿入方向に沿って着脱されるホルダ付玩具。
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